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技術 液状インク記録用光沢紙およびその製造方法

出願人 大阪シーリング印刷株式会社
発明者 竹内秀尚中村操
出願日 2000年9月1日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-265039
公開日 2002年3月5日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2002-067494
状態 特許登録済
技術分野 複写又はマーキング インクジェット記録方法及びその記録媒体 流動性材料の適用方法、塗布方法 紙(4)
主要キーワード スルホン酸系共重合体 光沢材料 コロイダルジルコニア 無水マイレン酸 濡れ状態 塗設装置 SBR系ラテックス 熱硬化性合成樹脂
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年3月5日)のものです。
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図面 (4)

課題

光沢を有しインクの吸収速度の速い液状インク記録用光沢紙およびその製造方法を提供する。

解決手段

この発明の液状インク記録用光沢紙の製造方法は、基材12と、その一方主面に形成された中間層14と、中間層14の表面に形成された光沢層16とを含む液状インク記録用光沢紙の製造方法であって、液状インクが光沢層16と基材12との間に受理されるように、空隙を有する中間層14を形成するステップと、中間層14の表面より光沢層16の材料が中間層14の空隙に入り込まないように、湿潤状態において中間層14の空隙を埋め且つ乾燥したときに蒸発する充填材料を塗布するステップと、光沢層16の材料を充填材料が濡れ状態において積層して光沢層16を形成するステップと、乾燥させて中間層表面から塗布した充填材料を蒸発させるステップとを含む、液状インク記録用光沢紙の製造方法であり、この発明の液状インク記録用光沢紙10は、前記記載の方法で光沢層16を形成した液状インク記録用光沢紙である。

概要

背景

インクジェト記録方式は、インク微小液滴微少ノズルから放出させて紙等の記録シート定着させ、画像・文字等の記録を行うものであるが、その作動原理は数多くある。高速、低騒音多色化が容易であり、記録パターン融通性が大きく、現像および定着が不要等の特長を有するために、各種図形およびカラー画像等の記録方式として種々の用途において用いられている。

概要

光沢を有しインクの吸収速度の速い液状インク記録用光沢紙およびその製造方法を提供する。

この発明の液状インク記録用光沢紙の製造方法は、基材12と、その一方主面に形成された中間層14と、中間層14の表面に形成された光沢層16とを含む液状インク記録用光沢紙の製造方法であって、液状インクが光沢層16と基材12との間に受理されるように、空隙を有する中間層14を形成するステップと、中間層14の表面より光沢層16の材料が中間層14の空隙に入り込まないように、湿潤状態において中間層14の空隙を埋め且つ乾燥したときに蒸発する充填材料を塗布するステップと、光沢層16の材料を充填材料が濡れ状態において積層して光沢層16を形成するステップと、乾燥させて中間層表面から塗布した充填材料を蒸発させるステップとを含む、液状インク記録用光沢紙の製造方法であり、この発明の液状インク記録用光沢紙10は、前記記載の方法で光沢層16を形成した液状インク記録用光沢紙である。

目的

それゆえに、この発明の主たる目的は、光沢を有しインクの吸収速度の速い液状インク記録用光沢紙およびその製造方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基材と、その一方主面に形成された中間層と、前記中間層の表面に形成された光沢層とを含む液状インク記録用光沢紙の製造方法であって、液状インクが光沢層と基材との間に受理されるように、空隙を有する中間層を形成するステップと、前記中間層の表面より光沢層の材料が中間層の空隙に入り込まないように、湿潤状態において中間層の空隙を埋め且つ乾燥したときに蒸発する充填材料を塗布するステップと、光沢層の材料を前記充填材料が濡れ状態において積層して光沢層を形成するステップと、乾燥させて中間層表面から塗布した充填材料を蒸発させるステップとを含む、液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項2

基材に中間層を形成する材料を塗工し乾燥させて中間層を形成するステップと、中間層の上に充填材料を塗工し、充填材料を乾燥させずに光沢層を形成する材料を塗工するステップと、光沢層を形成する材料が乾燥する前に、塗工された光沢層を形成する材料の表面にフィルムを押し当てるステップと、前記充填材料と前記塗工された光沢層を形成する材料を乾燥させ、フィルムを剥がして光沢を発現させるとともに充填材料を蒸発させるステップとを含む、請求項1に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項3

