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技術 建築用シャッター

出願人 東洋シヤッター株式会社
発明者 本山保志岸本伸二
出願日 2000年7月28日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 2000-228689
公開日 2002年2月6日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-038853
状態 特許登録済
技術分野 網戸 シャッタ等の閉鎖部材
主要キーワード 被係合溝 係合解除部材 前板部材 摩擦痕 バネ付き 衝合面 ガイド方向 被係合部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年2月6日)のものです。
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図面 (13)

課題

ガイドレールガイド溝露出するという見栄えの悪さを解消する。

解決手段

ガイド溝1cを閉塞する溝閉塞板3の上部にカム溝7aが形成された被係合部材7が固定されている。シャッター座板5に係合部材6がカム溝に係合するように固定されている。シャッターが上昇して座板がまぐさ10の近傍まで上昇した状態(A)である。この状態までは溝閉塞板はガイド溝の開口部には出ていない。さらに、シャッターカーテンが上昇(B)すると、溝閉塞板の下部がレバー部材8によって動き規制されながら上部がガイド溝に現出するようにスライドしながら前進する。シャッターの上昇の最終位置(C)では、溝閉塞板はガイド溝1cを閉塞するので、シャッターの開放時においては、ガイド溝は、溝閉塞板によって隠され、ガイド溝が露出されることはない。

概要

背景

従来、ビルデパートホテル等の建築物の開口部等に設けるシャッターは、主に開口部を閉鎖するシャッターカーテンと、シャッターを収納する収納部と、シャッターカーテンを上下動させる駆動部分と、シャッターカーテンの上下動を案内するガイドレールで構成されている。

ガイドレールには、シャッターカーテンを案内するガイド溝が設けられており、このガイド溝に沿ってシャッターカーテンが上下動する。ガイドレールは、一般的には目立たぬように壁内に埋め込まれていることが多い。しかし、シャッターカーテンの上下動を案内する構造であるため、ガイド溝は露出する格好になり、最近のデザイン面重視する建物が多い中で、非常に好ましくない。

概要

ガイドレールのガイド溝が露出するという見栄えの悪さを解消する。

ガイド溝1cを閉塞する溝閉塞板3の上部にカム溝7aが形成された被係合部材7が固定されている。シャッターの座板5に係合部材6がカム溝に係合するように固定されている。シャッターが上昇して座板がまぐさ10の近傍まで上昇した状態(A)である。この状態までは溝閉塞板はガイド溝の開口部には出ていない。さらに、シャッターカーテンが上昇(B)すると、溝閉塞板の下部がレバー部材8によって動き規制されながら上部がガイド溝に現出するようにスライドしながら前進する。シャッターの上昇の最終位置(C)では、溝閉塞板はガイド溝1cを閉塞するので、シャッターの開放時においては、ガイド溝は、溝閉塞板によって隠され、ガイド溝が露出されることはない。

目的

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ガイドレールのガイド溝が露出するという見栄えの悪さを解消することができる建築用シャッターを提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シャッターカーテンの側部がガイドレールガイド溝に沿って上下に開閉する建築用シャッターにおいて、前記ガイドレールには、前記ガイド溝を閉塞可能な溝閉塞板が設けられていることを特徴とする建築用シャッター。

請求項2

前記溝閉塞板は、前記シャッターカーテンの上下動によって移動され、シャッターカーテンが上限位置にあるときは前記ガイド溝を閉塞するものであることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッター。

請求項3

前記溝閉塞板の上部にカム面を有する被係合部材が設けられ、前記シャッターカーテンの下部に取り付けられた係合部材が前記カム面に係合することにより、前記溝閉塞板が移動されることを特徴とする請求項2に記載の建築用シャッター。

請求項4

シャッターカーテンの上昇による係合部材の上昇によって前記被係合部材を上方へ移動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記溝閉塞板が閉塞位置に移動されることを特徴とする請求項3に記載の建築用シャッター。

請求項5

前記溝閉塞板が回動レバーにより前記ガイドレール側に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の建築用シャッター。

請求項6

シャッターカーテンが過度に上昇した時に、前記係合部材と前記被係合部材との係合を解除する係合解除部材を設けたことを特徴とする請求項4または5に記載の建築用シャッター。

請求項7

前記溝閉塞板が前記ガイドレールのガイド方向に平行な軸を回動軸として回動可能に支持されるとともに、閉塞位置に向けて付勢力が与えられており、前記カム面はシャッターカーテンの下降による係合部材の下降によって前記被係合部材を回動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記付勢力に抗して前記溝閉塞板が開放位置に回動されることを特徴とする請求項3に記載の建築用シャッター。

請求項8

前記溝閉塞板が前記ガイドレールのガイド溝の開口を横切る方向に開閉するように移動可能に支持されるとともに、閉塞位置に向けて付勢力が与えられており、前記カム面はシャッターカーテンの下降による係合部材の下降によって前記被係合部材を移動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記付勢力に抗して前記溝閉塞板が開放位置に移動されることを特徴とする請求項3に記載の建築用シャッター。

