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技術 滅菌装置

出願人 澁谷工業株式会社
発明者 谷本和仁
出願日 2000年8月24日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 2000-253615
公開日 2002年3月5日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2002-065820
状態 特許登録済
技術分野 消毒殺菌装置
主要キーワード コ字状ブラケット 水平作動 供給側バルブ 滅菌空間 両シール部材 エア供給通路 ストッパボルト アイソレータ内
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年3月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

容積アイソレータ2内を、開口部4aを有する仕切壁4によって複数の空間8,10に区画し、前記開口部4aをシャッター28およびシール部材56,58によって開閉する。アイソレータ2内の各空間8,10を滅菌する際に、前記シール部材56,58に対しても滅菌を可能にする。

解決手段

仕切壁4の開口部4aの周囲に、この開口部4aを囲む環状の第1シール部材56を、さらに、この第1シール部材56の外周に環状の第2シール部材58を設ける。これらシール部材56,58は、それぞれ、圧縮エアを導入し膨張させることにより前記シャッター28に密着させることができる。仕切壁4の両側の空間8,10のうち一方の空間8または10を滅菌する場合に、一方のシール部材56または58をシャッター28に密着させ、他方のシール部材が露出している側の空間を滅菌する。両側の空間8,10を順次滅菌すると、二つのシール部材56,58も滅菌される。

概要

背景

容積アイソレータは、現在一般に用いられている滅菌ガス供給装置能力では滅菌できる容積に限界があるため、その内部を仕切壁仕切って複数の小容積の空間に区画して、順次ガス滅菌をするようにしている。

前記大容積アイソレータは、内部を仕切る仕切壁に形成した開口部を、シャッター開閉できるようにしてあり、閉鎖時には、シャッターに取り付けたパッキンシール部材)を仕切壁の開口部の周囲に押し付け密封する。

概要

大容積のアイソレータ2内を、開口部4aを有する仕切壁4によって複数の空間8,10に区画し、前記開口部4aをシャッター28およびシール部材56,58によって開閉する。アイソレータ2内の各空間8,10を滅菌する際に、前記シール部材56,58に対しても滅菌を可能にする。

仕切壁4の開口部4aの周囲に、この開口部4aを囲む環状の第1シール部材56を、さらに、この第1シール部材56の外周に環状の第2シール部材58を設ける。これらシール部材56,58は、それぞれ、圧縮エアを導入し膨張させることにより前記シャッター28に密着させることができる。仕切壁4の両側の空間8,10のうち一方の空間8または10を滅菌する場合に、一方のシール部材56または58をシャッター28に密着させ、他方のシール部材が露出している側の空間を滅菌する。両側の空間8,10を順次滅菌すると、二つのシール部材56,58も滅菌される。

目的

本発明は前記課題を解決するためになされたもので、シャッターやシール部材等に非滅菌部分が残らないようにして、アイソレータ内部を完全に滅菌できるようにした滅菌装置を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

内部が密閉されたチャンバーと、このチャンバー内に設けられてチャンバー内を複数の空間に区画する仕切壁と、この仕切壁に形成された開口部を開閉する移動可能なシャッターと、前記仕切壁の開口部の周囲とシャッターとの間を密封するシール部材と、前記チャンバー内に滅菌ガスを供給する滅菌ガス供給手段とを備えた滅菌装置において、前記シール部材を、仕切壁の開口部を囲む環状の第1シール部材と、この第1シール部材の外周を囲む環状の第2シール部材とから構成し、かつ、これら第1シール部材および第2シール部材を、それぞれ、進退動可能な構成とし、前記チャンバー内の滅菌を行う際には、一方のシール部材を前進させて開口部の周囲を密封することにより、前記仕切壁の両側の空間を遮断し、他方のシール部材が露出している空間側に滅菌ガスを供給して滅菌することを特徴とする滅菌装置。

請求項2

前記各シール部材は、それぞれ、エアの供給により膨張可能であり、前記チャンバー内の滅菌を行う際には、一方のシール部材を膨張させて開口部を密封することを特徴とする請求項1に記載の滅菌装置。

