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技術 紙送りローラ

出願人 有限会社大一司
発明者 庄司博光庄司幸博
出願日 2000年8月7日 (21年5ヶ月経過) 出願番号 2000-238027
公開日 2002年2月19日 (19年10ヶ月経過) 公開番号 2002-053240
状態 未査定
技術分野 単票の取扱い ベルト,ローラによる搬送 ベルト、ローラ以外の手段による供給
主要キーワード 通常径 だ円柱 金属製軸 樹脂製ローラ 樹脂製軸 各微細孔 ゴム製ローラ 破砕粉
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年2月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

静電気の除電紙送りローラそのものを介して行ない、複写機ファクシミリプリンタ等の紙送り装置紙送り能力の向上を図ると共に、軽量化要求およびコスト低廉化に十分対応し得る紙送りローラを提供することである。

解決手段

樹脂製ローラ軸1の表面2及びゴム製ローラ3の表面4に導電性材料6を塗布することにより紙送りローラを導電処理し、該紙送りローラそのものを介して装置の金属部分8に放電する。

概要

背景

概要

静電気の除電紙送りローラそのものを介して行ない、複写機ファクシミリプリンタ等の紙送り装置紙送り能力の向上を図ると共に、軽量化要求およびコスト低廉化に十分対応し得る紙送りローラを提供することである。

樹脂製ローラ軸1の表面2及びゴム製ローラ3の表面4に導電性材料6を塗布することにより紙送りローラを導電処理し、該紙送りローラそのものを介して装置の金属部分8に放電する。

目的

本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、静電気の除電を紙送りローラそのものを介して行ない、複写機・ファクシミリ・プリンタ等の紙送り装置の紙送り能力の向上を図ると共に、軽量化要求およびコスト低廉化に十分対応し得る紙送りローラを提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

樹脂製ローラ軸にゴム製若しくは樹脂製ローラを組み込んだ紙送りローラであって、上記ローラ軸表面およびローラ表面導電性材料にて導電処理したことを特徴とする紙送りローラ。

請求項2

ローラ軸とローラ樹脂一体成形した樹脂製紙送りローラであって、該紙送りローラの表面全体を導電性材料にて導電処理したことを特徴とする紙送りローラ。

請求項3

導電性材料が金属粒子を混合した塗料からなり、該塗料を塗布することで導電処理したことを特徴とする請求項1若しくは2のいずれかに記載の紙送りローラ。

請求項4

導電性材料が黒鉛塗料若しくはタールであり、これを塗布することで導電処理したことを特徴とする請求項1若しくは2のいずれかに記載の紙送りローラ。

技術分野

0001

本発明は、複写機ファクシミリプリンタ等に用いる紙送りローラ、詳しくは該ローラ帯電する静電気の除去及び軽量化を図る紙送りローラに関する。

0002

従来、紙送りローラを装置の一部とする複写機・ファクシミリ・プリンタ等において、上記紙送りローラ100は例えば、金属製軸200にゴム製ローラ300を組み込んで構成されていた(図6参照)。しかし、このような従来技術では、ローラ100と紙Pの搬送時における回転摩擦時、若しくはローラ100と紙Pとの剥離時に静電気が発生する現象が見られた。このようにローラ100と紙Pとの間に静電気が帯電すると、スムーズな紙の搬出・搬送が成し得ないことがある。

0003

そこで現在、金属製若しくは導電性材料を含有した樹脂製の軸201に、導電性材料を含有したゴムローラ301を組み込んだ紙送りローラ101が用いられ、発生した静電気を紙送りローラ101そのものを介して装置本体の金属部分400に流出させて除電していた(図7図8)。また、ローラ101と紙Pの剥離時に発生する静電気を除電するため、多数の細状の針金による除電針500を排紙位置に設置し、これを介して装置本体の金属部分400に流出させて除電していたものも知られている(図7図8)。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、上述の各従来技術には次のような解決課題が残されていた。

