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技術 コンクリート開口部形成用型枠材

出願人 丸井産業株式会社株式会社プロト
発明者 金子忠義平田達識
出願日 2000年7月31日 (20年10ヶ月経過) 出願番号 2000-230639
公開日 2002年2月6日 (19年4ヶ月経過) 公開番号 2002-038713
状態 拒絶査定
技術分野 建築現場における取りはずす型枠、補助部材 建築現場における取りはずす型枠、補助部材
主要キーワード エアーバルブ 浮き袋 作業精度 形成用型枠 両端壁 両端辺 傾斜辺 製品重量
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この項目の情報は公開日時点(2002年2月6日)のものです。
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図面 (9)

目的

製品の形態が単純で部品点数、及び、製造工程が少なく、コストが安いと共に、転用が可能で非常に経済的である。また、コンクリート型枠への取付けコンクリート面からの取り外しが容易であり作業性が良いコンクリート開口部形成用型枠材を提供することにある。

構成

可撓性を有するプラスチックシートからなり、プラスチックフィルム製逆止弁を設けて形成した、気体を密開封できる中空状の型枠材本体と、その型枠材本体の外側に取り付けるカバー材とからなることを特徴とする。

概要

背景

従来、この種のものとして、実開昭61−62145号、特開平03−72160号、特開平03−103570号、実開平04−110853号、特開平6−525225号、特開平10−102769号等が開示されている。

概要

製品の形態が単純で部品点数、及び、製造工程が少なく、コストが安いと共に、転用が可能で非常に経済的である。また、コンクリート型枠への取付けコンクリート面からの取り外しが容易であり作業性が良いコンクリート開口部形成用型枠材を提供することにある。

可撓性を有するプラスチックシートからなり、プラスチックフィルム製逆止弁を設けて形成した、気体を密開封できる中空状の型枠材本体と、その型枠材本体の外側に取り付けるカバー材とからなることを特徴とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

可撓性を有するプラスチックシートを重ね合わせ、その周縁接着すると共に、その接着部に少なくとも1ヶ所以上、プラスチックフィルム製逆止弁を設けて形成した、気体を密開封できる中空状の型枠材本体と、その型枠材本体の外側に取り付けるカバー材とからなることを特徴とするコンクリート開口部形成用型枠材。

請求項2

前記型枠材本体の両端に、外方に向かって胴径より小径にすべく傾斜辺をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート開口部形成用型枠材。

請求項3

前記プラスチックフィルム製逆止弁を型枠材本体の傾斜辺の接合部、あるいは、両端辺の接合部のいずれか1ヶ所にのみ設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のコンクリート開口部形成用型枠材。

請求項4

前記型枠材本体の両端をそれぞれ保持する一対の型枠取付け用受け座具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項2乃至請求項3に記載のコンクリート開口部形成用型枠材。

技術分野

0001

この発明は、コンクリート構造物において、梁や壁等に開口部を形成するための型枠材であり、特に、気体注入、排出によりその形態を変えることで、型枠材への取付け作業、及び、打設養生したコンクリートからの取り外し作業を向上させた、所謂、エアースリーブに関する。

背景技術

0002

従来、この種のものとして、実開昭61−62145号、特開平03−72160号、特開平03−103570号、実開平04−110853号、特開平6−525225号、特開平10−102769号等が開示されている。

発明が解決しようとする課題

0003

上記従来の方法において、実開昭61−62145号、特開平03−72160号、特開平03−103570号、実開平04−110853号では、気体の注入口のみを中空状の本体の胴部に設けているので、注入口はコンクリート打設後にコンクリート内に埋設してしまうので、コンクリート型枠面に当接したどちらか一方の端面を、コンクリート型枠脱型後に破って気体を排出させて、コンクリート面から撤去していた。すなわち、転用することができず、経済的に不利になると共に、コンクリート面から撤去したものが廃棄物となり、処理に困っていた。

