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技術 データ収集時間管理装置及びデータ収集時間管理システム

出願人 株式会社東芝
発明者 関口敏之中川理
出願日 2000年7月5日 (19年3ヶ月経過) 出願番号 2000-203637
公開日 2002年1月25日 (17年8ヶ月経過) 公開番号 2002-024297
状態 未査定
技術分野 データ収集 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 統合端末 時間測定処理 時間管理プログラム 時間管理装置 収集スケジュール 時間管理システム データ収集時刻 時間情報データ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

実際の運用状況に応じて、オンラインでのデータの収集に要する所要時間を管理することのできるデータ収集時間管理装置を提供する。

解決手段

本発明のデータ収集時間管理装置5は、収集対象端末2と通信するための情報である端末情報を格納する端末情報データベース7と、端末情報に基づいて、収集対象端末との通信路確立する通信確立手段11と、この通信確立手段11で確立された通信路を介して、収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定手段12と、この収集時間測定手段12によって測定された収集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出手段13と、この所要時間算出手段13で算出された所要時間が、予め設定された想定時間以内であるか否かを管理する所要時間管理手段14とを含むことを特徴とする。

概要

背景

従来、電力計ガスメータ、水道計などの収集対象端末のデータをオンライン収集する場合には、一定時間内にすべての収集対象端末のデータ収集を終了させなければならないという制約があることから、運用前に行われる性能測定等に基づいて収集対象端末数を制限することによって、一定時間内にすべての収集対象端末からのデータを収集できるようにしていた。

概要

実際の運用状況に応じて、オンラインでのデータの収集に要する所要時間を管理することのできるデータ収集時間管理装置を提供する。

本発明のデータ収集時間管理装置5は、収集対象端末2と通信するための情報である端末情報を格納する端末情報データベース7と、端末情報に基づいて、収集対象端末との通信路確立する通信確立手段11と、この通信確立手段11で確立された通信路を介して、収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定手段12と、この収集時間測定手段12によって測定された収集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出手段13と、この所要時間算出手段13で算出された所要時間が、予め設定された想定時間以内であるか否かを管理する所要時間管理手段14とを含むことを特徴とする。

目的

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、実際の運用状況に応じて、データ収集に要する所要時間を管理することのできるデータ収集時間管理装置、データ収集時間管理システム及びデータ収集時間管理装置における収集時間管理プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

データの収集対象となる収集対象端末通信するための情報である端末情報を格納する端末情報データベースと、この端末情報データベースに格納された前記端末情報に基づいて、前記収集対象端末との通信路確立する通信確立手段と、この通信確立手段で確立された前記通信路を介して、前記収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定手段と、この収集時間測定手段によって測定された前記収集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出手段とを含むことを特徴とするデータ収集時間管理装置

請求項2

前記所要時間算出手段は、前記収集時間の合計と、前記通信路を切り換えるときに必要な待ち時間とに基づいて前記所要時間を算出することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集時間管理装置。

請求項3

前記所要時間算出手段は、前記収集対象端末を前記収集時間の長さに影響する条件が同一となるグループに分けて、そのグループ毎に平均収集時間を算出し、この平均収集時間に基づいて前記所要時間を算出することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集時間管理装置。

請求項4

データ収集の対象となる収集対象端末からのデータ収集に要する所要時間を管理する複数のデータ収集時間管理装置と、これらのデータ収集時間管理装置を接続する通信網と、この通信網を介して前記データ収集時間管理装置から前記所要時間に関する情報を取得し、前記データ収集時間管理装置のうちの1つのデータ収集時間管理装置で前記所要時間が予め設定された想定時間を超えたときには、予め設定された優先順位に基づいて他のデータ収集時間管理装置に前記収集対象端末を振り分ける所要時間管理装置とを含むことを特徴とするデータ収集時間管理システム

請求項5

データの収集対象となる収集対象端末と通信するための情報である端末情報を端末情報データベースに格納する処理と、この端末情報データベースに格納された前記端末情報に基づいて、前記収集対象端末との通信路を確立する通信確立処理と、この通信確立処理で確立された前記通信路を介して、前記収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定処理と、この収集時間測定処理によって測定された前記収集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出処理と、この所要時間算出処理で算出された前記所要時間が、予め設定された想定時間以内であるか否かを管理する所要時間管理処理とを含むことを特徴とするデータ収集時間管理装置における収集時間管理プログラムを記録した記録媒体

