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技術 ISDN通信制御装置、通信制御方法および記録媒体

出願人 株式会社PFU
発明者 劉強室智明元田浩則
出願日 2000年6月13日 (20年6ヶ月経過) 出願番号 2000-176384
公開日 2001年12月26日 (18年11ヶ月経過) 公開番号 2001-358798
状態 未査定
技術分野 広域データ交換 通信制御 他装置と結合した電話通信 電話通信サービス
主要キーワード 自動再試行 優先度情報テーブル バス回線 開始遅延 アナログ機器 通信優先度 保留時間 発アドレス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年12月26日)のものです。
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図面 (14)

課題

従来、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置またはISDN通信制御装置と他のISDN通信制御装置とにより、2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、通信中の相手以外のリモート装置がISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信をしたくても、話中となりBチャネルのいずれか1つが通信を終了するのを待たなければならず、緊急通信ができないという問題点があった。

解決手段

ISDN通信制御装置における通信制御方法において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置またはISDN通信制御装置と他のISDN通信制御装置とにより、2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、リモート装置からISDN通信制御装置宛てまたは他のISDN通信制御装置宛ての着信があった場合、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する。

概要

背景

従来、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、通信中の相手以外のリモート装置がISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとしても、話中となりBチャネルのいずれか1つが通信を終了するのを待たなければならなかった。

概要

従来、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置またはISDN通信制御装置と他のISDN通信制御装置とにより、2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、通信中の相手以外のリモート装置がISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信をしたくても、話中となりBチャネルのいずれか1つが通信を終了するのを待たなければならず、緊急通信ができないという問題点があった。

ISDN通信制御装置における通信制御方法において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置またはISDN通信制御装置と他のISDN通信制御装置とにより、2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、リモート装置からISDN通信制御装置宛てまたは他のISDN通信制御装置宛ての着信があった場合、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

ISDN通信制御装置通信制御方法において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断することを特徴とする通信制御方法。

請求項2

請求項1記載のISDN通信制御装置の通信制御方法において、他のISDN通信制御装置向け着信の識別情報として着アドレスが格納される着信識別情報テーブルと、通信相手優先度情報として発アドレス通信種別優先度が格納される優先度情報テーブルとを設け、他のISDN通信制御装置宛ての着信があり、かつその着アドレスが着信識別情報テーブルに格納された着アドレスと一致したとき、1個のBチャネルを使用して通信状態にある場合はその通信を切断する、また2個のBチャネルを使用して通信状態にある場合は2つの通信相手の発アドレス、通信種別を優先度情報テーブルに格納された情報と比較し、優先度の低い通信を切断することを特徴とする通信制御方法。

請求項3

請求項1記載の通信制御方法において、通信相手の優先度情報として発アドレス、通信種別、優先度が格納される優先度情報テーブルを設け、自装置宛ての着信があり、かつその発アドレス、通信種別が優先度情報テーブルに格納された発アドレス、通信種別と一致したとき、その優先度と通信状態にある相手の発アドレス、通信種別により求めた優先度を比較し、着信相手の優先度が高い場合、優先度が低い通信を切断することを特徴とする通信制御方法。

請求項4

ナロク通信を行うアナログ通信処理部と、データ通信を行うデータ通信処理部と、ISDN網との発呼および着呼処理を行う発着信処理部と、データ通信処理部およびアナログ通信処理部を用いてISDN網に接続されたリモート装置との通信を制御する通信制御処理部と、通信を行うために必要となる各種設定情報が記憶される記憶部と、各種設定情報を記憶部に設定する環境設定処理部とで構成されるISDN通信制御装置において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるときに、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する手段を備えることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項5

請求項4記載のISDN通信制御装置において、他のISDN通信制御装置向け着信の識別情報として着アドレスが格納される着信識別情報テーブル(1061)と、通信相手の優先度情報として発アドレス、通信種別、優先度が格納される優先度情報テーブル(1062)とを記憶部(106)に設け、他のISDN通信制御装置宛ての着信があり、かつその着アドレスが着信識別情報テーブルに格納された着アドレスと一致したとき、1個のBチャネルを使用して通信状態にある場合はその通信を切断する、また2個のBチャネルを使用して通信状態にある場合は2つの通信相手の発アドレス、通信種別を優先度情報テーブルに格納された情報と比較し、優先度の低い通信を切断するBチャネル強制切断手段(103)を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項6