基材に中間層を形成する材料を塗工し乾燥させて中間層を形成するステップと、中間層の上に充填材料を塗工するステップと、光沢層を形成する材料をフィルムの表面に塗工するステップと、前記中間層の上の充填材料が乾燥する前であって光沢層の材料が乾燥する前に、中間層の表面に光沢層の材料面を積層するステップと、前記充填材料と前記塗工された光沢層を形成する材料を乾燥させ、フィルムを剥がして光沢を発現させるとともに充填材料を蒸発させるステップとを含む、請求項1に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項4

充填材料は、揮発性を有するアルコール、水、硫酸銅水溶液などを含む、請求項1に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項5

充填材料は、ゲル化剤増粘剤硬化剤濡れ剤消泡剤のうち少なくとも1つを混合した材料である、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項6

前記中間層上に前記光沢層の材料を塗布し、前記光沢層の材料上に前記フィルムの平滑な面を密着させ、前記光沢層を形成したのち、前記フィルムが前記光沢層から剥離される、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項7

前記フィルムの平滑な面に前記光沢層の材料を塗布し、前記光沢層の材料の塗布面を前記基材上に積層して前記光沢層を形成したのち、前記フィルムが前記光沢層から剥離される、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項8

中間層は、液状インクを受理するインク受理層を構成し、光沢層に形成された微細孔より中間層に液状インクがしみ込むように形成された、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項9

中間層は、インク定着剤およびインク染料等を吸い取る顔料を含み、液状インクが吸着されるように形成される、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項10

中間層は、合成シリカを含む顔料を混ぜたものを基材に塗設してなる、請求項9に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法。

請求項11

請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の方法で光沢層を形成した、液状インク記録用光沢紙。

請求項12

請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の方法で中間層を形成した、液状インク記録用光沢紙。

技術分野

0001

この発明は、たとえばインクジェットインクインクジェットプリンタによって印字する液状インク記録用媒体であって、特に光沢を有する液状インク記録用光沢紙およびその製造方法に関する。

背景技術

0002

インクジェト記録方式は、インク微小液滴微少ノズルから放出させて紙等の記録シート定着させ、画像・文字等の記録を行うものであるが、その作動原理は数多くある。高速、低騒音多色化が容易であり、記録パターン融通性が大きく、現像および定着が不要等の特長を有するために、各種図形およびカラー画像等の記録方式として種々の用途において用いられている。

発明が解決しようとする課題

0003

このインクジェット記録方式で使用される記録用媒体には、印字されたドットの濃度が高いこと、インクジェットインクの吸収が速いこと、印字されたときのドットが重なり合った場合にもインクが流れ出したり滲んだりしないこと、印字されたときのドットの横方向への拡散が必要以上に大きくなく、ぼやけないこと等が要望される。一方、従来より表面の光沢度の高い記録用媒体が需要家の間で好まれるので、光沢度仕上げがなされたインクジェット記録用媒体が提案されているが、さらに光沢性に優れ且つプリンタの高速化に伴いインクの吸収速度の速いインクジェット記録用媒体が望まれている。

0004

それゆえに、この発明の主たる目的は、光沢を有しインクの吸収速度の速い液状インク記録用光沢紙およびその製造方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