請求項9

前記溝閉塞板が前記ガイドレールのガイド溝の開口の奥から前方に向けた前後方向に移動するように移動可能に支持されるとともに、閉塞位置に向けて付勢力が与えられており、前記カム面はシャッターカーテンの下降による係合部材の下降によって前記被係合部材を前記ガイド溝の奥に向けて移動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記付勢力に抗して前記溝閉塞板が前記ガイド溝の奥に向けて移動されることを特徴とする請求項3に記載の建築用シャッター。

請求項10

前記溝閉塞板の前方への移動量を規制する規制部材が設けられたことを特徴とする請求項9に記載の建築用シャッター。

請求項11

前記溝閉塞板として巻取可能な薄板部材を用い、一端を前記シャッターカーテンの下部に取り付けるとともに、他端をガイドレールの下部に設けられ蓄勢バネにより巻込取方向に付勢された巻取リールに取り付け、前記シャッターカーテンの上昇時に前記溝閉塞板を前記巻取リールから繰り出すとともに、前記蓄勢バネを蓄勢し、前記シャッターの下降時に前記溝閉塞板を前記蓄勢バネにより前記巻取リールに巻き込むことを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッター。

請求項12

前記ガイドレールに前記溝閉塞板の両側部をそれぞれガイドする溝閉塞板ガイド溝が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の建築用シャッター。

技術分野

0001

本発明は、シャッターカーテンの側部が建物の開口部等に取り付けられたガイドレールガイド溝に沿って上下に開閉する建築用シャッターに関するものである。

背景技術

0002

従来、ビルデパートホテル等の建築物の開口部等に設けるシャッターは、主に開口部を閉鎖するシャッターカーテンと、シャッターを収納する収納部と、シャッターカーテンを上下動させる駆動部分と、シャッターカーテンの上下動を案内するガイドレールで構成されている。

0003

ガイドレールには、シャッターカーテンを案内するガイド溝が設けられており、このガイド溝に沿ってシャッターカーテンが上下動する。ガイドレールは、一般的には目立たぬように壁内に埋め込まれていることが多い。しかし、シャッターカーテンの上下動を案内する構造であるため、ガイド溝は露出する格好になり、最近のデザイン面重視する建物が多い中で、非常に好ましくない。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ガイドレールのガイド溝が露出するという見栄えの悪さを解消することができる建築用シャッターを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0005

請求項1に記載の発明は、シャッターカーテンの側部がガイドレールのガイド溝に沿って上下に開閉する建築用シャッターにおいて、前記ガイドレールには、前記ガイド溝を閉塞可能な溝閉塞板が設けられていることを特徴とするものである。

0006

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板は、前記シャッターカーテンの上下動によって移動され、シャッターカーテンが上限位置にあるときは前記ガイド溝を閉塞するものであることを特徴とするものである。

0007

請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板の上部にカム面を有する被係合部材が設けられ、前記シャッターカーテンの下部に取り付けられた係合部材が前記カム面に係合することにより、前記溝閉塞板が移動されることを特徴とするものである。

0008

請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の建築用シャッターにおいて、シャッターカーテンの上昇による係合部材の上昇によって前記被係合部材を上方へ移動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記溝閉塞板が閉塞位置に移動されることを特徴とするものである。

0009

請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板が回動レバーにより前記ガイドレール側に支持されていることを特徴とするものである。

0010

請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の建築用シャッターにおいて、シャッターカーテンが過度に上昇した時に、前記係合部材と前記被係合部材との係合を解除する係合解除部材を設けたことを特徴とするものである。

0011

請求項7に記載の発明は、請求項3に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板が前記ガイドレールのガイド方向に平行な軸を回動軸として回動可能に支持されるとともに、閉塞位置に向けて付勢力が与えられており、前記カム面はシャッターカーテンの下降による係合部材の下降によって前記被係合部材を回動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記付勢力に抗して前記溝閉塞板が開放位置に回動されることを特徴とするものである。

0012

請求項8に記載の発明は、請求項3に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板が前記ガイドレールのガイド溝の開口を横切る方向に開閉するように移動可能に支持されるとともに、閉塞位置に向けて付勢力が与えられており、前記カム面はシャッターカーテンの下降による係合部材の下降によって前記被係合部材を移動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記付勢力に抗して前記溝閉塞板が開放位置に移動されることを特徴とするものである。

0013

請求項9に記載の発明は、請求項3に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板が前記ガイドレールのガイド溝の開口の奥から前方に向けた前後方向に移動するように移動可能に支持されるとともに、閉塞位置に向けて付勢力が与えられており、前記カム面はシャッターカーテンの下降による係合部材の下降によって前記被係合部材を前記ガイド溝の奥に向けて移動させるように前記カム面が形成され、前記係合部材が前記カム面に係合することにより、前記付勢力に抗して前記溝閉塞板が前記ガイド溝の奥に向けて移動されることを特徴とするものである。

0014

請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板の前方への移動量を規制する規制部材が設けられたことを特徴とするものである。

