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技術 複合エラストマーヤーン

出願人 ザクウォンタムグループインコーポレイテッド
発明者 ブルーナージェフリーダブリュー
出願日 1997年12月18日 (22年2ヶ月経過) 出願番号 1998-530092
公開日 2001年6月12日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2001-507763
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード ポリウレタン充填 サポート特性 貯蔵パッケージ 陸上運送 溶融バス 屋外家具 金属皿 シート組立体
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図面 (6)

課題・解決手段

重合体コア(2)、コアの回りに配置された熱可塑性重合体シース(3)及びシース(3)の回りに配置されかつ機械的に固着された繊維(4)を含む、複合エラストマーヤーン(1)に関する。シース(3)を構成する材料の融点温度は、コア(2)の融点温度よりも少なくとも約10℃、好ましくは約50℃〜約75℃低い。当該ヤーン(1)の製法及び物品についても開示する。

概要

背景

概要

重合体コア(2)、コアの回りに配置された熱可塑性重合体シース(3)及びシース(3)の回りに配置されかつ機械的に固着された繊維(4)を含む、複合エラストマーヤーン(1)に関する。シース(3)を構成する材料の融点温度は、コア(2)の融点温度よりも少なくとも約10℃、好ましくは約50℃〜約75℃低い。当該ヤーン(1)の製法及び物品についても開示する。

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請求項1

熱可塑性重合体コア;該コアの回りに配置された熱可塑性重合体のシースであって、該シースの融点温度が前記コアの融点温度より少なくとも約10℃低いシース;及び、該シース中に固着されかつその回りに配置された繊維、を含むことを特徴とする複合エラストマーヤーン

請求項2

該コアがモノフィラメントからなる、請求項1に記載のヤーン

請求項3

該コアが複数のフィラメントからなる、請求項1に記載のヤーン。

請求項4

前記繊維が弛緩性テクスタイル材料からなる、請求項1に記載のヤーン。

請求項5

前記繊維が非弛緩性繊維からなる、請求項1に記載のヤーン。

請求項6

請求項7

該シースの融点温度より上であるが該コアの融点温度未満に該シースを加熱することによって、該繊維を該シースに物理的に結合した、請求項1に記載のヤーン。

請求項8

該シースの融点温度が、コアの融点温度より約50℃〜約75℃低い、請求項1に記載のヤーン。

請求項9

複合エラストマーヤーンの製造方法であって、熱可塑性重合体のコア及びコアの回りに配置された熱可塑性重合体のシースを含むシース−コア成分であって、シースの融点温度がコアの融点温度より少なくとも約10℃低いシースを与える工程;シース−コア成分を、シースが少なくとも軟化するが、コアの融点温度未満の温度に加熱する工程;繊維を緊密な機械的接触によってシースの回りに配置する工程;及び、複合エラストマーヤーンを冷却して該繊維を該シースに固着する工程、を含むことを特徴とする方法。

請求項10

前記配置工程が、前記加熱工程より前に起こる、請求項9に記載の方法。

請求項11

該コアが、モノフィラメントからなる、請求項9に記載の方法。

請求項12

該コアが、複数のフィラメントからなる、請求項9に記載の方法。

請求項13

該シース−コア成分を、繊維をシースの回りに配置する前に、弛緩長さの約10%〜約500%まで伸長する、請求項9に記載の方法。

請求項14

該繊維が、綿、カーボン、ウール、人工セルロース誘導体、ポリアミド、ポリエステル、フルオロカーボンポリマー、ポリベンズイミダゾール、ポリオレフィン、ポリスルフィド、ポリアクリロニトリル、ポリメタフェニレンイソフタルアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ファイバーグラス、ポリ(ビニルアルコール)及びこれらの2以上の組み合わせからなる群より選ばれる、請求項9に記載の方法。

請求項15

シースの融点温度が、コアの融点温度より約50℃〜約75℃低い、請求項9に記載の方法。

請求項16

シートフレームと、該フレームにわたって伸長しかつ取り付けた低断面のシートサスペンションとを有するシート組立体であって、該シートサスペンションが複合エラストマーヤーンを含むファブリックを含み、該複合エラストマーヤーンが熱可塑性重合体のコアと、該コアの回りに配置された熱可塑性重合体のシースであって、該シースの融点温度がコアの融点温度より少なくとも約10℃低いシースと、該シースに機械的に固着されかつその回りに配置された繊維とを含むことを特徴とするシート組立体。

