図面 (/)

技術 蒸気排出ユニット、該ユニットを備えた収納棚およびシステムキッチン

出願人 クリナップ株式会社東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社金澤工業株式会社
発明者 濱田淳藤木精一郎下村誠郎久米清司
出願日 2000年9月8日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2000-273174
公開日 2002年3月22日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-081710
状態 特許登録済
技術分野 換気3 空気流制御部材 家具の組合わせ、厨房家具家具の引き出し
主要キーワード 仕切り空間 電気保温ポット 連通ダクト 蒸気吸込口 間口寸法 通気ダクト 電気工事 蒸気排出ユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年3月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

並列収納した背の高さの異なる複数の機器から発生する蒸気を効率的に排出することのできる蒸気排出ユニット

解決手段

蒸気を外部へ排出する蒸気排出ユニット(1)。蒸気を吸い込むための第1の蒸気吸込口(3)と、この第1の蒸気吸込口とは実質的に異なる高さ位置に設けられた第2の蒸気吸込口(4)と、蒸気を外部へ排出するための排気口(5)と、第1の蒸気吸込口および第2の蒸気吸込口と排気口との間に設けられた連通ダクト(6)と、この連通ダクトの経路中に設けられたファンモータ(7)とを備えている。

概要

背景

従来、炊飯器電気保温ポットなどを収納して加熱時に発生する蒸気を外部へ排出する装置として、たとえば特開平10−115445号公報に開示された装置が知られている。

概要

並列に収納した背の高さの異なる複数の機器から発生する蒸気を効率的に排出することのできる蒸気排出ユニット

蒸気を外部へ排出する蒸気排出ユニット(1)。蒸気を吸い込むための第1の蒸気吸込口(3)と、この第1の蒸気吸込口とは実質的に異なる高さ位置に設けられた第2の蒸気吸込口(4)と、蒸気を外部へ排出するための排気口(5)と、第1の蒸気吸込口および第2の蒸気吸込口と排気口との間に設けられた連通ダクト(6)と、この連通ダクトの経路中に設けられたファンモータ(7)とを備えている。

目的

本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、並列に収納した背の高さの異なる複数の機器から発生する蒸気を効率的に排出することのできる、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。また、ファン回転音漏れにくい構造を有する、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。

さらに、機器を収納する仕切り空間天井面に特別な仕上げを必要とすることのない、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。また、構造が簡素で、間口寸法の異なる仕切り空間に対しても同一の構造形態を適用し易い、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。さらに、蒸気排出のための作動部の取付けおよび取外しが容易で、メンテナンスがし易い、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

蒸気を外部へ排出する蒸気排出ユニットにおいて、蒸気を吸い込むための第1の蒸気吸込口と、該第1の蒸気吸込口とは実質的に異なる高さ位置に設けられた第2の蒸気吸込口と、蒸気を外部へ排出するための排気口と、前記第1の蒸気吸込口および前記第2の蒸気吸込口と前記排気口との間に設けられた連通ダクトと、該連通ダクトの経路中に設けられたファンモータとを備えていることを特徴とする蒸気排出ユニット。

請求項2

比較的薄い薄段部と比較的厚い厚段部とを有する全体的に段形状のケーシングを備え、前記薄段部には、前記第1の蒸気吸込口が設けられ、前記厚段部には、前記第2の蒸気吸込口、前記ファンモータおよび前記排気口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蒸気排出ユニット。

請求項3

蒸気を発生する機器収納するための仕切り空間を有する収納棚において、前記仕切り空間の上部には、前記機器の発生する蒸気を吸い込んで外部へ排出するための蒸気排出ユニットが着脱自在に取り付けられていることを特徴とする収納棚。

請求項4

前記仕切り空間の下部には、前記機器を載置するための載置棚が設けられ、前記載置棚は、前記仕切り空間から引き出し自在に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の収納棚。

請求項5

前記蒸気排出ユニットは、請求項1または2に記載の蒸気排出ユニットであり、前記第1の蒸気吸込口の下方に比較的背の高い機器が収納され、前記第2の蒸気吸込口の下方に比較的背の低い機器が収納されることを特徴とする請求項3または4に記載の収納棚。

請求項6

請求項3乃至5のいずれか1項に記載の収納棚を備えていることを特徴とするシステムキッチン

技術分野

0001

本発明は、蒸気排出ユニット、該ユニットを備えた収納棚およびシステムキッチンに関する。さらに詳細には、炊飯器電気保温ポットなどを収納する蒸気排出ユニット付き収納棚に関するものである。