0005

まず、金属製軸201に導電性材料を含有したゴムローラ301を組み込んだ紙送りローラ101にあっては、金属製軸201を使用していたため昨今の複写機・ファクシミリ・プリンタ等の軽量化に対応し得ない。また、導電性材料を含有した樹脂製軸201に、導電性材料を含有したゴムローラ301を組み込んだ紙送りローラ101を使用する場合にあっては、上記樹脂製軸を成形する導電性材料を含有した樹脂が、導電性材料を含有しない樹脂に比べ、非常に高価であったため、紙送りローラのコスト高、および該紙送りローラを備えた複写機などの装置全体のコスト高を招いていた。さらに、除電針500を装着するものにあっても、該除電針500が高価であることから、除電針500を別途備えることによる装置全体のコスト高を招いていた。

0006

本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、静電気の除電を紙送りローラそのものを介して行ない、複写機・ファクシミリ・プリンタ等の紙送り装置紙送り能力の向上を図ると共に、軽量化要求およびコスト低廉化に十分対応し得る紙送りローラを提供することである。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために本発明がなした技術的手段は、樹脂製ローラ軸にゴム製若しくは樹脂製ローラを組み込んだ紙送りローラであって、上記ローラ軸表面およびローラ表面を導電性材料にて導電処理したことである。

0008

ローラ軸とローラを樹脂一体成形した樹脂製紙送りローラであって、該紙送りローラの表面全体を導電性材料にて導電処理したことである。

0009

また、上記導電処理は、金属粒子を混合した塗料からなる導電性材料を塗布することである。また、黒鉛塗料若しくはタールからなる導電性材料を塗布することである。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図は、本発明紙送りローラの一実施形態を示し、該紙送りローラは、図示形状に特に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の機器・装置に用いられる種々の形状のものが適宜使用されることがある。図中、1は樹脂製ローラ軸、3はゴム製ローラを示す。

0011

本発明紙送りローラは、樹脂製ローラ軸1の外周にゴム製ローラ3を組み込み、上記ローラ軸表面2およびローラ表面4を導電性材料6にて導電処理したもの、あるいはローラ軸1とローラ3を樹脂一体成形した樹脂製紙送りローラであって、該紙送りローラの表面2・4全体を導電性材料6にて導電処理したものである。また、上記ゴム製ローラ3は、樹脂製ローラに代えて構成される場合もある。尚、ゴム製ローラ3に代えて樹脂製ローラを採用する場合、後述するゴム製ローラ3の実施形態が樹脂製ローラに適用される。

0012

導電処理は、樹脂製ローラ軸1およびゴム製ローラ3の表面2・4に、導電性材料6を塗布・被膜コーティング等の所望手段を介して行われる。導電処理は上述の導電処理方法に限らず、樹脂製ローラ軸1とゴム製ローラ3の夫々の表面2・4を導電処理するものであれば本発明の範囲内である。

0013

樹脂製ローラ軸1は、例えばポリエチレンテレフタレート、あるいは籾殻廃プラスチックとからなるもの等が代表として挙げられ、例えば円柱状に形成されている。

0014

ゴム製ローラ3は、例えばアクリロニトリルブタジエンゴムウレタンゴムなどからなるものが代表として挙げられ、例えば上記樹脂製ローラ軸の外周に圧入で組み込んだ円柱状に形成される。

0015

また、樹脂製ローラ軸1を、籾殻と廃プラスチックとからなるものとする場合、籾殻が50乃至60%で、廃プラスチックが50乃至40%とするのが混練り上好ましい。

0016

また、ローラ軸は機械的な摺動を受ける部分であるため、従来は金属製ローラ軸の両端に焼き入れメッキ処理等を施して耐摩耗性を高めていたため製造手間が掛かっていた。また、メッキ処理についてその廃液が環境を悪化させる虞れがあった。この点を解決するにあたっては、樹脂製ローラ軸1をエンジニアプラスチック製とするのが好ましい。機械的強度が高いのが好ましく、エンジニアプラスチックの原料としては、例えば、上述のポリエチレンテレフタレートの他、ポリアセタールポリカーボネート変性ポリフェニレンエーテルポリフェニレンサルファイドポリアリレート液晶ポリマフッ素樹脂熱可塑性エラストマなどから選ばれる少なくとも1種の原料が挙げられる。

