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技術 湿式画像形成装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 草柳智哉
出願日 2000年7月19日 (19年4ヶ月経過) 出願番号 2000-218899
公開日 2002年1月31日 (17年10ヶ月経過) 公開番号 2002-031956
状態 未査定
技術分野 電子写真における湿式現像
主要キーワード 板状金属部材 ローラ支持体 ローラ幅 リーディングエッジ シャフト端 部品寸法 動き出し 組み立て精度
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年1月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

デベブレードおよびクリーニングブレードクリーニングする能力を損なうことなく、スクイーズローラに付着したトナー粒子を完全に除去する。

解決手段

ベルト状感光体B上に形成された静電潜像現像するデベローラ1と、ベルト状感光体B上の余剰液体現像剤を除去するスクイーズローラ3と、スクイーズローラ3に付着したトナー粒子を除去するクリーニングローラ4と、デベブレード2およびクリーニングブレード5に付着したトナー粒子を除去するブラシローラ6とを備える湿式画像形成装置において、各ローラ幅は、デベローラ1<スクイーズローラ3<ブラシローラ6<クリーニングローラ5となるように設定する。これにより、スクイーズローラ3とクリーニングローラ5間に形成されたメニスカスにトナー粒子含有率が高い液体現像剤が供給されるのを防ぐことができる。

概要

背景

図5は、従来の湿式画像形成装置における各ローラ幅の一例を示す図であって、図5(a)は、画像形成部の上面図、同図(b)は、同図(a)の側面図である。図5(a),(b)を参照すると、従来、この種の湿式画像形成装置の画像形成部は、感光体上に形成された静電潜像現像するための所定方向に回転するデベローラ11と、デベローラ11に付着したトナー粒子を除去するデベブレード12と、感光体の移動に従動して感光体上の余剰液体現像剤絞り取るスクイーズローラ13と、スクイーズローラ13に付着したトナー粒子を除去するクリーニングローラ14と、クリーニングローラ14に付着したトナー粒子を除去するクリーニングブレード15と、デベブレード12とクリーニングブレード15に付着したトナー粒子を除去するブラシローラ16とを含んで構成されている。

概要

デベブレードおよびクリーニングブレードをクリーニングする能力を損なうことなく、スクイーズローラに付着したトナー粒子を完全に除去する。

ベルト状感光体B上に形成された静電潜像を現像するデベローラ1と、ベルト状感光体B上の余剰な液体現像剤を除去するスクイーズローラ3と、スクイーズローラ3に付着したトナー粒子を除去するクリーニングローラ4と、デベブレード2およびクリーニングブレード5に付着したトナー粒子を除去するブラシローラ6とを備える湿式画像形成装置において、各ローラ幅は、デベローラ1<スクイーズローラ3<ブラシローラ6<クリーニングローラ5となるように設定する。これにより、スクイーズローラ3とクリーニングローラ5間に形成されたメニスカスにトナー粒子含有率が高い液体現像剤が供給されるのを防ぐことができる。

目的

本発明の目的は、装置内の各ローラ幅をそれぞれ適切に設定することにより、スクイーズローラとクリーニングローラ間に形成されたメニスカスにトナー粒子含有率が高い液体現像剤が供給されるのを防ぐとともに、デベブレードおよびクリーニングブレードをクリーニングする能力を損なうことなく、スクイーズローラに付着したトナー粒子を完全に除去可能な湿式画像形成装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

形成された静電潜像を有して走行するベルト状感光体と、ローラ支持体に支持されて所定方向に回転し前記ベルト状感光体上に形成された静電潜像を現像するデベローラと、前記デベローラに付着したトナー粒子を除去するデベブレードと、ローラ支持体に回転自在に支持され前記ベルト状感光体に従動してベルト状感光体上の余剰液体現像剤を除去するスクイーズローラと、ローラ支持体に回転自在に支持され前記スクイーズローラに付着したトナー粒子を除去するクリーニングローラと、前記クリーニングローラに付着したトナー粒子を除去するクリーニングブレードと、ローラ支持体に回転自在に支持され前記デベブレードおよび前記クリーニングブレードに付着したトナー粒子を除去するブラシローラとを備える湿式画像形成装置において、前記スクイーズローラは、ローラ部の幅がデベローラのローラ部の幅よりも広いことを特徴とする湿式画像形成装置。

