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技術 電子楽器用回路基板取付装置

出願人 株式会社河合楽器製作所
発明者 小西啓志
出願日 2000年7月14日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 2000-213792
公開日 2002年1月31日 (18年9ヶ月経過) 公開番号 2002-033589
状態 特許登録済
技術分野 電気楽器 プリント板等の取付
主要キーワード 位置決めストッパー 押出し成形材 アルミ押出 スピーカーカバー 鍵盤機構 プラスチック成型品 作動ストローク 距離精度
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年1月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

電子楽器パネル回路基板を簡単に且つ遊動しないように確実に取付け、しかも回路基板にたわみを生じない取付装置を提供すること。

解決手段

押出し成形等により形成された電子楽器のパネル4の内面に、該電子楽器の回路基板9の端縁を挿入する受け溝13と、該回路基板を挿通した止めネジ14の固定部15とを設け、該パネルの内面に該回路基板の板面を沿わせて取付固定する装置に於いて、該受け溝を構成する該パネル側の受け部13aをその反対側の受け部13bよりも長い奥行きに形成すると共に該パネル側の受け部に該受け溝の方向へ突出する突起部16を形成した。突起部を反対側の受け部と対向しない位置に形成し、突起部及び固定部の各頂点を結ぶ線17と平行に反対側の受け部の面を形成する。

概要

背景

従来、例えば図1に示すような電子鍵盤楽器aの外装を構成するパネルbにアルミ押出し成形材cを使用することは行われており、該パネルbに該電子鍵盤楽器の電子回路基板dを取り付けることも行われている。該回路基板dは、組立工数を削減するために該パネルbに簡単に取付けできることが要望され、この要望を満足するために該パネルbの内面に、該回路基板の端縁を挿入する受け溝eと、該回路基板を挿通した止めネジfの固定部gとを設け、該パネルの内面に該回路基板の板面を沿わせて取付固定することを考えた。

概要

電子楽器のパネルに回路基板を簡単に且つ遊動しないように確実に取付け、しかも回路基板にたわみを生じない取付装置を提供すること。

押出し成形等により形成された電子楽器のパネル4の内面に、該電子楽器の回路基板9の端縁を挿入する受け溝13と、該回路基板を挿通した止めネジ14の固定部15とを設け、該パネルの内面に該回路基板の板面を沿わせて取付固定する装置に於いて、該受け溝を構成する該パネル側の受け部13aをその反対側の受け部13bよりも長い奥行きに形成すると共に該パネル側の受け部に該受け溝の方向へ突出する突起部16を形成した。突起部を反対側の受け部と対向しない位置に形成し、突起部及び固定部の各頂点を結ぶ線17と平行に反対側の受け部の面を形成する。

目的

本発明は、電子楽器のパネルに回路基板を簡単に且つ遊動しないように確実に取付け、しかも回路基板にたわみを生じない取付装置を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

押出し成形等により形成された電子楽器パネル内面に、該電子楽器の回路基板端縁を挿入する受け溝と、該回路基板を挿通した止めネジの固定部とを設け、該パネルの内面に該回路基板の板面を沿わせて取付固定する装置に於いて、該受け溝を構成する該パネル側の受け部をその反対側の受け部よりも長い奥行きに形成すると共に該パネル側の受け部に該受け溝の方向へ突出する突起部を形成したことを特徴とする電子楽器用回路基板取付装置

請求項2

上記突起部を上記反対側の受け部と対向しない位置に形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子楽器用回路基板取付装置。

請求項3

上記突起部及び上記固定部の各頂点を結ぶ線と平行に上記反対側の受け部の面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子楽器用回路基板取付装置。

請求項4

上記パネルに出没自在にキートップを設け、上記回路基板に該キートップの押圧により作動するタクトスイッチを設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子楽器用回路基板取付装置。

