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技術 カメラの調光制御装置

出願人 コニカミノルタフォトイメージング株式会社
発明者 山口基志市川勉赤松範彦辻村一郎長谷川靖中丸晃男
出願日 2000年8月24日 (19年10ヶ月経過) 出願番号 2000-254549
公開日 2002年3月12日 (18年3ヶ月経過) 公開番号 2002-072302
状態 未査定
技術分野 写真撮影方法及び装置 ストロボ装置
主要キーワード シャッタ窓 閃光源 終端スイッチ ワイヤレス制御 駆動制御値 指数平均 付属部材 重複関係
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年3月12日)のものです。
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図面 (20)

課題

TTL自動調光FM制御とを組み合わせた調光制御装置調光精度を高める。

解決手段

カメラCPU301はFM制御による発光量の範囲内でTTL自動調光による調光量を制御する。カメラCPU301にはFM制御による発光量の誤差要因となるパラメータの情報(レンズ200側の被写体距離検出精度に関する要因フラッシュ側のディフューザ装着等の被写体への照明量を変化させる要因、レンズ200側の光学フィルタ装着等のフィルム面への到達光量を変化させる要因等の情報)がカメラボディ100のスイッチ群SSELF〜SGNCMやレンズ200内のレンズCPU204や外付けフラッシュ400の発光制御回路401との交信により入力される。カメラCPU301は誤差要因のパラメータ情報に基づきFM制御による発光量の信頼性が低いとき、TTL自動調光による調光量の制限を緩和するか、解除することで不適切調光を低減する。

概要

背景

従来、自動調光方式フラッシュマチック方式とを組み合わせてフラッシュ発光量を制御するカメラ調光制御装置が知られている。

例えば特開平9−105976号公報には、フラッシュの発光後に自動調光方式による第1の発光停止信号とフラッシュマチック方式による第2の発光停止信号とを出力させ、いずれか一方の早く出力された第1又は第2の発光停止信号によってフラッシュの発光を強制停止させるようにしたカメラの調光制御装置が示されている。

また、特開平11−119289号公報には、自動調光方式によりフラッシュの発光量を制御するカメラの調光制御装置において、被写体の距離と設定絞り値とその他の情報とに基づいてフラッシュの適正な発光量の上限値または下限値を決定し、この上限値又は下限値を限度として自動調光方式による調光制御を行なうカメラの調光制御装置が示されている。

概要

TTL自動調光FM制御とを組み合わせた調光制御装置の調光精度を高める。

カメラCPU301はFM制御による発光量の範囲内でTTL自動調光による調光量を制御する。カメラCPU301にはFM制御による発光量の誤差要因となるパラメータの情報(レンズ200側の被写体距離検出精度に関する要因、フラッシュ側のディフューザ装着等の被写体への照明量を変化させる要因、レンズ200側の光学フィルタ装着等のフィルム面への到達光量を変化させる要因等の情報)がカメラボディ100のスイッチ群SSELF〜SGNCMやレンズ200内のレンズCPU204や外付けフラッシュ400の発光制御回路401との交信により入力される。カメラCPU301は誤差要因のパラメータ情報に基づきFM制御による発光量の信頼性が低いとき、TTL自動調光による調光量の制限を緩和するか、解除することで不適切調光を低減する。

目的

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、フラッシュマチック制御によって決定される発光量の上限値又は下限値に誤差が生じる場合は、その誤差要因に応じて上限値又は下限値を補正するか、自動調光制御における調光量の制限を解除して可及的に適正な調光制御が可能なカメラの調光制御装置を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

閃光源から発光され、被写体で反射して露光面に到達する閃光の光量を検出する光量検出手段と、上記光量検出手段の検出光量に基づき上記閃光の発光を停止させることで上記閃光源の発光量を制御する調光制御手段と、上記被写体までの距離を検出する距離検出手段と、上記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、上記被写体輝度若しくは操作者選択操作に基づき絞り値を設定する絞り値設定手段と、被写体距離と設定絞り値とに基づいて上記閃光源の発光量の上限又は下限の限界値を設定する光量限界値設定手段と、上記光量限界値設定手段で設定された発光量の限界値に基づいて上記調光制御手段で制御される上記閃光源の発光量を制限する光量制限手段とを備えたカメラ調光制御装置において、上記光量限界値設定手段で設定される限界値の精度に影響を与えるパラメータの情報を入力する入力手段と、上記パラメータの情報に基づいて上記光量限界値設定手段で設定される発光量の限界値を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするカメラの調光制御装置。

請求項2

上記パラメータの情報は、上記被写体の反射率に関する情報であることを特徴とする請求項1記載のカメラの調光制御装置。

請求項3

記入力手段は、上記閃光源を所定の光量で予備発光させて上記光量検出手段で検出した閃光の光量と上記距離検出手段で検出した被写体距離とに基づき被写体の反射率を演算する反射率演算手段からなることを特徴とする請求項2記載のカメラの調光制御装置。

請求項4

上記補正手段は、上記被写体の反射率が所定の閾値より大きいとき、上記閃光源の発光量の限界値を補正するものであることを特徴とする請求項3記載のカメラの調光制御装置。

請求項5

上記補正手段は、上記被写体の反射率が所定の閾値より小さいとき、上記閃光源の発光量の限界値を補正するものであることを特徴とする請求項3記載のカメラの調光制御装置。

請求項6

上記パラメータの情報は、上記閃光源における上記被写体の照明量に関係する要素の情報であることを特徴とする請求項1記載のカメラの調光制御装置。

請求項7

上記閃光源における上記被写体の照明量に関係する要素の情報は、拡散板等の配光部材の装着に関する情報であることを特徴とする請求項6記載のカメラの調光制御装置。

請求項8

上記閃光源における上記被写体の照明量に関係する要素の情報は、カメラに対する上記閃光源の設置位置に関する情報であることを特徴とする請求項6記載のカメラの調光制御装置。

請求項9

上記閃光源における上記被写体の照明量に関係する要素の情報は、上記閃光源の個数に関する情報であることを特徴とする請求項6記載のカメラの調光制御装置。

請求項10

上記閃光源における上記被写体の照明量に関係する要素の情報は、上記閃光源の上記被写体に対する照明方向に関する情報であることを特徴とする請求項6記載のカメラの調光制御装置。

請求項11

上記閃光源における上記被写体の照明量に関係する要素の情報は、上記閃光源がカメラに内蔵されているか外付けされているかの情報であることを特徴とする請求項6記載のカメラの調光制御装置。

請求項12

上記パラメータの情報は、上記被写体距離の検出に関する情報であることを特徴とする請求項1記載のカメラの調光制御装置。

請求項13

上記被写体距離の検出に関する情報は、カメラの焦点調節自動焦点調節機構手動焦点調節機構の何れで行なわれるかの情報であることを特徴とする請求項12記載のカメラの調光制御装置。

請求項14

上記補正手段は、カメラの焦点調節が手動焦点調節機構で行なわれるとき、上記閃光源の発光量の限界値を補正するものであることを特徴とする請求項13記載のカメラの調光制御装置。

請求項15

上記被写体距離の検出に関する情報は、上記被写体距離の検出精度の情報であることを特徴とする請求項12記載のカメラの調光制御装置。

請求項16

上記被写体距離の検出精度は、上記距離検出手段で検出される被写体距離の検出精度であることを特徴とする請求項15記載のカメラの調光制御装置。

請求項17

上記被写体距離の検出精度は、カメラのレンズを焦点調節した後の合焦精度であることを特徴とする請求項15記載のカメラの調光制御装置。

請求項18

上記パラメータの情報は、カメラに装着されたレンズの種類に関する情報であることを特徴とする請求項1記載のカメラの調光制御装置。

請求項19

上記レンズの種類に関する情報は、カメラに装着されたレンズが焦点調節時に駆動範囲が制限されるレンズであるか否かの情報であることを特徴とする請求項18記載のカメラの調光制御装置。

請求項20

上記レンズの種類に関する情報は、カメラに装着されたレンズが特殊光学系を含むレンズであるか否かの情報であることを特徴とする請求項18記載のカメラの調光制御装置。

請求項21

上記レンズの種類に関する情報は、カメラに装着されたレンズに光学性能を変更する光学素子が装着されているか否かの情報であることを特徴とする請求項18記載のカメラの調光制御装置。

請求項22

請求項1記載のカメラの調光制御装置において、上記閃光源の発光量の限界値を補正する第1のモードと上記閃光源の発光量の限界値を補正しない第2のモードとを切換設定するモード設定手段をさらに備え、上記補正手段は、上記第1のモードが設定されているとき、上記閃光源の発光量の限界値を補正するものであることを特徴とするカメラの調光制御装置。

請求項23

上記閃光源の発光量の限界値の補正には、上記閃光源の発光量が当該限界値により制限されないようにすることを含むことを特徴とする請求項1〜22のいずれかに記載のカメラの調光制御装置。

請求項24

閃光源から発光され、被写体で反射して露光面に到達する閃光の光量を検出する光量検出手段と、上記光量検出手段の検出光量に基づき上記閃光の発光を停止させることで上記閃光源の発光量を制御する調光制御手段と、上記被写体までの距離を検出する距離検出手段と、上記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、上記被写体輝度若しくは操作者の選択操作に基づき絞り値を設定する絞り値設定手段と、被写体距離と設定絞り値とに基づいて上記閃光源の発光量の上限又は下限の限界値を設定する光量限界値設定手段と、上記光量設定手段で設定された発光量の限界値に基づいて上記調光制御手段で制御される上記閃光源の発光量を制限する光量制限手段とを備えたカメラの調光制御装置において、調光完了を表示する表示手段と、上記光量制限手段により発光量が制限されることなく上記閃光の発光が停止されたとき、上記表示手段に第1の表示形態で調光完了の表示を行ない、上記光量制限手段により発光量が制限されて上記閃光の発光が停止されたとき、上記表示手段に上記第1の表示形態と異なる第2の表示形態で調光完了の表示を行なう表示制御手段とを備えたことを特徴とするカメラの調光制御装置。

請求項25

上記第2の表示形態において、さらに上限値で閃光の発光が停止されたときと下限値で閃光の発光が停止されたときとで調光完了表示を異ならせることを特徴とする請求項24記載のカメラの調光制御装置。

請求項26

閃光源から発光され、被写体で反射して露光面に到達する閃光の光量を検出する光量検出手段と、上記光量検出手段の検出光量に基づき上記閃光の発光を停止させることで上記閃光源の発光量を制御する調光制御手段と、上記被写体までの距離を検出する距離検出手段と、上記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、上記被写体輝度若しくは操作者の選択操作に基づき絞り値を設定する絞り値設定手段と、被写体距離と設定絞り値とに基づいて上記閃光源の発光量の上限又は下限の限界値を設定する光量限界値設定手段と、上記光量設定手段で設定された発光量の限界値に基づいて上記調光制御手段で制御される上記閃光源の発光量を制限する光量制限手段とを備えたカメラの調光制御装置において、調光完了を表示する表示手段と、上記発光量の限界値と所定の光量値との大小関係判別する第1の判別手段と、上記調光制御手段で制御される光量値と上記所定の光量値の大小関係を判別する第2の判別手段と、上記第1,第2の判別手段の判別結果に基づいて上記表示手段への調光完了表示を制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とするカメラの調光制御装置。

請求項27

上記所定の光量値は上記閃光源の発光制御可能な最大の発光量であることを特徴とする請求項26記載のカメラの調光制御装置。

請求項28

上記表示制御手段は、上記発光量の上限値が上記所定の光量値よりも小さいとき、上記調光完了表示を行なうことを特徴とする請求項27記載のカメラの調光制御装置。

請求項29

上記表示制御手段は、上記発光量の下限値が上記所定の光量値よりも大きいとき、上記調光完了表示を行なわないことを特徴とする請求項27記載のカメラの調光制御装置。

請求項30

上記表示制御手段は、上記所定の光量値が上記限界値で定まる光量範囲内にあるときは、上記調光制御手段で制御される光量値が上記所定の光量値以下のときに上記調光完了表示を行なうことを特徴とする請求項27記載のカメラの調光制御装置。