この発明の請求項1にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、基材と、その一方主面に形成された中間層と、中間層の表面に形成された光沢層とを含む液状インク記録用光沢紙の製造方法であって、液状インクが光沢層と基材との間に受理されるように、空隙を有する中間層を形成するステップと、中間層の表面より光沢層の材料が中間層の空隙に入り込まないように、湿潤状態において中間層の空隙を埋め且つ乾燥したときに蒸発する充填材料を塗布するステップと、光沢層の材料を充填材料が濡れ状態において積層して光沢層を形成するステップと、乾燥させて中間層表面から塗布した充填材料を蒸発させるステップとを含む、液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項2にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、基材に中間層を形成する材料を塗工し乾燥させて中間層を形成するステップと、中間層の上に充填材料を塗工し、充填材料を乾燥させずに光沢層を形成する材料を塗工するステップと、光沢層を形成する材料が乾燥する前に、塗工された光沢層を形成する材料の表面にフィルムを押し当てるステップと、充填材料と塗工された光沢層を形成する材料を乾燥させ、フィルムを剥がして光沢を発現させるとともに充填材料を蒸発させるステップとを含む、請求項1に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項3にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、基材に中間層を形成する材料を塗工し乾燥させて中間層を形成するステップと、中間層の上に充填材料を塗工するステップと、光沢層を形成する材料をフィルムの表面に塗工するステップと、中間層の上の充填材料が乾燥する前であって光沢層の材料が乾燥する前に、中間層の表面に光沢層の材料面を積層するステップと、充填材料と塗工された光沢層を形成する材料を乾燥させ、フィルムを剥がして光沢を発現させるとともに充填材料を蒸発させるステップとを含む、請求項1に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項4にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、充填材料は、揮発性を有するアルコール、水、硫酸銅水溶液などを含む、請求項1に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項5にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、充填材料は、ゲル化剤増粘剤硬化剤濡れ剤消泡剤のうち少なくとも1つを混合した材料である、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項6にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、中間層上に光沢層の材料を塗布し、光沢層の材料上にフィルムの平滑な面を密着させ、光沢層を形成したのち、フィルムが光沢層から剥離される、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項7にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、フィルムの平滑な面に光沢層の材料を塗布し、光沢層の材料の塗布面を基材上に積層して光沢層を形成したのち、フィルムが光沢層から剥離される、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項8にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、中間層は、液状インクを受理するインク受理層を構成し、光沢層に形成された微細孔より中間層に液状インクがしみ込むように形成された、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項9にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、中間層は、インク定着剤およびインクの染料等を吸い取る顔料を含み、液状インクが吸着されるように形成される、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項10にかかる液状インク記録用光沢紙の製造方法は、中間層は、合成シリカを含む顔料を混ぜたものを基材に塗設してなる、請求項9に記載の液状インク記録用光沢紙の製造方法である。この発明の請求項11にかかる液状インク記録用光沢紙は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の方法で光沢層を形成した、液状インク記録用光沢紙である。この発明の請求項12にかかる液状インク記録用光沢紙は、請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の方法で中間層を形成した、液状インク記録用光沢紙である。

0006

この発明によれば、紙やフィルムなどの基材の一方主面に形成された中間層と、中間層の表面に形成された光沢層とを含む液状インク記録用光沢紙の製造方法であって、液状インクが光沢層と基材との間に受理されるように、空隙を有する中間層を形成し、中間層の表面より光沢層の材料が中間層の空隙に入り込まないように、湿潤状態において中間層の空隙を埋め且つ乾燥したときに蒸発する充填材料を塗布し、光沢層の材料を充填材料が濡れ状態において積層して光沢層を形成し、乾燥させて中間層表面から塗布した充填材料を蒸発して光沢紙が形成されているので、中間層の空隙に水等の充填材料を充填し、光沢層の材料が染み込まないようにしておき、光沢層が発現すると同時に、充填材料が蒸発して中間層の空隙が維持される。したがって、インクが受理される空間容積が多くしてインクの吸収速度を速くでき、且つ表面の光沢性に優れ、また光沢層と基材との間の中間層に液状インクが受理され記録される。特に、請求項2ないし請求項5の発明によれば、表面は強光沢の液状インク記録用光沢紙が得られるが、インクの吸収速度が速い。特に、請求項8の発明によれば、中間層は液状インクを受理するインク受理層からなるので、表面は強光沢の液状インク記録用光沢紙が得られるが、光沢層に形成された微細孔より液状インクが中間層にしみ込み保持される。特に、請求項9の発明によれば、中間層はインク定着剤およびインクの染料等を吸い取る顔料を含み、液状インクが吸着されるように形成される。特に、請求項10の発明によれば、中間層は合成シリカを含む顔料を混ぜたものを基材に塗設してなるので、液状インクが吸着されるように形成される。

0007

この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。

発明を実施するための最良の形態

0008

図1は、この発明の第1の実施の形態である液状インク記録用光沢紙の断面図解図である。この液状インク記録用光沢紙10は、上質紙または合成樹脂フィルムシートなどからなる支持材たる基材12の一方主面(表面)に、油性または水性のインクジェットインクを受理する中間層たるインク受理層14が形成され、前記インク受理層14の基材12側主面とは反対側主面(表面)には最外表面に位置する光沢層16が形成されている。

0009

インク受理層14は、無機顔料および/または有機顔料とインク定着剤、バインダ、その他の顔料分散剤耐水化剤等の塗被組成物から構成されるものであり、支持材たる基材12と光沢層16との間に少なくとも1層塗設されてなる。

0011

インク受理層14を形成するインク定着剤(カチオン化剤)としては、4級アンモニウム塩ポリマーポリアミンおよびその誘導体アルキルアミン重合体ジシアンジアミドカチオン樹脂等が挙げられる。

