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技術 サイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能付衛星放送受信機

出願人 株式会社ケンウッドリーダー電子株式会社日本放送協会
発明者 石原健一堀井昭浩加藤久和大川祐二花田彰
出願日 2000年8月22日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-251063
公開日 2002年2月28日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2002-064415
状態 特許登録済
技術分野 TV送受信機回路 放送分配方式 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等) 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等)
主要キーワード 切替検出回路 高電位出力 余弦波データ 計数期間 送受信切替信号 フレームステータス 多重構成 BPSK復調回路
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課題

放送送出側でサイト切替が規定のタイミングで運用されたか否かをデジタル衛星放送受信機で検出することができるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能衛星放送受信機を提供する。

解決手段

送信切替信号出力開始時からスーパーフレーム計数し、該計数において第16番目のスーパーフレームの計数期間中に、フレーム同期パターンが連続して検出されていることを示すフレームステータス信号、キャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号、またはTMCC情報中のエラービットが予め定めた数以下であることことを示すTMCCステータス信号の少なくとも一つが途絶えたことが検出されたとき、サイトダイバーシティ切替検出信号が出力される。したがって、サイトダイバーシティ切替検出信号によって、放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かがデジタル衛星放送受信機側において検出することができる。

概要

背景

デジタル衛星放送において、「ARISTD−B20」BSデジタル放送の送信・運用条件、「ARIB STD−B21」BSデジタル放送受信装置、「ARIB TR−B15」BSデジタル運用規定第7編BSデジタル放送送出運用規定が定められている。これによれば、運用中の一方のアップリンク放送局周辺降雨等により回線確保が不可能になることが予想される場合、他のアップリンク放送局による運用に切り替わるサイトダイバーシティが採用される。このサイトダイバーシティにおいて、アップリンク放送局の切り替えによる映像音声に途切れが生ずる等の影響を可能な限り最小にすることが望ましい。

本明細書において、運用中の一方のアップリンク放送局から他方のアップリンク放送局による運用に切り替わることをサイトの切り替えとも記す。

しかしながら、サイトの切り替えを行うと、たとえ両アップリンク放送局で送出信号のタイミングを合わせてもデジタル衛星放送受信機に入力される信号の連続性が保てなくなる。このため、デジタル衛星放送受信機で復号される映像や音声に瞬断が入ってしまうことになる。

この瞬断をなるべく低減するためには、キャリアの瞬断が生ずること予めデジタル衛星放送受信機に伝達すればよい。このために、アップリンク放送局の放送装置において行われる主局(一方のアップリンク放送局)、副局(他方のアップリンク放送局)相互のサイトダイバーシティでは、TMCC情報中に切替指示のためのビットがセットされ、そのセット直後からNスーパーフレーム目の期間内でサイトの切り替えが行われる。

概要

放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かをデジタル衛星放送受信機で検出することができるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能衛星放送受信機を提供する。

送信切替信号出力開始時からスーパーフレームを計数し、該計数において第16番目のスーパーフレームの計数期間中に、フレーム同期パターンが連続して検出されていることを示すフレームステータス信号、キャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号、またはTMCC情報中のエラービットが予め定めた数以下であることことを示すTMCCステータス信号の少なくとも一つが途絶えたことが検出されたとき、サイトダイバーシティ切替検出信号が出力される。したがって、サイトダイバーシティ切替検出信号によって、放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かがデジタル衛星放送受信機側において検出することができる。

目的

本発明は、放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かをデジタル衛星放送受信機で検出することができるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能付衛星放送受信機を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

放送送出側でサイト切替が規定のタイミングで運用されたか否かをデジタル衛星放送受信機において検出するサイトダイバーシティ切替検出方法であって、送信切替信号出力開始時からスーパーフレーム計数し、該計数において予め定めたスーパーフレームの計数期間中に、フレーム同期パターンが連続して検出されていることを示すフレームステータス信号、キャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号、またはTMCC情報中のエラービットが予め定めた数以下であることことを示すTMCCステータス信号の少なくとも一つが一時的に途絶えたことを検出したとき、サイトダイバーシティ切替検出信号送出することを特徴とするサイトダイバーシティ切替検出方法。