0004

そこで、特開平6−525225号、特開平10−102769号のように、本体の胴部には注入口を、コンクリート型枠に当接する両端面のどちらか一方には排出口を設けることで、コンクリート型枠の脱型後、排出口が露出して、気体の排出作業が可能となり、本体の転用を可能にすることができる技術が開示されていた。しかし、気体の注入、排出口を個別に設けることで、製品コストが上がる問題が発生していた。また、製造工程において、特開平6−525225号では、中空状の本体を周壁両端壁から形成しているので、周壁と両端壁をそれぞれ接着し、注入、排出口、ここでは浮き袋等に採用されている逆止弁をそれぞれ接着する工程が必要であった。同様に、特開平10−102769号においても、本体とサイドカバーをそれぞれ接着し、2個のエアーバルブをそれぞれ接着する工程が必要であった。すなわち、部品点数が多く、製造工程も多くなるので、製品コストを抑えることが非常に困難であった。

0005

更に、注入、排出口の形態を、特開平6−525225号では、逆止弁が本体に埋没するように形成し、特開平10−102769号では、エアーバルブを本体の表面より内方に沈めた部分を形成して、そこに取り付けてカバーしていた。これは、コンクリートを打設した際に注入口がコンクリートに埋没して、コンクリート表面から取り外せなくなるのを防止することと、コンクリート型枠に取付けの際、排出口が邪魔になることなく、両端壁がコンクリート型枠面に隙間なく当接して、精度よく、確実に取付けできるようにするためであるが、この目的を実現するために、注入、排出口自体の形態、及びその取付けの形態が複雑なものとなり、製造コスト押し上げていた。また、施工面においても、コンクリート型枠への取付けの際、中空状の本体に設けた注入口を外側のカバー材に設けた穴から出した状態で気体を注入するが、カバー材の穴と本体の注入口の位置が合っていないと、本体が水平方向に膨張するに従って、注入口がカバー内に引っ張り込まれ、注入作業ができず、やり直す場合があり、作業の確実性に乏しかった。

課題を解決するための手段

0006

この発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので、その目的は、製品の形態が単純で部品点数、及び、製造工程が少なく、コストが安いと共に、転用が可能で非常に経済的である。コンクリート型枠への取付け、コンクリート面からの取り外しが容易であり作業性が良い型枠材を提供することにある。

0007

その手段として、可撓性を有するプラスチックシートを重ね合わせ、その周縁を接着すると共に、その接着部に少なくとも1ヶ所以上、プラスチックフィルム製逆止弁を設けて形成した、気体を密開封できる中空状の型枠材本体と、その型枠材本体の外側に取り付けるカバー材とからなることを特徴とする。また、前記型枠材本体の両端に、外方に向かって胴径より小径にすべく傾斜辺をそれぞれ形成したことを特徴とする。また、前記プラスチックフィルム製逆止弁を型枠材本体の傾斜辺の接合部、あるいは、両端辺の接合部のいずれか1ヶ所にのみ設けたことを特徴とする。更に、前記型枠材本体の両端をそれぞれ保持する一対の型枠取付け用受け座具備したことを特徴とする。

0008

上記構造から、可撓性を有するプラスチックシートを重ね合わせ、その周縁を接着すると共に、その接着部に少なくとも1ヶ所以上、プラスチックフィルム製逆止弁を設けて、気体を密開封できる中空状としているので、プラスチックシートの接着作業と同時に、接着部に設けるプラスチックフィルム製逆止弁の接着作業を同時に一工程で行うことができるので、製造工程を大幅に削減することができ、製品重量も軽減することができる。

0009

また、プラスチックフィルム製逆止弁は、長さを自由に設計できると共に、小さく折り畳むことが可能であるので、以下のような作用がある。すなわち、その長さを、型枠材をコンクリート型枠の取付けの際に、気体の注入作業が容易に行える程度とし、気体の注入作業後、プラスチックフィルム製逆止弁を基端に向かって小さく折り畳んで、型枠材本体の外側に取り付けるカバー材の中に入れることで、コンクリートを打設しても、コンクリート型枠の脱型後、カバー材の中から折り畳んだプラスチックフィルム製逆止弁を引き出して、排出作業ができるので、注入口、排出口を一箇所にして共有することが可能になる。したがって、従来のように逆止弁を型枠材本体に埋没させる形態にすることも、型枠本体の表面より内方に沈めた部分を形成して、カバーすることも、更には、カバー材に穴を設ける必要がなくなり、気体の注入時に発生する、注入口とカバー材の穴との位置合わせの問題もなくなる。