0012

インク受理層14を形成するバインダとしては、シリコン変性ポリビニルアルコール等のPVA、澱粉SBR系ラテックスアクリル系樹脂ウレタン系樹脂等が挙げられる。更に詳細に説明すると、前記バインダとしては、例えば、酸化澱粉エーテル化澱粉リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体カルボキシメチルセルロースヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体カゼインゼラチン大豆蛋白,ポリビニルアルコールまたはその誘導体;各種酸化度のポリビニルアルコールまたはそのシラノール変性物カルボキシル化物,カチオン化物等の各種誘導体;ポリビニルピロリドン無水マイレン酸樹脂,スチレン−ブタジエン共重合体メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックスアクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル重合体または共重合体等のアクリル系重合体ラテックスエチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス;或いはこれら各種重合体のカルボキシ基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂,尿素樹脂等の熱硬化性合成樹脂等の水性接着剤ポリメチルメタクリレート等のアクリル;酸エステル;メタクリル酸エステルの重合体または共重合体樹脂ポリウレタン樹脂不飽和ポリエステル樹脂塩化ビニル酢酸ビニルコポリマーポリビニルブチラールアルキッド樹脂等の合成樹脂系接着剤等を挙げることができる。

0013

その他、インク受理層14の塗被組成物として必要に応じて、メラミン樹脂等の耐水化剤等を含めればよい。さらに、インク受理層14には、種々の目的をもって他のものを配合してもよい。例えば、顔料分散剤,増粘剤,流動性改良剤,消泡剤,抑泡剤離型剤発泡剤浸透剤着色染料着色顔料蛍光増白剤紫外線吸収剤酸化防止剤防腐剤,防バイ剤,湿潤紙力増強剤乾燥紙力増強剤などの各種添加剤を、目的に応じて適宜配合することができる。特に、水性インクの染料分である水溶性直接染料水溶性酸性染料中のスルホン酸基カルボキシル基アミノ基等と不溶な塩を形成する2級アミン,3級アミン,4級アンモニウム塩からなるカチオン性染料定着剤を配合すると、インク受理層14中で染料が捕獲されることになる。したがって、色彩性が向上し且つ不溶な塩が形成されることによって水を滴下した時あるいは吸湿した時においてインクの流れ出しや滲み出しを抑制できる。

0014

インク受理層14を構成する塗被組成物における顔料とバインダとの配合割合は、顔料100重量部に対し、バインダが3〜70重量部である。好ましくは、5〜50重量部であが、顔料100重量部に対するバインダの配合割合が3重量部未満であると、インク受理層14の塗膜強度不足する場合がある。一方、バインダの配合割合が70重量部を超えると、インク受理層14のインク吸収性が低下する場合がある。

0015

たとえば、インク受理層14を構成する塗被組成物における顔料とバインダ等との配合割合は、次の通りである。顔料として、多孔質材料である固体または粉体状の非結晶シリカ(二酸化ケイ素SiO2 )を重量比で100重量部、バインダーとして、ポリビニルアルコールを重量比で45重量部、インク定着剤として、液体状のポリアミン誘導体を重量比で30重量部、耐水化剤として、アセタールホルマール)を重量比で10重量部、分散剤として、粉体状のヘキサメタリン酸を重量比で1重量部を混合して、インク受理層14を形成した。

0016

インク受理層14の塗工量は、要求される光沢,インク吸収性,支持体の種類等により異なるので一概には言えないが、通常は1g/m2 以上、好ましくは、5〜15g/m2 である。また、インク受理層14は或る一定の塗工量を2度に分けて塗設してもよい。

0017

インク受理層14の塗設は、各種塗設装置オンマシンオフマシンで使用して行うことができる。塗設装置としては、例えば、各種フレドコータ,ロールコータエアーナイフコータバーコータロッドプレードコータ,カーテンコータショートドウェルコータ,サイズプレス等がある。また、インク受理層14を平滑にするためにインク受理層の塗設後に、例えば、マシンカレンダー,TGカレンダーソフトカレンダー等のカレンダー装置を使用して平坦化仕上げを行ってもよい。なお、インク受理層14の層数は、必要に応じて適宜に決定することができる。

