図面 (/)

技術 ディスク記録再生装置および撮像装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 漆原賢治西田裕人土居誠須佐直和
出願日 2000年5月26日 (19年2ヶ月経過) 出願番号 2000-157026
公開日 2001年12月14日 (17年7ヶ月経過) 公開番号 2001-344868
状態 未査定
技術分野 動的記録再生装置のキャビネット 記録媒体(ディスク)の供給・案内
主要キーワード ストローク誤差 ホルダーガイド ロック用部材 ガイド用長孔 両部品間 抜き取り後 接触直前 ロックレバ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年12月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

本発明は、簡素な構成でかつ、どのような方向に装置を設置した場合であってもカートリッジ挿排時にフローリングユニット弾性変位規制して、カートリッジの挿入を容易に行うことができる優れたロック機構を備えたディスク記録再生装置および撮像装置を提供する。

解決手段

ホルダーユニット3の挿入および排出動作に伴ってロックリンク8とロックプレート9、10を回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることによりロックプレート9、10と第1の突起13aおよび第2の突起13bのカートリッジ挿入方向と垂直な面を接触させるとともに、ロックプレート9、10と本体ケース41のカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、フローティーユニット40を本体ケース41にロックする。

概要

背景

従来から、車載用オーディオ機器等にあっては、外部からの振動によって再生や記録に支障が生じないように、ディスクなどの高密度記録担持体の再生や記録を行う時には、再生ヘッドをばねやダンパなどで浮かしてフローティング状態にすることにより、外部からの振動等から保護するようになっている。また、記録担持体を機器に挿入する時にはフローティング状態を解消し、記録担持体の挿入を容易にするロック機構が設けられている。

従来のこのロック機構を備えたものとしては、特開平10−3734号公報に記載されたものがあり、例えば、図35〜37のように示される。

図35〜37は従来のロック機構を示す図であり、図35は概略的な構成図、図36はロック機構の動作を示す簡略した平面図、図37(a)(b)はロック用部材作動状態を示す簡略した斜視図である。

装置51は、外部振動の影響を避けるため、本体ケース52内部のシャーシ53をフローティング機構のばね54によって浮遊状態に支持している。シャーシ53内には複数のコンパクトディスク(以下、単にCDという)55を収納可能なストッカ56と、CD55の再生を行うためのピックアップユニット57が収納されている。

ピックアップユニット57は昇降自在な架台58に搭載されており、この架台58によって昇降されるようになっている。架台58には、筐体52の開口部59から挿入されるCD55をストッカ56側へ、またその逆方向に搬送するローラ対からなる搬送手段60が搭載されている。

また、CD55の挿入および排出を行う際には、ロック手段の押圧部材であるロック爪61が突出することにより、シャーシ53を開口部59側に押し付けるとともに、ロックレバー62がシャーシ53の図36中、右側に突出し、シャーシ53を筐体52の右側面から離れるように押圧する。

また、中間部の径が先端や基端よりも細い鼓型になっているロック部材64がスライドして筐体52に設けられる長孔状の案内溝65に設けられた小径の案内部66とロック部材64の中央に形成された小径部67が係合して、横方向の変位拘束して位置決めを行うようことにより、フローティング機構による浮遊状態を解消するようになっている。

概要

本発明は、簡素な構成でかつ、どのような方向に装置を設置した場合であってもカートリッジ挿排時にフローリングユニット弾性変位規制して、カートリッジの挿入を容易に行うことができる優れたロック機構を備えたディスク記録再生装置および撮像装置を提供する。

ホルダーユニット3の挿入および排出動作に伴ってロックリンク8とロックプレート9、10を回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることによりロックプレート9、10と第1の突起13aおよび第2の突起13bのカートリッジ挿入方向と垂直な面を接触させるとともに、ロックプレート9、10と本体ケース41のカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、フローティーユニット40を本体ケース41にロックする。

目的

本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡素な構成でかつ、どのような方向に装置を設置した場合であってもカートリッジの挿排時にフローリングユニットの弾性変位を規制して、カートリッジの挿入を容易に行うことができる優れたロック機構を備えたディスク記録再生装置および撮像装置を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

本体ケース振動吸収部材を介して弾性支持され、ディスク再生機構を備えたフローティングユニットと、前記フローティングユニットに設けられ、記録担持体収納するカートリッジを保持するとともに、前記カートリッジの挿入および排出方向に移動可能なホルダーユニットとを備えたディスク記録再生装置において、前記フローティングユニットの移動を規制するロック機構を有し、前記ロック機構は、前記カートリッジの幅方向両側面の前記フローティングユニットに回動自在に設けられ、前記ホルダーユニットの前記挿入・排出方向の移動動作に伴って回動する複数のロックリンクと、前記ロックリンクの両端部に設けられ、前記カートリッジの挿入および排出方向と略同方向に移動する複数のロックプレートと、前記本体ケースに設けられ、カートリッジ挿入および排出方向と垂直な面を有する第1の係合部材とを備え、前記ホルダーユニットの挿入動作に伴って前記ロックリンクを回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることにより前記ロックプレートと前記第1の係合部材のカートリッジ挿入方向と垂直な面を接触させるとともに、前記ロックプレートを前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、前記カートリッジの挿入・排出時に前記フローティングユニットのカートリッジ挿入方向およびカートリッジ厚み方向への変位を規制し、前記ホルダーユニットが記録再生位置に位置したときに、前記ロックリンクおよびロックプレートが回動して前記カートリッジの厚み方向の前記ロックプレート間の距離を減少させることにより、前記第1の係合部材および前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面と前記ロックプレートとの隙間を拡大させて外部からの振動による前記フローティングユニットの弾性変位領域を確保することを特徴とするディスク記録再生装置。

請求項2

前記本体ケースに設けられ、カートリッジの幅方向と垂直な面を有する第2の係合部材を設け、前記ホルダーユニットの挿入動作に伴って前記ロックリンクを回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることにより前記ロックプレートと前記第2の係合部材のカートリッジの幅方向と垂直な面を接触させるとともに、前記ロックプレートを前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、前記カートリッジの挿入・排出時に前記カートリッジ幅方向への変位を規制し、前記ホルダーユニットが記録再生位置に位置したときに、前記ロックリンクおよびロックプレートが回動して前記カートリッジの厚み方向の前記ロックプレート間の距離を減少させることにより、前記第2の係合部材および前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面と前記ロックプレートとの隙間を拡大させて外部からの振動による前記フローティングユニットの弾性変位領域を確保することを特徴とする請求項1記載のディスク記録再生装置。

請求項3

前記ホルダーユニットが、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ解除方向への動作途中からカートリッジ挿入・排出方向への動作時に、前記フローティングユニットの弾性変位領域のカートリッジ厚み方向に突出する第1の部材を有し、前記第1の部材が前記フローティングユニットの弾性変位領域より突出する前に、前記ロックリンクおよび前記ロックプレートの動作を完了させることによって前記フローティングユニットの少なくともカートリッジ厚み方向への変位を規制し、前記第1の部材と前記本体ケースとの隙間を確保することを特徴とする請求項1または2記載のディスク記録再生装置。

請求項4

前記ホルダーユニットが、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ解除方向への動作途中からカートリッジ挿入・排出方向への動作時に、前記フローティングユニットの弾性変位領域のカートリッジ厚み方向に突出する第1の部材を有し、前記第1の部材が前記フローティングユニットの弾性変位領域より突出する前に、前記ロックリンクおよび前記ロックプレートの動作を完了させ、前記フローティングユニットの少なくともカートリッジ厚み方向への変位を規制し、かつ、弾性変位領域のうち、前記第1の部材の突出方向と逆方向に前記フローティングユニットを押し付けることによって、前記第1の部材と前記本体ケースとの隙間を確保し、前記ディスク再生装置のカートリッジ厚み方向の寸法を低減するとともに、前記ホルダーユニットが記録再生位置に位置したときには、前記第1の部材の前記フローティングユニットの弾性変形領域への突出が解消された後に、前記ロックリンクおよび前記ロックプレートを回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を減少させることによって外部からの振動による前記フローティングユニットの弾性変位領域を確保することを特徴とする請求項1〜3何れか記載のディスク記録再生装置。

請求項5

前記本体ケースは、前記フローティングユニットに挿入されるカートリッジが通過可能な開口部と、前記ロック機構と連動して回動するシャッターリンクと、前記シャッターリンクに係合し、前記シャッターリンクの回動動作により開閉されるシャッター機構とを有し、前記ロック機構による前記フローティングユニットの弾性変位の規制後に、前記シャッター機構を開口することを特徴とする請求項1〜4何れかに記載のディスク記録再生装置。

