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技術 遊技機

出願人 株式会社三共
発明者 鵜川詔八林隆志
出願日 2000年7月31日 (20年10ヶ月経過) 出願番号 2000-232393
公開日 2002年2月12日 (19年4ヶ月経過) 公開番号 2002-045524
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 指定番地 システムチェック 割り込み方式 制御コマンド信号 一定期間継続 大当たり中情報 アップテンポ 減速停止処理
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

ハズレ表示態様となった場合に発する効果音によって、リーチ表示態様のときと心理的な落差を遊技者に与え、遊技興趣を向上させる。

解決手段

前回特図ゲーム終了状態(a)から、カプセル51a〜51c内にある表示図柄をスクロール表示させ、変動させる(b)。一定時間が経過する毎に、カプセル51a内で変動する左図柄を仮停止させ(c)、カプセル51c内で変動する右図柄を仮停止させる(d)。この段階では、左図柄と右図柄とが表示図柄「2」で揃ったリーチ表示態様となっている。さらに一定期間が経過すると、カプセル51b内で変動する中図柄を仮停止させる(e)。この段階では、中図柄は、左図柄及び右図柄とは異なる表示図柄「7」となり、ハズレ表示態様となっている。そこで、残念音をスピーカから出力させるとともに、この残念音に対応した「ポヨヨーン・・・ハズレ」という文字列を吹き出し52の中に表示させる。

概要

背景

従来、特図ゲームを行うパチンコ遊技機として、例えば、第1種特別電動役物を有するパチンコ遊技機がある。このパチンコ遊技機は、遊技領域中に発射された遊技球が、第1種始動口スタートチャッカ)と呼ばれる入賞口に入賞した際に、乱数値の抽出、すなわち大当たり抽選を行い、抽出した乱数値に基づいて特図ゲームにおける演出表示及び停止図柄態様を決定するものである。

例えば、特別図柄表示装置上において左図柄、中図柄、右図柄のように横方向に3つ配置された表示図柄が、左図柄、右図柄、中図柄の順次更新表示を停止し、これら表示図柄がすべて同一種の図柄で最終的に停止した場合に大当たりとなるものである。この間、最終停止図柄である中図柄以外の左図柄及び右図柄が同一図柄で仮停止していれば、リーチ状態となる。このようにリーチ状態となって、大当たりの可能性が継続している場合に、最終結果が表示されるまで中図柄の変動表示パターンを通常とは異なる変動表示パターンに発展させるリーチ演出表示を行い、遊技興趣の向上を図るものが一般的である。

概要

ハズレ表示態様となった場合に発する効果音によって、リーチ表示態様のときと心理的な落差を遊技者に与え、遊技興趣を向上させる。

前回の特図ゲームの終了状態(a)から、カプセル51a〜51c内にある表示図柄をスクロール表示させ、変動させる(b)。一定時間が経過する毎に、カプセル51a内で変動する左図柄を仮停止させ(c)、カプセル51c内で変動する右図柄を仮停止させる(d)。この段階では、左図柄と右図柄とが表示図柄「2」で揃ったリーチ表示態様となっている。さらに一定期間が経過すると、カプセル51b内で変動する中図柄を仮停止させる(e)。この段階では、中図柄は、左図柄及び右図柄とは異なる表示図柄「7」となり、ハズレ表示態様となっている。そこで、残念音をスピーカから出力させるとともに、この残念音に対応した「ポヨヨーン・・・ハズレ」という文字列を吹き出し52の中に表示させる。

目的

本発明は、最終的な表示態様がハズレ表示態様となった場合に発する効果音によって、リーチ表示態様あるいは大当たり表示態様となったときとハズレ表示態様となったときとの間で、遊技者にメリハリ感じさせる遊技機を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

