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技術 モール材供給装置

出願人 株式会社フジエ
発明者 安藤正雄平井吉弘杉浦悦子
出願日 2000年7月24日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2000-222911
公開日 2002年2月5日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2002-036328
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の押出成形
主要キーワード 回転用ベアリング 天秤棒 固定側ステー 重量調整 モール材 次接着 吸着ハンド 押し出し方向
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年2月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

口金部を回転可能にしつつ、上方への押し付け力を一定に調整する。

解決手段

口金部10は、シャフト24にスラストベアリング20、回転用ベアリング22を介し接続されている。シャフト24のピン30には、天秤棒32を介しウェイト40の力が作用する。従って、口金部10を回転させても、シャフト24は回転せず、ウェイト40からの押し上げ力を安定して一定に維持できる。

概要

背景

従来より、自動車ウインドシールドガラスリアガラスなどの周辺部には、モールが形成され、このモールを介して車体に取り付けられる。従って、車体に組み付けられる前に予めモール材ガラスの周辺部に接着しておく必要がある。

このモール材は弾性を有する樹脂材料からなり、押し出し機から加熱された状態で押し出されてくる。一方、ガラス材の周辺部には接着剤が予め塗布され、この接着剤が塗布されたガラス材を6軸ロボット吸着ハンドなどを利用して持ち、押し出し機のモール材出口である口金部の前を所定速度で移動させる。これによって、ガラス材の接着剤上に加熱されたモール材が順次接触され、これによって接着剤がモール材の熱によって反応しモール材がガラス板の周辺部に順次接着される。

ここで、このモール材の口金部は、モール材が適切な圧力でガラス板に押しつけられることが必要である。ガラス板は比較的大きく変形しやすく、ガラス材の周辺部を口金部へ向けて押し付ける圧力を調整することは難しい。

そこで、従来よりモール材が押し出されてくる口金部分をガラス材に向けて押し付けていた。このため、口金部分を上下動自在に支持し、これを天秤棒の一端に係合させ、他端にバランスウェイト取り付け、バランスウェイトの重さの調整によって、口金部の押し付け圧力を調整していた。

概要

口金部を回転可能にしつつ、上方への押し付け力を一定に調整する。

口金部10は、シャフト24にスラストベアリング20、回転用ベアリング22を介し接続されている。シャフト24のピン30には、天秤棒32を介しウェイト40の力が作用する。従って、口金部10を回転させても、シャフト24は回転せず、ウェイト40からの押し上げ力を安定して一定に維持できる。

目的

本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、口金部の押し付け力を適切なものにしつつ口金部を回転することができるモール供給装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

押し出し機から供給されるモール材対象物に対し供給するモール材供給装置であって、モール材の出口である口金部と、この口金部の下に設けられ、口金部の重量を受けるとともに、口金部を回転可能に支持する回転方向に固定の支持部と、この支持部に天秤棒を介し接続されたウェイトと、を有し、口金部の回転が伝達されないウェイトの重量によって、回転可能な口金部を上方に向けて一定の力で押し上げることを特徴とするモール材供給装置。

請求項2

請求項1に記載の装置において、前記支持部は、口金部の回転中心に位置するシャフトであり、このシャフトが天秤棒の一端と係合されていることを特徴とするモール材供給装置。

請求項3

請求項1または2に記載の装置において、口金部には、モール材供給パイプの一端が接続され、このモール材供給パイプの他端は、口金部の回転中心上方に設けられたスイベルジョイントを介し固定のモール材供給パイプに接続されていることを特徴とするモール材供給装置。

技術分野

0001

本発明は、押し出し機からのモール材ガラス板などの対象物に供給するモール材供給装置に関する。

背景技術

0002

従来より、自動車ウインドシールドガラスリアガラスなどの周辺部には、モールが形成され、このモールを介して車体に取り付けられる。従って、車体に組み付けられる前に予めモール材をガラスの周辺部に接着しておく必要がある。

0003

このモール材は弾性を有する樹脂材料からなり、押し出し機から加熱された状態で押し出されてくる。一方、ガラス材の周辺部には接着剤が予め塗布され、この接着剤が塗布されたガラス材を6軸ロボット吸着ハンドなどを利用して持ち、押し出し機のモール材出口である口金部の前を所定速度で移動させる。これによって、ガラス材の接着剤上に加熱されたモール材が順次接触され、これによって接着剤がモール材の熱によって反応しモール材がガラス板の周辺部に順次接着される。

0004

ここで、このモール材の口金部は、モール材が適切な圧力でガラス板に押しつけられることが必要である。ガラス板は比較的大きく変形しやすく、ガラス材の周辺部を口金部へ向けて押し付ける圧力を調整することは難しい。

0005

そこで、従来よりモール材が押し出されてくる口金部分をガラス材に向けて押し付けていた。このため、口金部分を上下動自在に支持し、これを天秤棒の一端に係合させ、他端にバランスウェイト取り付け、バランスウェイトの重さの調整によって、口金部の押し付け圧力を調整していた。