請求項5記載のISDN通信制御装置において、着信識別情報テーブル(1061)を着アドレス、着サブアドレス、発アドレス、発サブアドレスのいずれか、または複数で構成することを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項7

請求項5または6記載のISDN通信制御装置において、優先度情報テーブル(1062)を発アドレス、発サブアドレスのいずれか、または両方と、通信種別、優先度とで構成することを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項8

請求項5〜7のいずれか1項に記載のISDN通信制御装置において、着信識別情報テーブル(1061)と優先度情報テーブル(1062)とを複数設け、かつその中から使用する着信識別情報テーブル(1061)と優先度情報テーブル(1062)とを選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項9

請求項8記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブル(1061)と優先度情報テーブル(1062)とを選択するスイッチを設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項10

請求項8記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブル(1061)と優先度情報テーブル(1062)とをデータ端末から選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項11

請求項8記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブル(1061)と優先度情報テーブル(1062)とをカレンダ時刻、カレンダまたは時刻のいずれかにより選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項12

請求項8記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブル(1061)と優先度情報テーブル(1062)とをローカルまたはリモート電話機により選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項13

請求項4記載のISDN通信制御装置において、通信相手の優先度情報として発アドレス、通信種別、優先度が格納される優先度情報テーブル(1062)を設け、自装置宛ての着信があり、かつその発アドレス、通信種別が優先度情報テーブルに格納された発アドレス、通信種別と一致したとき、その優先度と通信状態にある相手の発アドレス、通信種別により求めた優先度を比較し、着信相手の優先度が高い場合、優先度が低い通信を切断するBチャネル強制切断手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項14

請求項13記載のISDN通信制御装置において、優先度情報テーブル(1062)を発アドレス、発サブアドレスのいずれか、または両方と、通信種別、優先度とで構成することを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項15

請求項13または14記載のISDN通信制御装置において、優先度情報テーブル(1062)を複数設け、かつその中から使用する優先度情報テーブルを選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項16

請求項15記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブル(1062)を選択するスイッチを設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項17

請求項15記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブル(1062)をデータ端末から選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項18

請求項15記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブル(1062)をカレンダと時刻、カレンダまたは時刻のいずれかにより選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項19

請求項15記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブル(1062)をローカルまたはリモートの電話機により選択する手段を設けることを特徴とするISDN通信制御装置。

請求項20

ISDN通信制御装置の通信を実現するプログラムを記録する記録媒体において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

技術分野

0001

この発明は、ISDN(Integrated Services Digital Network)通信制御装置通信制御方法および記録媒体に関するものであり、特に、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつリモート装置から自装置宛てまたは他のISDN通信制御装置宛ての着信があったとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する。

背景技術

0002

従来、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、通信中の相手以外のリモート装置がISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとしても、話中となりBチャネルのいずれか1つが通信を終了するのを待たなければならなかった。

発明が解決しようとする課題

0003

このように従来技術では、ISDNバス回線上に接続されるISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置の通信が終了するのを待たなければならず、緊急通信の場合は、その通信遅延による問題が発生しかねないという問題点があった。

課題を解決するための手段

0004

この発明は上記のような問題点を考慮してなされたもので、ISDN通信制御装置、通信制御方法および記録媒体において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつリモート装置からISDN通信制御装置宛てまたは他のISDN通信制御装置宛ての着信があったとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断することにより、リモート装置とISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置との緊急通信を話中待ちなく行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0005

(1)ISDN通信制御装置の通信制御方法において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断することにより、リモート装置とISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置との緊急通信を話中待ちなく行うことができる。

0006

(2)(1)記載の通信制御方法において、他のISDN通信制御装置向け着信の識別情報として着アドレスが格納される着信識別情報テーブルと、通信相手優先度情報として発アドレス通信種別優先度が格納される優先度情報テーブルとを設け、他のISDN通信制御装置宛ての着信があり、かつその着アドレスが着信識別情報テーブルに格納された着アドレスと一致したとき、1個のBチャネルを使用して通信状態にある場合はその通信を切断する、また2個のBチャネルを使用して通信状態にある場合は2つの通信相手の発アドレス、通信種別を優先度情報テーブルに格納された情報と比較し、優先度の低い通信を切断することにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より、通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置の設定およびISDN通信制御装置が通信するリモート装置の通信優先度の設定を行うことができ、通信状態にある優先度の低い通信を切断することができる。