請求項6

前記本体ケースは、前記シャッター機構の開口状態を検出する第1の検出手段を有し、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ方向への動作開始直後に前記シャッター機構の開閉状態を検出し、前記シャッター機構が閉鎖している場合には前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ方向への動作を継続するとともにディスク記録再生動作を行う一方、前記シャッター機構が開いている場合に前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ方向への動作を行わず、カートリッジ排出方向への動作を行なうことによりカートリッジを排出することを特徴とする請求項1〜6何れかに記載のディスク記録再生装置。

請求項7

前記フローティングユニットのカートリッジ幅方向側の両側面にカートリッジ挿排方向に移動可能なカム部材を有し、前記ホルダーユニットと前記ロックリンクおよび前記シャッターリンクの動作を前記カム部材によって行うことを特徴とする請求項1〜6何れかに記載のディスク記録再生装置。

請求項8

前記ホルダーユニットと前記カム部材の係合を行なう第1の弾性部材を有し、前記ホルダーユニットのカートリッジ挿入方向への変位を可能にするとともに、カートリッジイジェクト動作時に前記カム部材を正規ストローク以上に動作させ、前記ホルダーユニットに設けられたカートリッジ導入部と前記開口部付近の前記本体ケースが前記第1の弾性部材によって常時に接触することを特徴とする請求項1〜7何れかに記載のディスク記録再生装置。

請求項9

前記シャッター機構を閉鎖方向に付勢する第2の弾性部材を設け、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ解除方向への動作後に前記カム部材によって前記シャッター機構の開口動作を完了してイジェクト動作を行うとともに、カートリッジが前記開口部から突出した後に前記シャッターリンクと前記カム部材との係合を解除し、前記シャッター機構が、前記第2の弾性部材の付勢によってイジェクト中のカートリッジ上面と接触しながらカートリッジのイジェクト動作を行うことで、イジェクト動作完了後の前記ホルダーユニットからのカートリッジ抜き取り直後に前記シャッター機構が閉鎖することを特徴とする請求項1〜8何れかに記載のディスク記録再生装置。

請求項10

前記ホルダーユニットのカートリッジイジェクト動作が完了した後、当初設定した一定時間が経過しても、カートリッジが抜き取られず、前記第1の検出手段により前記シャッター機構の開口状態を検出した場合には、前記ホルダーユニットをカートリッジ挿入方向へ動作させることによってカートリッジの前記ディスク記録再生装置への搬送およびびクランプを行うとともに、前記シャッター機構を閉鎖することを特徴とする請求項1〜9何れかに記載のディスク記録再生装置。

請求項11

前記ホルダーユニットがカートリッジイジェクト状態からカートリッジ挿入待機状態移行する際に、前記カム部材のカートリッジイジェクト時のオーバーストロークを利用することで、前記カム部材と前記シャッターリンクの係合により前記シャッター機構を開口動作させるとともに前記ホルダーユニットに前記導入部と前記開口部付近の前記本体ケースとの接触を保つことを特徴とする請求項1〜10何れかに記載のディスク記録再生装置。

請求項12

請求項1〜11何れかに記載のディスク記録再生装置を備えたことを特徴とする撮像装置

技術分野

0001

本発明は、カートリッジ収納されたディスクを記録または再生するディスク記録再生装置および撮像装置に関する。

背景技術

0002

従来から、車載用オーディオ機器等にあっては、外部からの振動によって再生や記録に支障が生じないように、ディスクなどの高密度記録担持体の再生や記録を行う時には、再生ヘッドをばねやダンパなどで浮かしてフローティング状態にすることにより、外部からの振動等から保護するようになっている。また、記録担持体を機器に挿入する時にはフローティング状態を解消し、記録担持体の挿入を容易にするロック機構が設けられている。

0003

従来のこのロック機構を備えたものとしては、特開平10−3734号公報に記載されたものがあり、例えば、図35〜37のように示される。

0004

図35〜37は従来のロック機構を示す図であり、図35は概略的な構成図、図36はロック機構の動作を示す簡略した平面図、図37(a)(b)はロック用部材作動状態を示す簡略した斜視図である。

0005

装置51は、外部振動の影響を避けるため、本体ケース52内部のシャーシ53をフローティング機構のばね54によって浮遊状態に支持している。シャーシ53内には複数のコンパクトディスク(以下、単にCDという)55を収納可能なストッカ56と、CD55の再生を行うためのピックアップユニット57が収納されている。

0006

ピックアップユニット57は昇降自在な架台58に搭載されており、この架台58によって昇降されるようになっている。架台58には、筐体52の開口部59から挿入されるCD55をストッカ56側へ、またその逆方向に搬送するローラ対からなる搬送手段60が搭載されている。

0007

また、CD55の挿入および排出を行う際には、ロック手段の押圧部材であるロック爪61が突出することにより、シャーシ53を開口部59側に押し付けるとともに、ロックレバー62がシャーシ53の図36中、右側に突出し、シャーシ53を筐体52の右側面から離れるように押圧する。

0008

また、中間部の径が先端や基端よりも細い鼓型になっているロック部材64がスライドして筐体52に設けられる長孔状の案内溝65に設けられた小径の案内部66とロック部材64の中央に形成された小径部67が係合して、横方向の変位拘束して位置決めを行うようことにより、フローティング機構による浮遊状態を解消するようになっている。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、このような従来のロック機構にあっては、ロックに必要な部品が多く、ロック動作ストロークやタイミングの精度を保証することが困難であった。

0010

また、例えば、CD55の挿入方向が下向きにして設置された場合には、ロックレバー61先端を支点としてシャーシ53が可動可能となってしまい、ロック部材64の中央の小径部67が筐体52に設けられた案内溝65の案内部66に係合できない可能性が高いという問題もあった。

0011

本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡素な構成でかつ、どのような方向に装置を設置した場合であってもカートリッジの挿排時にフローリングユニット弾性変位規制して、カートリッジの挿入を容易に行うことができる優れたロック機構を備えたディスク記録再生装置および撮像装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0012

請求項1記載の発明のディスク記録再生装置は、本体ケースに振動吸収部材を介して弾性支持され、ディスク再生機構を備えたフローティングユニットと、前記フローティングユニットに設けられ、記録担持体を収納するカートリッジを保持するとともに、前記カートリッジの挿入および排出方向に移動可能なホルダーユニットとを備えたディスク記録再生装置において、前記フローティングユニットの移動を規制するロック機構を有し、前記ロック機構は、前記カートリッジの幅方向両側面の前記フローティングユニットに回動自在に設けられ、前記ホルダーユニットの前記挿入・排出方向の移動動作に伴って回動する複数のロックリンクと、前記ロックリンクの両端部に設けられ、前記カートリッジの挿入および排出方向と略同方向に移動する複数のロックプレートと、前記本体ケースに設けられ、カートリッジ挿入および排出方向と垂直な面を有する第1の係合部材とを備え、前記ホルダーユニットの挿入動作に伴って前記ロックリンクを回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることにより前記ロックプレートと前記第1の係合部材のカートリッジ挿入方向と垂直な面を接触させるとともに、前記ロックプレートを前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、前記カートリッジの挿入・排出時に前記フローティングユニットのカートリッジ挿入方向およびカートリッジ厚み方向への変位を規制し、前記ホルダーユニットが記録再生位置に位置したときに、前記ロックリングおよびロックプレートが回動して前記カートリッジの厚み方向の前記ロックプレート間の距離を減少させることにより、前記第1の係合部材および前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面と前記ロックプレートとの隙間を拡大させて外部からの振動による前記フローティングユニットの弾性変位領域を確保する構成を有している。

0013

このような構成により、ホルダーユニットの挿入および排出動作に伴ってロックリンクとロックプレートを回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることによりロックプレートと第1の係合部材のカートリッジ挿入方向と垂直な面を接触させるとともに、ロックプレートと本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、簡単な構成で、かつ、どのような方向にディスク記録再生装置を設置した場合であっても、カートリッジ挿排時にフローティングユニットの弾性変位を規制することができ、カートリッジをディスク記録再生装置に簡単に挿入することができる。

0014

請求項2記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1記載の発明において、前記本体ケースに設けられ、カートリッジの幅方向と垂直な面を有する第2の係合部材を設け、前記ホルダーユニットの挿入動作に伴って前記ロックリンクを回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることにより前記ロックプレートと前記第2の係合部材のカートリッジの幅方向と垂直な面を接触させるとともに、前記ロックプレートを前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、前記カートリッジの挿入・排出時に前記カートリッジ幅方向への変位を規制し、前記ホルダーユニットが記録再生位置に位置したときに、前記ロックリンクおよびロックプレートが回動して前記カートリッジの厚み方向の前記ロックプレート間の距離を減少させることにより、前記第2の係合部材および前記本体ケースのカートリッジ厚み方向の内面と前記ロックプレートとの隙間を拡大させて外部からの振動による前記フローティングユニットの弾性変位領域を確保する構成を有している。