--

0001

本発明は、大容積アイソレータ密閉されたチャンバー)を備え、この大容積アイソレータの内部を仕切壁によって小容積の空間に仕切ってシャッター開閉可能にした滅菌装置係り、特に、アイソレータ内ガス滅菌する構造に関するものである。

背景技術

0002

大容積のアイソレータは、現在一般に用いられている滅菌ガス供給装置能力では滅菌できる容積に限界があるため、その内部を仕切壁で仕切って複数の小容積の空間に区画して、順次ガス滅菌をするようにしている。

0003

前記大容積アイソレータは、内部を仕切る仕切壁に形成した開口部を、シャッターで開閉できるようにしてあり、閉鎖時には、シャッターに取り付けたパッキンシール部材)を仕切壁の開口部の周囲に押し付け密封する。

発明が解決しようとする課題

0004

仕切壁で仕切られた両側の空間を滅菌する場合には、その仕切壁の開口部をパッキンで密封するが、このパッキンと仕切壁との接触部分は、両側の空間のどちらを滅菌する場合でも、常に仕切壁の壁面に密着しているので、滅菌ガスに接触することがない。従って、常に非滅菌部分が存在することになり、アイソレータ内を完全な滅菌空間とすることができないという問題があった。

0005

本発明は前記課題を解決するためになされたもので、シャッターやシール部材等に非滅菌部分が残らないようにして、アイソレータ内部を完全に滅菌できるようにした滅菌装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る滅菌装置は、内部が密閉されたチャンバーと、このチャンバー内に設けられてチャンバー内を複数の空間に区画する仕切壁と、この仕切壁に形成された開口部を開閉する移動可能なシャッターと、前記仕切壁の開口部の周囲とシャッターとの間を密封するシール部材と、前記チャンバー内に滅菌ガスを供給する滅菌ガス供給手段とを備えており、さらに、前記シール部材を、仕切壁の開口部を囲む環状の第1シール部材と、この第1シール部材の外周を囲む環状の第2シール部材とから構成し、かつ、これら第1シール部材および第2シール部材を、それぞれ、進退動可能な構成とし、前記チャンバー内の滅菌を行う際には、一方のシール部材を前進させて開口部の周囲を密封することにより、前記仕切壁の両側の空間を遮断し、他方のシール部材が露出している空間側に滅菌ガスを供給して滅菌するようにしたものである。

0007

また、請求項2に記載の発明は、前記各シール部材が、それぞれ、エアの供給により膨張可能であり、前記チャンバー内の滅菌を行う際には、一方のシール部材を膨張させて開口部を密封するようにしたものである。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る滅菌装置の全体の構成を簡略化して示す平面図である。この滅菌装置のチャンバー(アイソレータ)2は、内部が密閉された大容積の空間になっており、その内部が仕切壁4,6によって複数の小さい空間8,10,12に区画されている。なお、この実施の形態では、二枚の仕切壁4,6によって三つの空間(第1の空間8、第2の空間10、第3の空間12)に区画されているが、三つの空間に限られるものではない。

0009

各空間8,10,12は、それぞれ供給側バルブ(第1の供給側バルブ14、第2の供給側バルブ16、第3の供給側バルブ18)および排出側バルブ(第1の排出側バルブ20、第2の排出側バルブ22、第3の排出側バルブ24)を介して滅菌ガス供給装置26に接続されている。そして、滅菌を行う際には、いずれか一つの空間8,10,12の供給側バルブ14,16,18および排出側バルブ20,22,24を開放するとともに、他の空間8,10,12の供給側バルブ14,16,18および排出側バルブ20,22,24を閉じて、前記空間8,10,12にだけ滅菌ガスを供給して滅菌を行う。

0010

各空間8,10,12を仕切る仕切壁4,6には、両側の空間を連通する開口部(図1では図示せず)が形成されるとともに、この開口部を開閉するシャッター28,30が設けられている。この開口部を開閉するシャッター28,30の構成について、図2ないし図4により説明する。アイソレータ2の内部を区画する仕切壁4,6の構造は同一なので、一方の仕切壁4およびシャッター28の構造についてだけ説明する。仕切壁4の下部側に横長の開口部4aが形成されている。この開口部4aの両端部の上方に、縦方向シリンダ32,34が固定され、これらシリンダ32,34のロッド32a,34aの先端に断面がコ字状のブラケット36が固定されている。コ字状ブラケット36の両端は前記開口部4aの両端よりも外側まで伸びており、その両側にガイドローラ36a,36bが取り付けられている。

