図面 (/)

技術 ラベル取付け装置

出願人 大阪シーリング印刷株式会社
発明者 松井昌弘山口保博
出願日 2000年7月19日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 2000-219625
公開日 2002年1月29日 (18年9ヶ月経過) 公開番号 2002-029518
状態 特許登録済
技術分野 特定物品の包装III(特殊な物品の包装) ラベル貼付機 特殊移送3 コンベア上の物品の姿勢制御
主要キーワード ねじ対偶 積み重ね位置 着地姿勢 矩形プレート バキュームコンベヤ 略十字形 バキュームベルト 整列機構
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2002年1月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

個別包装した複数の包装物品を所定のピッチでずらして積み重ねた状態で正確に連結し、且つ、包装物品にかかる情報を表示するためのラベルを取り付けることができる、ラベル取付け装置を提供する。

解決手段

ラベル取付け装置10は、搬送手段12から排出される複数のワークを一旦、所定の姿勢で保持した後、順次間欠的に下方へ案内する整列案内手段14を含む。整列案内手段14は、回転体28,30を有し、回転体28,30間にワークが載置支持される。回転体28,30が互いに反対方向に同期して回転することにより、ワークが順次別の搬送手段16に落下・案内される。整列案内手段14,別の搬送手段16等を制御手段18で制御することにより、ワークは所定のピッチでずらした状態で所定数積み重ねられる。積み重ねられたワークの上面および下面には、それぞれ、ラベル貼付機60および別のラベル貼付機70でラベルが貼付される。

概要

背景

図8は、本願発明背景となり、且つ、本願発明が適用され得る連結包装物品の一例を示す斜視図解図であり、図9は、その側面図解図である。この連結包装物品1は、たとえば3つの包装物品2a,2bおよび2cを含む。3つの包装物品2a〜2cは、それぞれ、スライスハムおよびソーセージ等の食料品プラスチックフィルム真空パックし個別包装したものである。これら3つの包装物品2a〜2cは、少しずつずらした状態でその上面および下面がラベル3および4により連結され、連結包装物品1として形成される。

図10は、図8および図9に示す連結包装物品1を形成するための従来のラベル貼付装置の一部を示し、特に、複数の包装物品2a,2b,2c,・・・を少しずつずらした状態で積み重ねて、次のラベル貼付工程に供給する従来の整列機構を示す側面図解図である。この従来のラベル貼付装置の整列機構5は、個別包装した複数の包装物品2a,2b,2c,・・・を順次下流側へ比較的高速で搬送するベルトコンベヤ等の搬送手段6を含む。搬送手段6の搬送路6aの前方には、搬送手段6と所定の間隔を隔てて、ストッパー部7が配設される。ストッパー部7は、たとえば矩形プレート状のストッパー片7aを有し、ストッパー片7aは、支持部7bによりその傾き角度が調整可能に支持されている。搬送手段6の搬送路6a上を順次搬送されてくる複数の包装物品2a,2b,2c,・・・は、それぞれ、ストッパー片7a面衝突し、下方の別の搬送手段8の搬送路8a上へと順次落下していく。この場合、複数の包装物品2a,2b,2c,・・・は、順次、所定の時間をずらして搬送手段へ落下されるように構成されているため、最初の包装物品2aの上から略同じピッチで包装物品2bおよび2cが順次積み重ねられていく。すなわち、3つの包装物品2a〜2cは、少しずつずらした状態で積み重ねられる。その状態で、複数群の3つの包装物品2a〜2cは、所定の間隔を隔てて、順次、搬送手段8の下流側へと搬送されていく。そして、搬送手段8の下流側に間隔を隔てて配設された上貼りラベラー(図示せず)および下貼りラベラー(図示せず)によって、3つの包装物品2a〜2cの上面および下面には、それぞれ、ラベル3および4が貼付される。

概要

個別包装した複数の包装物品を所定のピッチでずらして積み重ねた状態で正確に連結し、且つ、包装物品にかかる情報を表示するためのラベルを取り付けることができる、ラベル取付け装置を提供する。

ラベル取付け装置10は、搬送手段12から排出される複数のワークを一旦、所定の姿勢で保持した後、順次間欠的に下方へ案内する整列案内手段14を含む。整列案内手段14は、回転体28,30を有し、回転体28,30間にワークが載置支持される。回転体28,30が互いに反対方向に同期して回転することにより、ワークが順次別の搬送手段16に落下・案内される。整列案内手段14,別の搬送手段16等を制御手段18で制御することにより、ワークは所定のピッチでずらした状態で所定数積み重ねられる。積み重ねられたワークの上面および下面には、それぞれ、ラベル貼付機60および別のラベル貼付機70でラベルが貼付される。