0015

このような構成により、カートリッジ挿入方向右側または左側を下向きにしてディスク記録再生装置を設置した場合であっても、カートリッジ挿排時にはフローティングユニットの弾性変位を規制してカートリッジのディスク記録再生装置への挿入を容易に行うことができる。

0016

請求項3記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1または2記載の発明において、前記ホルダーユニットが、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ解除方向への動作途中からカートリッジ挿入・排出方向への動作時に、前記フローティングユニットの弾性変位領域のカートリッジ厚み方向に突出する第1の部材を有し、前記第1の部材が前記フローティングユニットの弾性変位領域より突出する前に、前記ロックリンクおよび前記ロックプレートの動作を完了させることによって前記フローティングユニットの少なくともカートリッジ厚み方向への変位を規制し、前記第1の部材と前記本体ケースとの隙間を確保する構成を有している。

0017

このような構成により、カートリッジの搬送中に発生した外部の振動によりディスク記録再生装置に損傷を与えることを抑制することができる。

0018

請求項4記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜3何れかに記載の発明において、前記ホルダーユニットが、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ解除方向への動作途中からカートリッジ挿入・排出方向への動作時に、前記フローティングユニットの弾性変位領域のカートリッジ厚み方向に突出する第1の部材を有し、前記第1の部材が前記フローティングユニットの弾性変位領域より突出する前に、前記ロックリンクおよび前記ロックプレートの動作を完了させ、前記フローティングユニットの少なくともカートリッジ厚み方向への変位を規制し、かつ、弾性変位領域のうち、前記第1の部材の突出方向と逆方向に前記フローティングユニットを押し付けることによって、前記第1の部材と前記本体ケースとの隙間を確保し、前記ディスク再生装置のカートリッジ厚み方向の寸法を低減するとともに、前記ホルダーユニットが記録再生位置に位置したときには、前記第1の部材の前記フローティングユニットの弾性変形領域への突出が解消された後に、前記ロックリンクおよび前記ロックプレートを回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を減少させることによって外部からの振動による前記フローティングユニットの弾性変位領域を確保する構成を有している。

0019

このような構成により、カートリッジの搬送中に発生した外部の振動によりディスク記録再生装置に損傷を与えるのを抑制することができるとともにディスク記録再生装置の小型化を図ることができる。

0020

請求項5記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜4何れかに記載の発明において、前記本体ケースは、前記フローティングユニットに挿入されるカートリッジが通過可能な開口部と、前記ロック機構と連動して回動するシャッターリンクと、前記シャッターリンクに係合し、前記シャッターリンクの回動動作により開閉されるシャッター機構とを有し、前記ロック機構による前記フローティングユニットの弾性変位の規制後に、前記シャッター機構を開口する構成を有している。

0021

このような構成により、記録再生時のフローティング状態における装置へのカートリッジ挿入を防止することができ、顧客の誤動作によりカートリッジおよびディスク記録再生装置に損傷を与えるのを防止することができる。

0022

請求項6記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜5何れかに記載の発明において、前記本体ケースは、前記シャッター機構の開口状態を検出する第1の検出手段を有し、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ方向への動作開始直後に前記シャッター機構の開閉状態を検出し、前記シャッター機構が閉鎖している場合には前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ方向への動作を継続するとともにディスク記録再生動作を行う一方、前記シャッター機構が開いている場合に前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ方向への動作を行わず、カートリッジ排出方向への動作を行なうことによりカートリッジを排出する構成を有している。

0023

このような構成により、搬送途中のカートリッジの強制抜き取り二重挿入または異物挿入などによりシャッター機構が開いている場合にはホルダーユニットのカートリッジクランプ方向への動作を行わず、カートリッジ排出方向への動作を行うことができるため、記録再生時のフローティング状態における装置へのカートリッジ挿入を防止することができ、顧客の誤動作によりカートリッジおよびディスク記録再生装置に損傷を与えるのを防止することができる。

0024

請求項7記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜6何れかに記載の発明において、前記フローティングユニットのカートリッジ幅方向側の両側面にカートリッジ挿排方向に移動可能なカム部材を有し、前記ホルダーユニットと前記ロックリンクおよび前記シャッターリンクの動作を前記カム部材によって行う構成を有している。

0025

このような構成により、ホルダーユニットとロック機構およびシャッター機構の動作タイミングをカム部材のみで保証することができ、ディスク記録再生装置が誤動作する可能性を低減することができる。

0026

請求項8記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜7何れかに記載の発明において、前記ホルダーユニットと前記カム部材の係合を行なう第1の弾性部材を有し、前記ホルダーユニットのカートリッジ挿入方向への変位を可能にするとともに、カートリッジイジェクト動作時に前記カム部材を正規のストローク以上に動作させ、前記ホルダーユニットに設けられたカートリッジ導入部と前記開口部付近の前記本体ケースが前記第1の弾性部材によって常時に接触する構成を有している。

0027

このような構成により、カートリッジ挿排時の外部からの振動やホルダーユニットのストローク誤差が発生しても、ホルダーユニットに設けたカートリッジ挿入時の導入部と開口部付近の本体ケースが第1の弾性部材によって常時接触することにより、カートリッジを確実に挿入することができる。

0028

請求項9記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜8何れかに記載の発明において、前記シャッター機構を閉鎖方向に付勢する第2の弾性部材を設け、前記ホルダーユニットのカートリッジクランプ解除方向への動作後に前記カム部材によって前記シャッター機構の開口動作を完了してイジェクト動作を行うとともに、カートリッジが前記開口部から突出した後に前記シャッターリンクと前記カム部材との係合を解除し、前記シャッター機構が、前記第2の弾性部材の付勢によってイジェクト中のカートリッジ上面と接触しながらカートリッジのイジェクト動作を行うことで、イジェクト動作完了後の前記ホルダーユニットからのカートリッジ抜き取り直後に前記シャッター機構が閉鎖する構成を有している。

0029

このような構成により、カートリッジ抜き取り後のディスク記録再生装置内への異物侵入および異物侵入による誤動作によりディスク記録再生装置に損傷を与えるのを防止することができる。

0030

請求項10記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜9何れかに記載の発明において、前記ホルダーユニットのカートリッジイジェクト動作が完了した後、当初設定した一定時間が経過しても、カートリッジが抜き取られず、前記第1の検出手段により前記シャッター機構の開口状態を検出した場合には、前記ホルダーユニットをカートリッジ挿入方向へ動作させることによってカートリッジの前記ディスク記録再生装置への搬送およびびクランプを行うとともに、前記シャッター機構を閉鎖する構成を有している。

0031

このような構成により、イジェクトされたカートリッジの抜き忘れによるディスク記録再生装置内への異物侵入および顧客の誤動作によりカートリッジおよびディスク記録再生装置に損傷を与える可能性を低減することができる。

0032

請求項11記載の発明のディスク記録再生装置は、請求項1〜10何れかに記載の発明において、前記ホルダーユニットがカートリッジイジェクト状態からカートリッジ挿入待機状態移行する際に、前記カム部材のカートリッジイジェクト時のオーバーストロークを利用することで、前記カム部材と前記シャッターリンクの係合により前記シャッター機構を開口動作させるとともに前記ホルダーユニットに前記導入部と前記開口部付近の前記本体ケースとの接触を保つこと構成を有している。

0033

このような構成により、カートリッジ抜き取り後の装置内への異物侵入および異物侵入によるディスク記録再生装置の誤動作によりディスク記録再生装置に損傷を与える可能性を低減するとともに、カートリッジを確実に挿入することができる。

0034

請求項12記載の発明の撮像装置は、請求項1〜11何れかに記載のディスク記録再生装置を備えた構成を有している。

0035

このような構成により、撮像装置の移動による振動や衝撃およびカートリッジ挿入方向の変化、屋外などの環境下において、カートリッジの挿排動作を安定して行なうことができるとともに撮像装置への異物侵入を防止することにより、カートリッジやディスク記録再生装置および撮像装置に損傷を与える可能性を低減するとともに、使い勝手の良い撮像装置を実現することができる。

発明を実施するための最良の形態

0036

以下、本発明の実施形態に基づいて説明する。

0037

図1〜34は本発明に係るディスク記録再生装置および撮像装置の一実施形態を示す図である。

0038

まず、構成を説明する。図1、2は本発明の実施の形態におけるカートリッジイジェクト状態のフローティングユニットを示す図であり、図3および図4はフローティングユニットを収納する本体ケースを示す図である。

