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技術 移動機の位置推定システム及び位置推定方法

出願人 株式会社NTTドコモ
発明者 松木英生大野友義山本竜治松谷英之大塚裕幸
出願日 2000年6月13日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2000-177025
公開日 2001年12月26日 (18年11ヶ月経過) 公開番号 2001-356158
状態 拒絶査定
技術分野 無線による位置決定 移動無線通信システム
主要キーワード 増設量 適用順位 位置推定情報 位置推定機 DCシステム 機器障害 固体識別情報 集約装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年12月26日)のものです。
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図面 (9)

課題

移動機位置推定システムにおいて無線通信システム毎にある位置推定装置相補的活用する事で、位置推定装置の機能増設量を抑えることが可能な移動機の位置推定システムを提供することを目的とする。

解決手段

3つの無線通信システムで構成される移動機の位置推定システムにおいて、第一の無線通信システムは、移動機101と無線基地局201と有線NW301とで構成され、前記第一の無線通信システム専用の位置推定装置401を有する。移動機の位置推定は、位置推定装置401〜403の中からいずれか一つの位置推定装置を選択して行なう。その位置推定装置の選択は、移動機101〜103もしくは基地局201〜203で行なう。

概要

背景

従来、無線通信システムにおける移動機位置推定システムは、適用する無線通信システム毎に最適化されている。

図8に、従来の位置推定システムを示す。図に示されているように位置推定システムと無線通信システムとは対応している。図8では、無線通信システムが、3システムある場合の例を示している。無線通信システム1は、移動機101、無線基地局201、無線基地局201が接続されている有線NW301、及び位置推定装置401から構成されている。無線通信システム2、並びに無線通信システム3についても、図に示すように、無線通信システム1と同様な構成をしている。

また、有線NW301〜303は、各々異なっても、全部又は一部が同じであってもよい。

従来の位置推定システムにおいて、無線通信システム1における移動機101の位置推定は、位置推定装置401でのみ行われる。無線通信システム2並びに無線通信システム3についても、同様に、各無線通信システム配下の移動機の位置推定には、各々専用の位置推定装置を用いる。また、ある無線通信システムにおいて、前記移動機並びに前記無線基地局の性能向上等に伴い、新たな位置推定方法の適用が可能になった場合、対応する位置推定装置の更改が必要となる。図8の例では、無線通信システム1において、位置推定装置403に導入されている位置推定方法の適用が可能となった場合、位置推定装置401に、位置推定装置403の機能を増設することになる。

概要

移動機の位置推定システムにおいて無線通信システム毎にある位置推定装置を相補的活用する事で、位置推定装置の機能増設量を抑えることが可能な移動機の位置推定システムを提供することを目的とする。

3つの無線通信システムで構成される移動機の位置推定システムにおいて、第一の無線通信システムは、移動機101と無線基地局201と有線NW301とで構成され、前記第一の無線通信システム専用の位置推定装置401を有する。移動機の位置推定は、位置推定装置401〜403の中からいずれか一つの位置推定装置を選択して行なう。その位置推定装置の選択は、移動機101〜103もしくは基地局201〜203で行なう。

目的

そこで、本発明の課題は、無線通信システムにおける移動機の位置推定システムにおいて、無線通信システム毎に独立している位置推定システムに対応する位置推定装置を、無線通信システム間で相補的に活用することで、既存の位置推定装置自身の機能増設量を抑えることが可能な、位置推定システムを提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の無線通信システム毎に対応した移動機と、前記無線通信システム毎に移動機の位置を推定する位置推定装置と、前記各位置推定装置のいずれか一つの位置推定装置を選択する選択手段とを有し、選択した前記位置推定装置により前記移動機の位置を推定することを特徴とする移動機の位置推定システム

請求項2

請求項1記載の移動機の位置推定システムにおいて、前記選択手段は、前記移動機の位置を推定する時点で取得した、前記移動機に関する位置推定を行なうための位置推定信号に基づいて、前記各位置推定装置のいずれか一つを選択することを特徴とする移動機の位置推定システム。

請求項3

請求項1又は2記載の移動機の位置推定システムにおいて、前記各無線通信システムにおける移動機に関する全ての位置推定信号を受信する、位置推定信号集約装置を有し、前記位置推定信号集約装置は、前記選択手段を有することを特徴とする移動機の位置推定システム。