発明が解決しようとする課題

0006

ここで、ガラス板は基本的に四角形であり、四隅コーナー部分が存在する。このコーナー部分では、ロボットのいくつかの軸はかなり大きな速度で移動しなければ、線速度を一定に維持できない。そこで、口金部を回転するとともに、モール材の押し出し方向を変更することで、コーナー部におけるガラス材の回転動作におけるロボットの負担を減少させることが好適である。

0007

しかし、口金部には、バランスウェイトが接続されている。そして、口金部の回転に応じて、バランスウェイトも回転させると、バランスウェイトは遠心力を受ける。このため、天秤棒を介し口金部に対し加わる力が変化してモール材の押し付け力が変化してしまうという問題がある。

0008

本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、口金部の押し付け力を適切なものにしつつ口金部を回転することができるモール供給装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、押し出し機から供給されるモール材を対象物に対し供給するモール材供給装置であって、モール材の出口である口金部と、この口金部の下に設けられ、口金部の重量を受けるとともに、口金部を回転可能に支持する回転方向に固定の支持部と、この支持部に天秤棒を介し接続されたウェイトと、を有し、回転しないウェイトの重量によって回転可能な口金部を上方に向けて一定の力で押し上げることを特徴とする。

0010

このように、本発明によれば、支持部が回転方向に対し固定であり、ウェイトも回転しない。そこで、口金部を回転してもウェイトは回転せず、安定した力を口金部に作用させることができる。また、口金部が回転可能であるため、モール材の押し出し方向を任意に制御することができる。

0011

また、前記支持部は、口金部の回転中心に位置するシャフトであり、このシャフトが天秤棒の一端と係合されていることが好適である。このような構成により、確実にウェイトの重量を口金部に作用させることができる。

0012

また、口金部には、モール材供給パイプの一端が接続され、このモール材供給パイプの他端は、口金部の回転中心上方に設けられたスイベルジョイントを介し固定のモール材供給パイプに接続されていることが好適である。この構成によって、モール材を回転する口金に確実に供給することができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。

0014

図1は、一実施形態に係るモール材供給装置の構成を示す図である。口金部10には、形成するモールの形状に合わせた形状の出口10aがあり、ここからモール材60が押し出される。口金部10には、押し出し機からのモール材60を供給する配管50が接続されており、口金部10の内側にモール材が圧送されてくる。

0015

口金部10は、口金部本体12の上端に形成されており、口金部本体12は、下方の回転テーブル14に固定されている。従って、口金部本体12と、回転テーブル14は一体的に回転する。

0016

図2に口金部本体12を回転テーブル14に固定するための構成を示す。このようにシャフト24から半径方向に離れた位置に一対の固定部70が設けられ、これらによって口金部本体12と回転テーブル14が所定距離離間して固定されている。この固定部70を回転中心からある程度離すことによって、後述する天秤棒32と固定部70が干渉することなしに回転できる範囲を十分とることができる。例えば、最大回動範囲を150°程度に設定することが好適である。

0017

回転テーブル14の下方には、減速機を収容するケーシング16が設けられており、回転テーブル14は、このケーシング16の内部の減速機の出力側に接続され、減速機の入力側にはモータ軸18が接続されている。従って、モータ軸18の回転が減速機を介し、回転テーブル14に伝達され、回転テーブル14が回転される。そして、この回転テーブル14に接続されている口金部本体12が回転される。

0018

この口金部本体12の回転によって口金部10が回転し、出口10aの方向が制御される。従って、出口10aから吐出されるモール材60の方向をモータ軸18の回転によって制御することができる。そこで、ガラス材62を出口10aに対して移動して、モール材60をガラス材62に接着することができる。

0019

とくに、このモール材供給装置によりモール材60を接着するガラス材62は、例えば自動車のフロントガラスやリアガラスであり、車体にこれらを取り付ける前に、ガラスの周囲にモール材60を接着しておく。このようなガラス材62は、ほぼ四角形であり、コーナー部が存在する。また、ガラス材62は通常ロボットが持ち、口金部10の近傍でモール材60の供給スピードに合わせて移動される。しかし、コーナー部においては、ガラス材62は、コーナー部を中心として大きく動かさなければならず、モール材60を受ける部分の移動速度が遅くなる。本実施形態では、口金部10の回転により、ガラス材62側の移動を少なくして、ガラス材62のモール材60が接着される周辺部分の移動速度をあまり落とさないように駆動することができる。

0020

口金部本体12の下端部には、スラストベアリング20、回転用ベアリング22を介し、シャフト24の上端が接続されている。このシャフト24は、回転しないが、スラストベアリング20によって口金部本体12および回転テーブル14の重力支えるとともに、回転用ベアリングにより回転を支持している。

0021

また、このシャフト24の下端は、回転テーブル14の中心部の穴26内のサポートブッシュ28に挿入されており、これによってシャフト24が上下動可能に支持されている。

0022

そして、シャフト24の上下方向の中間部分には、半径方向を向く一対のピン30が外側に向けて突出形成されている。そして、このピン30に天秤棒32の一端に形成された一対の二股部34がそれぞれ係合されている。すなわち、二股部34の内側がピン30上下方向に接して、ピン30を挟み込んでいる。