予め設定された変動開始条件満足する場合、画像表示装置上に表示される識別情報更新表示することにより変動表示を行わせるとともに、所定時間経過後に更新表示を停止させることにより変動表示を停止させる変動表示制御手段と、前記変動表示制御手段による変動表示に連動して、音声出力装置から所定の音声を出力させる音声制御手段と、前記変動表示制御手段による変動表示の過程及び結果、並びに変動表示に伴う前記音声制御手段による音声の出力を決定するための抽選手段とを備え、前記変動表示制御手段が、前記抽選手段の抽選結果により、リーチ表示態様で仮停止させた後に、最後に更新表示が停止される識別情報をハズレ表示態様で停止させる場合に、前記音声制御手段は、前記ハズレ表示態様が表示された際に、残念音を出力させることを特徴とする遊技機

請求項2

前記残念音は、遊技者の期待感をそぐような音声であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

請求項3

前記変動表示制御手段は、前記音声制御手段により残念音が出力される際に、該残念音に対応した文字列を前記画像表示装置上に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ遊技機スロットマシン等の遊技機係り、特に所定の識別情報変動表示させる可変表示機能と、これに連動して音声を出力させる音声出力機能とを有する遊技機に関する。

背景技術

0002

従来、特図ゲームを行うパチンコ遊技機として、例えば、第1種特別電動役物を有するパチンコ遊技機がある。このパチンコ遊技機は、遊技領域中に発射された遊技球が、第1種始動口スタートチャッカ)と呼ばれる入賞口に入賞した際に、乱数値の抽出、すなわち大当たり抽選を行い、抽出した乱数値に基づいて特図ゲームにおける演出表示及び停止図柄態様を決定するものである。

0003

例えば、特別図柄表示装置上において左図柄、中図柄、右図柄のように横方向に3つ配置された表示図柄が、左図柄、右図柄、中図柄の順次更新表示を停止し、これら表示図柄がすべて同一種の図柄で最終的に停止した場合に大当たりとなるものである。この間、最終停止図柄である中図柄以外の左図柄及び右図柄が同一図柄で仮停止していれば、リーチ状態となる。このようにリーチ状態となって、大当たりの可能性が継続している場合に、最終結果が表示されるまで中図柄の変動表示パターンを通常とは異なる変動表示パターンに発展させるリーチ演出表示を行い、遊技興趣の向上を図るものが一般的である。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来のパチンコ遊技機では、表示図柄の変動と共に効果音を出力させていたが、どのような効果音を出力させれば、遊技興趣を向上させるのに最も効果的であるのかが十分に意識されていなかった。また、このような効果音はあくまで付随的なものであると考えられていたため、遊技者が特別図柄表示装置上の表示図柄の変動そのものに十分な関心を向けていない限りは、どのような変動表示パターンを採用しても遊技興趣の向上を十分に図ることができなかった。

0005

ところで、特図ゲームでの最終的な表示態様大当たり表示態様とハズレ表示態様となるかは、遊技者が獲得できる遊技価値に大きな差異を与えることとなる。従って、遊技者は、特図ゲームが行われている間、その最終的な表示態様が大当たり表示態様となることに期待感を感じている。特に、最終停止図柄以外の表示図柄がリーチ状態となって、リーチ演出表示が行われている場合には、遊技者の期待感が非常に高まることとなる。ところが、従来のパチンコ遊技機では、表示図柄の状態に違いによって効果音に差異がなかったため、リーチ状態となり、さらには大当たり表示態様となった場合でも、遊技者は、ハズレ表示態様となった場合とであまりメリハリを感じられなかった。

0006

本発明は、最終的な表示態様がハズレ表示態様となった場合に発する効果音によって、リーチ表示態様あるいは大当たり表示態様となったときとハズレ表示態様となったときとの間で、遊技者にメリハリを感じさせる遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる遊技機は、予め設定された変動開始条件満足する場合、画像表示装置(例えば、特別図柄表示装置4)上に表示される識別情報を更新表示することにより変動表示を行わせるとともに、所定時間経過後に更新表示を停止させることにより変動表示を停止させる変動表示制御手段と、前記変動表示制御手段による変動表示に連動して、音声出力装置(例えば、スピーカ8L、8R)から所定の音声を出力させる音声制御手段と、前記変動表示制御手段による変動表示の過程及び結果、並びに変動表示に伴う前記音声制御手段による音声の出力を決定するための抽選手段とを備え、前記変動表示制御手段が、前記抽選手段の抽選結果により、リーチ表示態様で仮停止させた後に、最後に更新表示が停止される識別情報をハズレ表示態様で停止させる場合に、前記音声制御手段は、前記ハズレ表示態様が表示された際に、残念音を出力させる。