技術分野

0001

本発明は、オンラインデータ収集するのに要する所要時間を管理するデータ収集時間管理装置係り、特に実際の運用状況に応じて、データ収集に要する所要時間を管理することのできるデータ収集時間管理装置、データ収集時間管理システム及びデータ収集時間管理装置における収集時間管理プログラムを記録した記録媒体に関する。

背景技術

0002

従来、電力計ガスメータ、水道計などの収集対象端末のデータをオンラインで収集する場合には、一定時間内にすべての収集対象端末のデータ収集を終了させなければならないという制約があることから、運用前に行われる性能測定等に基づいて収集対象端末数を制限することによって、一定時間内にすべての収集対象端末からのデータを収集できるようにしていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上述した従来のオンラインデータの収集では、運用前の性能測定で得られた収集時間と実際の収集時間とが食い違うことから、制限した収集対象端末数に満たないにも関わらず、一定時間内に全収集対象端末のデータをオンラインで収集できないという問題点が発生したり、制限した収集対象端末数よりも多くの端末からのデータを収集できるにも関わらず、端末数を制限してしまうことによって収集効率が悪くなるという問題点も発生していた。

0004

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、実際の運用状況に応じて、データ収集に要する所要時間を管理することのできるデータ収集時間管理装置、データ収集時間管理システム及びデータ収集時間管理装置における収集時間管理プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明であるデータ収集時間管理装置は、データの収集対象となる収集対象端末と通信するための情報である端末情報を格納する端末情報データベースと、この端末情報データベースに格納された前記端末情報に基づいて、前記収集対象端末との通信路確立する通信確立手段と、この通信確立手段で確立された前記通信路を介して、前記収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定手段と、この収集時間測定手段によって測定された前記収集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出手段とを含むことを特徴とする。

0006

この請求項1の発明によれば、実際の運用状況に応じて、データの収集に要する所要時間を管理することができる。

0007

請求項2に記載の発明であるデータ収集時間管理装置の所要時間算出手段は、前記収集時間の合計と、前記通信路を切り換えるときに必要な待ち時間とに基づいて前記所要時間を算出することを特徴とする。

0008

この請求項2の発明によれば、実際の運用状況に応じた所要時間の算出を行うことができる。

0009

請求項3に記載の発明であるデータ収集時間管理装置の所要時間算出手段は、前記収集対象端末を前記収集時間の長さに影響する条件が同一となるグループに分けて、そのグループ毎に平均収集時間を算出し、この平均収集時間に基づいて前記所要時間を算出することを特徴とする。

0010

この請求項3の発明によれば、収集対象端末数を変化させた場合の所要時間をシミュレーションして予測することができる。

0011

請求項4に記載の発明であるデータ収集時間管理システムは、データ収集の対象となる収集対象端末からのデータ収集に要する所要時間を管理する複数のデータ収集時間管理装置と、これらのデータ収集時間管理装置を接続する通信網と、この通信網を介して前記データ収集時間管理装置から前記所要時間に関する情報を取得し、前記データ収集時間管理装置のうちの1つのデータ収集時間管理装置で前記所要時間が予め設定された想定時間を超えたときには、予め設定された優先順位に基づいて他のデータ収集時間管理装置に前記収集対象端末を振り分ける所要時間管理装置とを含むことを特徴とする。

0012

この請求項4の発明によれば、実際の運用状況に応じて、データの収集に要する所要時間を管理することができるとともに、データ収集時間管理装置間での負荷平準化を行うことができる。

0013

請求項5に記載の発明であるデータ収集時間管理装置における収集時間管理プログラムを記録した記録媒体は、データの収集対象となる収集対象端末と通信するための情報である端末情報を端末情報データベースに格納する処理と、この端末情報データベースに格納された前記端末情報に基づいて、前記収集対象端末との通信路を確立する通信確立処理と、この通信確立処理で確立された前記通信路を介して、前記収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定処理と、この収集時間測定処理によって測定された前記収集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出処理と、この所要時間算出処理で算出された前記所要時間が、予め設定された想定時間以内であるか否かを管理する所要時間管理処理とを含むことを特徴とする。

0014

この請求項5の発明によれば、実際の運用状況に応じて、データの収集に要する所要時間を管理することができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明に係るデータ収集時間管理装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。

