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技術 インターホンの面型ボタン構造

出願人 アイホン株式会社
発明者 森川眞行山田学清水義昭
出願日 2000年8月23日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-252677
公開日 2002年2月28日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2002-064606
状態 特許登録済
技術分野 電話機の構造 インターホン
主要キーワード 成形ばね 枢動軸 掛け爪 モニタ状態 モニタボタン ビス締め ドアホン子機 上筐体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年2月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

大きな面型ボタン筐体内の小さなスペースに組み込むことができ、而も筐体にビス締めなどの加工を行わずに面型ボタンを筐体に対して枢動自在に固定することができるようにする。

解決手段

通話のための親機マイク親機スピーカ、この通話を行うための面型ボタン30A、30Bを有し上筐体25、下筐体26で構成され、面型ボタン30A、30Bには、上筐体25に被蓋されたパネル40に対して枢動自在の突起した枢動軸31と、パネル40から抜けないようにするための引っ掛け爪32と、引っ掛け爪32に並設された溝33とを設け、パネル40には、枢動軸31が枢着される軸受41と、引っ掛け爪32を係止して溝33に嵌合される係止部材42とを設けている。

概要

背景

インターホンは、玄関などに設置されるドアホン子機と、室内に設置されるインターホン親機とが幹線で接続されたものであり、ドアホン子機には、子機設置場所の周囲の映像撮像するCCDカメラ、インターホン親機間で通話を行うための子機マイク子機スピーカおよびインターホン親機を呼び出すための呼出ボタン等が備えられる。一方、インターホン親機には、ドアホン子機のCCDカメラから送られる玄関の訪問者の映像を撮像するためのCRTモニタ、ドアホン子機と通話を行うための親機マイク親機スピーカ、CRTモニタを操作するモニタボタン、通話を操作するための通話ボタン等が備えられる。

このようなインターホン親機に備えられるモニタボタンや通話ボタンは図8に示すように、面型ボタン構造であり、これらボタン51(以下、「面型ボタン51」という。)は、筐体52に対して枢動自在に固定されている。具体的には、ピアノ鍵盤のように面型ボタン51の一端に枢動軸53が設けられ、筐体52にこの枢動軸53を嵌合させるための軸受54が設けられている。また、面型ボタン51の枢動軸53を筐体52の軸受54に嵌合後、枢動軸53が軸受54から外れないように、当該軸受54の開口部を塞ぐための部材55を筐体52の裏面や表面から溶着もしくはビス56締めして、面型ボタン51を筐体52に固定している。

概要

大きな面型ボタンを筐体内の小さなスペースに組み込むことができ、而も筐体にビス締めなどの加工を行わずに面型ボタンを筐体に対して枢動自在に固定することができるようにする。

通話のための親機マイク、親機スピーカ、この通話を行うための面型ボタン30A、30Bを有し上筐体25、下筐体26で構成され、面型ボタン30A、30Bには、上筐体25に被蓋されたパネル40に対して枢動自在の突起した枢動軸31と、パネル40から抜けないようにするための引っ掛け爪32と、引っ掛け爪32に並設された溝33とを設け、パネル40には、枢動軸31が枢着される軸受41と、引っ掛け爪32を係止して溝33に嵌合される係止部材42とを設けている。

目的

本発明は、このような従来の難点を解決するためになされたもので、大きな面型ボタンを筐体内の小さなスペースに組み込むことができ、而も筐体にビス締めなどの加工を行わずに面型ボタンを筐体に対して枢動自在に固定することができるインターホンの面型ボタン構造を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通話のためのマイク(21)、スピーカ(22)、前記通話を行うための面型ボタン(30A、30B)を有し上筐体(25)、下筐体(26)で構成され、前記面型ボタンには、前記上筐体に対して枢動自在の突起した枢動軸(31)と、前記上筐体から抜けないようにするための引っ掛け爪(32)と、前記引っ掛け爪に並設された溝(33)とを設け、前記上筐体には、前記枢動軸が枢着される軸受(41)と、前記引っ掛け爪を係止して前記溝に嵌合される係止部材(42)とを設けたことを特徴とするインターホンの面型ボタン構造。

