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技術 湯沸器の壁取付具

出願人 株式会社パロマ
発明者 町野真一
出願日 2000年8月10日 (19年10ヶ月経過) 出願番号 2000-243239
公開日 2002年2月28日 (18年4ヶ月経過) 公開番号 2002-061956
状態 特許登録済
技術分野 流体加熱器のケーシング・給排気・据付け等
主要キーワード 上下ブラケット 壁取付具 ビス止め孔 各折曲片 取付ピッチ 用透孔 スライド構造 スライド範囲
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年2月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

上下ブラケット取付ピッチの自由度を大きくする。

解決手段

ブラケット3の下板12には、第1ビス挿通孔23,23と第2ビス挿通孔24とが穿設されたスライド板20が上下動可能に装着され、スライド板20のスライド範囲L3の間で上下ブラケット2,3の取付ピッチが調整可能となっている。

概要

背景

壁取付具は、湯沸器の背面における上下位置に夫々スポット溶接等によって固着される一対のブラケットからなり、上ブラケットに設けた吊下用透孔若しくは切欠きを壁面の取付ビス等に掛止し、下ブラケットに設けたビス挿通孔を利用して下ブラケットを壁面に螺着することで湯沸器の取り付けが可能となる。しかし、湯沸器が異なる機種交換される場合等で上下ブラケット取付ピッチが変化すると、取付ビスを打ち直す必要が生じて取付作業に手間がかかる。又、移動した箇所がタイル張り等壁面の状態によっては打ち直しができない場合もある。そこで、本件出願人は、特開平8−82446号公報において、上ブラケットの吊下用透孔を上下の高さ違いに複数個設けると共に、下ブラケットのビス挿通孔も上下に複数個設けて、吊下用透孔とビス挿通孔との選択によって上下ブラケットの取付ピッチを選択可能とする壁取付具を提供している。

概要

上下ブラケットの取付ピッチの自由度を大きくする。

下ブラケット3の下板12には、第1ビス挿通孔23,23と第2ビス挿通孔24とが穿設されたスライド板20が上下動可能に装着され、スライド板20のスライド範囲L3の間で上下ブラケット2,3の取付ピッチが調整可能となっている。

目的

そこで、請求項1に記載の発明は、上下ブラケットの取付ピッチの自由度をより大きくして、メーカーの異なる湯沸器からの交換であっても容易に取り付けできる湯沸器の壁取付具を提供することを目的としたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

湯沸器の背面における上下位置に夫々固着される上ブラケットと下ブラケットとからなり、前記上ブラケットには吊下用透孔若しくは切欠きが、前記下ブラケットにはビス挿通孔が夫々形成される湯沸器の壁取付具であって、前記下ブラケットにおける前記ビス挿通孔を有する部分を上下方向へスライド可能に設けて、前記上ブラケットによる吊り下げ位置から前記ビス挿通孔までの距離を調整可能としたことを特徴とする湯沸器の壁取付具。

請求項2

下ブラケットが、湯沸器の背面に固着される上板と、その上板の下方に延設され、ビス挿通孔を有する部分が設けられる下板とからなるものにあっては、前記上板に、前記湯沸器の底面に当接する当接板を延設した請求項1に記載の湯沸器の壁取付具。

請求項3

上ブラケットに、吊下用透孔若しくは切欠きを上下の高さ違いに複数設けた請求項1又は2に記載の湯沸器の壁取付具。

技術分野

0001

本発明は、湯沸器建物の壁に取り付ける際に使用される壁取付具に関する。

背景技術

0002

壁取付具は、湯沸器の背面における上下位置に夫々スポット溶接等によって固着される一対のブラケットからなり、上ブラケットに設けた吊下用透孔若しくは切欠きを壁面の取付ビス等に掛止し、下ブラケットに設けたビス挿通孔を利用して下ブラケットを壁面に螺着することで湯沸器の取り付けが可能となる。しかし、湯沸器が異なる機種交換される場合等で上下ブラケット取付ピッチが変化すると、取付ビスを打ち直す必要が生じて取付作業に手間がかかる。又、移動した箇所がタイル張り等壁面の状態によっては打ち直しができない場合もある。そこで、本件出願人は、特開平8−82446号公報において、上ブラケットの吊下用透孔を上下の高さ違いに複数個設けると共に、下ブラケットのビス挿通孔も上下に複数個設けて、吊下用透孔とビス挿通孔との選択によって上下ブラケットの取付ピッチを選択可能とする壁取付具を提供している。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、上記公報の壁取付具においても、選択できる取付ピッチは吊下用透孔やビス挿通孔の位置によって限定され、取付ピッチの調整までは行えないため、特に異なるメーカーの湯沸器から交換するような場合には対応できない場合が生じる。

