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技術 感熱発色記録材

出願人 大阪シーリング印刷株式会社
発明者 内田泰三大橋朝妃
出願日 2000年6月13日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2000-176830
公開日 2001年12月25日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2001-353963
状態 特許登録済
技術分野 感熱発色記録 展示カード類
主要キーワード 水溶性エマルジョン樹脂 隠ぺい剤 平面方形 感熱記録剤 発色表示 隠ぺい層 アルミ粉 ポリオレフィン粒子
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年12月25日)のものです。
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図面 (3)

課題

包装フィルムの広い面積を占めるように貼り付けて利用しても、透明および/または半透明な部分から下層が見通すことができ、且つ、感熱発色層感熱発色させた後に、その表面にバーコード等が感熱発色表示させてもスキャンすることができるようにした、感熱発色記録材を得ることである。

解決手段

この発明の感熱発色記録材10は、少なくともその一部が透明性を有する基材12と、基材12の表面に形成された感熱発色層14と、感熱発色層14の表面に形成され、感熱発色層に浸透性を有して感熱発色層14を透明および/または半透明化する透明化層16とを含み、さらに、基材12の裏面に形成され、少なくともその一部が透明性および/または半透明性を有する接着剤層20を含む、感熱発色記録材10である。

概要

背景

従来の感熱色記録ベルは、表面から感熱発色した感熱発色層見え、たとえばバーコード等を感熱発色記録することにより現され、食料品パックフィルム等の表面にラベルとして貼られる等のようにして用いられている。

概要

包装フィルムの広い面積を占めるように貼り付けて利用しても、透明および/または半透明な部分から下層が見通すことができ、且つ、感熱発色層を感熱発色させた後に、その表面にバーコード等が感熱発色表示させてもスキャンすることができるようにした、感熱発色記録材を得ることである。

この発明の感熱発色記録材10は、少なくともその一部が透明性を有する基材12と、基材12の表面に形成された感熱発色層14と、感熱発色層14の表面に形成され、感熱発色層に浸透性を有して感熱発色層14を透明および/または半透明化する透明化層16とを含み、さらに、基材12の裏面に形成され、少なくともその一部が透明性および/または半透明性を有する接着剤層20を含む、感熱発色記録材10である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

少なくともその一部が透明性を有する基材と、前記基材の表面に形成された感熱発色層と、前記感熱発色層の表面に形成され、前記感熱発色層に浸透性を有して感熱発色層を透明および/または半透明化する透明化層とを含む、感熱色記録材。

請求項2

前記透明化層は、シリコン樹脂を含む、請求項1に記載の感熱発色記録材。

請求項3

前記透明化層は、UVもしくはEB硬化型シリコン樹脂を含む、請求項1に記載の感熱発色記録材。

請求項4

前記基材は、透明なフィルムまたはシートもしくはフィルムまたはシート状物からなり、接着剤層は、再剥離型接着剤を塗布してなる、請求項1に記載の感熱発色記録材。

請求項5

前記基材の表面および/または裏面の少なくともその一部に隠ぺい層が形成された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の感熱発色記録材。

請求項6

前記隠ぺい層は、アルミ粉が含まれた結着材を塗布してなる、請求項5に記載の感熱発色記録材。

請求項7

前記隠ぺい層は、チタンホワイトが含まれた結着材を塗布してなる、請求項5に記載の感熱発色記録材。

請求項8

前記隠ぺい層は、蒸着層を含む、請求項5に記載の感熱発色記録材。

請求項9

さらに、前記基材の裏面に形成され、少なくともその一部が透明性および/または半透明性を有する接着剤層を含む、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の感熱発色記録材。

技術分野

0001

この発明は、感熱色記録材に関し、特に、たとえばパック包装フィルムの広い面積を占めるように貼られてもその上からパックの中に収納された中身見えるようにした、バーコードラベルとして用いるに適する感熱発色記録材に関する。

背景技術

0002

従来の感熱発色記録ラベルは、表面から感熱発色した感熱発色層が見え、たとえばバーコード等を感熱発色記録することにより現され、食料品のパックのフィルム等の表面にラベルとして貼られる等のようにして用いられている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、この従来の感熱発色記録ラベルにおいては、たとえば、生鮮食料品のパックに貼られるラベルの場合、調味料原材料製造者賞味期限等多くの情報を表示する必要性がある。ところが、情報を多く表示するためにはラベルの大きさが大型になるが、それが不透明なラベルであれば、その中身が見えなくなって、購買時の購入者鮮度等中身を確かめながら購入できない。