技術分野

0001

本発明は、フラッシュの被写体からの反射光量を測光し、その測光結果に基づいてフラッシュの発光量を制御する自動調光方式被写体距離と設定絞り値とに基づいてフラッシュの発光量を制御するフラッシュマチック方式とを組み合わせて内蔵フラッシュ又は外付けフラッシュの発光量を制御するカメラ調光制御装置に関する。

背景技術

0002

従来、自動調光方式とフラッシュマチック方式とを組み合わせてフラッシュの発光量を制御するカメラの調光制御装置が知られている。

0003

例えば特開平9−105976号公報には、フラッシュの発光後に自動調光方式による第1の発光停止信号とフラッシュマチック方式による第2の発光停止信号とを出力させ、いずれか一方の早く出力された第1又は第2の発光停止信号によってフラッシュの発光を強制停止させるようにしたカメラの調光制御装置が示されている。

0004

また、特開平11−119289号公報には、自動調光方式によりフラッシュの発光量を制御するカメラの調光制御装置において、被写体の距離と設定絞り値とその他の情報とに基づいてフラッシュの適正な発光量の上限値または下限値を決定し、この上限値又は下限値を限度として自動調光方式による調光制御を行なうカメラの調光制御装置が示されている。

発明が解決しようとする課題

0005

従来の自動調光方式による調光制御(以下、自動調光制御という。)において、フラッシュマチック方式による調光制御(以下、フラッシュマチック制御という。)により自動調光制御における発光量の上限値と下限値とを決定し、その範囲内で自動調光制御を行なうようにした調光制御装置は、フラッシュマチック制御によって決定される自動調光制御における上限値又は下限値の誤差要因焦点距離情報等に依存する被写体距離の検出誤差のみとしているので、他の要因で上限値又は下限値に誤差が生じる場合は、適正な調光制御が行なえないことになる。

0006

例えばフラッシュ光バウンスさせる場合、ディフューザを用いた場合、複数のフラッシュで多灯照明をする場合等ではフラッシュの発光量が同一であっても、被写体に照射される光量が変化するから、フラッシュマチック制御で決定される発光量は適正発光量とならない。また、フラッシュの発光位置がカメラ本体から離れている場合もカメラ本体で測定された被写体距離がフラッシュからの被写体距離と異なるため、この被写体距離の測定値を用いてフラッシュマチック制御の発光量を決定すると、その発光量は適正発光量に対して誤差を含むことになる。

0007

また、内蔵フラッシュのように発光量の制御範囲が狭い場合もフラッシュマチック制御で決定される適正発光量がフラッシュの性能上制限されるから、自動調光制御における発光量の限界値として不適切となる場合が生じる。

0008

また、絞りの制御範囲が狭い撮影レンズアオリ付きレンズなどの特殊な撮影レンズが用いられている場合や撮影レンズにフィルタが取り付けられている場合等、撮影レンズに光量を制限する要素がある場合等もフラッシュマチック制御によって決定される発光量は適正発光量に対して誤差を含むことになる。

0009

更に、カメラ本体の撮影モードして後幕シンクロモードやセルフタイマ撮影モード等、露光に対するフラッシュの発光タイミングが通常のフラッシュ撮影と異なるモードが設定された場合もフラッシュマチック制御によって決定される発光量は自動調光制御による発光量の上限値又は下限値としては不適切になる場合がある。

0010

このようにフラッシュマチック制御により決定されるフラッシュの発光量が適正発光量に対して誤差を含むことになるような条件が設定されている場合、自動調光制御による発光量をフラッシュマチック制御により決定される発光量で制限すると、却って失敗撮影となる虞があるから、かかる場合はフラッシュマチック制御で決定される発光量を補正するか、若しくは発光量の制限を解除して自動調光制御を行なう方が好ましい。

0011

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、フラッシュマチック制御によって決定される発光量の上限値又は下限値に誤差が生じる場合は、その誤差要因に応じて上限値又は下限値を補正するか、自動調光制御における調光量の制限を解除して可及的に適正な調光制御が可能なカメラの調光制御装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0012

上記目的を達成するため、本発明は、閃光源から発光され、被写体で反射して露光面に到達する閃光の光量を検出する光量検出手段と、上記光量検出手段の検出光量に基づき上記閃光の発光を停止させることで上記閃光源の発光量を制御する調光制御手段と、上記被写体までの距離を検出する距離検出手段と、上記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、上記被写体輝度若しくは操作者選択操作に基づき絞り値を設定する絞り値設定手段と、被写体距離と設定絞り値とに基づいて上記閃光源の発光量の上限又は下限の限界値を設定する光量限界値設定手段と、上記光量設定手段で設定された発光量の限界値に基づいて上記調光制御手段で制御される上記閃光源の発光量を制限する光量制限手段とを備えたカメラの調光制御装置において、上記光量限界値設定手段で設定される限界値の精度に影響を与えるパラメータの情報を入力する入力手段と、上記パラメータの情報に基づいて上記光量限界値設定手段で設定される発光量の限界値を補正する補正手段とを備えたものである(請求項1)。

0013

上記構成によれば、カメラのフラッシュ撮影においては、閃光源で閃光を発生して被写体が照明されると、その閃光の被写体からの反射光量が検出され、この検出光量が所定の発光量に達すると、調光制御手段で閃光源の発光を強制的に停止させて閃光源の発光量が所定の発光量に調整される。一方、被写体距離及び被写体輝度が検出されるとともに、被写体輝度若しくは操作者の選択操作に基づいて絞り値が設定され、この絞り値と被写体距離とに基づいて閃光源の発光量の上限又は下限の限界値が設定され、調光制御手段で制御される発光量が限界値を超える場合は、閃光源の発光量は設定された限界値に制限される。

0014

また、パラメータの入力情報により発光量の限界値の精度に影響を与える条件がある場合は、設定された閃光源の発光量の限界値が補正され、その補正後の限界値で調光制御手段で制御される発光量が制限される。

0015

例えば被写体の反射率情報、被写体の照明量に関係する要素の情報(例えば拡散板等の配光部材の装着の有無、カメラに対する閃光源の設置位置、閃光源の個数、閃光源の被写体に対する照明方向、閃光源がカメラ内蔵かカメラ外付けか等の情報)、被写体距離の検出に関する情報(例えばカメラの焦点調節自動焦点調節機構手動焦点調節機構の何れで行なわれるかの情報、被写体距離の検出精度の情報等)、カメラに装着されたレンズの種類に関する情報(例えばカメラに装着されたレンズが特殊光学系を含むレンズであるか否かの情報、カメラに装着されたレンズに光学性能を変更する光学素子が装着されているか否かの情報等)により発光量の限界値の精度に影響を与える条件がある場合は、設定された閃光源の発光量の限界値が補正され、その補正後の限界値で調光制御手段で制御される発光量が制限される。

0016

例えば被写体の反射率が所定の閾値より大きいとき、若しくは所定の閾値より小さいときは(すなわち、被写体の反射率が標準の反射率(18%)より大き過ぎたり、小さ過ぎるとき)、フラッシュマチック制御で算出される発光量の適正発光量に対する誤差は大きくなるから、閃光源の発光量の限界値が補正され、その補正後の限界値で調光制御手段で制御される発光量が制限される。

0017

特に閃光源を所定の光量で予備発光させて閃光の被写体での反射光量を検出し、この検出光量に基づいて算出した被写体の反射率が異常に大きい場合や小さい場合は、被写体距離の検出値や閃光源の発光量に異常がある可能性があるので、閃光源の発光量の限界値が補正される。

0018

また、拡散板等の配光部材が装着されている場合、カメラ本体から離れて閃光源が設置されている場合、複数個の閃光源が用いられている場合、閃光源の照明方向が被写体に対してバウンス照明となる方向の場合、閃光源がカメラ内蔵の場合等では、被写体に照射される光量を閃光源の発光量の制御で正確に制御できない虞があるので、閃光源の発光量の限界値が補正される。

0019

また、カメラに装着されたレンズが特殊光学系を含むレンズである場合やカメラに装着されたレンズに光学性能を変更する光学素子が装着されている場合もレンズを透過した被写体からの反射光を測光(TTL(through the lens)測光)して被写体距離を算出する場合は、その算出結果の精度が低下する虞があるので、閃光源の発光量の限界値が補正される。

0020

また、カメラの焦点調節が手動で行なわれる場合も焦点調節によって検出される被写体距離の精度が低く、フラッシュマチック制御で算出される発光量の精度が低下するので、閃光源の発光量の限界値が補正される。

0021

なお、上記カメラの調光制御装置において、上記閃光源の発光量の限界値を補正する第1のモードと上記閃光源の発光量の限界値を補正しない第2のモードとを切換設定するモード設定手段をさらに備え、上記補正手段は、上記第1のモードが設定されているとき、上記閃光源の発光量の限界値を補正するとよい(請求項22)。

0022

この構成によれば、撮影者により第1のモードが設定されるときにのみ閃光源の発光量の限界値が補正される。これにより、撮影者の意図に応じたフラッシュ撮影が可能となる。

0023

また、上記カメラの調光制御装置において、上記閃光源の発光量の限界値の補正に上記閃光源の発光量が当該限界値により制限されないようにすることを含むとよい(請求項23)。

0024

この構成では、フラッシュマチック制御による発光量の制限が適切でない場合、実質的に自動調光制御だけで閃光源の発光量の制御が行なわれる。これにより、発光量を制限することによるフラッシュ撮影の失敗を回避することができる。

0025

また、本発明は、閃光源から発光され、被写体で反射して露光面に到達する閃光の光量を検出する光量検出手段と、上記光量検出手段の検出光量に基づき上記閃光の発光を停止させることで上記閃光源の発光量を制御する調光制御手段と、上記被写体までの距離を検出する距離検出手段と、上記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、上記被写体輝度若しくは操作者の選択操作に基づき絞り値を設定する絞り値設定手段と、被写体距離と設定絞り値とに基づいて上記閃光源の発光量の上限又は下限の限界値を設定する光量限界値設定手段と、上記光量設定手段で設定された発光量の限界値に基づいて上記調光制御手段で制御される上記閃光源の発光量を制限する光量制限手段とを備えたカメラの調光制御装置において、調光完了を表示する表示手段と、上記光量制限手段により発光量が制限されることなく上記閃光の発光が停止されたとき、上記表示手段に第1の表示形態で調光完了の表示を行ない、上記光量制限手段により発光量が制限されて上記閃光の発光が停止されたとき、上記表示手段に上記第1の表示形態と異なる第2の表示形態で調光完了の表示を行なう表示制御手段とを備えたものである(請求項24)。

0026

なお、上記カメラの調光制御装置において、上限値で閃光の発光が停止されたときと下限値で閃光の発光が停止されたときとで調光完了表示を異ならせるようにするとよい(請求項25)。

0027

上記構成よれば、光量制限手段により発光量が制限されることなく閃光の発光が停止されたときは(すなわち、自動調光制御のみで閃光源の発光量が制御されたときは)、第1の表示形態で調光完了の表示が行なわれ、光量制限手段により発光量が制限されて閃光の発光が停止されたときは(すなわち、自動調光制御による発光量がフラッシュマチック制御で決定された限界値で制限されて制御されたときは)、第2の表示形態で調光完了の表示が行なわれる。

0028

すなわち、調光の制御内容相違に応じて表示態様を異ならせて調光完了の表示が行なわれる。例えば表示色を異ならせたり、点滅表示点滅周期を異ならせて調光の制御内容に応じた調光完了の表示が行なわれる。これにより、撮影者は調光の制御内容を容易に識別することができる。