請求項17

上、海上又は航空の乗物に取り付けられる、請求項16に記載のシート組立体。

請求項18

請求項16に記載のシート組立体を含む市販の屋内家具

請求項19

請求項16に記載のシート組立体を含む市販の屋外家具

請求項20

請求項16に記載のシート組立体を含む住宅用屋内家具。

請求項21

請求項16に記載のシート組立体を含む住宅用屋外家具。

--

0001

発明の技術分野
本発明は、家具シートファブリックへの使用に適したある種の複合エラスト
マーヤーン、その複合エラストマーヤーンの製造方法及びその複合エラストマー
ヤーンを含むファブリックを取り入れている物品に関する。本発明の複合エラス
トマーヤーンは、屋内及び屋外家具のシート用ファブリックであって、自動車
オートバイトラックバス電車等のような種々の陸上輸送、並びに種々の航
空機及び船舶に取り付けられるシート(底及び背の双方)への使用に特に好適で
あり、これは、軽さと強度の組み合わせ、快適性及びスタイルが要求される。

背景技術

0002

従来、エラストマーの特性を有するファブリックを製造するために使用される
エラストマーヤーンは、典型的にゴム及びエラストマーのポリウレタン、例えば
スパンデックスであり、これは高い摩擦係数を有するものである。その結果、エ
ラストマーヤーンは、典型的テクスタイルヤーン及びファブリック製造工程にお
いて取り扱いが難しく、かつ人体直接接触すると不快である。従って、ゴム又
はポリウレタンをヤーン又はファブリック構造で覆うか、被覆するか又はある他
の方法で隠して、所望の審美性デザイン、快適性、消耗及び耐久特性を、大部
分の衣料家庭備品医療、自動車、航空機及び船舶の用途、並びに他の産業
的ファブリックの用途に使用される場合に提供することが必要である。

0003

自動車、航空機及び船舶の用途において、エラストマーヤーンは、乗物シート
を覆うために使用されるファブリックに取り入れられている。種々の形態の
、航空及び海上輸送に見られる乗物シートは、しばしば嵩高いポリウレタン充填
材料又は成形フォームクッション材の組み合わせを変化させて構成され、その後
ワイヤーフレームに取り付け、又は金属皿押しつけ、かつファブリックで覆
われる。ファブリックは、典型的にある大きさに切断し、縫われることによって
シートに含まれる材料を含みかつ保護し、及び乗物インテリアデザイン計画

適な、快適で耐久的かつ魅力的仕上がりを提供する。選ばれる材料の組合せに
より、ばね又はゴムひもをしばしばシートに使用して、乗物シート組立体に大き
な静的及び動的サポート特性、並びに乗客の快適さを提供する。しかしながら、
この種のシート組立体において、フォームクッション材、充填材料及びばね又は
ゴムひもを広範に使用すると完成品の重量をかなり増加するので、低燃費がしば
しば目的である乗物の用途には望ましくない。更に、これらの別々の部品の組合
せを変えて使用すると、高い材料費のシート組立体になる。これは、複雑な組立
手順、及び大きな人件費のためである。

0004

薄い断面(thin profile)のシートも開発されたが、このシートは、多くの家具
ファブリックに要求される審美的品質を与えない。この種の薄い断面シートの例
は、Stumpfら、国際出願番号PCT/US93/05731に見られ、この出願はここで参考と
して取り入れられる。ここでは事務イスが、開示される。

0005

従って、本発明の目的は、エラストマーの特徴を有する複合ヤーンを提供する
ことにある。

0006

本発明の他の目的は、ファブリックに使用するのに好適な複合エラストマーの
ヤーンであって、支持性及び快適性を与える一方で、フォーム材料、ばね又はゴ
ひもの必要性を有意に減少をさせるものを提供することにある。