目的

それゆえに、本願発明の主たる目的は、個別包装した複数の包装物品を所定のピッチでずらして積み重ねた状態で正確に連結し、且つ、包装物品にかかる情報を表示するためのラベルを取付けることができる、ラベル取付け装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数の包装物品を所定の状態で連結し、且つ、前記包装物品にかかる情報を表示するためのラベル取付けラベル取付け装置であって、前記複数の包装物品を順次、所定の搬送方向へ搬送する搬送手段、前記搬送手段の下流側に配設され、前記搬送手段により排出された前記包装物品を一旦、所定の姿勢で保持した後、順次、間欠的に下方へ案内する整列案内手段、前記整列案内手段の下方に配設され、前記整列案内手段により案内された前記包装物品を吸着保持して所定の搬送方向に搬送する別の搬送手段、および前記整列案内手段を作動させるときには、前記別の搬送手段の作動を停止させ、前記別の搬送手段を作動させるときには、前記整列案内手段の作動を停止させ、さらに、前記別の搬送手段による前記包装物品の搬送方向への送り量を適宜制御する制御手段を含み、前記包装物品を所定のピッチでずらした状態で上から所定の数だけ所定の姿勢に積み重ねることを特徴とする、ラベル取付け装置。

請求項2

前記整列案内手段は、前記搬送手段から排出された前記包装物品の一方側および他方側を載置支持する載置支持部を含み、前記載置支持部が間欠的に回転して、前記別の搬送手段に前記包装物品を所定の姿勢で落下させて案内することを特徴とする、請求項1に記載のラベル取付け装置。

請求項3

前記整列案内手段は、前記包装物品の搬送方向に所定の間隔を隔てて対向配置され、互いに同期して間欠的に回転自在に配設される2つの回転体を含み、前記搬送手段から供給される前記包装物品は、その前方側が前方の前記回転体の回転羽根に載置支持されると共に、その後方側が後方の前記回転体の回転羽根に載置支持され、前記前方の回転羽根が前記搬送手段の搬送方向と反対の方向に回転することに同期して、前記後方の回転羽根が前記搬送手段の搬送方向と同一の方向に回転することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のラベル取付け装置。

請求項4

前記搬送手段は、前記複数の包装物品を順次搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段の延長線上に配設され、前記第1の搬送手段に引き続き前記第1の搬送手段の搬送速度よりも速い搬送速度で前記複数の包装物品を順次搬送する第2の搬送手段とを有し、前記第1の搬送手段および前記第2の搬送手段は、前記整列案内手段に向けて、上流側から下流側にかけて斜め上方に傾斜して配設される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のラベル取付け装置。

請求項5

前記積み重ねられた所定の数の包装物品の上面にラベルを取付けるラベル取付け手段、および前記ラベル取付け手段よりも下流側で、前記積み重ねられた所定の数の包装物品の下面にラベルを取付ける別のラベル取付け手段を含む、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のラベル取付け装置。

技術分野

0001

本願発明は、ラベル取付け装置に関し、特にたとえば、生鮮食料品等食品プラスチックフィルム真空包装して個別包装した複数の包装物品を少しずつずらした状態で連結し、且つ、包装物品にかかる情報を表示するためのラベル取付けるラベル取付け装置に関する。

背景技術

0002

図8は、本願発明の背景となり、且つ、本願発明が適用され得る連結包装物品の一例を示す斜視図解図であり、図9は、その側面図解図である。この連結包装物品1は、たとえば3つの包装物品2a,2bおよび2cを含む。3つの包装物品2a〜2cは、それぞれ、スライスハムおよびソーセージ等の食料品をプラスチックフィルムで真空パックし個別包装したものである。これら3つの包装物品2a〜2cは、少しずつずらした状態でその上面および下面がラベル3および4により連結され、連結包装物品1として形成される。

