図面 (/)

技術 アミノチアゾール誘導体の製造方法

出願人 ケミプロ化成株式会社
発明者 小泊満生福岡直彦武田孝
出願日 2000年8月9日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 2000-241700
公開日 2002年2月19日 (18年9ヶ月経過) 公開番号 2002-053565
状態 特許登録済
技術分野 チアゾール系化合物
主要キーワード アミンハロゲン酸塩 メタノール除去 発ガン性物質 アルミナ担持 アミノチアゾール誘導体 アニリン塩酸塩 脂環基 ハロケトン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年2月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題

アミノチアゾール新規な製造方法の提供。

解決手段

下記一般式(1)

化1

で示されるフェナシハライドに、(i)シリカゲル担持したチオシアン酸アルカリ金属塩および(ii)(a)アルミナに担持した下記一般式(2)

化2

で示されるアミン酢酸塩または(b)下記一般式(3)

化3

で示されるアミンハロゲン酸塩を加えて反応させることを特徴とする下記一般式(4)

化4

で示されるアミノチアゾール誘導体の製造方法。

概要

背景

概要

アミノチアゾール新規な製造方法の提供。

下記一般式(1)

で示されるフェナシハライドに、(i)シリカゲル担持したチオシアン酸アルカリ金属塩および(ii)(a)アルミナに担持した下記一般式(2)

で示されるアミン酢酸塩または(b)下記一般式(3)

で示されるアミンハロゲン酸塩を加えて反応させることを特徴とする下記一般式(4)

で示されるアミノチアゾール誘導体の製造方法。

目的

本発明の目的は、アミノチアゾールの新規な製造方法を提供する点にある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

下記一般式(1)

請求項

ID=000006HE=025 WI=080 LX=0200 LY=0450(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、水素ハロゲンアルキル基アルコキシ基アルキルアミノ基置換基を有することもあるアリール基およびヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基であり、R6は水素、アルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基および置換基をもつこともあるアリール基またはヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基であり、X1はハロゲンである。)で示されるフェナシハライドに、(i)シリカゲル担持したチオシアン酸アルカリ金属塩および(ii)(a)アルミナに担持した下記一般式(2)

請求項

ID=000007HE=005 WI=080 LX=1100 LY=0400(式中、R7は水素、アルキル基、オキシアルキル基、置換基を有することもある脂環基および置換基を有することもあるアリール基、脂環基またはアルケニル基よりなる群から選ばれた基である。)で示されるアミン酢酸塩または(b)下記一般式(3)

請求項

ID=000008HE=005 WI=080 LX=1100 LY=0750(式中、R8は、置換基を有することもあるアリール基およびアルケニル基よりなる群から選ばれた基であり、X2はハロゲンである。)で示されるアミンハロゲン酸塩を加えて反応させることを特徴とする下記一般式(4)

請求項

ID=000009HE=030 WI=085 LX=0625 LY=1150(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、水素、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、置換基を有することもあるアリール基およびヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基であり、R6は水素、アルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基および置換基をもつこともあるアリール基またはヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基である。)で示されるアミノチアゾール誘導体の製造方法。

請求項2

前記R1、R2、R4、R5がいずれも水素であり、R3が水素またはアルキル基であり、R6が水素またはフェニル基である請求項1記載のアミノチアゾール誘導体の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、アミノチアゾール誘導体新規な製造方法を提供する点にある。

0002

チアゾールは多くの天然物医薬農薬合成中間体であり、分析試薬としても用いられている有用な化合物である。アミノチアゾールを合成するにはチオ尿素を用いるHantzsch合成が最も一般的であるが、チオ尿素は弱い発ガン性物質であるなどの問題点もあり、H2NSCNとケトンを用いる方法〔Von E.Schmits,H.Striegler,J.Prakt.Chem.,312,359(1970)〕やH2NCNとエナミンを用いる方法〔Von K.Gewald,H.Spies,R.Mayer,J.Prakt.Chem.,312,776(1970)〕などが報告されている。最近ではアミジノチオ尿素とα−ハロケトンを用いる方法も開発されている〔R.Binu,S.Deepa,K.N.Rajaskharan,Synth.Commun.,28,3625(1998)〕。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明の目的は、アミノチアゾールの新規な製造方法を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0004

本発明は、下記一般式(1)