請求項2

請求項1記載のサイトダイバーシティ切替検出方法において、フレームステータス信号は、フレーム同期パターンが検出される毎にトリガされるリトリガブルワンショットマルチバイブレータ出力信号であることを特徴とするサイトダイバーシティ切替検出方法。

請求項3

請求項1記載のサイトダイバーシティ切替検出方法において、キャリア再生ステータス信号は、キャリア再生のための位相誤差電圧が予め定めた所定閾値内であることを示す信号であることを特徴とするサイトダイバーシティ切替検出方法。

請求項4

放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かを検出するデジタル衛星放送受信機であって、送信切替信号の出力開始時からスーパーフレームを計数し、該計数において予め定めたスーパーフレームの計数期間中であることを検出するスーパーフレームの計数期間中検出手段と、フレーム同期パターンが連続して検出されていることを示すフレームステータス信号を生成するフレームステータス信号生成手段と、キャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号を生成するキャリア再生ステータス信号生成手段と、TMCC情報中のエラービットが予め定めた数以下であることことを示すTMCCステータス信号を生成するTMCCステータス信号生成手段と、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、またはTMCCステータス信号の少なくとも一つが一時的に途絶えたことを検出してサイトダイバーシティ切替検出信号を送出する検出手段とを備えたことを特徴とするサイトダイバーシティ切替検出機能衛星放送受信機

技術分野

0001

本発明は、デジタル衛星放送受信機に用いられてサイトダイバーシティ切替が行われたことを受信側で確認することができるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能衛星放送受信機に関する。

背景技術

0002

デジタル衛星放送において、「ARISTD−B20」BSデジタル放送の送信・運用条件、「ARIB STD−B21」BSデジタル放送受信装置、「ARIB TR−B15」BSデジタル運用規定第7編BSデジタル放送送出運用規定が定められている。これによれば、運用中の一方のアップリンク放送局周辺降雨等により回線確保が不可能になることが予想される場合、他のアップリンク放送局による運用に切り替わるサイトダイバーシティが採用される。このサイトダイバーシティにおいて、アップリンク放送局の切り替えによる映像音声に途切れが生ずる等の影響を可能な限り最小にすることが望ましい。

0003

本明細書において、運用中の一方のアップリンク放送局から他方のアップリンク放送局による運用に切り替わることをサイトの切り替えとも記す。

0004

しかしながら、サイトの切り替えを行うと、たとえ両アップリンク放送局で送出信号のタイミングを合わせてもデジタル衛星放送受信機に入力される信号の連続性が保てなくなる。このため、デジタル衛星放送受信機で復号される映像や音声に瞬断が入ってしまうことになる。

0005

この瞬断をなるべく低減するためには、キャリアの瞬断が生ずること予めデジタル衛星放送受信機に伝達すればよい。このために、アップリンク放送局の放送装置において行われる主局(一方のアップリンク放送局)、副局(他方のアップリンク放送局)相互のサイトダイバーシティでは、TMCC情報中に切替指示のためのビットがセットされ、そのセット直後からNスーパーフレーム目の期間内でサイトの切り替えが行われる。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、サイトダイバーシティ切替が行われた場合、実際の電波で正常に切り替わったかを、デジタル衛星放送受信機において確認する方法がなかった。このため、受信画像、音声に瞬断が生じても、放送送出側でサイトの切り替えが規定のタイミングで運用されなかったのか否かを区別することができなかった。

0007

本発明は、放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かをデジタル衛星放送受信機で検出することができるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能付衛星放送受信機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法は、放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かをデジタル衛星放送受信機において検出するサイトダイバーシティ切替検出方法であって、送信切替信号出力開始時からスーパーフレームを計数し、該計数において予め定めたスーパーフレームの計数期間中に、フレーム同期パターンが連続して検出されていることを示すフレームステータス信号、キャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号、またはTMCC情報中のエラービットが予め定めた数以下であることことを示すTMCCステータス信号の少なくとも一つが一時的に途絶えたことを検出したとき、サイトダイバーシティ切替検出信号を送出することを特徴とする。