背景技術

0002

従来、炊飯器や電気保温ポットなどを収納して加熱時に発生する蒸気を外部へ排出する装置として、たとえば特開平10−115445号公報に開示された装置が知られている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上述の公報の図1に示された従来の装置では、横長のファンがほぼ露出状態に取り付けられているため、作動時に回転音漏れてうるさいという不都合があった。また、ファンの長さと収納空間間口寸法とを調整する必要があるので、長さの異なるファンを複数種類用意するか、間口寸法を限定して商品化しなければならないという不都合があった。さらに、蒸気が天井面に沿って外部へ排出されるため、天井面に結露かびが発生し易い。

0004

一方、上述の公報の図5に示された従来の装置では、構造自体が非常に複雑であるという不都合があった。また、炊飯器専用の装置としての構造であるため、たとえば一般の収納棚やシステムキッチンの収納棚などに組み込むことが困難であり、汎用性に乏しいという不都合があった。さらに、工場組立完成して出庫する構造であるため、在庫輸送のためのスペースが必要であるという不都合があった。

0005

また、電気保温ポットやコーヒーメーカーなどの機器を炊飯器と並列に収納することができないという不都合があった。さらに、システムキッチンの収納棚の間口寸法は60cm、75cmおよび90cmが想定されるが、間口寸法の大きい収納棚には図5と同一の構造を適用することが困難であるという不都合があった。また、蒸気排出のための作動部が故障した場合に、蒸気排出部だけを取り外してメンテナンスを行うことができないという不都合があった。

0006

本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、並列に収納した背の高さの異なる複数の機器から発生する蒸気を効率的に排出することのできる、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。また、ファンの回転音が漏れにくい構造を有する、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。

0007

さらに、機器を収納する仕切り空間の天井面に特別な仕上げを必要とすることのない、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。また、構造が簡素で、間口寸法の異なる仕切り空間に対しても同一の構造形態を適用し易い、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。さらに、蒸気排出のための作動部の取付けおよび取外しが容易で、メンテナンスがし易い、蒸気排出ユニットおよび該ユニットを備えた収納棚並びにシステムキッチンを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決するために、本発明の第1発明では、蒸気を外部へ排出する蒸気排出ユニットにおいて、蒸気を吸い込むための第1の蒸気吸込口と、該第1の蒸気吸込口とは実質的に異なる高さ位置に設けられた第2の蒸気吸込口と、蒸気を外部へ排出するための排気口と、前記第1の蒸気吸込口および前記第2の蒸気吸込口と前記排気口との間に設けられた連通ダクトと、該連通ダクトの経路中に設けられたファンモータとを備えていることを特徴とする蒸気排出ユニットを提供する。

0009

第1発明の好ましい態様によれば、比較的薄い薄段部と比較的厚い厚段部とを有する全体的に段形状のケーシングを備え、前記薄段部には、前記第1の蒸気吸込口が設けられ、前記厚段部には、前記第2の蒸気吸込口、前記ファンモータおよび前記排気口が設けられている。

0010

本発明の第2発明では、蒸気を発生する機器を収納するための仕切り空間を有する収納棚において、前記仕切り空間の上部には、前記機器の発生する蒸気を吸い込んで外部へ排出するための蒸気排出ユニットが着脱自在に取り付けられていることを特徴とする収納棚を提供する。

0011

第2発明の好ましい態様によれば、前記仕切り空間の下部には、前記機器を載置するための載置棚が設けられ、前記載置棚は、前記仕切り空間から引き出し自在に構成されている。また、前記蒸気排出ユニットは、第1発明の蒸気排出ユニットであり、前記第1の蒸気吸込口の下方に比較的背の高い機器が収納され、前記第2の蒸気吸込口の下方に比較的背の低い機器が収納されることが好ましい。

0012

本発明の第3発明では、第2発明の収納棚を備えていることを特徴とするシステムキッチンを提供する。

発明を実施するための最良の形態

0013

本発明の蒸気排出ユニットでは、第1の蒸気吸込口と第2の蒸気吸込口とが、実質的に異なる高さ位置に設けられている。具体的には、比較的薄い薄段部と比較的厚い厚段部とを有する全体的に段形状のケーシングを備え、薄段部には第1の蒸気吸込口が設けられ、厚段部には第2の蒸気吸込口とファンモータと排気口とが設けられている。