0039

図1〜4において、まず、カートリッジ1のディスク記録再生装置(以下、単に装置という)への挿入およびオートローデイング方向を矢印Aで示し、カートリッジ1の装置からの抜き取り(排出)およびオートイジェクト方向を矢印Bで示し(以降、カートリッジ1の装置への挿入およびオートローデイング方向をA方向、カートリッジ1の装置からの抜き取りおよびオートイジェクト方向をB方向という)。また、カートリッジ1の厚み方向をそれぞれ矢印C、矢印Dで示している(以降それぞれをC方向、D方向という)。また、カートリッジ1の幅方向をそれぞれ矢印E、矢印Fで示している(以降それぞれをE方向、F方向という)。

0040

カートリッジ1に収納された光ディスク(記録担持体)1aは記録再生ユニット2によって記録再生されるようになっている。記録再生ユニット2は光ディスク1aを回転させるためのスピンドルモータや光ディスク1aの記録再生を行うための光ピックアップおよび光ピックアップを光ディスク1aの半径方向に駆動するための駆動手段を備えている。

0041

カートリッジガイド部材(以下、ホルダーユニットという)3はカートリッジ1のC方向とD方向およびE方向とF方向の変位を規制し、四角形状の挿入経路を形成しており、オートローデイングやオートイジェクト時にカートリッジ1を保持するようになっている。

0042

ホルダーユニット3には第1の部材としてのクランパ3aが設けられており、クランパ3aは光ディスク1aを記録再生する際に光ディスク1aを記録再生ユニット2に設けたスピンドルモータにクランプするようになっている。

0043

また、ホルダーユニット3のB方向端部にはカートリッジ1のホルダーユニット3への挿入を確実に行うための導入部3b、3c、3d、3e、3fが設けられており、これら導入部3b、3c、3d、3e、3fは光ディスク1aの挿入口を構成している。

0044

ダンバー4および弾性部材5はフローティングユニット40のE方向およびF方向の両端面に設けられた第1のシャーシ6(以下、インシャーシLという)6および第2のシャーシ(以下、インシャーシRという)7に設けられており、これらダンパー4および弾性部材5はフローティングユニット40を本体ケース41との問で弾性的に支持することにより、外部からの振動の影響を低減させるようになっている。なお、ダンパー4および弾性部材5は振動吸収部材を構成している。

0045

また、インシャーシL6、R7にはロック機構42が設けられており、このロック機構42は一対のロックリンク8とロックプレート9、10および弾性部材11から構成されている。ロックリンク8はインシャーシL6およびインシャーシR7に軸部材8aを支点として回動自在に設けられており、ロックプレート9、10はロックリンク8の両端部に設けられた軸部材8bおよび8cに係合することにより、ロックリンク8の回動動作によってC方向とD方向に対して垂直方向に平行するようになっている。

0046

また、ロックプレート9、10は弾性部材11により、C方向およびD方向の寸法を低減するように互いに近接する方向に付勢されており、カートリッジ1をホルダーユニット3に挿入またはホルダーユニット3から抜き取る際には、ロックリンク8およびロックプレート9、10をC方向およびD方向の寸法を増大させる方向(離隔する方向)に動作させる。

0047

また、本体ケース41は図3、4に示すように第3のシャーシ(以下、アウトシャーシという)12と第4のシャーシ(以下、アウトシャーシUという)13と第5のシャーシ(以下、アウトシャーシRという)14および第6のアウトシャーシ(以下、アウトシャーシLという)15で構成されており、アウトシャーシ12のF方向の端面付近には、F方向と垂直な面を有する第3の突起12a(第2の係合部材)が設けられている。

0048

また、アウトシャーシ12のE方向の端面付近には、E方向と垂直な面を有する前記第4の突起(第2の係合手段)12bが設けられている。突起12aおよび12bはロック機構がロック状態になった際に、ロックプレート10に形成された凹部10aと接触することで、フローティングユニットのE方向およびF方向への変位を規制するようになっている。なお、突起12aおよび12bには、ロックプレート10の凹部10aと確実に接触するための導入部となるテーパが設けられている。

0049

また、アウトシャーシU13のA方向およびF方向端面付近には、A方向と垂直な面を有する第1の突起13a(第1の係合部材)が設けられており、アウトシャーシU13のA方向およびE方向端面付近には、A方向と垂直な面を有する第2の突起(第1の係合部材)13bが設けられている。

0050

これら突起13aおよび13bはロック機構42がロック状態になった際に、ロツクプレート9のA方向端面と接触することで、フローティングユニット40のA方向への変位を規制するようになっている。

0051

すなわち、本実施形態では、ロックプレート9のA方向端面と本体ケース41に設けられたA方向と垂直な面を有する第1、2突起13a、13bを接触させるとともにロックプレート10に設けたE方向およびF方向に対する凹部10aと本体ケース41に設けたE方向およびF方向に垂直な面を有する第3、4の突起12a、12bを接触させ、かつ、ロックプレート9のD方向端面と本体ケース41のD方向の内面およびロックプレート10のC方向端面と本体ケース41のC方向の内面を接触させることで、フローティングユニット40のA方向、C方向、D方向、E方向およびF方向への変位を規制するようになっている。

0052

一方、光ディスク1aを記録再生する際には、ロックリンク8およびロックプレート9、10を回動させ、C方向およびD方向の寸法を減少させ、ロック解除状態にすることで本体ケース41に設けた第1〜4の突起12a、12b、13a、13bや本体ケース41のC方向およびD方向の内面とロックプレート9、10との隙間を拡大させ、外部からの振動によるフローティングユニット40の弾性変位領域を確保することができる。

0053

一方、軸部材19aおよび19bを有するシャッターリンクR19はアウトシャーシR14に設けた軸部材14aを支点として回動可能に設けられており、軸部材20aおよび20bを有するシャッターリンクL20はアウトシャーシL15に設けた軸部材15aを支点として回動可能に設けられている。

0054

ガイド用の長孔16a〜16dを有するシャッター部材16は長孔16dとシャッターリンクR19に設けた軸部材19a、長孔16cとシャッターリンクL20に設けた軸部材20a、長孔16aおよび16bとアウトシャーシ12に設けた軸部材12cの係合により、シャッターリンクR19およびシャッターリンクL20の回動動作に連動するとともに、C方向およびD方向に対して垂直方向に平行移動可能に設けられている。

0055

また、アウトシャーシ12とシャッター部材16の間にはシャッター部材16を閉鎖方向に付勢する弾性部材18が設けられており、アウトシャーシ12にはシャッター部材16の開口状態を検出可能なプッシュスイッチ(第1の検出手段)17が設けられている。

0056

図5および図6はホルダーユニットおよびホルダーガイド部材を示す図である。

0057

図5、6において、記録再生ユニット2のE方向およびF方向の側面にはホルダーユニット3のE方向およびF方向の変位を規制する第1のホルダーガイド部材21(以下、ホルダーガイドRという)と第2のホルダーガイド部材22(以下、ホルダーガイドLという)が設けられており、ホルダーユニット3には軸部材3g、3h、3iが設けられている。

0058

また、軸部材3gはホルダーガイドR21に設けたガイド用長孔21aに係合しており、軸部材3hと3iそれぞれホルダーガイドL22に設けたガイド用長孔22aと22bに係合している。これにより、ホルダーユニット3のA、B、C、D方向への平行移動が可能になっている。

0059

図7、8はホルダーユニットおよびカム部材を示す図である。

0060

図7、8において、第1のカム部材23(以下、ロードラックRという)はホルダーガイドR21のE方向側に配置されており、ロードラックR23に設けた軸部材23aと23bはそれぞれホルダーガイドR21に設けたガイド用長孔21bと21cに係合している。

0061

このため、ロードラックR23はホルダーガイドR21に対し、A方向およびB方向に移動するようになっている。

0062

第2のカム部材24(以下、ロードラックLという)はホルダーガイドL22のF方向側に配置されており、ロードラックL24に設けた軸部材24a、24bはそれぞれホルダーガイドL22に設けたガイド用長孔22c、22dに係合している。

0063

これによりロードラックL24はホルダーガイドL22に対し、A方向およびB方向に移動するようになっている。

0064

また、ホルダーユニット3に設けた軸部材3gはロードラックR23に設けたカム溝23cに係合しており、軸部材3hと3iのそれぞれはロードラックL24に設けたカム溝24cと24dに係合している。

0065

また、クランパ3aはホルダーユニット3に設けた軸部材3jおよび3kを支点として回動するようになっており、クランパ3aに設けた軸部材3mと3nはそれぞれロードラックR23に設けたカム溝23dとロードラックL24に設けたカム溝24eに係合している。

0066

また、軸部材3mと軸部材23aおよび軸部材3nと軸部材24aの間には、ホルダーユニット3をB方向に付勢する弾性部材(第1の弾性部材)25が設けられており、カートリッジイジェクト状態およびカートリッジ挿入待機状態におけるロードラックR23およびロードラックL24に対するホルダーユニット3のA方向への移動を可能にしている。