0008

上記遊技機では、リーチ表示態様となって遊技者の期待感が高まった後に、ハズレ表示態様となると残念音を出力させている。なお、残念音を出力させる場合、すなわち最後に更新表示が停止される識別情報がハズレ表示態様で停止された場合とは、当該識別図柄が完全に停止させられた場合だけでなく、仮停止の状態にある場合も含む。そして、前記残念音は、遊技者の期待感をそぐような音声(例えば、そのような内容の言葉の音1つ、短調楽曲など)とすることができる。また、前記変動表示制御手段は、前記音声制御手段により残念音が出力される際に、該残念音に対応した文字列を前記画像表示装置上に表示させるものとしてもよい。ここで、前記変動表示制御手段は、前記画像表示装置上に吹き出しを表示させ、この吹き出し内に前記文字列を表示させるものとしてもよい。また、画像表示装置上に所定のキャラクタ画像を表示させ、このキャラクタ画像の発話する言葉に対応した文字列を表示させるものとしてもよい。

0009

なお、前記音声制御手段は、さらに最後に更新表示が停止される識別情報以外の識別情報の更新表示を所定の遊技価値を付与すべき特定表示態様となり得る態様で停止させた際に、遊技者の期待感をあおるような演出音を出力させるものとしてもよい。この場合、前記変動表示制御手段は、前記音声制御手段により演出音が出力される際に、該盛り上げ音に対応した文字列を前記画像表示装置上に表示させるものとしてしてもよい。

0010

上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、予め設定された変動開始条件を満足する場合、画像表示装置上に表示される識別情報を更新表示することにより変動表示を行わせるとともに、所定時間経過後に更新表示を停止させることにより変動表示を停止させる変動表示制御処理と、前記変動表示制御処理による変動表示の過程及び結果、並びに変動表示に伴う前記音声制御処理による音声の出力を決定するための抽選処理と、前記変動表示制御処理が前記抽選処理の抽選結果により、リーチ表示態様で仮停止させた後に、最後に更新表示が停止される識別情報をハズレ表示態様で停止させた場合に、前記ハズレ表示態様の表示に連動して、音声出力装置から残念音を出力させる音声制御処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録している。

0011

すなわち、記録媒体中に含まれるプログラムをコンピュータ装置ビデオゲーム装置を含む。以下、同じ)等に読み込ませ、一連の処理を実行させることで、本発明の遊技機を容易に実現することができる。すなわち、プログラムを記録した記録媒体という形態を採ることにより、ソフトウェア商品として、装置とは独立した形で、生産販売配布等を容易に行うことができる。また、コンピュータ装置等のハードウェアに、このソフトウェアを組み込むことによって本発明における演出表示技術を容易に実施することができる。

0012

上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかる変動表示方法は、予め設定された変動開始条件を満足する場合、画像表示装置上に表示される識別情報を更新表示することにより変動表示を行わせるとともに、所定時間経過後に更新表示を停止させることにより変動表示を停止させる変動表示制御手順と、前記変動表示制御手順による変動表示の過程及び結果、並びに変動表示に伴う前記音声制御手順による音声の出力を決定するための抽選手順と、前記変動表示制御手順が前記抽選手順の抽選結果により、リーチ表示態様で仮停止させた後に、最後に更新表示が停止される識別情報をハズレ表示態様で停止させた場合に、前記ハズレ表示態様の表示に連動して、音声出力装置から残念音を出力させる音声制御手順とを含む。