0005

前記R1〜R5のアルキル基アルコキシ基あるいはアルキルアミノ基におけるアルキル鎖は、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキルであることができる。また、置換基を有することもあるアリール基ヘテロアリール基における置換基は、ハロゲン、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキル基、同アルコキシ基、同アルキルアミノ基などであることができる。

0006

前記R6におけるアルキル基は、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキル基であり、アルコキシ基は、炭素数1〜12の分岐していてもよいアルコキシ基であることができ、また、置換基を有することもあるアリール基やヘテロアリール基における置換基は、ハロゲン、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキル基、炭素数1〜12の分岐していてもよいアルコキシ基であることができる。また、アリール基としては、フェニル基ナフチル基アントラニル基などが挙げられ、ヘテロアリール基としては、ピリジル基キノリル基チエニル基フラニル基などが挙げられる。

0007

前記R7におけるアルキル基やアルコキシ基におけるアルキルは、炭素数1〜4の分岐していてもよいアルキルであることができ、また置換基を有することもあるアリール基、脂環基またはアルケニル基(例えばベンジル基)における置換基は、アルキル基、オキシアルキル基であることができ、前記脂環基を形成する炭素数は3〜8であることができる。また前記アリール基の例は前記R6のアリール基の例と同様である。

0008

前記R8のアリール基やアルケニル基の例は、前記R7において記載したアリール基やアルケニル基の例と同様である。

0009

本発明において、前記R1〜R6はいずれも水素である場合の方が反応収率が高く、またR6がフェニル基の場合は、とくに、(ii)(a)の成分としての一般式(2)で示されるアミン酢酸塩アルミナ担持されていなくても充分高い収率を挙げることができる。

0010

前記一般式(1)で示されるフェナシハライドの例としては、フェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−クロロ(またはブロモ)フェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−メチルフェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−フェニルフェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−ピリジルフェナシルブロマイド、3,5−ジクロロ(またはジブロモ)フェナシルブロマイド、3,5−ジクロロ(またはジブロモ)フェナシルブロマイド、3,5−ジメチルフェナシルブロマイド、3,5−ジフェニルフェナシルブロマイド、3−メチル−5−フェニルフェナシルブロマイドなどを挙げることができる。

0011

前記一般式(2)で示されるアミン酢酸塩の例としては、酢酸アンモニウム酢酸ヒドロキシアミン、酢酸ジフェニルアミン、酢酸モノメチルアミン、酢酸ジメチルアミン、酢酸モノエタノールアミンなどを挙げることができる。

0012

前記一般式(3)で示されるアミンハロゲン酸塩の例としては、アニリン塩酸塩アニシジン塩酸塩トルイジン塩酸塩あるいはこれらの臭酸塩などを挙げることができる。

0013

前記一般式(4)で示されるアミノチアゾール誘導体の例としては、2−アミノ−4−フェニルチアゾール、2−アミノ−4−フェニル−5−メチルチアゾール、2−アミノ−4−(4−メチルフェニル)チアゾール、2−アミノ−4−(4−メチルフェニル)−5−メチルチアゾール、2−アミノ−4−ビフェニルチアゾール、2−アミノ−4,5−ジフェニルチアゾール、2−アミノ−4−フェニル−5−(4−メトキシフェニル)チアゾールなどを挙げることができる。

0014

前記触媒成分のシリカゲルへの担持手段は、何等特別の配慮をすることなく、一般のシリカゲルに水溶液系を用いて触媒成分を含浸した後、常法により乾燥すればよい。

0015

また、前記触媒成分のアルミナへの担持手段も何等特別の配慮を必要とせず、常法に従って実施すればよい。

0016

以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。

0017

実施例1(反応成分の調製)
(1)シリカゲル担持チオシアン酸カリウム(KSCN/SiO2)の調製法
チオシアン酸カリウム(12.15g、125mmol)を純水(100ml)に溶かし、均一にしたのちにシリカゲル(12.85g)を加え室温で30分攪拌した。これをロータリーエバポレーターで水を除去し、さらに150℃/15mmHgで2時間減圧乾燥した。
(2)アルミナ担持酢酸アンモニウム(NH4OOCCH3/Al2O3)の調製法
酢酸アンモニウム(3.85g、50mmol)をメタノール(80ml)に溶かし、均一にしたのちアルミナ(46.15g)を加え室温で30分攪拌した。これをロータリーエバポレーターでメタノールを除去し、固体エーテルを加え5分攪拌したのち固体を濾取し、再びロータリーエバポレーターでエーテルを除去した。乾燥は室温/15mmHgで2時間行った。
(3)アルミナ担持R7NH3OOCCH3の調製法
R7が水素のもの、R7が5員脂環基のもの、およびR7がフェノール基のものをそれぞれR7NH3OOCCH3として用い、下記の方法によりアルミナに担持させた。それぞれのアミン類の酢酸塩50mmolをメタノール80mlに溶かし、均一にした後、シリカゲル46.15gを加えて室温で30分撹拌した。以下、前項(2)と同様にメタノール除去、固体濾取、エーテル除去、乾燥を行い、目的物を得た。