請求項4

請求項1記載の位置推定システムにおいて、前記各無線通信システムにおける移動機に関する全ての位置推定信号を受信する、位置推定信号集約装置を有し、前記移動機又は前記無線通信システムの無線基地局は、前記位置推定信号に前記位置推定装置の順位情報を付加して、前記位置推定信号集約装置に送信する手段を有し、前記位置推定信号集約装置は、前記選択手段を有し、該選択手段は、前記移動機から送信された順位情報に基づいて、前記各位置推定装置のいずれか一つを選択することを特徴とする移動機の位置推定システム。

請求項5

請求項1又は2記載の位置推定システムにおいて、前記無線通信システム毎の前記位置推定装置は、前記選択手段を有し、該選択手段は、前記位置推定装置に係る無線通信システムに属する移動機から受信した位置推定信号に基づき、前記各位置推定装置のいずれか一つの位置推定装置を選択することを特徴とする移動機の位置推定システム。

請求項6

請求項2乃至請求項5いずれか一項に記載の位置推定システムにおいて、前記位置推定信号が送受される伝送区間の一部あるいは全ての伝送区間において、送受信される信号のデータ形式が同一であることを特徴とする移動機の位置推定システム。

請求項7

請求項3記載の移動機の位置推定システムにおいて、前記位置推定信号集約装置は、前記移動機からの前記位置推定信号を受付ける手段と、前記位置推定信号送出元の無線通信システムを「発システム」として記憶する記憶手段と、前記選択手段により選択した位置推定装置に対する無線通信システムを「着システム」として記憶する手段とを有し、「発システム」と「着システム」とが一致した場合は、入力された前記位置推定信号を変更せずに、選択した前記位置推定装置に送出し、「発システム」と「着システム」とが一致しなかった場合は、前記位置推定信号を、選択した位置推定装置が解釈可能なデータ形式に変換して、選択した前記位置推定装置に送出することを特徴とする移動機の位置推定システム。

請求項8

複数の無線通信システム毎に対応した移動機の位置を推定する移動機の位置推定方法において、前記無線通信システム毎に移動機の位置を推定する位置推定装置を有し、前記各位置推定装置のいずれか一つの位置推定装置を選択して、選択した位置推定装置により、前記移動機の位置を推定することを特徴とする移動機の位置推定方法。

請求項9

請求項8記載の移動機の位置推定方法において、前記移動機の位置を推定する時点で取得した、前記移動機に関する位置推定を行なうための位置推定信号に基づいて、前記各位置推定装置のいずれか一つを選択することを特徴とする移動機の位置推定方法。

請求項10

請求項8又は9記載の移動機の位置推定方法において、前記各無線通信システムにおける移動機に関する全ての位置推定信 号を受信する、位置推定信号集約装置を有し、前記位置推定信号集約装置は、前記位置推定信号に基づき前記各位置推定信号毎に位置推定装置を選択することを特徴とする移動機の位置推定方法。

請求項11

請求項8記載の移動機の位置推定方法において、前記各無線通信システムにおける移動機に関する全ての位置推定信号を受信する、位置推定信号集約装置を有し、前記移動機又は前記無線通信システムの無線基地局は、前記位置推定信号に前記位置推定装置の順位情報を付加して、前記位置推定信号集約装置に送信し、前記位置推定信号集約装置は、前記移動機から送信された順位情報に基づいて位置推定装置を選択することを特徴とする移動機の位置推定方法。

請求項12

請求項8又は9記載の移動機の位置推定方法において、前記無線通信システム毎の前記位置推定装置は、前記位置推定装置に係る無線通信システムに属する移動機から受信した位置推定信号に基づき、前記各位置推定装置のいずれか一つの位置推定装置を選択するこ とを特徴とする移動機の位置推定方法。

請求項13

請求項9乃至12いずれか一項記載の移動機の位置推定方法において、前記位置推定信号が送受される伝送区間の一部あるいは全ての伝送区間において、送受信される信号のデータ形式が同一であることを特徴とする移動機の位置推定方法。

請求項14

請求項10記載の移動機の位置推定方法において、前記位置推定信号集約装置は、前記移動機からの前記位置推定信号を受付けて、前記位置推定信号送出元の無線通信システムを「発システム」として記憶し、位置推定装置を選択して、選択した位置推定装置に対する無線通信システムを「着システム」として記憶し、「発システム」と「着システム」とが一致した場合は、入力された前記位置推定信号を変更せずに、選択した前記位置推定装置に送出し、「発システム」と「着システム」とが一致しなかった場合は、前記位置推定信号を選択した位置推定装置が解釈可能なデータ形式に変換して、選択した位置推定装置に送出することを特徴とする移動機の位置推定方法。