0011

一方、前記開口部4aの両側に縦長の取付け部材38,40が固定され、その内側にレール42,44が取り付けられており、前記コ字状ブラケット36のガイドローラ36a,36bがこれらレール42,44に係合している。従って、前記縦方向のシリンダ32,34が作動すると、ブラケット36は、その両側のガイドローラ36a,36bがこのレール42,44に案内されて昇降する。なお、前記取付け部材38,40には、ブラケット36(ガイドローラ36a,36b)の下降限を規制するストッパボルト46,48が設けられている。

0012

前記コ字状ブラケット36には、水平作動用の2個のシリンダ50,52が設けられており、このシリンダ50,52にシャッター28が取り付けられて仕切壁4の方向に向かって進退動できるようになっている。これらシリンダ50,52には、図4に示すように、伸縮可能なコイル状のエアチューブ54を介してエアが供給される。従って、シャッター28は、前記縦方向のシリンダ32,34の作動により、前記開口部4aに向かい合う下降位置と、開口部4aから外れた上方の位置との間で昇降され、水平作動シリンダ50,52によって、開口部4aに向かって進退動される。

0013

前記仕切壁4に形成されている開口部4aの周囲には、この開口部4aを囲む環状の第1シール部材56と、この第1シール部材56の外周側を囲む環状の第2シール部材58が設けられている。これらシール部材56,58をシャッター28に密着させることによって、前記開口部4aを密封し、第1の空間8と第2の空間10とを遮断することができる。前記両シール部材56,58は、圧縮エアを導入して膨張させることができるようになっており、それぞれ、独立したエア供給通路60,62(後に説明する図5(a)参照)を介して図示しないエア供給源に接続されている。従って、いずれか一方のシール部材56,58にエアを導入して膨張させることにより、このシール部材56,58をシャッター28に密着させて開口部4aを密封することができる。なお、前記第1および第2のシール部材56,58は環状であるが、これは形状を限定するものではなく、全体が切れ目なく連続していれば円形角形等形状は問わないことはいうまでもない。

0014

以上の構成に係る滅菌装置によってアイソレータ2内を滅菌する場合には、大容積のアイソレータ2内を仕切壁4,6によって仕切ることにより区画された各空間8,10,12を、一つずつ順に滅菌を行う。例えば、図5(a)の仕切壁4の右側がアイソレータ2内の第1の空間8、左側が第2の空間10であるとする。この図に示す状態では、第1シール部材56および第2シール部材58の双方ともエアが供給されず、いずれも収縮している。

0015

この状態から、仕切壁4の右側の第1の空間8を滅菌する場合には、先ず、開口部4aの周囲の内周側に設けられている第1シール部材56に圧縮エアを供給して膨張させるとともに、前記コイル状のエアチューブ54を介して水平作動用エアシリンダ50,52にエアを送り、シャッター28を仕切壁4方向に前進させる。すると、膨張した第1シール部材56と前進したシャッター28の前面とが圧着されて、第1の空間8の内部と第2の空間10の内部とが完全に遮断される。このとき、第2シール部材58は、収縮した状態でシャッター28の前面から離れており、シャッター28への接触面が第1の空間8内に露出している(図5(b)参照)。

0016

そして、第1の空間8を滅菌するためには、第1供給側バルブ14および第1排出側バルブ20を開くとともに、第2,第3供給側バルブ16,18および第2、第3排出側バルブ22,24を閉じて、滅菌ガス供給装置26を運転し第1の空間8内に滅菌ガスを供給する。このように第1の空間8に滅菌ガスを送って滅菌すると、第1シール部材56はシャッター28の表面に密着しているので、その密着部は滅菌できないが、第2シール部材58は第1の空間8内に露出しているので、空間8内部の滅菌とともに滅菌される。