0016

図1に示すように、本発明のデータ収集時間管理装置を含むオンラインデータのデータ収集システム1は、電力計などのデータの収集対象となる収集対象端末2a、2b・・・2nと、この収集対象端末2a、2b・・・2nがそれぞれデータの送受信を行うための送受信装置3a、3b・・・3nと、電話回線やPHS、携帯電話などの回線を含む通信網4と、収集対象端末2a、2b・・・2nからのデータ収集に要する時間を管理するデータ収集時間管理装置5と、このデータ収集時間管理装置5がデータの送受信を行うための送受信装置6と、収集対象端末2a、2b・・・2nと通信するための情報である端末情報を格納する端末情報データベース7と、収集対象端末2a、2b・・・2nからのデータ収集に要する所要時間などに関する収集時間情報を格納する収集時間情報データベース8とから構成されている。

0017

さらに、データ収集時間管理装置5は、端末情報データベース7に格納された端末情報に基づいて、収集対象端末2a、2b・・・2nとの通信路を確立する通信確立手段11と、この通信確立手段11で確立された通信路を介して、収集対象端末2a、2b・・・2nとデータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定手段12と、この収集時間測定手段12によって測定された収集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出手段13と、この所要時間算出手段13で算出された所要時間が、予め設定された想定時間以内であるか否かを管理する所要時間管理手段14とを含んでいる。

0018

なお、データ収集時間管理装置5は、各種の処理を行うためのCPUと、この処理の命令を記憶する記憶手段とを含む通常のコンピュータシステムによって構成され、データ収集時間管理装置5で行われる各処理の命令やタイミング制約は記憶手段に保持されており、必要に応じてCPUにロードされ、実行がなされる。

0019

また、送受信装置3a、3b・・・3n、6はモデムなどの変復調するための装置であって、電話回線や、携帯電話などの無線回線専用回線などさまざまな回線と通信路を確立してデータの送受信を行うことのできる装置である。したがって、通信網4も電話回線や、携帯電話などの無線回線、専用回線など、さまざまな回線を含んでいる。

0020

次に、図2及び図3フローチャートに基づいて本実施形態のデータ収集時間管理装置によるデータ収集に要する所要時間の管理処理について説明する。

0021

まず、所要時間の管理処理を行う前に、収集対象端末となる電力計やガスメータ、水道計などの登録を予め行っておく。この登録では、データ収集時間管理装置5が各収集対象端末2a、2b・・・2nと通信するために必要な情報である端末情報を端末情報データベース7に格納する。この端末情報には、収集対象端末の電話番号やID番号などの識別子のほか、収集対象端末の機種やモデムの種類、通信回線などに関する情報が含まれており、例えば収集対象端末の機種としては高圧用メータ低圧用メータ、深夜電力用メータなどの機種区分が含まれており、通信回線としては、電話回線、PHSや携帯電話などの無線回線、専用回線などの回線の種類が含まれている。

0022

そして、収集対象端末2a、2b・・・2nが登録され、端末情報が端末情報データベース7に格納されると、データ収集に要する所要時間の管理処理が開始される。

0023

まず、オペレータによってデータを収集する命令が入力されるか、あるいは予め設定されたデータ収集時刻になると、データ収集時間管理装置5は、データ収集を開始するために、ATコマンド電文などのコマンドを生成して送受信装置6とのセッションを確立する(S201)。このとき、図3に示すように、データ収集時間管理装置5はセッションの確立を要求するコマンドを送受信装置6に送信し(S301)、送受信装置6からはセッションを確立する旨のコマンドが返送される(S302)。

0024

そして、このセッションが確立されたら、データ収集時間管理装置5は端末情報データベース7を検索して、まず収集対象端末2aの端末情報を取得する(S202)。そして、所定の待ち時間だけ待った後に(S203)、収集対象端末のデータをオンラインで収集するのに要する時間である収集時間の測定を開始する(S204)。

0025

ここで、所定の待ち時間とは、モデムなどの送受信装置3a、3b・・・3n、6において収集対象端末の切り替えに要する時間やデータ収集時間管理装置5におけるデータベースへの登録時間などが含まれる。さらに、この待ち時間は、モデムの種類や通信回線の種類などの違いを考慮することによって、より正確な待ち時間を設定することができる。