0010

型枠材本体の両端を、外方に向かって胴径より小径にすべく傾斜辺をそれぞれ形成したことにより、相対するコンクリート型枠間幅長さに対して、気体の注入量により追随して、長さ調整が可能となる。気体を注入して、水平方向へ広がる際、カバー材内壁との抵抗が少なくなるので、扁平に膨らむことなく、平滑に円筒形状に膨らむことができる。型枠材本体の両端をそれぞれ保持する一対の型枠取付け用受け座を具備することにより、型枠材本体をコンクリート型枠間により確実に、精度よく、取付けができるなど、前記従来の課題を解消するものである。

0011

次に、本発明の実施例を、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す斜視図、図2は本発明の実施例のプラスチックフィルム製逆止弁を示す説明図、図7は本発明の実施例の製造手順を示す説明図である。1はプラスチックシートを中空状に形成した型枠材本体であり、傾斜辺3の接着部にプラスチックフィルム製逆止弁10を取り付ける。

0012

プラスチックフィルム製逆止弁10は、図2を示すように、プラスチックフィルム製の外筒11と内方に突起12を設けた内筒13とから構成されるもので、気体の注入による内圧により、排出を遮断する機能を持つものである。プラスチックフィルム製逆止弁の形態は、図3に示すように、外筒111のみからなるもの、図4に示すように外筒111と内方に設けた突起112からなるもの、図5に示すように、型枠材本体100を形成するプラスチックシートと一体的に形成することもできる。また、突起112も図6に示すように、水平に突き出る形態、連続する形態、傾斜して連続する形態などにすることができる。要は、折り畳みが可能であること、熱溶着で別部材と接着できること、気体の注入、排出が可能であること、逆止弁が付いていることが挙げられる。また、外筒11の長さはコンクリート型枠への取付けの際、気体の注入が容易に行えるように所望の長さにすることが可能である。

0013

20は型枠材本体1の外側に取り付けるカバー材であり、可撓性を有するプラスチックシートを円筒状に形成し、その胴径は内側に配置する型枠材本体1の胴径と同程度の大きさに形成し、長さは取り付けるコンクリート型枠間の長さと同じかやや短めに設定する。

0014

30は型枠取付け用受け座であり、プラスチック薄鋼板等により円形に形成した受け座本体31の片面の周縁を30ミリ程度、立ち上げて型枠材本体1の保持片33とし、他面にはコンクリート型枠に貼り付けるための貼着部32を、両面テープを貼り付けて形成する。受け座本体31の外径は、型枠材本体1の胴径に対応して、変更する。

0015

図7は型枠材本体の製造手順を示すが、一枚の可撓性を有するプラスチックシートを胴部2の底辺を中心にして胴部2と傾斜辺3・・と両端辺4、4がそれぞれ相対するように形成し、胴部2の底辺を中心に折り畳んで、重ね合わせる。その際、どちらか一方の傾斜辺3の接着部にプラスチックフィルム製逆止弁を配置しておき、型枠材本体1の周縁と同時に熱溶着により接着し、気体を密開封できる中空状を形成する。プラスチックシートの材質としては、ポリエチレンポリプロピレン、塩ビ等、好ましいが、これに限定するものではない。また、プラスチックフィルム製逆止弁10は、型枠材本体1の接着部に適宜、複数個接着してもよい。