0009

本発明にかかるサイトダイバーシティ切替検出機能付衛星放送受信機は、放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かを検出するデジタル衛星放送受信機であって、送信切替信号の出力開始時からスーパーフレームを計数し、該計数において予め定めたスーパーフレームの計数期間中であることを検出するスーパーフレームの計数期間中検出手段と、フレーム同期パターンが連続して検出されていることを示すフレームステータス信号を生成するフレームステータス信号生成手段と、キャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号を生成するキャリア再生ステータス信号生成手段と、TMCC情報中のエラービットが予め定めた数以下であることことを示すTMCCステータス信号を生成するTMCCステータス信号生成手段と、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、またはTMCCステータス信号の少なくとも一つが一時的に途絶えたことを検出してサイトダイバーシティ切替検出信号を送出する検出手段とを備えたことを特徴とする。

0010

本発明にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能付衛星放送受信機によれば、送信切替信号の出力開始時からスーパーフレームが計数され、該計数において予め定めたスーパーフレームの計数期間中に、フレーム同期パターンが連続して検出されていることを示すフレームステータス信号、キャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号、またはTMCC情報中のエラービットが予め定めた数以下であることことを示すTMCCステータス信号の少なくとも一つが途絶えたことが検出されたとき、サイトダイバーシティ切替検出信号が出力される。したがって、サイトダイバーシティ切替検出信号によって、放送送出側でサイトの切替が規定のタイミングで運用されたか否かがデジタル衛星放送受信機側において検出することができる。これによりサイトの切り替えが正しく行われたことが検出されれば、デジタル衛星放送受信機の後段において、サイトダイバーシティ切替に適した処理を行い、正しくない切り替えが起きたと判断されたときにはその他の障害が発生したものとし、それに適した処理に切り替えることによって、受信画像、音声への影響を極力少なくすることが可能となる。

0011

本発明にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法において、フレームステータス信号は、フレーム同期パターンが検出される毎にトリガされるリトリガブルワンショットマルチバイブレータ出力信号であってもよく、キャリア再生ステータス信号は、キャリア再生のための位相誤差電圧が予め定めた所定閾値内であることを示す信号であってもよい。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、本発明にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法を実施の一形態によって説明する。

0013

図1は本発明の実施の一形態にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法が適用されるサイトダイバーシティ切替検出回路の構成を示すブロック図であり、図2図1に示すサイトダイバーシティ切替検出回路を含むデジタル衛星放送受信機の概略構成を示すブロック図である。

0014

図1におけるサイトダイバーシティ切替検出回路の説明の前に、デジタル衛星放送において用いられる階層化伝送方式のフレーム構成について説明する。

0015

公知のように、1スーパーフレームは図7(a)に示すように8フレームから構成され、各フレームは図7(b)に例示するようにフレーム同期パターンW1、伝送パラメータ変調方式制御情報などの伝送多重構成識別のためのTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)情報、スーパーフレーム中の先頭フレームか否かを識別するためのフレーム識別用同期パターンW2またはW3、主信号基準バースト信号、主信号、基準バースト信号、…、主信号、基準バースト信号から構成されている。スーパーフレーム中の先頭フレームにはフレーム識別用同期パターンW2が、2〜8フレームにはフレーム識別用同期パターンW3が使用されている。なお、図7(b)では第2番目のフレームを示している。

0016

主信号の変調方式はトレリスコード8PSK、QPSKまたはBPSKであり、フレーム同期パターンW1、フレーム識別用同期パターンW2、W3、TMCC情報および基準バースト信号の変調方式はBPSKであり、フレーム同期パターンW1、フレーム識別用同期パターンW2、W3は各32シンボル(固定ビットの20シンボルを含む)、TMCC情報は128シンボル、主信号は203シンボル、基準バースト信号は4シンボルである。また、1フレームは39936シンボルで構成されている。

0017

TMCC情報中の拡張領域図8(a)に示す如く変更指示5ビット、送受信制御情報5ビットを含んでいる。変更指示5ビットは、サイトダイバーシティ指示などのTMCC情報の内容に変更が生ずる毎に1ずつ加算される。送受信制御情報5ビットでは、図8(b)に示す如くビット4は送受信切替信号を示し、ビット3は主局送信信号であり、ビット2は副局送信信号である。