0007

本発明の更に別の目的は、複合エラストマーのヤーンであって、多種多様な表
テクスチャー及び繊維密度適応し得るものを提供することにある。

0008

更に、本発明の別の目的は、複合エラストマーヤーンの成形方法であって、支
持性及び快適性のあるファブリックで、多種多様な表面テクスタイル及び繊維密
度を適応し得るものを使用するのに好適な複合エラストマーヤーンの成型方法
提供することにある。

0009

本発明の、更に別の目的は、乗物シートファブリックに使用するのに好適な複
合エラストマーヤーンの成型方法を提供することにある。
発明の要約

0010

本発明は、複合エラストマーヤーン、その製造方法、及びこの種のヤーンが使
用される物品に関する。本発明のヤーンは、重合体コア、コアの回りに配置さ
れた熱可塑性重合体シース、及び、シース中に配置されかつその回りに機械
に固着された繊維を含む。本発明のある態様の重要な特徴は、重合体のコアが、
熱可塑性重合体のコアであり、かつシースを含む材料の融点温度がコアを含む材
料の融点温度より少なくとも約10℃、好ましくは約50℃〜約75℃低いことを要求
する。

0011

本発明の方法の特徴は、以下の工程を含む:複合エラストマーヤーンであって
、熱可塑性重合体のコア及びコアの回りに配置された熱可塑性重合体のシースを
含み、シースの融点温度が、コアの融点温度より少なくとも約10℃低いシースを
与える工程、複合エラストマーヤーンを、シースのおよそ融点温度以上であるが
コアの融点温度未満に加熱する工程、繊維を緊密な機械的接触によってシースの
回りに配置する工程、及び複合エラストマーヤーンを冷却して前記繊維を前記シ
ースに機械的に固着する工程。ある好適な態様において、方法は更に複合エラス
トマーのヤーンを弛緩した状態の約10%〜約500%に伸長することを、前記繊維
を配置する工程の前に含む。この好ましい方法は、得られる複合ヤーンの繊維密
度及び/又は嵩高さを変化させる製造者能力を向上する。

0012

本発明の物品は、家具ファブリックに関し、特に、シート及び椅子の背に使用
される複合エラストマーヤーンを含むシートファブリック、オフィス及び/又は
住宅環境において使用され、又は種々の形態の陸上運送、例えば自動車、オート
バイ、トラック、バス、電車等、並びに種々の航空機及び船舶に取り付けられる
ベンチ及びソファーに関する。乗物シート組立体において複合エラストマーヤー
ンを含むファブリック使用することによって、強さ、快適性及び弾性を有するフ
ブリックは、優れた審美的品質と組み合わせて達成されてもよい。ある好適な
態様において、薄い断面の乗物シート組立体は、複合エラストマーヤーンを含む
ファブリックで構成され得、これは、嵩高いフォームクッション、充填材料、ば
ね又はゴムひもを必要としない一方で、支持性、快適性及び外観の望ましい組合
せを維持する。

図面の簡単な説明

0013

図1は、本発明の第一態様に従う複合エラストマーヤーンの部分的断面、部分
的斜視図である。

0014

図2は、多重フィラメントコアを有する本発明の第二態様の部分的断面、部分
的斜視図である。

0015

図3は、側面図配列の第一図であって、シースの表面上に繊維を配置する前の
、内部のヤーンの部分を示すものである。

0016

図4は、側面図配列の第二図であって、繊維の図3の部分的シース表面上への
配置を、内部のヤーンを伸長する前に行うことを示すものである。

0017

図5は、側面図配列の第三図であって、複合ヤーンが伸長された状態から緩め
られ、繊維はシースの表面に配置されて及び固着された後の、図3の一部を示し
ている。
好ましい態様の詳細な説明
ヤーン

0018

ここで開示されるように、本発明の好ましい複合ヤーンは、低伸長/高弾性率
の態様及び高伸長/低弾性率の態様の双方の性質を改善した。特に、本発明の複
合ヤーンは、審美的魅力のある外部表面に、伸長された及び弛緩された形態、表
面繊維とエラストマーのコアとの改善された粘着、及び改善された摩滅抵抗を提
供する。更に、本発明の好ましい複合ヤーンは、電気伝導性ヤーンを内部に固定
しかつ隠すと同時に、可燃性のエラストマーを不可燃物又は耐火性繊維で覆うこ
とによって、燃えない又は火炎伝播が広がらない弾性ヤーンを製造することがで
きる。