請求項2

クリーニングローラは、ローラ部の幅がスクイーズローラのローラ部の幅よりも広いことを特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置。

請求項3

ブラシローラは、デベローラ,デベブレード,クリーニングローラ,クリーニングブレードに対して常に接触することを特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置。

請求項4

ブラシローラは、クリーニングブレードの幅に対応させ、かつスクイーズローラの幅よりも広くすることを特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置。

請求項5

クリーニングブレードの幅は、クリーニングローラの幅よりも広くし、かつクリーニングローラの幅よりも外側のクリーニングブレードはクリーニングローラ表面に接触する部分よりも長くすることを特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装置。

請求項6

請求項1記載の湿式画像形成装置において、前記各ローラの幅は、(デベローラ)<(スクイーズローラ)<(ブラシローラ)<(クリーニングローラ)に設定されていることを特徴とする湿式画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、電子写真方式を利用したプリンタ等の湿式画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

図5は、従来の湿式画像形成装置における各ローラ幅の一例を示す図であって、図5(a)は、画像形成部の上面図、同図(b)は、同図(a)の側面図である。図5(a),(b)を参照すると、従来、この種の湿式画像形成装置の画像形成部は、感光体上に形成された静電潜像現像するための所定方向に回転するデベローラ11と、デベローラ11に付着したトナー粒子を除去するデベブレード12と、感光体の移動に従動して感光体上の余剰液体現像剤絞り取るスクイーズローラ13と、スクイーズローラ13に付着したトナー粒子を除去するクリーニングローラ14と、クリーニングローラ14に付着したトナー粒子を除去するクリーニングブレード15と、デベブレード12とクリーニングブレード15に付着したトナー粒子を除去するブラシローラ16とを含んで構成されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、従来の湿式画像形成装置では、ブラシローラ16の幅とクリーニングローラ14の幅とが同じ大きさであり、ブラシローラ16のブラシがクリーニングローラ14に接触するように食い込ませると、ブラシが押し広がってクリーニングローラ14のローラ部端面に接触していた(図5(a)のA部)。

0004

そのため、リザーバ内にあるトナー粒子の含有率が高い液体現像剤がクリーニングローラ15の端面に供給され(図5(b)のB部)、それがクリーニングローラ15の表面に回り込み(図5(b)のC部)、クリーニングローラ15の回転による搬送力により、スクイーズローラ13とクリーニングローラ4と間に形成されているメニスカスにトナー粒子の含有率が高い液体現像剤が供給されてしまうことがあった(図5(b)のD部)。

0005

このような問題を解決する方法として、予めブラシが押し広がる量を考慮してブラシローラ幅を狭くすることも考えられるが、これは、ブラシローラの部品寸法精度、組み立て精度上からみて実現不可能である。

0006

一方、スクイーズローラとクリーニングローラとの間に形成されているメニスカスにトナー粒子の含有率が高い液体現像剤、すなわち電気伝導度が高い液体現像剤が供給されると、メニスカス部の電気抵抗は小さくなるが、そのとき、スクイーズローラのクリーニング能力は、スクイーズローラ表面とクリーニングローラ間の電界強度で決定され、次のような式が成り立つ。

0007

E=(Rm /(Rsqz +Rm ))×(1/d)×(Vsqz −Vcl)
ここで、E:電界強度[V/cm]
Rm :メニスカス部の電気抵抗[Ω]
Rsqz :スクイーズローラゴム部の電気抵抗[Ω]
d:スクイーズローラとクリーニングローラ間のギャップ[cm]
Vsqz :スクイーズバイアス電圧[V]
Vcl:クリーニングバイアス電圧[V]
とする。