0018

図8(c−1)は送受信制御情報中のビット4を示し、図8(c−2)は変更指示指示5ビットを示している。サイトの切り替えのときには、変更指示指示5ビットが+1され、送受信制御情報中のビット4にビットを立て(ビット4=1)、ビットが立ったときから、すなわち送信切替信号を受けたときから、スーパーフレーム(SF)をN回計数したときのスーパーフレーム中においてサイトの切り替えが行われ、サイトダイバーシティを実施後、Mスーパーフレームで送受信制御情報中のビット4のビットを下ろす(ビット4=0)ようにされる。現在では、図8(c−1)中のN=16、M=0に設定されている。

0019

上記送受信制御情報中のビット3にビットを立てることにより主局からアップリンクすることを指示し、送受信制御情報中のビット2にビットを立てることにより副局からアップリンクすることを指示している。

0020

次に、図2に戻って説明する。デジタル衛星放送受信機における受信信号フロントエンドチューナ21に供給されて、受信チャンネル選択に基づく希望の放送にチューニングされ、処理の容易な中間周波数中間周波信号に変換され、ベースバンド信号I、Qに復調される。フロントエンドチューナ21から出力される復調ベースバンド信号I、QはA/D変換器22に供給されてA/D変換され、A/D変換出力は8PSK/QPSK/BPSK復調回路23に供給されて、PSK復調がなされる。

0021

8PSK/QPSK/BPSK復調回路23によってPSK復調された誤り訂正前のベースバンド信号I、Qはトレリス/ビタビ復号回路24においてトレリス/ビタビ復号がなされ、トレリス/ビタビ復号がなされたデータはデインターリーブデスクランブル回路25においてデインターリーブ、デスクランブルがなされ、リードソロモン復号回路26においてリードソロモン復号がなされて、出力される。

0022

デジタル衛星放送受信機において、8PSK/QPSK/BPSK復調回路23においてフレーム同期信号が正常に検出されていることを示すフレームステータス信号およびキャリア再生が正常に行われていることを示すキャリア再生ステータス信号からなる受信ステータス信号と、TMCC情報のリードソロモン復号中におけるシンドローム演算においてエラービットが所定ビット数以下であることを示すTMCCステータス信号とTMCC情報とが入力されて、サイトダイバーシティ切替検出信号と主局/副局ステータス信号とを出力するサイトダイバーシティ切替検出回路11を備えている。

0023

ここで、TMCC情報のリードソロモン復号中におけるシンドローム演算においてエラービットが所定ビット数以下であることを検出する手段がTMCCステータス信号生成手段に対応している。

0024

したがって、正常の動作中においては、TMCC情報のリードソロモン復号中におけるシンドローム演算においてエラービットが所定ビット数以下であってTMCCステータス信号が出力される。サイトの切替等が行われてTMCC情報のリードソロモン復号中におけるシンドローム演算においてエラービットが所定ビット数を超えるときはTMCCステータス信号が途絶えることによって検知される。

0025

次に、受信ステータス信号の生成について、図3に基づいて説明する。

0026

図3に示すように、8PSK/QPSK/BPSK復調回路23では、ベースバンド信号I、Qに数値制御発振器23−7から出力される直交する再生キャリアキャリア再生回路23−0から出力される再生キャリア)が演算回路23−1において乗算されて、ベースバンド信号I、Qが直交検波される。直交検波されたベースバンド信号はロールオフフィルタ23−2に供給されて帯域制限される。

0027

ロールオフフィルタ23−2にて帯域制限されたベースバンド信号はフレーム同期検出回路23−3とキャリア再生用位相誤差テーブル23−4とに供給される。また、TMCC情報中から生成された主信号識別信号がキャリア再生用位相誤差テーブル21へ送出される。

0028

主信号識別信号を受けたキャリア再生用位相誤差テーブル23−4では、主信号の変調方式に基づく位相誤差テーブルが選択され、帯域制限されたベースバンド信号の位相が検出されて、選択された位相誤差テーブルが参照されて変調方式および位相誤差に基づく位相誤差電圧がキャリア再生用位相誤差テーブル23−4から出力される。

