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技術 介護人サポートシステム及び介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法

出願人 パナソニック電工株式会社
発明者 金澤祐一田中智幸森本直久柴木敏正
出願日 2000年7月25日 (19年7ヶ月経過) 出願番号 2000-224244
公開日 2002年2月8日 (18年0ヶ月経過) 公開番号 2002-041660
状態 拒絶査定
技術分野 閉回路テレビジョンシステム デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス イメージ分析 医療・福祉事務
主要キーワード 連絡表示 操作人 施設建物 行動領域 設備システム 入力操作データ 両キーワード 情報収集結果
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

介護人被介護人との間のコミュニケーションを図りやすい手助けとなる介護人サポートシステム及び介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法を提供することにある。

解決手段

介護人サポートシステムは、コンピュータ等の演算処理機能を備えた装置から構成される回答導出手段1と、介護人により操作される入力手段を備え、操作入力情報無線送信する操作部2と、回答導出手段1に接続され、操作部2から送信された無線信号を受信して、操作入力情報を復調して回答導出手段1へ送る通信機3と、回答導出手段1に接続され、回答導出手段1で導出された結果を出力表示する結果出力手段4と、回答導出手段1からの要求に応じて格納しているデータを回答導出手段1へLAN等のネットワーク8を介して送り出す第1のデータベース5と、第2のデータベース6と、外部インターフェース7とを備えて構築される。

概要

背景

従来、介護分野にて提案されているシステムの一例としては特開2000−3404号公報に記載されたケアマネジメント支援システムがある。この従来例は、ケアプラン作成機関のシステムと、ケアプランに基づき要介護者ケアサービスを提供する機関のシステムとが、ネットワークを介して接続されたものとなっている。また、公共の機関のシステムともネットワークを介して接続し、データの享受、更新管理がしやすいように、例えばケアプラン作成機関のシステム内のデータベースに、データを一元管理している。

概要

介護人被介護人との間のコミュニケーションを図りやすい手助けとなる介護人サポートシステム及び介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法を提供することにある。

介護人サポートシステムは、コンピュータ等の演算処理機能を備えた装置から構成される回答導出手段1と、介護人により操作される入力手段を備え、操作入力情報無線送信する操作部2と、回答導出手段1に接続され、操作部2から送信された無線信号を受信して、操作入力情報を復調して回答導出手段1へ送る通信機3と、回答導出手段1に接続され、回答導出手段1で導出された結果を出力表示する結果出力手段4と、回答導出手段1からの要求に応じて格納しているデータを回答導出手段1へLAN等のネットワーク8を介して送り出す第1のデータベース5と、第2のデータベース6と、外部インターフェース7とを備えて構築される。

目的

本発明は、上述のような点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、介護人と被介護人との間のコミュニケーションを図る上で手助けとなる介護人サポートシステム及び介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

被介護人個人属性情報を格納した第1のデータベースと、介護人の個人属性情報を格納した第2のデータベースと、既存の各種情報を格納している第3のデータベースと、介護対象の被介護人に対する介護上での質問事項を入力する入力手段と、該入力手段により入力された質問内容に対応して、上記第1乃至第3のデータベースの何れかに格納された情報を参照することで、介護人に提示する回答情報導出する回答導出手段と、該回答導出手段にて導出した回答情報を介護人の要求操作に応じて出力する結果出力手段を少なくとも備えたことを特徴とする介護人サポートシステム

請求項2

上記回答情報が、当該被介護人の個人属性情報から、当該被介護人が関心を示すであろうと想定される事項からなるコミュニケーション題材であって、上記回答導出手段には蓄積する回答情報に実効性評価値が上記入力手段から入力されると、該評価値に基づいて当該回答情報の導出に用いた導出基準を更新する学習機能を備えていることを特徴とする請求項1記載の介護人サポートシステム。

請求項3

当該被介護人の要介護度に対応したコミュニケーション上でのアドバイス内容を上記題材に付加した形で上記結果出力手段より出力することを特徴とする請求項2記載の介護人サポートシステム

請求項4

上記第1のデータベースの被介護人の個人属性情報と、上記第2のデータベースの介護人の個人属性情報とに基づいて、両者の相性度を判定する手段を具備して成ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の介護人サポートシステム。

請求項5

上記入力手段として、介護人の音声を入力して、入力音声から予め登録済みのキーワードを抽出して該抽出したキーワードに基づいた質問内容を上記回答導出手段に受け渡す音声入力手段を用いたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の介護人サポートシステム。

請求項6

被介護人の行動領域に設けられ、被介護人を撮像する監視カメラと、該監視カメラで撮像した被介護人の動きから当該被介護人の挙動パターンを抽出する挙動パターン抽出手段と、当該挙動パターンと該挙動パターンの起因となる被介護人の要求事項との対応付け挙動データベース操作入力で登録させる要求事項登録手段と、上記挙動パターン抽出手段で抽出された挙動パターンが上記挙動データベースに既に登録済みの場合に、当該挙動パターンが表す当該被介護人の要求事項を抽出して上記結果出力手段に出力させる出力手段とを具備して成ることを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の介護人サポートシステム。

請求項7

請求項1の介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法であって、介護人が被介護人とコミュニケーションを交わすに先立って、介護人がコミュニケーションを交わそうとする被介護人の個人属性情報を入力手段により入力することにより第1のデータベースに記憶しておく第1の過程と、この第1の過程が実行された後、入力された当該被介護人の個人属性情報を基に、前記第1のデータベースと、介護人の固持属性情報を格納した第2のデータベースと、既存の各種情報を格納している第3のデータベースと、を情報源として当該被介護人が関心を示すことが予測される事項をコミュニケーションの題材として回答導出手段が選択導出する第2の過程と、この第2の過程が実行された後、導出した題材を介護人の要求に応じて出力手段から回答情報として出力する第3の過程と、から少なくとも成ることを特徴とする介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法。

