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技術 デッキプレート用天井吊り金具

出願人 株式会社国元商会
発明者 米谷徳夫
出願日 2000年8月10日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 2000-242242
公開日 2002年2月20日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-054262
状態 特許登録済
技術分野 床構造 天井構造
主要キーワード 材料増加 対面板 貫通ねじ孔 螺合貫通 頂部位置 スプーン状 内向き突 左右横向き
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

デッキプレート蟻溝部に取り付けて、吊りボルトにより各種配管ダクト天井板取り付け用枠材などを吊るすのに使用される天井吊り金具の安全性を高めること。

解決手段

貫通ねじ孔3を有する底板部4の左右両端から、前記貫通ねじ孔3を螺合貫通する吊りボルト4によって左右に押し広げられる左右一対側壁部5が連設され、両側壁部5の上端には、吊りボルト2で左右に押し広げられたときにデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合する抜け止め用係止部7が形成された天井吊り金具であって、前記両側壁部5には、少なくとも前記抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合したときに、当該蟻溝部12の左右両側肩部13の外側に当接する突出部9が設けられた構成。

概要

背景

この種の天井吊り金具として、貫通ねじ孔を有する底板部の左右両端から、前記貫通ねじ孔を螺合貫通する吊りボルトによって左右に押し広げられる左右一対側壁部が連設され、両側壁部の上端には、吊りボルトで左右に押し広げられたときにデッキプレート蟻溝部の左右両側入り隅部に嵌合する抜け止め用係止部が形成された天井吊り金具が考えられている。

ところで、従来のこの種の天井吊り金具は、吊りボルトに作用する下向きの荷重は、両側壁部の抜け止め用係止部とデッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部との嵌合により、当該デッキプレートの蟻溝部の左右両肩部に作用させて確実に支持させることが出来るが、デッキプレートの蟻溝部に対する両側壁部の抜け止め用係止部の嵌合深さは浅く、両側壁部の抜け止め用係止部とデッキプレートの蟻溝部底面との間には空隙がある状態であるから、吊りボルトに左右横向き曲げ力が作用したとき、吊りボルトと天井吊り金具とが一体に回動し、一方の側壁部の抜け止め用係止部がデッキプレートの蟻溝部内から外れることになる。即ち、下向きの荷重が作用している吊りボルトに左右横向きの曲げ力が働くと、天井吊り金具がデッキプレートの蟻溝部から容易に外れ落ちる恐れがあった。

概要

デッキプレートの蟻溝部に取り付けて、吊りボルトにより各種配管ダクト天井板取り付け用枠材などを吊るすのに使用される天井吊り金具の安全性を高めること。

貫通ねじ孔3を有する底板部4の左右両端から、前記貫通ねじ孔3を螺合貫通する吊りボルト4によって左右に押し広げられる左右一対の側壁部5が連設され、両側壁部5の上端には、吊りボルト2で左右に押し広げられたときにデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合する抜け止め用係止部7が形成された天井吊り金具であって、前記両側壁部5には、少なくとも前記抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合したときに、当該蟻溝部12の左右両側肩部13の外側に当接する突出部9が設けられた構成。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
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請求項1

貫通ねじ孔を有する底板部の左右両端から、前記貫通ねじ孔を螺合貫通する吊りボルトによって左右に押し広げられる左右一対側壁部が連設され、両側壁部の上端には、吊りボルトで左右に押し広げられたときにデッキプレート蟻溝部の左右両側入り隅部に嵌合する抜け止め用係止部が形成された天井吊り金具であって、前記両側壁部には、少なくとも前記抜け止め用係止部がデッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部に嵌合したときに、当該デッキプレートの蟻溝部の左右両側肩部の外側に当接する突出部が設けられている、デッキプレート用天井吊り金具。

請求項2

前記両側壁部は、前記抜け止め用係止部の直下位置での横断面での四隅を結ぶ四角形傾倒平行四辺形となるように構成されたもので、前記抜け止め用係止部をデッキプレートの蟻溝部内に挿入した状態で前記吊りボルトのねじ込み方向に両側壁部を回転させたとき、前記傾倒平行四辺形の4つの角の内、対角線が長い方の2つの角に相当する両側壁部の各一側辺が、デッキプレートの蟻溝部の両肩部内側辺に当接して回り止めとなるように構成され、前記突出部は、両側壁部の前記回り止めとなる各一側辺にのみ突設されている、請求項1に記載のデッキプレート用天井吊り金具。