0008

上式から判るように、メニスカス部の電気抵抗が小さくなると、電界強度は弱くなり、スクイーズローラを十分クリーニングすることができなくなる。従って、この場合には、スクイーズローラとクリーニングローラと間の電位差を大きくすれば、電界強度は強くなるが、あまり電位差を大きくするとアーク放電が発生し、スクイーズローラゴム部が破壊されてしまうという問題がある。

0009

本発明の目的は、装置内の各ローラ幅をそれぞれ適切に設定することにより、スクイーズローラとクリーニングローラ間に形成されたメニスカスにトナー粒子含有率が高い液体現像剤が供給されるのを防ぐとともに、デベブレードおよびクリーニングブレードをクリーニングする能力を損なうことなく、スクイーズローラに付着したトナー粒子を完全に除去可能な湿式画像形成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、形成された静電潜像を有して走行するベルト状感光体と、ローラ支持体に支持されて所定方向に回転しベルト状感光体上に形成された静電潜像を現像するデベローラと、デベローラに付着したトナー粒子を除去するデベブレードと、ローラ支持体に回転自在に支持されベルト状感光体に従動してベルト状感光体上の余剰な液体現像剤を除去するスクイーズローラと、ローラ支持体に回転自在に支持されスクイーズローラに付着したトナー粒子を除去するクリーニングローラと、クリーニングローラに付着したトナー粒子を除去するクリーニングブレードと、ローラ支持体に回転自在に支持されデベブレードおよびクリーニングブレードに付着したトナー粒子を除去するブラシローラとを備える湿式画像形成装置において、スクイーズローラは、ローラ部の幅がデベローラのローラ部の幅よりも広いことを特徴とする。

0011

クリーニングローラは、ローラ部の幅がスクイーズローラのローラ部の幅よりも広いことを特徴とし、ブラシローラは、デベローラ,デベブレード,クリーニングローラ,クリーニングブレードに対して常に接触することを特徴とする。さらに、ブラシローラは、クリーニングブレードの幅に対応させ、かつスクイーズローラの幅よりも広くすることを特徴とする。

0012

クリーニングブレードの幅は、クリーニングローラの幅よりも広くし、かつクリーニングローラの幅よりも外側のクリーニングブレードはクリーニングローラ表面に接触する部分よりも長くすることを特徴とする。

0013

また、本発明の湿式画像形成装置において、各ローラの幅は、(デベローラ)<(スクイーズローラ)<(ブラシローラ)<(クリーニングローラ)に設定されていることを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0014

次ぎに、本発明について図面を参照して説明する。図1は、本発明の湿式画像形成装置(印字時)を示す概略断面図である。図2は、本発明の湿式画像形成装置(装置停止時)を示す概略断面図である。図3は、本発明の湿式画像形成装置内の各ローラ幅を示す図である。

0015

本実施例は、電子写真印刷装置装備され、ベルト状感光体B上に形成された静電潜像を可視像化する湿式画像形成装置である。この湿式画像形成装置は、ベルト状感光体B上に形成された静電潜像を現像するために、所定方向に回転するデベローラ(現像ローラ)1と、デベローラ1に付着したトナー粒子T′を除去するデベブレード2と、ベルト状感光体Bに従動してベルト状感光体B上の余剰な液体現像剤Tを絞り取るスクイーズローラ3と、スクイーズローラ3に付着したトナー粒子T′を除去するクリーニングローラ4と、クリーニングローラ4に付着したトナー粒子T′を除去するクリーニングブレード5と、デベブレード2とクリーニングブレード5に付着したトナー粒子T′を除去するブラシローラ6と、印字中にブラシローラ6の一部が液体現像剤Tに浸るように液体現像剤Tを溜めておくリザーバ7とを備えている。