0004

それゆえに、この発明の主たる目的は、包装フィルムの広い面積を占めるように貼り付けて利用しても、透明および/または半透明な部分から下層が見通すことができ、且つ、感熱発色層を感熱発色させた後に、その表面にバーコード等が感熱発色表示させてもスキャンすることができるようにした、感熱発色記録材を得ることである。

課題を解決するための手段

0005

請求項1の感熱発色記録材は、少なくともその一部が透明性を有する基材と、基材の表面に形成された感熱発色層と、感熱発色層の表面に形成され、感熱発色層に浸透性を有して感熱発色層を透明および/または半透明化する透明化層とを含む、感熱発色記録材である。請求項2の感熱発色記録材は、透明化層は、シリコン樹脂を含む、請求項1に記載の感熱発色記録材である。請求項3の感熱発色記録材は、透明化層は、UVもしくはEB硬化型シリコン樹脂を含む、請求項1に記載の感熱発色記録材である。請求項4の感熱発色記録材は、基材は、透明なフィルムまたはシートもしくはフィルムまたはシート状物からなり、接着剤層は、再剥離型接着剤を塗布してなる、請求項1に記載の感熱発色記録材である。請求項5の感熱発色記録材は、基材の表面および/または裏面の少なくともその一部に隠ぺい層が形成された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の感熱発色記録材である。請求項6の感熱発色記録材は、隠ぺい層は、アルミ粉が含まれた結着材を塗布してなる、請求項5に記載の感熱発色記録材である。請求項7の感熱発色記録材は、隠ぺい層は、チタンホワイトが含まれた結着材を塗布してなる、請求項5に記載の感熱発色記録材である。請求項8の感熱発色記録材は、隠ぺい層は、蒸着層を含む、請求項5に記載の感熱発色記録材である。請求項9の感熱発色記録材は、さらに、基材の裏面に形成され、少なくともその一部が透明性および/または半透明性を有する接着剤層を含む、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の感熱発色記録材である。

0006

この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。

発明を実施するための最良の形態

0007

図1は、この発明の実施の形態である感熱発色記録材の断面図解図である。

0008

この感熱発色記録材10は、方形の透明または半透明の基材12の表面に感熱発色層14が形成され、前記感熱発色層14の表面に前記感熱発色層14に浸透性を有して感熱発色層14を透明および/または半透明化する透明化層16が形成され、前記感熱発色層14の裏面において前記感熱発色層14が発色してなる情報、たとえばバーコードをスキャンすることができるように隠ぺい層18が形成され、さらに、前記基材12の裏面には、この感熱発色記録材10を物品接着するための接着剤層20が形成されている。接着剤層20の表面には、接着剤層20を保護し前記感熱発色記録材10を支持するための剥離シート22が仮着されている。感熱発色層14の表面には、透明または半透明のオーバーコート層24が形成されている。隠ぺい層18は、感熱発色層14を発色させ、スキャナーでスキャンすることが必要な部位において、基材12の一部に形成される。

0009

基材12は、ポリエチレン等の透明なフィルムまたはシートもしくはフィルムまたはシート状物からなる。

0010

基材12は透明支持体であり、常温での屈折率が1.45〜1.60の範囲のものが好ましい。たとえば、ポリエチレンテレフタレートポリブチレンテレフタレート等のポリエステルフイルム三酢酸セルロースフィルム等のセルロース誘導体のフィルム、ポリスチレンフィルムポリプロピレンフィルム、ポリエチレン等のポリオレフィンのフィルム等があり、これらを単体であるいは貼り合わせて用いるのが一般的である。

0011

本発明の感熱記録材料の基材12は、目的、用途に応じて、透明支持体、紙等の半透明支持体の双方が用いられるが、本発明の目的の一つである透明な感熱記録材料を得るためには透明支持体を選択する。透明支持体の表面に、それぞれ相異なる色相に発色する感熱発色層を設けることにより、多色化も容易となる。透明支持体の厚みとしては20〜200μmのものが用いられ、特に50〜100μmのものが好ましい。そして、これらの中から選択される材料として、透明性を有するものが選択される必要性がある。