0067

これにより、ロードラックR23およびロードラックL24のA方向およびB方向への平行移動によるホルダーユニット3のA方向、B方向、C方向およびD方向への平行移動と、クランパ3aのC方向およびD方向への回動動作を可能にしている。ロードラックR23にはカム溝23eおよび23fとカム23gが設けられており、ロードラックL24にはカム溝24fおよび24gとカム24hが設けられている。

0068

図9はカム部材および駆動ユニットを示す下面図である。

0069

図9において、記録再生ユニット2は光ディスク1aを回転させるためのスピンドルモータ2aや光ディスク1aの記録再生を行なうための光ピックアップ2bおよび光ピックアップを光ディスク1aの半径方向に駆動するためのトラバースモータ2cを備えている。

0070

また、記録再生ユニット2にはロードモータ2dとギヤ2eおよび2fと複数のギヤが設けられており、ロードモータ2dの回転をギヤ2eおよび2fに同一の減速比で伝達するように構成されている。

0071

ロードラックR23に設けたラック部23hとギヤ2fおよびロードラックL24に設けたラック部24iとギヤ2fが係合しており、ロードモータ2dが回転することで、ロードラックR23とロードラックL23をA方向およびB方向に平行移動させ、かつ、ロードラックR23とロードラックL24を常に同期させて移動させることができる。

0072

図10はロック状態におけるF方向側のロック機構を示す図である。

0073

図10において、インシャーシL6はホルダーガイドL22のF方向側に配置されており、インシャーシL6とホルダーガイドL22の間にはロードラックL24が配置されている。また、同様にインシャーシR7はホルダーガイドR21のE方向側に配置されており、インシヤーシR7とホルダーガイドR21の間にはロードラックR23が配置されている。

0074

図11はF方向側のロックリンク8とロードラックL24の関係を示す図である。

0075

図11において、ロックリンク8に設けた軸部材8dはロードラックL24に設けたカム溝24fおよび24gに係合している。

0076

これにより、ロードラックL24のA方向およびB方向への平行移動によるロックリンク8の回動動作を可能にしている。また、E方向側のロックリンク8に設けた軸部材8dはロードラックR23に設けたカム溝23eおよび23fに係合しており、ロードラックR23のA方向およびB方向への平行移動によるロックリンク8の回動動作を可能にしている。

0077

また、E方向側およびF方向側のロックリンク8の回動動作により、E、F方向側のロックプレート9、10がC方向とD方向に対して垂直方向に平行移動することにより、ロードラックR23とロードラックL24のA方向およびB方向への移動によるロック機構42のロック状態とロック解除状態の切換を可能にしている。

0078

図12はカートリッジ挿入前のシャッター機構およびプッシュスイッチの状態を示す図である。

0079

図12において、シャッター部材16は弾性部材18によってC方向に付勢されており、シャッター部材16にはプッシュスイッチ17によってシャッター機構の開口状態を検出する突起16eが設けられている。ディスク記録再生装置に対するカートリッジ1の挿入前の状態では、突起16eとプッシュスイッチ17は接触しておらず、プッシュスイッチ17の出力はオフとなっている。

0080

図13はカートリッジ挿入前のF方向側のシャッター機構およびカム部材の関係を示す図である。

0081

図13において、シャッター部材16は弾性部材18によってC方向に付勢されている。また、シャッターリンクL20の駆動軸20aとシャッター部材16の長孔16cの係合によりシャッターリンクL20はアウトシャーシL15の軸部材15aを支点として反時計回転方向に付勢されている。このため、シャッターリンクL20の軸部材20bはロードラックL24のカム24hに接触している。これにより、シャッター機構の閉鎖状態が保持される。

0082

図14および図15はカートリッジ挿入前のロック機構および本体ケースを示す図である。

0083

図14において、ロック機構42はロック状態であり、F方向側のロックプレート9のA方向端面がアウトシャーシU13の突起13aと接触するとともに、ロックプレート9のD方向面がアウトシャーシU13のC方向面と接触している。また、E方向側のロックプレート9のA方向端面がアウトシャーシU13の突起13bと接触するとともに、ロックプレート9のD方向面がアウトシャーシU13のC方向面と接触している。 また、F方向側のロックプレート10のC方向面がアウトシャーシ12のD方向面に接触するとともに、ロックプレート10の凹部10aがアウトシャーシ12の突起12aと接触している。また、同様にE方向側のロックプレート10のC方向面がアウトシャーシ12のD方向面に接触するとともに、ロックプレート10の凹部10aがアウトシャーシ12の突起12bと接触している。

0084

このため、本体ケース41に対するフローティングユニット40のA方向、C方向、D方向、E方向およびF方向の変位を規制するとともにクランパ3aとアウトシヤーシ13の隙間を確保している。さらに、ロック解除状態と比較してフローティングユニット40をC方向に変位させており、これにより、本体ケース41のC方向およびD方向の寸法の低滅を可能にしている。

0085

また、ロードラックL24はホルダーユニット3のB方向への必要となる移動量以上の駆動をされている。この状態ではホルダーユニット3は弾性部材25の付勢により、常にB方向に移動可能となっている。これにより、ホルダーユニット3の導入部3b、3c、3d、3e、3fの先端が常にアウトシャーシ12に接触することを可能にしている。

0086

図16はカートリッジ挿入待機状態のF方向側のシャッター機構およびカム部材を示す図である。

0087

図16において、カートリッジ挿入前の状態からカートリッジ挿入待機位置への移行は、顧客の操作を図示しない第2の検出手段を用いて検出し、ロードモータ2dを回転させ、ロードラックR23およびロードラックL24をA方向に移動させることで行う。なお、ロードラックR23およびロードラックL24の位置は図示しない第3および第4の検出手段の組み合わせで検出する。ロードラックL24のカム24hとシャッターリンクL20の軸部材20bは弾性部材18の付勢により接触している。

0088

また、ロードラックL24のA方向の移動により、シャッターリンクL20はアウトシャーシL15の軸部材15aを支点として時計回転方向に回動される。また、同様にE方向側に設けたロードラックR23のA方向の移動により、シャッターリンクR19はアウトシャーシR14の軸部材14aを支点として時計回転方向に回動される。

0089

また、シャッターリンクL20の軸部材20aとシャッター部材16の長孔16cおよびシャッターリンクR19の軸部材19aとシャッター部材16の長孔16dの係合により、シャッター部材16はB方向に平行移動されるとともにシャッター部材16の開口状態が保持されている。さらにシャッター部材16の突起16eとプッシュスイッチ17が接触しており、プッシュスイッチ17の出力はONである。

0090

図17はカートリッジ挿入待機状態のF方向側のロック機構および本体ケース41を示す図である。

0091

図17において、ロック機構42はロック状態であり、F方向側のロックプレート9のA方向端面がアウトシャーシU13の突起13aと接触するとともに、ロックプレート9のD方向面がアウトシャーシU13のC方向面と接触している。また、E方向側のロックプレート9のA方向端面がアウトシャーシU13の突起13bと接触するとともに、ロックプレート9のD方向面がアウトシャーシU13のC方向面と接触している。

0092

また、F方向側のロックプレート10のC方向面がアウトシャーシ12のD方向面に接触するとともに、ロックプレート10の凹部10aがアウトシヤーシ12の突起12aと接触している。また、同様にE方向側のロックプレート10のC方向面がアウトシャーシ12のD方向面に接触するとともに、ロックプレート10の凹部10aがアウトシャーシ12の突起12bと接触している。

0093

これにより、本体ケース41に対するフローティングユニット40のA方向、C方向、D方向、E方向およびF方向の変位を規制するとともにクランパ3aとアウトシャーシU13の隙間を確保している。

0094

さらに、ロック解除状態と比較してフローティングユニット40をC方向に変位させており、これにより、本体ケース41のC方向およびD方向の寸法の低減を可能にしている。

0095

図18、19はカートリッジ挿入待機状態を示す図であり、図20、21はカートリッジ挿入完了状態のF方向側のホルダーユニットおよびシャッター機構を示す図である。

0096

図18〜21において、ロードラックL24はA方向に移動され、カム溝24cとホルダーユニット3の軸部材3h、カム溝24dと軸部材3iは接触直前の状態になる。また、同様にE方向側のロードラックR23はA方向に移動され、ロードラックR23のカム溝とホルダーユニット3の軸部材は接触直前の状態になる。なお、ロードラックR23およびロードラックL24の位置は図示しない第3および第4の検出手段の組み合わせで検出する。

0097

この状態ではホルダーユニット3は弾性部材25の付勢により、常にB方向に移動可能となっている。これにより、ホルダーユニット3の導入部3b、3c、3d、3e、3fの先端が常にアウトシャーシ12に接触することを可能にしている。