請求項2

前記面型ボタンは前記上筐体と同表面になるように前記上筐体の側面側に装着されることを特徴とする請求項1記載のインターホンの面型ボタン構造。

請求項3

前記面型ボタンを、取付ける壁の色に合わすことができるように前記上筐体に着脱自在に被蓋したパネル(40)に設けることを特徴とする請求項1記載のインターホンの面型ボタン構造。

請求項4

前記上筐体には、前記面型ボタンで操作されスイッチ(27A、27B)を押すためのスイッチ押部(43)を構成する成形ばね(43a)の根元極度の力などで折れた際に、前記スイッチ押部が前記面型ボタンと前記スイッチの間で保持されて最低限の操作が行えるように前記スイッチ押部に溝(43b)を設け、前記面型ボタンには前記溝に嵌合するように突起(34)を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターホンの面型ボタン構造。

技術分野

0001

本発明はインターホン面型ボタン構造に係り、特に応答操作を容易にするために大きく形成されたインターホンの面型ボタン構造に関する。

背景技術

0002

インターホンは、玄関などに設置されるドアホン子機と、室内に設置されるインターホン親機とが幹線で接続されたものであり、ドアホン子機には、子機設置場所の周囲の映像撮像するCCDカメラ、インターホン親機間で通話を行うための子機マイク子機スピーカおよびインターホン親機を呼び出すための呼出ボタン等が備えられる。一方、インターホン親機には、ドアホン子機のCCDカメラから送られる玄関の訪問者の映像を撮像するためのCRTモニタ、ドアホン子機と通話を行うための親機マイク親機スピーカ、CRTモニタを操作するモニタボタン、通話を操作するための通話ボタン等が備えられる。

0003

このようなインターホン親機に備えられるモニタボタンや通話ボタンは図8に示すように、面型ボタン構造であり、これらボタン51(以下、「面型ボタン51」という。)は、筐体52に対して枢動自在に固定されている。具体的には、ピアノ鍵盤のように面型ボタン51の一端に枢動軸53が設けられ、筐体52にこの枢動軸53を嵌合させるための軸受54が設けられている。また、面型ボタン51の枢動軸53を筐体52の軸受54に嵌合後、枢動軸53が軸受54から外れないように、当該軸受54の開口部を塞ぐための部材55を筐体52の裏面や表面から溶着もしくはビス56締めして、面型ボタン51を筐体52に固定している。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、このような従来の面型ボタン構造では、面型ボタン51を大きく形成した場合、厚み方向で機器全体が厚くなることがあり、また、部品点数や加工時間の増加により製造コストを上げる原因となっていた。

0005

本発明は、このような従来の難点を解決するためになされたもので、大きな面型ボタンを筐体内の小さなスペースに組み込むことができ、而も筐体にビス締めなどの加工を行わずに面型ボタンを筐体に対して枢動自在に固定することができるインターホンの面型ボタン構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

このような目的を達成する本発明のインターホンの面型ボタン構造は、通話のためのマイク、スピーカ、通話を行うための面型ボタンを有し上筐体下筐体で構成され、面型ボタンには、上筐体に対して枢動自在の突起した枢動軸と、上筐体から抜けないようにするための引っ掛け爪と、引っ掛け爪に並設された溝とを設け、上筐体には、枢動軸が枢着される軸受と、引っ掛け爪を係止して溝に嵌合される係止部材とを設けたものである。

0007

このインターホンの面型ボタン構造によれば、面型ボタンの枢動軸を上筐体の軸受に嵌め込むと、面型ボタンの引っ掛け爪が上筐体の係止部材に係止されると共に、上筐体の係止部材が面型ボタンの溝に嵌合するので、面型ボタンは上筐体から外れることなく枢動させることができる。

0008

また、本発明のインターホンの面型ボタン構造において面型ボタンは、上筐体と同表面になるように上筐体の側面側に装着されるものである。これにより、厚み方向で機器全体が厚くなることを防ぐことができる。

0009

また、本発明のインターホンの面型ボタン構造において面型ボタンを、取付ける壁の色に合わすことができるように上筐体に着脱自在に被蓋したパネルに設けるものである。これにより、面型ボタンの色替え意匠の変更を容易に行うことができる。