0016

図8は本発明の実施例の使用状態を示す説明図である。ここでは、特に梁部に開口部を形成する際についての使用方法を説明する。梁型枠組み立て前、並設する梁型枠Aの、開口部を設ける位置に沿って型枠用受け座30、30を、貼着部32によりそれぞれ貼り付けておく。梁型枠Aを組み立て、梁配筋の後、型枠材本体1を内包した状態のカバー材20を適当な大きさに折り畳み、梁筋Bの間に入れた状態で、プラスチックフィルム製逆止弁10に空気をポンプC等により注入する。型枠材本体1を膨らませながら、それら端部が、予め梁型枠Aに取り付けた型枠用受け座30、30の保持片33に嵌合するようにし、梁型枠A間に張設する状態まで空気を注入した後、プラスチックフィルム製逆止弁10をカバー材20の中に入れ込む。コンクリート打設、養生、梁型枠Aの脱型後、カバー材20の中からプラスチックフィルム製逆止弁10を引き出し、細管Dを差し込んで、空気を排出する。空気を排出して、しぼませた型枠材本体1とカバー材20をコンクリート面から取り除き、開口部を形成することができる。

0017

本発明の別の実施例として、可撓性を有するプラスチックシートにより、前記実施例と同様に、胴部と傾斜辺と両端辺を形成したものを2枚重ね合わせ、全周縁を熱溶着により接着して、中空状を形成することをできる。(図示省略)

発明の効果

0018

以上詳細に説明したように、本発明のコンクリート開口部形成用型枠材によれば、可撓性を有するプラスチックシートを重ね合わせ、その周縁を接着すると共に、その接着部に少なくとも1ヶ所以上、プラスチックフィルム製逆止弁を設けて、気体を密開封できる中空状としているので、プラスチックシートの接着作業と同時に、接着部に設けるプラスチックフィルム製逆止弁の接着作業を同時に一工程で行うことができるので、製造工程を大幅に削減することができ、製品重量も軽減することができる。また、プラスチックフィルム製逆止弁は、長さを自由に設計できると共に、小さく折り畳むことが可能であるので、その長さを、型枠材のコンクリート型枠の取付けの際に、気体の注入作業が容易に行える程度とし、気体の注入作業後、プラスチックフィルム製逆止弁を基端に向かって小さく折り畳んで、型枠材本体の外側に取り付けるカバー材の中に入れることで、コンクリートを打設しても、コンクリート型枠の脱型後、カバー材の中から折り畳んだプラスチックフィルム製逆止弁を引き出して、排出作業ができるので、注入口、排出口を一箇所にして共有することが可能になる。したがって、従来のように逆止弁を型枠材本体に埋没させる形態にすることも、型枠本体の表面より内方に沈めた部分を形成して、カバーすることも、更には、カバー材に穴を設ける必要がなくなり、気体の注入時に発生する、注入口とカバー材の穴との位置合わせの問題もなくなる。すなわち、製品の形状を単純化し、部品点数、製造工程を大きく削減することができるので、製造コストを大きく削減することが可能になり、市場に安価に製品を提供することができる。

0019

型枠材本体の両端を、外方に向かって胴径より小径にすべく傾斜辺をそれぞれ形成したことにより、相対するコンクリート型枠間の幅長さに対して、気体の注入量により追随して、長さ調整が可能となる。気体を注入して、水平方向へ広がる際、カバー材内壁との抵抗が少なくなるので、扁平に膨らむことなく、平滑に円筒形状に膨らむことができる。型枠材本体の両端をそれぞれ保持する一対の型枠取付け用受け座を具備することにより、型枠材本体をコンクリート型枠間により確実に、精度よく、取付けができる。すなわち、作業効率の向上、作業精度の向上を図ることができるなど、実用上有効なコンクリート開口部形成用型枠材を得ることができる。

図面の簡単な説明

0020

図1本発明の実施例を示す斜視図
図2本発明の実施例のプラスチックフィルム製逆止弁を示す説明図
図3本発明のプラスチックフィルム製逆止弁の別の実施例を示す説明図
図4本発明のプラスチックフィルム製逆止弁の別の実施例を示す説明図
図5本発明のプラスチックフィルム製逆止弁の別の実施例を示す説明図
図6本発明のプラスチックフィルム製逆止弁の別の実施例を示す説明図
図7本発明の実施例の型枠材本体の製造手順を示す説明図
図8本発明の実施例の使用状態を示す説明図

--

0021

1型枠材本体
10プラスチックフィルム製逆止弁
20カバー材
30型枠取付け用受け座
A梁型枠
B梁筋
C ポンプ

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