0015

請求項11に記載の発明は、請求項1に記載の建築用シャッターにおいて、前記溝閉塞板として巻取可能な薄板部材を用い、一端を前記シャッターカーテンの下部に取り付けるとともに、他端をガイドレールの下部に設けられ蓄勢バネにより巻込取方向に付勢された巻取リールに取り付け、前記シャッターカーテンの上昇時に前記溝閉塞板を前記巻取リールから繰り出すとともに、前記蓄勢バネを蓄勢し、前記シャッターの下降時に前記溝閉塞板を前記蓄勢バネにより前記巻取リールに巻き込むことを特徴とするものである。

0016

請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の建築用シャッターにおいて、前記ガイドレールに前記溝閉塞板の両側部をそれぞれガイドする溝閉塞板ガイド溝が設けられていることを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0017

図1図2図3は、本発明の建築用シャッターの第1の実施の形態を説明するためのものであり、図1(A)は前板部材を外してガイド溝側から見た正面図、図2(A)は図1(A)を上から見た図、図1(B)は図1(A)におけるガイド溝,スラットおよび座板の部分を分かりやすく図示した説明図、図1(C)は図1(A)における溝閉塞板の関連構成を分かりやすく図示した説明図、図2(B),(C)は図1(B),(C)を上から見た図、図3は要部の斜視図である。なお、図1図2においては、壁埋込用カバーおよび土間埋込用カバーの図示は省略した。また、図1においては、まぐさは位置を示す参考として図示した。図中、1はガイドレール、1a,1bはフランジ部、1cはガイド溝、1dは底板、2a,2bは前板部材、3は溝閉塞板、3aは突出部、3bは軸、4はスラット、5は座板、6は係合部材、7は被係合部材、7aは被係合溝、8はレバー部材、9は支持軸、10はまぐさ、11は壁埋込用カバー、12は土間埋込用カバー、FLは床面である。

0018

図1(B),図2(B)は溝閉塞板に関連する構成部分を除外してガイドレールとシャッターカーテンのみを図示したものである。ガイドレール1が垂直に設けられているが、床面FLより上方においてシャッターカーテンを構成するスラットが案内される。ガイドレール1の開口部の両側は曲げられてフランジ部1a,1bとなっているが、この実施の形態では、フランジ部1a,1bの前方に後述する溝閉塞板3が出入できる程度の間隔を開けて、前板部材2a,2bが取り付けられている。シャッターカーテンのスラット4と座板5は、ガイドレール1のガイド溝1cに案内されて、図示しない駆動機構によって上昇、下降動作が行なわれる。

0019

図1(C),図2(C)は、溝閉塞板に関連する構成を主に図示したものであり、図1(B),図2(B)で図示した部分は細線破線で図示した。溝閉塞板3は、板材で形成され、図2(C)で分かるように、ガイドレール1のフランジ部1bと前板部材2bとの間に納められ、シャッターカーテンの閉鎖時においては、その側縁は前板部材2bの端よりはガイド溝側に出ないような寸法とされている。この状態は、シャッターカーテンが全閉状態であり、溝閉塞板3はガイド溝1cを覆うことはない。溝閉塞板3の下部は、床面より下まで延びており、その先端に突出部3aが形成され、軸3bが取り付けられている。軸3bには、レバー部材8の一端が回動自在に取り付けられ、レバー部材8の他端は、ガイドレール1側に固定された支持軸9に回動自在に取り付けられている。

0020

溝閉塞板3の上部には、被係合部材7が、取り付けられている。溝閉塞板3を鋼板等の金属板、被係合部材7も鋼板等の金属板で形成した場合には、被係合部材7は溶接により溝閉塞板3に取り付けることができるが、両者の取付構造は適宜の方法でよく、また、両者を、板金加工一体成形によって、一部材として形成してもよい。

0021

被係合部材7には、カム溝として被係合溝7aが形成されており、係合部材6が、この被係合溝7aの上面として形成されたカム面に係合する。係合部材6は、この実施の形態では、座板5に固定され、丸棒状の部材を用いているが、座板5の上昇によって、被係合部材7を駆動できればよく、したがって、係合部材6と被係合部材7との関連構造は、係合部材6の上方への移動によって、溝閉塞板3を閉塞位置に移動できるような種々の関連構造が設計できることは明らかである。係合部材6をいずれかのスラットに取り付けてよいことももちろんである。

0022

なお、ガイドレール1の上部は被係合部材7の運動を妨げないように、また、下部は床面より下方において、レバー部材8の回動を妨げないように、一部が切除されている。

0023

図4により第1の実施の形態の建築用シャッターの動作について説明する。図4(A)は、シャッターカーテンが上昇して座板5がまぐさ10の近傍まで上昇した状態である。シャッターカーテンが下まで下降した全閉状態からこの状態に上昇するまでは、溝閉塞板3は後退して図2(C)に示したように、ガイド溝1cの開口部には出ていない。したがって、シャッターカーテンの全閉位置から、シャッターカーテンが上昇してまぐさ10の近傍に上昇するまでは、溝閉塞板3は、ガイド溝1cの開口には現れていない。この位置において、座板5に取り付けられた係合部材6が、被係合部材7の被係合溝7aへの係合を開始する。