0012

感熱発色層14としては、周知の感熱記録剤コーティングして形成されている。すなわち、この感熱発色層14を形成するためには、発色剤顕色剤および結着剤などを含む溶液を基材12の表面に塗布して乾燥させることにより形成される。また、感熱発色層14の材料となる混合物には、必要に応じて顔料ワックス類消泡剤などの添加剤、感熱発色層14に任意の着色を行うための嗔料や、感熱発色層14の熱に対する感度を高めるための増感剤や、保存性を向上させるための安定剤などを添加してもよい。さらに、感熱発色層14の材料となる混合物には、その混合物中の結着剤を架橋させるための架橋剤や、滑剤などを添加してもよい。

0013

発色剤としては、公知の無色または淡色のロイコ染料などが用いられ、たとえば、
(1) 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(2−フェニル−3−インドリル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメチル−3−インドリル)フタリド、3,3−ビス(9−エチル−3−カルバゾリル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニル−3−インドリル)−5−ジメチルアミノフタリドなどのトリアリールメタン化合物
(2) 4,4−ビス(ジメチルアミノ)ベンズドリベンジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミンなどのジフェニルメタン系化合物;
(3)ローダミン−β−アニリノラクタム、3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−オクチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2,4−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(β−エトキシエチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロロプロピルアミノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−エトキシエチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−トリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(4−アニリノ)アニリノ−6−メチル−7−クロロフルオランなどのキサンテン系化合物
(4)ベンゾイルロイコメチレンブル−、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブル−などのチアジン系化合物;
(5) 3−メチルスピロナフトピラン、3−エチルスピロジナフトピラン、3−ベンジルスピロジナフトピラン、3−メチルナフト−(3−メトキシベンゾスピロピランなどのスピロ系化合物;
(6) その他、3,5′,6−トリス(ジメチルアミノ)−スピロ〔9H−フルオレン−9,1′(3′H)−イソベンゾフラン〕−3′−オン、1,1−ビス〔2−(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(4−メトキシフェニルエテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロ(3H)イソベンゾフラン−3−オンなどがあげられ、これらの染料は1種または2種以上を混合して用いることができる。

0014

また、顕色剤としては、たとえば、
(1) p−オクチルフェノ−ル、p−第三ブチルフェノールp−フェニルフェノール、p−ヒドロキシアセトフェノンα−ナフトールβ−ナフトール、p−第三オクチルカテコール、2,2′−ジヒドロキシビフェニルビスフェノール−A、1,1−ビス(p−ヒドロキシフェニルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3,4−ジヒドロキシフェニル)スルホン、2,4′−ジヒドロキシフェニルスルホン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス〔2−(4−ヒドロキシフェニルチオ)エトキシ〕メタン、4−(4−イソプロポキシベンゼンスルホニル)フェノ−ル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチルp−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、3,5−ジ第三ブチルサリチル酸などのフェノール系;
(2)安息香酸などの有機カルボン酸系;
(3)サリチル酸亜鉛などの金属系;
(4) 2,4−ジヒドロキシ−N−2′−メトキシベンズアニリドなどのアニリド誘導体
などの顕色剤があげられ、これらの顕色剤は1種または2種以上を混合して用いることができる。

0017

また、増感剤としては、たとえば、
(1)酢酸亜鉛オクチル酸亜鉛ラウリン酸亜鉛ステアリン酸亜鉛オレイン酸亜鉛ベヘニン酸亜鉛安息香酸亜鉛、サリチル酸ドデシルエステル亜鉛塩ステアリン酸カルシウムステアリン酸マグネシウムステアリン酸アルミニウムなどの有機酸金属塩
(2)ステアリン酸アミドステアリン酸メチロールアミドステアロイル尿素、アセトアニリドアセトトルイジド、安息香酸ステアリルアミド、エチレンビスステアリン酸アミドヘキサメチレンビスオクチル酸アミドなどのアミド化合物
(3) 1,2−ビス(3,4−ジメチルフェニルエタン、m−ターフェニル、1,2−ジフェノキシエタン、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン、p−ベンジルビフェニル、p−ベンジロキシビフェニル、ジフェニルカーボネート、ビス(4−メチルフェニルカーボネートジベンジルオキザレート、ビス(4−メチルベンジル)オキザレート、ビス(4−クロロベンジルオキサレート、1−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸フェニル、1−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸ベンジル、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸フェニル、メチレンジベンゾエート、1,4−ビス(2−ビニロキシエトキシベンゼン、2−ベンジロキシナフタレン、4−ベンジロキシ安息香酸ベンジルジメチルフタレートテレフタル酸ジベンジル、ジベンゾイルメタン、4−メチルフェノキシ−p−ビフェニル
などがあげられ、これらの増感剤は1種または2種以上を混合して用いることができる。