技術分野

0001

本発明は、電子鍵盤楽器などの電子楽器に、発音制御等の電子回路基板取付けする取付装置に関する。

背景技術

0002

従来、例えば図1に示すような電子鍵盤楽器aの外装を構成するパネルbにアルミ押出し成形材cを使用することは行われており、該パネルbに該電子鍵盤楽器の電子回路基板dを取り付けることも行われている。該回路基板dは、組立工数を削減するために該パネルbに簡単に取付けできることが要望され、この要望を満足するために該パネルbの内面に、該回路基板の端縁を挿入する受け溝eと、該回路基板を挿通した止めネジfの固定部gとを設け、該パネルの内面に該回路基板の板面を沿わせて取付固定することを考えた。

発明が解決しようとする課題

0003

これによれば、該回路基板dを少ない本数のネジfでパネルbに固定できる利点があるが、該受け溝eを構成する両壁面j、jを図2のように平行に形成すると、回路基板dとの間のクリアランスの確保が難しく、回路基板dの嵌合の管理が困難になる。すなわち、確実に回路基板dを保持するように該受け溝eの溝幅を狭くすると、組立時に図2(a)のように回路基板dの挿入が難しくなる心配があり、溝幅を広くすると図2(b)のように回路基板dに遊動が生じる不都合がある。

0004

こうした不都合を解消するため、該受け溝eの溝方向図3のように回路基板dの設置方向に対して角度をずらして形成し、回路基板dを受け溝e内に遊動しないように確実に保持すると共に、回路基板dを挿入するためのクリアランスを確保することを考えたが、該回路基板dはその端部が該受け溝eに嵌入しているために固定部gへネジ止めするときに湾曲し、その湾曲の程度は各回路基板で異なるのでパネルbと回路基板dとの距離を一定に維持し管理することが困難であった。該パネルbにキートップhが複数個設けられ、これがストロークして回路基板dに設けた各タクトスイッチiを夫々押圧する形式楽器では、このパネルbと回路基板dの距離が一定しないと各キートップhの作動ストロークが一定せず、操作感にばらつきが生じて好ましくない。

0005

本発明は、電子楽器のパネルに回路基板を簡単に且つ遊動しないように確実に取付け、しかも回路基板にたわみを生じない取付装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明では、押出し成形等により形成された電子楽器のパネルの内面に、該電子楽器の回路基板の端縁を挿入する受け溝と、該回路基板を挿通した止めネジの固定部とを設け、該パネルの内面に該回路基板の板面を沿わせて取付固定する装置に於いて、該受け溝を構成する該パネル側の受け部をその反対側の受け部よりも長い奥行きに形成すると共に該パネル側の受け部に該受け溝の方向へ突出する突起部を形成することにより、上記の目的を達成するようにした。該突起部は該反対側の受け部と対向しない位置に形成することで、回路基板の挿入が容易になり、該突起部及び固定部の各頂点を結ぶ線と平行に該反対側の受け部の面を形成することで、パネルに沿った正確な距離で回路基板を取付けでき、こうした構成は、該パネルに出没自在にキートップを設け、該回路基板に該キートップの押圧により作動するタクトスイッチを設けた電子楽器に好都合に適用できる。

発明を実施するための最良の形態

0007

図面に基づき本発明の実施の形態を説明すると、図4乃至図7は本発明を電子鍵盤楽器1に適用した実施例を示し、図4の符号2は腕木2a、2a間に配列した黒鍵白鍵とからなる鍵、図5の符号3は木製の棚板を示す。該電子鍵盤楽器1の背面及び上面はアルミニウムの押出し成形材からなるパネル4で覆われ、該パネル4背後にスピーカー5を取付け、該スピーカー5の前方をスピーカーカバー6で覆うようにした。

0008

該パネル4が棚板3と当接する端部4aに、該棚板3の端面に当接する位置決めストッパー4bと、該棚板3の下面に当接してネジ18で固定される固定片4cとを設けて正確に取付けできるようにした。また、該パネル4の内部には、該スピーカー5や鍵盤機構7の他に該電子楽器1のリズムなどを制御する複数個のタクトスイッチ8や電子回路を備えた電子回路基板9が設けられ、各タクトスイッチ8は、演奏者がその演奏中に操作が容易に行えるように該パネル4の上面に設けたキートップ10により夫々作動される。