0024

さらに、シャッターカーテンが上昇すると、図4(B)に示すように、係合部材6がさらに上昇し、被係合部材7が上昇しようとするが、被係合部材7が固定された溝閉塞板3の下部がレバー部材8によって、斜め上方に移動するように規制されているから、係合部材6は、被係合溝7aに沿って、被係合溝7aに入り込むように被係合部材7を横方向に移動させて、溝閉塞板3の上部がガイド溝1cに現出するようにスライドしながら前進する。溝閉塞板3の下部も、レバー部材8が回動させられ、ガイド溝1cに現出するように前進するが、横方向の前進の移動量は上部より小さく、溝閉塞板3は、全体として傾斜させられるようにして、ガイド溝1cに現出する。

0025

シャッターカーテンの上昇の最終位置においては、図4(C)に示すように、係合部材6が被係合溝7aにさらに入り込むように被係合部材7を横方向に移動させるとともに、溝閉塞板3の下部のレバー部材8により規制される回動量が大きくなり、溝閉塞板3はガイド溝1cを閉塞させ、前側の側部は、ガイド溝1cを越えて、図2(B)で説明したフランジ部1aと前板部材2aとの隙間に入り込んで、ガイド溝1cを完全に閉塞する。したがって、シャッターカーテンが上昇したシャッターの開放時においては、ガイド溝1cは、溝閉塞板3によって隠され、ガイド溝1cが露出されることはない。

0026

シャッターカーテンの下降時は、上述した動作順序を逆に辿ることによって、図2(B)で説明したフランジ部1bと前板部材2bとの隙間に、溝閉塞板3がスライドするように後退して、ガイド溝1cを開放し、シャッターカーテンがガイド溝1cに沿って下降して、全閉状態となる。

0027

図5は、本発明の建築用シャッターの第2の実施の形態を説明するためのものであり、図4と同様の動作の説明図である。図中、図1図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。7bは軸、13はレバー部材、14は支持軸である。

0028

第1の実施の形態では、溝閉塞板3が回動しながら移動したが、この実施の形態では、溝閉塞板3の上部をレバー部材13により支持し、下部に設けられたレバー部材8と共同して、溝閉塞板3を常にガイド溝1cと略平行状態で移動できるようにした。この実施の形態では、レバー部材13の溝閉塞板3側の軸7bを被係合部材7に取り付けたが、溝閉塞板3に取り付けるようにしてもよい。支持軸14は、ガイドレール側に取り付けられる。なお、レバー部材13を設けなくても、被係合溝7aの形状を適当に設計することによっても、溝閉塞板3を上述したように、常にガイド溝1cと略平行状態で移動できるようすることも可能である。

0029

第1および第2の実施の形態においては、シャッターカーテンの上昇により係合部材6が被係合部材7の被係合溝7aに係合し、被係合部材7を上昇させて、溝閉塞板3を閉塞位置に移動させるが、過度にシャッターカーテンが上昇すると、駆動モータ,シャッターカーテン,係合部材6,被係合部材7等に破損が生じることがある。したがって、シャッターカーテンの過度の上昇を制限するなどの方策を講ずるのがよい。

0030

図6は、シャッターカーテンの過度の上昇を許容できる対策を施した建築用シャッターを説明するための要部の説明図であり、第1および第2の実施の形態の変形例であり、図6(A)は係合部材の説明図、図6(B)〜(E)は動作の説明図である。図中、図1図5と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。6aは可動ピン、6bは筒状部、6cは圧縮バネ、6dは支持ピン、15は係合解除部材である。

0031

図6(A)は、係合部材6の係合部6gが被係合部材7に係合する前から係合を開始する位置までを図示したものである。下方に示した係合部材6により、その構造について説明する。なお、下方に示した係合部材6においては、筒状部6bは、内部構造を分かりやすくするために、一部を破断して図示した。係合部材6は、先端に設けられた可動ピン6aが筒状部6bに摺動可能に挿入されており、その後端は、圧縮バネ6cで先端方向に押圧されている。可動ピン6aの係合部6gの先端には、突起6eが形成され、可動ピン6aの後端には、支持ピン6dが螺合されている。支持ピン6dは、筒状部6bの後端の蓋体6fに開けられた孔を貫通して可動ピン6aの後部を支持している。筒状部6bは、シャッタースラットの座板5に固定されている。したがって、係合部材6の係合部6gは、先端に押圧力が加えられると後退するように構成されている。

0032

係合部材6の係合部6gが被係合部材7に係合する前においては、突起6eはガイドレール1に接触している。ガイドピン6を図に示したより短くして、突起6eがガイドレールに常時は接触しないように、可動ピン6aの突出量を制限するようにしてもよい。摩耗対策としては、そのようにするのがよい。シャッターカーテンが上昇すると、図6(A)の上方に図示した位置において、係合部材6の係合部6gが被係合部材7の被係合溝7aに入り込み、被係合部材7に係合を開始する。

0033

図6(B)は、係合部材6の係合部6gが被係合部材7に係合した最終段階である。この段階で、係合部材6の可動ピン6aの先端の突起6eが係合解除部材15の斜面に接触して押され、筒状部6bに対して後退を開始する。しかし、係合部6gは、まだ、被係合部材7の被係合溝に係合しているから、被係合部材7を引き上げて、図4図5で説明したように、溝閉塞板3を閉鎖位置に移動させる。