0023

天秤棒32は、その中央部が固定側ステー36の上部に設けられた支点部38で揺動自在に支持されており、他端にはウェイト40がつるされている。従って、天秤棒32は、一端に回転テーブル14、口金部本体12の重量を受け、他端にウェイト40の重量を受けるシーソーとして、機能する。また、ウェイト40は、複数のおもりに分割されており、上に重ねるおもりの数を変更することにより重量を調整できる。

0024

そこで、ウェイト40の重さを調整することによって、口金部本体12を上方に向けて押し付ける圧力を調整することができる。

0025

このように、回転しないシャフト24によって、口金部本体12などの回転部分の重量を受け、このシャフト24に、天秤棒を介しウェイトの重量を作用させることで、ウェイト40は回転せずに、口金部本体12の上方向への押し付け圧力を発生することができる。従って、口金部10の押し付け圧力に対する回転の影響を排除して、押し付け圧力を一定にすることができる。

0026

なお、ステー36は、固定のケーシング16に固定されているが、他の固定部に固定されていてもかまわない。

0027

また、口金部本体12には、加熱されたモール材が供給される。この構成について、図3に基づいて説明する。

0028

口金部本体12には、ほぼ水平方向から配管50の一端が接続される。この配管50は、上方へ向けて直角に折れ曲がり、次に口金部本体12の回転中心に向けて水平方向に折れ曲がり、さらに回転中心上を上方に向けて折れ曲がる。そして、その回転中心の上方には、スイベルジョイントを内蔵したジョイント部52を介し、一時溜部54の底部が接続されている。この一時溜部54は円筒状で、固定枠56に固定されている。また、溜部の側方には、配管58の一端が接続されており、この他端は押し出し機に接続されている。

0029

従って、押し出し機からの加熱されたモール材料が配管58、一時溜部54、配管50を介し、口金部本体12に供給され、口金部本体12の内部から口金部10の出口10aから押し出されてくる。

0030

ここで、口金部本体12は、適当なタイミングで適宜回転され、それに従って、配管50も回転する。しかし、上部は配管50の回転中心に位置しており、その上端はスイベルジョイントを介し、一時溜部54に接続されている。従って、一時溜部54は固定のままで問題ない。

0031

そして、口金部10の出口10aから押し出されたモール材60がガラス材62に押し付けられる。ガラス材62のモール材60が押し付けられる位置には、予め接着剤が塗布されており、この接着剤が加熱されたモール材60と反応し、モール材がガラス材62に接着される。

0032

そして、ガラス材62のコーナー部にモール材60を接着する際には、サーボモータによりモータ軸18が回転され、これによって、回転テーブル14、口金部本体12、口金部10が回転し、モール材60の押し出し方向が変更される。これによって、ガラス材60の回転が少なくてよくなる。従って、ガラス材62の移動機構(ロボット)に対する負担を軽減して、ガラス材62の移動速度を保持することが可能となる。

0033

さらに、回転テーブル14、口金部本体12、口金部10は、シャフト24によって、上下方向が支持されており、このシャフト24は、天秤棒32を介し、ウェイト40の力を受け、上方に向けて押し上げられている。そこで、ウェイト40の重量調整によって、口金部10のガラス材60への押し付け力を調整することができる。とくに、この押し付け力の調整は、静止しているウェイト40による力で調整するため、正確な調整が行える。すなわち、回転テーブル14、口金部本体12、口金部10はかなりの重量があり、これに対抗する力をモータなどで発生させると、正確な調整は難しい。ウェイト40を利用する本実施形態の手法により、正確な調整が可能となる。さらに、一旦調整してしまった後には、変動することが少なく、その後の微調整は、ウェイトの追加、または除去によって非常に容易に行える。

発明の効果

0034

以上説明したように、本発明によれば、支持部が回転方向に対し固定であり、ウェイトも回転しない。そこで、口金部を回転してもウェイトは回転せず、安定した力を口金部に作用させることができ、口金部の上方への押し付け力を一定にすることができる。また、口金部が回転可能であるため、モール材の押し出し方向を任意に制御することができる。

0035

また、口金部の回転中心に位置するシャフトが天秤棒の一端と係合されていることで、簡単な構成で、確実にウェイトの重量を口金部に作用させることができる。

0036

また、口金部には、モール材供給パイプの一端が接続され、このモール材供給パイプの他端は、口金部の回転中心上方に設けられたスイベルジョイントを介し固定のモール材供給パイプに接続されていることで、モール材を回転する口金に確実に供給することができる。

図面の簡単な説明

0037

図1口金部の支持構造を示す図である。
図2口金部の固定構造を示す図である。
図3モール材供給配管の構造を示す図である。

--

0038

10口金部、12 口金部本体、14 回転テーブル、16ケーシング、18モータ軸、20スラストベアリング、22回転用ベアリング、24シャフト、30ピン、32天秤棒、34二股部、36 ステー、38支点部、40ウェイト、50配管、52ジョイント部、54 一時溜部、60モール材、62ガラス材。

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