0029

位相誤差電圧はデジタルフィルタ23−5を介してAFC回路23−6に供給されて、AFC回路23−6において位相誤差電圧が順次累積加算される。AFC回路23−6からの各加算時点の累積加算出力は数値制御発振器23−7に供給されて、累積加算値に基づく周波数正負正弦波データおよび正負の余弦波データが出力される。ここで、累積加算時点の出力により数制御発振器23−7の発振周波数が変更されていく意味においてAFCと類似であり、AFC回路23−6と記している。

0030

演算回路23−1において、数値制御発振器23−7から出力される正の正弦波データはベースバンド信号Iと乗算され、負の余弦波データはベースバンド信号Qと乗算され、この乗算結果が加算されて演算回路23−1からベースバンド信号Qとして出力される。また、同様に、正の余弦波データはベースバンド信号Iと乗算され、負の正弦波データはベースバンド信号Qと乗算され、この乗算結果が加算されて演算回路23−1からベースバンド信号Iとして出力される。このように演算回路23−1において直交検波される。

0031

一方、フレーム同期検出回路23−3では供給されたベースバンド信号からフレーム同期パターンW1が検出される。フレーム同期パターンW1を検出したフレーム同期信号によってリトリガブルワンショットマルチバイブレータ32−8がトリガされる。リトリガブルワンショットマルチバイブレータ32−8はトリガによって、フレーム同期パターンW1の周期よりも僅かに長い期間の出力を発生する。したがって、連続してフレーム同期パターンが検出されているときは、フレームステータス信号が出力される。

0032

ここで、フレーム同期検出回路23−3からの出力を受けるリトリガブルワンショットマルチバイブレータ23−8はフレームステータス信号生成手段に対応している。

0033

フレーム同期パターンの検出が途絶えたときは、リトリガブルワンショットマルチバイブレータ32−8はリトリガされず、フレームステータス信号が途絶えて、フレーム同期パターンが連続して検出されないことが検知される。したがって、サイトの切替が行われてフレーム同期パターンの連続する検出がなされないときは、フレームステータス信号が途絶えることによって検知される。

0034

一方、キャリア再生用位相誤差テーブル23−4から出力される位相誤差に基づく位相誤差電圧は、比較回路23−9にも供給されて、予め定められた正負の閾値と比較され、位相誤差電圧が正負の閾値以内のときは比較回路23−9からキャリア再生ステータス信号が出力される。位相誤差電圧が正負の閾値を超えているときは比較回路23−9からキャリア再生ステータス信号が出力されない。したがって、サイトの切り替えが行われて位相比較電圧が閾値を超える値になったときは、キャリア再生ステータス信号が途絶えることによって検知される。

0035

ここで、キャリア再生用位相誤差テーブル23−4の出力を受ける比較回路23−9はキャリア再生ステータ信号生成手段に対応している。

0036

次に、サイトダイバーシティ切替検出回路11について、図1に基づいて説明する。

0037

サイトダイバーシティ切替検出回路11は、リードソロモン復号回路26にて復号されたTMCC情報を受けて、TMCC情報中からスーパーフレームを検出するスーパーフレーム検出回路1と、変更指示信号立ち上がりによってリセットされて、TMCC情報中から送信切替信号(送受信制御情報中のビット4)を検出する送信切替信号検出回路4と、送信切替信号検出回路4が送信切替信号を検出している期間中イネーブルにされて、スーパーフレーム検出回路1によって検出されたスーパーフレーム数を計数するスーパーフレームカウンタ2と、スーパーフレームカウンタ2の出力を受けてスーパーフレームカウンタ2が第16番目のスーパーフレームを計数している期間中低電位出力を発生するサイト切替スーパーフレーム検出回路3とを備えている。

0038

サイトダイバーシティ切替検出回路11は、さらに、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号およびTMCCステータス信号を入力とし、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、またはTMCCステータス信号の一つでも検出できないことを検出するアンドゲート5と、アンドゲート5の出力とサイト切替スーパーフレーム検出回路3の出力とを入力として、第16番目のスーパーフレームを計数している期間中に、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、またはTMCCステータス信号の少なくとも一つが検出できないときに高電位出力を発生するノアゲート6と、送信切替信号検出回路4により検出された送信切替信号の立ち上がりを微分する立ち上がり微分回路7と、サイト切替スーパーフレーム検出回路3において第16番目のスーパーフレームの計数開始時において出力されるパルスと立ち上がり微分回路7の出力とを入力とするオアゲート8と、ノアゲート6の出力によってセットされ、かつオアゲート8の出力によってリセットされて、反転Q出力をサイトダイバーシティ切替検出信号として送出するR−Sフリップフロップ9とを備えている。