0018

実施例2
一般式(1)のフェナシルハライドにおいて、
(a)R1〜R5がいずれも水素、R6も水素、X1がBrであるもの
(b)R3がメチル基、R1、R2、R4、R5が水素、R6も水素、X1がBrであるもの
(c)R1〜R5がいずれも水素、R6がフェニル基、X1がBrのもの
(d)R1〜R5がいずれも水素、R6がメチル基、X1がBrのもの
を第一の反応成分とし、第二成分として、実施例1(1)で得られたKSCN/SiO2および実施例1の(2)で得られたNH4OOCCH3/Al2O3を用いた。まず、第一成分1ミリモルベンゼン10ミリリットルに溶かして均一溶液とした後、KSCN/SiO2 1g(5ミリモル)とNH4Ac/Al2O36gとを加えて80℃で6時間攪拌して反応させた。反応終了後、担持試薬である第二成分を濾別し、濾液はロータリーエバポレーターで濃縮後、カラムクロマトグラフィーヘキサン酢酸エチル=5:1)により生成物を単離した。その結果を表1に示す。

0019

ID=000014HE=075 WI=099 LX=0555 LY=1800
Ph:フェニル基、p−MePh:p−メチルフェニル基、以下同様

0020

<考察>フェニル基のp−位にメチル基が入った場合には収率が低下した。これはブロモケトンがチオシアネート化された中間体が系内に残っていたので反応が完全に進行していないと考えられる。そこで反応時間を24hに延ばしたが収率の向上は見られなかった。2−ブロモベンジルフェニルケトンを用いた場合にはほとんど副生物がなく、良好な収率でチアゾール誘導体が得られた。α−ブロモプロピオフェノンの場合は生成物がほとんど得られず、チオシアネート化で止まってしまったものの他に副生物が生じていた。反応時間を延ばしても変化は見られなかった。

0021

その結果を表2に示す。

0022

実施例3
一般式(1)のフェナシルハライドとして、R1〜R5のすべてが水素であり、R6がフェニル基であり、X1がブロムである下記式

0023

反応は実施例2の方法に準じて行った。2−ブロモベンジルフェニルケトン1ミリモル、KSCN/SiO2 1g(5ミリモル)、R7NH3OOCCH3/Al2O3 6gまたはR7NH3OOCCH3 6ミリモルをベンゼン10ミリリットル中、80℃で6時間攪拌下に反応させた。精製確認方法も実施例2に準じた。収率87%。

0024

実施例4
一般式(1)のフェナシルハライドとして実施例3で用いた2−ブロモベンジルフェニルケトンを用い、第二成分として請求項1の(i)に当る成分は、実施例1の(1)で得られたKSCN/SiO2を用い、(ii)に当る成分は、実施例1の(3)で得られたR7NH3OOCCH3/Al2O3を用いた。

0025

反応は実施例2の方法に準じて行った。2−ブロモベンジルフェニルケトン1ミリモル、KSCN/SiO2 1g(5ミリモル)、R7NH3OOCCH3/Al2O3 6gをベンゼン10ミリリットル中、80℃で6時間攪拌下に反応させた。精製、確認方法も実施例2に準じた。R7NH3OOCCH3/Al2O3におけるR7の種類、生成物、その収率は表3〜表4に示す。

0026

ID=000017HE=110 WI=101 LX=0545 LY=0300
この場合のみ第二成分としてPhNH3Cl/Al2O3を用い、反応時間は12時間としたケースである。

0027

ID=000018HE=075 WI=101 LX=0545 LY=1500
* この場合のみ第一成分が下記式

発明の効果

0028

本発明により、医薬、農薬、写真材料などの中間体として有用なアミノチアゾール誘導体の新規な製造方法を提供できた。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