0007

(3)(1)記載の通信制御方法において、通信相手の優先度情報として発アドレス、通信種別、優先度が格納される優先度情報テーブルを設け、自装置宛ての着信があり、かつその発アドレス、通信種別が優先度情報テーブルに格納された発アドレス、通信種別と一致したとき、その優先度と通信状態にある相手の発アドレス、通信種別により求めた優先度を比較し、着信相手の優先度が高い場合、優先度が低い通信を切断することにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度を設定でき、優先度の低い通信を切断することができる。

0008

(4)アナロク通信を行うアナログ通信処理部と、データ通信を行うデータ通信処理部と、ISDN網との発呼および着呼処理を行う発着信処理部と、データ通信処理部およびアナログ通信処理部を用いてISDN網に接続されたリモート装置との通信を制御する通信制御処理部と、通信を行うために必要となる各種設定情報が記憶される記憶部と、各種設定情報を記憶部に設定する環境設定処理部とで構成されるISDN通信制御装置において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるときに、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する手段を備えることにより、リモート装置とISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置との緊急通信を話中待ちなく行うことができる。

0009

(5)(4)記載のISDN通信制御装置において、他のISDN通信制御装置向け着信の識別情報として着アドレスが格納される着信識別情報テーブルと、通信相手の優先度情報として発アドレス、通信種別、優先度が格納される優先度情報テーブルとを記憶部に設け、他のISDN通信制御装置宛ての着信があり、かつその着アドレスが着信識別情報テーブルに格納された着アドレスと一致したとき、1個のBチャネルを使用して通信状態にある場合はその通信を切断する、また2個のBチャネルを使用して通信状態にある場合は2つの通信相手の発アドレス、通信種別を優先度情報テーブルに格納された情報と比較し、優先度の低い通信を切断するBチャネル強制切断手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より、通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置の設定およびISDN通信制御装置が通信するリモート装置の通信優先度の設定を行うことができ、通信状態にある優先度の低い通信を切断することができる。

0010

(6)(5)記載のISDN通信制御装置において、着信識別情報テーブルを着アドレス、着サブアドレス、発アドレス、発サブアドレスのいずれか、または複数で構成することにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より、通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置を柔軟に設定することができる。

0011

(7)(5)または(6)記載のISDN通信制御装置において、優先度情報テーブルを発アドレス、発サブアドレスのいずれか、または両方と、通信種別、優先度とで構成することにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の通信の優先度を柔軟に設定することができる。

0012

(8)(5)〜(7)のいずれか1項に記載のISDN通信制御装置において、着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルとを複数設け、かつその中から使用する着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルとを選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置と、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度とを簡単に切替えることができる。

0013

(9)(8)記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルとを選択するスイッチを設けることにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置と、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度とをスイッチにより簡単に切替えることができる。

0014

(10)(8)記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルとをデータ端末から選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置と、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度とをデータ端末により簡単に切替えることができる。

0015

(11)(8)記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルとをカレンダ時刻、カレンダまたは時刻のいずれかにより選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置と、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度とをカレンダおよび時刻により自動的に切替えることができる。

0016

(12)(8)記載のISDN通信制御装置において、使用する着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルとをローカルまたはリモート電話機により選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信する装置より通信の優先度が高いISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置と、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度とをローカルまたはリモートの電話機により簡単に切替えることができる。

0017

(13)(4)記載のISDN通信制御装置において、通信相手の優先度情報として発アドレス、通信種別、優先度が格納される優先度情報テーブルを設け、自装置宛ての着信があり、かつその発アドレス、通信種別が優先度情報テーブルに格納された発アドレス、通信種別と一致したとき、その優先度と通信状態にある相手の発アドレス、通信種別により求めた優先度を比較し、着信相手の優先度が高い場合、優先度が低い通信を切断するBチャネル強制切断手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度を設定でき、優先度の低い通信を切断することができる。

0018

(14)(13)記載のISDN通信制御装置において、優先度情報テーブルを発アドレス、発サブアドレスのいずれか、または両方と、通信種別、優先度とで構成することにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度を柔軟に設定することができる。

0019

(15)(13)または(14)記載のISDN通信制御装置において、優先度情報テーブルを複数設け、かつその中から使用する優先度情報テーブルを選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度を簡単に切替えることができる。

0020

(16)(15)記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブルを選択するスイッチを設けることにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度をスイッチにより簡単に切替えることができる。

0021

(17)(15)記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブルをデータ端末から選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度をデータ端末により簡単に切替えることができる。