0029

また、本発明は、閃光源から発光され、被写体で反射して露光面に到達する閃光の光量を検出する光量検出手段と、上記光量検出手段の検出光量に基づき上記閃光の発光を停止させることで上記閃光源の発光量を制御する調光制御手段と、上記被写体までの距離を検出する距離検出手段と、上記被写体の輝度を検出する輝度検出手段と、上記被写体輝度若しくは操作者の選択操作に基づき絞り値を設定する絞り値設定手段と、被写体距離と設定絞り値とに基づいて上記閃光源の発光量の上限又は下限の限界値を設定する光量限界値設定手段と、上記光量設定手段で設定された発光量の限界値に基づいて上記調光制御手段で制御される上記閃光源の発光量を制限する光量制限手段とを備えたカメラの調光制御装置において、調光完了を表示する表示手段と、上記発光量の限界値と所定の光量値との大小関係判別する第1の判別手段と、上記調光制御手段で制御される光量値と上記所定の光量値の大小関係を判別する第2の判別手段と、上記第1,第2の判別手段の判別結果に基づいて上記表示手段への調光完了表示を制御する表示制御手段とを備えたものである(請求項27)。

0030

上記構成によれば、発光量の限界値と所定の光量値との大小関係が判別されるとともに、調光制御手段で制御される光量値と所定の光量値の大小関係が判別され、これらの判別結果に基づいて表示手段への調光完了表示が制御される。

0031

例えば発光量の上限値が所定の光量値よりも小さいとき、調光完了表示が行なわれ、発光量の下限値が所定の光量値よりも大きいとき、調光完了表示は行なわれない。また、所定の光量値が限界値で定まる光量範囲内にあるときは、調光制御手段で制御される光量値が所定の光量値以下のときに調光完了表示が行なわれる。

発明を実施するための最良の形態

0032

本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。

0033

図1は、本発明に係る調光制御装置を備えたAF一眼レフカメラの一実施態様の構成例を示す図である。

0034

カメラボディ100のほぼ中央には、光軸Lに対して略45度傾斜した主ミラー111、主ミラー111の背面に設けられ、主ミラー111の傾斜に対して略90度傾斜した補助ミラー112等を具備するミラーボックス110が設けられている。

0035

ミラーボックス110の上部には、焦点板121、プリズム122、接眼レンズ123、ファインダ表示素子124等を具備するファインダ120が設けられている。

0036

ファインダ120の上部には、フラッシュ光を発光させるための発光ユニット170(以下、内蔵フラッシュ170という。)が設けられている。内蔵フラッシュ170は、発光制御回路310、この発光制御回路310から出力される電気エネルギー放電し、光エネルギーに変換するキセノン管等からなる発光管171、この発光管171から発する閃光(フラッシュ光)をカメラ前方に反射する反射傘172、フラッシュ光を所定の範囲に集光又は拡散するフレネルレンズ173等を具備する。

0037

なお、カメラボディ100のアクセサリーシューフラッシュ発光装置400(以下、外付けフラッシュ400という。)が装着可能になっている。外付けフラッシュ400は、内蔵フラッシュ170と同様に、発光制御回路401、発光管402、反射傘403、フレネルレンズ404等を具備する。外付けフラッシュ400は、内蔵フラッシュ170よりも発光量が大きく、フラッシュ光の照射方向を変更することができる(すなわち、バウンス照明ができる)ようになっている。また、外付けフラッシュ400は、アクセサリーシューに直接装着することができるだけでなく、専用のケーブルを用いてカメラボディ100に接続すること(以下、この接続状態オフカメラという。)も、無線によってカメラボディ100に接続すること(以下、この接続状態をワイヤレスという。)も、内蔵フラッシュ170もしくは他の外付けフラッュ400と同期をとって発光させること(以下、この発光をマルチ発光という。)もできるようになっている。更に外付けフラッシュ400にはフラッシュ光を和らげるパネル(ディフューザ)や照射角を変更するパネル(ワイドパネルテレパネル)等の種々の付属部材も装着可能になっている。

0038

外付けフラッシュ400がカメラボディ100に接続されると、カメラボディ100内の制御部301(以下、カメラCPU301という。)は外付けフラッシュ400によるフラッシュ撮影を制御するため、発光制御回路401内の制御部(図略)と交信して外付けフラッシュ400に関する種々の情報を取り込む。外付けフラッシュ400に関する情報には、例えばオフカメラ、ワイヤレス等の接続状態の情報、マルチ発光/シングル発光の情報、付属部材の装着情報、照射方向の情報等が含まれる。

0039

ミラーボックス110の底部(ファインダ120とは反対側)には、複数の測距領域を有する測距ユニット140、複数の調光領域を有する調光センサ150、レンズ200のAF駆動を制御するAF駆動ユニット160等が設けられている。

0040

測距ユニット140は、例えば位相差検出方式により被写体までの距離(被写体距離)を検出するものである。測距ユニット140は、図2に示すように撮影画面G内の中央部に略3×3のマリトックス状に配置された9個の測距領域B1〜B9を有し、各測距領域B1〜B9毎に測距情報デフォーカス情報)を検出し、その検出結果をカメラCPU301に出力する。

0041

調光センサ150は、TTL自動調光方式により内蔵フラッシュ170若しくは外付けフラッシュ400の発光量を制御するために被写体2で反射されたフラッシュ光を受光するものである。調光センサ150は、図3に示すように撮影画面G内を周辺の調光領域C0と中央部を横方向に3分割してなる3個の調光領域C1,C2,C3とを有し、各調光領域C0〜C3に対応した4個のフォトダイオード等の光電変換素子各光電変換素子にフラッシュ光を集光させる集光レンズとを具備している。

0042

調光センサ150は、内蔵フラッシュ170若しくは外付けフラッシュ400によるフラッシュ光の発光中に、フィルム1からの反射光を検出し、その光量に対応する信号をカメラCPU301に出力する。カメラCPU301は、TTL自動調光制御機能を有し、調光センサ150からの信号に基づいてフィルム1の露光量が所定の光量(調光量)に達したと判断すると、内蔵フラッシュ170若しくは外付けフラッシュ400の発光を停止させる。

0043

なお、カメラCPU301は、フラッシュマチック制御機能も有し、後述するように被写体距離と露出制御値として設定された絞り値とから内蔵フラッシュ170もしくは外付けフラッシュ400の発光量を算出し、この発光量を限界値としてTTL自動調光制御を行なう。すなわち、カメラCPU301は、TTL自動調光制御によるフラッシュの発光量(TTL調光量)がフラッシュマチック(FM)制御によるフラッシュの発光量(FM調光量)を超える場合は、TTL調光量がFM調光量で制限されるように調光制御を行なう。

0044

この場合、カメラCPU301は、適正な調光量に対してFM調光量に誤差が生じるような要素が設定されていると、その要素の内容に応じてFM調光量、すなわち、TTL調光量の限界値(上限値又は下限値)の補正を行なったり、TTL調光量の制限を行なわないようにする。すなわち、例えば外付けフラッシュ400がオフカメラやワイヤレスに設定されていると、カメラボディ100で検出される被写体距離はFM調光量の算出に対して不適切となり、FM調光量に誤差が生じる。また、外付けフラッシュ400がバウンス照明方向に設定されていたり、外付けフラッシュ400にディフューザやワイドパネル等の付属部材が装着されていると、フラッシュ光が途中で拡散されたり、吸収されて被写体2が適正な照明量で照明されないことになり、FM調光量はTTL調光量の限界値として不適切となる。従って、このような場合は、TTL調光量の限界値(上限値又は下限値)を補正するか、あるいはTTL調光量の制限を行なわない。

0045

このように適正な調光量に対してFM調光量に誤差が生じるような要因がある場合にTTL調光量の限界値(上限値又は下限値)の補正を行なったり、TTL調光量の制限を行なわないようにするのは、以下の理由による。

0046

TTL調光量をFM調光量の限界値で制限するのは、TTL調光制御はフィルム1での露光量を実測しているため、調光量を連続的に制御できる点でFM制御より優れているが、被写体や背景の反射率の影響を大きく受ける欠点があるので、かかる欠点を補うためである。しかし、その限界値が不適切であれば、却ってTTL調光量を制限することがフラッシュ撮影の失敗になる虞があるので、その虞を軽減もしくは回避するため、TTL調光量の限界値(上限値又は下限値)の補正を行なったり、TTL調光量の制限を行なわないようにするものである。

0047

従って、上述のFM調光量に誤差が生じるような要因の例は、フラッシュ側に生じるものであるが、カメラボディ100側やレンズ200側にも適正な調光量に対してFM調光量に誤差が生じるような要素(FM調光量の算出パラメータである被写体距離と絞り値の検出精度を低下させる要素やFM制御で前提としている光源の発光量と被写体2での照明量との関係及び被写体2でのフラッシュ光の反射光量とフィルム1での露光量との関係を変化させる要素がある場合も同様で、TTL調光量の限界値(上限値又は下限値)を補正し、もしくはTTL調光量の制限を行なわない。なお、調光制御の詳細は後述する。

0048

AF駆動ユニット160は、駆動源を発生するDCモータステッピングモータ超音波モータ等のモータ及びモータの回転数減速するための減速系等(図示せず)を含むAFアクチュエータ161、AFアクチュエータ161から出力される駆動力をレンズ200内のレンズ駆動機構203に伝達する出力軸164、カメラボディ100側で被写体距離を検出するためにAFアクチュエータ161から出力軸164に伝達される回転量を検出する距離エンコーダ162及びAFエンコーダ163などで構成されている。

0049

距離エンコーダ162は出力軸164に固着されたエンコード板とこのエンコード板のエンコーダパターン圧接された検出端子とからなり、出力軸164が回転すると、出力軸164の回転量に応じたパルス信号をカメラCPU301に出力する。カメラCPU301では、そのパルス信号を用いて基準位置(例えば∞位置)からのレンズ200の移動量を演算することでAF制御におけるレンズ200の位置を算出する。

0050

また、AFエンコーダ163も出力軸164に固着された羽根部材とこの羽根部材の回転量を検出するフォトリフレクタとからなり、出力軸164が回転すると、出力軸164の回転量に応じたパルス信号をカメラCPU301に出力する。距離エンコーダ162とAFエンコーダ163とは、同等の機能を有するが、距離エンコーダ162はAF(オートフォーカス)/MFマニュアルフォーカス)に関係なくレンズ200が移動すると、その移動量を検出するためのものであり、レンズ200の距離エンコーダ205と同等の機能を果たすものである。距離エンコーダ162をカメラボディ100に設けているのは、レンズ200に距離エンコーダ205が設けられていない場合にもレンズ200の移動量をカメラボディ100側で検出できるようにするためである。

0051

一方、AFエンコーダ163は、カメラCPU301がAF制御を行なう場合に使用されるエンコーダである。AFエンコーダ163では、レンズ200がAF動作中で、合焦位置に無い場合(非合焦状態)であってもデフォーカス量を含んだ被写体距離が検出できるようになっている。

0052

後述するようにFM制御でのガイドナンバーの算出における被写体距離は、距離エンコーダ205、距離エンコーダ162及びAFエンコーダ163で検出される被写体距離が用いられるが、レンズ200が合焦位置に設定されていて、その合焦精度が高い場合は、距離エンコーダ205で検出される被写体距離を利用し、レンズ200が合焦位置に設定されていて、その合焦精度が低い場合(レンズ200に距離エンコーダ205が無い場合を含む)は、距離エンコーダ162で検出される被写体距離を利用し、レンズ200がAF動作中で、合焦位置に設定されていない場合(動体撮影において非合焦状態でレリーズされるような場合)にはAFエンコーダ163で検出される被写体距離を利用するようにしている。