0019

審美的な視野から、本発明の複合ヤーンは、所望の用途に応じた変化する程度
の嵩高さ及び変化する基準で製造でき、及び表面繊維がヤーンコアに機械的に固
着されているので、ヤーン又はファブリック形態に繊維損失を最小にしてブラ
をかけることができる。自動車、航空機及び船舶用の乗物シート用のファブリ
クに使用される場合、本発明のヤーンの性質の組合せは、フォームクッション材
、充填材料、ばね及びゴムひもの組合せによって既に達成された、必要な支持性
、快適性及び外観を提供する。

0020

本発明の複合ヤーンは、好ましくは熱可塑性重合体のコア、該コアの回りに配
置された熱可塑性重合体のシース、及びシースの回りに配置されかつ機械的に固
着された繊維を含む。図1に、一般な本発明1の好ましい複合ヤーンの一部分を
示す。更に図1に示すように、ヤーンは、コア2、シース3及びシースの回りに
配置され及び機械的に固着された繊維4からなる。固着された繊維は、短く、個
々の繊維のストランドとして図に例示されているが、一定の態様において、「繊
維」は、シースの回りに配置されたヤーンの一部をなしても又は組み込まれてい
てもよいことも認識されるべきである。一定の態様において、内部のヤーンのコ
ア成分は、熱可塑性重合体のモノフィラメントを含む一方で、他の態様において
は、図2に示すように、コアは、複数の熱可塑性重合体のフィラメント5を含み
、それは、公知技術の数多くの代替形態(即ち、束ねたもの、られたもの、編
まれたもの)で構成されてもよい。

0021

本発明の内部のヤーンは、好ましくは、コア成分及びシース成分を含む。上述
の通り、一定の態様において、コア成分はモノフィラメントを含む一方で、他の
態様におけるコア成分は、複数のフィラメントを含む。コアを含む重合体の材料
は、モノフィラメント又は多重フィラメントのいずれの態様においても、好まし
くは、比較的高い融点温度を示すポリマーを含む。コアを含む材料の融点温度は
、約185℃〜約240℃、好ましくは約200℃〜約230℃であることが好ましい。これ
と比較して、内部のヤーンのシース成分を含む重合体の材料は、好ましくはコア
材料の融点温度より少なくとも10℃低い融点温度を示すポリマーを含む。シース
を含む材料の融点温度が、約100℃〜約200℃、及び好ましくは約160℃〜約190℃
であることが好ましい。

0022

コア材料シース材料との相対的な融点が少なくとも約10℃異なるとすれば、
コア及びシースを含む材料は、熱可塑性性質を示す多種多様な容易に利用できる
ポリマーから選ばれ得る。しかしながら、コアとシースとを含む材料間の融点温
度の差が約50℃〜約75℃であることが、次の製造工程において、より柔軟性にす
るためには好ましい。異なる融点を有する材料を使用することによって、内部の
ヤーンのシース成分は、少なくともシース材料の軟化及び/又は粘着しやすくす
るようになる温度までであって、内部のヤーンのコア成分が実質的に固体及び志
向の形態のままである間、加熱されてもよい。

0023

高弾性率/低伸長のヤーンについて、本発明の内部のヤーンのコア成分の硬さ
は、ショーア D(Shore D)硬度スケールで測定して、好ましくは約38〜約82、好
ましくは約45〜約72、更により好ましくは約55〜約63である。多数のポリマーが
本発明のコア成分として使用されてもよいと考えられるが、エラストマーの性質
を示す熱可塑性ポリマーが好ましく、エラストマーのポリエステルが特に好まし
い。使用される「ポリエステル」の語が、ポリエステル成分を含むポリマーを含
む意味であり、例えばポリエステル及び他のポリマー成分のコポリマーであって
グラフト及びブロックコポリマーを含むことは、当業者であれば理解できるだ
ろう。一定の好ましい態様において、コア成分は、ポリエステルブロック
しい態様によれば、コア成分は、本質的にポリエステルからなり、好ましくは、
ポリエーテルエステル及びポリエステルエステルからなる群より選ばれるポリ
ーより販売されている。