0013

すなわち、上記方法による手順を、コンピュータ装置等に実行させることにより、本発明の遊技機と同様の効果を得ることができる。すなわち、前述の処理手順を、コンピュータ装置等のハードウェアを用いて実現することにより、当該ハードウェア上で、本発明における演出表示技術を容易に実施することができる。

0014

また、上記方法による手順を、コンピュータ装置等に実行させるためのプログラムまたはデータを符号化し、搬送波重畳されたプログラムコード信号として送信するとともに、この搬送波に重畳されたプログラムコード信号を受信し、元のプログラムまたはデータに復号化してコンピュータ装置等に実行させることにより、本発明における演出表示技術を容易に実施することができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明においてリーチ演出表示とは、最終停止図柄となる表示図柄以外の表示図柄が、例えば、大当たりとなる特定表示態様と一致している状態で停止、揺動拡大縮小あるいは変形している状態、すなわち、所定領域内に一定期間継続的に更新表示を停止している状態(以下、これらの状態を仮停止という)、または、表示図柄の表示位置が入れ替わっている状態、または、複数の表示図柄が同期して更新表示を行っている状態のように、最終結果が表示される前段階において表示結果が特定表示態様となる可能性が見かけ上高められる演出表示のことを指す。

0016

本実施例における遊技機としては、LCD等からなる特別図柄表示装置により特図ゲームを行う遊技機として、プリペイドカードによって球貸しを行うカードリーダ(CR:Card Reader )式の第1種パチンコ遊技機を例にとって説明するが、適用対象となる遊技機としては、これに限るものではない。例えば、LCDを搭載したスロットマシン等の遊技機にも適用可能である。

0017

また、パチンコ遊技機等の弾球遊技機であっても、画像表示装置を有するものであれば、例えば、第2種あるいは第3種に分類されるパチンコ遊技機や、一般電役機、またはパチコンと呼ばれる確率設定機能付き弾球遊技機等であっても構わない。さらには、プリペイドカードによって球貸しを行うCR式パチンコ遊技機(CR機)だけではなく、現金によって球貸しを行うパチンコ遊技機(現金機)にも適用可能である。すなわち、LCD等からなる特別図柄表示装置を有し、特図ゲームに相当する演出表示を行うことが可能な遊技機であれば、どのような形態のものであっても構わない。

0018

図1は、本実施例におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2にはガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域が形成されており、遊技領域のほぼ中央位置には、画像表示装置としての特別図柄表示装置4が設けられている。

0019

特別図柄表示装置4の下方位置には、電動チューリップ型役物(普通電動役物)5を兼用する特別図柄始動口(スタートチャッカ)6と、大当たり発生時ソレノイド等を駆動することで開放動作を行う大入賞口(第1種特別電動役物)7とが上下に並んで配設されている。大入賞口7は、特別図柄始動口6への入賞タイミングに基づいて特図ゲームが行われた結果、大当たりとなった場合に開放動作を行う。また、遊技用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられており、さらに遊技領域周辺部には、ランプ9が設けられている。

0020

図2は、遊技制御部を中心としたシステム構成例を示すブロック図である。本実施例におけるパチンコ遊技機1は、主として、電源部(電源基板)10と、遊技制御部(遊技制御基板)11と、入出力部12と、表示制御部(表示制御基板)13と、音制御部(音制御基板)14と、ランプ制御部(ランプ制御基板)15と、払出制御部(払出制御基板)16と、情報出力部(情報端子基板)17とを備えている。

0021

電源部10は、パチンコ遊技機1内の各回路に所定の電源電圧を供給するものである。遊技制御部11は、遊技制御基板内に設けられた各種回路から構成されており、特図ゲームにおいて用いる乱数生成機能、入出力部12を介して信号の入出力を行う機能、表示制御部13、音制御部14、ランプ制御部15及び払出制御部16に対し、それぞれ制御コマンド信号を出力する機能、ホール管理コンピュータに対し、各種情報を出力する機能を備えている。