0026

そして、データ収集時間管理装置5は、端末情報に含まれている収集対象端末の電話番号やID番号などに基づいて、収集対象端末2aとの間に送受信装置3aを介してセッションを確立する(S205)。このとき、図3に示すように、データ収集時間管理装置5はセッションの確立を要求するコマンドを送受信装置6及び送受信装置3aを介して収集対象端末2aに送信し(S303)、収集対象端末2aからは送受信装置3a及び送受信装置6とを介してセッションを確立する旨のコマンドが返送される(S304)。

0027

こうして、収集対象端末2aとの間にセッションが確立されたら、データ収集時間管理装置5は、収集対象端末2aとの間でデータの送受信を行い(S206、S305)、データの送受信が完了したら、収集対象端末2aとのセッションを切断する(S207)。このとき、図3に示すように、データ収集時間管理装置5はセッションの切断を要求するコマンドを送受信装置6及び送受信装置3aを介して収集対象端末2aに送信し(S306)、収集対象端末2aからは送受信装置3a及び送受信装置6とを介してセッションを切断する旨のコマンドが返送される(S307)。

0028

そして、収集対象端末2aとのセッションが切断されると、収集対象端末2aにおけるデータの収集時間の測定を終了する(S208)。このとき、測定された収集時間は収集時間情報データベース8に格納される。

0029

そして、全ての収集対象端末におけるデータ収集が終了したか否かを判断し(S209)、まだ終了していないときにはステップS202に戻って次の収集対象端末におけるデータ収集を繰り返して行い、すべての収集対象端末2a、2b・・・2nにおけるデータ収集が終了しているときには送受信装置6とのセッションを切断する(S210)。このとき、図3に示すように、データ収集時間管理装置5はセッションの切断を要求するコマンドを送受信装置6に送信し(S308)、送受信装置6からはセッションを切断する旨のコマンドが返送される(S309)。

0030

こうして、すべての収集対象端末におけるデータ収集が終了し、収集時間が測定されたら、次にデータの収集時間に関する情報である収集時間情報の算出を行う。

0031

まず、収集対象端末のグループ分けを行う(S211)。このグループ分けは、データの収集時間の長さに影響する条件が同一となるグループに収集対象端末を分けるもので、例えばメータの種類によってデータの収集時間に差がでるので、高圧用メータ、低圧用メータ、深夜電力用メータなどのメータの機種毎のグループ分けを行ったり、通信回線によっても収集時間に違いがでるので電話回線、PHSなどの無線回線、モデムの種類などの回線毎のグループ分けを行うこともある。

0032

そして、このグループ分けが行われたら、各グループ毎にデータの収集に要する所要時間を算出する。まず、収集時間情報データベース8を検索して、グループ毎に各グループに属する収集対象端末のデータの収集時間を取得する(S212)。

0033

そして、取得した収集時間を合計してグループの合計収集時間を算出し(S213)、さらにグループに属する収集対象端末数で合計収集時間を割って平均収集時間を算出する(S214)。ここで、算出された合計収集時間や平均収集時間は収集時間情報データベース8に格納される。

0034

そして、すべてのグループにおける計算が終了したか否かを判断し(S215)、終了していないときにはステップS211に戻って、残ったグループの合計収集時間と平均収集時間の算出を行い、すべてのグループの計算が終了しているときには、次にすべての収集対象端末からのデータ収集に要する所要時間の算出を行う(S216)。この所要時間の計算は、すでに算出されているグループ毎の合計収集時間の和と、待ち時間を収集対象端末数だけ乗算した値とを足して算出することができる。すなわち、
所要時間=グループ毎の合計収集時間の和+待ち時間×全収集対象端末数によって算出することができる。ここで、算出された所要時間は収集時間情報データベース8に格納される。

0035

こうして所要時間が算出されると、この所要時間が予め設定された想定時間内であるか否かを判断し(S217)、想定時間を越えている場合には警告をディスプレイなどに表示し(S218)、想定時間以内のときにはデータ収集時間管理装置5における所要時間の管理処理は終了する。

0036

このように、本実施形態のデータ収集時間管理装置5によれば、実際に運用しているシステムでデータの収集時間を測定して所要時間を算出しているので、実際の運用状況に応じた所要時間の管理を行うことができる。