0016

続いて、各部を詳細に説明すると、まず、デベローラ1は円筒状の金属部材で構成され、デベローラ1の両端にある図示していないローラ支持体に回転自在に支持されている。印字動作中、デベローラ1のシャフト端部より現像バイアス電圧印可され、ベルト状感光体Bと微少間隙(約150[μm])を保った位置に配置されるとともに、図1中の矢印b方向に図示されていないモータ駆動回転し、マニフォールド8から供給された液体現像剤Tをこの微少な間隙に搬送してベルト状感光体B上に形成された静電潜像を現像する。印字動作が終了して装置が停止する直前には、ベルト状感光体Bから大きく離れる(図2参照)。

0017

デベブレード2は、デベローラ1のローラ部と同じ幅の板状プラスチック部材(例えば、Esterlam International社製のEsterlam Doctor Blade )で構成されており、常時デベローラ1にリーディングエッジで接触し、デベローラ1に付着したトナー粒子T′を取り除く。

0018

スクイーズローラ3は、ローラ部が半導電性ウレタンゴム抵抗率:1×105 〜1×109 [Ω・cm])、シャフト部が金属部材で構成され、スクイーズローラ3の両端にある図示していないローラ支持体に回転自在に支持されている。このスクイーズローラ3のローラ部の幅(ウレタンゴム部の幅)は、デベローラ1のローラ部の幅よりも広くなっている。

0019

印字動作中、スクイーズローラ3のシャフト端部よりスクイーズバイアス電圧が印可され、図示していないローラ支持体に収められた圧縮コイルスプリングにより、ベルト状感光体Bに所定の力(30[kgf])で押し付けられ、図1中の矢印c方向にベルト状感光体Bとの摩擦力により従動回転して、ベルト状感光体B上の余剰な液体現像剤Tを絞り取る。そして、印字動作が終了して装置が停止する直前には、スクイーズローラ3はベルト状感光体Bから大きく離れる(図2参照)。

0020

クリーニングローラ4は、円筒状の金属部材で構成されており、クリーニングローラ4の両端にある図示していないローラ支持体に回転自在に支持され、スクイーズローラ3と微少な間隙(約150[μm])を常に保った位置に配置されている。そして、クリーニングローラ4のローラ部の幅は、スクイーズローラ3のローラ部の幅よりも広くなっている。印字動作中、クリーニングローラ4のシャフト端部よりクリーニングバイアス電圧が印可され、図1中の矢印d方向に図示されていないモータで駆動回転し、スクイーズローラ3に付着したトナー粒子T′を除去する。

0021

クリーニングブレード5は、クリーニングローラ4のローラ部と同じ幅の板状プラスチック部材(例えば、Esterlam International社製のEsterlam Doctor Blade )で構成されており、常時クリーニングローラ4にリーディングエッジで接触し、クリーニングローラ4に付着したトナー粒子T′を取り除く。

0022

ブラシローラ6は、デベローラ1,デベブレード2,クリーニングローラ4,クリーニングブレード5に常に接触するように、ブラシローラ6の両端にある図示していないローラ支持体に回転自在に支持されている。ブラシローラ6は、シャフト部が金属部材、ローラ部がナイロン繊維で構成されている。そして、ブラシローラ6のブラシ部の幅は、クリーニングローラ4のローラ部の幅よりも狭く、スクイーズローラ3のローラ部の幅より広くなっている。

0023

すなわち、湿式画像形成装置内の各ローラの幅は、図3に示すように、(デベローラ1)<(スクイーズローラ3)<(ブラシローラ6)<(クリーニングローラ4)となるように設定する。

0024

ブラシローラ6は、印字動作中には、そのシャフト端部よりクリーニングバイアス電圧と同じバイアス電圧が印可され、図1中の矢印e方向に図示されていないモータで駆動回転し、デベローラ1およびクリーニングローラ4に付着したトナー粒子T′の一部を取り除くとともに、デベブレード2とクリーニングブレード5に付着したトナー粒子T′を取り除く。