0017

樹脂製ローラ軸1およびゴム製ローラ3の径・長さ・材質等は特に限定されず任意であり本発明の範囲内で自由に設定可能である。また、ゴム製ローラを樹脂製ローラとした場合であっても、樹脂製ローラとして周知一般の材質を用いることが出来る。

0018

本実施形態では、樹脂製ローラ軸1の軸方向にわたって長尺状に覆うように単一のゴム製ローラ3を組み込むもので説明したが、樹脂製ローラ軸1の長さ方向に間隔を空けて複数のゴム製ローラを組み込むものであっても本発明の範囲内であり、またその組み込み個数に限定されるものでなく本発明の範囲内で任意に選択可能である。

0019

導電性材料6は、所望粒径とした、例えば銅・ニッケル等の金属粒子、チタンアルミニウムなどの粒子、あるいはこれらを一種若しくは数種混合してなる塗料、又は黒鉛塗料、炭破砕粉、タール等が代表として挙げられ、導電効果が期待されるものならば本発明の範囲内で変更可能である。

0020

炭破砕粉としては、備長炭を細かく破砕したものがカーボンの質が高くもっとも好ましい。なお、この破砕粉に代えて、またはこの破砕粉と共に、炭を液状としたものを使用することもできる。

0021

さらに、樹脂製ローラ軸に樹脂製ローラを組み込み若しくは一体成形するものである場合、その紙送りローラの強度を高めるため、ガラス等を含有させた上で導電処理させることも可能である。

0022

従って、本実施形態によれば、紙送りローラを使用する種々の機器・装置全体の軽量化を図りつつも、該紙送りローラそのものを介して静電気帯電防止を十分に施すことができ、スムーズな紙の搬送・搬出が実現できると共に、コスト低廉化も実現できる。すなわち、紙Pの搬送時に紙Pとローラ間に発生する静電気は、ローラ表面2・4を通して紙送りローラを支持している装置の金属部分8に放電することができる。このため、紙Pとローラ間には静電気が帯電せず、スムーズな紙送りが可能である。

0023

また、紙Pとローラの剥離時に発生する静電気も上記同様にローラ表面2・4を通して金属部分8に放電することができる。このため紙Pとローラ間には静電気の帯電がなくスムーズな紙Pの搬出ができる。しかも、紙Pのスムーズな搬送・搬出だけでなく、静電気に吸い寄せられる埃なども紙送りローラに寄せ付けない効果も得ることができる。

0024

また、ゴム製若しくは樹脂製ローラ3と樹脂製ローラ軸1とからなる構成であるため、ローラ3とローラ軸1との接着性が良く、従来のようにローラ軸に表面処理を施す必要もない。

0025

次に、具体的な実施の一例を図3乃至図5に基いて示す。

0026

樹脂製ローラ軸1およびゴム製ローラ3の表面2,4には、その成形上無数微細孔(例えば、1μm程度の微細孔)5…が存在しており、該微細孔5に導電性材料6を埋設させる。導電性材料6は、樹脂製ローラ軸1の内外面のいずれか一方若しくは双方、ゴム製ローラ3の内外面のいずれか一方若しくは双方に存在する微細孔5…に埋設可能である。

0027

導電性材料6は、ゴム製ローラ3および樹脂製ローラ軸1を膨潤させて拡開した夫々の微細孔5…よりも小径で、かつ拡開前の通常大きさの微細孔5…よりも大径とするのが最も好ましい。