0018

また、保存安定剤としては、たとえば、1,1,3−トリス(2−メチル−4ヒドロキシ−5−第三ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、4,4′−ブチリデンビス(2−第三ブチル−5−メチルフェノール)、4,4′−チオビス(2−第三ブチル−5−メチルフェノール)、2,2′−チオビス(6−第三ブチル−4−メチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(6−第三ブチル−4−メチルフェノール)などのヒンダードフェノール化合物、4−ベンジルオキシ−4′−(2−メチルグリシジルオキシジフェニルスルホンナトリウム−2,2′−メチレンビス(4,6−ジ第三ブチルフェニル)ホスフェートなどがあげられ、これらの保存安定剤は1種または2種以上を混合して用いることができる。

0019

透明化層16は、感熱発色層14の空気層を埋めることができるように、浸透が容易で適度な粘度を有する樹脂、たとえば、シリコン樹脂、UVもしくはEB硬化型シリコン樹脂を含む、活性が低い透明化剤を感熱発色層14の表面に塗布する。この塗布された透明化剤は、電子線硬化型または紫外線硬化型樹脂であり、電子線または紫外線照射により硬化させる。

0020

隠ぺい層18としては、結着剤中にチタンホワイトまたはアルミ粉を混ぜたものをコーティングしてなる。また、隠ぺい層18は1層ではなく、より隠ぺい性を増すためにたとえば結着剤中にチタンホワイトを混ぜたものをまず感熱発色層14の表面に塗布し、その表面にさらにアルミ粉を結着剤中に混ぜたものをコーティングした2層構造あるいはそれ以上の層を有するように形成してもよい。

0021

結着剤としては、つぎのものが選択できる。酸化でんぷんエステル価でんぷん等のでんぷん類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロール等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコールおよびその誘導体、ポリビニルピロリドン、カゼインゼラチン大豆タンパクスチレンーアクリル樹脂およびその誘導体、スチレンブタジエンラテックス、アクリルエマルジョン、酢酸ビニルエマルジョン塩化ビニルエマルジョンウレタンエマルジョン、尿素エマルジョン、アルキッドエマルジョンおよびこれらの誘導体。

0022

また、隠ぺい層18として、たとえばアルミ蒸着層をもって構成してもよい。なお、アルミ蒸着層の下層、すなわち、基材12の表面にまず下地層を形成した後アルミニウム真空蒸着を行ってアルミ蒸着層を形成する方がアルミ蒸着をより適性に行うことができる。下地層としては、前記結着剤の1種類または2種類以上を選択し、コーティングして形成すればよい。また、場合によっては下地層を形成する結着剤に充填剤および架橋剤などの添加剤を併用してもよいが、これらに限定されるものではない。

0023

なお、感熱発色層14を保護し、スティッキングを防止するために、結着剤、充填剤および滑剤を混合したオーバーコート剤をコーティングしてオーバーコート層24を形成してもよい。オーバーコート層24としては、結着剤中にスティッキング防止等の適性を持たせるために、吸油量が10ml/100g以上、好ましくは30ml/100g以上の充填剤を10%以上好ましくは30%以上充填し、スティッキング及び圧力発色防止の為滑剤を添加してなるオーバーコート剤をコーティングして形成する方法がある。オーバーコート剤には、必要に応じて架橋剤、分散剤、消泡剤、耐水化剤着色剤などの種々添加剤を添加してもよい。塗布量は0.1〜10g/m2 であり、好ましくは0.5〜6g/m2 を塗布するとよい。

0024

結着剤としては、たとえば次の一種類又は二種類以上選択して用いることができるが、これらに限定されるものでない。ポリビニルアルコール、セルロース、メチルセルロース、デンプン及びその誘導体、カゼイン、ポリアクリルエマルジョン、ポリアクリル酸エステルポリウレタン、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体、スチレン/アクリル酸共重合体等の水溶性樹脂及び水溶性エマルジョン樹脂