0024

好ましい態様によれば、内部のヤーンは、好ましくは、ショーア D硬度で約55
〜約63の硬度を有し、コポリエステルエラストマーを含むコア、及び柔らかく、
より低融点で、ショーア D硬度スケールで約35〜約45の硬度を有するエラストマ
ーのシースを含む。

0025

破壊点でのコアの伸長率は、好ましくは弛緩状態の約50%〜約150%であり、
好ましくは、弛緩状態の約80%〜約130%、及びより好ましくは、弛緩状態の約1
00%〜約110%である。本発明の内部のヤーンのコア成分のデニール範囲は、好
ましくは約500〜約2500、及び好ましくは、約800〜約2000である。

0026

本発明の内部のヤーンのシース成分を含む材料は、コア成分を含む材料と適合
性があってコア成分と適切な結合及び固着を確立することが好ましい。本発明の
内部のヤーンのシース成分の硬度は、ショーア D硬度スケールで測定して、好ま
しくは約30〜約40である。

0027

一定の好ましい態様において、添加剤を内部のヤーンの生成に使用される重合
体材料に含めて、特定の最終用途の要求に応じた種々の性質を向上し得る。この
種の添加剤は、加水分解安定剤、紫外光安定剤、熱安定剤色彩添加剤及び固定
剤、難燃剤及び静電気の散逸のための電気伝導性材料を含むが、これに限定され
るものではない。

0028

シースの表面の回りに図1に示すように配置されている繊維4は、一般に従来
非弾性体を含み、これは、しばしば衣料、家庭の備品、自動車、航空機及び
舶への用途、並びに他の産業及び医療用途に使用される。本発明に利用されても
よい繊維4は、最終製品に要求される特定の特徴によって、広く変化し得ること
は、当業者であれば理解されるだろう。更に上記したように、繊維は、単一かつ
個々の繊維、例えばチョップトストランドであってもよく、又は、紡がれ、捻ら
れ又はそうでなければ結んでヤーンを形成する繊維であってもよい。本発明の繊
維は、好ましくは、綿、カーボンウール人工セルロース誘導体(酢酸セルロ
ース及び再生セルロースを含む)、ポリアミド、ポリエステル、フルオロカーボ
ンポリマー、ポリベンズイミダゾールポリオレフィン(ポリエチレン及びポリ
プロピレンを含むこと)、ポリスルフィドポリアクリロニトリル、ポリメタ
ポリ塩化ビニリデン及び他の弛緩性テクスタイル材料/及び非弛緩性繊維(例え
ポリエステル)ナイロン及びポリ(ビニルアルコール)からなる群より選ばれる。
これらの繊維は、さらに型、すなわち、スフ(リング摩擦及びラップ)、シュニ
ール及びフィラメント(フラット、仮捻りエアージェットスタッファボック
ス等)によって、特徴づけられ得る。ここで使用される繊維には、自由形状の繊
維及びすでにヤーンを含む繊維の双方が含まれ得ると思われる。

0029

外側のヤーンは、好ましくは内部のヤーンの表面の回りに後述の種々の方法に
より配置されており、外側のヤーンの繊維は、内部のヤーンに固着される。その
ように配置されて、内部のヤーン及び外側のヤーンが、一緒に機械的に結合され
ると、得られた複合エラストマーヤーンは、耐久性及び摩耗抵抗を示し、かつ使
用される繊維及び使用される特定の適用方法に応じて、広範なテクスチャー及び
繊維密度が与えられる。
方法

0030

本発明の方法は、複合エラストマーヤーンの形成に関する。この方法は、好ま
しくは次の工程を含む:熱可塑性重合体のコア及びコアの回りに配置された熱可
塑性重合体のシースを含む複合エラストマーヤーンであって、シースの融点温度
が、コアの融点温度より少なくとも約10℃低いシースを与える工程、複合エラス
トマーヤーンを、シースのおよそ融点温度より上であるが、コアの融点温度未満
に加熱する工程、繊維を緊密な機械的接触によってシースの回りに配置する工程
、及び複合エラストマーヤーンを冷却して前記繊維を前記シースに機械的に固着
する工程。