技術分野

0001

本発明は、痴呆症老人や身体の不自由な人(被介護人)を特定の施設介護する人(介護人)に対して、介護作業援助する介護人サポートシステム及び介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、介護分野にて提案されているシステムの一例としては特開2000−3404号公報に記載されたケアマネジメント支援システムがある。この従来例は、ケアプラン作成機関のシステムと、ケアプランに基づき要介護者ケアサービスを提供する機関のシステムとが、ネットワークを介して接続されたものとなっている。また、公共の機関のシステムともネットワークを介して接続し、データの享受、更新管理がしやすいように、例えばケアプラン作成機関のシステム内のデータベースに、データを一元管理している。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上述のような従来のケアマネジメント支援システムにおいては、介護人と被介護人との間のコミュニケーションを図るのに相応しい工夫は目立って施されていなかった。

0004

つまり、介護人にとっては、例えば初めて担当する被介護人との最初の接触(コミュニケーション)に臨んで、介護作業の手助けとなるツールを要望する声があっても、その要望を実践する設備システムがなく、介護作業に行き詰まるシーンも往々にして経験していた。

0005

また、一方では、特開平11−306185号公報には、或るデータベース内の複数の記録項目のうち、互いの記録項目の相関性見出すためのルール付けを行なう方法および装置が開示されているが、このような専門的手法を行なう等して介護向け分野に必要とされるデータを抽出する方法は、あまり見受けられず、やはり、介護人と被介護人との間のコミュニケーションを図るのに相応しい工夫が求められている。

0006

本発明は、上述のような点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、介護人と被介護人との間のコミュニケーションを図る上で手助けとなる介護人サポートシステム及び介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために、請求項1の発明では、被介護人の個人属性情報を格納した第1のデータベースと、介護人の個人属性情報を格納した第2のデータベースと、既存の各種情報を格納している第3のデータベースと、介護対象の被介護人に対する介護上での質問事項を入力する入力手段と、該入力手段により入力された質問内容に対応して、上記第1乃至第3のデータベースの何れかに格納された情報を参照することで、介護人に提示する回答情報導出する回答導出手段と、該回答導出手段にて導出した回答情報を介護人の要求操作に応じて出力する結果出力手段を少なくとも備えたことを特徴とする。

0008

請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記回答情報が、当該被介護人の個人属性情報から、当該被介護人が関心を示すであろうと想定される事項からなるコミュニケーションの題材であって、上記回答導出手段には蓄積する回答情報に実効性評価値が上記入力手段から入力されると、該評価値に基づいて当該回答情報の導出に用いた導出基準を更新する学習機能を備えていることを特徴とする。

0009

請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、当該被介護人の要介護度に対応したコミュニケーション上でのアドバイス内容を上記題材に付加した形で上記結果出力手段より出力することを特徴とする。

0010

請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、上記第1のデータベースの被介護人の個人属性情報と、上記第2のデータベースの介護人の個人属性情報とに基づいて、両者の相性度を判定する手段を具備して成ることを特徴とする。

0011

請求項5の発明では、請求項1乃至4の何れかの発明において、上記入力手段として、介護人の音声を入力して、入力音声から予め登録済みのキーワードを抽出して該抽出したキーワードに基づいた質問内容を上記回答導出手段に受け渡す音声入力手段を用いたことを特徴とする。

0012

請求項6の発明では、請求項1乃至5の何れかの発明において、被介護人の行動領域に設けられ、被介護人を撮像する監視カメラと、該監視カメラで撮像した被介護人の動きから当該被介護人の挙動パターンを抽出する挙動パターン抽出手段と、当該挙動パターンと該挙動パターンの起因となる被介護人の要求事項との対応付け挙動データベース操作入力で登録させる要求事項登録手段と、上記挙動パターン抽出手段で抽出された挙動パターンが上記挙動データベースに既に登録済みの場合に、当該挙動パターンが表す当該被介護人の要求事項を抽出して上記結果出力手段に出力させる出力手段とを具備して成ることを特徴とする。

0013

請求項7の発明では、請求項1の介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法であって、介護人が被介護人とコミュニケーションを交わすに先立って、介護人がコミュニケーションを交わそうとする被介護人の個人属性情報を入力手段により入力することにより第1のデータベースに記憶しておく第1の過程と、この第1の過程が実行された後、入力された当該被介護人の個人属性情報を基に、前記第1のデータベースと、介護人の固持属性情報を格納した第2のデータベースと、既存の各種情報を格納している第3のデータベースと、を情報源として当該被介護人が関心を示すことが予測される事項をコミュニケーションの題材として回答導出手段が選択導出する第2の過程と、この第2の過程が実行された後、導出した題材を介護人の要求に応じて出力手段から回答情報として出力する第3の過程と、から少なくとも成ることを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明に係る介護人サポートシステムの第1の実施の形態を図1乃至図6を用いて、第2の実施の形態を図7を用いて、第3の実施の形態を図8を用いて、第4の実施の形態を図9を用いて、第5の実施の形態を図10を用いて、第6の実施の形態を図11を用いてそれぞれ説明する。