請求項3

前記両側壁部の各両側辺それぞれから前記突出部が突設されている、請求項1に記載のデッキプレート用天井吊り金具。

請求項4

前記突出部は、両側壁部を構成する板材の一部を突出させて両側壁部と一体に形成されている、請求項1〜3の何れかに記載のデッキプレート用天井吊り金具。

請求項5

前記両側壁部は、底板部から一体に曲げ加工により立ち上がる板材を、上方程互いに接近する対面板部と、当該対面板部の上端側から外側へ互いに離間するように延出する上端板部と、前記対面板部の両側辺と前記上端板部の両側辺とをつなぐ両側板部と、から成る略左右対称形の外向スプーン状曲げ絞り加工して構成され、当該両側壁部の前記両側板部に切り欠き凹部が設けられ、この切り欠き凹部の上側が前記抜け止め用係止部に形成されると共に、切り欠き凹部の下側が前記突出部に形成されている、請求項4に記載のデッキプレート用天井吊り金具。

技術分野

0001

本発明は、コンクリートスラブの下側コンクリート型枠板を兼用する場合などに使用されるデッキプレート、即ち、蟻溝部を適当間隔おきに備えたデッキプレート(一般にスーパーデッキと称される)の蟻溝部に取り付けて、吊りボルトにより各種配管ダクト天井板取り付け用枠材などを吊るすのに使用される天井吊り金具に関するものである。

背景技術

0002

この種の天井吊り金具として、貫通ねじ孔を有する底板部の左右両端から、前記貫通ねじ孔を螺合貫通する吊りボルトによって左右に押し広げられる左右一対側壁部が連設され、両側壁部の上端には、吊りボルトで左右に押し広げられたときにデッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部に嵌合する抜け止め用係止部が形成された天井吊り金具が考えられている。

0003

ところで、従来のこの種の天井吊り金具は、吊りボルトに作用する下向きの荷重は、両側壁部の抜け止め用係止部とデッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部との嵌合により、当該デッキプレートの蟻溝部の左右両肩部に作用させて確実に支持させることが出来るが、デッキプレートの蟻溝部に対する両側壁部の抜け止め用係止部の嵌合深さは浅く、両側壁部の抜け止め用係止部とデッキプレートの蟻溝部底面との間には空隙がある状態であるから、吊りボルトに左右横向き曲げ力が作用したとき、吊りボルトと天井吊り金具とが一体に回動し、一方の側壁部の抜け止め用係止部がデッキプレートの蟻溝部内から外れることになる。即ち、下向きの荷重が作用している吊りボルトに左右横向きの曲げ力が働くと、天井吊り金具がデッキプレートの蟻溝部から容易に外れ落ちる恐れがあった。

課題を解決するための手段

0004

本発明は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、その特徴を後述する実施例の参照符号括弧付きで付して示すと、本発明のデッキプレート用天井吊り金具は、貫通ねじ孔3を有する底板部4の左右両端から、前記貫通ねじ孔3を螺合貫通する吊りボルト4によって左右に押し広げられる左右一対の側壁部5が連設され、両側壁部5の上端には、吊りボルト2で左右に押し広げられたときにデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合する抜け止め用係止部7が形成された天井吊り金具であって、前記両側壁部5には、少なくとも前記抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の左右両側入り隅部14に嵌合したときに、当該蟻溝部12の左右両側肩部13の外側に当接する突出部9が設けられた構成となっている。

0005

上記構成の本発明のデッキプレート用天井吊り金具を実施するに際し、前記両側壁部5は、前記抜け止め用係止部7の直下位置での横断面での四隅を結ぶ四角形傾倒平行四辺形となるように構成して、前記抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入した状態で前記吊りボルト2のねじ込み方向に両側壁部5を回転させたとき、前記傾倒平行四辺形の4つの角の内、対角線が長い方の2つの角に相当する両側壁部5の各一側辺斜め側壁部6aの側辺)が、デッキプレート11の蟻溝部12に於ける両肩部13の内側辺13aに当接して回り止めとなるように構成し、前記突出部9は、両側壁部5の前記回り止めとなる各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)にのみ突設することが出来る。

0006

又、前記両側壁部5の各両側辺それぞれから前記突出部9を突設することも出来る。更に、何れの場合も前記突出部9は、両側壁部5を構成する板材の一部を突出させて両側壁部5と一体に形成することが出来る。