0022

(18)(15)記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブルをカレンダと時刻、カレンダまたは時刻のいずれかにより選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度をカレンダおよび時刻により自動的に切替えることができる。

0023

(19)(15)記載のISDN通信制御装置において、使用する優先度情報テーブルをローカルまたはリモートの電話機により選択する手段を設けることにより、ISDN通信制御装置が通信するリモート装置の優先度をローカルまたはリモートの電話機により簡単に切替えることができる。

0024

(20)ISDN通信制御装置の通信を実現するプログラムを記録する記録媒体において、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体をコンピュータで実行することにより、リモート装置とISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置との緊急通信を話中待ちなく行うことができる。

0025

図1に、本発明のISDN通信制御装置の一実施例の構成ブロック図を示す。図中、1はISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置、2はISDNバス回線上に接続された他のISDN通信制御装置である装置G、3はISDN通信制御装置1に接続されたアナログ機器H、4、5、6はISDN通信制御装置とLANで接続されたデータ端末I、J、Kである。

0026

また、7はISDN網、8はISDN網7と接続された電話網、9はISDN網7と接続された携帯/PHS網である。

0027

また、10、11、14はISDN網7に接続されたリモート装置A、B、E、12は電話網8に接続されたリモート装置C、13は携帯/PHS網に接続されたリモート装置Dである。

0028

また、ISDN通信制御装置1は、アナロク通信を行うアナログ通信処理部104と、データ通信を行うデータ通信処理部105と、ISDN網7との発呼および着呼処理を行う発着信処理部101と、データ通信処理部105およびアナログ通信処理部104を用いてISDN網7に接続されたリモート装置との通信を制御する通信制御処理部102と、通信を行うために必要となる各種設定情報が記憶される記憶部106と、各種設定情報を記憶部106に設定する環境設定処理部107とで構成されている。

0029

また、通信制御処理部102には、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、またはISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、かつISDNバス回線上のISDN通信制御装置または他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるときに、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断するBチャネル強制切断手段103が設けられている。

0030

また、記憶部106には、Bチャネル強制切断手段103で使われ、他のISDN通信制御装置向け着信の識別情報が格納される着信識別情報テーブル1061と、通信相手の優先度情報が格納される優先度情報テーブル1062とが格納されている。

0031

図2に、着信識別情報および優先度情報テーブルの一実施例の構成図を示す。この例では、着信識別情報テーブル1061は、ISDNバス回線上に接続される装置名とその発アドレス、発サブアドレス、着アドレス、着サブアドレスとで構成され、優先度情報テーブル1062は、リモート装置名とその発アドレス、発サブアドレス、通信種別(データ通信/アナログ通信)、優先度で構成されている。また、この例では、優先度は数字の小さい方を優先度が高いとしている。

0032

なお、着信識別情報テーブル1061は着アドレス、着サブアドレス、発アドレス、発サブアドレスのいずれか、または複数の組合わせで構成してもよい。また、優先度情報テーブル1062は発アドレス、発サブアドレスのいずれか、またはその両方と、通信種別、優先度とで構成してもよい。

0033

次に、図3図4を参照し、環境設定処理部107の着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルの設定について説明する。図3は着信識別情報と優先度情報の一実施例の設定画面(1)、図4は着信識別情報と優先度情報の一実施例の設定画面(2)を示す。なお、図3および図4の環境設定はISDN通信制御装置に直接またはLAN経由で接続されるデータ端末などで設定される。

0034

図3は、ISDN通信制御装置が使用する着信識別情報と優先度情報を設定する画面であり、この例は常時、有効になるデータまたはカレンダ・時刻により有効となるデータから、カレンダ・時刻により有効となるデータを選択している。

0035

図4は、図3の追加/変更ボタンを押すことで表示される着信識別情報と優先度情報を追加/変更する画面である。他装置への着信識別情報の入力フィールドに、追加または変更する着信識別情報テーブル名を指定し、そのテーブルに格納する装置名、発アドレス、発サブアドレス、着アドレス、着サブアドレスをそれぞれの入力フィールドに指定して、追加/変更ボタンを押すことにより、着信識別情報テーブルが作成または変更される。

0036

また通信先の優先度情報の入力フィールドに、追加または変更する優先度情報テーブル名を指定し、そのテーブルに格納する装置名、発アドレス、発サブアドレス、通信種別、優先度をそれぞれの入力フィールドに指定して、追加/変更ボタンを押すことにより、優先度情報テーブルが作成または変更される。