0018

液状インクが光沢層と基材との間において受理されるためのインク受理層14を形成した後、前記インク受理層14の表面より光沢層16の材料がインク受理層14の空隙に染み込まないように、湿潤状態においてインク受理層14の空隙を埋め且つ加熱乾燥させたときに蒸発する充填材料を塗布する。そして、光沢層16の材料は前記充填材料を乾燥させず濡れ状態において塗布し、且つその表面に平滑な面を有するフィルムを押しあて、前記塗工された充填材料と前記塗工された光沢層の材料を加熱して乾燥させて成膜化したのちに、前記フィルムを剥離して光沢層を形成し、中間層表面から塗布した充填材料を蒸発させる。充填材料は、揮発性を有するアルコール、水、硫酸銅水溶液などの溶媒を含む。また、充填材料は、ゲル化剤、増粘剤、硬化剤、濡れ剤、消泡剤を混合してもよい。増粘剤としては、次のようなものがある。ポリアクリル酸アクリル酸エステル共重合体ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸共重合体、ポリアクリル酸アンモニウム多価カルボン酸アクリル系重合体、特殊カチオン系共重合体アクリル酸ソーダ共重合体、スルホン酸系共重合体ポリアクリルアミドメタクリル酸エステル共重合体アルギン酸ナトリウムアルギン酸プロピレングリコールエステルカゼインナトリウムカルボキシメチルセルロースナトリウム繊維素グリコール酸ナトリウムでんぷんグリコール酸ナトリウムメチルセルロースアラビアゴムアルギン酸、カゼイン、グアーガムグルテンデンプンローカストビーンガムなどの天然ガム類、その他PVAなどの粘度の高い水溶性樹脂等。

0019

光沢層16は、透明性を有し、コロイダルシリカ複合体エマルジョンなどからなる塗被組成物から構成されるものであり、支持体たる基材12およびインク受理層14上に少なくとも1層塗設されてなる。コロイダルシリカ複合体エマルジョンは、コロイダルシリカ/アクリル/スチレン、コロイダルシリカ/アクリル、シリカ/アクリル/スチレンを主成分とする。

0020

また、光沢層16を形成するためのコーティング材料16aは、コロイダルシリカ複合体エマルジョンを主成分とするものと、フィラーとバインダーの混合物を主成分とするものが考えられる。この場合のフィラーとしては、上述のインク受理層14に用いたイン吸着用の顔料と同様のものを用いることができるが、好ましいのはコロイダルシリカである。また、バインダとしては、上述のインク受理層14と同様のものを用いることができるが、好ましいのは水溶性樹脂である。たとえばフィラーとして、吸水性が少ないコロイダルシリカ単体あるいはコロイダルジルコニアにポリビニルアルコール等の水溶性樹脂あるいはエマルジョン樹脂を混ぜた材料を塗設してもよく、また、適宜ポリビニルアルコール等に耐水性を付与すべく、例えば尿素グリオキザールアクリルアミド重合体の耐水化剤を混ぜたり、硬化剤をまぜてもよい。なお、水溶性樹脂は、例えばコロイダルシリカ100重量部に対し、0.001ないし100重量部混ぜるとよい。但し、水溶性樹脂が0.001以下の場合には、光沢層の被膜強度が出にくく、塗工性も悪いが、100重量部以上となると光沢層に微細孔が形成されにくく、インクが光沢層を通過してインク受理層に達しない。

0021

この光沢紙10では、光沢層16の表面が平滑となるように形成され、それによって美しい液状インク記録用光沢紙10となっている。

0022

このような液状インク記録用光沢紙10を製造するには、基材12のインク受理層14の上に光沢層の材料16aを塗布し、図2に示すように、光沢層の材料16aの上にフィルム18が密着させられる。フィルム18としては、平滑な面を有するものが用いられる。そのようなフィルム18として、たとえば、ポリエチレンフィルムポリプロピレンフィルムポリアミドナイロン)フィルム、ポリエステルフィルムポリエチレンナフタレートフィルムポリスチレンフィルムポルビニールアルコール(ビニロン)フィルム、ポリエーテルケトンフィルム、ポリサルホンフィルム、ポリエーテルサルホンフィルム、ポリエーテルイミドフィルムEV共重合体フィルムアイオノマーフィルムなどのエチレン共重合体フィルム、ポリカーボネートフィルムセロファンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルムポリ塩化ビニリデンフィルムアルミニウム箔アセテートフィルムなどのフィルムや、これ以外の平滑な面を有するフィルム単体、またはこれらのフィルムを貼り合わせた紙およびフィルムなどが使用できる。また、光沢層16との離型性をよくするために、離型剤を塗布したものでもよい。