0034

図6(C)は、係合解除状態を示すものである。図6(B)の状態から、さらにシャッターカーテンが上昇することがあると、下方に図示した位置において、係合部材6の突起6eがさらに押されて、係合部6gが被係合部材7に係合しない位置まで後退され、係合部材6は、被係合部材7を残したまま、上方に図示したように、被係合部材7から離れて上昇し、シャッターカーテンのさらなる上昇が許容される。この上昇において、ガイド溝を閉塞した溝閉塞板は、自重で下降して、ガイド溝を開放してしまうことがある。係合部材6が被係合部材7から離れる位置までシャッターカーテンが上昇するような動作を通常の動作とするような設計の場合には、各部の摩擦を適当に設計することにより、溝閉塞板の開放を防止したり、係合部材6が被係合部材7から離れる位置において、溝閉塞板の開放を防止するロック機構を設けるようにして、係合部材6が被係合部材7から離れる位置を越えてシャッターカーテンが上昇しても、ガイド溝の閉塞状態を維持するようにすればよい。

0035

また、シャッターカーテンの上昇位置を制御して、溝閉塞板がガイド溝の閉塞を完了した位置において、シャッターカーテンの上昇を停止させるように設計してもよい。制御の異常等によって、過度にシャッターカーテンが上昇しても、上述したように、過度の上昇による破損等を防止できる。このような設計の場合には、シャッターカーテンが過度に上昇した際に、溝閉塞板が閉塞したガイド溝を開放は許容される。この設計の場合には、シャッターカーテンの過度の上昇は異常状態であるからである。もちろん、可動の上昇において、溝の閉塞状態を維持するように、上述した考慮をしてもよい。

0036

図7は、本発明の建築用シャッターの第3の実施の形態を説明するためのものであり、図7(A)はガイド溝側から見た正面図、図7(B)(C)は図7(A)を上から見た概略図で、図7(B)は閉塞状態、図7(C)は開放状態を示したものである。図中、図1図3と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。16は溝閉塞板、17は蝶番、18は被係合部材、18aはカム面である。

0037

この実施の形態では、溝閉塞板16は、ガイドレール1の一方の内側面に蝶番17により回動可能に取り付けられているとともに、ガイド溝1cを閉塞する閉塞位置に向けて図示しないバネ部材によって付勢力が与えられている。したがって、付勢力は回転方向の付勢力である。蝶番17として、バネ付きの蝶番を用いてもよい。蝶番17に代えて、ヒンジ構造など、溝閉塞板16を回動可能に支持できる他の適宜の構造を採用できる。したがって、シャッターカーテンが巻き上げられて、溝閉塞板16に何の影響も与えられていない場合には、溝閉塞板16は、常時、ガイド溝1cを閉塞した図7(B)の状態の閉塞位置をとっており、シャッターカーテンが上昇して建物等の開口部が開放された状態においては、ガイド溝1cは溝閉塞板によって閉塞されている。

0038

溝閉塞板16の上端には、被係合部材18が設けられている。被係合部材18は、溝閉塞板16の上端に一体的に形成されてもよく、別部材として形成し、溝閉塞板16の上部に取り付けるようにしてもよいことは上述した各実施の形態と同様である。被係合部材18には、カム面18aが形成されている。この実施の形態では、カム面18aとして傾斜面を用いた曲面でもよい。

0039

カム面18aは、係合部材6が図7(A)に示しように被係合部材18の上方から下降して、係合部材6が被係合部材18のカム面18aに接触してさらに下降した場合に、被係合部材18を図7(C)に示すような位置に回動させるように、回動成分を与える面であればよい。この実施の形態では、ガイドレール1の開口へ向かって斜めにカットされたような形状の三角形状の傾斜面とした。係合部材6は、棒状体でよく、断面形状は、丸棒でも多角形状のものでもよい。また、平板状のものでもよい。また、回転可能な軸として構成してもよい。

0040

係合部材6が被係合部材18を回動させてシャッターカーテンがさらに下降すると、係合部材6は、溝閉塞板16に接触して回動状態を維持したままガイド溝にガイドされて下降し、シャッターカーテンを閉鎖状態にする。

0041

シャッターカーテンの開放時においては、上述したように、ガイド溝1cが溝閉塞板16によって閉塞されているが、シャッターカーテンが下降すると、係合部材6が被係合部材18のカム面18aに沿って、被係合部材18とともに溝閉塞板16を回動させる。さらに、シャッターカーテンが下降すると、係合部材6が溝閉塞板16自体を押しのけるようにして下降し、溝閉塞板16の開放状態を保つ。シャッターカーテンの上昇時は、係合部材6が被係合部材18のカム面18aの上方へ抜け出したとき、溝閉塞板16がバネ力で回動し、ガイド溝1cを閉塞する。