0014

本発明の蒸気排出ユニットは、蒸気を発生する機器を収納するための仕切り空間を有する収納棚において、仕切り空間の上部に取り付けられる。そして、薄段部に設けられた第1の蒸気吸込口の下方には、たとえば電気保温ポットのような比較的背の高い機器が収納される。また、厚段部に設けられた第2の蒸気吸込口の下方には、たとえば炊飯器のような比較的背の低い機器が収納される。

0015

こうして、本発明の蒸気排出ユニットを備えた収納棚では、並列に収納した背の高さの異なる複数の機器から発生する蒸気を効率的に排出することができる。また、ファンモータがケーシングによって包囲されているので、ファンの回転音が外部に漏れにくい構造となっている。さらに、機器を収納する仕切り空間の上部に蒸気排出ユニットが取り付けられるので、天井面に結露やかびが発生しにくい。

0016

また、本発明の別の局面によれば、蒸気を発生する機器を収納するための仕切り空間を有する収納棚において、蒸気排出ユニットが仕切り空間の上部に着脱自在に取り付けられている。この構成により、蒸気排出のための作動部である蒸気排出ユニットの取付けおよび取外しが容易になり、メンテナンスがし易い。また、本発明では、構造が全体的に非常に簡素であり、間口寸法の異なる仕切り空間に対しても同一の構造形態を適用し易い。

0017

なお、仕切り空間の下部には機器を載置するための載置棚が設けられ、この載置棚が仕切り空間から引き出し自在に構成されていることが好ましい。この構成により、炊飯器や電気保温ポットなどを収納棚の仕切り空間に収納し易くなる。ところで、上述の収納棚は、たとえばシステムキッチンの一部を構成する収納棚であってもよいし、システムキッチンに組み込まれた収納棚であってもよいし、システムキッチンとは独立した一般的な収納棚であってもよい。

0018

本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる蒸気排出ユニットの外観を概略的に示す斜視図である。また、図2は、図1の蒸気排出ユニットの内部構成を部分的に示す斜視図である。さらに、図3は、図1の蒸気排出ユニットの内部構成を概略的に示す図である。

0019

図1および図2を参照すると、本実施形態の蒸気排出ユニット1は、比較的薄い薄段部2aと、比較的厚い厚段部2bとを有する、全体的に段形状のケーシング2を備えている。そして、薄段部2aの下面には、第1の蒸気吸込口3が設けられている。また、厚段部2bの下面には、第2の蒸気吸込口4が設けられている。さらに、厚段部2bの側面には、蒸気を外部へ排出するための排気口5が設けられている。

0020

また、図2および図3を参照すると、薄段部2aおよび厚段部2bの内部には、第1の蒸気吸込口3および第2の蒸気吸込口4と排気口5とを結ぶ連通ダクト6が設けられている。そして、厚段部2bの内部において連通ダクト6の経路中にはファンモータ7が設けられている。したがって、図3において矢印で示すように、ファンモータ7の作用により第1の蒸気吸込口3および第2の蒸気吸込口4を介して吸い込まれた蒸気は、連通ダクト6を介して移送され、排気口5から外部へ排出される。

0021

図4は、本実施形態の蒸気排出ユニットを備えた収納棚の構成を概略的に示す図である。また、図5は、図4の収納棚において仕切り空間から載置棚を引き出した状態を示す斜視図である。図4に示すように、本実施形態の収納棚11は、加熱時に蒸気を発生する機器として、たとえば炊飯器12および電気保温ポット13を並列に収納するための仕切り空間14を有する。

0022

仕切り空間14の上部には、炊飯器12および電気保温ポット13の発生する蒸気を吸い込んで外部へ排出するための蒸気排出ユニット1が着脱自在に取り付けられている。また、仕切り空間14の下部には、炊飯器12および電気保温ポット13を載置するための載置棚15が設けられている。この載置棚15は、図5に示すように、仕切り空間14から引き出し自在に構成されている。

0023

ここで、蒸気排出ユニット1の薄段部2aに設けられた第1の蒸気吸込口3の下方には、電気保温ポット13が収納されている。また、厚段部2bに設けられた第2の蒸気吸込口4の下方には、炊飯器12が収納されている。換言すると、第1の蒸気吸込口3の設定位置が第2の蒸気吸込口4の設定位置よりも高いため、第1の蒸気吸込口3の下方に比較的背の高い機器を収納し、第2の蒸気吸込口4の下方に比較的背の低い機器を収納することができる。