0028

例えば、微細孔5の通常時1μm程度の孔径より大径で、膨潤拡開時1.5μm程度の孔径よりも小径、詳しくは1.2μm程度とする。

0029

すなわち、導電性材料6を上述の大きさとすることにより、膨潤作業後、アルコールを除去させて通常の大きさの微細孔5に戻った際に、該孔5から導電性材料6が抜け落ちないものとすることができるためである。

0030

樹脂製ローラ軸1に埋設される導電性材料6としては、ローラ軸1が回転部品のため耐摩耗性に優れているものが特に好ましく、このように構成することで、従来必要であったローラ軸の前処理が不要となる。

0031

また、リン若しくはボロン等のバインダを介して微細孔5に導電性材料6を埋設するものとしても良い。

0032

なお、樹脂製ローラ軸およびゴム製ローラは、夫々所望形状に形成してから導電性材料6を微細孔5に埋設するものとしたり、あるいは導電性材料6を微細孔5に埋設した後に所望形状に形成するものとしてもよくいずれも本発明の範囲内である。

0033

次に、本発明紙送りローラの製造方法について一例を説明する。

0034

まず、樹脂製ローラ軸1及びゴム製ローラ3は、導電性材料6を混入させたアルコール中に浸漬せしめて樹脂製ローラ軸1及びゴム製ローラ3を膨潤させる。

0035

これにより、該ローラ表面4及びローラ軸表面2に存在する約1μm程度の無数の微細孔5…が1.5μm程度に僅かに拡開する。

0036

そして、その後、上記拡開した各微細孔5…に約1.2μm程度の大きさの導電性材料6…を浸透させる。

0037

例えば、その一例を挙げると、上記膨潤作業後、所定圧力掛けて拡開している各微細孔5…にアルコールと共に約1.2μm程度の大きさの導電性材料6…を強制的に浸透(押込み)させる。

0038

その後、アルコール分揮発(除去)させて上記微細孔5…を拡開前の通常径(約1μm)の大きさに戻すことで微細孔5…内に導電性材料6…を閉じ込める。これにより、導電性材料6は、微細孔5から抜け落ちることなく保持される。

0039

そして、さらに上記導電性材料6…が埋設されている各微細孔5…を、酢酸ビニルで被膜7して閉蓋するものとしてもよい。この作業により、微細孔5が導電性材料6を埋設した状態で酢酸ビニル被膜7により被膜されるため、該導電性材料6が抜け落ちる心配もない。

0040

このアルコール除去作業は、そのまま放置してアルコール分を揮発させるものとしても良いが、遠心分離器等を使用して積極的に除去するものとしてもよく、本発明の範囲内で周知の除去方法が適用可能である。

発明の効果

0041

本発明は、上述の通りの構成であるから、金属製軸・導電性材料を含有する樹脂製軸、および除電針などを使用しなくとも、紙搬送時における回転摩擦時又はローラと紙の剥離時に発生する静電気を、紙送りローラそのものを介して装置本体の金属部分に放電することができる。従って、従来の金属製軸を使用している紙送りローラに比べ軽量化が図れ、この種の紙送りローラを使用する複写機・ファクシミリ等の軽量化に十分対応可能である。また、従来の除電針のような別途装置を備える必要も無くなるため、紙送りローラを備えた複写機・ファクシミリなどの装置全体のコスト低廉となる。

図面の簡単な説明

0042

図1本発明紙送りローラの使用状態の一実施形態を示す斜視図。
図2紙送りローラの縦断面図。
図3紙送りローラの他の実施形態を示す正面図。
図4図3のII-II線断面図。
図5図3のIII-III線断面図。
図6従来技術の一実施形態を示す斜視図。
図7従来技術の他の実施形態を示す斜視図。
図8除電針の斜視図。

--

0043

1:樹脂製ローラ軸
2:表面
3:ゴム製ローラ(樹脂製ローラ)
4:表面
6:導電性材料

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