0022

入出力部12は、遊技球の検出や役物開閉動作を行うためのものである。表示制御部13、音制御部14、ランプ制御部15は、遊技制御部11から送信される制御コマンド信号に基づいて、特図ゲームにおける特図表示制御、音出力制御ランプ表示制御を、それぞれ遊技制御部11とは独立して実行するものである。払出制御部16は、遊技球の貸出賞球等の払出制御を行うものである。情報出力部17は、各種遊技関連情報を外部に出力するためのものである。

0023

ここで、特別図柄表示装置4上に表示される表示図柄の仮停止タイミングや変動タイミング等は、後述する変動表示パターンコマンドに従って一意に定まっている。すなわち、表示制御部13、音声制御部14及びランプ制御部15は、変動表示パターンコマンドを受け取ったタイミングから、特別図柄表示装置4上における表示図柄の変動、スピーカ8L、8Rからの音声出力及びランプ9の明滅表示が連動して行われるように制御を行っている。

0024

次に、本実施例の動作(作用)を説明する。

0025

まず、本実施例のパチンコ遊技機における遊技の流れの概略について説明する。パチンコ遊技機1の右下位置に設けられたハンドルを操作することにより、遊技球が遊技領域中に発射される。遊技制御部11では、入出力部12内の特別図柄始動スイッチ等の入力の有無を監視しており、遊技球が特別図柄始動口6に入賞した場合、特別図柄始動スイッチにおいて遊技球の入賞が検出される。また、特別図柄始動口6において、遊技球の入賞が検出された場合、入賞した遊技球の数、入賞時の乱数の抽選値が特別図柄判定用バンク保管される。そして、保管されたデータに基づいて特別図柄表示装置4において特図ゲームを開始する。

0026

図3は、遊技制御部における処理動作例を示すフローチャートである。本実施例における遊技制御部12は、前述したように、タイマ割り込みによって約2ミリ秒毎に起動する。すなわち、遊技制御部11は、タイマ割り込み方式を使用し、以下に述べる各処理をタイマ割り込み毎に繰り返し実行する。

0027

タイマ割込信号によって遊技制御部11が起動されると、遊技制御部11は、スタックポインタ指定番地をセットする、いわゆるスタックセット処理を行う(ステップS101:以下、単にS101と記す)。次に、遊技制御部11は、システムチェック用のフラグ情報を確認し、フラグ情報が正常動作判定値とは異なる値であった場合にはメモリ内の作業領域をクリアするシステムチェック処理を行う(S102)。

0028

次いで、遊技制御部11は、特図ゲームにおける各種フラグ情報等を取得する情報出力処理と、特図ゲームにおける効果音の出力を行う音出力処理との時分割処理を行う(S103)。次に、入出力部12からの入力信号を検出し、検出した状態に対応する入力処理を行う(S104)。

0029

次いで、遊技制御部11は、詳細を後述する、特別図柄プロセス処理を実行する(S105)。同様にして、特別図柄プロセス処理実行後は、特図ゲームに用いる判定用乱数更新するための乱数更新処理を行うとともに(S106)、特図ゲームに用いる表示図柄乱数を更新するための表示図柄乱数更新処理を行う(S107)。そして、遊技制御部11は、エラー等の不正の有無を検出し、エラー発生時に必要に応じてエラー報知を行う、エラー処理を行う(S108)。

0030

さらに、遊技制御部11は、入出力部12からの検出信号を入力し、各入賞口または入賞装置に対する入賞有無を判定する、入賞球処理を行う(S109)。次いで、遊技制御部11は、各出力ポートに対して音声データ、表示制御信号飾りランプ情報信号ソレノイド駆動信号賞球個数信号等のコマンドを送信するための出力処理を行う(S110)。その後、遊技制御部11は、タイマ割り込み信号が与えられるまで表示図柄決定用乱数及び判定用乱数を更新する、残時間処理を繰り返す(S111)。