0007

又、前記両側壁部5は、底板部4から一体に曲げ加工により立ち上がる板材を、上方程互いに接近する対面板部21と、当該対面板部21の上端側から外側へ互いに離間するように延出する上端板部22と、前記対面板部21の両側辺と前記上端板部22の両側辺とをつなぐ両側板部23と、から成る略左右対称形の外向スプーン状に曲げ絞り加工して構成し、当該両側壁部5の前記両側板部23に切り欠き凹部24を設け、この切り欠き凹部24の上側を前記抜け止め用係止部7とすると共に、切り欠き凹部24の下側を前記突出部9とすることが出来る。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1Aに於いて、1は本発明に係る鋼板製の天井吊り金具で、吊りボルト2が螺合貫通する貫通ねじ孔3を有する底板部4と、この底板部4の左右両側辺から上向きに折曲連設された側壁部5とを有する。貫通ねじ孔3は、底板部4から上向きに一体成形された円筒部4aの内側にねじ溝を加工して構成しているが、底板部4に設けた貫通孔合致するように当該底板部4の上側又は下側にナットを固着して構成することも出来る。

0009

各側壁部5は、底板部4から一体に連なる板材の曲げプレス加工により一体成形されたもので、内向き突出部から成る押し広げ用操作部6と、当該押し広げ用操作部6の上側に形成された外向き突出部から成る抜け止め用係止部7と、当該抜け止め用係止部7の上端の内向き対向板部から成る吊りボルト当接部8と、各側壁部5の互いに反対側に位置する側辺から連設された翼状突出部9とを備えており、前記内向き突出部から成る押し広げ用操作部6は、中央縦断面が略くの字形で且つその頂部位置での横断面が略台形状となるように、3次元の曲げプレス加工により形成され、その左右両側の略三角形の斜め側壁部6a,6bの内、互いに反対側に位置する斜め側壁部6aの側辺が延出されて、前記翼状突出部9が形成されている。又、内向き突出部から成る押し広げ用操作部6には、上下方向の吊りボルト案内用凹溝部10がプレス加工により形成されている。

0010

図1Bに於いて、11は上記の天井吊り金具1を取り付けるデッキプレートであって、コンクリートスラブの下側型枠板を兼用し、コンクリートスラブ側に凹入する蟻溝部12が適当間隔おきに形成されている。

0011

更に詳述すると、上記天井吊り金具1は、図2A,Bに示すように、各側壁部5の上端の抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の長さ方向に並列する向きでのみ、当該両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入することが出来るように、両抜け止め用係止部7の外側辺間の間隔が広く設定されたものであって、図2Bに示すように、前記抜け止め用係止部7の直下位置(斜め側壁部6a,6bの位置)での横断面での四隅を結ぶ四角形が傾倒平行四辺形となるように構成されている。

0012

しかして、図2Aに示すように、前記抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入した状態で、当該両側壁部5を吊りボルト2のねじ込み方向(図2Bの矢印方向)に回転させたとき、図3Bに示すように、前記傾倒平行四辺形の4つの角の内、対角線が長い方の2つの角に相当する両側壁部5の各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)が、デッキプレート11の蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接して回り止めとなるように構成され、前記翼状突出部9は、両側壁部5の前記回り止めとなる各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)にのみ連設されている。

0013

上記構成の天井吊り金具1を使用するときは、吊りボルト2を底板部4の貫通ねじ孔3に、その吊りボルト2の上端が両側壁部5の押し広げ用操作部6を押し広げない程度に螺合貫通させた状態で、図2A,Bに示すように、当該吊りボルト2を使用して天井吊り金具1を、各側壁部5の上端の抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の長さ方向に並列する向きで押し上げて、当該両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入する。

0014

次に、吊りボルト2をねじ込み方向に回転させて天井吊り金具1を一体に同一方向に回転させ、図3Aに示すように、一対の抜け止め用係止部7が蟻溝部12の方向に並列して当該蟻溝部12の左右両側入り隅部14内に嵌入するように、天井吊り金具1を回転させ、最終的に、図3Bに示すように、両側壁部5の各一側辺(斜め側壁部6aの側辺)を、蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接させる。このとき翼状突出部9が、蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに隣接するように構成されている。