0039

ここで、スーパーフレーム検出回路1、スーパーフレームカウンタ2、サイト切替スーパーフレーム検出回路3および送信切替信号検出回路4は、送信切替信号の出力開始時からスーパーフレームを計数し、該計数において予め定めたスーパーフレームの計数期間中であることを検出するスーパーフレームの計数期間中検出手段に対応している。

0040

アンドゲート5、ノアゲート6、立ち上がり部分回路7、オアゲート8およびR−Sフリップフロップ9は、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、またはTMCCステータス信号の少なくとも一つが一時的に途絶えたことを検出してサイトダイバーシティ切替検出信号を送出する検出手段に対応している。

0041

サイトダイバーシティ切替検出回路11は、さらに、TMCC情報中の主局送信信号/副局送信信号を検出する主/副局検出回路10を備えて、アップリンク局を示す主局/副局ステータス信号を送出する。

0042

上記のように構成されたサイトダイバーシティ切替検出回路11において、サイトの切り換えが指示されたときにおける変更指示信号および送信切替信号は図4(a)、図4(b)に示す如くである。なお、図5(a)および図5(b)、図6(a)および図6(b)は、図4(a)および図4(b)を再記したものである。

0043

TMCC情報中からスーパーフレーム検出回路1においてスーパーフレームが検出され、TMCC情報中から送信切替信号検出回路4において送信切替信号が検出されて、送信切替指示がされている期間中、スーパーフレームカウンタ2はイネーブルされて、検出されたスーパーフレームがスーパーフレームカウンタ2によって計数される。この状態は図4(c)示す如くである。図5(c)および図6(c)は、図4(c)を再記したものである。

0044

一方、送信切替信号検出回路4において検出された送信切替信号の立ち上がりが立ち上がり微分回路7にて微分されて、微分出力はオアゲート8を介して図4(e)に示した最初のリセットパルスのタイミングで出力され、R−Sフリップフロップ9はリセットされて、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力は高電位となり、図4(f)に示す如く高電位のサイトダイバーシティ切替検出信号が送出される。

0045

また一方、スーパーフレームカウンタ2において第16番目のスーパーフレームの計数が開始されたときにおけるパルス、すなわち先頭パルスがサイト切替スーパーフレーム検出回路3からオアゲート8を介して、図4(e)に示した2番目のリセットパルスのタイミングで出力され、R−Sフリップフロップ9はリセットされて、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力は高電位に維持されて、図4(f)に示す如く、高電位のサイトダイバーシティ切替検出信号が送出される。ここで、図5(e)および図6(e)は図4(e)を再記したものである。

0046

サイト切替スーパーフレーム検出回路3によって第16番目のスーパーフレームの計数を行っている期間中、サイト切替スーパーフレーム検出回路3からの出力を反転した出力がノアゲート6に出力され、この期間中においてフレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、TMCCステータス信号の少なくとも一つが途切れると、アンドゲート5からの出力は低電位となり、ノアゲート6に出力される。したがって、ノアゲート6の出力は図4(d)に示すタイミングでセットパルスが発生し、R−Sフリップフロップ9はセットされて、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力は低電位となって、このときから図4(f)に示す如く、低電位のサイトダイバーシティ切替検出信号が送出される。

0047

この結果、送信切替信号が出力されている期間において、スーパーフレームの16番目の計数期間中にフレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、またはTMCCステータス信号の少なくとも一つが瞬断された場合は、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力が低電位となって、サイト切り替えが正常に行われたことがデジタル衛星放送受信機側で検出することができる。

0048

ここで、サイト切替スーパーフレーム検出回路3によって第16番目のスーパーフレームの計数を行う期間よりも前において、図5に示す如く、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、TMCCステータス信号の少なくとも一つが途切れると、サイト切替スーパーフレーム検出回路3によって第16番目のスーパーフレームの計数を行う期間よりも前にアンドゲート5からの出力は低電位となり、ノアゲート6に出力される。したがって、ノアゲート6の出力は図5(d)に示す如く低電位が継続されて、R−Sフリップフロップ9はセットされず、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力は高電位が維持される。この結果、図5(f)に示す如く、高電位のサイトダイバーシティ切替検出信号が送出される。