0003

図10は、図8および図9に示す連結包装物品1を形成するための従来のラベル貼付装置の一部を示し、特に、複数の包装物品2a,2b,2c,・・・を少しずつずらした状態で積み重ねて、次のラベル貼付工程に供給する従来の整列機構を示す側面図解図である。この従来のラベル貼付装置の整列機構5は、個別包装した複数の包装物品2a,2b,2c,・・・を順次下流側へ比較的高速で搬送するベルトコンベヤ等の搬送手段6を含む。搬送手段6の搬送路6aの前方には、搬送手段6と所定の間隔を隔てて、ストッパー部7が配設される。ストッパー部7は、たとえば矩形プレート状のストッパー片7aを有し、ストッパー片7aは、支持部7bによりその傾き角度が調整可能に支持されている。搬送手段6の搬送路6a上を順次搬送されてくる複数の包装物品2a,2b,2c,・・・は、それぞれ、ストッパー片7a面衝突し、下方の別の搬送手段8の搬送路8a上へと順次落下していく。この場合、複数の包装物品2a,2b,2c,・・・は、順次、所定の時間をずらして搬送手段へ落下されるように構成されているため、最初の包装物品2aの上から略同じピッチで包装物品2bおよび2cが順次積み重ねられていく。すなわち、3つの包装物品2a〜2cは、少しずつずらした状態で積み重ねられる。その状態で、複数群の3つの包装物品2a〜2cは、所定の間隔を隔てて、順次、搬送手段8の下流側へと搬送されていく。そして、搬送手段8の下流側に間隔を隔てて配設された上貼りラベラー(図示せず)および下貼りラベラー(図示せず)によって、3つの包装物品2a〜2cの上面および下面には、それぞれ、ラベル3および4が貼付される。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述した従来の技術では、搬送手段6で搬送されてくる複数の包装物品2a,2b,2c,・・・をストッパー片7aに衝突させることで下方の搬送手段8に落下させているため、ストッパー片7aへの衝突の具合によっては、複数の包装物品を安定した姿勢で搬送手段8へ案内することができない恐れが多分にあった。すなわち、搬送手段8の搬送路8a上に順次落下してくる複数の包装物品2a,2b,2c,・・・の着地姿勢が一定せず、包装物品2aおよび2b間、包装物品2bおよび2c間のピッチがずれたり、あるいは、包装物品2a,2b,2c間が完全に離間してしまったりする恐れがあった。さらに、上述した従来の技術では、たとえば図11に示すように、搬送手段6の搬送路6aの両側および別の搬送手段8の搬送路8aの両側に、それぞれ、ガイドバー9a,9bが配設されるが、搬送路6aおよび搬送路8a上を順次搬送されていく複数の包装物品2a,2b,2c,・・・の周縁端部Eが搬送路6a,8aのベース支持台Bと、ガイドバー9a,9bの下端部とのわずかな隙間に入り込んで、搬送路6a,8a上での載置位置がずれたりするなど、正常な搬送に支障を来す恐れがあった。特に、搬送手段8では、上述したように、包装物品がストッパー片7aに衝突した後、搬送路8a上に不安定な姿勢で落下してくる恐れがあるため、よりいっそう搬送路上での包装物品の正確な載置位置での搬送に支障を来す恐れがあった。

0005

それゆえに、本願発明の主たる目的は、個別包装した複数の包装物品を所定のピッチでずらして積み重ねた状態で正確に連結し、且つ、包装物品にかかる情報を表示するためのラベルを取付けることができる、ラベル取付け装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