0025

充填剤としては、吸油量10ml/100g以上、好ましくは30ml/100g以上、次の一種類又は二種類以上を選択して用いることができるが、これらに限定されるものでない。炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウムシリカホワイトカーボン、タルク、クレー、カオリン、アルミナ、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミ、硫酸バリウム、酸化チタン、ポリスチレン樹脂、尿素−ホルマリン樹脂。

0026

滑剤としては、次の一種類又は二種類以上選択して用いることができるが、これらに限定されるものでない。ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレンワックスパラフィンワックスカルナバロウエステルワックス

0027

接着剤層20としては、合成ゴムまたはアクリル酸エステル共重合体などの合成樹脂主剤とする粘着剤を塗布してなる。ただし、粘着剤は適宜なものを選択すればよく、また、必ずしも粘着剤でなくてもよく、透明性を有し且つこの感熱発色記録材10を他物に接着することができるものであれば、他の接着剤や両面接着テープ等のような他に接着することができるものを選択してもよい。

0028

剥離シート22としては、紙の表面にシリコン等の剥離剤を塗布してなるものを選択すればよい。

0029

感熱発色記録材10は、実際には、平面方形のラベル状に形成し、剥離シート22に適宜な間隔をおいて連続して仮着したものとして用いるが、バーコード、ロット番号等をあらわして商品に貼り付けるときなどには便利である。なお、感熱発色層14を感熱発色する場合には、オーバーコート層24側表面よりサーマルヘッドで感熱発色するような感熱発色記録装置を用いて感熱発色させればよい。

0030

〔実施例1〕基材を構成するポリエチレンフィルムに下記の感熱記録剤を塗布、乾燥して透明な感熱発色層を形成した。
感熱記録剤:下記材料をボールミル粒子径0.8μmまで粉砕,分散してしたもの
1,2−ジ(m−メチルフェノキシ)エタン20部
ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン20部
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン10部
3%ポリビニルアルコール220部
ポリエチレンワックス10部
炭酸カルシウム28部
メチルセルロース7部
次に前記感熱発色層の表面に、下記のUV硬化型シリコン樹脂を塗布し、紫外線照射装置紫外線照射して乾燥して感熱発色層を透明化した。
UV硬化型シリコン樹脂 100部
光開始剤3部
隠ぺい層は、次の材料を以下の配合量でディスパー攪拌羽根)にて混合してなるものを5g/m2 塗布し乾燥させて隠ぺい層を形成した。その後、バーコードを感熱発色層に感熱発色させたところ、表面からは感熱発色層の情報を目視することもまたスキャナー( SYMBOL TECH.ING.,製 LASERCHEK II)でスキャンすることもできた。
(材 料)(化学名または俗名) (固形分配合比)
結着剤:酢酸ビニルエマルジョン40
滑 剤:ポリエチレンワックスエマルジョン15
(商品名:三井化学製 W−300)
隠ぺい剤水性アルミペースト45

0031

〔実施例2〕基材を構成するポリエチレンフィルムに下記の感熱記録剤を塗布、乾燥して透明な感熱発色層を形成した。
感熱記録剤:下記材料をボールミルで粒子径0.8μmまで粉砕,分散してしたもの
1,2−ジ(m−メチルフェノキシ)エタン20部
ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン20部
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン10部
3%ポリビニルアルコール220部
ポリエチレンワックス10部
炭酸カルシウム28部
メチルセルロース7部
次に前記感熱発色層の表面に、下記のUV硬化型シリコン樹脂を塗布し、紫外線照射装置で紫外線を照射して乾燥して感熱発色層を透明化した。
UV硬化型シリコン樹脂 100部
光開始剤3部
隠ぺい層は、次の材料を以下の配合量でディスパー(攪拌羽根)にて混合してなるものを6g/m2 塗布し乾燥させて隠ぺい層を形成した。その後、バーコードを感熱発色層に感熱発色させたところ、表面からは感熱発色層の情報を目視することもまたスキャナー( SYMBOL TECH.ING.,製 LASERCHEK II)でスキャンすることもできた。
(材 料)(化学名または俗名) (固形分配合比)
結着剤:アクリルエマルジョン40
隠ぺい剤:チタンホワイト60
(商品名:テイカ製 JR−600A)