0098

また、シャッター部材16は開口状態になっており、図20、21のようにアウトシャーシ12の開口部からホルダーユニット3へのカートリッジ1の挿入を可能にしている。なお、カートリッジ1の搬送は、顧客がカートリッジ1をA方向に押したことを図示しない第5の検出手段を用いて検出し、ロードモータ2dを回転させ、ロードラックR23およびロードラックL24をA方向に移動させることで行う。

0099

図22、23はカートリッジのA方向への移動が完了した状態のF方向側のホルダーユニットおよびシャッター機構を示す図である。

0100

ロードラックL24およびロードラックR23はA方向に移動されることで、ホルダーユニット3はA方向に移動される。

0101

なお、カートリッジ1のA方向への移動中のロック機構42はロック状態である。また、シャッターリンクL20の軸部材20bはシャッター部材16に対する弾性部材18の付勢により、ロードラックL24のカム24hと接触している。

0102

また、同様にE方向側のシャッターリンクR19の軸部材19bはシャッター部材16に対する弾性部材18の付勢により、ロードラックR23のカム23gと接触している。

0103

この状態でのシャッター部材16とアウトシャーシ12の開口部の間には、カートリッジ1が挿入できる隙間がないため、カートリッジ1の二重挿入を防止することができる。

0104

また、シャッター部材16とアウトシャーシ12の開口部の隙間から異物を挿入しようとしても、搬送中のカートリッジ1のB方向側に接触するため、異物挿入により装置に損傷を与える可能性を低減することができる。

0105

なお、この状態では、シャッター部材16の突起16eとプッシュスイッチ17は接触しており、プッシュスイッチ17の出力はONである。

0106

図24、25はシャッター機構の閉鎖完了状態におけるF方向側のホルダーユニット3およびシャッター機構を示す図である。

0107

図24、25において、カートリッジ1の水平搬送完了状態からさらにロードラックL24およびロードラックR23がA方向に移動されると、ホルダーユニット3はC方向に移動される。

0108

この状態においても、シャッターリンクL20の軸部材20bはシャッター部材16に対する弾性部材(第2の弾性部材)18の付勢により、ロードラックL24のカム24hと接触している。また、同様にE方向側のシャッターリンクR19の軸部材19bはシャッター部材16に対する弾性部材18の付勢により、ロードラックR23のカム23gと接触している。この関係により、ロードラックR23およびロードラックL24がA方向に所定のストロークだけ移動した際に、シャッター部材16は閉鎖状態になる。

0109

なお、ロードラックR23およびロードラックL24の位置は図示しない第3および第4の検出手段の組み合わせで検出される。

0110

シャッター部材16が閉塞状態になるのは、ホルダーユニット3がC方向に移動を開始した直後であり、ロック機構42はロック状態である。この状態で正規動作時は、シャッター部材16の突起16eとプッシュスイッチ17は接触しておらず、プッシュスイッチ17の出力はOFFである。

0111

また、カートリッジ1の二重挿入または異物挿入時にはシャッター部材16は閉鎖状態になることができず、シャッター部材16の突起16eはプッシュスイッチ17と接触しており、プッシュスイッチ17の出力はONのままである。

0112

また、プッシュスイッチ17の出力がONの場合には、ロードラックR23およびロードラックL24をB方向に動作させることで、ホルダーユニット3をD方向およびB方向に動作させ、ディスク記録再生装置をイジェクト状態に戻す。

0113

この結果、カートリッジ1の二重挿入および異物挿入によりディスク記録再生装置に損傷を与える可能性を低減することができる。

0114

図26、27は記録再生状態のフローティングユニットとF方向側のロック機構42および本体ケース41を示す図である。

0115

図26、27において、ロードラックR23およびロードラックL24がA方向に移動し、ホルダーユニット3がC方向に移動することでカートリッジ1および光ディスク1aを記録再生ユニット2およびスピンドルモータ2aに定置するとともに、クランパ3aをC方向に移動させ、光ディスク1aをスピンドルモータ2aにクランプする。

0116

また、ロードラックR23のカム溝23eと23f、ロードラックL24のカム溝24fと24gおよびロックリンク8の軸部材8dの関係により、ロックリンク8は反時計回転方向に回動され、ロックプレート9、10はC方向およびD方向の寸法を低減する垂直方向に平行移動する。

0117

このため、アウトシャーシ12と突起12a、12bおよびアウトシャーシU13と突起13a、13bへのロックプレート9、10の接触が解除されるとともに、フローティングユニット40をC方向に押し付ける外力がなくなることで、フローティングユニット40は弾性部材5の付勢が釣り合う位置までD方向に移動する。

0118

なお、ロードラックR23およびロードラックL24の位置は図示しない第3および第4の検出手段の組み合わせで検出する。

0119

この状態では、フローティングユニット40と本体ケース41の間に十分な隙間を確保しており、外部からの振動によるフローティングユニット40の弾性変位を可能にしている。

0120

図28は記録再生状態のF方向側のシャッター機構およびカム部材を示す図である。

0121

図28に示す状態ではロードラックL24のカム24hとシャッターリンクL20の軸部材20bの係合は解除されるとともに、両部品間の隙間は十分確保されている。また、同様にE方向側のロードラックR23のカム23gとシャッターリンクR19の軸部材19bの係合も解除されるとともに、両部品間の隙間は十分に保護されている。

0122

このため、外部からの振動によるフローティングユニット20の弾性変位を可能にしている。また、シャッター部材16は弾性部材18の付勢により、閉鎖状態を保っている。

0123

図29、30はカートリッジイジェクト動作中のロック完了状態のフローティングユニットを示す図である。

0124

図29、30において、カートリッジイジェクト動作はロードラックR23およびロードラックL24をB方向に移動させることによって行う。ロードラックR23のカム溝23eと23f、ロードラックL24のカム溝24fと24gおよびロックリンク8の軸部材8dの関係により、ロックリンク8は時計回転方向に回動され、ロックプレート9、10はC方向およびD方向の寸法を増加する垂直方向に平行移動する。

0125

このため、アウトシャーシ12と突起12aと12bおよびアウトシャーシU13と突起13aと13bへのロックプレート9、10の接触が完了することで、フローティングユニット40のA方向、C方向、D方向、E方向およびF方向の変位を規制し、ロック機構42はロック状態になる。

0126

記録再生状態からロック状態に移行する際には、ロックプレート9はクランパ3aの先端より常にD方向の寸法を大きく保つように移動することで、外部からの振動によってフローティングユニット40が弾性変形してもクランパ3aとアウトシャーシU13が接触しない構成になっている。このため、ディスク記録再生装置に損傷を与える可能性を低減することができる。

0127

図31、32、33はカートリッジイジェクト完了状態のシャッター機構およびホルダーユニットを示す図である。

0128

図31〜33において、ロードラックR23およびロードラックL24をB方向に移動させることによりホルダーユニット3とカートリッジ1のD方向およびB方向の動作を行なう。なお、ロードラックR23およびロードラックL24の位置は図示しない第3および第4の検出手段の組合せによって検出する。

0129

ロードラックR23およびロードラックL24がB方向に移動すると、ロードラックL24のカム24hとシャッターリンクL20の軸部材20bの係合によってシャッターリンクL20は時計回転方向に回動する。また、同様にE方向側のロードラックR23のカム23gとシャッターリンクR19の軸部材19bの係合によってシャッターリンクR19も時計回転方向に回動する。

0130

このため、シャッター部材16は開口状態になり、カートリッジ1のB方向への移動を可能にする。ロードラックR23のカム23gとロードラックL24のカム24hはカートリッジ1のB方向先端部がアウトシャーシ12の開口部から突出した後、シャッター部材16を閉鎖させるように構成されている。

0131

シャッターリンクL20の軸部材20bはシャッター部材16に対する弾性部材18の付勢によってロードラックL24のカム24hと接触し、また、同様にE方向側のシャッターリンクR19の軸部材19はシャッター部材16に対する弾性部材18の付勢によってロードラックR23のカム23gと接触している。このため、シャッター部材16は閉鎖方向に移動する。

0132

シャッター部材16が閉鎖方向に動作し、カートリッジ1のC方向側の面に接触すると、シャッターリンクR19の軸部材19bおよびシャッターリンクL20の軸部材20bとロードラックR23のカム19gおよびロードラックL24のカム24hの係合が解除されるとともに、シャッター部材16の位置が保たれる。

0133

このため、カートリッジイジェクト動作中はシャッター部材16とカートリッジ1のC方向側の面は常に接触する。

0134

なお、この状態ではシャッター部材16の突起16eとプッシュスイッチ17に接触しており、プッシュスイッチ17の出力はONである。また、カートリッジ1のB方向への移動が完了すると、ホルダーユニット3からのカートリッジ1の抜き取りが可能になる。