請求項1にかかる本願発明のラベル取付け装置は、複数の包装物品を所定の状態で連結し、且つ、包装物品にかかる情報を表示するためのラベルを取付けるラベル取付け装置であって、複数の包装物品を順次、所定の搬送方向へ搬送する搬送手段と、搬送手段の下流側に配設され、搬送手段により排出された包装物品を一旦、所定の姿勢で保持した後、順次、間欠的に下方へ案内する整列案内手段と、整列案内手段の下方に配設され、整列案内手段により案内された包装物品を吸着保持して所定の搬送方向に搬送する別の搬送手段と、整列案内手段を作動させるときには、別の搬送手段の作動を停止させ、別の搬送手段を作動させるときには、整列案内手段の作動を停止させ、さらに、別の搬送手段による包装物品の搬送方向への送り量を適宜制御する制御手段とを含み、包装物品を所定のピッチでずらした状態で上から所定の数だけ所定の姿勢に積み重ねることを特徴とする、ラベル取付け装置である。請求項2にかかる本願発明のラベル取付け装置は、上記整列案内手段が、搬送手段から排出された包装物品の一方側および他方側を載置支持する載置支持部を含み、載置支持部が間欠的に回転して、上記別の搬送手段に包装物品を所定の姿勢で落下させて案内することを特徴とする、ラベル取付け装置である。請求項3にかかる本願発明は、上記整列案内手段が、包装物品の搬送方向に所定の間隔を隔てて対向配置され、互いに同期して間欠的に回転自在に配設される2つの回転体を含み、搬送手段から供給される包装物品は、その前方側が前方の回転体の回転羽根に載置支持されると共に、その後方側が後方の回転体の回転羽根に載置支持され、前方の回転羽根が搬送手段の搬送方向と反対の方向に回転することに同期して、後方の回転羽根が搬送手段の搬送方向と同一の方向に回転することを特徴とする、ラベル取付け装置である。請求項4にかかる本願発明は、上記搬送手段が、複数の包装物品を順次搬送する第1の搬送手段と、第1の搬送手段の延長線上に配設され、第1の搬送手段に引き続き第1の搬送手段の搬送速度よりも速い搬送速度で複数の包装物品を順次搬送する第2の搬送手段とを有し、第1の搬送手段および第2の搬送手段は、整列案内手段に向けて、上流側から下流側にかけて斜め上方に傾斜して配設される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のラベル取付け装置である。請求項5にかかる本願発明のラベル取付け装置は、上記積み重ねられた所定の数の包装物品の上面にラベルを取付けるラベル取付け手段と、ラベル取付け手段よりも下流側で、上記積み重ねられた所定の数の包装物品の下面にラベルを取付ける別のラベル取付け手段とを含む、ラベル取付け装置である。

0007

本願発明にかかるラベル取付け装置では、搬送手段により、複数の包装物品がその搬送方向に順次搬送される。包装物品は、整列案内手段によって一旦、所定の姿勢で保持され、別の搬送手段へ間欠的に案内される。整列案内手段は、別の搬送手段および制御手段等との協働作用によって、包装物品を搬送方向に所定のピッチでずらした状態で上から所定の数だけ積み重ねていく。この場合、制御手段は、整列案内手段を作動させるときに別の搬送手段の作動を停止させ、反対に、別の搬送手段を作動させるときに整列案内手段の作動を停止させる。さらに、制御手段は、別の搬送手段の搬送量、つまり、別の搬送手段により搬送する包装物品の送り量を適宜制御している。

0008

本願発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。

0009

図1は本願発明にかかるラベル取付け装置の一例を示す正面図解図であり、図2はその平面図解図である。図3は、図1および図2のラベル取付け装置の要部を示す正面図解図である。本実施例では、スライスハム等の生鮮食料品を真空パックして個別包装した包装物品を1つのワークWとし、たとえば3つのワークWを少しずつずらして積み重ねた状態で、その上面および下面に、包装物品にかかる情報を表示するラベルを貼付して、3つのワークWを連結するラベル取付け装置の一例について説明する。本実施例では、ワークWの大きさがたとえば幅120mm〜160mm、長さ150mm〜340mm、厚み(高さ)3〜10mm位の範囲に形成されている。

0010

本実施例にかかるラベル取付け装置10は、概略的に言うと、複数のワークW1 ,W2 ,W3 ,・・・,Wn を順次、所定の搬送方向へ搬送する搬送手段12と、搬送手段12の下流側に配設され、搬送手段12から排出されるワークW1,W2 ,W3 ,・・・,Wn を一旦、所定の姿勢で保持した後、順次、間欠的に下方へ案内する整列案内手段14と、整列案内手段14の下方に配設され、整列案内手段14により案内されたワークW1 ,W2 ,W3 ,・・・,Wn を吸着保持して所定の搬送方向に搬送する別の搬送手段16と、搬送手段12,整列案内手段14および別の搬送手段16の作動および停止を適宜制御する制御手段18と、搬送手段12,整列案内手段14,別の搬送手段16および制御手段18の協働作用によって、ワークW1 ,W2 ,W3 ,・・・,Wn を所定のピッチでずらして上から所定の数だけ積み重ねた状態のワーク積層体W123 の上面にラベルを取り付けるラベル取付け手段20と、そのワーク積層体W123 の下面にラベルを取り付ける別のラベル取付け手段22とを具備する装置である。