0037

図5に、着信識別情報と優先度情報を選択するスイッチの一実施例図を示す。この例は、ISDN通信制御装置の前面パネルに着信識別情報選択スイッチと優先度情報選択スイッチを設けたものであり、スイッチ1〜4に対応して着信識別データ1〜4および優先度データ1〜4が選択される。なお、着信識別データ1〜4および優先度データ1〜4は、図4の着信識別情報と優先度情報の追加/変更画面で設定されているものとする。

0038

図6に、着信識別情報と優先度情報の切替え着サブアドレステーブルの一実施例図を示す。着信識別情報と優先度情報とをローカルまたはリモートの電話機により選択するための切替えサブアドレステーブル61は着サブアドレスと、それに対応する着信識別情報、優先度情報とで構成されている。切替えサブアドレステーブル61は通信制御プログラム内に固定データとして設定してもよいし、記憶部106に設け、環境設定処理部107によりデータを変更できるようにしてもよい。

0039

図7に、着信識別情報・優先度情報設定処理部の一実施例の処理フローチャートを示す。この処理は通信制御処理部が使用する着信識別情報および優先度情報を設定する処理であり、図3の環境設定処理部で選択された着信識別情報および優先度情報、または図5のスイッチで選択された着信識別情報および優先度情報のいずれかが使用されるようになっている。また、この処理は一定時間毎起動され、その時のスイッチ状態やカレンダ、時刻などにより使用される着信識別情報および優先度情報が切り替わる。

0040

以下、このフローにしたがって動作を説明する。

0041

テップS701:着信識別情報選択スイッチ1〜4のいずれかがオンかを判定する。いずれかのスイッチがオンならばステップS702に進み、いずれかのスイッチがオンでないならばステップS703に進む。

0042

ステップS702:着信識別情報選択スイッチ1〜4のオン状態のスイッチに対応する着信識別情報データを着信識別情報として設定する。そして、ステップS706に進む。

0043

ステップS703:環境設定処理部でカレンダ・時刻により有効となるデータが選択されているか判定する。カレンダ・時刻により有効となるデータが選択されていればステップS704に進み、カレンダ・時刻により有効となるデータが選択されいないならばステップS705に進む。

0044

ステップS704:カレンダ・時刻により有効となるデータから現在のカレンダおよび時刻に対応する着信識別情報のデータを着信識別情報として設定する。そして、ステップS706に進む。

0045

ステップS705:常時、有効となるデータで設定されている着信識別情報のデータを着信識別情報として設定する。

0046

ステップS706:優先度情報選択スイッチ1〜4のいずれかがオンかを判定する。いずれかのスイッチがオンならばステップS707に進み、いずれかのスイッチがオンでないならばステップS708に進む。

0047

ステップS707:優先度情報選択スイッチ1〜4のオン状態のスイッチに対応する優先度情報データを優先度情報として設定する。そして、処理を終了する。

0048

ステップS708:環境設定処理部でカレンダ・時刻により有効となるデータが選択されているか判定する。カレンダ・時刻により有効となるデータが選択されていればステップS709に進み、カレンダ・時刻により有効となるデータが選択されいないならばステップS710に進む。

0049

ステップS709:カレンダ・時刻により有効となるデータから現在のカレンダおよび時刻に対応する優先度情報のデータを優先度情報として設定する。そして、処理を終了する。

0050

ステップS710:常時、有効となるデータで設定されている優先度情報のデータを優先度情報として設定する。そして、処理を終了する。

0051

図8図9を参照して、通信制御処理部における着信処理について説明する。図8は通信制御処理部における着信処理の一実施例の処理フローチャート(1)、図9は通信制御処理部における着信処理の一実施例の処理フローチャート(2)である。この処理は大別すると、ISDN通信制御装置宛ての切替え着サブアドレスの着信を受けて着信識別情報および優先度情報を切替える処理(ステップS901〜ステップS904)と、ISDN通信制御装置宛ての優先度の高い着信を受けて通信中の優先度の低い通信を切断する処理(ステップS903〜ステップS912)と、他のISDN通信制御装置宛ての優先度の高い着信を受けて通信中の優先度の低い通信を切断する処理(ステップS804〜ステップS810)とで構成されている。以下、図8図9のフローにしたがって動作を説明する。

0052

ステップS801:発着信処理部から着信通知を受け、その着アドレス、着サブアドレスを認識する。

0053

ステップS802:ステップS801で認識した着アドレス、着サブアドレスが自装置宛てかを判定する。自装置宛てならばステップS901に進み、自装置宛てでないならばステップS803に進む。