0015

[第1の実施の形態]図1は、痴呆老人や、健常者であるけれども身体の不自由な人を介護する施設等の所謂介護施設X内に設置された本実施形態の介護人サポートシステムの構成を示しており、図示するシステムは、コンピュータ等の演算処理機能を備えた装置から構成される回答導出手段1と、介護人により操作される入力手段、入力手段で入力された入力情報電波等を用いて送信するとともに外部から電波で送られてくる情報を受信する受信する通信機能受信情報に基づいた表示を行う表示手段を備えた操作部2と、上記回答導出手段1のI/Oに接続され、操作部2から送信された無線信号から入力操作データ受信復調して回答導出手段1へ送り、また回動導出手段1からの情報を操作部2側へ送信する送受信機能を備えた通信機3と、回答導出手段1のI/Oに接続され、回答導出手段1で導出された結果を出力表示する結果出力手段4と、回答導出手段1からの要求に応じて格納しているデータを回答導出手段1へLAN等のネットワーク8を介して送り出す第1のデータベース5及び第2のデータベース6と、外部のネットワークに接続するための外部インターフェース7とを備えて構築される。

0016

ここで介護施設Xにおいて介護される側の人々を被介護人と称することとし、被介護人の世話をする人のことを介護人と称することとする。

0017

さて本実施形態に用いる第1のデータベース5は、図3(a)に示すように被介護人の個入属性情報を格納したものである。ここで、被介護人の個人属性情報とは、要するに被介護人の介護に役立つと思われる情報を集めたものであり、構成項目としては、例えば、年齢生誕地(国籍戸籍等)、出身地家族構成職歴、痴呆歴、(痴呆以前の履歴)、病歴バイタルデータの特性、カルテデータ)、日常行動パターン、痴呆に至った現在において特に興味を示す事柄(趣味等)等、その他、介護施設Xでの当該被介護人に対応付けて与えられる氏名コード、当該被介護人の部屋番号、当該被介護人のベッド番号、等がある。これらの情報が、被介護人毎に、1つの電子ファイルとして格納されている。

0018

また、第2のデータベース6は、図3(b)に示すように介護人の個人属性情報を格納したものである。 ここで、介護人の個人属性情報とは、要するに、介護人本人の了解のもとに、介護人の個人的情報のうち被介護人の介護にとって役立つとおもわれる介護人情報を、選別して集めて電子ファイルとして格納されている。これの構成項目としては、当該介護人が担当する被介護人の個人属性情報と同じ項目、若しくは介護に必要と思われる項目だけが入力できていれば良い。これら第1のデータベース5、第2のデータベース6の記録内容は、勿論、必要に応じて書き換えが可能である。

0019

ここで本実施形態の介護施設X内の介護人サポートシステムは外部に設けられた第3のデータベース9に対して外部インターフェース7を通じてアクセスすることができるようになっている。第3のデータベース9は例えば介護施設Xに対応した既設の、一般の(使用契約済みの)情報源であり、例えばインターネットホームページサーバー等からなる。

0020

操作部2は、介護人が介護人サポートシステムに対して介護に活用できそうな情報を検索したり質問入力を行なうための入力手段と、入力情報を含む情報を画面或いは音声で表示する表示手段とを備えた装置であって、本実施形態では介護の都合上、無線でデータの授受ができるようになっている。また入力手段としては、例えばペン文字入力タイプのパッドスタイル携帯無線送信機等から構成される。つまりキーボード打ち込むよりも、手書きメモ感覚で、検索依頼ができるものが好ましいのである。そして操作部2は、介護人の身体若しくは衣服クリップ止めや、その他の係止手段により取り付けることができ、所謂ハンズフリー型を構成している。

0021

またペン入力の代わりに、音声による入力手段を備えているものでも良い。つまり通常、介護作業では介護人は被介護人を抱える等して両手が塞がっている場面が多いのだが、ハンズフリー型でしかも音声による入力機能を備えることで、介護人にとっては非常に楽に検索依頼が行えることになる。例えば介護作業が大変である場合には、その作業の大変さに負けて忘れてしまうかもしれないが、音声入力を採用すれば忘れる前に検索依頼入力が行えることになる。また介護人は介護作業中に検索依頼に対する回答を得ることができるかもしれず、この場合、介護人は検索依頼をかけていたことを忘れていても、回答が返信されてきたことで思い出すことができる。

0022

更に操作部2は介護施設X内の壁若しくは天井に配設されるマイクを備えた、音声による入力手段を備えた機器であっても良い。つまりハンズフリー型のマイクも含めパッドスタイルのものも、介護人が携行しなければならないが、施設建物に予め組み込まれてどこででも使用できるならば、介護人が操作部2を身につけなくてもよくなる。また付け忘れもなくなる。更にまたPHSや携帯電話(特に介護施設X内限定でのトランシーバーとして)を操作部2として利用するようにしても良い。

0023

更にまた操作部2に、パスワード認識手段を設けて特定の人間(予め登録された介護者のみ)だけに操作入力の資格を与え、個人情報セキュリティ防備を図るようにしても良い。

0024

通信機3は、上述したように操作部2からの無線信号を受信して送られてきた入力操作データを復調して回答導出手段1へ送出するとともに回答導出手段1から操作部2へ無線信号で送信する送受信機能を備えたものである。

0025

結果出力手段4は、ディスプレイ音声出力機能を備えた機器であり、操作部2の入力手段で入力された検索依頼や介護上での質問事項に対して本システムで得られる検索結果情報や回答情報を回答導出手段1から受け取りディスプレイ表示や音声による報知を行うものであるが、受け付けた回答情報については、介護人の要求操作に応じて初めて出力するようになっている。つまり回答が得られた時点で情報を垂れ流しに表示あるいは報知されないようにしてある。

0026

外部インタフェース7は、上述した通り、図1の介護施設X内外設備を接続するインターフェースであって、一般的な手段が用いられる。

0027

上記のように構成された本実施形態の介護人システムの動作過程図2に示すフローチャートにより説明する。

0028

まずシステムをスタートさせた初期においては被介護人、介護人の夫々の個人属性情報(生誕地、趣味、過去の職歴等)を第1、第2のデータベース5、6に記憶させる操作を行う。この場合ネットワーク8に接続されるコンピュータ等を通じて記憶させる(ステップS1)。この過程が第1の過程(I)である。