0010

また、本発明のインターホンの面型ボタン構造において上筐体には、面型ボタンで操作されスイッチを押すためのスイッチ押部を構成する成形ばね根元極度の力などで折れた際に、スイッチ押部が面型ボタンとスイッチの間で保持されて最低限の操作が行えるようにスイッチ押部に溝を設け、面型ボタンには溝に嵌合するように突起を設けたものである。これにより、面型ボタンを上筐体に枢動自在に固定させると、面型ボタンに設けられた突起が上筐体のスイッチ押部に設けられた溝に嵌合するので、スイッチ押部を構成する成形ばねの根元が折れても面型ボタンでスイッチを押すことができる。

0011

以下、本発明のインターホンの面型ボタン構造による好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。

0012

本発明のインターホンの面型ボタン構造が適用されるインターホンは図7に示すように、玄関などに設置されるドアホン子機1と、室内に設置されるインターホン親機2とが幹線L1で接続されたものであり、ドアホン子機1には、ドアホン子機1が設置される周辺の映像を撮像するCCDカメラ11、インターホン親機2間で通話を行うための子機マイク12、子機スピーカ13およびインターホン親機2を呼び出すための呼出ボタン10が備えられる。一方、インターホン親機2には、ドアホン子機1のCCDカメラ11から送られる玄関の訪問者の映像を出画するためのCRTモニタ20、ドアホン子機1と通話を行うための親機マイク21、親機スピーカ22、CRTモニタ20を操作するモニタボタン30A、通話を操作するための通話ボタン30B等が備えられる。

0013

インターホン親機2は図5に示すように、通話のための親機マイク21、親機スピーカ22および玄関の訪問者の画像を出画するためのCRTモニタ20を上筐体25、下筐体26間に装着している。具体的には、上筐体25に親機マイク21および親機スピーカ22が設けられ、下筐体26にCRTモニタ20が設けられている。また、上筐体25には、CRTモニタ20用の窓25aと、親機マイク21が設けられる位置にスリット25bと、親機スピーカ22が設けられる位置に格子スリット25cとが穿設されている。

0014

このような上筐体25には図1図5に示すように、当該上筐体25から取り外して交換することが可能なようにパネル40が着脱自在に被蓋されている。このパネル40には、面型ボタンであるモニタボタン30Aおよび通話ボタン30B(以下、「面型ボタン30A、30B」という。)が組み込まれている。この面型ボタン30A、30Bは図1図2図3に示すように、それぞれ上筐体25に被蓋されたパネル40に対して枢動自在の突起した枢動軸31と、パネル40から抜けないようにするための引っ掛け爪32と、この引っ掛け爪32に並設された溝33とを設けている。なお、図2図3は面型ボタン30Bのみを示した拡大斜視図であるが、一方の面型ボタン30Aは枢動軸31、引っ掛け爪32および溝33が同一構成なので、この拡大斜視図を省略している。

0015

これに対し、パネル40は図1図4に示すように、面型ボタン30A、30Bの枢動軸31が枢着される軸受41と、引っ掛け爪32を係止して溝33に嵌合される係止部材42とを設けている。

0016

また、面型ボタン30A、30Bは図6に示すように、何れもパネル40と同表面になるように、上筐体25の側面側に位置するパネル40の部位に装着される構造になっている。これにより、厚み方向でインターホン親機2全体が厚くなることを防ぐことができる。

0017

さらに、パネル40には図1図4図5に示すように、面型ボタン30A、30Bで操作され上筐体25に備えられたスイッチ27A、27Bを押すためのスイッチ押部43が成形ばね43aを介して2箇所に設けられている。このスイッチ27A、27Bは、接点の駆動によりドアホン子機1とモニタ状態通話状態にするものである。また、スイッチ押部43を構成する成形ばね43aの根元が極度の力で折れた際に、スイッチ押部43が面型ボタン30A、30Bとスイッチ27A、27Bとの間で保持されて最低限の操作が行えるように、スイッチ押部43には溝43bが設けられている。また、面型ボタン30A、30Bには、この溝43bに嵌合するように、それぞれ突起34が設けられている。