0037

次に、登録されている収集対象端末数を変化させる場合において、データ収集時間管理装置5によって行われる所要時間のシミュレーションを説明する。

0038

一例として、図4に示すように、データ収集時間管理装置41が管理しているA地区、B地区、C地区のうち、A地区に高圧用電力計100台、低圧用電力計50台、深夜電力用電力計10台を追加する場合についてシミュレーションする。

0039

まず、現在のデータ収集時間管理装置41におけるデータの収集スケジュールが0:00〜6:00の間で、現在登録されているA地区の収集対象端末のデータ収集に要する所要時間が4時間、待ち時間Xが20秒であるとする。

0040

このとき、データ収集時間管理装置41はA地区収集時間情報データベース42Aを検索して、高圧用、低圧用、深夜電力用、それぞれの電力計の平均収集時間を取得して追加した収集対象端末による所要時間の増加を算出する。例えば、高圧用電力計1台あたりの平均収集時間K1=40秒、低圧用電力計1台あたりの平均収集時間T1=35秒、深夜電力用電力計1台あたりの平均収集時間S1=30秒である場合には、追加した電力計によって増加する所要時間は、
(K1+X)×100台+(T1+X)×50台+(S1+X)×10台
=6000秒+2750秒+500秒=9250秒
=2時間34分1秒
と算出することができる。

0041

したがって、現在のデータ収集に要する所要時間が4時間で、追加された電力計による所要時間が2時間34分1秒なので、データ収集時間管理装置41が、0:00にデータ収集を開始すると、データ収集に6時34分1秒までかかってしまうことになり、この場合の電力計の追加によって6:00までの収集スケジュールを34分1秒オーバーしてしまうというシミュレーション結果を得ることができる。

0042

これによって、データ収集時間管理装置41は警告を発するなどして、スケジュールをオーバーしてしまうことを知らせる。

0043

このように、収集対象端末の機種、あるいは通信回線などのグループ毎に平均収集時間を算出しておくことによって、収集対象端末数を変化させたい場合にデータの収集に要する所要時間をシミュレーションして予測することができる。

0044

なお、上述したデータ収集時間管理装置5の各処理を実現するためのプログラムは記録媒体に保存することができ、この記録媒体をコンピュータシステムによって読み込ませることにより、前記プログラムを実行してコンピュータを制御しながら上述したデータ収集時間管理装置5の各処理を実現することができる。ここで、前記記録媒体とは、メモリ装置磁気ディスク装置光ディスク装置等、プログラムを記録することができるような装置が含まれる。

0045

次に、上述したデータ収集時間管理装置を複数用いて、広域におけるデータ収集に要する所要時間を管理するデータ収集時間管理システムの実施形態を図面に基づいて説明する。

0046

図5に示すように、データ収集時間管理システム51は、A地域におけるデータ収集に要する所要時間を管理するデータ収集時間管理装置52Aと、A地域における収集対象端末の端末情報を格納する端末情報データベース53Aと、A地域における収集時間情報を格納する収集時間情報データベース54Aと、B地域におけるデータ収集に要する所要時間を管理するデータ収集時間管理装置52Bと、B地域における収集対象端末の端末情報を格納する端末情報データベース53Bと、B地域における収集時間情報を格納する収集時間情報データベース54Bと、C地域におけるデータ収集に要する所要時間を管理するデータ収集時間管理装置52Cと、C地域における収集対象端末の端末情報を格納する端末情報データベース53Cと、C地域における収集時間情報を格納する収集時間情報データベース54Cと、これらのデータ収集時間管理装置52A、52B、52Cと接続された通信網55と、この通信網55を介してデータ収集時間管理装置52A、52B、52Cにおけるデータ収集に要する所要時間を管理する所要時間管理装置56と、データ収集時間管理装置52A、52B、52Cにおける端末情報を統合して格納する統合端末情報データベース57と、データ収集時間管理装置52A、52B、52Cにおける収集時間情報を統合して格納する統合収集時間情報データベース58とから構成されている。

0047

ここで、データ収集時間管理装置52A、52B、52Cは、それぞれ図1に示すデータ収集時間管理装置5と同様のものである。

0048

また、統合端末情報データベース57は、図1に示す端末情報データベース7と同様の情報を格納するものであり、統合収集時間情報データベース58も図1に示す収集時間情報データベース8と同様の情報を格納するものである。