0011

そこで、上述の各手段について説明していく。先ず、ラベル取付け装置10は、搬送手段12を含む。搬送手段12は、第1の搬送手段としての第1のベルトコンベヤ24および第2の搬送手段としての第2のベルトコンベヤ26を有する。第2のベルトコンベヤ26は、第1のベルトコンベヤ24の延長線上に配設され、第1のベルトコンベヤ24に引き続いて、第1のベルトコンベヤ24よりも速い搬送速度でワークW1 ,W2 ,W3 ,・・・,Wn を搬送するものである。

0012

第1のベルトコンベヤ24および第2のベルトコンベヤ26は、整列案内手段14に向かって斜行して、つまり、搬送方向の上流側から下流側にかけて斜め上方に傾斜して配設される。そして、第2のベルトコンベヤ26の排出側は、整列搬送手段14の斜め上方に配置される。第1のベルトコンベヤ24は、比較的低速の搬送速度を有し、第2のベルトコンベヤ26は、たとえば毎分150個のワークWを搬送することができる程度に、比較的高速の搬送速度を有する。

0013

第1のベルトコンベヤ24には、たとえば他の搬送手段(図示せず)から複数のワークWが第1のベルトコンベヤ24に排出される。この場合、第1のベルトコンベヤ24の搬送速度が比較的低速であるため、他の搬送手段(図示せず)からたとえば比較的高速で排出されても、第1のベルトコンベヤ上で、個々のワークW間の間隔を整えることができる。さらに、第2のベルトコンベヤ26が比較的高速になっているため、整列案内手段へ排出・供給されるワークWの処理件数をより多くすることができる。

0014

次に、整列案内手段14は、たとえば断面略十字形の2つの回転体28および30を含む。2つの回転体28およひ30は、たとえば図3に示すように、第2のベルトコンベヤ26の下流側でワークWの搬送方向に、所定の間隔を隔てて、対向配置される。2つの回転体28および30は、斜行する第1のベルトコンベヤ24および第2のベルトコンベヤ26の傾斜角度と略同じ傾きで傾斜して配設される。

0015

一方の回転体28および他方の回転体30は、それぞれ、たとえば矩形金属プレートからなる回転羽根32,34および36,38で略十字形に組み立てられ、枢軸部40および42により、それぞれ、回転自在に形成される。さらに、ワークWの搬送方向で見て、前方側に配置される回転体28の回転羽根32,34の幅は、その後方側に配置される回転体30の回転羽根36,38の幅よりも、たとえば2倍位大きく形成される。また、2つの回転体28および30は、枢軸部40および42間の距離L(たとえば図4二点鎖線の矢印に示す)を、第2のベルトコンベヤ26から排出・供給されるワークWの長さに応じて、適宜変更することができる。本実施例では、たとえばラックとピニオンを用いた機構ねじ対偶を用いた機構等により、一方の回転体28の枢軸部42と他方の回転体30の枢軸部42との距離Lを適宜変更することができる。

0016

2つの回転体28および30は、第2のベルトコンベヤ26から排出・供給されたワークWを一旦、所定の姿勢で保持した後、順次、間欠的に下方の別の搬送手段16へ案内するものである。すなわち、本実施例では、前方側の回転体28が第2のベルトコンベヤ26の搬送方向と反対の方向に回転し、回転体28の回転に同期して、後方側の回転体30が第2のベルトコンベヤ26の搬送方向と同一の方向に回転するものである。この場合、一方の回転体28の回転羽根32,34の4つに区切られた部位32a,34aは、それぞれ、ワークWの前方側が載置される載置支持部としての機能を有する部位で、他方の回転体30の回転羽根36,38の4つに区切られた部位36a,38aは、それぞれ、ワークWの後方側が載置される載置支持部としての機能を有する部位である。

0017

そして、整列案内手段14の下方には、バキューム式ベルトコンベヤ50(以下、バキュームコンベヤ50という。)を含む別の搬送手段16が配設される。このバキュームコンベヤ50は、複数のベルト車52間に所定幅無端環状バキュームベルト54を循環させたものである。バキュームベルト54は、その長手方向に所定の間隔を隔てて、多数の吸引孔54a,54a,・・・を有し、図2に示す負圧発生源56により、多数の吸引孔54a,54a,・・・に負圧が付与される。そのため、バキュームベルト54上にワークWが載置された場合、ワークWの下面が吸引孔54aの吸引力により吸着保持される。