0029

次のステップS2で介護人が操作部2に求める回答情報の検索モード検索キーワード選択入力する。この入力された検索モードや検索キーワードのデータは通信機3を通じて回答導出手段1に送られ、回答導出手段1は送られてきた検索モードに対応した処理を行う(ステップ3)。まず第1のデータベース5だけを検索するモードであれば、回答導出手段1は第1のデータベース5から操作部2で指定した被介護人の固持属性情報を読み出して、結果出力手段4に送り、結果出力手段4にストックさせる(ステップS41)。

0030

一方第1のデータベース5と、第2のデータベース6との共通項を抽出する検索モードであれば、回答導出手段1は第1のデータベース5と、第2のデータベース6から共通項を抽出する(ステップ41)。そして検索モード中に、第3のデータベース9に対する検索を行うか否かの判断をステップ5で行い、検索を行うことが指示されていない場合には、抽出結果を結果出力手段4に送り、結果出力手段4にストックさせる。

0031

また第3のデータベース9に対する検索が指示されている場合には抽出結果に関連する情報を抽出結果に基づいて自動設定したキーワードにより第3のデータベース9をアクセスして検索してその検索結果を上記抽出結果と共に結果出力手段4に送り、結果出力手段4にストックさせる(ステップS6)。

0032

またステップ3で検索モードが第3のデータベース9だけから関連情報を抽出すると判別された場合には、操作部2により入力されている検索キーワードに基づいて回答導出手段1は関連する情報を第3のデータベース9をアクセスして検索し、検索して取得された関連情報を結果出力手段4にストックさせる(ステップ42)。

0033

以上のように検索モード、検索キーワードの入力から、検索、そして結果のストックまでの一連の過程が第2の過程(II)となる。

0034

この第2の過程(II)が終了すると、結果出力手段4は介護人から出力要求があるまで、情報をストックする状態を継続する(ステップS7,S8)。この場合ストックしてから所定時間経過するまで出力要求が無い場合には、所定時間経過時に回答導出結果の出力を促す旨の連絡表示を操作部2の表示手段及び、結果出力手段4で表示させる指示を回答導出手段1から夫々に送られる(ステップ9)。つまり操作部2に対しては回答導出手段1から通信機3を通じて操作部2に指示が送られ、操作部2はこの指示の受信があると、回答導出結果の出力を促す旨の連絡のメッセージを表示手段により画面や或いは音声で表示する。また結果出力手段4に対しても回答導出手段1から通信機3を通じて結果出力手段4に指示が送られ、結果出力手段4はこの指示の受信があると、回答導出結果の出力を促す旨の連絡のメッセージを表示する。

0035

これらのメッセージを操作部2或いは結果出力手段4の表示により介護人は検索依頼の回答が既に出ていることを知ることになる。

0036

そして介護人から結果出力手段4に出力要求を結果出力手段4に備わっているキー等を用いて出すと、結果出力手段4は画面や音声にて、ストックされている情報を回答情報として出力する(ステップS10)。

0037

以上の結果出力手段4が情報のストックを終了してから介護人の出力要求に基づいて回答情報の出力までの一連の過程が第3の過程(III)となる。

0038

そして介護人は結果出力手段4から出力される回答情報を参考にして、被介護人とのコミュニケーションの切り口を探すことになる(ステップS11)。

0039

ところで上述のように被介護人と介護人との共通項を抜き出す検索モードの場合には、具体的には図4に示すような処理が為される。つまり回答導出手段1は、このコマンドを受け取ると、第1のデータベース5、第2のデータベース6の両方にアクセスして、当該被介護人{YHさん}の個人属性情報ファイルと、当該介護人{NYさん}の個人属性情報ファイルとを参照し、両ファイルに記録されている情報を項目毎に一致するか否か照合し(文字完全一致でなくとも前方部分一致で可)、その結果、「生誕地;大阪府木市(但し前方部分一致であるので、茨木市のどこかまでは問わなくていい)」「職歴関係;食品(これも前方部分一致である)」「趣味興味;好き」という3項目がヒットすることになる。これらヒットした3項目が抽出結果となり、「生誕地;大阪府茨木市」「職歴関係;食品」「趣味興味;犬好き」という3項目を、回答導出手段1は、結果出力手段4に送信して、日本語文字列としてストックさせておく。