0017

次に、第2の空間10を滅菌する場合には、前記第1シール部材56のエアを排出して第2シール部材58に圧縮エアを供給する。すると、図5(c)に示すように、第2シール部材58が膨張してシャッター28の前面に密着するとともに、第1シール部材56がシャッター8から離れる。この場合には、前記第1の空間8を滅菌する場合と逆に、第1シール部材56は第2の空間10側に露出する。前記のように第1の空間8と第2の空間10との境の仕切壁4に形成された開口部4aをシャッター28と第2シール部材58とで密封した後、第2供給側バルブ16および第2排出側バルブ22を開くとともに、第1,第3供給側バルブ14,18および第1、第3排出側バルブ20,24を閉じて、滅菌ガス供給装置26を運転し第2の空間10内に滅菌ガスを供給する。こうして第2の空間10に滅菌ガスを供給して滅菌すると、第2シール部材58のシャッター28に密着している部分は滅菌できないが、第1シール部材56が第2の空間10の滅菌と同時に滅菌される。

0018

前記のように第1の空間8と第2の空間10とを異なるシール部材56,58によってシールして順次滅菌を行うことにより、シール部材56,58およびシャッター28のこれらシール部材56,58が密着する部分も滅菌することができ、アイソレータ2内のすべての部分を滅菌することが可能である。なお、第2の空間10と第3の空間12との間の仕切壁6に形成されている開口部(図示せず)を開閉するシャッタ30についても、図5(a)、(b)、(c)に示す動作と同様の動作を行うことにより完全に滅菌することができる。

0019

なお、前記実施の形態では、第1シール部材56または第2シール部材58に圧縮エアを送って膨張させる際に、シャッター28も水平移動用エアシリンダ50,52の作動によって前進させることにより、シール部材56,58とシャッター28とを強固に密着させるようにしているが、シール部材56,58によるシール力が充分得られれば、必ずしもシャッター28を前進させる構造を設けなくとも良い。また、前記実施の形態では、両シール部材56,58を仕切壁4,6に設けているが、シャッター28,30側に設けても良いことはいうまでもない。さらに、両シール部材56,58は、前記のようなエアにより膨張可能な構成に限定されるものではなく、進退動して相手側の部材に密着し得るものであればよい。

発明の効果

0020

以上述べたように本発明によれば、内部が密閉されたチャンバーと、このチャンバー内に設けられてチャンバー内を複数の空間に区画する仕切壁と、この仕切壁に形成された開口部を開閉する移動可能なシャッターと、前記仕切壁の開口部の周囲とシャッターとの間を密封するシール部材と、前記チャンバー内に滅菌ガスを供給する滅菌ガス供給手段とを備えた滅菌装置において、前記シール部材を、仕切壁の開口部を囲む環状の第1シール部材と、この第1シール部材の外周を囲む環状の第2シール部材とから構成し、かつ、これら第1シール部材および第2シール部材を、それぞれ、進退動可能な構成とし、前記チャンバー内の滅菌を行う際には、一方のシール部材を前進させて開口部の周囲を密封することにより、前記仕切壁の両側の空間を遮断し、他方のシール部材が露出している空間側に滅菌ガスを供給して滅菌するようにしたことにより、各空間を滅菌する際に、シール部材についても順次滅菌することができるので、シャッター部等に非滅菌部分がなくなり、従来の滅菌装置に比較してより完全な滅菌を行うことができる。

図面の簡単な説明

0021

図1本発明の一実施の形態に係る滅菌装置の全体の構成を簡略化して示す平面図である。
図2前記滅菌装置内のアイソレータを仕切る仕切壁の開口部を開閉するシャッタおよびシール部材の構成を示す正面図である。
図3前記シャッターおよびシール部材の縦断面図である。
図4前記シャッターおよびシール部材の端部寄りの部分の縦断面図である。
図5前記シャッターおよびシール部材の動作を説明する図である。

--

0022

2チャンバー(アイソレータ)
4仕切壁
4a 仕切壁の開口部
6 仕切壁
8 空間(第1の空間)
10 空間(第2の空間)
12 空間(第3の空間)
26滅菌ガス供給装置
28シャッター
30 シャッター
56 第1シール部材
58 第2シール部材

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