0018

さらに、バキュームコンベヤ50の下流側には、バキュームベルト54の上方に、ラベル取付け手段20が配設される。ラベル取付け手段20は、ラベル貼付機60を含む。ラベル貼付機60は、バキュームコンベヤ50により搬送される積み重ねられた所定数のワーク積層体W123 の上面にラベルを貼付して取付けるためのものである。さらに、ラベル貼付機60の下流側のバキュームベルト54の下方には、別のラベル取付け手段22が配設される。別のラベル取付け手段22は、別のラベル貼付機70を含む。別のラベル貼付機70は、上面にラベルが貼付されたワーク積層体W123 の下面に別のラベルを貼付して取付けるためのものである。

0019

さらに、本実施例のラベル取付け装置10は、上述した各手段を適宜制御する制御手段18を備える。制御手段18は、たとえば図1に示すように、ラベル取付け装置本体を制御する本体操作盤80およびラベル貼付機60,80を制御するラベラー操作盤90を含む。さらに、制御手段18は、搬送手段12の第2のベルトコンベヤ26の排出側近傍に配設されるラベル取付け用検知手段100と、バキュームコンベヤ50の上方でラベル貼付機60よりも下流側に配設される別のラベル取付け用検知手段110とを有する。

0020

ラベル取付け用検知手段100は、たとえば反射型光センサ102で構成される。ラベル取付け用検知手段100は、主として、第2のベルトコンベヤ26から排出されたワークWを検知し、検知したワークWの数をカウントする機能を有するものである。そして、制御手段18の本体操作盤80は、このラベル取付け用検知手段100の電気的信号を受けて、整列案内手段14の回転体28,30の作動/停止、および、バキュームコンベヤ50の作動/停止,送り量等を適宜制御する。また、制御手段18のラベラー操作盤90は、ラベル取付け用検知手段100の電気的信号を受けて、ラベル貼付機60の作動/停止,ラベル貼付のタイミング等を適宜制御する。

0021

さらに、別のラベル取付け用検知手段110は、たとえば反射型光センサ102で構成され、バキュームコンベヤ50から排出・供給され、その上面にラベルが貼付されたワーク積層体W123 を検知する機能を有する。そして、制御手段18のラベラー操作盤90は、この別のラベル取付け用検知手段110の電気的信号を受けて、ラベル貼付機70の作動/停止、ラベル貼付のタイミング等を適宜制御する。

0022

さて、次に、本実施例にかかるラベル取付け装置10の動きおよび作用について説明していく。先ず、複数のワークW1 ,W2 ,W3 ,・・・,Wn は、図3に示すように、搬送手段12の第1のベルトコンベヤ24および第2のベルトコンベヤ26で所定の搬送方向へ搬送され、第2のベルトコンベヤ26から、順次、整列案内手段14へと排出・供給される。これを微視的に見ると、1番目に排出されるワークW1 は、第2のベルトコンベヤ26の排出側から、放物線状の弧を描いて、整列案内手段14の2つの回転体28および30間へと飛び出していく。図3および図4等に示すように、1番目に排出されたワークW1 の前部が前方側の回転体28で、ワークW1 の後部が後方側の回転体30でそれぞれ受けられ載置支持される。この場合、前方の回転体28の回転羽根32,34の方が後方の回転体30の回転羽根36,38の方よりも幅広に形成されているので、ワークW1 は回転羽根32の1つの部位32a上に乗っかかりやすく、その上、ワークW1 の前部が回転体28の下側に入り込んで支障を来すこともない。

0023

2番目のワークW2 が第2のベルトコンベヤ26から排出されるとき、ワークW2 がラベル取付け用検知手段100の光路遮断するため、ラベル取付け用検知手段100が「ON」となる。そして、その電気的信号を受けて整列案内手段14の2つの回転体28および30が作動し、互いに反対方向に1回転する。そのため、2つの回転体28および30間に載置支持されていた1番目のワークW1 は、下方のバキュームコンベヤ50上に落下して案内される。

0024

この場合、回転体28およひ30は斜めに傾斜して配設されているので、1番目のワークW1 が落下した際、たとえば図5(A)に示すように、先ず、ワークW1 の後端部Eがバキュームコンベヤ50上に落下し、複数の吸引孔54aにより初期的に吸引される。そのため、ワークW1 が初期的にバキュームコンベヤ50上に着地したときの位置が整えられ、引き続き、ワークW1 の中央部および前部が順次バキュームコンベヤ50上に落下される。このようにして、1番目のワークW1 は、所定の姿勢で正確にバキュームコンベヤ50上に位置決め案内される。