0040

尚、第3のデータベース9を使う場合は、勿論通常のネットサーフィンを行なうように第3のデータベース9にアクセスしてもいいのであるが、本実施形態の主眼はそこにはなく、あくまで、第1のデータベース5を使って得られる結果、または第1のデータベース5と第2のデータベース6とを使って得られる結果に限ってのみ、第3のデータベース9に関連した情報があれば、そのような第3のデータベース9内の情報を、インターネットの検索エンジンの如く、しかも上位2,3項目だけに限定して、抽出してくるのである。第3のデータベース9を使う場合の一例として、以下のような使い方が挙げられる。例えば上記の被介護人{YH}さんは86であり、おそらく本人が青春を謳したであろう年代(例えば1960〜70年)には本人にとって記憶に留まる事件出来事が多くあったはずである。この年代(例えば1960〜70年)に起こった出来事を抽出できる一般のホームページサーバーを予め契約しておき、第3のデータベース9としておく。そして、この第3のデータベース9から、回答導出手段1が、操作部2からの質問入力に応じて、被介護人{YH}さんの関心を引くであろうコミュニケーションの話題を、抽出するのである。但し、1960〜70年代に起こった出来事を抽出できる一般のホームページサーバーがあるとは限らないので、この場合には、予め検索エンジン等で検索して1960〜70年代に起こった出来事を入手しておき、専用の第3のデータベース9に、情報を保存しておく、という作業を、予め行なっておかないといけない。また、(趣味興味)の項目に(野球)とか選手名の(××□□)とがか入力してあったとして、当該被介護人本人がおそらく青春を謳歌したであろう年代において、野球や(××□□)に関して起こった出来事を検索しておく。もちろん、そのような情報を検索できるホームページがなければ、上記同様に、予め検索エンジン等で定期的にでも検索してできるだけ情報収集をしておく。被介護人と担当する介護人との(趣味興味)が(××□□)で一致したとしても、やはり被介護人の時代の(××□□)に話を合わせないとコミュニケーションを交わしにくいはずであり、上記のようにすることで、更にコミュニケーションを交わしやすい題材を抽出できる。尚介護人が操作部2に質間入力を行なう目的は、介護に関する情報を収集する場合とは限らず、介護人本人の個人属性情報に関する情報を一般のインターネットサイトから検索する等することにより介護人が介護に疲れたときに介護人本人の癒すことができる。また、自身で自由に動き回れるような所謂元気老人には、インターネットを自由に使える端末を与えても良い。そして、アクセス履歴のあるサイトページから、テキスト検索ワードリストをつくり、アクセス頻度の高いワードを、上記データベース5の中に記録していく。このようにすれば、第1のデータベース5の構築を、補佐的レベルで、簡単に行なえる。また、昔の写真を公募(インターネット等で、昔の写真(街並み、自然の風景有名人物撮像等、昔のものだったら、なんでもいい。)を募集する。)し、情報提供者には有料著作権肖像権を買い取り、第3者へ転用してもよい許可をとる。このように蓄積した写真データを、上記データベース9若しくは新規のデータベース等に記録しておき、データベース5との照合を行ない、当該被介護人の好みで写真を画面で見れるようにしておく。このようにすれば、当該被介護人は興味を示すかもしれない。ひいては、被介護人が写真に釘付けにでもなってくれたら、被介護人はディスプレイの前で鎮座しておとなしくなるだろうから、介護人の介護作業量を軽減できるかもしれない。また上記写真が、歴史上重要な文化財になるかもしれないし、第3者への転売ネット上でデータをダウンロードするのを許可するに限る)という商売も行なえる。しかも第3者は、本システムに接続を申し込まない限り(有料)、これら写真にアクセスできないようにすれば、本システムヘの余計なアクセスを減らせる。

0041

以上のように本実施形態の介護人サポートシステムでは、介護人が被介護人とコミュニケーションを交わすのに先立ってコミュニケーションの”ネタ”を探すことの手助けすることができる。しかも、”ネタ”出力は、介護人(操作者)の要求操作に応じて行なえるので、介護人(操作者)の好きな時に情報収集結果チェックできる。つまり介護の実際現場では、介護人の忙しさは目を覆いたくなるほどであるから、介護人が時間が空くまで、結果出力を待つ必要があるのである。

0042

尚本実施形態では、第3のデータベース9として、インターネットの一般の(契約を絡んだ)ホームページを利用するとは限らず、予め介護用に用意した専用のデータベースを使う場合もある。この場合データベース9には、ケアマネージャー立案するケアプランを格納しても当然かまわない。また、上述のシステムでは第1のデータベース5、第2のデータベース6が介護施設X内に設置しているが、図5に示すように、第1のデータベース5、第2のデータベース6、同答導出手段1を、専用の管理センターYにまとめて別管理にしておいても良い。このようにすることで、介護施設Xを複数箇所に開設した場合でも、管理センターYで第1のデータベース5、第2のデータベース6を集中管理でき、第1のデータベース5、第2のデータベース6が介護施設X毎に、つまり複数箇所に散らばることがないので、第1のデータベース5、第2のデータベース6の管理がしやすくなる。但し、この場合、各介護施設Xには、回答導出手段1に準ずる、情報処理部10を用意せねばならない。情報処理部10は、各介護施設Xにおける中央処理装置を構成するが、回答導出手段1のようにコミュニケーションの話題を抽出する機能はなく、単に操作部2からの操作入力情報を通信機3を通じて受け取って通信インターフェース11と通信回線12を介して管理センターYの回答導出手段1へ送り、また回答導出手段1からの回答情報を通信回線12,通信インターフェース11を通じて受け取り、結果出力手段4へ送り出すというデータ送通信機能のみを有する装置であっても良い。更に、図5に示した形態では、対象を介護施設Xに居る被介護人と限定としているが、図6に示すように、情報処理部10若しくは回答導出手段1から、一般住宅で生活する被介護老人等に対しては、被介護人宅Zへ通信回線13をつなぎ、介護施設X内の被介護人についての対処と同様に、被介護人宅Zの家人に対して話題の抽出結果(回答情報)を提供することができる。但し、この場合、被介護人の居る被介護人宅Zには、通信端末を設置しておく必要がある。また情報処理部10(又は回答導出手段1)に被介護人宅Zとの間で通信回線13をデータの授受を行うためのインターフェース14を付設する必要がある。
[第2の実施の形態]本実施形態は、請求項2の発明に対応するものであって、図7に本実施形態の要部構成を示す。

0043

本実施形態の介護人サポートシステムは、コミュニケーションの”ネタ”を検索後、介護人が実際に使い、その使用後の評価を、操作部2から入力すると、当該”ネタ”を導出するのに用いたデータを、前回よりも適切な値に更新する(前回のままで使用に耐えるならばそのまま更新不用)学習機能を持たせることで、導出した”ネタ”の実効性を高めるようにした点に、上述の第1の実施形態の介護人サポートシステムとは異なる特徴を有するものである。その他の構成は実施形態1と同じであるので、図示及び説明は省略する。