0031

図4は、図3の特別図柄プロセス処理における処理例を示すフローチャートである。特別図柄プロセス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序で制御するための特図フラグ情報にしたがって、該当する処理を選択的に実行する。そして、特図フラグ情報の値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。特別図柄プロセス処理では、特図フラグ情報に対応して以下に示す各処理を実行する。

0032

特図フラグ情報の値が“0”のとき、特図ゲームにおいて抽選した乱数値が大当たり値と一致するか否かを判定したり、それを外部に報知する処理等の通常の遊技状態における「特別図柄通常処理」を実行する(S201)。特図フラグ情報の値が“1”のとき、特別図柄表示装置4上で停止する図柄を大当たり態様となったかどうかを判定する「特別図柄大当たり判定処理」を実行する(S202)。

0033

特図フラグ情報の値が“2”のとき、特別図柄表示装置4上で行われる特図ゲームにおける停止図柄を設定する「特別図柄停止図柄設定処理」を実行する(S203)。特図フラグ情報の値が“3”のとき、特別図柄表示装置4上で行われる特図ゲームの図柄の変動表示パターンを設定する「変動表示パターン設定処理」を実行する(S204)。

0034

特図フラグ情報の値が“4”のとき、特別図柄表示装置4において特図ゲームにおける変動処理を行う「特別図柄変動処理」を実行する(S205)。特図フラグ情報の値が“5”のとき、特別図柄の減速停止処理を行う「特別図柄停止処理」を実行する(S206)。

0035

特図フラグ情報の値が“6”のとき、大当たり動作のための初期化処理を行う「大入賞口開放前処理」を実行する(S207)。特図フラグ情報の値が“7”のとき、大当たり動作に関する様々な処理、及び1回当たりの大入賞口7の開放時間をチェックする「大入賞口開放中処理」を実行する(S208)。

0036

特図フラグ情報の値が“8”のとき、特定領域スイッチへの遊技球の通過を監視し、特別図柄プロセスが終了したかどうかを判定する「特定領域有効時間処理」を実行する(S209)。特図フラグ情報の値が“9”のとき、特別図柄プロセスの終了かどうか判定し、終了ならば、デモ表示(大当たり中の画面フラグのクリア、大当たり時表示図柄のクリア、大当たり終了表示のクリア、及び大当たり中情報のクリアを行う「大当たり終了処理」を実行する(S210)。

0037

なお、特別図柄プロセス処理において実行される各処理としては、前述した処理だけに限るものではなく、他の処理に置換したり、さらに他の処理を追加しても構わない。また、特図フラグ情報の値によって分岐される各処理の処理内容が複雑化して、タイマ割り込み時間内で処理を完了させることができない場合には、同一処理を複数追加するようにしてもよい。

0038

特図ゲームでは、遊技球が特別図柄始動口6を通過したとき、判定用乱数の値によって特別図柄の大当たり、ハズレを判定する。判定の結果、大当たりとなった場合には、判定用乱数の値に対応する特別図柄の組み合わせを特別図柄表示装置4に表示する。一方、ハズレとなった場合には、表示図柄用乱数の値に対応する特別図柄を表示する。

0039

以下、上記のようにして遊技制御部11から送られてくる変動表示パターンコマンドに基づいて、表示制御部13が特別図柄表示装置4上で図柄を変動表示させるとともに、音制御部14がスピーカ8L、8Rから音声を出力させるための処理について説明する。ここでは、複数ある変動表示パターンの中から、図5のフローチャート及び図6表示画面例に示す変動表示パターンを示すものとする。

0040

ところで、以下の説明に用いているフローチャートは、表示図柄の変動表示及び音声出力の手順を分かり易く説明するためのものであり、表示制御部13及び音制御部14は、必ずしもこのようなフローチャートに対応したプログラムを実行して処理を行う必要はない。すなわち、特別図柄表示装置4上の態様、及びスピーカ8L、8Rから出力される音声が後述する表示画面例に対応したものとなるのであれば、表示制御部13及び音制御部14の処理プログラムは、いかなるものであっても構わない。