0004

そこで、請求項1に記載の発明は、上下ブラケットの取付ピッチの自由度をより大きくして、メーカーの異なる湯沸器からの交換であっても容易に取り付けできる湯沸器の壁取付具を提供することを目的としたものである。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、下ブラケットにおけるビス挿通孔を有する部分を上下方向へスライド可能に設けて、上ブラケットによる吊り下げ位置からビス挿通孔までの距離を調整可能としたことを特徴とするものである。請求項2に記載の発明は、請求項1の目的に加えて、取付状態での湯沸器の安定を図るために、下ブラケットが、湯沸器の背面に固着される上板と、その上板の下方に延設され、ビス挿通孔を有する部分が設けられる下板とからなるものにあっては、上板に、湯沸器の底面に当接する当接板を延設したものである。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の目的に加えて、取付ピッチの自由度を一層大きくするために、上ブラケットに、吊下用透孔若しくは切欠きを上下の高さ違いに複数設けたものである。

発明を実施するための最良の形態

0006

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の壁取付具1の説明図で、上が上ブラケット2、下が下ブラケット3を夫々示し、左側には壁取付具1を取り付けた湯沸器30の側面図を合わせて示している。まず上ブラケット2は、図2にも示すように、互いに平行となるように上下に折曲形成された上板4と下板5とを有する四角形状のプレートで、奥側に位置する上板4の中央には、鍵穴状の吊下用透孔6が穿設され、手前側に位置する下板5の中央には、奥側へ向けて凹設され、底面を上板4と同一面上に位置させる馬蹄形の凹部7と、その凹部7内で、下端テーパ状に開口する逆V字状の切欠き8とが、吊下用透孔6と同一線上に形成されている。9,9は下板5の両側に形成されたビス止め孔、10,10は補強用のVビードである。

0007

次に、下ブラケット3は、図3にも示すように、上ブラケット2と逆に上板11が手前、下板12が奥となるように折曲形成される四角形状のプレートで、上板11は、中央下端に四角形の当接板13を90°の角度で残す格好で上方へ折曲され、上板11の左右にビス止め孔14,14が形成されている。15,15はVビードである。又、下板12には、長方形状の第1透孔16,16が縦向きで左右対称に夫々並設されると共に、第1透孔16,16の間に、第1透孔16と略同じ長さで長円形の第2透孔17が穿設されている。更に、下板12の両サイドには、略側縁全長に亘って手前側にガイド片18,18が直角に折曲形成され、各ガイド片18に、第1透孔16より上下で僅かに短い寸法で長円形のガイド孔19が夫々穿設されている。

0008

一方、20はスライド板で、下板12の上下寸法の略3分の1の幅を有する帯状の板を、下板12のガイド片18,18の間に遊嵌するように両サイドに折曲片21,21を夫々折曲形成したコ字状を呈し、各折曲片21の中央外側へ突設させたボス22を、両サイドでガイド片18,18のガイド孔19,19に夫々嵌入させることで、スライド板20は、二点鎖線で示すように、ボス22,22がガイド孔19,19の上下端に当接する範囲(図3のL3)で上下へスライド可能に装着される。又、スライド板20には、下板12の第1透孔16,16と重なる位置で、第1透孔16の幅と略同じ長さの第1ビス挿通孔23,23が、中央の第2透孔17と重なる位置で、第2透孔17と略同じ幅の第2ビス挿通孔24が夫々穿設されて、スライド板20がどの位置にあっても、第1,第2ビス挿通孔23,24が常に第1,第2透孔16,17内に位置するようになっている。

0009

以上の如く構成された壁取付具1は、図1のように、湯沸器30のバックカバー31の上下へ夫々ビス止めで固着されるが、特に下ブラケット3では、当接板13にバックカバー31の底面が当接する状態で固着される。そして上下ブラケット2,3の固着後、壁側の図示しない取付ビスに上ブラケット2の吊下用透孔6又は切欠き8を掛止させると、湯沸器30は上ブラケット2によって壁に吊下される。次に下ブラケット3は、スライド板20の第1ビス挿通孔23,23又は第2ビス挿通孔24を用いて壁に螺着すれば良いが、このスライド板20は上下にスライド可能であるから、スライド板20のスライド範囲で螺着位置を自由に決定することができる。即ち、上ブラケット2で吊下用透孔6に掛止させた場合は、スライド板20が上限位置にある場合の取付ピッチL1に、スライド板20のスライド範囲L3を加えた(L1+L3)までの取付ピッチが選択でき、上ブラケット2で切欠き8に掛止させた場合は、スライド板20が上限位置にある場合の取付ピッチL2に、スライド板20のスライド範囲L3を加えた(L2+L3)までの取付ピッチが選択できるのである。