0044

つまり図7に示すように、弟1の実施形態で得た回答情報「大阪府茨木市」、「食品」、「犬」等のキーワードに対応して、それぞれ実効結果入力用のランチェック欄が表示されるディスプレイやタッチパネルを操作部2に設けて表示させるようになっている。ここで実効結果入力用のランクとしては、例えば、図示するように、“使えた”、“ちょっと使えた”、“あまり使えなかった”、”全然ダメ”の4ランク程度に大雑把に用意しておけば良い。もちろん、図示はしないが、備考入力欄を更に設けておき、必要な情報をマニュアル入力発信できるようにしておいても良い。この4ランクの選択作業は、好ましくはマウスクリック、指でタッチ程度の簡単な作業で済ませることができる入力操作部を用いて行う。そしてこの入力作業は、介護作業を終えた介護人(NYさん等)が自分の体験を基に行なう。例えば図7ではもし”犬”が使えなかったら、つまり被介護人が犬に興味を示さなかったら、データベース5のYHさんの個人情報ファイルから”犬”についての記述を、例えば”犬好き”を”特に犬好きというほどではない”というように修正する。

0045

而して本実施形態では、導出した”ネタ”の実効性を実際に使ってみて評価し、回答導出手段1(又は情報処理部10を通じて回答導出手段1)側に評価結果を返信するので、似たような検索を繰り返す都度、使い勝手のよい(介護人の要求に対して回答精度の良い)回答を引き出せるようになるのである。換言すれば、介護人は当該被介護人の人物像について常に正確な把握ができるようになる。

0046

尚介護人による評価は、操作部2から入力するように説明したが、まず介護人が結果出力手段4を扱うので、マウスや操作人スイッチキー群を操作部2に限らず結果出力手段4に設けても良い。

0047

[第3の実施の形態]本実施形態は、請求項3の発明に対応するものであって、図8に本実施形態の要部構成を示す。

0048

本実施形態の介護人サポートシステムは、上述したように、コミュニケーションの”ネタ”を、被介護人の要介護度に応じた、介護人への指示事項(ゆっくり話す、大きな声で、何度も繰り返して等)をも付加した形式で、結果出力手段4に出力させるようにした点に、上述の第1の実施形態の介護人サポートシステムとは異なる特徴を有するものである。

0049

図8に示す結果出力手段4の画面表示(もちろん音声出力でも構わない)には、“但し、YHさんには、ゆっくりと、2度話しかけてあげて下さい。”というアドバイス内容が付記されて表示されている。この“ゆっくりと、2度”の部分の情報は、第1のデータベースのYHさんの個人属性情報のファイルに予め記録しておくものとする。(図3,4では図示せず)。但し、この“ゆっくりと、2度”の部分の情報は、第1のデータベース5に限らず、第3のデータベース9にケアプランが要求されていてそのケアプラン中に記録されている場合もあり、その場合、第3のデータベース9から引き出してきても当然かまわない。このようにしたため、介護人は、指示事項に従って被介護人とコミュニケーションをとれば、コミュニケーションの失敗も少なくなる。尚アドバイス内容は、図8に示したようにしゃべり口調にかかるものとは限らず、“微笑みかけながら”とか、“物音をできるだけたてずに静かに語しかける”とかいうように、アクション仕方についてであっても良い。要するに、被介護人が介護人に応じやすい状況をつくるには、どのような状況であればよいか、を介護人にアドバイスできればよいのである。

0050

[第4の実施の形態]本実施形態は、請求項4の発明に対応するものであって、図9に本実施形態の要部構成を示す。

0051

本実施形態の介護人サポートシステムは、介護人と被介護人との相性度をパラメータ点数)で評価し、これを介護人リストと被介護人リストとの間で総かけして、全ての組み合わせのなかで最も適切な根性をもつ介護人と被介護人との組み合わせを割り出すようにした点に、上述の第1の実施形態の介護人サポートシステムとは異なる特徴を有するものである。その他の構成は実施形態1と同じであるので、図示及び説明は省略する。

0052

図9に示すように、回答導出手段1(若しくは情報処理部)では、内部で演算を行ない、介護人と被介護人との相性を、共通項目項数の多さによって判定しておく。例えば、介護人{NYさん}と被介護人{YHさん}との組み合わせの場合、前述したように、この2人の共通項目は、回答情報「大阪府茨木市」、「食品」、「犬」の3項である。同様に、全ての介護人と被介護人との共通項数をそれぞれカウントし、その結果、図9に示すように、被介護人{YHさん}にとっては、介護人{NYさん}よりも実は介護人{STさん}のほうが共通項目の数が多く、従ってコミュニケーションの話題が介護人{NY}さんよりも多いのだとわかる。ここで注意すべきことは、介護人としてコミュニケーションの話題の数が多い方が有利かどうかは断言できない、ということである。つまり、介護人{STさん}のもつ共通項よりも、介護人{NYさん}のもつ共通項のほうが、被介護人{YHさん}にとっては興味を引く内容であるかも知れない。

0053

つまり、図9に示した結果は、単純カウントの結果であり、実際には、更に各カウント結果に、被介護人にとって興味を引く順に、計算上での重み付けを施すよう、算出方法を適宜デフォルメしておくと良い。

0054

尚介護人リストが、あまり適切でない人材しか登録していなかったら、契約済みの介護人人材派遣会社(の介護人リストサーバー 勿論第2のデータベース相当のデータをもっている)と接続して更に適切な介護人を探すようにしても良い。こうすれば、雇用増大にも役に立つことになる。