0025

本実施例にかかるラベル取付け装置10では、整列案内手段14の2つの回転体28および30が回転してワークWが案内されるとき、バキュームコンベヤ50は停止している。本実施例では、整列案内手段14が起動して2つの回転体28,30が回転すると同時に、別の搬送手段16のバキュームコンベヤ50の作動が停止する構成となっている。

0026

そして、1番目のワークW1 がバキュームコンベヤ50上に落下・案内されると、たとえば図6(A),(B)に示すように、バキュームコンベヤ50は、所定の送り量分だけ搬送方向に送られる。この場合、バキュームコンベヤ50の送り量は、所定のピッチPでずらして所定の数のワークWを積み重ねるときのピッチP量に相当するものである。

0027

このとき、2番目のワークW2 が整列案内手段14に載置支持されている。そして、3番目のワークW3 が第2のベルトコンベヤ26から排出されると、たとえば図6(C),(D)に示すように、2つの回転体28および30が作動し、2番目のワークW2 がバキュームコンベヤ50上に落下して案内されると共に、1番目のワークW1 の上に所定のピッチPだけずれた状態で積み重ねられる。このとき、3番目のワークW3 は整列案内手段14に載置支持されている。同様にして、4番目のワークW4 が第2のベルトコンベヤ26から排出されると、たとえば図6(D),(E)に示すように、3番目のワークW3 がバキュームコンベヤ50上に落下して案内されると共に、2番目のワークW2 の上に所定のピッチPだけずれた状態で積み重ねられる。

0028

本実施例では、一連の上述の動作を繰り返すことによって、所定のピッチPでずらした状態の所定の数のワークW1 ,W2 ,W 3が積み重ねられて、バキュームコンベヤ50上にワーク積層体W123 が1セット配置される。それから、バキュームコンベヤ50が所定の送り量で搬送方向に送られ、以下、順次、ワーク積層体W456 ,W 789,・・・,W nnnがバキュームコンベヤ50上に配置されていく。

0029

その後、ワーク積層体W123 ,W456 ,W 789,・・・は、搬送途中で、バキュームコンベヤ50とラベル貼付機60との協働作用により、順次、ワーク積層体W123 ,W456 ,W 789,・・・,W nnnの上面にラベルが貼付される。本実施例では、ラベル貼付機60がバキュームコンベヤ50の搬送方向に沿って変位可能に形成され、且つ、その変位量は制御手段18により適宜制御されているため、適正な位置に正確にラベルを貼付することができる。

0030

そして、上面にラベルが貼付されたワーク積層体W123 ,W456 ,W 789,・・・,W nnnの下面には、ラベル貼付機60よりも下流側のバキュームコンベヤ50の搬送路上で、別のラベル貼付機70により、別のラベルが貼付される。この場合、別のラベル取付け用検知手段110の下方をワーク積層体W123 ,W456 ,W 789,・・・,W nnnが順次通過したとき、その光路が遮断されるため、別のラベル取付け用検知手段110が「ON」となり、その電気的信号を受けて別のラベル貼付機70が作動し、ワーク積層体W123 ,W456 ,W 789,・・・,W nnnの下面に別のラベルが貼付される。

0031

上述した一連の工程により、真空パックし個別包装され複数のワークWを所定のピッチでずらして積み重ねた状態で正確に連結し、且つ、ワークWにかかる情報を表示するためのラベルを取付けることができる。個別包装された各ワークWは、抜け落ちることがなく一体に連結包装される。この場合、本実施例のラベル取付け装置10では、特に、整列案内手段14の2つの回転体28,30により、複数のワークWを順次、間欠的に、所定の姿勢で、別の搬送手段16のバキュームコンベヤ50上に安定して正確に案内することができるため、ワークW間のピッチがずれたり、ワークの積み重ね位置がずれたり、ワークW間が完全に離間する等の恐れが全く無い。