技術分野

0001

本発明は、無線通信システムにおける移動機位置推定システム及び位置推定方法に関する。

背景技術

0002

従来、無線通信システムにおける移動機の位置推定システムは、適用する無線通信システム毎に最適化されている。

0003

図8に、従来の位置推定システムを示す。図に示されているように位置推定システムと無線通信システムとは対応している。図8では、無線通信システムが、3システムある場合の例を示している。無線通信システム1は、移動機101、無線基地局201、無線基地局201が接続されている有線NW301、及び位置推定装置401から構成されている。無線通信システム2、並びに無線通信システム3についても、図に示すように、無線通信システム1と同様な構成をしている。

0004

また、有線NW301〜303は、各々異なっても、全部又は一部が同じであってもよい。

0005

従来の位置推定システムにおいて、無線通信システム1における移動機101の位置推定は、位置推定装置401でのみ行われる。無線通信システム2並びに無線通信システム3についても、同様に、各無線通信システム配下の移動機の位置推定には、各々専用の位置推定装置を用いる。また、ある無線通信システムにおいて、前記移動機並びに前記無線基地局の性能向上等に伴い、新たな位置推定方法の適用が可能になった場合、対応する位置推定装置の更改が必要となる。図8の例では、無線通信システム1において、位置推定装置403に導入されている位置推定方法の適用が可能となった場合、位置推定装置401に、位置推定装置403の機能を増設することになる。

発明が解決しようとする課題

0006

通信環境時々刻々変化する上移動電伝播環境下にある移動通信では、移動機の位置推定システムに適用している位置推定方法に用いるための、必要かつ十分な位置推定信号を常に取得できるとは限らない。

0007

この場合、従来の位置推定システムでは、位置推定不能という状態になる。この状態を回避するためには、各位置推定システムそれぞれが、複数の位置推定方法に対応するのが望ましい。

0008

上述のように、従来の移動機の位置推定システムでは、無線通信システムと位置推定装置とが、1対1の関係にあるため、新たな位置推定方法の適用に際しては、前記位置推定方法が他の位置推定システムで採用している場合でも、自システムの機能増設が必要となる。一般に、システムへの機能増設には、開発コスト物理的なハードウエア/ソフトウエアコストさらに保守運用等のコスト増加がある。従って、無線通信システム毎に位置推定機能の更改を図らざるをえない従来の移動機の位置推定システムは、システム全体の経済化という観点から、その効率を著しく悪化させる。

0009

そこで、本発明の課題は、無線通信システムにおける移動機の位置推定システムにおいて、無線通信システム毎に独立している位置推定システムに対応する位置推定装置を、無線通信システム間相補的活用することで、既存の位置推定装置自身の機能増設量を抑えることが可能な、位置推定システムを提供することである。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、請求項1に記載されるように、複数の無線通信システム毎に対応した移動機と、無線通信システム毎に移動機の位置を推定する位置推定装置と、各位置推定装置のいずれか一つの位置推定装置を選択する選択手段とを有し、選択した位置推定装置により移動機の位置を推定するように構成されている。

0011

このような移動機の位置推定システムでは、選択した位置推定装置を用いて移動機の位置推定を行なうことができる。

0012

また、請求項2に記載されるように、選択手段は、移動機の位置を推定する時点で取得した、移動機に関する位置推定を行なうための位置推定信号に基づいて、各位置推定装置のいずれか一つを選択するように構成されている。

0013

このような移動機の位置推定システムでは、位置推定時において、移動機から送信される位置推定信号に基づいて、複数ある位置推定装置の中から一つの位置推定装置を選択し、その選択した位置推定装置を用いて移動機の位置推定を行なうことができる。

0014

なお、例えば、位置推定誤差が最小となる位置推定装置を選択する。

0015

また、請求項3に記載されるように、各無線通信システムにおける移動機に関する全ての位置推定信号を受信する、位置推定信号集約装置を有し、位置推定信号集約装置は、位置推定信号に基づき各位置推定信号毎に位置推定装置を選択する選択手段を有するように構成されている。

0016

このような移動機の位置推定システムでは、位置推定信号集約装置は、各無線通信システムにおける移動機に関する全ての位置推定信号を受信し、各位置推定装置が解釈可能なデータ形式へ変換することができる。