0055

而して本実施形態では、被介護人の趣味相性になるべく沿うように介護人を選出でき、被介護人が介護人に対してコミュニケーションをとりやすくすることができ、また、介護人の介護負担を軽減することができる。

0056

[第5の実施の形態]本実施形態は、請求項5の発明に対応するものであって、図10に本実施形態の要部構成を示す。

0057

本実施形態の介護人サポートシステムは、図10に示すように回答導出手段1(若しくは情報処理部10)に介護人が予め決めたキーワード(“いちろうくん”とか、介護人にとって意味のある言葉)を記憶しておく記憶部31と、この記憶部31に記憶されたキーワードと入力されてくるキーワードとが一致するか否か判定する音声認識手段31と、一致と判定されたときにどのデータベースのどの部分にアクセスしにいったらよいかを決める判断処理部32を設け、介護人が予め登録済みのキーワードを操作部2を通じて音声で入力すると、前記データベース5、6、9の3情報源のうち、予め所定のデータベースの所定箇所にアクセスしにいくよう、自動アクセスを行なって、得た結果を結果出力手段4に出力させるようにした点に、上述の第1の実施形態の介護人サポートシステムとは異なる特徴を有するものである。その他の構成は実施形態1と同じであるので、図示及び説明は省略する。

0058

ここで操作部2には、図10に示すようにマイク等音声操作部20を設け、この音声操作部20を介して操作部2に介護人M1の音声によってキーワードが入力されると、無線信号で送信され通信機3を介して回答導出手段1(若しくは情報処理部10)へ送られる。回答導出手段1(若しくは情報処理部10)では、用意された音声認識手段31によって、送られてきた音声情報たるキーワードを既知の音声認識手法によって解析し、予め記憶部31に記録済みのキーワード(音声データ)と比較する。この比較によって、予め記録済みのキーワードと、今回入力されたキーワードとの一致が確認されると、音声認識手段31は、判断処理部32に、両キーワードが一致した旨を伝え、このとき併せて、依頼してきた介護人M1が誰なのかなのか、そしてキーワードが何なのか、を判断処理部32に伝える。判断処理部32では、音声認識手段31から受け取った、介護人M1及びそのキーワードの情報を基にして、どのデータベースのどの部分にアクセスしにいったらよい、かを決め(アクセス先は介護人M1とキーワードについて予め決めておく)、後は第1の実施形態と同様に結果出力手段4へ結果を送らせる。

0059

このように構成した本実施形態は、ハンズフリータイフでしかも音声による操作部2を備えるので、被介護人を抱きかかえる等して介護人の両手が共に塞がっている場面が多くても、介護人M1にとって容易に検索依頼ができる。例えば介護作業が大変な場合には、その介護作業の大変さに負けて忘れてしまうかもしれないが、本実施形態では、音声入力なので、忘れる前に検索依頼にかけることができる。また、介護人M1は介護作業中に回答を得ることができるため、検索依頼にかけていたことを忘れていても、回答が返信されてきたことで思い出すことができる。

0060

尚その他の構成は実施形態1と同じであるので、図示及び説明は省略する。

0061

[第6の実施の形態]本実施形態は、請求項6の発明に対応するものであって、図11に本実施形態の要部構成を示す。

0062

本実施形態の介護人サポートシステムは、図11に示すように例えば介護人M1の行動領域、例えば個室X1に介護人M1の挙動監視するための監視カメラ40を設け、介護人M1の挙動パターン(身体の動きの解析によって判別)と、当該挙動パターンを起こす場合に応じた被介護人の要求事項とを予め挙動データベース41に対応付けて登録しておき、監視カメラ40で捕えた監視画像画像解析することにより、予め登録済みの挙動パターンに該当するか否かを以って、被介護人の要求事項を読み出して推定(決定)するステップを備えたようにした構成に特徴がある。その他の構成は実施形態1と同じであるので、図示及び説明は省略する。

0063

図11に示すように、監視カメラ40で捉えた撮像データ(静止画像動画像どちらとも画像とする)を、画像処理回路からなる挙動パターン抽出手段42へ送り、背景画像から被介護人像を抽出する。挙動パターン抽出手段42では更に、抽出した被介護人像を、挙動データベース41に記録済みの挙動パターンデータ群と照合することで、似たような挙動パターンが既に記録されていないか否かを検索する。もし一致した挙動パターンがなければ、被介護人M2は何も要求していないと判断されるが、もし何らかの既知の挙動パターンと一致している場合、挙動パターン抽出手段41は、被介護人の要求事項情報を回答導出手段1(又は情報処理部10)に送り、回答導出手段1は出力手段として、要求事項の内容を介護施設X内の介護人M1がいるケアステーションX1のディスプレイ等から構成される結果出力手段4へ送り、結果出力手段4にて強制的に出力表示する。

0064

または、介護人M1が常時携帯のPHS等の携行端末に即時報知・連絡する。介護人は、被介護人が「家に帰りたい」、「家族に会いたい」、「話し相手がほしい」、「寝返りをさせてほしい」、等の要求をしていることを、携行端末が結果出力手段として機能し強制的に即時報知してもらえるのである。

0065

尚挙動データベース41ヘの記録作業は、キーボード、ディスプレイ等からなる要求事項登録手段43を使って介護人M1側で行う。実際に被介護人M2が要求アクションをおこしたときに記録しておいた撮像データ(例えば口をしきりに動かす、うめき声をあげる)を、被介護人M2の要求事項(例えば寝たきりで背中が痛いので身体を寝返りをうたせてほしい)に対応させて、予め記憶しておく。そうすれば、以後に被介護人M2が似たような動作をしたときに、その動作に対応して、被介護人M2の要求事項がわかるのである。また、挙動データベース41として、第1のデータベース5を利用し、この第1のデータベース5に記録されている被介護人M2の個人属性情報のファイルにまとめて記録しておいても良い。