0025

リザーバ7は、板状金属部材で構成されており、印字動作中は液体現像剤Tが溜まり、ブラシローラ6の一部が液体現像剤Tに浸るようになっている。デベブレード2およびクリーニングブレード5からブラシローラ6が取り除いたトナー粒子T′は、リザーバ7に溜められた液体現像剤Tに再分散される。

0026

印字動作が終了すると、リザーバ7の底面にある穴から液体現像剤Tは流れ出し、リザーバ7の中は空になる(印字動作中は、リザーバ7の底面にある穴から液体現像剤Tが流れ出す量より、リザーバ7に入ってくる量の方が多いため、リザーバ7内には液体現像剤Tが溜まる)。印字動作中、リザーバ7には、クリーニングバイアス電圧と同じバイアス電圧が印可されている。

0027

続いて、本実施例の動作について詳細に説明する。

0028

まず、印字のデータが入力されると、ベルト状感光体Bは図1中の矢印a方向に動き出し、図示されていないスコロトロン帯電器により約+750[V]に帯電される。その後、図示されていない液体現像剤循環ポンプが作動して、マニフォールド8からデベローラ1にプラス極性に帯電した液体現像剤Tが供給され、同時にデベローラ1,クリーニングローラ4,ブラシローラ6は、図示されていないモータにより駆動回転する。この時、デベローラ1,スクイーズローラ3には+430[V]、クリーニングローラ4,ブラシローラ6,リザーバ7には−1070[V]のバイアス電圧がそれぞれ印可される。

0029

リザーバ7には液体現像剤Tが溜まり、ブラシローラ6の一部は液体現像剤Tに浸る。そして、湿式画像形成装置を上下動させる図示していないカムが回転して、湿式画像形成装置を装置停止時の位置(図2参照)から印字時の位置(図1参照)に上げる。

0030

湿式画像形成装置が印字時の位置に上がると、デベローラ1はベルト状感光体Bと約150[μm]の間隙を保った位置に配置され、スクイーズローラ3はローラ支持体に収められた圧縮コイルスプリングにより、30[kgf]の力でベルト状感光体Bに押し付けられる。

0031

そうすると、マニフォールド8から供給された、プラスに帯電したトナー粒子T′を含有する液体現像剤T(トナー粒子含有率3wt%)は、デベローラ1が図1中の矢印b方向に回転することにより、ベルト状感光体Bとデベローラ1の間隙(現像ニップ:約150μm)に搬送され、ベルト状感光体Bの電位約+750[V]とデベローラ1の電位+430[V]で形成された電界により、液体現像剤T中の大部分のトナー粒子T′はデベローラ1に付着し(逆現像現象)、現像ニップ通過した液体現像剤T中のトナー粒子T′含有率は約0.3wt%になる。

0032

この現像ニップを通り過ぎたベルト状感光体B上に付着している余剰な液体現像剤T(トナー粒子含有率:0.3wt%)は、スクイーズローラ3で絞り取られ、スクイーズローラ3とクリーニングローラ4との間の間隙(約150μm)にメニスカスが形成される(スクイーズローラ表面を伝わって落ちてきたトナー粒子含有率0.3wt%の液体現像剤でメニスカスを形成)。

0033

図示されていないレーザユニットにより露光プロセスが行われ(露光部電位は約+150[V]になる)、ベルト状感光体B上に静電潜像が形成されると、現像ニップに搬送されてきた液体現像剤Tにより、この静電潜像はベルト状感光体B(露光部)とデベローラ1間の電界(ベルト状感光体Bの露光部電位+150[V]とデベローラ電位+430[V]の電位差)により現像される。