0049

また、通信網55は、電話回線や、携帯電話などの無線回線、専用回線などの回線を含むほか、WANやLANなどのネットワークであってもよい。

0050

次に、図6のフローチャートに基づいて本実施形態のデータ収集時間管理システム51によるデータの収集に要する所要時間の管理処理について説明する。

0051

まず、所要時間管理装置56は、各データ収集時間管理装置52A、52B、52Cの収集時間情報データベース54A、54B、54Cから収集時間情報を取得し、統合収集時間情報データベース58に格納する(S601)。そして、この収集時間情報に基づいて、所要時間管理装置56は各データ収集時間管理装置52A、52B、52Cにおける所要時間が収集スケジュールをオーバーしているか否かを判断する(S602)。ここで、収集スケジュールをオーバーしているデータ収集時間管理装置がないときには収集時間の管理処理は終了する。

0052

また、収集スケジュールをオーバーしているデータ収集時間管理装置があるときには、オーバーしているデータ収集時間管理装置の収集対象端末を他のデータ収集時間管理装置に振り分けるために、まず予め設定されている振り分け優先順位を取得する(S603)。この振り分け優先順位とは、収集スケジュールをオーバーしたデータ収集時間管理装置の収集対象端末を、他のデータ収集時間管理装置に振り分けるために、予め設定された順位である。例えばデータ収集時間管理装置52Aが収集スケジュールをオーバーしたときには、まずデータ収集時間管理装置52Bに収集対象端末を振り分け、このデータ収集時間管理装置52Bに振り分けることができなかったときには、次にデータ収集時間管理装置52Cに振り分けるというように、予め収集対象端末を振り分ける順番が決められている。

0053

そして、この優先順位に基づいて、まず優先順位の最も高いデータ収集時間管理装置に収集対象端末を振り分ける場合について、予想される所要時間を算出する(S604)。ここで行われる所要時間の算出は、図2のステップS216で行われる計算と同様の計算が、統合収集時間情報データベース58に基づいて行われる。

0054

そして、算出された所要時間に基づいて、振り分けられたデータ収集時間管理装置において、データ収集が収集スケジュール内で終了するか否かを判断し(S605)、終了する場合には収集時間の管理処理は終了し、終了しないときには次の優先順位のデータ収集時間管理装置があるか否かを判断する(S606)。ここで、次の優先順位があるときにはステップS604に戻って再び予想される所要時間を算出して(S604)収集スケジュール内で終了するか否かを判断し(S605)、次の優先順位がないときには収集対象端末を他のデータ収集時間管理装置に振り分けることができないので、警告をディスプレイなどに表示して(S607)収集時間の管理処理は終了する。

0055

このように、複数のデータ収集時間管理装置におけるデータ収集状況を所要時間管理装置で一括して管理することにより、収集対象端末を広範囲に振り分けることができるので、データ収集時間管理装置間での負荷の平準化を行うことができる。

発明の効果

0056

以上説明してきたように、本発明のデータ収集時間管理装置、データ収集時間管理システム及びデータ収集時間管理装置における収集時間管理プログラムを記録した記録媒体は、実際の運用状況に応じて、データの収集に要する所要時間を管理することができる。

図面の簡単な説明

0057

図1本発明によるデータ収集時間管理装置を含むデータ収集システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。
図2図1に示すデータ収集時間管理装置5におけるデータの収集に要する所要時間の管理処理を説明するためのフローチャートである。
図3図1に示すデータ収集時間管理装置5におけるデータの収集時間の測定を説明するための図である。
図4図1に示すデータ収集時間管理装置5における所要時間のシミュレーションを説明するための図である。
図5本発明によるデータ収集時間管理システムの一実施形態の構成を示す図である。
図6図5に示すデータ収集時間管理システムにおけるデータの収集に要する所要時間の管理処理を説明するためのフローチャートである。

--

0058

1データ収集システム
2a、2b・・・2n収集対象端末
3a、3b・・・3n、6送受信装置
4、55通信網
5、41、52A、52B、52Cデータ収集時間管理装置
7、53A、53B、53C端末情報データベース
8、42A、42B、42C、54A、54B、54C収集時間情報データベース
11通信確立手段
12 収集時間測定手段
13所要時間算出手段
14 所要時間管理手段
51 データ収集時間管理システム
56 所要時間管理装置
57統合端末情報データベース
58統合収集時間情報データベース

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