0054

ステップS803:着信通知におけるチャネル情報を認識する。

0055

ステップS804:ステップS803で認識したチャネル情報がチャネルありかを判定する。チャネルありならばステップS811に進み、チャネルありでないならばステップS805に進む。

0056

ステップS805:ステップS801で認識した着アドレス、着サブアドレスと、着信識別情報テーブル内の着アドレス、着サブアドレスを比較する。

0057

ステップS806:ステップS805で比較した結果、一致したものがあればステップS807に進み、一致したものがないならばステップS811に進む。

0058

ステップS807:着信に対して着信拒否応答を行う。

0059

ステップS808:通信状態にある相手装置で優先度の低い通信を、優先度情報テーブルを参照して特定する。

0060

ステップS809:特定した相手装置の通信処理部(アナログ通信/デーダ通信)を優先度情報テーブルの通信種別より求める。

0061

ステップS810:求めた通信処理部(アナログ通信/デーダ通信)および発着信処理部を介して特定した相手装置に切断要求を行い、完了を待ち合わせる。そして、処理を終了する。

0062

ステップS811:着信に対して応答を行わない。そして、処理を終了する。

0063

ステップS901:ステップS801で認識した着サブアドレスが切替え着サブアドレステーブルの着サブアドレスと一致かを判定する。一致しているならばステップS902に進み、一致していないならばステップS903に進む。

0064

ステップS902:切替え着サブアドレステーブルを参照し、着サブアドレスに対応した着信識別情報、優先度情報テーブルをISDN通信制御装置が使用する着信識別情報、優先度情報テーブルとして設定する。そして、処理を終了する。

0065

ステップS903:着信通知におけるチャネル情報を認識する。

0066

ステップS904:ステップS903で認識したチャネル情報がチャネルありかを判定する。チャネルありならばステップS905に進み、チャネルありでないならばステップS906に進む。

0067

ステップS905:発着信処理部を介して着信受付の応答を行う。そして、処理を終了する。

0068

ステップS906:ステップS801で認識した発アドレス、発サブアドレスと、優先度情報テーブル内の発アドレス、発サブアドレスを比較する。

0069

ステップS907:ステップS906で比較した結果、一致したものがあればステップS908に進み、一致したものがないならばステップS913に進む。

0070

ステップS908:着信した装置の優先度と通信中の装置の優先度を優先度情報テーブルにより比較する。

0071

ステップS909:ステップS908の比較結果、着信した装置の優先度が通信中の装置の優先度より高いかを判定する。高いならばステップS910に進み、高くないならばステップS915に進む。

0072

ステップS910:通信状態にある相手装置で優先度の低い通信と、その通信処理部(アナログ通信/デーダ通信)を、優先度情報テーブルを参照して求める。

0073

ステップS911:求めた通信処理部(アナログ通信/デーダ通信)および発着信処理部を介して特定した相手装置に切断要求を行う。

0074

ステップS912:着信に対して呼出中応答を送信する。

0075

ステップS913:切断要求の完了を待ち合わせる。

0076

ステップS914:着信に対して着信受付の応答を行う。そして、処理を終了する。

0077

ステップS915:着信に対して着信拒否の応答を行う。そして、処理を終了する。

0078

図10に、ISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(1)を示す。

0079

この図はISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、ISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する動作を示している。なお、この例では図2で示される着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルが使用されているものとしている。

0080

T1区間では、リモート装置AがISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は通信しているものがないので、ISDN通信制御装置は着呼受付を応答する。するとリモート装置Aに対してISDN網から接続完了通知され、通信状態となる。またリモート装置BもISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は1つのBチャネルしか使用されていないので、ISDN通信制御装置は着呼受付を応答する。するとリモート装置Bに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態となる。

0081

T2区間では、リモート装置DがISDNバス回線上の装置Gに発呼要求を行うと、既にISDNバス回線上は2つのBチャネルが通信状態となっているため、装置GはISDN網に対して着呼拒否を応答する。

0082

T3区間では、ISDN通信制御装置はT2区間で発生した装置G宛ての着呼を受け、その着アドレスと着サブアドレスが着信識別情報テーブルに登録されているので、優先度が高い通信として判定する。そして、ISDN網に対して着呼拒否を応答後、優先度情報テーブルより現在通信中のリモート装置Aとリモート装置Bとの優先度を判定し、優先度が低いリモート装置Bの通信を切断するため、リモート装置Bに切断要求を行い、リモート装置Bからの切断完了の待ち合わせが行われる。