0031

加熱工程が冷却の工程の前に記載されている上記の説明は、本発明で使用され
る工程の順序を制限するように理解されるべきではない。好ましい態様によれば
、例えば、繊維を完全な接触によってシースに配置する工程は、複合エラストマ
ーヤーンの加熱の前に起こる。

0032

一定の好ましい態様において、図3図5の配列で示すように、複合エラスト
マーヤーンは、繊維をシースの回りに配置する前に、弛緩長さの約10%〜約500
%まで伸長される。

0033

内部のヤーン(以下、「シース-コア成分」とする)を提供する最初の工程は
、シース-コア成分を周知技術の方法によって形成し、又は一定の予め作られた
内部のヤーンを他源から得ることを含む、種々の方法により達成され得る。シー
ス-コア成分を形成する方法は、プルトリュージョン(pulltrusion)技術を含み、
これは、コア成分を形成し、その後、コア成分をシース材料の溶融バスに通して
、シース材料の融点温度より上であるが、コア材料の融点温度未満の温度で延伸
するものである。これとは別に、コア成分はシース成分と共に、このような同時
同時押出成形に適切な温度で、押出物がより高融点材料を含むコア及びより低
融点材料を含むシースを含むような方法で、同時に同時押出成形されてもよく
、これは、Himmelreich,Jr.の米国特許第4,469,738号明細書に開示され、ここ
で参考として取り入れる。本発明の内部のヤーンを提供するための更に別のもの
は、クロスヘッド技術であり、これは内部のヤーンのコアが予め形成され、かつ
クロ
スヘッド押出成形の型の中心を通して供給され、シース材料が、予め形成された
コア材料の上の外側のジャケット又はカバーとして押し出されるものである。本
発明の方法のある態様は、モノフィラメントコアを使用し、かつ本発明の方法の
他の実施態様におけるコアは、複数のフィラメントを含むことが理解されるだろ
う。

0034

本発明の方法における他の工程は、内部のヤーンを、シース材料の融点温度よ
り上であるが、コア材料の融点温度末満である温度に加熱されることを含む。そ
のようにすることによって、シース材料は、軟化されるか又は少なくとも粘着し
やすくされて、その後適用される繊維と機械的な結合ができるようになる。ある
好ましい態様において、加熱は、複合ヤーンの製造の間であるが、ヤーンとファ
ブリックの混合前に起こる。しかしながら、他の態様において、本発明の部分的
に形成されたヤーンが、最初にファブリック製造工程に取り込まれると、本発明
のヤーンを含む得られるファブリックは、加熱された物晶になる。

0035

ある好ましい態様において、加熱された内部のヤーンは、弛緩状態を越えるが
、その弾性範囲内で、繊維の適用の前に図3図5の順序に示すように伸長され
る。この種の伸長は、得られる複合ヤーンに変化する嵩高さ及び/又は密度の程
度を獲得させる。より具体的に、図3はコア2A及びシース3Aを伸長の前に含む内
部のヤーンの部分を示す。図4は、図3に示される部分の次の図面を示し、ここ
で、内部のヤーンの部分を伸長して、繊維4Aをシース3Bの表面の回りに配置する
。シース3B及びコア2Bは、図4に示すような伸長された状態になる結果、より薄
い断面を有するものとして示される。図5は、図4に示される図面に続く図面を
示し、ここで、コア2C及びシース3Cは、本来の弛緩、即ち伸長していない状態に
戻り、繊維4Bは、図4の繊維4Aが示すより大きい密度を示す。図3〜5の順序で
示すように、内部のヤーンが伸長される場合、弛緩形態にある内部のヤーンの所
与の間隔は、繊維の適用に合わせた伸長状態において、より大きな表面積を示す
。従って、複合ヤーンをその後伸長されない状態に弛緩すると、所与の間隔内に
ある繊維の密度は、このような繊維が伸長することなく適用された場合よりも大
きくなる。その結果、内部のヤーンを繊維の適用前に伸長する程度が大きい程、
得られる複合繊維の嵩高さは大きい。