0042

なお、溝閉塞板16は、シャッターカーテンの高さに応じて長いものとなる。係合部材6が被係合部材18のカム面18aに接触しているときは、上端に回動力が働くから、溝閉塞板16には捻れが加えられる。捻れに対して、溝閉塞板16が捻れにくい構造を採用してもよいが、溝閉塞板16が捻れても、ガイド溝1cの閉塞動作を不能にすることはないから、溝閉塞板16として、捻れやすいものを用いてもよい。また、係合部材6を途中のスラットにも取り付けて、複数の係合部材6で溝閉塞板16の回動状態を維持させるようにしてもよい。

0043

この実施の形態では、溝閉塞板を回動動作を行なう片開きの構成としたが、回動動作を行なう両開きの構成としてもよいものである。

0044

図8は、本発明の建築用シャッターの第4の実施の形態を説明するためのものであり、図8(A)はガイド溝側から見た正面図、図8(B)(C)は図8(A)を上から見た概略図で、図8(B)は閉塞状態、図8(C)は開放状態を示したものである。図中、図1図3と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。19,20は溝閉塞板、21は圧縮バネ、22,23は被係合部材、22a,23aはカム面である。

0045

この実施の形態では、溝閉塞板19,20は、ガイドレール1の左右の内側面にそれぞれ圧縮バネ21により支持されている。したがって、シャッターカーテンが巻き上げられて、溝閉塞板19,20に、何の影響も与えられていない場合には、溝閉塞板19,20は両側から衝合して、常時、ガイド溝1cを閉塞した図8(B)の状態をとっており、建物等の開口部が開放された状態においては、ガイド溝1cは閉塞されている。

0046

溝閉塞板19,20の上端には、被係合部材22,23が設けられている。被係合部材22,23は、溝閉塞板19,20の上端に一体的に形成されてもよく、別部材として形成し、溝閉塞板19,20の上部に取り付けるようにしてもよいことは上述した各実施の形態と同様である。被係合部材22,23には、カム面22a,23aが形成されている。この実施の形態では、カム面22a,23aは、両側から向き合うような傾斜面として形成されているが、被係合部材22,23の厚さは厚くないから、幅の狭いカム面である。カム面が形成されている側部を直角に折り曲げて、カム面22a,23aの幅を広くしてもよい。

0047

係合部材6が、図8(A)に示したように被係合部材22,23の上方から下降して、係合部材6が被係合部材22,23のカム面22a,23aに接触してさらに下降すると、被係合部材22,23をそれぞれ外側に押し拡げるようにして下降し、同時に溝閉塞板19,20の上部を押し拡げる。

0048

係合部材6が被係合部材22,23とともに、溝閉塞板19,20を押し拡げたままシャッターカーテンがさらに下降すると、係合部材6は、溝閉塞板19,20に接触して押し拡げた状態を維持したままガイド溝にガイドされて下降し、シャッターカーテンを閉鎖状態にする。

0049

圧縮バネ21の配置位置と数によっては、係合部材6の下降に伴って、係合部材6が接触している位置より上端側または下端側が閉鎖方向に移動することがあるが、シャッターカーテンの動作には支障とならない。係合部材6を途中のスラットにも取り付けて、複数の係合部材6で溝閉塞板19,20を拡げた状態を維持させるようにしてもよい。また、溝閉塞板19,20についても、衝合する側を曲げて、衝合面の幅を大きくするようにしてもよい。

0050

シャッターカーテンの上昇時は、ある程度(例えば、中間位置)まで、シャッターカーテンが上昇したときに、溝閉塞板19,20の下端側から衝合し始め、係合部材6が被係合部材22,23のカム面22a,23aの上方へ抜け出したとき、溝閉塞板19,20がガイド溝1cを全長にわたって閉塞することができるが、閉塞状態への移行は、圧縮バネ26の配置位置と数等によって決まる。

0051

なお、この実施の形態では、溝閉塞板を摺動動作を行なう両開きの構成としたが、摺動動作を行なう片開きの構成としてもよいものである。

0052

図9は、本発明の建築用シャッターの第5の実施の形態を説明するためのものであり、図9(A)(B)はガイドレールの一部を破断して図示した側面図、図9(C)(D)は、図9(A)(B)を上から見た概略図で、図9(A)(C)は閉塞状態、図9(B)(D)は開放状態を示したものである。図中、図1図3と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。24は溝閉塞板、25は被係合部材、25aはカム面、26は圧縮バネである。

0053

この実施の形態では、溝閉塞板24は、ガイドレール1のガイド溝1c内を前後に移動可能に、圧縮バネ26により支持されている。したがって、シャッターカーテンが巻き上げられて、溝閉塞板24に、何の影響も与えられていない場合には、溝閉塞板24は前方に押し出され、ガイド溝1cを閉塞した図9(A)(C)の状態をとっており、建物等の開口部が開放された状態においては、ガイド溝1cは閉塞されている。

0054

溝閉塞板24の上端には、被係合部材25が形成されている。被係合部材25は、溝閉塞板24の上端に斜めのカム面25aを形成するように、溝閉塞板24と一体的に形成したが、別部材として形成し、溝閉塞板24の上部に取り付けるようにしてもよいことは上述した各実施の形態と同様である。