0083

T4区間では、ISDN網内での着呼保留時間経過後、リモート装置Dに対してISDN網から接続不可の応答が行われる。その後、リモート装置Dが装置Gに自動再発呼要求を行う、この時ISDNバス回線上はリモート装置Bの通信が切断され、1つのBチャネルが通信状態となっているのみであり、装置Gは着呼受付を応答する。するとリモート装置Dに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態になる。なお、自動再発呼機能は、発信失敗時発信自動再試行する機能であり、データ通信機能を有する装置では一般的に実装されている。

0084

このような動作により、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるときでも、リモート装置DからISDNバス回線上の装置Gに対して、緊急通信を話中待ちなく行うことが可能となる。

0085

図11に、ISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(2)を示す。

0086

この図はISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、ISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する動作を示している。なお、この例では図2で示される着信識別情報テーブルと優先度情報テーブルが使用されているものとしている。

0087

T1区間では、リモート装置AがISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は通信しているものがないので、ISDN通信制御装置は着呼受付を応答する。するとリモート装置Aに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態となる。またリモート装置BがISDNバス回線上の装置Gに発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は1つのBチャネルしか使用されていないので、装置Gは着呼受付を応答する。するとリモート装置Bに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態となる。

0088

T2区間では、リモート装置DがISDNバス回線上の装置Gに発呼要求を行うと、既にISDNバス回線上は2つのBチャネルが通信状態となっているため、装置GはISDN網に対して着呼拒否を応答する。

0089

T3区間では、ISDN通信制御装置はT2区間で発生した装置G宛ての着呼を受け、その着アドレスと着サブアドレスが着信識別情報テーブルに登録されているので、優先度が高い通信として判定する。そして、ISDN網に対して着信拒否を応答後、現在通信中の相手はリモート装置Aのみなので、リモート装置Aに切断要求を行い、リモート装置Aからの切断完了の待ち合わせが行われる。

0090

T4区間では、ISDN網内での着呼保留時間経過後、リモート装置Dに対してISDN網から接続不可の応答が行われる。その後、リモート装置Dが装置Gに自動再発呼要求を行う、この時ISDNバス回線上はリモート装置Aの通信が切断され、1つのBチャネルが通信状態となっているのみであり、装置Gは着呼受付を応答する。するとリモート装置Dに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態になる。なお、自動再発呼機能は、発信失敗時に発信を自動再試行する機能であり、データ通信機能を有する装置では一般的に実装されている。

0091

このような動作により、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるときでも、リモート装置DからISDNバス回線上の装置Gに対して、緊急通信を話中待ちなく行うことが可能となる。

0092

図12に、ISDNバス回線上の自装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(1)を示す。

0093

この図はISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、ISDN通信制御装置と通信したいリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する動作を示している。なお、この例では図2で示される優先度情報テーブルが使用されているものとしている。

0094

T1区間では、リモート装置AがISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は通信しているものがないので、ISDN通信制御装置は着呼受付を応答する。するとリモート装置Aに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態となる。またリモート装置BもISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は1つのBチャネルしか使用されていないので、ISDN通信制御装置は着呼受付を応答する。するとリモート装置Bに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態となる。

0095

T2区間では、リモート装置DがISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、装置Gにも着呼が通知される。しかし、既にISDNバス回線上は2つのBチャネルが通信状態となっているため、装置Gは着呼拒否をISDN網に応答する。

0096

また、T3区間では、ISDN通信制御装置は自装置宛ての着呼を受け、その発アドレス、発サブアドレス、通信種別が優先度情報テーブルに登録されているので、更に着呼通知があったリモート装置Dと現在通信中のリモート装置A、リモート装置Bとの優先度を判定し、優先度が低いリモート装置Bの通信を切断するため、リモート装置Bに切断要求を行い、リモート装置Dに対して呼出中応答を送信する。その後、リモート装置Bからの切断完了の待ち合わせを行う。

0097

T4区間では、ISDN通信制御装置がリモート装置Dに対して着呼受付の応答する。ISDN網はT2区間で装置Gから受けた着呼拒否よりISDN通信制御装置から受けた着呼受付を優先し、リモート装置Dに対して接続完了を通知する。これによりリモート装置DとISDN通信制御装置は通信状態となる。