0023

塗布された光沢層の材料16aにフィルム18を押しあて密着したのち、光沢層の材料16aを乾燥成膜化して光沢層16を形成し、そののちフィルム18が剥離される。なお、図2において、斜線で示す光沢層の材料16aは、未乾燥の状態であることを示す。フィルム18は、平滑な面を有しているため、フィルム18が剥離された光沢層16の表面は平滑となり、美しい光沢紙10を得ることができる。したがって、光沢紙の製造工程において、紫外線照射装置などを必要とせず、光沢紙の製造を簡単にすることができる。

0024

なお、光沢層16を形成するために、図3に示すように、フィルム18の面に光沢層の材料16aを塗布してもよい。この場合、光沢層の材料16aが乾燥する前に、光沢層の材料16aの層が、インク受理層14の面に圧着される。そして、光沢層の材料16aが乾燥して光沢層16が形成されたのちに、フィルム18が光沢層16から剥離される。このように、光沢層の材料16aは、基材12側に塗布してもよいし、フィルム18側に塗布してもよく、光沢層16が形成されたのちにフィルム18を剥離することにより、光沢を有する光沢紙10を得ることができる。

0025

この発明によれば、塗設したとき光沢層16に微細な孔が開き、インクジェットインクをインクジェットプリンタ等で飛翔させたとき、インクジェットインクが光沢層16からインク受理層14に染み込む。

0026

この発明にかかるインクジェット記録用光沢紙に利用されるインクは、水性または油性のものがある。水性インクとは、下記着色剤及び液媒体、その他添加剤から成る記録液体である。着色剤としては、直接染料酸性染料塩基性染料反応性染料あるいは食品用色素等の水溶性染料である。

0027

例えば、直接染料としては、
C.I.Direct Black
2,4,9,11,14,17,19,22,27,32,36,38,41,48,49,51,56,62,71,74,75,77,78,80,105,106,107,108,112,113,117,132,146,154,194
C.I.Direct Yellow
1,2,4,8,11,12,24,26,27,28,33,34,39,41,42,44,48,50,51,58,72,85,86,87,88,98,100,110
C.I.Direct Orange
1,2,4,8,9,11,13,17,20,23,24,28,31,33,37,39,44,46,47,48,51,59,62,63,73,75,77,80,81,83,84,85,90,94,99,101,108,110,145,189,197,220,224,225,226,227,230
C.I.Direct Red
1,2,4,8,9,11,13,17,20,23,24,28,31,33,37,39,44,46,47,48,51,59,62,63,73,75,77,80,81,83,84,85,90,94,99,101,108,110,145,189,197,220,224,225,226,227,230
C.I.Direct Blue
1,2,6,8,15,22,25,34,69,70,71,72,75,76,78,80,81,82,83,86,90,98,106,108,110,120,123,158,163,165,192,193,194,195,196,199,200,201,202,203,207,218,236,237,239,246,258
C.I.Direct Green
1,6,8,28,33,37,63,64
C.I.Direct Brown
1A,2,6,25,27,44,58,95,100,106,112,173,194,195,209,210,211
などが挙げられる。

0028

酸性染料としては、
C.I.Acid Black
1,2,7,16,17,24,26,28,31,41,48,52,58,60,94,107,109,112,118,119,121,122,131,155,156
C.I.Acid Orange
7,8,10,33,56,64
C.I.Acid Red
1,4,6,8,13,14,15,18,19,21,26,27,30,32,34,35,37,40,42,51,52,54,57,80,82,83,85,87,88,89,92,94,97,106,108,110,115,119,129,131,133,134,135,154,155,172,176,180,184,186,187,249,254,256,317,318
C.I.Acid Violet
7,11,15,34,35,41,43,49,75
C.I.Acid Blue
1,7,9,22,23,25,27,29,40,41,43,45,49,51,53,55,56,59,62,78,80,81,83,90,92,93,102,104,111,113,117,120,124,126,145,167,171,175,183,229,234,236
C.I.Acid Green
3,12,19,27,41,9,16,20,25
C.I.Acid Brown
4,14
などが挙げられる。

0029

塩基性染料としては、
C.I.Basic Black
2,8
C.I.Basic Yellow
1,2,11,12,14,21,32,36
C.I.Basic Orange
2,15,21,22
C.I.Basic Red
1,2,9,12,13,37
C.I.Basic Violet
1,3,7,10,14
C.I.Basic Blue
1,3,5,7,9,24,25,26,28,29
C.I.Basic Green
1,4
C.I.Basic Brown
1,12
などが挙げられる。

