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この項目の情報は公開日時点(2002年3月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

長時間の運転をする時の疲労を低減させる。

解決手段

ステアリングシャフト10の下端部の高さをフロア面3より上方に設定する一方、両前輪7には上部を跨ぐようにしてフォーク13を取り付け、上面に回動軸部14を立てておく。そして、ステアリングシャフト10の下端側と回動軸部14との間をステアリングリンク16によって接続し、ハンドル9の操舵によって両前輪7を操舵可能としておく。ステアリングリンク16はフロア面3から上方へ離れた位置に配され、フロア面3との間には運転者の足を差し入れ足入れ空間5が確保される。これにより、運転者の足載せ領域が拡大するため、曲げ伸ばし角度(ニール角)が拡大して疲労感の軽減に寄与する。

概要

背景

最近になって各種の電動車両が開発されてきている。このうちには、一人乗り用としてのものも多く、高齢者等が直接ハンドルを操作して前二輪の舵取りを行うようにしたものがある。こうした電動車両では、シート着座した運転者の足載せのために、平坦フロア面が設けられている。このフロア面はシート部分からステアリングシャフトが配される部分までの範囲に亘って設けられる。

概要

長時間の運転をする時の疲労を低減させる。

ステアリングシャフト10の下端部の高さをフロア面3より上方に設定する一方、両前輪7には上部を跨ぐようにしてフォーク13を取り付け、上面に回動軸部14を立てておく。そして、ステアリングシャフト10の下端側と回動軸部14との間をステアリングリンク16によって接続し、ハンドル9の操舵によって両前輪7を操舵可能としておく。ステアリングリンク16はフロア面3から上方へ離れた位置に配され、フロア面3との間には運転者の足を差し入れ足入れ空間5が確保される。これにより、運転者の足載せ領域が拡大するため、曲げ伸ばし角度(ニール角)が拡大して疲労感の軽減に寄与する。

目的

しかしながら、従来の車両ではフロア面の前後長が充分に確保できないため、膝の曲げ伸ばし角度(ニール角:太股部分と膝下部分とのなす角度、図5中、α+β)が大きくとれなかった。これは、従来の車両ではステアリングシャフトと前二輪側とを接続するリンク機構等がフロア面30の前方に配されていたため、フロア面30を容易には前方へ拡大することはできなかった。本発明は上記した問題点に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とするところは、フロア面をできるだけ前方へ拡大して長時間の運転に伴う疲労軽減を図ることができる電動車両を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

左右に配された前輪と、運転者着座するシートと、前記両前輪と前記ステアリングシャフト下端側とを接続するステアリングリンク機構と、前記シートの前方に延設され前記運転者の足載せ部となるフロア面とを有するタイプの車両において、前記ステアリングリンク機構が、前記両前輪を結ぶ軸線部分の上方に配置されるとともに、前記両車輪の間に前記フロア面と連続した空間が配置されていることを特徴とする車両の操舵装置

請求項2

前記両前輪にはこれらを転動可能に支持するコの字状のフォークが各前輪の上部を跨ぐようにして装着され、かつ各フォークには高さ方向に向けて回動軸部が突設され、この回動軸部によって前記ステアリングリンク機構の一端が接続されていることを特徴とする請求項1記載の車両の操舵装置。

技術分野

本実施形態では、前輪軸線部がフロア面の上方であったが、フロア面と同一レベルにあってもよい。

背景技術

0001

この発明は、電動車両に関するものである。

発明が解決しようとする課題

0002

最近になって各種の電動車両が開発されてきている。このうちには、一人乗り用としてのものも多く、高齢者等が直接ハンドルを操作して前二輪の舵取りを行うようにしたものがある。こうした電動車両では、シート着座した運転者の足載せのために、平坦なフロア面が設けられている。このフロア面はシート部分からステアリングシャフトが配される部分までの範囲に亘って設けられる。

0003

ところで、上記した車両を長時間運転する場合、着座したままで姿勢拘束されてしまうと、足腰にも負担がかかる。ときどきは、足載せ位置を変更させて曲げ延ばしをした方が、疲労の蓄積緩和できる。そのためには、足載せ位置をできるだけ前方にまで変更できるよう、フロア面を前方へ拡大する必要がある。

課題を解決するための手段

0004

しかしながら、従来の車両ではフロア面の前後長が充分に確保できないため、膝の曲げ伸ばし角度(ニール角:太股部分と膝下部分とのなす角度、図5中、α+β)が大きくとれなかった。これは、従来の車両ではステアリングシャフトと前二輪側とを接続するリンク機構等がフロア面30の前方に配されていたため、フロア面30を容易には前方へ拡大することはできなかった。本発明は上記した問題点に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とするところは、フロア面をできるだけ前方へ拡大して長時間の運転に伴う疲労軽減を図ることができる電動車両を提供することである。

0005

上記の目的を達成するための請求項1の発明は、左右に配された前輪と、運転者が着座するシートと、前記両前輪と前記ステアリングシャフトの下端側とを接続するステアリングリンク機構と、前記シートの前方に延設され前記運転者の足載せ部となるフロア面とを有するタイプの車両において、前記ステアリングリンク機構が、前記両前輪を結ぶ軸線部分の上方に配置されるとともに、前記両車輪の間に前記フロア面と連続した空間が配置されていることを特徴とするものである。請求項2の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記両前輪にはこれらを転動可能に支持するコの字状のフォークが各前輪の上部を跨ぐようにして装着され、かつ各フォークには高さ方向に向けて回動軸部が突設され、この回動軸部によって前記ステアリングリンク機構の一端が接続されていることを特徴とするものである。