0098

このような動作により、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置が2個のBチャネルを使用して通信状態にあるときでも、リモート装置DからISDN通信制御装置に対して、緊急通信を話中待ちなく行うことが可能となる。

0099

図13に、ISDNバス回線上の自装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(2)を示す。

0100

この図はISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるとき、ISDNバス回線上のISDN通信制御装置と通信しようとするリモート装置から着信があるとき、ISDN通信制御装置で使用している1個のBチャネルを強制的に切断する動作を示している。なお、この例では図2で示される優先度情報テーブルが使用されているものとしている。

0101

T1区間では、リモート装置AがISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は通信しているものがないので、ISDN通信制御装置は着呼受付を応答する。するとリモート装置Aに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態となる。またリモート装置BがISDNバス回線上の装置Gに発呼要求を行うと、ISDNバス回線上は1つのBチャネルしか使用されていないので、装置Gは着呼受付を応答する。するとリモート装置Bに対してISDN網から接続完了が通知され、通信状態となる。

0102

T2区間では、リモート装置DがISDN通信制御装置に発呼要求を行うと、装置Gにも着呼が通知される。しかし、既にISDNバス回線上は2つのBチャネルが通信状態となっているため、装置Gは着呼拒否をISDN網に応答する。

0103

また、T3区間では、ISDN通信制御装置は自装置宛ての着呼を受け、その発アドレス、発サブアドレス、通信種別が優先度情報テーブルに登録されているので、更に着呼通知があったリモート装置Dと現在通信中のリモート装置Aの優先度を判定し、優先度が低いリモート装置Aの通信を切断するため、リモート装置Aに切断要求を行い、リモート装置Dに対して呼出中応答を送信する。その後、リモート装置Aからの切断完了の待ち合わせを行う。

0104

T4区間では、ISDN通信制御装置がリモート装置Dに対して着呼受付の応答する。ISDN網はT2区間で装置Gから受けた着呼拒否よりISDN通信制御装置から受けた着呼受付を優先し、リモート装置Dに対して接続完了を通知する。これによりリモート装置DとISDN通信制御装置は通信状態となる。

0105

このような動作により、ISDNバス回線上に接続されたISDN通信制御装置および他のISDN通信制御装置がそれぞれ1個のBチャネルを使用して通信状態にあるときでも、リモート装置DからISDNバス回線上のISDN通信制御装置に対して、緊急通信を話中待ちなく行うことが可能となる。

発明の効果

0106

この発明は、上記に説明したような形態で実施され、以下の効果がある。

0107

ISDNバス回線上に接続されている装置に通信を行いたいとき、ISDN通信制御装置で使用しているBチャネルを強制的に切断することができ、緊急の通信が話中待ちなく実行できる。これにより、通信の開始遅延による問題発生を防止することが可能となる。

0108

また、ISDN網、電話網、携帯/PHS網などに接続されるいずれのリモート装置からも通信中のBチャネルを切断することができ、緊急通信が可能となる。

図面の簡単な説明

0109

図1本発明のISDN通信制御装置の一実施例の構成ブロック図である。
図2着信識別情報および優先度情報テーブルの一実施例の構成図である。
図3着信識別情報と優先度情報の一実施例の設定画面(1)である。
図4着信識別情報と優先度情報の一実施例の設定画面(2)である。
図5着信識別情報と優先度情報を選択するスイッチの一実施例図である。
図6着信識別情報と優先度情報の切替え着サブアドレステーブルの一実施例図である。
図7着信識別情報・優先度情報設定処理部の一実施例の処理フローチャートである。
図8通信制御処理部における着信処理の一実施例の処理フローチャート(1)である。
図9通信制御処理部における着信処理の一実施例の処理フローチャート(2)である。
図10ISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(1)である。
図11ISDNバス回線上の他のISDN通信制御装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(2)である。
図12ISDNバス回線上の自装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(1)である。
図13ISDNバス回線上の自装置宛て着信が生じた場合のISDN通信制御装置の動作説明図(2)である。

--

0110

1ISDN通信制御装置
2 装置G
3アナログ機器H
4データ端末I
5 データ端末J
6 データ端末K
7 ISDN網
8電話網
9携帯/PHS網
10リモート装置A
11 リモート装置B
12 リモート装置C
13 リモート装置D
14 リモート装置E
101発着信処理部
102通信制御処理部
103 Bチャネル強制切断手段
104アナログ通信処理部
105データ通信処理部
106 記憶部
107環境設定処理部
1061着信識別情報テーブル
1062 優先度情報テーブル

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