0053

ミラーボックス110の背面(レンズ200とは反対側)とフィルム1との間には、フォーカルプレーンシャッタからなるシャッタユニット130が設けられている。

0054

レンズ200は、撮影光学系201、この撮影光学系201を保持する鏡胴202、この鏡胴202を光軸Lに平行な方向Aに駆動するレンズ駆動機構203、レンズの焦点距離F値開放F値AF用開放F値、最小F値等)等を記憶し、カメラボディ100側のカメラCPU301に出力するレンズCPU204、鏡胴202の移動量(すなわち、レンズ200の焦点調節時の移動量)を検出するための距離エンコーダ205、撮影光学系201又は鏡胴202の移動可能限界(鏡胴200の基準位置とその基準位置からの移動可能な終端位置)を検出する終端スイッチ206、絞り機構207等を具備する。

0055

距離エンコーダ205及び終端スイッチ206の検出信号はレンズCPU204に入力され、このレンズCPU204を介してカメラCPU301に転送される。カメラCPU301では距離エンコーダ205の検出信号に基づき撮影光学系201の合焦位置(すなわち、カメラボディを基準とした被写体距離)が算出される。また、終端スイッチ206の検出信号により撮影光学系201が基準位置や移動可能な終端位置に移動したことが検出される。

0056

レンズ駆動機構203は、例えばヘリコイド及びヘリコイドを回転させるギヤ等(図示せず)で構成され、AF駆動ユニット160のAFアクチュエータ161の駆動力により、撮影光学系201及び鏡胴202を一体的に矢印A方向に移動させる。撮影光学系201及び鏡胴202の移動方向及び移動量は、それぞれアクチュエータの回転方向及び回転数に従う。

0057

主ミラー111は、撮影光学系201による光束の大部分を焦点板121方向に反射し、残りの部分を透過させる。補助ミラー112は主ミラー111を透過した光束を測距ユニット140に導くものである。プリズム122は、焦点板121上の像の左右を反転させ接眼部レンズ123を介して撮影者の目に導き、被写体像視認できるようにするものである。

0058

プリズム122の出射面近傍には、測光ユニット180が設けられている。測光ユニット180は、被写体輝度をTTL測光するものである。測光ユニット180は、図4に示すように撮影画面G内の中央部にハニカム状に配置された13個の測光領域A1〜B13とその周囲の測光領域A0とを有し、各測光領域に対応した複数組の集光レンズ及びフォトダイオード等の光電変換素子を含む多分割測光ユニットである。測光ユニット180は、各測光領域A0〜A13毎に被写体2の輝度に対応する信号(輝度信号)を検出し、その検出結果をカメラCPU301に出力する。

0059

ファインダ表示素子124は、ファインダ画面の下部にレンズ200の焦点が被写体2に合っている状態(合焦状態)や、シャッタ速度、絞り値、露出補正値、フラッシュ撮影における調光結果等を表示するものである。

0060

図5は、ファインダ表示素子124によって表示される表示内容の一例を示すものであるが、左からフラッシュ撮影表示124a、フラッシュ充電完了/調光完了確認表示124b、ワイヤレスフラッシュ表示124c、マニュアルフォーカス表示124d、合焦表示124e、シャッタ速度表示124f、露出補正調光補正表示124g、絞り値/露出補正値/調光補正値表示124hが行なわれるようになっている。

0061

ファインダ表示素子124は、絵文字表示文字表示及びセグメント表示に応じて対応する発光位置に発光ダイオード等の発光素子又は液晶表示素子等を有し、発光素子又は表示素子を発光させることで各種情報を表示する。本実施形態では、後述するようにTTL自動調光により調光が完了する場合やFM制御による限界値で発光量が制限されて調光が完了する場合等、調光制御において複数の調光完了状態が生じるので、何れの調光制御が行なわれたかが撮影者に分かるように、フラッシュ充電完了/調光完了確認表示124bを調光制御の内容に応じて異ならせるようにしている。例えば図6に示すようにフラッシュ充電完了/調光完了確認表示124bに対する回路構成を単一色の発光回路で構成し、調光制御の内容に応じて発光周期を変化させて点滅表示させたり、図7に示すようにフラッシュ充電完了/調光完了確認表示124bに対する回路構成を複数色(図では赤、緑、黄の3色)の発光回路で構成し、調光制御の内容に応じて発光色を変化させることで、フラッシュ充電完了/調光完了確認表示124bを調光制御の内容に応じて異ならせるようにしている。

0062

次に、上記AF一眼レフカメラの制御回路系ブロック構成図8に示す。図8に示すように、カメラの撮影動作統括制御するカメラCPU301には、カメラボディ100及びレンズ200の各回路及びモータやディスプレイなどの各機能素子駆動用電力を供給するための電源回路300、測光ユニット180からの測光出力の処理を行なう測光回路303、測距ユニット140からの測距出力の処理を行なう測距回路304、調光センサ150からの出力を用いてTTL自動調光における調光量の演算処理を行なう調光回路305、フィルム給送用モータ307を制御するための巻上モータドライバ306、測光回路303により算出されたシャッタ速度(露光時間)と絞り値とに基づいてシャッタユニット130の駆動と絞り機構207の駆動とを制御する露出制御回路308、AFアクチュエータ161のモータの回転量や回転方向などを制御するためのAFモータドライバ309、前述の距離エンコーダ162及びAFエンコーダ163、内蔵フラッシュ170の発光を制御するための発光制御回路310、外付けフラッシュ400の発光を制御するための発光制御回路401、ファインダ120のファインダ表示素子124、カメラボディ100の上部などに設けられた液晶ディスプレイなどのボディ表示素子312及び各種のスイッチ類S1、S2、SMODE、SSELF、SPVSBR、SPRE、SAFMF、SREAR、SMILSFEC1、SFEC2、SGNCMなどが接続されている。

0063

図9は、内蔵フラッシュ170の発光制御回路310の一例を示す図である。外付けフラッシュ400の発光制御回路401も基本的に同様の構成を有している。

0064

発光制御回路310は、電源電池E(カメラボディ100に装着される電池)、電池電圧VBATを所定の直流高圧電圧に変換するDC−DCコンバータ310a、コンバータ出力整流するダイオードD2、キセノン管からなる発光管171の放電エネルギー蓄積するメインコンデンサCM、発光管171にトリガー電圧印加するトリガー回路310b及びカメラCPU301から入力される発光制御信号発光開始信号と発光停止信号とからなる信号)により発光管171の発光制御を行なうIGBTからなるスイッチング素子310cから構成されている。

0065

電源電池EはDC−DCコンバータ310aの入力端並列接続され、メインコンデンサCMはDC−DCコンバータ310aの出力端にダイオードD2を介して並列接続されている。また、メインコンデンサCMには発光管171、ダイオードD3及びIGBT310cの直列回路並列に接続されている。

0066

トリガー回路310bは、主として昇圧トランスTからなり、このトランスTの一次巻線L1の一方端は抵抗R1及びコンデンサC2の直列回路を介してメインコンデンサCMの正極に接続され、二次巻線L2の一方端は発光管171のトリガー端子に接続され、一次巻線L1及び二次巻線L2の他方端は共にメインコンデンサCMの負極(アースライン)に接続されている。また、抵抗R1とコンデンサC2の接続点aはダイオードD3のカソードに接続されるとともに、コンデンサC3を介してダイオードD3のアノードに接続されている。また、ダイオードD3のアノードとアースラインには抵抗R2が設けられている。

0067

DC−DCコンバータ310aはカメラCPU301から入力される充電制御信号により駆動が制御され、この駆動制御によりメインコンデンサCMの充電が制御される。

0068

上記構成において、充電制御信号によりDC−DCコンバータ310aを起動すると、DC−DCコンバータ310aから電池電圧VBATを数100V(例えば300〜400V)に昇圧した電圧が出力され、この昇圧電圧でメインコンデンサCMが充電される。同時にコンデンサC2が抵抗R1を通して、また、コンデンサC3が抵抗R1,R2を通してそれぞれ図に示す極性に充電される。メインコンデンサCMの充電完了後、IGBT310cにハイレベルの発光制御信号(発光開始信号)が入力されると、IGBT310cがオン状態になり、等価的に発光管171及びダイオードD3の直列回路がメインコンデンサCMに並列接続され、メインコンデンサCMの蓄積電荷放電経路が形成される。

0069

同時にコンデンサC2,C3の+側がIGBT310Cを介してアースラインに接地され、コンデンサC2の蓄積電荷がIGBT310Cを介して流れることにより昇圧トランスTの二次巻線に誘起された数kVの高電圧がトリガー電圧として発光管171に印加される一方、発光管171にはメインコンデンサCMの電圧とコンデンサC3の電圧とを加算した電圧、すなわち、メインコンデンサCMの略2倍の電圧が印加され、これによりメインコンデンサCMの蓄積電荷が発光管171、ダイオードD3及びIGBT310cの直列回路に放電されて閃光発光が行なわれる。

0070

この後、ローレベルの発光制御信号(発光停止信号)が入力されると、IGBT310cがオフ状態になり、発光管171の放電経路が遮断されて発光が停止される。従って、IGBT310cのオン期間を制御することにより発光管171から発光される光量が制御される。

0071

図8戻り、スイッチS1は、カメラボディ100のシャッタレリーズボタンにユーザが指をかけたり、あるいはシャッタレリーズボタンを途中まで半押ししたときにオンするスイッチである。スイッチS1がオンすると、カメラCPU301は測光回路303及び測距回路304を駆動して撮影準備態勢に入るとともに、AFモータドライバ309を駆動してレンズ200の撮影光学系201の合焦動作を行なう。

0072

スイッチS2は、カメラボディ100のシャッタレリーズボタンを完全に押し込んだときにオンするスイッチである。スイッチS2がオンすると、カメラCPU301は測光回路303及び測距回路304などを駆動して、適正露光条件の決定、合焦動作、シャッタユニット130及びレンズ200の絞り機構207を駆動し、フィルム1上に露光を開始する。

0073

撮影モードスイッチSMODEは、標準モードシャッタ優先モード及び絞り優先モード等の自動露出に関する撮影モードを設定するスイッチである。

0074

セルフタイマスイッチSSELFは、セルフタイマによって撮影を行なうモード(以下、セルフタイマ撮影モードという。)の設定を行なうスイッチである。

0075

プレビュースイッチSPVは、撮影待機状態において、絞り機構207を露光制御用の絞り値に設定してファインダ120により露光時の被写体像の明るさや被写界深度を確認できるようにするモード(以下、プレビューモードという。)を設定するスイッチである。プレビューモードが設定されていなければ、撮影待機状態においては絞り機構207は開放絞り値に設定され、ファインダ120で確認される被写体像は最も明るい状態となっている。

0076

ブラケット撮影スイッチSBRは、1回のシャッタレリーズボタンの全押し操作で露出制御値を変化させて複数枚連続撮影を行なうモード(以下、ブラケット撮影モードという。)を設定するスイッチである。

0077

予備発光設定スイッチSPREは、フラッシュ撮影において露光開始直前にフラッシュを予備的に発光させて被写体からの反射光量を確認する処理を行なわせるスイッチである。この予備発光で検出された被写体からのフラッシュ光の反射光量は被写体が標準反射率を有するとした場合の等価的な被写体距離(以下、この被写体距離を輝度換算被写体距離という。)の演算に用いられ、この輝度換算被写体距離は、距離エンコーダ205,162やAFエンコーダ163で検出される実際の被写体距離との距離差に用いられる。

0078

なお、レリーズ時のフラッシュの発光(この発光を本発光という。)では、発光ユニット170から図10に示すような山形のフラッシュ光が発光されるが、予備発光では、発光ユニット170から図11に示すような台形状のフラットなフラッシュ光が発光される。予備発光でフラッシュ光をフラットにしているのは、測光ユニット180でフラッシュ光をモニタするようにしているので、そのモニタが正確に行なわれるようにするためである。フラッシュ光のモニタは調光センサ150を用いてもよい。