0032

上述の実施例では、ワーク積層体の複数のワークW間のピッチPが、最初のワークWの前端部と次のワークWの前端部との間の距離(ずれ)に相当するもので、たとえば1〜99mmの範囲でピッチの変更が可能になっている。この場合、ピッチPは、ワークWの大きさ、積層数等の条件により、適宜、設定され、ワーク積層体が3つのワークWで形成される場合には、そのピッチPはたとえば30〜35mm位に設定されるのが適当である。また、ワーク積層体を1セットとしたとき、最初のワーク積層体1セットと次のワーク積層体1セットとの間の距離は、たとえば1〜999mmの範囲で変更可能となっている。

0033

なお、上述の実施例では、たとえば図7に示すように、第1のベルトコンベヤ24,第2のベルトコンベヤ26の搬送ベルト24a,26aの幅方向の両側に、ガイドバー200a,200bが形成され、さらに、ガイドバー200a,200bの内側に、たとえば断面L字状のガイドレール210a,210bが配設される。ガイドレール210a,210bは、ガイドバー200a,200bの下端側と搬送ベルト24a,26aのベース支持台Bとの間の隙間を埋めるように配設される。そのため、本実施例では、たとえば図11に示す従来例と比べて、ワークWの周縁端部Eがその隙間に入り込んで、搬送路上での位置ずれ等を防止することができる。

発明の効果

0034

本願発明によれば、個別包装した複数の包装物品を所定のピッチでずらして積み重ねた状態で正確に連結し、且つ、包装物品にかかる情報を表示するためのラベルを取付けることができる、ラベル取付け装置が得られる。

図面の簡単な説明

0035

図1本願発明にかかるラベル取付け装置の一例を示す正面図解図である。
図2図1に示すラベル取付け装置の平面図解図である。
図3図1および図2のラベル取付け装置の要部を示す正面図解図である。
図4整列案内手段の構造および動きを説明するための拡大説明図である。
図5図1図4に示すラベル取付け装置の整列案内手段によりワークが別の搬送手段上に案内される状態を示すもので、(A)はその初期状態を示す図解図であり、(B)はその後吸着保持された状態を示す図解図である。
図6図1図4に示すラベル取付け装置により所定の数のワークが所定のピッチでずらした状態で上から積み重ねられる工程を示す工程図解図である。
図7図1図4に示すラベル取付け装置の搬送手段の周辺等を示す側面図解図である。
図8本願発明の背景となり、且つ、本願発明が適用され得る連結包装物品の一例を示す斜視図解図である。
図9図8に示す連結包装物品の側面図解図である。
図10本願発明の背景となり、且つ、図8および図9に示す連結包装物品1を形成するための従来のラベル貼付装置の一部を示し、特に、複数の包装物品2a,2b,2c,・・・を少しずつずらした状態で積み重ねて、次のラベル貼付工程に供給する従来の整列機構を示す側面図解図である。
図11図10の従来のラベル貼付装置に適用される搬送手段の搬送路の両側に配設されるガイドバーおよびその周辺を示す側面図解図である。

--

0036

10ラベル取付け装置
12 搬送手段
14整列案内手段
16 別の搬送手段
18 制御手段
20 ラベル取付け手段
22 別のラベル取付け手段
24 第1のベルトコンベヤ
26 第2のベルトコンベヤ
28,30回転体
32,34回転羽根
32a,34a,36a,38a 載置支持部
40,42枢軸部
50バキュームコンベヤ
52ベルト車
54バキュームベルト
54a吸引孔
60ラベル貼付機
70 別のラベル貼付機
80本体操作盤
90ラベラー操作盤
100 ラベル取付け用検知手段
110 別のラベル取付け用検知手段
200a,200bガイドバー
210a,210b ガイドレール

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社寺岡精工の「 ラベル発行装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】製造作業指示を示すラベル(指示ラベル)を再発行する場合、容易にそのラベルを再発行することができ、且つ、作業者等にとって再発行したラベルであることが容易に認識できるラベルを発行可能な、ラベル発行... 詳細

  • エルジー・ケム・リミテッドの「 バッテリーラベルの位置合わせ装置及び方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題・解決手段】本発明の実施形態に係る、バッテリーにラベルを貼り付ける装置は、上部に前記ラベルが載置されるラベル受け台と、前記ラベルの位置合わせ状態の正常有無を確認する位置合わせ確認部と、前記位置合... 詳細

  • 株式会社東芝の「 荷役装置及びコントローラ」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】物品に貼付されたラベルを提示することができる荷役装置及びコントローラを提供する。【解決手段】実施形態によれば、荷役装置は、把持機構と、カメラと、第1のプロセッサと、記憶部と、を備える。把持機構... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