0009

該回路基板9は、パネル4の上方の内面から突出する平行した2列の立壁11、12に取り付けられ、一方の立壁11の先端に設けた受け溝13に該回路基板9の端部を挟み込み、もう一方の立壁12の頂部の溝状の固定部15に該回路基板9を挿通した止めネジ14を固定することにより取付けした。しかし、こうした取付けによると、該回路基板9をスムースに且つ緩みなく取り付けることが困難でパネル4と回路基板9との距離を正確に維持することも難しいので、本発明では、該受け溝13を構成するパネル側の受け部13aの奥行きLをその反対側の受け部13bの奥行きMよりも長く形成すると共に該パネル側の受け部13aに該受け溝13の内部方向へ突出する突起部16を形成し、該突起部16の突出高さNにより該受け溝13の幅にゆとり具備させ、そこに該回路基板9の端部を斜めに挿入したのち止めネジ14で固定部15に固定することでスムースで緩みのない回路基板9の取付けが行えるようにした。

0010

図示の例では、両受け部13a、13bの端縁は丸味をもたせて形成し、該受け溝13の溝方向を、該パネル4の面方向と同方向に形成して該回路基板9の板面を該パネル4の内面に沿わせて取付固定できるようにした。該突起部16の頂部と固定部15の頂部とを結ぶ線17と平行になるように、該反対側の受け部13bの面を形成しておくことで、該回路基板9をたわませることなく取付固定でき、該タクトスイッチ8とキートップ10との間の距離を正確に設定できる。該固定部15の形状は任意であり、ボスで構成してもよく、受け溝13をプラスチック成型品で形成し立壁11に取り付けるようにしてもよい。

0011

図5に示した実施例は、アルミ押出し材で該パネル4を形成し、該突起部16及び固定部15の頂部を結ぶ線17が該パネル4の内面と平行になるように設定したもので、該突起部16を設けたことで該受け溝13の幅に余裕が出来、該回路基板9の端部を斜めに挿入したのち固定部15の1箇所にネジ止めすることで遊動しない組立作業を簡単に行え、該回路基板9にたわみが生じないのでタクトスイッチ8とキートップ10との距離が一様になり、キートップ10の操作感が良好になる。尚、該パネル4はプラスチック成形品で構成することも可能である。

発明の効果

0012

以上のように本発明によるときは、電子楽器の回路基板の端縁を挿入する受け溝のパネル側の受け部を、その反対側の受け部よりも長い奥行きに形成し、該パネル側の受け部に該受け溝の方向へ突出する突起部を設けたので、該回路基板を余裕を持って確実に受け溝内へ挿入でき、パネルの固定部に回路基板をネジ止めするだけでこれにたわみを生じることなく簡単に且つ遊動しないように取付けできる等の効果が得られ、該突起部を該反対側の受け部と対向しない位置に形成しておくことで該受け溝の溝幅を実質的に拡大でき、該突起部及び固定部の各頂点を結ぶ線と平行に該反対側の受け部の面を形成することで、回路基板のたわみを防げてパネルと該回路基板の距離精度が高まり、キースイッチの操作感を一様化できる効果がある。

図面の簡単な説明

0013

図1先に考えられた電子楽器の回路基板取付装置の截断側面図
図2図1の取付け部の拡大図
図3図1の他の取付け状態の截断側面図
図4本発明の実施の形態を示す平面図
図5図4の5−5線部分の拡大断面図
図6図5の要部の拡大図
図7図5作動状態の説明図

--

0014

4パネル、8タクトスイッチ、9回路基板、10キースイッチ、13受け溝、13a パネル側の受け溝、13b 反対側の受け溝、14止めネジ、15 固定部、16突起部、17 線、

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