0018

このようなインターホン親機2において、面型ボタン30A、30Bをパネル40に対して枢動自在に固定するために、まず、面型ボタン30Aをパネル40の軸受41に嵌め込むと、面型ボタン30Aの引っ掛け爪32が撓みながらパネル40の係止部材42を乗り越えて係止されると共に、パネル40の係止部材42が面型ボタン30Aの溝33に嵌合し、さらに、面型ボタン30Aに設けられた突起34がパネル40のスイッチ押部43に設けられた溝43bに嵌合する。これにより、面型ボタン30Aはパネル40から外れることなく枢動させることができ、而も面型ボタン30Aの突起34とパネル40のスイッチ押部43の溝43bとが嵌合していることから、スイッチ押部43を構成する成形ばね43aの根元が折れても、スイッチ押部43がパネル40と面型ボタン30Aとの間で固定されるので、面型ボタン30Aで上筐体25に備えられたスイッチ27Aを押すことができる。

0019

また、面型ボタン30Bも同様に組み込むことにより、パネル40から外れることなく枢動させることができ、而も面型ボタン30Bの突起34とがパネル40のスイッチ押部43の溝43bとが嵌合していることから、スイッチ押部43を構成する成形ばね43aの根元が折れても面型ボタン30Bで上筐体25に備えられたスイッチ27Bを押すことができる。

0020

このようにして、面型ボタン30A、30Bが設けられたパネル40は、上筐体25に嵌め込まれ、スイッチ27A、27Bを押下可能になる。なお、この面型ボタン30A、30Bは、取付ける壁の色に合わすことができるように上筐体25に着脱自在に被蓋したパネル40に設けられているので、面型ボタンの色替えや意匠の変更を容易に行うことができる。なお、上述した本発明のインターホンの面型ボタン構造による好ましい実施の形態例においては、上筐体に着脱自在に被蓋したパネルに面型ボタンを設けていたが、これに限らず、上筐体自体に面型ボタンを組み込んでもよい。

発明の効果

0021

以上の説明から明らかなように、本発明のインターホンの面型ボタン構造によれば、面型ボタンの枢動軸を上筐体の軸受に嵌め込むと、面型ボタンの引っ掛け爪が上筐体の係止部材に係止されると共に、上筐体の係止部材が面型ボタンの溝に嵌合することから、面型ボタンは上筐体から外れることなく枢動させることができるので、大きな面型ボタンを筐体内の小さなスペースに組み込むことができ、而も筐体にビス締めなどの加工を行わずに面型ボタンを筐体に対して枢動自在に固定することができる。これにより、部品点数が減り組立性が向上するので、製造コストを下げることが可能になる。

0022

また、面型ボタンは、上筐体と同表面になるように上筐体の側面側に装着されることにより、厚み方向で機器全体が厚くなることを防ぐことができる。

0023

また、面型ボタンを上筐体に着脱自在に被蓋したパネルに設けることにより、面型ボタンの色替えや意匠の変更を容易に行うことができる。

0024

さらに、面型ボタンを上筐体に枢動自在に固定させると、面型ボタンに設けられた突起が上筐体のスイッチ押部に設けられた溝に嵌合することから、スイッチ押部を構成する成形ばねの根元が折れても、スイッチ押部が上筐体と面型ボタンとの間で固定されるので、最低限の応答操作が行えるようになる。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明のインターホンの面型ボタン構造による好ましい実施の形態例を示す図で、(a)は面型ボタンが組み込まれ上筐体に着脱自在に被蓋されるパネルを表面から見た斜視図、(b)はこのパネルを裏面から見た斜視図。
図2本発明の面型ボタン構造に用いられる面型ボタンを表面から見た斜視図。
図3本発明の面型ボタン構造に用いられる面型ボタンを裏面から見た斜視図。
図4本発明の面型ボタン構造が適用されるパネルを裏面から見た斜視図。
図5本発明の面型ボタン構造が適用されるパネルを外した状態のインターホン親機を示す斜視図。
図6本発明の面型ボタン構造が適用されるパネルを取付けた状態のインターホン親機を示す斜視図。
図7インターホンの構成を示す説明図。
図8従来のインターホンの面型ボタン構造を示す図で、(a)は側断面図、(b)は裏面図。

--

0026

21・・・親機マイク
22・・・親機スピーカ
25・・・上筐体
26・・・下筐体
27A、27B・・・スイッチ
30A、30B・・・面型ボタン
31・・・枢動軸
32・・・引っ掛け爪
33・・・溝
34・・・突起
40・・・パネル
41・・・軸受
42・・・係止部材
43・・・スイッチ押部
43a・・・成形ばね
43b・・・溝

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