0079

AF/MF切換スイッチSAFMFは、測距回路304によって算出された被写体距離に基づいてAFアクチュエータ160を駆動してレンズ200の焦点を自動的に調節するAFモードと操作者が鏡胴202を手動で移動させてレンズ200の焦点を調節するMFモードとを切り換えるスイッチである。

0080

後幕シンクロスイッチSREARは、フラッシュ撮影において、フラッシュの発光タイミングをシャッタユニット130の後幕走行するタイミングに切り換えるスイッチである。後幕シンクロスイッチSREARがオフであれば、フラッシュの発光タイミングはシャッタユニット130の先幕が走行するタイミングとなる。

0081

簡易ミラーアップスイッチSMILは、シャッタユニット130の露光開始タイミングを主ミラー111がアップしてから当該ミラーアップに伴う振動が露光に影響を与えないようになる所定の時間(例えば2秒程度)だけ遅らせるスイッチである。簡易ミラーアップスイッチSMILがオフであれば、主ミラー111のアップと略同時にシャッタユニット130が駆動され、スイッチS2のオンからできるだけ短い時間で露光が開始される。

0082

調光モード切換スイッチSFEC1,SFEC2は、後述するGN(ガイドナンバー)制限TTL調光モード、多分割TTL調光モード及び平均TTL調光モードとを切換設定するためのスイッチである。これら3種類の調光モードは、図略の操作部材によりオンボディ表示部に所望の調光モードを表示させることで設定されるようになされ、この設定内容は調光モード切換スイッチSFEC1,SFEC2のオン/オフ情報に変換されてカメラCPU301に入力されるようになっている。すなわち、GN制限TTL調光モード、多分割TTL調光モード及び平均TTL調光モードは、例えばそれぞれ(0,0)、(1,0)、(0,1)の2ビットデータに変換されてカメラCPU301に入力される。従って、カメラCPU301では調光モード切換スイッチSFEC1,SFEC2のオン/オフ情報に基づいてGN制限TTL調光モード、多分割TTL調光モード及び平均TTL調光モードが設定される。

0083

GN制御補正モード設定スイッチSGNCMは、GN制限TTL調光モードにおける調光量の上限値及び下限値を補正するスイッチである。例えばGN制御補正モード設定スイッチSGNCMがオンになると、TTL自動調光における調光量の上限値及び下限値が緩くなり、GN制御補正モード設定スイッチSGNCMがオフになると、TTL自動調光における調光量の上限値及び下限値が解除される。

0084

一方、レンズ200側のレンズ駆動を統括制御するレンズCPU204には、上記距離エンコーダ205、終端スイッチ206及び各種のスイッチ類SFILT、SSEL、SLAFMF、SLIMITなどが接続されている。また、出力軸164は機械的にレンズ駆動機構203に連結されている。

0085

フィルタ検知スイッチSFILTは、レンズ200が各種の光学フィルタ(光源の色温度変換ソフト効果光条効果等の特殊効果用等の光学フィルタ)の装着可能なレンズである場合にレンズ200の撮影光学系201に各種の光学フィルタが装着されているか否かを検知し、その検知結果をレンズCPU204に入力するためのスイッチである。

0086

特殊光学系検知スイッチSSELは、レンズ200がアオリ機構シフト機構などを備えていたり、レンズの中央部と周辺部とでフォーカス状態の異なっているような特殊な光学系である場合にそれを検知し、その検知結果をレンズCPU204に入力するためのスイッチである。

0087

AF/MF切換スイッチSLAFMFは、装着されているレンズ200がAF/MF切換可能なレンズである場合にいずれが設定されているかを検出し、その検出結果をレンズCPU204に入力するスイッチである。

0088

レンジリミッタ検知スイッチSLIMITは、AF制御において、レンズ200の撮影光学系201の駆動範囲にレンジが設定されているか否か検知し、その検知結果をレンズCPU204に入力するためのスイッチである。

0089

次に、AF一眼レフカメラにおける調光制御について、図12図25に示すフローチャートを用いて説明する。

0090

図12,図13は、シャッタレリーズボタンが半押し状態から全押しされたときの撮影処理を示すフローチャートである。

0091

カメラボディ100の電源スイッチがオンにされると、カメラCPU301が起動し、所定の初期設定処理が行なわれた後、撮影待機状態となる(#1でNOのループ)。この撮影待機状態でシャッタレリーズボタンが半押しされると(#1でYES)、まず、カメラCPU301とレンズCPU204との間でデータ交信が行なわれて所定のレンズ情報がカメラCPU301に転送される(#3)。

0092

レンズ情報とは、FM制御におけるフラッシュの発光量(ガイドナンバー)の算出精度に影響を与えるレンズ200側のパラメータに関する情報で、例えばAF精度情報、AF可/不可情報、絞り情報、被写体距離情報、被写体距離精度情報、焦点距離情報、フィルタ有/無情報(フィルタ検知スイッチSFILTの検知情報)、特殊光学系設定情報(特殊光学系検知スイッチSSELの検知情報)及びAF/MF設定情報(AF/MF切換スイッチSLAFMFの検出情報)、レンジリミッタ検知スイッチSLIMITの検出情報等の情報である。

0093

AF精度情報は、等価的に絞り値に対する被写界深度の情報である。絞り値によって被写界深度(すなわち、AF範囲)が変化し、被写体距離の検出精度に影響を与えるから、カメラCPU301に転送される。

0094

AF可/不可情報はレンズ200がカメラボディ100のAF駆動ユニット160によってAF制御可能なレンズであるか否かの情報である。レンズ200がAF不可の場合はマニュアルで焦点調節が行なわれ、合焦精度がAFよりも低下し、被写体距離の算出精度に影響するから、AF可/不可情報はカメラCPU301に転送される。

0095

絞り情報はレンズ200の絞り機構207が固定絞りであるか可変絞りであるか、可変絞りの場合の絞り範囲等の絞りに関する情報である。被写体距離情報はレンズ200側で算出される被写体距離に関する情報である。被写体距離情報は被写体距離がレンズ200の合焦位置から換算されることから、実質的に距離エンコーダ205によって検出されるレンズ位置の情報と等価である。被写体距離精度情報は、距離エンコーダ205によって検出されるレンズ位置の検出精度に関する情報で、具体的には検出値に含まれる誤差(すなわち、距離エンコーダ205の検出誤差)の情報である。焦点距離情報はレンズ200の焦点距離に関する情報(固定焦点レンズ可変焦点レンズか、可変焦点レンズの場合の焦点範囲等の情報)である。

0096

フィルタ有/無情報はレンズ200に光学フィルタが装着されているか否かを示す情報である。特殊光学系設定情報はレンズ200が特殊光学系であるか否かを示す情報である。AF/MF設定情報はレンズ200で設定されているAF/MFの内容を示す情報である。

0097

レンズ情報がカメラCPU301に取り込まれると、AF/MF切換スイッチSAFMFによりAFモードが設定されているか否かが判別され(#5)、AFモードが設定されていれば(#5でYES)、測距ユニット140を動作させて被写体に対して多分割測距が行なわれ(#7)、その多分割測距結果を用いてデフォーカス量(レンズ200を現在位置から合焦位置までの駆動するための駆動制御値に相当)が算出されるとともに、このデフォーカス量に基づいて合焦/非合焦、AF精度、デフォーカス量を含む被写体距離等の測距情報が算出される(#9)。

0098

そして、その演算結果に基づいてレンズ200を駆動してAF制御が行なわれるとともに(#11)、AFモードが設定されていることを示すフラグ「AFMODE F」が「1」にセットされる(#13)。一方、AFモードが設定されていなければ(#5でNO)、上述の測距処理は行なわれず、フラグ「AFMODE F」が「0」にリセットされる(#15)。

0099

続いて、フラッシュに関する設定情報がカメラCPU301に入力される(#17)。フラッシュに関する設定情報とは、上述したレンズ200側のFM調光量に誤差が生じるようなパラメータの情報で、例えばフラッシュが内蔵か外付けかの情報、フラッシュの窓に照射角を変更するためのパネル等が装着されているか否かの情報、フラッシュの発光方向直接照明方向か間接照明方向かの情報(バウンス照明か否かの情報)、フラッシュがオフカメラか否かの情報(カメラボディに対するフラッシュの発光位置に関する情報)、フラッシュがワイヤレス制御であるか否かの情報、フラッシュの個数が複数であるか否かの情報(マルチ発光であるか否かの情報)、フラッシュの発光可能な最大光量最小光量の情報(最大GNと最小GNに相当する情報)等である。

0100

続いて、フラッシュ撮影に影響のある撮影条件の設定情報がカメラCPU301に入力される(#19)。撮影条件の設定情報とは、例えば調光モードがGN制限TTL調光モード、多分割TTL調光モード、平均TTL調光モードの何れに設定されているかの情報、GN制御補正モード、後幕シンクロモード、簡易ミラーアップモード、セルフタイマ撮影モード、及びブラケット撮影モードが設定されている否かの情報、AF/MFの何れのモードが設定されているかの情報である。これらの情報は調光モード切換スイッチSFEC1,SFEC2、GN制御補正モード設定スイッチSGNCM、後幕シンクロスイッチSREAR、簡易ミラーアップスイッチSMIL、セルフタイマスイッチSSELF、ブラケット撮影スイッチSBR及びAF/MF切換スイッチSAFMFの各種スイッチから入力される信号に基づいて判別される。

0101

続いて、測光ユニット180により被写体2に対して多分割測光が行なわれ(#21)、その多分割測光結果を用いて露出制御値を設定するための被写体輝度値BVaveや調光領域C0〜C3(図3参照)に対応する輝度値BVc0〜BVc3が算出される(#23)。この演算処理では、まず、測光ユニット180により測光領域A0〜A13(図4参照)毎に検出された測光値(輝度値)BVa0〜BVa13がカメラCPU301内のRAM301a(Random Access Memory)に格納され、下記(1)式に示すようにこれらの測光値BVa0〜BVa13を平均化することで被写体輝度値BVaveが算出される。

0102

0103

また、測光領域A0〜A13と調光領域C0〜C3とは、図14に示すように測光領域A6,A7,A8がそれぞれ調光領域C1,C2,C3に重複し、測光領域A1〜A5,A9〜A13が調光領域C0に重複しているので、調光領域C1,C2,C3に対する輝度値BVc1,BVc2,BVc3はそれぞれ測光領域A6,A7,A8の測光値BVa6,BVa7,BVa8がそのまま適用され、調光領域C0に対する輝度値BVc0は測光領域A1〜A5,A9〜A13の測光値BVa1〜BVa5,BVa9〜BVa13の指数平均値が適用される。すなわち、輝度値BVc0は下記(2)式により算出され、輝度値BVc1,BVc2,BVc3はBVc1=BVa6、BVc2=BVa7、BVc3=BVa8となる。

0104

0105

被写体輝度が演算されると、その演算結果を用いて露出制御値(シャッタ速度、絞り値)が設定される(#25)。この露出制御値は、フィルム感度SVとすると、被写体輝度BVとフィルム感度SVとから露出値EV(=BV+SV)を算出し、この露出値EVと設定された撮影モードに対応するプログラムラインとを用いて自動的に設定される。

0106

続いて、シャッタレリーズボタンが全押しされたか否かが判別され(#27)、シャッタレリーズボタンが全押しされていなければ(#27でNO)、ステップ#1に戻り、露光待機状態となり、シャッタレリーズボタンが全押しされると(#27でYES)、ステップ#29以降のレリーズ処理移行する。

0107

レリーズ処理に移行すると、まず、フラッシュの予備発光モードが設定されているか否かが判別され(#29)、予備発光モードが設定されていると(#29でYES)、内蔵フラッシュ170若しくは外付けフラッシュ400がフラット発光されるとともに(#31)、被写体2で反射されるフラッシュ光の光量が測光ユニット180で検出され(#33)、フラッシュの予備発光が行なわれたことを示すフラグ「PREFIRE F」が「1」にセットされる(#35)。一方、予備発光モードが設定されていなければ(#29でNO)、上述の予備発光処理は行なわれず、フラグ「PREFIRE F」が「0」にリセットされる(#37)。