0032

〔実施例3〕基材を構成するポリエチレンフィルムに下記の感熱記録剤を塗布、乾燥して透明な感熱発色層を形成した。
感熱記録剤:下記材料をボールミルで粒子径0.8μmまで粉砕,分散してしたもの
1,2−ジ(m−メチルフェノキシ)エタン20部
ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン20部
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン10部
3%ポリビニルアルコール220部
ポリエチレンワックス10部
炭酸カルシウム28部
メチルセルロース7部
次に前記感熱発色層の表面に、下記のUV硬化型シリコン樹脂を塗布し、紫外線照射装置で紫外線を照射して乾燥して感熱発色層を透明化した。
UV硬化型シリコン樹脂 100部
光開始剤3部
その後に、アクリルエマルジョンを下地層として3g/m2 塗布し乾燥させて形成した。その後、アルミニウムの真空蒸着を行い、隠ぺい層を形成した。さらに、次の材料を以下の配合量でディスパー(攪拌羽根)にて混合してなるオーバーコート剤を3g/m2 塗布し乾燥させて、オーバーコート層を形成した。その後、バーコードを感熱発色層に感熱発色させたところ、表面からは感熱発色層の情報を目視することもまたスキャナー( SYMBOL TECH.ING.,製 LASERCHEK II)でスキャンすることもできた。
(材 料)(化学名または俗名) (配合量)
結着剤:アクリルエマルジョン 26.79重量%
(商品名:三井東圧製ボンロン
架橋剤:ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂3.21重量%
(商品名:三井東圧製ボンロン架橋剤)
充填剤:二酸化ケイ素(吸油量:145ml/100g) 50.00重量%
(商品名:水沢化学製ミズカシル
滑 剤:ポリエチレンワックス 15.00重量%
滑 剤:パラフィンワックス5.00重量%

0033

〔実施例4〕基材を構成するポリエチレンフィルムに下記の感熱記録剤を塗布、乾燥して透明な感熱発色層を形成した。
感熱記録剤:下記材料をボールミルで粒子径0.8μmまで粉砕,分散してしたもの
1,2−ジ(m−メチルフェノキシ)エタン20部
ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン20部
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン10部
3%ポリビニルアルコール220部
ポリエチレンワックス10部
炭酸カルシウム28部
メチルセルロース7部
次に前記感熱発色層の表面に、下記のUV硬化型シリコン樹脂を塗布し、紫外線照射装置で紫外線を照射して乾燥して感熱発色層を透明化した。
UV硬化型シリコン樹脂 100部
光開始剤3部
その後に、アクリルエマルジョンを下地層として3g/m2 塗布し乾燥させて形成した。その後、アルミニウム真空蒸着を行い、アルミ蒸着層を形成した。さらに、次の材料を以下の配合量でディスパー(攪拌羽根)にて混合してなるオーバーコート剤を3g/m2 塗布し乾燥させて、オーバーコート層を形成した。その後、バーコードを感熱発色層に感熱発色させたところ、表面からは感熱発色層の情報を目視することもまたスキャナー( SYMBOL TECH.ING.,製 LASERCHEK II)でスキャンすることもできた。
(材 料)(化学名または俗名) (配合量)
結着剤:アクリルエマルジョン 26.79重量%
(商品名:三井東圧製ボンロン)
架橋剤:ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂3.21重量%
(商品名:三井東圧製ボンロン架橋剤)
充填剤:タルク(吸油量:40ml/100g) 40.00重量%
滑 剤:ポリエチレンワックス 30.00重量%

発明の効果

0034

この発明によれば、少なくともその一部が透明性を有する基材と、基材の表面に形成された感熱発色層と、感熱発色層の表面に形成され、感熱発色層に浸透性を有して感熱発色層を透明および/または半透明化する透明化層とを含むため、包装フィルムの広い面積を占めるように貼り付けて利用しても、透明および/または半透明な部分から下層が見通すことができ、且つ、感熱発色層を感熱発色させた後に、その表面にバーコード等が感熱発色表示させてもスキャンすることができるようにした、感熱発色記録材を得ることができる。

図面の簡単な説明

0035

図1この発明の実施の形態である感熱発色記録材の断面図解図である。
図2図1図示の感熱発色記録材の利用方法の一例を示す斜視図解図である。

--

0036

10感熱発色記録材
12基材
14感熱発色層
16透明化層
18隠ぺい層
20接着剤層
22剥離シート
24 オーバーコート層

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