0010

このように、上記形態によれば、下ブラケット3において第1ビス挿通孔23、第2ビス挿通孔24を有するスライド板20をスライド可能に設けて、上下ブラケット2,3の取付ピッチを調整可能としたことで、取付ピッチの自由度が大きくなり、同じメーカー間で異なる機種は勿論、メーカーの異なる湯沸器から交換する場合で湯沸器30の長さが大きく変わるようなことがあっても、最初の取付ビスの位置を変更せずに新たな湯沸器30を簡単に取り付けることができ、作業性が向上する。又、下ブラケット3では、湯沸器30のバックカバー31への取付状態でその底面に当接する当接板13が形成されているから、当接板13が湯沸器30の左右の傾き防止に働いて取付時の安定が図られる。

0011

尚、下ブラケットの形状やスライド板の具体的なスライド構造等は、上記形態に限らず、例えばスライド板20ではボス22に代えて、下板12のガイド孔19越しにビスを折曲片21に螺合させたりしても良いし、下ブラケット3では、第1ビス挿通孔23と第2ビス挿通孔24との何れか一方及びそれに対応する下板12側の第1透孔16と第2透孔17との何れか一方をなくしても良い。又、図4に示すように、下ブラケット3における下板12のガイド片25を内側へコ字状に折曲し、スライド板20は折曲部分のない平板として、ガイド片25,25に両端を抱持させることでスライド可能とする構造も採用できる。この場合、スライド板20の抜け止めとスライド範囲の決定用として下板12にはボス26等が必要となる。よって、スライド板20をガイド片25,25間に嵌入させる場合は、若干手前にたわませてボス26を乗り越えさせれば良い。尚、スライド板20は、図1,4の何れの形態においても、下板12の反対側の面に設けることもできる。

0012

更に、上記形態では、上ブラケット2に吊下用透孔6と切欠き8とを設けて、上側の吊り下げ位置も選択可能としている。この構成により、吊下用透孔6と切欠き8との間隔で更に取付ピッチの自由度が広くなり、好ましい形態となるが、この吊下用透孔は上下方向で更に増やしたりできるし、上ブラケットによる自由度が不要であれば、逆に吊下用透孔と切欠きとの何れか一方をなくしても差し支えない。一方、当接板13は、中央に1つに限らず、左右対称位置に複数設けることもできる。

発明の効果

0013

請求項1に記載の発明によれば、下ブラケットにおけるビス挿通孔を有する部分を上下方向へスライド可能に設けて、上ブラケットによる吊り下げ位置からビス挿通孔までの距離を調整可能としたことで、取付ピッチの自由度が大きくなり、同じメーカー間で異なる機種は勿論、メーカーの異なる湯沸器から交換する場合で湯沸器の長さが大きく変わるようなことがあっても、最初の取付ビスの位置を変更せずに新たな湯沸器を簡単に取り付けることができ、作業性が向上する。請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、下ブラケットの上板に、湯沸器の底面に当接する当接板を延設したことで、取付状態での湯沸器の安定を図ることができる。請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、上ブラケットに、吊下用透孔若しくは切欠きを上下の高さ違いに複数設けたことで、取付ピッチの自由度を一層大きくすることができる。

図面の簡単な説明

0014

図1壁取付具及び壁取付具を湯沸器へ取り付けた状態を示す説明図である。
図2(A)上ブラケットの正面図である。
(B)上ブラケットの側面図である。(C)上ブラケットの底面図である。
図3(A)下ブラケットの正面図である。
(B)下ブラケットの側面図である。(C)下ブラケットの底面図である。
図4(A)変更例の下ブラケットの正面図である。
(B)変更例の下ブラケットの側面図である。(C)変更例の下ブラケットの底面図である。

--

0015

1・・壁取付具、2・・上ブラケット、3・・下ブラケット、6・・吊下用透孔、8・・切欠き、11・・上板、12・・下板、13・・当接板、20・・スライド板、21・・折曲片、23・・第1ビス挿通孔、24・・第2ビス挿通孔、30・・湯沸器、31・・バックカバー。

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