0024

図6は、本実施形態の収納棚において仕切り空間の上部に蒸気排出ユニットを着脱自在に取り付ける方法を説明する図である。本実施形態では、図6(a)に示すように、収納棚本体11と蒸気排出ユニット1とが、別体として現場へ出荷される。現場では、図6(b)に示すように、収納棚本体11の仕切り空間14を構成する一対の側板61の上部に、案内レール62を水平方向にそれぞれ取り付ける。なお、案内レール62の側板61への取付けに際して、たとえばビス63のような締結手段を用いることができる。

0025

次いで、両側の側板61に取り付けられた一対の案内レール62に載置するように、蒸気排出ユニット1を仕切り空間14の上部へ挿入する。なお、必要に応じて、蒸気排出ユニット1の挿入に先立って、仕切り空間14の天板64の上にカウンター(不図示)を取り付ける。また、蒸気排出ユニット1の挿入後に、所要電気工事ケーブルの接続など)を行う。最後に、図6(c)に示すように、案内レール62と蒸気排出ユニット1とを、たとえばビス63を用いて締結する。こうして、蒸気排出ユニット1は、仕切り空間14の上部に着脱自在に取り付けられることになる。

0026

以上のように、本実施形態では、第1の蒸気吸込口と第2の蒸気吸込口とが、実質的に異なる高さ位置に設けられている。具体的には、比較的薄い薄段部と比較的厚い厚段部とを有する全体的に段形状のケーシングを備え、薄段部には第1の蒸気吸込口が設けられ、厚段部には第2の蒸気吸込口とファンモータと排気口とが設けられている。

0027

以上のように、本実施形態では、蒸気排出ユニット1が、収納棚11の仕切り空間14の上部に着脱自在に取り付けられている。そして、蒸気排出ユニット1の薄段部2aに設けられた第1の蒸気吸込口3の下方には比較的背の高い電気保温ポット13が収納され、厚段部2bに設けられた第2の蒸気吸込口4の下方には比較的背の低い炊飯器12が収納される。なお、ファンモータ7は、ケーシング2の内部に、ひいては厚段部2bの内部に設けられている。

0028

こうして、本実施形態の蒸気排出ユニット1を備えた収納棚11では、並列に収納した背の高さの異なる2つの機器、すなわち炊飯器12および電気保温ポット13とこれに対応する第2の蒸気吸込口4および第1の蒸気吸込口3との間にそれぞれより適切な間隔が確保され、炊飯器12および電気保温ポット13からそれぞれ発生する蒸気を効率的に排出することができる。また、ファンモータ7がケーシング2によって包囲されているので、ファンの回転音が外部に漏れにくい。さらに、炊飯器12および電気保温ポット13を収納する仕切り空間14の上部に蒸気排出ユニット1が取り付けられるので、仕切り空間14の天板に結露やかびが発生することなく、天井面に特別な仕上げを必要としない。

0029

また、本実施形態では、蒸気排出ユニット1が収納棚11の仕切り空間14の上部に着脱自在に取り付けられているので、蒸気排出のための作動部である蒸気排出ユニット1の取付けおよび取外しが容易であり、メンテナンスがし易い。また、本実施形態では、構造が全体的に非常に簡素であり、間口寸法の異なる仕切り空間14に対しても同一の構造形態を適用し易い。

0030

さらに、仕切り空間14の下部には炊飯器12および電気保温ポット13を載置するための載置棚15が設けられ、この載置棚15が仕切り空間14から引き出し自在に構成されているので、炊飯器12や電気保温ポット13などを収納棚11の仕切り空間14に収納し易い。また、本実施形態では、既製の収納棚に対して蒸気排出ユニット1を後付けすることもできる。

0031

なお、上述の実施形態では、一般的な収納棚を例にとって本発明を説明しているが、たとえば図7に示すように、システムキッチンの一部を構成する収納棚71に対して本発明を適用することができる。また、たとえば図8に示すように、システムキッチン81に組み込まれた収納棚82に対して本発明を適用することもできる。

0032

また、上述の実施形態では、1つの蒸気吸込口が設けられた薄段部と1つの蒸気吸込口が設けられた厚段部とからなる蒸気排出ユニットを例にとって本発明を説明しているが、これに限定されることなく、蒸気排出ユニットの全体形状について図9に示すように様々な変形例が可能である。図9(a)では、蒸気吸込口がそれぞれ設けられた2つの隣接する薄段部Bと、蒸気吸込口が設けられた1つの厚段部Aとから構成されている。この場合、比較的背の高い2つの機器と比較的背の低い1つの機器とを並列に収納することができる。