0030

反応性染料としては、
C.I.Reactive Black
1,3,5,6,8,12,14
C.I.Reactive Yellow
1,2,3,13,14,15,17
C.I.Reactive Orange
2,5,7,16,20,24
C.I.reactive Red
6,7,11,12,15,17,21,23,24,35,36,42,63,66
C.I.Reactive Violet
2,4,5,8,9
C.I.Reactive Blue
2,5,7,12,13,14,15,17,18,19,20,21,25,27,28,37,38,40,41
C.I.Reactive Green
5,7
C.I.Reactive Brown
1,7,16
などが挙げられる。

0031

更に食品用色素としては、
C.I.Food Black

C.I.Food Yellow
3,4,5
C.I.Food Red
2,3,7,9,14,52,87,92,94,102,104,105,106
C.I.Food Violet

C.I.Food Blue
1,2
C.I.Food Green
2,3
などが挙げられる。

0032

また水性インクの液媒体としては、水および水溶性の各種有機溶剤、たとえば、メチルアルコールエチルアルコールn−プロピルアルコールイソプロピロアルコール、n−プチルアルコール、sec−プチルアルコール、tert−プチルアルコール、イソプチルアルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類ジメチルホルムアミドジメチルアセトアミド等のアミド類アセトン、ジアセトアルコール等のケトンまたはケトンアルコール類;テトラヒドロフランジオキサン等のエーテル類ポリエチレングリコールポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール類エチレングリコールプロピレングリコール、プチレングリコールトリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオールチオジグリコールヘキシレングリコールジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリコール類グリセリン、エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチル(又はエチルエーテルトリエチレングリコールモノメチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられる。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でもジエチレングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテルは好ましいものである。その他の添加剤としてはたとえばpH調節剤金属封鎖剤防カビ剤粘度調整剤表面張力調整剤湿潤剤界面活性剤、および防錆剤等が挙げられる。

0033

(実施例1)インク受理層14を構成する塗被組成物として次の通りの配合割合で、塗被組成物を9.5g/m2 (DRY)を塗設し、インク受理層14を形成した。
・フィラーとして、合成シリカを重量比で100重量部、
・バインダーとして、ポリビニルアルコールを重量比で40重量部、
・インク定着剤として、液体状のポリアミン誘導体を重量比で25重量部、
・耐水化剤として、尿素グリオキザール・アクリルアミド重合体を重量比で5重量部、
前記インク受理層14の上に、湿潤状態においてインク受理層14の空隙を埋め且つ加熱したときに蒸発する充填材料として、水を塗工した。前記インク受理層14の上に塗設された充填材料が乾燥せずに湿潤状態にあるときに、下記の光沢層の材料16aを塗布し、光沢層の材料16aの上にフィルム18を密着する。
・コロイダルシリカ100重量部
・ポリビニルアルコール 10重量部
・塗工量7g/m2 (DRY)
そして、平滑な面を有するフィルム18として、ポリエステルフィルムを密着したのち、光沢層の材料16aを乾燥成膜化して光沢層16を形成し、そののちフィルム18を剥離する。このようにして、塗設したとき光沢層16に微細な孔が開き、インクジェットインクをインクジェットプリンタ等で飛翔させたとき、美麗に印刷することができた。

0034

(実施例2)インク受理層14は、実施例1と同様に形成した。前記インク受理層14の上に、湿潤状態においてインク受理層14の空隙を埋め且つ加熱したときに蒸発する充填材料として、0.5%硫酸銅水溶液を塗工した。前記インク受理層14の上に塗設された充填材料が乾燥せずに湿潤状態にあるときに、下記の光沢層の材料16aを塗布し、光沢層の材料16aの上にフィルム18を密着する。
・コロイダルシリカ100重量部
・カゼイン15重量部
・塗工量6g/m2 (DRY)
そして、平滑な面を有するフィルム18として、ポリエステルフィルムを密着したのち、光沢層の材料16aを乾燥成膜化して光沢層16を形成し、そののちフィルム18を剥離する。このようにして、塗設したとき光沢層16に微細な孔が開き、インクジェットインクをインクジェットプリンタ等で飛翔させたとき、美麗に印刷することができた。