0015

上記のように天井吊り金具1によって吊りボルト2が回り止めされた状態で、更に吊りボルト2をねじ込み方向に回転させると、当該吊りボルト2が天井吊り金具1の底板部4に対して螺進上昇し、当該吊りボルト2の上端が両側壁部5の押し広げ用操作部6間に割り込んで、当該両押し広げ用操作部6を介して両側壁部5を左右に押し広げるので、図1B及び図4に示すように、両側壁部5の左右両側辺(斜め側壁部6a,6bの側辺)が全て蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接すると共に、各抜け止め用係止部7が蟻溝部12の左右両側入り隅部14内に密に嵌合当接し、当該各抜け止め用係止部7の左右巾方向の一端部とその下側に位置する翼状突出部9とが蟻溝部12の両肩部13を挟み込む状態となって、デッキプレート11への吊りボルト12の取り付けが完了する。

0016

尚、吊りボルト2は、図1Bに示すようにデッキプレート11の蟻溝部12の底面12aに当接するまでねじ込むことにより、当該吊りボルト12の左右両側に両側壁部5の上端の吊りボルト当接部8が当接することになり、吊りボルト2に大きな下向きの荷重が作用したときに、両側壁部5の各抜け止め用係止部7が内側に変形して蟻溝部12内から下に抜け落ちるのを確実に防止することができる。

0017

以上のようにして吊りボルト2をデッキプレート11の蟻溝部12に取り付けた状態に於いて、吊りボルト2に左右横方向(蟻溝部12の左右巾方向)の外力が作用したとき、当該吊りボルト2と一体に運動しようとする天井吊り金具1の両側壁部5の各抜け止め用係止部7が、吊りボルト2の上端と蟻溝部12の底面12aとの当接部を支点にして蟻溝部12内で回転しようとするが、その回転運動を、蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに当接する翼状突出部9が阻止することになるので、蟻溝部12の両側入り隅部14に対する抜け止め用係止部7の嵌合深さが浅くとも、下向きに回転しようとする一方の抜け止め用係止部7が蟻溝部12から外れる恐れがない。勿論、吊りボルト2の上端が蟻溝部12の底面12aに当接していない状態に於いても、蟻溝部12内での両抜け止め用係止部7の回転運動を前記翼状突出部9が阻止することには変わりがない。

0018

尚、図5に示すように、各側壁部5の上端の抜け止め用係止部7がデッキプレート11の蟻溝部12の左右巾方向に並列する向きに於いても、当該両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入することが出来るように、両抜け止め用係止部7の外側辺間の間隔を狭く構成することも出来る。又、両抜け止め用係止部7の外側辺間の間隔が広いために、真上には両抜け止め用係止部7をデッキプレート11の蟻溝部12内に挿入することが出来ないものであっても、図6に示すように、天井吊り金具1を斜めにして、片側の抜け止め用係止部7から順に蟻溝部12内に挿入出来るように構成することが出来る。何れにしても、両抜け止め用係止部7を蟻溝部12内に挿入した状態で天井吊り金具1を吊りボルト2のねじ込み方向に回転させたとき、両側壁部5の左右両側辺の内、互いに反対側にある二側辺が蟻溝部12の両肩部13の内側辺13aに当接して、天井吊り金具1が回り止めされるように構成しておくのが望ましい。

0019

又、図1図4に示した実施形態に於ける天井吊り金具1に於いて、翼状突出部9を両側壁部5の左右両側辺(斜め側壁部6a,6bの側辺)の全てから突設させても良いし、両側壁部5の左右両側辺の内、先に説明した傾倒平行四辺形の対角線の短い方の両角に相当する側辺(斜め側壁部6bの側辺)にのみ翼状突出部9を突設しても良い。

0020

図7及び図8A,Bに示す実施形態の天井吊り金具20は、貫通ねじ孔3を備えた底板部4の左右両側辺から一体に曲げ加工により立ち上がる板材を、上方程互いに接近する対面板部21と、当該対面板部21の上端側から外側へ互いに離間するように延出する上端板部22と、前記対面板部21の両側辺と前記上端板部22の両側辺とをつなぐ両側板部23と、から成る略左右対称形の外向きスプーン状に曲げ絞り加工して構成された両側壁部5を備え、当該両側壁部5の前記両側板部23に切り欠き凹部24が設けられ、この切り欠き凹部24の上側が前記抜け止め用係止部7に形成されると共に、切り欠き凹部24の下側が、デッキプレート11に於ける蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに当接する突出部9に形成され、対面板部21の突出頂部が前記押し広げ用操作部6に形成されている。