0108

続いて、図15に示すフローチャートに従って被写体距離の情報が設定される(#39)。まず、ステップ#9で行なわれた測距演算結果が合焦状態であったか否かが判別され(#71)、合焦状態であれば(#71でYES)、更にAF精度情報よりレンズ200で検出された被写体距離が有効か否か(すなわち、距離エンコーダ205の検出精度が有効か否か)が判別され(#73)、有効であれば(#73でYES)、レンズ200から入力される被写体距離DVtmp1が、TTL自動調光における調光量の上限値及び下限値をFM制御で制限する際の当該上限値及び下限値を演算するための被写体距離DVfecとして設定され(#75)、有効でなければ(#73でNO)、カメラボディ100の距離エンコーダ162で検出される被写体距離DVtmp2が被写体距離DVfecとして設定される(#77)。一方、ステップ#71で合焦状態になければ(#71でNO)、カメラボディ100のAFエンコーダ163で検出される被写体距離DVtmp3が被写体距離DVfecとして設定される(#79)。

0109

すなわち、レンズ200が合焦位置にあり、且つ、その位置情報の精度が十分であれば、その位置情報から算出される被写体距離DVtmp1が最も信頼性があるので、被写体距離DVtmp1をフラッシュマチックによる発光量演算用の被写体距離DVfecとし、レンズ200は合焦位置にあるが、その位置情報の精度が十分でなければ、カメラボディ100の距離エンコーダ162で検出される被写体距離DVtmp2の方がレンズ200の距離エンコーダ205で検出される被写体距離DVtmp1より信頼性が高いと考えられるので、被写体距離DVtmp2を被写体距離DVfecとするものであり、レンズ200が合焦位置になければ、レンズ200の位置情報から正確な被写体距離は算出できないので、AF処理で算出されるデフォーカス量を含んだ被写体距離の推定値DVtmp3を被写体距離DVfecとするものである。

0110

続いて、設定された被写体距離DVfecとステップ#3でレンズ200から入力された焦点距離f1とから像倍率βfecが算出される(#81)。一般に像倍率βは像距離s’/被写体距離sで表され、像距離s’は(1+像倍率β)・焦点距離fであるから、β=(1+β)・f/sよりβ=f/(s−f)で算出される。従って、像倍率βfecはβfec=f1/(DVfec−f1)若しくはβfec≒f1/DVfecで算出される。

0111

被写体距離情報の設定処理が終了すると、続いて、図16に示すフローチャートに従って調光用パラメータ、具体的には露出制御用のフィルム感度SVCの演算が行なわれる(#41)。

0112

この演算処理では、まず、ステップ#23の多分割測光演算と同様に、フラッシュの予備発光において測光ユニット180により測光領域A0〜A13(図4参照)毎に検出された測光値(輝度値)BVpre0〜BVpre13を用いて、調光領域C0〜C3(図3参照)に対応する輝度値BVF0〜BVF3が算出される(#91,#93)。すなわち、輝度値BVpre6,BVpre7,BVpre8がそれぞれBVF1,BVF2,BVF3に設定され、輝度値BVF0が下記(3)式により算出される。

0113

0114

続いて、フラッシュを予備発光させて被写体2を照明したときの被写体輝度BVF0,BVF1,BVF2,BVF3とステップ#23で算出された定常光で被写体が照明されているときの被写体輝度BVc0,BVc1,BVc2,BVc3との輝度差ΔBVF0,ΔBVF1,ΔBVF2,ΔBVF3が下記(4)式で算出される(#95)。

0115

0116

なお、上記(4)式において、Kは輝度差が異常な場合(例えば輝度差が負になる場合)の正数の下限値で、例えばK=0.125〔Ev〕に設定される。

0117

続いて、予備発光におけるフラッシュの発光光度LVtest、定常光における被写体輝度BVcn(n=0,1,2,3)及びフラッシュ光での被写体輝度と定常光での被写体輝度の輝度差ΔBVnとから、下記(5)式により輝度換算被写体距離DVFnが算出される(#97)。

0118

0119

続いて、輝度で換算された被写体輝度DVFnとステップ#39で算出された被写体距離DVfecとの距離差ΔDVFnが下記(6)式により算出され(#99)、この距離差ΔDVFnを用いて下記(7)式により多分割調光用の重みWTFnが算出される(#101)。

0120

0121

なお、上記(7)式は、図17に示すように、K1〜K2(1〜64)の範囲でC1・|ΔDVFn|+C2)の関数に従って重みWTFnを設定することを意味している。

0122

続いて、下記(8)式により被写体の反射率を考慮した被写体距離の距離差の平均値ΔDVaveが算出される(#103)。

0123

0124

続いて、ステップ#39で設定された像倍率βfecとレンズ200の焦点距離f1とから下記表1を用いて反射率寄与率ηrefが設定される(#105)。

0125

0126

表1において、焦点距離f1が大きく且つ像倍率βfecが小さくなる程(表の左下隅側程)、反射率寄与率ηrefを大きくしているのは、近くの被写体2を引き寄せて撮影していると考えられ、被写体2で反射してレンズ200に入ってくるフラッシュ光の反射光量が大きくなると考えられるからである。逆に焦点距離f1が小さく且つ像倍率βfecが大きくなる程(表の右上隅側程)、反射率寄与率ηrefを小さくしているのは、遠くの被写体2を広角で撮影していると考えられ、被写体2で反射してレンズ200に入ってくるフラッシュ光の反射光量が小さくなると考えられるからである。

0127

反射率寄与率ηrefが決定されると、距離差の平均値ΔDVaveにこの反射率寄与率ηrefを乗じてフィルム感度SVの反射率寄与率ηrefに基づく補正値ΔSVrefが算出され(#107)、更にこの補正値ΔSVrefをフィルム感度SVに加算して露出制御用のフィルム感度SVC(=SV+ΔSVref=SV+ηref・ΔDVave)が算出される(#109)。

0128

図13のフローチャートに戻り、調光用パラメータが算出されると、GN制限TTL調光モードが設定されているか否かが判別され(#43)、GN制限TTL調光モードが設定されていれば(#43でYES)、TTL自動調光における調光量の上限値及び下限値が算出され(#45)、更にそれらによって調光量の補正が行なわれる(#47)。一方、GN制限TTL調光モードが設定されていなければ(#43でNO)、ステップ#45,#47の処理はスキップされる。

0129

調光量(フラッシュの発光量)の上限値IVCmax及び下限値IVCminは、レンズ200の焦点距離f1及び焦点距離f1と像倍率βfecとの積f1・βfecをパラメータとして下記表2,表3によりガイドナンバーにおける被写体距離の上限側補正値DVmaxと下限側補正値DVminとを算出し、これらの補正値DVmax,DVminを用いて、下記(9),(10)式により算出される。

0130

0131

なお、フィルム感度SVCに他の誤差要因がある場合は、その誤差をΔSVとすると、上記(9),(10)式にΔSVを加算して補正するとよい。

0132

0133

0134

なお、上記表2,表3は、図18に示すようにf1・βfecに対する被写体距離の上限側補正値DVmax及び下限側補正値DVminの特性を階段状の特性にしたものであるが、図19に示すようにf1・βfecに対する被写体距離の上限側補正値DVmax及び下限側補正値DVminの特性を折れ線グラフの特性にしてもよい。図19の例では、下記表4,表5に示すようにf1・βfecの特定の値に対して被写体距離の上限側補正値DVmax及び下限側補正値DVminを予め決定しておき、特定値以外のf1・βfecに対する上限側補正値DVmax及び下限側補正値DVminは直線補間によって算出される。後者の方法ではf1・βfecに対する被写体距離の上限側補正値DVmax及び下限側補正値DVminのデータ数を少なくすることができる利点がある。

0135

0136

0137

調光量の補正処理は、図20図24に示すフローチャートに従って行なわれる。

0138

まず、フラグ「HOSEION F」が「0」にリセットされ(#111)、ステップ#39で算出された反射率情報、ステップ#3で入力されたレンズ情報、ステップ#17で入力されたフラッシュに関する設定情報及びステップ#19で入力された撮影条件の設定情報が順次チェックされる(#113〜#119)。

0139

すなわち、反射率情報のチェックでは、ステップ#39で算出された被写体の反射率を考慮した被写体距離の距離差の平均値ΔDVaveがΔDVave<C4、C4≦ΔDVave<C5、C5≦ΔDVave(C4(<0),C5(>0)は所定の閾値、例えばC4=−2.0、C4=+3.2)のいずれの範囲にあるかが判別され(図21の#141,#143)、ΔDVave<C4又はC5≦ΔDVaveであれば(#141又は#143でYES)、フラグ「HOSEION F」が「1」にセットされ(#145)、C4≦ΔDVave<C5であれば(#143でNO)、フラグ「HOSEI ON F」は「0」に保持される。

0140

また、レンズ情報のチェックでは、レンズ200がAF不可レンズであるか、レンズ200がMFに設定されているか、AF精度が無効領域であるか否か、絞り精度が無効領域であるか否か、距離エンコーダ162で検出された被写体距離が無効領域であるか否か、その被写体距離の検出精度が無効領域であるか否か、光学フィルタの装着の有無、アオリレンズが装着されているか否か、シフトレンズが装着されているか否か、特殊光学系であるか否かが順次判別され(図22で#151〜#169)、レンズ200がAF不可レンズである(#151でYES)、レンズ200がMFモードに設定されている(#153でYES)、AF精度が無効領域である(#155でYES)、絞り精度が無効領域である(#157でYES)、被写体距離が無効領域である(#159でYES)、被写体距離の検出精度が無効領域である(#161でYES)、光学フィルタが装着されている(#163でYES)、アオリレンズが装着されている(#165でYES)、シフトレンズが装着されている(#167でYES)、特殊光学系である(#169でYES)の何れかであれば、フラグ「HOSEION F」が「1」にセットされ(#171)、何れでもなければ(#151〜#169のすべてでNO)、フラグ「HOSEI ON F」は「0」に保持される。

0141

すなわち、レンズ200に、AF不可レンズである等の被写体距離を正確に検出できない要素があり、FM制御による発光量の精度に影響を与える場合は、TTL自動調光における調光量をFM制御による発光量で制限する際に補正する必要があるので、フラグ「HOSEION F」を「1」にセットするものである。

0142

また、フラッシュに関する設定情報のチェックでは、フラッシュが内蔵フラッシュであるか否か、フラッシュにパネルが装着されているか否か、フラッシュにディフューザが装着されているか否か、バウンス照明に設定されているか否か、フラッシュがオフカメラに設定されているか否か、フラッシュがワイヤレスに設定されているか否か、マルチ発光に設定されているか否かが順次判別され(図23の#181〜#193)、フラッシュが内蔵フラッシュである(#181でYES)、フラッシュにパネルが装着されている(#183でYES)、フラッシュにディフューザが装着されている(#185でYES)、バウンス照明に設定されている(#187でYES)、フラッシュがオフカメラに設定されている(#189でYES)、フラッシュがワイヤレスに設定されている(#191でYES)、マルチ発光に設定されている(#193でYES)の何れかであれば、フラグ「HOSEION F」が「1」にセットされ(#195)、何れでもなければ(#181〜#193のすべてでNO)、フラグ「HOSEI ONF」は「0」に保持される。

0143

すなわち、フラッシュに、発光量が小さいとか、ワイドパネル/テレパネルが装着されている等の被写体の照明量に影響を与える要素が設定されている場合は、TTL自動調光における調光量をFM制御による発光量で制限する際に補正する必要があるので、フラグ「HOSEION F」を「1」にセットするものである。