0135

そして、カートリッジ1が抜き取られると、シャッター部材16は弾性部材の付勢によって瞬時に閉鎖を完了し、カートリッジ1の挿入前の状態になるとともに、シャッター部材16の突起16eとプッシュスイッチ17の接触が解除され、プッシュスイッチ17の出力がOFFとなる。

0136

なお、カートリッジイジェクトが完了した後、当初設定した一定時間が経過してもカートリッジ1がホルダーユニット3から抜き取られず、プッシュスイッチ17の出力がONの場合には、ロードラックR23およびロードラックL24をA方向に移動させ、記録再生状態に移行し、シャッター部材16を閉鎖させる。

0137

これにより、イジェクトされたカートリッジ1の抜き忘れによるディスク記録再生装置内への異物侵入と、顧客の誤動作によりカートリッジおよび装置に損傷を与える可能性を低減することができる。

0138

以上説明したように、本実施形態では、フローティングユニット40の移動を規制するロック機構42を設け、このロック機構42を、カートリッジ1の幅方向両側面(E方向、F方向)のインシャーシL6、R7に回動自在に設けられ、ホルダーユニット3の挿入・排出方向(A方向、B方向)の移動動作に伴って回動する複数のロックリンク8と、ロックリンク8の両端部に設けられ、カートリッジ1の挿入および排出方向と略同方向に移動する複数のロックプレート9、10と、本体ケース41に設けられ、カートリッジ1の挿入および排出方向と垂直な面(C方向、D方向)を有する第1の突起13aおよび第2の突起13bと、から構成し、ホルダーユニット3の挿入動作に伴ってロックリンク8を回動させ、カートリッジ1の厚み方向(C方向、D方向)の寸法を増大させることによりロックプレート9、10と第1の突起13aおよび第2の突起13bのカートリッジ挿入方向と垂直な面を接触させるとともに、ロックプレート9、10と本体ケース41のカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、カートリッジ1の挿入・排出時にフローティングユニット40のカートリッジ挿入方向およびカートリッジ厚み方向への変位を規制し、ホルダーユニット3が記録再生位置に位置したときに、ロックリング8およびロックプレート9、10が回動してカートリッジ1の厚み方向のロックプレート9、10間の距離を減少させることにより、第1の突起13aおよび第2の突起13bおよび本体ケース41のカートリッジ厚み方向の内面とロックプレート9、10との隙間を拡大させて外部からの振動によるフローティングユニット40の弾性変位領域を確保したので、簡単な構成で、かつ、どのような方向にディスク記録再生装置を設置した場合であっても、カートリッジ挿排時にフローティングユニット40の弾性変位を規制することができ、カートリッジ1をディスク記録再生装置に簡単に挿入することができる。

0139

また、カートリッジ1の幅方向と垂直な面を有する第3の突起12aおよび第4の突起12bを本体ケース41に設け、ホルダーユニット3の挿入動作に伴ってロックリンク8を回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を増大させることによりロックプレート9、10と突起12aおよび第4の突起12bのカートリッジ1の幅方向と垂直な面を接触させるとともに、ロックプレート9、10と本体ケース41のカートリッジ厚み方向の内面に接触させることにより、カートリッジ1の挿入・排出時にカートリッジ幅方向への変位を規制し、ホルダーユニット3が記録再生位置に位置したときに、ロックリンク8およびロックプレート9、10が回動して前記カートリッジ1の厚み方向のロックプレート9、10間の距離を減少させることにより、突起12aおよび第4の突起12bおよび本体ケース41のカートリッジ厚み方向の内面とロックプレート9、10との隙間を拡大させて外部からの振動によるフローティングユニットの弾性変位領域を確保したので、カートリッジ挿入方向右側または左側を下向きにしてディスク記録再生装置を設置した場合であっても、カートリッジ挿排時にはフローティングユニット40の弾性変位を規制してカートリッジ1のディスク記録再生装置への挿入を容易に行うことができる。

0140

また、ホルダーユニット3が、ホルダーユニット3のカートリッジクランプ解除方向への動作途中からカートリッジ挿入・排出方向への動作時に、フローティングユニット40の弾性変位領域のカートリッジ厚み方向に突出するクランパ3aを有し、クランパ3aがフローティングユニット40の弾性変位領域より突出する前に、ロックリンク8およびロックプレート9、10の動作を完了させることによってフローティングユニット40のカートリッジ厚み方向への変位を規制し、クランパ3aと本体ケース41との隙間を確保するようになっているため、カートリッジの搬送中に発生した外部の振動によりディスク記録再生装置に損傷を与えることを抑制することができる。

0141

また、クランパ3aがフローティングユニット40の弾性変位領域より突出する前に、ロックリンク8およびロックプレート9、10の動作を完了させ、フローティングユニット40のカートリッジ厚み方向への変位を規制し、かつ、弾性変位領域のうち、クランパ3aの突出方向と逆方向にフローティングユニットを押し付けることによって、クランパ3aと本体ケース41との隙間を確保し、ディスク再生装置のカートリッジ厚み方向の寸法を低減するとともに、ホルダーユニット3が記録再生位置に位置したときには、クランパ3aのフローティングユニット40の弾性変形領域への突出が解消された後に、ロックリンク8およびロックプレート9、10を回動させ、カートリッジ厚み方向の寸法を減少させることによって外部からの振動によるフローティングユニット40の弾性変位領域を確保するようにしたため、カートリッジ1の搬送中に発生した外部の振動によりディスク記録再生装置に損傷を与えるのを抑制することができる。

0142

また、本体ケース41のアウトシャーシ12に、フローティングユニット40に挿入されるカートリッジ1が通過可能な開口部と、ロック機構42と連動して回動し、なおかつアウトシャーシ15Lとアウトシャーシ16Rに設けられたシャッターリンク19、20と、シャッターリンク19、20に係合し、シャッターリンク19、20の回動動作により開閉されるシャッター部材16とを設け、ロック機構42によるフローティングユニット40の弾性変位の規制後に、シャッター部材16を開口するようにしたため、記録再生時のフローティング状態におけるディスク記録再生装置へのカートリッジ挿入を防止することができ、顧客の誤動作によりカートリッジおよびディスク記録再生装置に損傷を与えるのを防止することができる。

0143

また、本体ケース41に、シャッター部材16の開口状態を検出するプッシュスイッチ17を設け、ホルダーユニット3のカートリッジクランプ方向への動作開始直後にシャッター部材16の開閉状態を検出し、シャッター部材16が閉鎖している場合にはホルダーユニット3のカートリッジクランプ方向への動作を継続するとともにディスク記録再生動作を行う一方、シャッター部材16が開いている場合にホルダーユニット3のカートリッジクランプ方向への動作を行わず、カートリッジ排出方向への動作を行なうことによりカートリッジを排出するようにしたため、搬送途中のカートリッジ1の強制抜き取りや二重挿入または異物挿入などによりシャッター部材16が開いている場合にはホルダーユニット3のカートリッジクランプ方向への動作を行わず、カートリッジ排出方向への動作を行うことができるため、記録再生時のフローティング状態におけるディスク記録再生装置へのカートリッジ1挿入を防止することができ、顧客の誤動作によりカートリッジ1およびディスク記録再生装置に損傷を与えるのを防止することができる。

0144

また、フローティングユニットのカートリッジ幅方向側の両側面にカートリッジ挿排方向に移動可能なカム部材としてのロードラックR23、L24を設け、ホルダーユニット3とロックリンク8およびシャッターリンク19、20の動作をロードラックR23、L24によって行うようにしたため、ホルダーユニット3とロック機構42およびシャッター部材16の動作タイミングをロードラックR23、L24のみで保証することができ、ディスク記録再生装置が誤動作する可能性を低減することができる。

0145

また、ホルダーユニット3とロードラックR23、L24の係合を行なう弾性部材25を有し、ホルダーユニット3のカートリッジ挿入方向への変位を可能にするとともに、カートリッジイジェクト動作時にロードラックR23、L24を正規のストローク以上に動作させ、ホルダーユニット3に設けられたカートリッジ導入部3b〜3fと開口部付近のシャーシ12が弾性部材25によって常時に接触するようにしたため、カートリッジ挿排時の外部からの振動やホルダーユニット3のストローク誤差が発生しても、ホルダーユニット3に設けたカートリッジ挿入時の導入部3b〜3fと開口部付近のシャーシ12によって常時接触させることができ、カートリッジ1を確実に挿入することができる。