0041

図5は、この実施の形態における変動表示パターンを示すフローチャートである。図6は、この実施の形態における特別図柄表示装置6上の表示例を示す図である。特図ゲームが開始すると、まず、表示制御部13は、特別図柄表示装置4上に表示されている左図柄、中図柄及び右図柄の全てを変動表示させる(S301)。例えば、図6(a)に示す前回の特図ゲームの終了状態から、図6(b)に示すように、カプセル51a〜51c内にある表示図柄をスクロール表示させて、変動させる。表示図柄が変動された際には、変動中であることを分かり易く示すために、カプセル51a〜51cの色が変動開始前とは異なるものにされる。

0042

次に、一定期間が経過すると、表示制御部13は、カプセル51a内で変動する左図柄を仮停止させる(S302)。ここでは、図6(c)に示すように、左図柄が「2」で仮停止して表示される。さらに一定期間が経過すると、表示制御部13は、カプセル51c内で変動する右図柄を仮停止させる(S303)。ここでは、図6(d)に示すように、右図柄が「2」で仮停止して表示される。このとき、特別図柄表示装置4上の表示態様は、左図柄と右図柄が同一の表示図柄である「2」で仮停止しているリーチ状態となっており、最終的な表示態様が大当たり表示態様となることに対する遊技者の期待感が高まることとなる。

0043

リーチ状態となってからさらに一定期間が経過すると、表示制御部13は、カプセル51b内で変動する中図柄を仮停止させる(S304)。そして、表示制御部13は、中図柄が仮停止した際の表示態様がハズレ表示態様であるかどうかを判定する(S305)。ここでは、図6(e)に示すように、左図柄及び右図柄の「2」とは異なる表示図柄「7」で中図柄が仮停止して表示されており、ハズレ表示態様となっている。

0044

ここでの表示態様がハズレ表示態様であると判定されると(S305;Yes)、音制御部14は、残念音として遊技者の期待感をそぐような音声(期待感をそぐような内容の言葉、鐘の音1つ、短調の楽曲など)をスピーカ8L、8Rから出力させる。これとともに、表示制御部13は、表示図柄とは別に、出力される音声に対応した文字列を出力させる(S306)。ここでは、図6(f)に示すように、カプセル51a〜51cの上部の吹き出し52の中に「ポヨヨーン・・・ハズレ」という文字列が表示されており、この文字列と同じ音声がスピーカ8L、8Rから出力されている。

0045

音声の出力及び文字列の表示がされた後、一定期間が経過すると、音制御部14は、音声の出力が停止させ、表示制御部13は、表示された文字列を消去させると共に、カプセル51a〜51c内の左図柄、中図柄及び右図柄の全ての表示図柄を完全に停止させ、確定させる(S307)。ここでは、図6(g)に示すように、全ての表示図柄が仮停止させられたときの表示図柄のままで確定し、その確定を分かり易く示すために、カプセル51a〜51cの色が変えられている。

0046

なお、ステップS305での判定結果がハズレ表示態様でない、すなわち当たり表示態様であるとなった場合は(S305;No)、図5のフローチャートではそのままステップS307の処理に進んでいるが、残念音の代わりに遊技者を心理的に盛り上げるような音声を出力させ、この音声と同じ文字列を特別図柄表示装置4上に表示させるものとしてもよい。

0047

以上説明したように、この実施の形態にかかるパチンコ遊技機では、最終停止図柄以外の左図柄及び右図柄が仮停止したときの表示態様がリーチ状態となり、さらに最終停止図柄である中図柄が仮停止したときの表示態様がハズレ表示態様となると、遊技者の期待感をそぐような残念音を出力させている。このため、リーチ表示態様や大当たり表示態様のときとハズレ表示態様のときとで、遊技者にメリハリを感じさせることができる。これにより、リーチ表示態様となったときに高まっていた遊技者の期待感を急激に低下させることができ、リーチ表示態様のときとの心理的な落差を大きくすることができる。