0066

このように、被介護人M2の行動領域に設けられた被介護人M2を撮像する監視カメラ40と、該監視カメラ40で撮像した被介護人M2の動きから当該被介護人M2の挙動パターンを抽出する挙動パターン抽出手段42と、当該挙動パターンと該挙動パターンの起因となる被介護人M2の要求事項との対応付けを挙動データベース41に操作入力で登録させる際に使われる操作機器部たる要求事項登録手段43と、上記挙動パターン抽出手段42で抽出された挙動パターンが上記挙動データベース41に既に登録済みの場合に、当該挙動パターンが表す当該被介護人M2の要求事項を抽出して結果出力手段4に出力させる挙動パターン抽出手段41とを具備することで、被介護人M2の現状での詳しい状態情報をつかまえなくとも、挙動だけで推定すればいいので、被介護人が今何を欲していそうなのかを推測する手助けとなる。

発明の効果

0067

請求項1の発明は、被介護人の個人属性情報を格納した第1のデータベースと、介護人の個人属性情報を格納した第2のデータベースと、既存の各種情報を格納している第3のデータベースと、介護対象の被介護人に対する介護上での質問事項を入力する入力手段と、該入力手段により入力された質問内容に対応して、上記第1乃至第3のデータベースの何れかに格納された情報を参照することで、介護人に提示する回答情報を導出する回答導出手段と、該回答導出手段にて導出した回答情報を介護人の要求操作に応じて出力する結果出力手段を少なくとも備えたので、介護人が被介護人を介護する際の手助けとなる情報を、介護人が必要とするときに提示することができ、この提示された情報により介護人にとって被介護人との間でコミュニケーションを取りやすくなるという効果がある。

0068

請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記回答情報が、当該被介護人の個人属性情報から、当該被介護人が関心を示すであろうと想定される事項からなるコミュニケーションの題材であって、上記回答導出手段には蓄積する回答情報に実効性の評価値が上記入力手段から入力されると、該評価値に基づいて当該回答情報の導出に用いた導出基準を更新する学習機能を備えているので、回答情報内容を高い実効性を持つ内容に更新することができるという効果がある。

0069

請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、当該被介護人の要介護度に対応したコミュニケーション上でのアドバイス内容を上記題材に付加した形で上記結果出力手段より出力するので、被介護人に対応した適切なアドバイスを介護人に与えることができ、被介護人と介護人との間のコミュニケーションをスムースなものとすることができるという効果がある。

0070

請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、上記第1のデータベースの被介護人の個人属性情報と、上記第2のデータベースの介護人の個人属性情報とに基づいて、両者の相性度を判定する手段を具備してあるので、介護人と、被介護人との相性を適正なものとして、介護をスムースなものとすることが可能となる。

0071

請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、上記入力手段として、介護人の音声を入力して、入力音声から予め登録済みのキーワードを抽出して該抽出したキーワードに基づいた質問内容を上記回答導出手段に受け渡す音声入力手段を用いたので、介護作業上、手が塞がっている場合でも、介護人が質問や検索要求の入力操作がやりやすいという効果がある。

0072

請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの発明において、被介護人の行動領域に設けられ、被介護人を撮像する監視カメラと、該監視カメラで撮像した被介護人の動きから当該被介護人の挙動パターンを抽出する挙動パターン抽出手段と、当該挙動パターンと該挙動パターンの起因となる被介護人の要求事項との対応付けを挙動データベースに操作入力で登録させる要求事項登録手段と、上記挙動パターン抽出手段で抽出された挙動パターンが上記挙動データベースに既に登録済みの場合に、当該挙動パターンが表す当該被介護人の要求事項を抽出して上記結果出力手段に出力させる出力手段と具備しているので、被介護人がその挙動で示す要求事項を自動的に判断して介護人に提示することができ、介護人が被介護人に対して適切に対応できるという効果がある。

0073

請求項7の発明は、請求項1の介護人サポートシステムにおける介護人への情報提示方法であって、介護人が被介護人とコミュニケーションを交わすに先立って、介護人がコミュニケーションを交わそうとする被介護人の個人属性情報を入力手段により入力することにより第1のデータベースに記憶しておく第1の過程と、この第1の過程が実行された後、入力された当該被介護人の個人属性情報を基に、前記第1のデータベースと、介護人の固持属性情報を格納した第2のデータベースと、既存の各種情報を格納している第3のデータベースと、を情報源として当該被介護人が関心を示すことが予測される事項をコミュニケーションの題材として回答導出手段が選択導出する第2の過程と、この第2の過程が実行された後、導出した題材を介護人の要求に応じて出力手段から回答情報として出力する第3の過程と、から少なくとも成るので、請求項1の介護人サポートシステムを実現することができる。

図面の簡単な説明

0074

図1本発明の実施形態1の概略システム構成図である。
図2同上の動作説明用フローチャートである。
図3(a)は同上に用いる第1のデータベースの構成説明図である。(b)は同上に用いる第2のデータベースの構成説明図である。
図4同上の回答導出の説明図である。
図5同上の別のシステム例の概略システム構成図である。
図6同上の他のシステム例の概略システム構成図である。
図7本発明の実施形態2の要部の構成図である。
図8本発明の実施形態3の要部の構成説明図である。
図9本発明の実施形態4の要部の構成説明図である。
図10本発明の実施形態5の要部の構成説明図である。
図11本発明の実施形態6の要部の構成説明図である。

--

0075

1回答導出手段
2 操作部
3通信機
4結果出力手段
5 第1のデータベース
6 第2のデータベース
7外部インターフェース
8ネットワーク
9 第3のデータベース

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