0017

また、位置推定信号集約装置は、位置推定信号に基づいて複数ある位置推定装置の中からいずれか一つの位置推定装置を選択することができる。

0018

また、請求項4に記載されるように、各無線通信システムにおける移動機に関する全ての位置推定信号を受信する、位置推定信号集約装置を有し、移動機又は無線通信システムの無線基地局は、位置推定信号に位置推定装置の順位情報を付加して、位置推定信号集約装置に送信する手段を有し、位置推定信号集約装置は、選択手段を有し、該選択手段は、移動機から送信された順位情報に基づいて各位置推定装置のいずれか一つを選択するように構成されている。

0019

このような移動機の位置推定システムでは、移動機及び無線基地局は、位置推定信号集約装置で位置推定装置を選択するために位置推定装置の順位情報を付加して送信し、位置推定信号集約装置は、移動機から送信された順位情報に基づいて位置推定装置を選択する。これにより位置推定信号集約装置の負担を軽減することができる。

0020

また、請求項5に記載されるように、無線通信システム毎の位置推定装置は、選択手段を有し、該選択手段は、位置推定装置に係る無線通信システムに属する移動機から受信した位置推定信号に基づき、各位置推定装置のいずれか一つの位置推定装置を選択するように構成されている。

0021

このような移動機の位置推定システムでは、各位置推定装置において、それぞれの無線通信システムに属する移動機から受信した位置推定信号に基づいて位置推定装置を選択することができる。

0022

また、請求項6に記載されるように、位置推定信号が送受される伝送区間の一部あるいは全ての伝送区間(例えば、移動機と位置推定信号集約装置との間、位置推定信号集約装置と位置推定装置との間、移動機と位置推定装置との間、及び異なる位置推定装置間)において、送受信される信号のデータ形式が同一であるように構成されている。

0023

このような移動機の位置推定システムでは、伝送区間の一部あるいは全ての区間のデータ形式を同一化することによりシームレス通信を行なうことができる。

0024

また、請求項7に記載されるように、移動機と無線基地局と位置推定装置と共に移動機の位置推定システムを構成する位置推定信号集約装置において、位置推定信号集約装置は、移動機からの位置推定信号を受付ける手段と、位置推定信号送出元の無線通信システムを「発システム」として記憶する記憶手段と、選択手段により選択した位置推定装置に対する無線通信システムを「着システム」として記憶する手段とを有し、「発システム」と「着システム」とが一致した場合は、入力された位置推定信号を変更せずに、選択した位置推定装置に送出し、「発システム」と「着システム」とが一致しなかった場合は、位置推定信号を選択した位置推定装置が解釈可能なデータ形式に変換して、選択した位置推定装置に送出するように構成されている。

0025

このような移動機の位置推定システムでは、「発システム」と「着システム」とが一致した場合は、入力された位置推定信号を変更せずに、選択した位置推定装置に送出し、「発システム」と「着システム」とが一致しなかった場合においても、位置推定信号を選択した位置推定装置が解釈可能なデータ形式に変換し、選択した位置推定装置に送出する。

0026

その結果、複数存在する位置推定装置の間で的確なデータ送受を行なうことができる。

0027

請求項8〜請求項14に記載された発明は、請求項1から請求項7に記載された移動機の位置推定システムに適した移動機の位置推定方法である。

発明を実施するための最良の形態

0028

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

0029

本発明の実施の形態に係わる位置推定システムは、例えば図1に示すように構成される。図1は、3つの無線通信システムで構成される。

0030

第一の無線通信システムは、移動機101と無線基地局201と有線NW301とで構成され、前記第一の無線通信システム専用の位置推定装置401を有する。第二の無線通信システム及び第三の無線通信システムは上記同様の構成を有する。またネットワークの構成例として、PHSシステム、PDCシステム、さらに将来運用計画されているIMT-2000システムがある。

0031

移動機の位置推定は、位置推定装置401〜403の中から最適な位置推定装置を選択して行なう。その位置推定装置の選択は、移動機もしくは基地局で行なう。このとき、決定された該位置推定装置への接続確立は、当該位置推定装置に対応した着信先電話番号を設定することにより可能となる。また、移動機もしくは基地局で位置推定装置を決定する方法として、例えば、移動局と基地局間の処理過程で取得された位置推定信号を用いて位置推定誤差が最小となる位置推定装置を選択する。