0033

図9(b)では、蒸気吸込口が設けられた1つの薄段部Bと、蒸気吸込口がそれぞれ設けられた隣接する2つの厚段部Aとから構成されている。この場合、比較的背の高い1つの機器と比較的背の低い2つの機器とを並列に収納することができる。図9(c)では、蒸気吸込口が設けられた中央の厚段部Aと、この厚段部Aを挟んでその両側に配置された一対の薄段部Bとから構成されている。この場合、比較的背の低い1つの機器を挟んで、その両側に比較的背の高い2つの機器を収納することができる。

0034

以上のように、収納される機器の数および種類について限定されることなく、さらに様々な変形例が可能である。また、上述の実施形態では、薄段部と厚段部とからなる段形状の蒸気排出ユニットを例にとって本発明を説明しているが、図9(d)に示すような一様の厚さを有する蒸気排出ユニットを収納棚の仕切り空間の上部に着脱自在に取り付ける場合も本発明を逸脱しない。すなわち、この構成においても、蒸気排出ユニットの取付けおよび取外しが容易でありメンテナンスがし易いという本発明の効果を奏することができる。

0035

さらに、上述の実施形態では、炊飯器や電気保温ポットを収納する場合について本発明を説明したが、たとえばコーヒーメーカーなどのような他の機器の収納に対しても本発明を適用することができる。

発明の効果

0036

以上説明したように、本発明の蒸気排出ユニットでは、並列に収納した背の高さの異なる複数の機器から発生する蒸気を効率的に排出することができる。また、ファンモータをケーシングによって包囲することにより、ファンの回転音が外部に漏れにくい構造とすることができる。さらに、本発明の蒸気排出ユニットを備えた収納棚では、機器を収納する仕切り空間の上部に蒸気排出ユニットが取り付けられるので、天井面に特別な仕上げを必要とすることがない。

0037

また、本発明の蒸気排出ユニットを備えた収納棚では、蒸気を発生する機器を収納するための仕切り空間を有する収納棚において、蒸気排出ユニットが仕切り空間の上部に着脱自在に取り付けられているので、蒸気排出のための作動部である蒸気排出ユニットの取付けおよび取外しが容易になり、メンテナンスがし易い。また、本発明の蒸気排出ユニットを備えた収納棚では、構造が全体的に非常に簡素であり、間口寸法の異なる仕切り空間に対しても同一の構造形態を適用し易い。

図面の簡単な説明

0038

図1本発明の実施形態にかかる蒸気排出ユニットの外観を概略的に示す斜視図である。
図2図1の蒸気排出ユニットの内部構成を部分的に示す斜視図である。
図3図1の蒸気排出ユニットの内部構成を概略的に示す図である。
図4本実施形態の蒸気排出ユニットを備えた収納棚の構成を概略的に示す図である。
図5図4の収納棚において仕切り空間から載置棚を引き出した状態を示す斜視図である。
図6本実施形態の収納棚において仕切り空間の上部に蒸気排出ユニットを着脱自在に取り付ける方法を説明する図である。
図7システムキッチンの一部を構成する収納棚に対して本発明を適用した例を示す図である。
図8システムキッチンに組み込まれた収納棚に対して本発明を適用した例を示す図である。
図9蒸気排出ユニットの全体形状について様々な変形例を示す図である。

--

0039

1蒸気排出ユニット
2ケーシング
3,4蒸気吸込口
5排気口
通気ダクト
7ファンモータ
11収納棚
12炊飯器
13電気保温ポット
14仕切り空間
15 載置棚

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ブルーウォーター ライズ インベストメンツ リミテッドの「 コンテナ装置とコンテナ取付け襟部」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】コンテナ装置は、取付け手段と、接続手段によって取付け手段に接続された蓋と、取付け手段にスライド可能に接続されたフレームとを備える。フレームは、廃棄物用コンテナを支持するように適合され... 詳細

  • シャープ株式会社の「 浴室環境調整装置」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】浴室環境調整装置(100)は、風発生装置(210)と、外装部材(101)と、開閉部材(102)と、霧発生装置(1)とを備える。風発生装置(210)は風を発生させる。外装部材(101)... 詳細

  • 三菱電機株式会社の「 空気調和機の室内機」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】本発明は、第1熱交換器及び第2熱交換器を備えた空気調和機の室内機において、第1熱交換器の撥水度合いが増加した場合でも、露飛びを従来よりも抑制できる空気調和機の室内機を得ることを目的と... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