0036

ある好ましい態様において、本発明の方法は、更に内部のヤーンを弛緩長さの
約10%〜約500%に伸長する工程を、繊維の適用前に含む。伸長の最適の程度は
、内部のヤーンの形成に使用される材料及び複合ヤーンの最終用途の目的に依存
する。例えば、高弾性率熱可塑性ポリエーテル−エステル・ブロックコポリマー

約10%〜約40%、及び好ましくは約12%〜約18%ある。
より低い弾性率エラストマー、例えばE.I.Du Pont de Nemours & co.,Inc.に
300%〜約500%及び好ましくは約350%〜約425%である。ある好ましい態様にお
いて、繊維の適用の前に内部のヤーンを伸長することによって、得られる複合ヤ
ーンがファブリック製造工程(すなわち製織、編み等)に使用される場合、複合
ヤーン表面に固着された繊維により課される重大な制限なく自由に伸長及び回復
できる。所望の製造工程及び最終用途に従い、伸長工程が一部にあるこれらの態
様に対して、内部のヤーンがヤーン形態にある場合、又はそれがすでにファブリ
ックに加工されるか又はファブリックに部分的に加工される場合に、伸長工程は
起こり得ることが理解される。

0037

本発明の方法における他の工程は、繊維を緊密な機械的接触により加熱された
内部のヤーンの回りに配置することを含む。上述の通り、ある好ましい態様にお
いて、繊維の配置は、内部のヤーンがヤーン形態にあるときに起きる。しかしな
がら、他の態様において、内部のヤーンが、ファブリック製造工程にすでに使用
されると、繊維の適用が、ファブリックの表面でなされる。内部のヤーンの回り
に配置された繊維は、遊離繊維の形態で又はヤーンの形態で又はそれらの組合せ
の形態であってもよいことが理解される。適用される繊維、所望の嵩高さ及び所
望の最終用途によって、そのように配置された繊維の形態は変化し、かつ繊維が
配置されていてもよい方法には、ラッピングスピニングツイスティング、フ
ロッキング、又は他の周知技術の手順を含む。しかしながら、内部のヤーンの回
りにそのように配置された繊維によって、前記繊維は、少なくとも内部のヤーン
のシース成分に深く入りこむことによって、それに対する機械的な結合を達成し
得る。

0038

外側のテクスタイルの繊維を内部のヤーンに固定するための加熱/接着工程は
、内部のシース/コアヤーンのまわりの繊維の配置の直後であって、完成した複
合ヤーンが、その貯蔵パッケージに巻かれる直前にあることが好ましい。これと
は別に、加熱/接着は、ファブリック形態中及び又は内部のシース/コアヤーンを
加熱することによって、外側のテクスタイル繊維の配置の前に行われ得る。

0039

本発明の方法における最終工程は、複合エラストマーヤーンを冷却して、繊維
の内部のヤーンへの固着を実施することを含む。

0040

物品

0041

本発明の得られる複合エラストマーヤーンは、ファブリック製造工程における
ファブリック物品であって、自動車、航空及び船舶用途の乗物シートに使用する
ために非常に適している性質の所望の組合せを有するものの形成のために使用さ
れ得る。本発明の複合エラストマーヤーンから作られるファブリックの優れた弾
性、耐久性及び摩耗抵抗のため、及び達成され得るテクスタイル及び繊維密度が
広範なため、自動車の航空及び船舶出願に用いられる乗物シートは、フォーム
ション材、充填材料、ばね、ゴムひも又はこれらの組合せの追加使用を必要と
することなく製造され得る。Abu−Isaらの米国特許第5,013,089号明細書、Abu-I
saらの米国特許第4,869,554号明細書及びAbu-Isaらの米国特許第4,545,614号明
細書(これらはここで参考として取り入れる)に記載の、この種の薄い断面乗物シ
ートが、本発明の複合エラストマーヤーンを含んでいるファブリックから造られ
てもよい好ましい物品の例である。

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