0032

この位置推定信号は、例えば、無線基地局からの信号の受信レベル、無線基地局からの信号が移動機に到達するまでの時間、各信号を送信した無線基地局の固体識別情報、任意の無線基地局で測定した移動機からの信号の到来角情報、及び、任意の無線基地局と移動機とを結ぶ線分を基準とした場合におけるその他の無線基地局からの信号の到来角に関する情報等がある。位置の推定は、例えば、PHSシステム、PDCシステムでは、基地局の受信レベル等に基づいて近接の基地局から推定する。また、将来運用計画中のIMT-2000システムでは、無線基地局からの信号が移動機に到達するまでの時間や移動機からの信号の到来角情報に基づいて移動機の位置推定を行なう。この場合、移動機の位置推定精度は、IMT-2000システムが最善で次いでPHSシステム、PDCシステムの順となる。

0033

図2において、各無線通信システムに属する移動機101〜103からの上記位置推定信号は、有線NW311〜313を経て全て位置推定信号集約装置50に送信される。上記位置推定信号集約装置50からの出力信号は、各有線NW321〜323を経て最適な位置推定装置401〜403に向けて送信される。また、位置推定信号集約装置50と各位置推定装置401〜403間の接続は、有線NW 321〜323を介さないで専用回線等で結ぶ方法もある。

0034

また、有線NW311〜313、321〜323は、各々異なっていても全部又は一部が同じであってもよい。

0035

上記位置推定信号集約装置は、例えば、図3に示す処理手順に従って実行する。図3において、上記位置推定信号集約装置は、任意の無線通信システムからの上記位置推定信号を受信する(S1)。位置推定信号集約装置は、この位置推定信号を受信後、位置推定信号を送信した無線通信システムを“発システム”としてメモリー内に記憶する(S2)。

0036

次に受信された上記位置推定信号の内容に基づいて位置推定装置の選択を行い(S3)、その結果、選択した位置推定装置に対応する無線通信システムを“着システム”としてメモリー内に記憶する(S4)。

0037

位置推定信号集約装置で位置推定装置を決定する方法は、例えば、上記受信した位置推定信号を用いて予想される位置推定誤差が最小となる位置推定装置を選択する。

0038

次に上記メモリー内に記憶された“発システム”と“着システム”とに対応する無線通信システムの比較処理を行い、同一か否かを判断する(S5)。判断後、“発システム”と“着システム”とが同一である場合、受信された位置推定信号の補正を行なわないで、その位置推定信号をそのまま選択した位置推定装置に送信する(S6)。

0039

(S5)の比較処理において、“発システム”と“着システム”とが異なると判断された場合、位置推定信号集約装置は、選択した位置推定装置(“着システム”に対応)で位置推定を行なうために必要となる情報(付加情報)を、“発システム”に対応する位置推定装置から取得する(S7)。付加情報は、“発システム”に属する無線基地局の設置形態情報(例えば無線基地局の位置に関する情報等)に関する情報で構成される。通例では、無線基地局の設置形態情報に関する情報は、無線通信システムの相互間で参照することができないので、(S7)の付加情報を取得する処理が必要である。

0040

上記位置推定信号と付加情報は、選択した位置推定装置が認識できるデータ形式へ変換され(S8)、その変換後の信号は、選択した位置推定装置に送信される(S9)。

0041

位置推定信号集約装置が、直接、各無線通信システムの設備を参照できる場合は、図3における(S7)の処理は省略が可能である。

0042

図4においては、位置推定システムの位置推定信号集約装置に関する動作フローを示し、例えば図4のフローチャートに従って実行される。

0043

上記図3では、位置推定信号集約装置が自律的に位置推定装置の選択を行なうのに対して、図4では、移動機が構築する位置推定信号に付加される位置推定装置の順位情報に基づいて位置推定装置を選択する(S13)。また前記順位情報は、無線基地局で構築して送信することも可能である。なお、(S13)以外の処理は、図3と同様であるので省略する。

0044

図5においては、位置推定システムにおける、位置推定信号を送信する移動機の処理は、例えば、図5に従って実行される。

0045

まず、移動機は、位置検索要求信号を受信(S21)後、位置推定に必要となる情報を取得する(S22)。この位置推定に必要な情報は、無線基地局からの信号の受信レベル、無線基地局からの信号が移動機に到達するまでの時間、各信号を送信した無線基地局の固体識別情報、任意の無線基地局で測定した移動機からの信号の到来角情報、及び、任意の無線基地局と移動機とを結ぶ線分を基準とした場合におけるその他の無線基地局からの信号の到来角に関する情報等から構成される。移動機では、これらの情報の中から少なくとも1つの情報を取得する必要が有り、また取得できた情報の種類が多いほど適用できる位置推定装置の選択幅が広がる。