0021

上記構成の天井吊り金具20は、両抜け止め用係止部7を蟻溝部12の左右巾方向に並列させた向きでのみ、当該両抜け止め用係止部7を蟻溝部12内に挿入し得るもので、底板部4の貫通ねじ孔3に螺合貫通させた吊りボルト2のねじ込みにより、当該吊りボルト2の上端で両側壁部5を左右に押し広げ、以て、図8に示すように、各側壁部5の左右一対の切り欠き凹部24を蟻溝部12の両肩部13に外嵌させることにより、当該切り欠き凹部24の上側の抜け止め用係止部7を蟻溝部12の左右両側入り隅部14に内嵌させると共に、当該切り欠き凹部24の下側の各左右一対の突出部9を蟻溝部12の両肩部13の外側面(デッキプレート11の下側面)13bに当接させることが出来る。

発明の効果

0022

以上のように本発明の天井吊り金具によれば、デッキプレートの蟻溝部の左右両側入り隅部に両側壁部の上端の抜け止め用係止部を対応させた状態で、吊りボルトをねじ込み方向に強く回転させるだけで、両側壁部を左右に押し広げてその上端の抜け止め用係止部を前記蟻溝部の左右両側入り隅部に嵌合させ、吊りボルトを当該蟻溝部から垂下する状態に、デッキプレートに取り付けることが出来るものであるが、最大の特徴は、このようにデッキプレートの蟻溝部を利用して取り付けられた吊りボルトに左右横向き(蟻溝部の左右巾方向)の大きな外力が作用したとき、蟻溝部内で両側壁部上端の抜け止め用係止部が吊りボルトの揺動方向に回転するのを、両側壁部の外側に設けられた突出部と蟻溝部の左右両側肩部の外側面(デッキプレートの下側面)との当接により阻止させることが出来る点にある。

0023

従って、本発明の天井吊り金具によれば、吊りボルトに左右横向き(蟻溝部の左右巾方向)の大きな外力が作用したときでも、仮に、両側壁部の上端抜け止め用係止部と蟻溝部の左右両側入り隅部との嵌合深さが浅くとも、下向きに回動しようとする片側の抜け止め用係止部が蟻溝部内から外れて天井吊り金具(吊りボルト)が蟻溝部から外れ落ちる恐れがなくなり、天井吊り金具の取り付け強度が大巾に向上して安全性を高めることが出来る。

0024

尚、請求項2に記載の構成によれば、突出部を構成するための材料増加量を最小限に抑えることが出来、重量増加及びコストアップを抑えることが出来る。勿論、請求項3に記載のように構成して、より確実な外れ止め効果を得ることも出来るし、請求項4に記載のように構成して、製造コストの増大を最小限に抑えることも出来る。

0025

更に、請求項5に記載の構成によれば、両側壁部の強度アップを図り、且つ請求項3に記載の構成による効果と同様の効果も同時に得ることが出来るので、安全性の高い天井吊り金具を容易に得ることが出来る。

図面の簡単な説明

0026

図1A図は天井吊り金具の斜視図であり、B図はデッキプレート蟻溝部に前記天井吊り金具を利用して吊りボルトを取り付けた状態を示す一部縦断正面図である。である。
図2A図は天井吊り金具の抜け止め用係止部をデッキプレートの蟻溝部内に挿入した状態を示す一部縦断正面図であり、B図は同状態での横断平面図である。
図3A図は図2Aの状態から天井吊り金具を回転させた状態を示す一部縦断正面図であり、B図は回り止めされる状態まで天井吊り金具を回転させた状態を示す横断平面図である。
図4図1Bの横断平面図である。
図5第二の実施形態に於ける天井吊り金具をデッキプレートに取り付ける直前の状態で示す縦断正面図である。
図6更に第三の実施形態に於ける天井吊り金具をデッキプレートに取り付ける直前の状態で示す縦断正面図である。
図7A図は第四の実施形態に於ける天井吊り金具の平面図であり、B図は同一部縦断正面図である。
図8図7に示す天井吊り金具で吊りボルトをデッキプレートの蟻溝部に取り付けた状態を示す一部縦断正面図である。

--

0027

1,20天井吊り金具
2吊りボルト
3貫通ねじ孔
4底板部
5側壁部
6 押し広げ用操作部
7 抜け止め用係止部
8 吊りボルト当接部
9翼状突出部
10 吊りボルト案内用凹溝部
12蟻溝部
13 蟻溝部の両肩部
13a 両肩部の内側辺
13b 両肩部の外側面(デッキプレートの下側面)
14 蟻溝部の左右両側入り隅部
21 側壁部の対面板部
22 側壁部の上端板部
23 側壁部の両側板部
24 側壁部の切り欠き凹部

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