0146

また、シャッター部材16を閉鎖方向に付勢する弾性部材18を設け、ホルダーユニット3のカートリッジクランプ解除方向への動作後にロードラックR23、L24によってシャッター部材16の開口動作を完了してイジェクト動作を行うとともに、カートリッジ1がシャーシ12の開口部から突出した後にシャッターリンク19、20とロードラックR23、L24との係合を解除し、シャッター部材16が、弾性部材18の付勢によってイジェクト中のカートリッジ1上面と接触しながらカートリッジのイジェクト動作を行うことで、イジェクト動作完了後のホルダーユニット3からのカートリッジ抜き取り直後にシャッター部材16が閉鎖するようにしたため、カートリッジ抜き取り後のディスク記録再生装置内への異物侵入および異物侵入による誤動作によりディスク記録再生装置に損傷を与えるのを防止することができる。

0147

また、ホルダーユニット3のカートリッジイジェクト動作が完了した後、当初設定した一定時間が経過しても、カートリッジが抜き取られず、プッシャスイッチ17によりシャッター部材16の開口状態を検出した場合には、ホルダーユニット3をカートリッジ挿入方向へ動作させることによってカートリッジ1のディスク記録再生装置への搬送およびびクランプを行うとともに、シャッター部材を閉鎖するようにしたため、イジェクトされたカートリッジ1の抜き忘れによるディスク記録再生装置内への異物侵入および顧客の誤動作によりカートリッジ1およびディスク記録再生装置に損傷を与える可能性を低減することができる。

0148

また、ホルダーユニット3がカートリッジイジェクト状態からカートリッジ挿入待機状態に移行する際に、ロードラックR23、L24のカートリッジイジェクト時のオーバーストロークを利用することで、ロードラックR23、L24とシャッターリンク19、20の係合によりシャッター部材16を開口動作させるとともにホルダーユニット3に導入部3b〜3fとシャーシ12の開口部付近のシャーシ12との接触を保つようにしたため、カートリッジ抜き取り後の装置内への異物侵入および異物侵入によるディスク記録再生装置の誤動作によりディスク記録再生装置に損傷を与える可能性を低減するとともに、カートリッジ1を確実に挿入することができる。

0149

なお、以上の説明では、検出手段をプッシュスイッチで構成した例で説明したが、その他の検出手段についても同様に実施可能である。また、振動吸収部材をダンバーおよび弾性部材で構成した例で説明したが、ダンバーまたは弾性部材のみの構成についても同様に実施可能である。また、ダンバーをフローティングユニットのE方向およびF方向端面に配置した例で説明したが、 A方向、B方向、C方向、D方向の何れかの方向の端面に配置した構成についても同様に実施可能である。また、フローティングユニットにダンバーを配置した構成で説明したが、本体ケース41に配置した構成についても同様に実施可能である。

0150

図34は本実施形態のロック機構42を備えたディスク記録再生装置を組み込んだ撮像装置を示す正面図であり、撮像装置としては、可搬型ビデオカメラに適用した場合に好適である。

0151

図34において、撮像装置30内には本実施形態のディスク記録再生装置31が搭載されており、撮像装置30で撮像された画像はディスク記録再生装置31に記録され、再生される。

0152

このようにすれば、撮像装置の移動による振動や衝撃およびカートリッジ挿入方向の変化、屋外などの環境下において、カートリッジの挿排動作を安定して行なうことができるとともに撮像装置への異物侵入を防止することにより、カートリッジやディスク記録再生装置および撮像装置に損傷を与える可能性を低減するとともに、使い勝手の良い撮像装置を実現することができる。

発明の効果

0153

本発明によれば、簡単な構成で、かつ、どのような方向にディスク記録再生装置を設置した場合であっても、カートリッジ挿排時にフローティングユニットの弾性変位を規制することができ、カートリッジをディスク記録再生装置に簡単に挿入することができる。

図面の簡単な説明

0154

図1本発明に係るディスク記録再生装置および撮像装置の一実施形態を示す図であり、カートリッジイジェクト状態のフロティングユニットの斜視図である。
図2一実施形態のカートリッジイジェクト状態のフローティングユニットを示す左側面図である。
図3一実施形態の本体ケースおよびシャッター機構を示す斜視図である。
図4一実施形態の本体ケースおよびシャッター機構を示す図であり、(a)は本体ケースの左側面側を示す図、(b)は本体ケースの右側面側を示す図である。
図5一実施形態のホルダーユニットおよびホルダーガイド部材の斜視図である。
図6一実施形態のホルダーユニットおよびホルダーガイド部材の左側面図である。
図7一実施形態のホルダーユニットおよびカム部材を示す斜視図である。
図8一実施形態のホルダーユニットおよびカム部材を示す左側面図である。
図9一実施形態のカム部材および駆動ユニットを示す左側面図である。
図10 一実施形態のロック機構を示す斜視図である。
図11 一実施形態のロック機構およびカム部材を示す左側面図である。
図12 一実施形態のカートリッジ挿入前のシャッター機構を示す正面図である。
図13 一実施形態のカートリッジおよびカム部材を示す断面図である。
図14 一実施形態のカートリッジ挿入前の左側面側のロック機構および本体ケースを示す断面図である。
図15 一実施形態のカートリッジ挿入前のロック機構および本体ケースの上面図である。
図16 一実施形態のカートリッジ挿入待機状態の左側面側のシャッター機構およびカム部材の断面図である。
図17 一実施形態のカートリッジ挿入待機状態の左側面側のロック機構および本体ケースを示す断面図である。
図18 一実施形態のカートリッジ挿入待機状態のホルダーユニットおよびシャッター機構を示す断面図である。
図19 図18の要部拡大図である。
図20 一実施形態のカートリッジ挿入完了状態のホルダーユニットおよびシャッター機構を示す図である。
図21 図20の要部拡大図である。
図22 一実施形態のカートリッジ水平搬送完了状態のホルダーユニットおよびシャッター機構の断面図である。
図23 図22の要部拡大図である。
図24 一実施形態のシャッター機構の閉鎖完了状態のホルダーユニットおよびシャッター機構を示す断面図である。
図25 図24の要部拡大図である。
図26 一実施形態の記録再生状態のフローティングユニットの斜視図である。
図27 一実施形態の記録再生状態のロック機構および本体ケースの左側面側の断面図である。
図28 一実施形態の記録再生状態のロック機構およびカム部材の左側面側の断面図である。
図29 一実施形態のカートリッジイジェクト動作中のロック完了状態のフローティングユニットの斜視図である。
図30 一実施形態のカートリッジイジェクト動作中のロック完了状態のフローティングユニットの正面図である。
図31 一実施形態のカートリッジイジェクト完了状態のホルダーユニットおよびシャッター機構の断面図である。
図32 図31の要部拡大図である。
図33 一実施形態のカートリッジイジェクト完了状態のシャッター機構の正面図である。
図34 一実施形態の撮像装置の概略図である。
図35 従来のロック機構の概略構成図である。
図36 従来のロック機構の動作を示す概略平面図である。
図37 (a)は従来のロック機構のロック用部材の作動状態を示す簡略化した斜視図、(b)は従来のロック機構のロック用部材の作動状態を示す簡略化した斜視図である。
1 カートリッジ2記録再生ユニット3 ホルダーユニット3aクランパ(第1の部材)4ダンパー(振動吸収部材)5弾性部材(振動吸収部材)6インシャーシL7 インシャーシR8ロックリンク9、10ロックプレート12アウトシャーシ12a 第1の突起(第1の係合部材)12b 第2の突起(第1の係合部材)13 アウトシャーシU13a 第3の突起(第2の係合部材)13b 第4の突起(第2の係合部材)14 アウトシャーシR15 アウトシャーシL16シャッター部材17プッシュスイッチ18 弾性部材(第2の弾性部材)19シャッターリンクR20 シャッターリンクL21ホルダーガイドR22 ホルダーガイドL23 ロードラックR(カム部材)24 ロードラックL(カム部材)25 弾性部材(第1の弾性部材)30 撮像装置40 フローティングユニット41 本体ケース42 ロック機構

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社東芝の「 電子機器」が 公開されました。( 2019/05/16)

    【課題】例えば、導体が筐体を貫通する部分においてより不都合の少ない新規な構成を備えた電子機器を得る。【解決手段】実施形態の電子機器において、筐体には、第一開口部が設けられる。電気部品は、筐体内に収容さ... 詳細

  • ブラザー工業株式会社の「 開閉装置及び画像記録装置」が 公開されました。( 2019/05/16)

    【課題】回動体が本体に対して閉じたときに両者間に隙間が生ずる可能性を低くできる開閉装置を提供する。【解決手段】開閉装置は、プリンタ筐体52の上部を覆う閉位置と上部を開放する開位置とに回動するスキャナ筐... 詳細

  • 三菱電機株式会社の「 ディスク装置」が 公開されました。( 2019/05/16)

    【課題】ロック部材の周囲の省スペース化を図る。【解決手段】ロック部材15は、ローディング待機状態のときロック位置に移動してディスク再生部3をロックし、ディスク再生状態のときロック解除位置に移動してディ... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