0035

(実施例3)インク受理層14は、実施例1と同様に形成した。インク受理層14の上に充填材料として水にポリアクリル酸ソーダを0.5%溶解して増粘した水溶液を6g/m2 塗工し、乾燥させずに次の光沢層を15g/m2 (WET)塗工した。
光沢層コロイダルシリカ85重量部
水溶性ポリエステル樹脂15重量部
インク受理層14の中間層の上に充填材料として上記の光沢層の材料を6g/m2 塗工し、乾燥させずにもう一度光沢層の材料を10g/m2 塗工し、フィルムを押しあてたまま乾燥し、その後フィルムを剥がした。

0036

(比較例1)インク受理層14は、実施例1と同様に形成した。前記インク受理層14の上に、下記の光沢層の材料16aを塗布し、光沢層の材料16aの上にフィルム18を密着する。
・コロイダルシリカ100重量部
・ポリビニルアルコール10重量部
・塗工量7g/m2 (DRY)
そして、平滑な面を有するフィルム18として、ポリエステルフィルムを密着したのち、光沢層の材料16aを乾燥成膜化して光沢層16を形成し、そののちフィルム18を剥離する。このようにして、得られた液状インク記録用光沢紙を用いて、液状インク記録用光沢紙にインクジェットインクをインクジェットプリンタ等で飛翔させたとき、インクジェットインクが液状インク記録用光沢紙に染み込んでしまい、光沢が得られなかった。

0037

(比較例2)インク受理層14は、実施例1と同様に形成した。前記インク受理層14の上に、下記の光沢層の材料16aを塗布し、光沢層の材料16aの上にフィルム18を密着する。
・コロイダルシリカ100重量部
・カゼイン15重量部
・塗工量6g/m2 (DRY)
そして、平滑な面を有するフィルム18として、ポリエステルフィルムを密着したのち、光沢層の材料16aを乾燥成膜化して光沢層16を形成し、そののちフィルム18を剥離する。このようにして、得られた液状インク記録用光沢紙を用いて、液状インク記録用光沢紙にインクジェットインクをインクジェットプリンタ等で飛翔させたとき、インクジェットインクが液状インク記録用光沢紙に染み込んでしまい、光沢が得られなかった。

0038

(比較例3)それぞれ充填材料を塗工せず上記の光沢材料を塗工し、フィルムを押しあてたまま乾燥し、その後フィルムを剥がした。
結 果
充填材料を塗工したものは光沢が発現しインクジェットプリンタで印刷ができた。

0039

なお、この発明にかかる記録紙は、インクジェット記録媒体としての使用に止まらず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記録媒体にも用いることが可能である。そのような記録媒体としては、たとえば、ワックス類や樹脂成分と染料・顔料などを主体成分とする熱溶融性常温固体インクを樹脂フィルムや高密度紙や合成紙などの薄い支持体上に熱溶融塗布したインクシートドナーシートとして、そのドナーシートのインク裏面より加熱し、インクを溶融させて転写する熱溶融型転写記録媒体、上記の如き熱溶融性常温固体インクを加熱溶融し、微小液滴化、飛翔記録するインクジェット記録媒体、油溶性染料を溶媒に溶解したインクを用いたインクジェット記録媒体、光重合型モノマー、無色または有色の染料および/または顔料を含有するマイクロカプセルを用いた感光感圧型ドナーシートの受像記録媒体などが挙げられる。これらの記録媒体上において共通していることは、記録時にインクが液状となっている点である。液状インクは、硬化固化または定着するまでの間に記録媒体のインク受理層の深さ方向または面方向に浸透または拡がっていく。このため、記録媒体もそれぞれの方式に応じた吸収性が必要となる。従って、この発明にかかる記録紙を上記した各種の記録媒体として利用することが可能である。

発明の効果

0040

この発明によれば、光沢層を形成するときに、その材料の表面に平滑な面を有するフィルムを密着させ、光沢層が形成されたのちにフィルムを剥離することにより、平滑で美しい光沢紙を得ることができる。

図面の簡単な説明

0041

図1この発明の第1の実施の形態であるインクジェット記録用光沢紙の断面図解図である。
図2図1に示す液状インク記録用光沢紙を製造するために、光沢層の材料の上にフィルムを貼り付ける工程を示す断面図解図である。
図3図1に示す液状インク記録用光沢紙を製造するために、フィルムに形成された光沢層を中間層の材料の上に積層する工程を示す断面図解図である。

--

0042

10液状インク記録用光沢紙
12基材
14インク受理層
16光沢層
16a 光沢層の材料
18 フィルム

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