0006

請求項1の発明によれば、ステアリングリンク機構を前記両前輪を結ぶ軸線部分から上方にかけて足入れ用の空間が保有されるようにして配置したため、運転者の足載せのための領域が拡大された。したがって、運転者はニール角の拡大によって長時間の運転による疲労も有効に軽減することができる。請求項2の発明によれば、両前輪にはこれら前輪の上部を跨ぐようにしてフォークを取付け、その上部に回動軸部を設けている。このような簡単な構造によってステアリングリンク機構を、足入れ用の空間を保有した状態で配置することができる。

0007

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の電動車両は、前後輪7,8共に二輪の電動四輪車であり、一人乗りのタイプを示す。そして、車両ボディBの後部上面は一段高くなって段部1が形成されており、ここにはいずれも図示しないがバッテリコントロールユニットさらには電動モータといった駆動装置類が格納されている。また、車両ボディBの後部上面には着座用のシート2が取り外し可能に装着されている。

0008

一方、車両の中央部から前部にかけては運転者の足載せ部となるフロア面3が形成され、さらにフロア面3の前部には車両の前方から左右の両側方の一部にかけての範囲を覆うようにしてフロントカウル4が立設されている。このフロントカウル4の背面側(運転者と対向する側)の下部中央は図1に示すように開口しており、その内部にはフロア面3が連続するとともに、同開口空間は運転者の両足差し入れ可能な足入れ空間5となっている。図2に示すように、足入れ空間5におけるフロア面3は前方へ行くにつれ徐々に上り勾配となった斜面部3Aとしてあり、前壁6へと連続している。

0009

フロントカウル4の上面には前輪7を操舵するためのハンドル9が設けられており、その中央部にはアクセルレバー17、走行方向の切り換えスイッチ等が装備された制御ボックス18が取り付けられている。ハンドル9はフロントカウル4内に縦向きに配されたステアリングシャフト10の上端に同シャフト10の軸周り回動操作可能に取り付けられている。このステアリングシャフト10は、下端部の高さ位置が上記した足入れ空間5の上部に位置するような長さ寸法に設定されている。ステアリングシャフト10の下端部にはステアリングギヤボックス11が取り付けられ、ここにはハンドル9の操舵に伴って水平面内で回動可能な揺動レバー12が取り付けられている。

0010

一方、両前輪7は略コの字状をなすフォーク13の内側にそれぞれ回動可能に取り付けられている。この両フォーク13の上面で中心からやや内側に寄った位置には回動軸部14が固定され、その上端にはナックルアーム15の一端側が固定されている。両ナックルアーム15の他端側とステアリングギヤボックス11側の揺動レバー12との間は、足入れ空間5の上方においてほぼ水平に配された一対のステアリングリンク16によってそれぞれ接続がなされている。

0011

本実施形態は上記のように構成されたものであり、次のような作用効果を発揮することができる。運転者がシート2に着座しフロア面3に両足を載せた状態でハンドル9を操舵すると、ステアリングギヤボックス11を介して揺動レバー12が角変位する。すると、揺動レバー12の変位は両ステアリングリンク16によって両前輪7の回動軸部14に伝達されるため、両前輪7は所定角度だけ操舵される。

0012

ところで、本実施形態ではステアリングシャフト10を短くしてその下端の高さ位置を上げる一方、両前輪7の上部を跨ぐようにしてフォーク13を取り付け、その上面に回動軸部14を立てることにより、ステアリングリンク16をできるだけフロア面3より高い位置に配置させることができた。これにより、ステアリングリンク16の下方に足入れ空間5を確保することができる。したがって、その分だけ従来よりもフロア面3が拡大し、運転者の足載せ領域の面積が増加したため、ニール角(本実施形態では約135゜)が増大し、もって長時間の運転による疲労を軽減することができる。

図面の簡単な説明

0013

なお、本発明は種々の変更が可能であり、次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
本実施形態では両前輪7を跨ぐようなフォーク13を設け、その上面に回動軸部14を立てたが、必ずしも両前輪7を跨ぐような部材である必要はなく、前輪7の片側に配された部材に回動軸部14を設ける構成であってもよい。要は、ステアリングリンク16を足入れ空間5の上方に配置するも、このリンクの端部と両前輪7側とを操舵可能な状態で接続できるのであれば、どのような連結構造であってもよい。
本実施形態では、高齢者の一人乗り用の電動車両に適用したものを示したが、二人あるいはそれ以上に乗り込み可能な車両であってもよい。

--

0014

図1本実施形態の電動車両の前側半分を示す斜視図
図2同じく電動車両の側断面図
図3同じく正断面図
図4同じく側面図
図5従来の電動車両の問題点を示す側面図

0015

3…フロア面
5…足入れ空間
7…前輪
9…ハンドル
10…ステアリングシャフト
11…ステアリングギヤボックス
13…フォーク
14…回動軸部
16…ステアリングリンク

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