0055

係合部材6が図9(A)に示したように被係合部材25の上方から下降して、係合部材6が被係合部材25のカム面25aに接触してさらに下降すると、被係合部材25をガイド溝1cの奥に後退させるようにして下降し、同時に溝閉塞板24の上部を後退させる。

0056

係合部材6が被係合部材25とともに、溝閉塞板24の上部を後退させた状態からシャッターカーテンがさらに下降すると、係合部材6は、溝閉塞板24に接触して後退させた状態を維持したままガイド溝にガイドされて下降し、シャッターカーテンを閉鎖状態にする。

0057

圧縮バネ26の配置位置と数によっては、係合部材6の下降に伴って、係合部材6が接触している位置より上端側または下端側の一方側が後退し他側が閉鎖方向に移動することがあるが、シャッターカーテンの動作には支障とならない。係合部材6を途中のスラットにも取り付けて、複数の係合部材6で溝閉塞板24を後退させた状態を維持させるようにしてもよい。

0058

シャッターカーテンの上昇時は、ある程度(例えば、中間位置)まで、シャッターカーテンが上昇したときに、溝閉塞板24の下端側から前進し始め、係合部材6が被係合部材25のカム面25aの上方へ抜け出したとき、溝閉塞板24がガイド溝1cを全長にわたって閉塞するが、閉塞状態への移行は、圧縮バネ26の配置位置と数等によって決まる。

0059

なお、係合部材6の先端は、溝閉塞板24の表面側を擦りながら上下する。溝閉塞板24に摩擦痕を付けにくくするため、また、摩擦係数を小さくするために、係合部材6の先端にコロ等の回転体を設けてもよい。

0060

この実施の形態では、溝閉塞板24がガイド溝1cの外方に飛び出さないように、圧縮バネ21を設計するか、あるいは、圧縮バネ24による溝閉塞板24の外方への移動を規制するような機構の採用を考慮する必要がある。

0061

図10は、図9で説明した第5の実施の形態に用いられる規制部材の実施例を説明するための断面図である。図中、図9と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。27,28a,28bは規制部材、27a,27b,27cは筒状体、27dは固定部材である。

0062

図10(A)は、第1の実施例を示すもので、伸縮自在に嵌合する複数の筒状体27a,27b,27cを用いたものである。筒状体27aの一端には、固定部材27aが取り付けられ、筒状体27aの他端には外側に延びるフランジ部が形成されている。筒状体27bの一端は、筒状体27aの他端に形成された外側に広がるフランジ部を係止できるように内側に延びるフランジ部が形成されている。筒状体27bの他端、および、筒状体27cの一端も同様の係止構造が形成されている、筒状体27cの他端には外側に広がるフランジ部が固定部として形成されている。

0063

この規制部材27は、その構造からも分かるように、全体として伸縮でき、伸び量が制限される構造である。筒状体27a一端に取り付けられた固定部材27dと、筒状体27cの他端に形成されたフランジ部の、一方をガイドレール1に取り付け、他方を溝閉塞板24の取り付け、伸び量を溝閉塞板24がガイド溝1cの外方に飛び出さない値に設計しておくことにより、溝閉塞板24の規制を行なうことができる。

0064

図10(B)は、規制部材の第2の実施例を示すもので、図2で説明した前板部材2a,2bに規制部材としての作用をもたせたものである。すなわち、規制部材28a,28bを設け、そのガイド溝1c側の先端をガイド溝1cの内側に突出させた。突出量は少ない方が好ましく、溝閉塞板24が外側に突出するのを抑えることができればよい。

0065

図11は、本発明の建築用シャッターの第6の実施の形態を説明するためのものであり、図11(A)はガイドレールを水平面で切った断面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図である。図中、図1図3と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。29は溝閉塞板、30は連結部材、31は収納ボックス、32は巻取リールである。

0066

この実施の形態では、溝閉塞板29として巻取可能な薄板部材を用いた。材料としては、薄い鋼板や布製のシート等、リールに巻き取ることができるテープ状の材料を用いることができる。

0067

溝閉塞板27は、溝閉塞板ガイド溝により両側部をガイドされるように構成した方が望ましく、安定してガイドレールのガイド溝を閉塞できる。この実施の形態では、ガイドレール1のフランジ部1a,1bと前板部材2a,2bの間に空隙を持たせ、この空隙を溝閉塞板ガイド溝とした。

0068

溝閉塞板27の一端は、座板5に取り付けられた連結部材30にリベットを用いるなど、適当な固定方法により固定されている。溝閉塞板27の他端は、床面より下に配設された収納ボックス31内に設けられた巻取リール32に固定されて、ガイドレール1側に繰り出されていない部分の溝閉塞板27が巻取リール32に巻き込まれている。巻取リール32には、図示しない蓄勢バネが設けられており、シャッターカーテンが上昇して溝閉塞板27が繰り出されることにより、蓄勢バネに巻き込み力が蓄勢される。蓄勢バネは、コンベックススケールにおいて用いられているように、巻取リールの内側に配置されて、一端が固定軸、他端が巻取リールに取り付けられる構造を採用することができる。しかし、蓄勢バネは、巻取リールの内側に配置されることに限られるものではなく、巻取リールに軸方向に並べて配置されてもよい。