0046

次に、上記で取得された位置推定に必要な情報(位置推定情報)の処理を行い、適用可能な位置推定装置を選択し、その適用順位の決定を行なう(S23)。その後、位置推定情報に位置推定装置の適用順位情報を付加して位置推定信号の構築を行い(S24)、該位置推定信号は、位置推定信号集約装置に送信される(S25)。

0047

図6においては、位置推定システムの構成例を示す。各位置推定装置401〜403は、他の位置推定装置に対して、受信した位置推定信号を送信することが可能である。図6に示す例では、ある位置推定装置からの位置推定信号は、各有線NW301〜303を経由して他の位置推定装置に送信される。例えば、位置推定装置401からの位置推定信号は、有線NW302を経由して位置推定装置402へ、また有線NW303を経由して位置推定装置403へ送信することが可能である。

0048

また、各位置推定装置間401〜403を、有線NWを経由せずに専用回線等で直接接続して位置推定装置間通信を行なうことも可能である。

0049

図7においては、位置推定システムの位置推定装置に関する動作フローを示し、例えば図7のフローチャートに従って実行される。

0050

まず、移動機からの位置推定信号を受信する(S31)と該位置推定信号の情報を基に位置推定装置の選択を行なう(S32)。受信した位置推定信号を用いて、適用する位置推定装置の決定を行なう方法は、予想される位置推定誤差が最小となる位置推定装置を選択する方法がある。

0051

(S32)の処理で決定された位置推定装置は、他の位置推定装置を選択したか否かの判断を行なう(S33)。他の位置推定装置を選択した場合は、位置推定信号と選択した位置推定装置で位置推定時に必要となる情報(付加情報)とを選択した位置推定装置が解釈可能なデータ形式への変換処理を行い(S34)、その処理後に作成された信号を選択した位置推定装置に送信する(S35)。また、各位置推定装置が、直接、他の無線通信システムの設備情報参照可能である場合は、図7に示す(S34)の処理に記載の付加情報を位置推定信号に付与する処理は省略が可能である。さらに、位置推定システムにおいて、一部乃至全てのノード間でデータ形式の統一が実現されることにより、各ノードの処理を削減することが可能である。削減可能な処理は、例えば、図3及び図5における処理(S8)、図7における処理(S34)に記載のデータ形式の変換処理がある。

発明の効果

0052

以上説明してきたように本発明によれば、移動機の位置推定システム及び位置推定方法において、無線通信システム毎に独立している位置推定システムに対応する位置推定装置を、位置推定システム間で相補的に活用することが可能となるため、既存の位置推定システムにおける個々の機能増設を抑えたまま、様々な位置推定方法を導入することができる。これにより、従来に比べて費用対効果が向上し、かつサービス性の観点からも効率的なシステム運用が可能となる。

0053

また、様々な位置推定方法を活用できるため、位置推定信号の内容不十分さに起因する位置推定不能状態の効率的な回避も可能になる。

0054

さらに、位置推定システム全体で概観すると、位置推定を行なうための手段を複数有していることになり、その結果、選択肢が増えて効率的な運用が可能になると共に装置・機器障害に対応するための冗長性増し、位置推定不能状態も、効率よく回避することができる。

図面の簡単な説明

0055

図1本発明の実施の一形態に係る位置推定システムの基本構成例を示すブロック図である。
図2位置推定システムにおいて位置推定信号集約装置を用いて位置推定なされる構成例を示すブロック図である。
図3位置推定信号集約装置での処理手順の一例(その1)を示すフローチャートである。
図4位置推定信号集約装置での処理手順の一例(その2)を示すフローチャートである。
図5位置推定システムにおける移動機での処理手順の一例を示すフローチャートである。
図6位置推定システムにおいて位置推定装置を用いて位置推定がなされる構成例を示すブロック図である。
図7位置推定システムにおける位置推定装置での処理手順の一例を示すフローチャートである。
図8従来の無線通信システム毎に存在する位置推定システムを示すブロック図である。

--

0056

101〜103移動機
201〜203無線基地局
301〜303有線NW(ネットワーク)
311〜313 有線NW(ネットワーク)
321〜323 有線NW(ネットワーク)
401〜403位置推定装置
50位置推定信号集約装置

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