0144

また、撮影条件の設定情報のチェックでは、MFモードが設定されているか否か、セルフタイマ撮影モードが設定されているか否か、簡易ミラーアップモードが設定されているか否か、後幕シンクロモードが設定されているか否か、ブラケット撮影モードが設定されているか否かが順次判別され(図24の#201〜#209)、MFモードが設定されている(#201でYES)、セルフタイマ撮影モードが設定されている(#203でYES)、簡易ミラーアップモードが設定されている(#205でYES)、後幕シンクロモードが設定されている(#207でYES)、ブラケット撮影モードが設定されている(#209でYES)の何れかであれば、フラグ「HOSEION F」が「1」にセットされ(#211)、何れでもなければ(#201〜#209のすべてでNO)、フラグ「HOSEI ON F」は「0」に保持される。

0145

図20に戻り、反射率情報、レンズ情報、フラッシュに関する設定情報及び撮影条件の設定情報のチェックが終了すると、AFモードが設定されているか否かが判別され(#121)、AFモードが設定されていなければ(#121でYES)、ステップ#127に移行し、フラグ「HOSEION F」のセット状態に応じた処理が行なわれる。

0146

また、AFモードが設定されていれば(#121でYES)、更にレンズ200が合焦しているか否かが判別され(#123)、レンズ200が合焦していなければ(#123でNO)、フラグ「HOSEION F」が「1」にセットされ(#125)、レンズ200が合焦していれば(#123でYES)、フラグ「HOSEI ON F」を「0」に保持してステップ#127に移行し、フラグ「HOSEI ON F」のセット状態に応じた処理が行なわれる。

0147

すなわち、フラグ「HOSEION F」が「0」にリセットされていれば(#127でNO)、補正不要ということなので、調光量の補正は行なわれない。また、フラグ「HOSEI ON F」が「1」にセットされていれば(#127でYES)、GN制御補正モードが設定されているときは(#129でYES)、
IVCmax=IVCmax+DVmax…(11)
IVCmin=IVCmin+DVmin…(12)
の式によりフラッシュの調光量が補正される(#131)。なお、上記(11),(12)式は上限側補正値DVmax,下限側補正値DVminを更に加算したもので、実質的に補正値を2倍に増やして限界値を緩くしたものである。

0148

GN制御補正モードが設定されていないときは(#129でNO)、フラッシュの調光量の限界値IVCmax,IVCminはそれぞれ制御可能な最大光量IVSETmaxと制御可能な最大光量IVSETminに設定され(#133)、フラッシュの調光量の補正は行なわれない。そして、調光モードは強制的に多分割TTL調光モードに切り換えられる(#135)。

0149

図13に戻り、調光量の補正処理が終了すると、レリーズの準備動作が行なわれる(#49)。すなわち、フラッシュと交信してフラッシュの発光準備を行なわせたり、主ミラー111の退避動作、シャッタユニット130のチャージ動作などが行なわれる。また、レンズ200内の絞り機構207を駆動して絞りが制御絞り値AVCに設定される(#51)。

0150

そして、シャッタユニット130のシャッタ窓を開いて露光が開始される(#53)。これと同時にフラッシュの発光制御の要否が判別され(#55)、フラッシュの発光が不要であれば(#55でNO)、露光時間がカウントされ(#63)、所定の露光時間が経過すると、シャッタユニット130のシャッタ窓を閉じて露光が停止される(#65)。

0151

一方、フラッシュの発光制御が必要であれば(#55でYES)、露光時間中にフラッシュの本発光とその発光量の制御とが行なわれる(#57〜#61)。すなわち、調光センサ150の積分動作(フラッシュ光の受光量の積分動作)が開始されるとともに(#57)、フラッシュの本発光が行なわれ(#59)、その後、図25に示すフローチャートに従って本発光の停止処理が行なわれる(#61)。

0152

フラッシュの発光停止処理では、まず、フラッシュの上限光量に対応する発光時間「T GNmax」(以下、上限光量発光時間「T GNmax」という。)と下限光量に対応する発光時間「T GNmin」(<「T GNmax」。以下、下限光量発光時間「T GNmin」という。)とがセットされ(#221)、調光センサ150の積分動作開始時から現在までの経過時間(積分時間)Tnowが時間カウンタ更新的に設定される(#223)。すなわち、時間カウンタによりフラッシュ発光からの経過時間Tnowがカウントされる。

0153

続いて、TTL調光積分完了信号(調光センサ150によるフラッシュ光の受光量が所定の調光量に達したことを示す信号)が出力されたか否かが判別され(#225)、TTL調光積分完了信号が出力されていなければ(#225でNO)、更に調光センサ150の積分動作開始から上限光量発光時間「T GNmax」が経過しているか否かが判別され(#229)、上限光量発光時間「T GNmax」が経過していなければ(#229でNO)、ステップ#223に戻り、上限光量発光時間「T GNmax」が経過するまでにTTL調光積分完了信号が出力されるか否かの判別処理が行なわれる。

0154

そして、TTL調光積分完了信号が出力されることなく積分動作開始から上限光量発光時間「T GNmax」が経過すると(#225,#227でNO)、その時点でカメラCPU301から内蔵フラッシュ170の発光制御回路310又は外付けフラッシュ400の発光制御回路401に発光停止信号が出力されてフラッシュの発光が強制的に停止され(#229)、上限光量発光時間「T GNmax」がTTL調光完了時間「T TTL」として設定される(#231)。

0155

一方、積分動作開始から上限光量発光時間「T GNmax」が経過するまでにTTL調光積分完了信号が出力されると(#225でYES)、積分動作開始からTTL調光積分完了信号が出力されるまでの経過時間(この経過時間をTnow1とする。)がTTL調光完了時間「T TTL」として設定され(#233)、更にその経過時間Tnow1が下限光量発光時間「T GNmin」以上であるか否か、すなわち、TTL調光積分完了信号が下限光量発光時間「T GNmin」の経過後に出力されているか否かが判別される(#235)。

0156

TTL調光積分完了信号の出力が下限光量発光時間「T GNmin」の経過後であれば(#235ででNO)、TTL調光積分完了信号の出力と同時にカメラCPU301から内蔵フラッシュ170の発光制御回路310又は外付けフラッシュ400の発光制御回路401に発光停止信号が出力されてフラッシュの発光が強制的に停止される(#239)。

0157

また、TTL調光積分完了信号の出力が下限光量発光時間「T GNmin」の経過前であれば(#235でYES)、調光センサ150の積分動作開始時から現在までの経過時間(積分時間)Tnowが下限光量発光時間「T GNmin」に達しているか否かが判別され(#237)、経過時間Tnowが下限光量発光時間「T GNmin」に達していなければ(#237でNO)、ステップ#223に戻り、フラッシュ発光から下限光量発光時間「T GNmin」が経過するのを待つ(#223〜#237のループ)。

0158

そして、フラッシュ発光から下限光量発光時間「T GNmin」が経過すると(#237でYES)、その時点でカメラCPU301から内蔵フラッシュ170の発光制御回路310又は外付けフラッシュ400の発光制御回路401に発光停止信号が出力されてフラッシュの発光が強制的に停止される(#239)。

0159

なお、上述のフラッシュの発光停止処理を下限光量発光時間「T GNmin」及び上限光量発光時間「T GNmax」の経過タイミングとTTL調光積分完了信号及び発光停止信号の出力タイミングとの関係で示すと図26(A)(B)(C)に示すようになる。同図において、信号SGNmin,SGNmaxはそれぞれ下限光量発光時間「T GNmin」と上限光量発光時間「T GNmax」の経過タイミングを示す信号であり、信号STTLはTTL調光積分完了信号、信号SSTOPは発光停止信号である。いずれの信号も立ち下がりが検出若しくは指示のタイミングとなる。

0160

同図に示すように、下限光量発光時間の検出信号SGNminと上限光量発光時間の検出信号SGNmaxとの間でTTL調光積分完了信号STTLが出力されると(図26(B))、フラッシュの発光はこれに同期して停止されるが、下限光量発光時間の検出信号SGNminよりも前若しくは上限光量発光時間の検出信号SGNmaxよりも後でTTL調光積分完了信号STTLが出力されると(図26(A),(C))、フラッシュの発光は下限光量発光時間の検出信号SGNmin若しくは上限光量発光時間の検出信号SGNmaxに同期して停止される。

0161

図13に戻り、露光が終了すると、フラッシュ撮影の場合は図27図28のフローチャートに従って所定の調光完了表示が行なわれ(#67)、次のコマの撮影準備(例えばフィルムの巻き上げ、主ミラー110のダウン等)が行なわれて(#69)、撮影処理を終了する。

0162

調光完了処理では、まず、TTL調光積分完了信号の出力タイミングで調光制御が行なわれたことを示すフラグ「FLfin TTL」、下限光量発光時間「T GNmin」の経過タイミングで調光制御が行なわれたことを示すフラグ「FLfin GNmin」及び上限光量発光時間「T GNmax」の経過タイミングで調光制御が行なわれたことを示すフラグ「FLfin GNmax」がすべて「0」にリセットされる(#241)。

0163

続いて、調光時間「TTTL」が「T TTL」≦「T GNmin」(下限光量発光時間)、「T GNmin」<「T TTL」<「T GNmax」(上限光量発光時間)、「T GNmax」≦「T TTL」の何れであるかが判別され(#243,#245)、「T TTL」≦「T GNmin」であれば(#243でYES)、フラグ「FLfin TTL」及びフラグ「FLfin GNmin」がそれぞれ「1」にセットされ(#251)、「T GNmin」<「T TTL」<「T GNmax」であれば(#245でYES)、フラグ「FLfinTTL」が「1」にセットされ(#249)、「T GNmax」≦「T TTL」であれば(#245でNO)、フラグ「FLfin GNmax」が「1」にセットされ(#247)、これらのフラグ「FLfin TTL」,「FLfin GNmin」,「FLfin GNmax」の設定状態に基づいて所定の調光完了表示が行なわれる(#253)。

0164

すなわち、フラグ「FLfin GNmin」が「1」にセットされていれば(調光時間が下限発光時間「T GNmin」のときは)、インファインダ表示における調光完了確認表示124b(図5参照)が、例えば周波数2Hzで点滅表示され(#269,#271)、フラグ「FLfinTTL」が「1」にセットされていれば(調光時間がTTL積分調光完了時間「T TTL」のときは)、調光完了確認表示124bが、例えば周波数4Hzで点滅表示され(#267,#271)、フラグ「FLfin TTL」及び「FLfin GNmin」がいずれも「0」にリセットされていれば(調光時間が下限発光時間「T GNmin」でもTTL積分調光完了時間「T TTL」でもなく、上限発光時間「TGNmax」のときは)、調光完了確認表示124bが、例えば周波数8Hzで点滅表示される(#265,#271)。

0165

すなわち、調光時間が長いほど、周期を早くして調光完了確認表示124bを点滅表示させることにより撮影者にどのような調光制御が行なわれたか識別できるようにしている。この実施形態は、調光完了確認表示124bの発光色を単一とし、点滅表示の周期を変えることで調光制御の内容を識別できるようにするものであるから、点滅周期は上述の例に限定されるものではない。調光時間が長いほど、周期を遅くしても良く、例えばTTL調光積分完了時間で調光制御が行なわれたときは、点灯表示とし、上限発光時間及び下限発光時間で調光制御が行なわれたときは、点滅表示とするように、何れか1つの調光制御を点灯表示としてもよい。

0166

あるいは、図7に示したように調光完了確認表示124bを赤、緑、黄の3色で表示するものでは、図29のフローチャートに示すように、例えばフラグ「FLfin GNmin」が「1」にセットされていれば(#261でYES)、調光完了確認表示124bを、例えば黄色で表示し(#269’,#271’)、フラグ「FLfinTTL」が「1」にセットされていれば(#263でYES)、調光完了確認表示124bを緑色で表示し(#267’,#271’)、フラグ「FLfin TTL」及び「FLfin GNmin」がいずれも「0」にリセットされていれば(#263でNO)で、調光完了確認表示124bを赤色で表示する(#265’,#271’)ようにしてもよい。