0069

動作について説明する。シャッターカーテンが閉鎖状態にあるときは、溝閉塞板27の大部分が巻取リール32に巻き込まれている(巻取リール32と連結部材30との間の部分は、巻取リール32から出ている。)。シャッターカーテンが上昇すると、溝閉塞板27の一端が座板5に取り付けられた連結部材30に固定されていることにより溝閉塞板27は巻取リール32から繰り出されながら、溝閉塞板ガイド溝にガイドされて、ガイドレール1のガイド溝を閉塞しながら上昇する。溝閉塞板27の繰り出しによって、巻取リール32の蓄勢バネが蓄勢される。したがって、シャッターカーテンの下方においては、ガイドレール1のガイド溝は閉塞される。

0070

シャッターカーテンが下降するときは、溝閉塞板27は蓄勢バネによって巻取リール32に巻き込まれながら下方に移動する。したがって、溝閉塞板27がシャッターカーテンの下降を妨げることはない。

0071

なお、溝閉塞板ガイド溝は必ずしも必要ではない。図12に変形例を示す。図中、図11(A)と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。この変形例では、前板部材2a,2bをガイドレール1のガイド溝側にやや張り出して、溝閉塞板27がガイド溝の内側を上下するようにした。しかし、この例では、溝閉塞板27が揺れやすく、不安定な状態となりやすいから、コンベックススケールのように、断面を凸状にして、自立性を持たせるようにするのがよい。もちろん、自立性を持たせた溝閉塞板27は、図11においても用いることができる。

発明の効果

0072

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、シャッターカーテンが上昇した位置にあるときにガイドレールのガイド溝が溝閉塞板によって閉塞されるので、ガイド溝が露出するという見栄えの悪さを解消することができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0073

図1本発明の建築用シャッターの第1の実施の形態を説明するためのものであり、図1(A)は前板部材を外してガイド溝側から見た正面図、図1(B)は図1(A)におけるガイド溝,スラットおよび座板の部分を分かりやすく図示した説明図、図1(C)は図1(A)における溝閉塞板の関連構成を分かりやすく図示した説明図である。
図2本発明の建築用シャッターの第1の実施の形態を説明するためのものであり、図2(A),(B),(C)は図1(A),(B),(C)を上から見た図である。
図3本発明の建築用シャッターの第1の実施の形態の要部の斜視図である。
図4第1の実施の形態の建築用シャッターの動作の説明図である。
図5本発明の建築用シャッターの第2の実施の形態を説明するための動作の説明図である。
図6第1および第2の実施の形態の変形例を説明するためのものであり、図6(A)は係合部材の説明図、図6(B)〜(E)は動作の説明図である。
図7本発明の建築用シャッターの第3の実施の形態を説明するためのものであり、図7(A)はガイド溝側から見た正面図、図7(B)(C)は図7(A)を上から見た概略図で、図7(B)は閉塞状態、図7(C)は開放状態を示したものである。
図8本発明の建築用シャッターの第4の実施の形態を説明するためのものであり、図8(A)はガイド溝側から見た正面図、図8(B)(C)は図8(A)を上から見た概略図で、図8(B)は閉塞状態、図8(C)は開放状態を示したものである。
図9本発明の建築用シャッターの第5の実施の形態を説明するためのものであり、図9(A)(B)はガイドレールの一部を破断して図示した側面図、図9(C)(D)は、図9(A)(B)を上から見た概略図で、図9(A)(C)は閉塞状態、図9(B)(D)は開放状態を示したものである。
図10図9で説明した第5の実施の形態に用いられる規制部材の実施例を説明するための断面図である。
図11本発明の建築用シャッターの第6の実施の形態を説明するためのものであり、図11(A)はガイドレールを水平面で切った断面図、図1(B)は図1(A)のB−B線断面図である。
図12本発明の建築用シャッターの第6の実施の形態の変形例を説明するためのガイドレールを水平面で切った断面図である。

--

0074

1…ガイドレール、1a,1b…フランジ部、1c…ガイド溝、1d…底板、2a,2b…前板部材、3…溝閉塞板、3a…突出部、3b…軸、4…スラット、5…座板、6…係合部材、6a…可動ピン、6b…筒状部、6c…圧縮バネ、6d…支持ピン、6e…突起、6f…蓋体、6g…係合部、7…被係合部材、7a…被係合溝、7b…軸、8…レバー部材、9…支持軸、10…まぐさ、11…壁埋込用カバー、12…土間埋込用カバー、13…レバー部材、14…支持軸、15…係合解除部材、16…溝閉塞板、17…蝶番、18…被係合部材、18a…カム面、19,20…溝閉塞板、21…圧縮バネ、22,23…被係合部材、22a,23a…カム面、24…溝閉塞板、25…被係合部材、25a…カム面、26…圧縮バネ、27,28a,28b…規制部材、27a,27b,27c…筒状体、27d…固定部材、29…溝閉塞板、30…連結部材、31…収納ボックス、32…巻取リール、FL…床面。

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