0034

ベルト状感光体B上の未露光部は、逆現像現象が発生して、デベローラ1にトナー粒子T′が付着する。このデベローラ1の外周面上に付着したトナー粒子T′は、デベローラ1にリーディングエッジで常時接触しているデベブレード2により除去される。

0035

現像後のベルト状感光体B上の余剰な液体現像剤Tは、ローラ支持体に収められた圧縮コイルスプリングにより、ベルト状感光体Bに30[kgf]の力で押しつけられたスクイーズローラ3によって絞り取られ、ベルト状感光体B上の像はフィルム状になる。この時、像を形成しているトナー粒子T′の一部がスクイーズローラ3の表面に付着するが、スクイーズローラ3に対して150[μm]の間隙を保った位置に配置されたクリーニングローラ4とスクイーズローラ3との間の電界(スクイーズローラ電位+430[V]とクリーニングローラ電位−1070[V]の電位差)により、スクイーズローラ3からクリーニングローラ4にトナー粒子T′は付着し、スクイーズローラ3は完全にクリーニングされる。

0036

クリーニングローラ4に付着したトナー粒子T′は、クリーニングローラ4にリーディングエッジで常時接触しているクリーニングブレード5により除去される。デベブレード2、クリーニングブレード5に付着したトナー粒子T′は、ブラシローラ6により除去され、リザーバ7内に溜まっている液体現像剤T中に再分散される。そして、リザーバ6の底面に開けられた穴から重力によって流れ落ち、図示されていない液体現像剤タンクに戻る。

0037

液体現像剤タンクに戻った液体現像剤Tは、図示されていない液体現像剤循環ポンプにより、再びマニフォールド8からデベローラ1に供給される。そして、ベルト状感光体B上のフィルム状となった像は、さらに乾燥させる必要があるため、図示されていない乾燥ユニット、次いで転写ユニットへと進んで像は紙に転写される。

0038

次ぎに、本発明の他の実施の形態について説明する。図4は、本発明の他の実施の形態を示す図であって、図4(a)は、クリーニングローラの正面図、同図(b)は、同図(a)の側面図である。図4(a),(b)を参照すると、本実施例では、クリーニングローラ4aのローラ部端面に液体現像剤が供給されないように、クリーニングブレード5aの幅をクリーニングローラ4aの幅よりも広くし、かつ、クリーニングローラ幅よりも外側のクリーニングブレード5aはクリーニングローラ表面に接触する部分よりも長くする。また、ブラシローラ6aもクリーニングブレード5aの幅に対応させて、クリーニングローラ4aの幅よりも広くする。これにより、同様の効果を得ることができる。

発明の効果

0039

以上説明したように本発明は、湿式画像形成装置内の各ローラ幅の寸法を、(デベローラ)<(スクイーズローラ)<(ブラシローラ)<(クリーニングローラ)に設定することにより、スクイーズローラとクリーニングローラ間に形成されたメニスカスにトナー粒子含有率が高い液体現像剤が供給されるのを防止でき、デベブレードをクリーニングする能力およびクリーニングブレードをクリーニングする能力を損なうことなく、スクイーズローラに付着したトナー粒子を完全に除去できるという効果がある。

図面の簡単な説明

0040

図1本発明の湿式画像形成装置(印字時)を示す概略断面図である。
図2本発明の湿式画像形成装置(装置停止時)を示す概略断面図である。
図3本発明の湿式画像形成装置内の各ローラ幅を示す図である。
図4本発明の他の実施の形態を示す図である。
図5従来の湿式画像形成装置における各ローラ幅の一例を示す図である。

--

0041

Bベルト状感光体
T液体現像剤
T′トナー粒子
1デベローラ
2 デベブレード
3スクイーズローラ
4,4aクリーニングローラ
5,5aクリーニングブレード
6,6aブラシローラ
7リザーバ
8マニフォールド
11 デベローラ
12 デベブレード
13 スクイーズローラ
14 クリーニングローラ
15 クリーニングブレード
16 ブラシローラ

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