0049

この結果、送信切替信号が出力されている期間において、スーパーフレームの16番目の計数期間中より前にフレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、またはTMCCステータス信号の少なくとも一つが瞬断された場合は、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力が高電位に維持されて、サイト切り替えが正常に行われなかったことがデジタル衛星放送受信機側で検出することができる。

0050

また、サイト切替スーパーフレーム検出回路3によって第16番目のスーパーフレームの計数を終了するまでの期間中において、フレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号、TMCCステータス信号の全てが途切れることがない場合は、サイト切替スーパーフレーム検出回路3によって第16番目のスーパーフレームの計数を行っている期間中においてアンドゲート5からの出力は高電位となり、ノアゲート6に出力される。したがって、ノアゲート6の出力は図6(d)に示す如く低電位が継続されて、R−Sフリップフロップ9はセットされず、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力は高電位に維持される。この結果、図6(f)に示す如く、高電位のサイトダイバーシティ切替検出信号が送出される。

0051

この結果、送信切替信号が出力されている期間において、スーパーフレームの第16番目のスーパーフレームの計数期間が終了するまでの期間中にフレームステータス信号、キャリア再生ステータス信号およびTMCCステータス信号が瞬断されることがない場合は、R−Sフリップフロップ9の反転Q出力が高電位に維持されて、サイト切り替えが正常に行われなかったことがデジタル衛星放送受信機側で検出することができる。

0052

なお、TMCC情報中の主局送信信号が主局/副局検出回路10にて検出されたときは、主局からの送出である旨の信号が送出され、TMCC情報中の副局送信信号が主局/副局検出回路10にて検出されたときは、副局からの送出である旨の信号が送出される。

発明の効果

0053

以上説明したように本発明にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能付衛星放送受信機によれば、サイトダイバーシティ切替が行われた場合、実際の電波で正常に切り替わったか否かがデジタル衛星放送受信機において確認することができて、受信画像、音声に瞬断が生じたときに、放送送出側でサイトの切り替えが規定のタイミングで運用されなかったのか否かを区別することができるという効果が得られる。

0054

またさらに、本発明にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法およびサイトダイバーシティ切替検出機能付衛星放送受信機によれば、サイトの切り替えが正しく行われたことが検出されたときには、デジタル衛星放送受信機の後段において、サイトダイバーシティ切替に適した処理を行い、正しくない切り替えが起きたと判断されたときにはその他の障害が発生したものとし、それに適した処理に切り替えることができて、受信画像、音声への影響を極力少なくすることが可能となるという効果が得られる。

図面の簡単な説明

0055

図1本発明の実施の一形態にかかるサイトダイバーシティ切替検出方法が適用されるサイトダイバーシティ切替検出回路の構成を示すブロック図である。
図2図1に示すサイトダイバーシティ切替検出回路を含むデジタル衛星放送受信機の概略構成を示すブロック図である。
図3図2に示す8PSK/QPSK/BPSK復調回路の構成を示すブロック図である。
図4図1に示すサイトダイバーシティ切替検出回路の作用の説明に供するタイミング図である。
図5図1に示すサイトダイバーシティ切替検出回路の作用の説明に供するタイミング図である。
図6図1に示すサイトダイバーシティ切替検出回路の作用の説明に供するタイミング図である。
図7階層化伝送方式のフレーム構成の説明図である。
図8TMCC情報中における拡張領域の説明図である。

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0056

1スーパーフレーム検出回路
2 スーパーフレームカウンタ
3 サイト切替スーパフレーム検出器
4送信切替信号検出回路
7立ち上がり微分回路
9R−Sフリップフロップ
11サイトダイバーシティ切替検出回路
23 8PSK/QPSK/BPSK復調回路
26リードソロモン復号回路
23−0キャリア再生回路
23−3フレーム同期検出回路
23−4キャリア再生用位相誤差テーブル
23−8リトリガブルワンショットマルチバイブレータ
23−9 比較回路

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