0048

また、スピーカ8L、8Rから残念音を出力させる際には、この残念音に対応した文字列も、特別図柄表示装置4上に表示させている。このため、聴覚的にだけでなく、視覚的にも遊技者に対する心理的な効果を与えることができる。

0049

本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について、説明する。

0050

上記の実施の形態では、スピーカ8L、8Rから残念音を出力させるタイミングは、最終停止図柄である中図柄が仮停止した後であった。これに対して、残念音の出力タイミングは、中図柄の仮停止と実質的に同時のタイミングであっても、中図柄の仮停止よりも若干早いタイミングであってもよい。さらには、最終停止図柄である中図柄の仮停止の際に、このような残念音を出力させるのではなく、最終的にハズレ表示態様で確定した際に(図6(g)のタイミング)、音制御部14は、残念音を出力させるものとしてもよい。

0051

上記の実施の形態では、スピーカ8L、8Rから残念音を出力させる際、それに対応した文字列が入れられた吹き出し52が特別図柄表示装置4上に表示されるのみであった。これに対して、キャラクタ画像などを特別図柄表示装置4上に表示させ、このキャラクタ画像が発話するように、残念音を出力させ、文字列を表示させるものとしてもよい。また、残念音に対応した文字列は、上記したように吹き出し52がなくてもよく、これのみが特別図柄表示装置4上に表示されるものとしてもよい。

0052

上記の実施の形態では、全ての表示図柄が仮停止したときの表示態様がハズレ表示態様であった場合に、スピーカ8L、8Rから残念音を出力させるものとしていた。これに対して、最終停止図柄以外の表示図柄が仮停止したときの表示態様がリーチ状態となった場合に、音制御部14は、遊技者の期待感をあおり、心理的に盛り上げるような音声(盛り上げるような内容の言葉、鐘や太鼓連打アップテンポな楽曲など)をスピーカ8L、8Rから出力させるものとしてもよい。

0053

これにより、特別図柄表示装置4上の表示態様がリーチ状態であるときと、最終的なハズレ表示態様であるときとで、遊技者にメリハリを感じさせることができる。表示制御部13は、この遊技者を心理的に盛り上げるような音声を出力させる際も、それに対応した文字列を特別図柄表示装置4上に表示させてもよく、聴覚的にだけでなく、視覚的に遊技者に対する心理的な効果を与えるものとしてもよい。

0054

上記の実施の形態では、本発明をパチンコ遊技機1に適用した場合について説明した。これに対して、パチンコ遊技機1の動作をシミュレーションするゲーム機などにも本発明を適用することができる。つまり、ゲーム機のCPUが所定のプログラムを実行することにより、上記した遊技球の動きをシミュレーションし、その結果として上記した特別図柄始動口6を遊技球が通過したと判別したとき、上記したのと同様の抽選を行い、表示図柄を変動表示させるものとすることができる。このゲーム機のプログラムは、CD−ROMなどに格納して、ゲーム機とは別に流通させることができる。また、液晶表示装置に画像を表示すると共に、音声を出力して演出等を行うスロットマシン等にも本発明を適用することができる。

発明の効果

0055

以上説明したように、本発明では、リーチ表示態様となった後にハズレ表示態様となった場合に、残念音を出力させているため、リーチ表示態様のときとハズレ表示態様のときとで、遊技者にメリハリを感じさせることができる。

図面の簡単な説明

0056

図1本発明の実施の形態にかかるパチンコ遊技機の正面図である。
図2遊技制御部を中心としたシステム構成例を示すブロック図である。
図3遊技制御部における処理動作例を示すフローチャートである。
図4図3の特別図柄プロセス処理における処理例を示すフローチャートである。
図5本発明の実施の形態における変動表示パターンを示すフローチャートである。
図6本発明の実施の形態における特別図柄表示装置上の表示例を示す図である。

--

0057

1パチンコ遊技機
4 特別図柄表示装置
8L、8Rスピーカ
9ランプ
11遊技制御部
13表示制御部
14音制御部
15ランプ制御部

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