0167

この実施形態は、調光完了確認表示124bの発光色を複数とし、発光色を変えることで調光制御の内容を識別できるようにするものであるから、発光色は上述の例に限定されるものではない。また、発光用のLEDを発光色分の数だけ設けているが、例えば赤色と緑色の2個のLEDを設け、赤、緑及び赤と緑の混色の3色で発光色を区別するようにしてもよい。

0168

図30は、他の調光完了の表示制御を示すフローチャートである。

0169

この調光完了の表示制御は、図31に示すように上限光量IVCmax及び下限光量IVCminによる光量範囲W1と制御可能な最大光量IVSETmax及び最小光量IVSETminの光量範囲W2との重複関係を判別し、その判別結果に基づいて上述の調光完了の表示処理を行なうようにしたものである。

0170

同図において、(a)は光量範囲W1が光量範囲W2に含まれる場合、(b)は光量範囲W1が光量範囲W2に含まれない場合、(c)は光量範囲W1が光量範囲W2に一部含まれるが、TTL自動調光の調光量Pが光量範囲W2内である場合、(d)は光量範囲W1が光量範囲W2に一部含まれるが、TTL自動調光の調光量Pが光量範囲W2外である場合である。

0171

(a)の場合は正常に調光が完了するから常に調光完了表示処理が行なわれるが、(b)の場合は正常に調光が完了することはないから常に調光完了表示処理は行なわれない。また、(c)の場合は調光制御は正常であるから、調光完了表示処理が行なわれるが、(d)の場合は調光制御は異常となるから、調光完了表示処理は行なわれない。

0172

図30に示すフローチャートによれば、まず、調光完了表示処理を行なうことを示すフラグ「FLfin DISP」が「0」にリセットされ(#281)、続いて、上限光量IVCmaxが制御可能な最大光量IVSETmax以上であるか否かが判別される(#283)。IVCmax≦IVSETmaxであれば(#283でYES)、図31(a)の場合であるから、フラグ「FLfin DISP」が「1」にセットされる(#289)。

0173

IVCmax>IVSETmaxであれば(#283でNO)、下限光量IVCminが制御可能な最大光量IVSETmaxを越えているか否かが判別され(#285)、IVSETmax<IVCminであれば(#285でYES)、図31(b)の場合であるから、フラグ「FLfin DISP」は「1」にセットすることなく、ステップ#291に移行し、フラグ「FLfin DISP」のセット状態に基づいて調光完了の表示処理が行なわれる。

0174

IVCmin≦IVSETmaxであれば(#285でNO)、フラグ「FLfinTTL」が「1」にセットされているか否か、すなわち、制御可能な最大光量IVSETmax内で正常に調光制御が行なわれたか否かが判別され(#287)、フラグ「FLfin TTL」が「1」にセットされていれば(正常に調光が完了していれば)(#287でYES)、図31(c)の場合であるから、フラグ「FLfin DISP」は「1」にセットされ(#289)、フラグ「FLfin TTL」が「1」にセットされていなければ(正常に調光が完了していなければ)(#287でNO)、図31(d)の場合であるから、フラグ「FLfin DISP」は「1」にセットすることなく、ステップ#291に移行し、フラグ「FLfin DISP」のセット状態に基づいて調光完了に関する表示が行なわれる。

0175

すなわち、フラグ「FLfin DISP」のセット状態が判別され、フラグ「FLfin DISP」が「1」にセットされていれば(#291でYES)、上述した調光完了の表示処理が行なわれ(#295)、フラグ「FLfinDISP」が「1」にセットされていなければ(#291でNO)、上述した調光完了の表示処理が行なわれない(#293)。

0176

以上説明したように、レンズ200内のレンズCPU204及び外付けフラッシュ400内の発光制御回路401からカメラボディ100内のカメラCPU301に、また、カメラボディ100に設けられたスイッチ部材によってカメラCPU301に、FM制御における発光量の算出に誤差を生じさせるパラメータの情報(レンズ情報、反射率情報、フラッシュに関する設定情報、撮影条件の設定情報等)を入力し、その情報によってFM制御における発光量の信頼性が低く、TTL自動調光を制限した場合、却ってフラッシュ撮影が失敗する虞があると判断されるときは、その制限値を緩くするように補正するか、TTL調光制御の制限を解除するようにしたので、フラッシュ撮影における不適切な調光制御を可能な限り低減することができる。

0177

また、調光制御がどのような調光量で完了したのかに応じて調光完了確認表示124bを異ならせるようにしたので、撮影者に木目細かい調光完了情報を提供でき、撮影者は調光完了確認表示124bによりフラッシュ撮影の調光結果を推定することができる。

0178

なお、上記実施形態では、カメラボディ100側にレンズ200のAF駆動用の駆動源を設け、出力軸164を介して駆動力をレンズ200に伝達する一眼レフカメラに付いて説明したが、本発明はこのようなタイプに限定されるものではなく、図32に示すようにレンズ200内に撮影光学系201のAFアクチュエータを備えているタイプにも適用することができる。

0179

また、上記実施形態では銀塩フィルムを用いたカメラについて説明したが、固体撮像素子を用いたデジタルカメラ等においても同様の機能を用いて、調光制御を行なってもよい。

発明の効果

0180

以上説明したように、本発明によれば、TTL自動調光により閃光源の発光量を制御する一方で、その調光量をフラッシュマチック制御による発光量で制限するカメラの調光制御装置において、フラッシュマチック制御方式で算出される発光量の精度に影響を与えるパラメータの情報(被写体の反射率に関する情報、閃光源における被写体の照明量に関係する拡散パネルやディフューザ等の要素の情報、被写体距離の検出に関する情報、カメラに装着されたレンズの種類に関する情報等)に基づいて、TTL自動調光における調光量を制限するフラッシュマチック制御方式で算出される発光量を補正し、若しくはTTL自動調光における調光量を制限しないようにしたので、TTL自動調光における調光量を制限することによって却って調光量が不適切となる場合もその度合が軽減され、フラッシュ撮影での失敗撮影が低減する。

0181

また、フラッシュマチック制御方式で算出される発光量で調光量が制限されることなくTTL自動調光による調光が完了した場合の調光完了表示と調光量が制限されてTTL自動調光による調光が完了した場合の調光完了表示とを異ならせるようにしたので、撮影者に調光完了について木目細かい情報を提供することができる。

0182

特に正常に調光完了が行なわれた場合は調光完了表示を行ない、調光完了が異常である場合は調光完了表示を行なわないようにしたので、どのような調光制御が行なわれた場合にも常に撮影者に適切な調光完了結果報知することができる。

図面の簡単な説明

0183

図1本発明に係る調光制御装置を備えたAF一眼レフカメラの一実施態様の構成例を示す図である。
図2距センサの多分割測距領域を示す図である。
図3調光センサの多分割調光領域を示す図である。
図4測光センサの多分割測光領域を示す図である。
図5ファインダ表示素子で表示される表示内容の一例を示す図である。
図6単一色で調光完了表示を行なう場合表示素子の回路構成を示す図である。
図7複数色で調光完了表示を行なう場合表示素子の回路構成を示す図である。
図8AF一眼レフカメラの制御回路系のブロック構成を示す図である。
図9フラッシュの発光制御回路の一例を示す図である。
図10本発光におけるフラッシュ光の波形を示す図である。
図11予備発光におけるフラッシュ光の波形を示す図である。
図12シャッタレリーズボタンが半押し状態から全押しされたときの撮影処理を示すフローチャートである。
図13シャッタレリーズボタンが半押し状態から全押しされたときの撮影処理を示すフローチャートである。
図14測光センサの多分割測光領域と調光センサの多分割調光領域との関係を示す図である。
図15被写体距離の情報を設定する処理を示すフローチャートである。
図16調光用パラメータの演算処理を示すフローチャートである。
図17多分割調光用の重みを設定するための特性を示す図である。
図18f1・βfecに対する被写体距離の上限側補正値DVmax及び下限側補正値DVminの特性を示す図で、(a)はf1≦100mmの場合の特性図、(b)はf1>100mmの場合の特性図である。
図19f1・βfecに対する被写体距離の上限側補正値DVmax及び下限側補正値DVminの特性の他の例を示す図で、(a)はf1≦100mmの場合の特性図、(b)はf1>100mmの場合の特性図である。
図20調光量の補正処理を示すフローチャートである。
図21反射率情報のチェック処理を示すフローチャートである。
図22レンズ情報のチェック処理を示すフローチャートである。
図23フラッシュに関する設定情報のチェック処理を示すフローチャートである。
図24撮影条件の設定情報のチェック処理を示すフローチャートである。
図25発光停止処理を示すフローチャートである。
図26下限光量発光時間「T GNmin」及び上限光量発光時間「TGNmax」の経過タイミングとTTL調光積分完了信号及び発光停止信号の出力タイミングとの関係で示す図である。
図27調光完了表示の処理を示すフローチャートである。
図28調光完了表示を点滅表示の点滅周期で区別するようにした表示制御の処理を示すフローチャートである。
図29調光完了表示を表示色で区別するようにした表示制御の処理を示すフローチャートである。
図30調光完了表示における他の表示制御の処理を示すフローチャートである。
図31上限光量及び下限光量による光量範囲W1と制御可能な最大光量及び最小光量の光量範囲W2との重複関係に基づく調光完了表示の制御方法を説明するための図で、(a)は光量範囲W1が光量範囲W2に含まれる場合の図、(b)は光量範囲W1が光量範囲W2に含まれない場合の図、(c)は光量範囲W1が光量範囲W2に一部含まれるが、TTL自動調光の調光量Pが光量範囲W2内である場合の図、(d)は光量範囲W1が光量範囲W2に一部含まれるが、TTL自動調光の調光量Pが光量範囲W2外である場合の図である。
図32本発明に係る調光制御装置を備えたAF一眼レフカメラの他の実施態様の構成例を示す図である。

--

0184

フイルム
2 被写体
100カメラボディ
111主ミラー
112補助ミラー
120ファインダ
124ファインダ表示素子(表示手段)
130シャッタユニット
140 測距ユニット(距離検出手段)
150調光センサ(光量検出手段)
160AF駆動ユニット
161 AFアクチュエータ
162 距離エンコーダ(距離検出手段)
163 AFエンコーダ(距離検出手段)
164出力軸
170発光ユニット(閃光源)
180測光ユニット(被写体輝度検出手段)
200レンズ
201撮影光学系
202鏡胴
203レンズ駆動機構
204 レンズCPU(入力手段)
205 距離エンコーダ(距離検出手段)
207絞り機構
301カメラCPU(調光制御手段,光量限界値設定手段,光量制限手段,絞り値設定手段)
303測光回路
304 測距回路
305調光回路
308露光制御回路
309 AFモータドライバ
310内蔵フラッシュの発光制御回路(入力手段)
400フラッシュ発光装置(閃光源)
401外付けフラッシュの発光制御回路(入力手段)
S1半押しスイッチ
S2全押しスイッチ
SMODE撮影モードスイッチ
SSELFセルフタイマスイッチ(入力手段)
SPVプレビュースイッチ(入力手段)
SBRブラケット撮影スイッチ(入力手段)
SPRE予備発光設定スイッチ(入力手段)
SAFMFAF/MF切換スイッチ(入力手段)
SREAR後幕シンクロスイッチ(入力手段)
SMIL簡易ミラーアップスイッチ(入力手段)
SFEC1,SFEC2調光モード切換スイッチ
SGNCM GN制御補正モード設定スイッチ
SFILTフィルタ検知スイッチ(入力手段)
SSEL 特殊光学系検知スイッチ(入力手段)
SLAFMF AF/MF切換スイッチ(入力手段)
SLIMITレンジリミッタ検知スイッチ(入力手段)

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