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技術 集水ますぶた

出願人 蔦井株式会社神鋼建材工業株式会社
発明者 熊田正三仲岡重治松田博加藤尊朗田島武
出願日 2000年5月12日 (20年6ヶ月経過) 出願番号 2000-140079
公開日 2001年12月14日 (18年11ヶ月経過) 公開番号 2001-342677
状態 特許登録済
技術分野 下水
主要キーワード 突出部片 スクリューバー 側部用 受枠部材 清掃作業性 改善案 主部材 設置手順
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年12月14日)のものです。
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図面 (7)

課題

高速道路はもとより一般道路においても、車の走行でますぶた本体が受枠内で簡単には飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることがない上に、清掃のし易い集水ますぶたを提供する。

解決手段

道路3の路側部4に設けられる集水ますぶたであって、四角枠組みされ且つ道路側枠板8の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部9を有する受枠1と、外枠11a,11b,12a,12b内に主部材11と横部材13とで格子状に形成され且つ道路側に位置し主部材11と平行を成す外枠11bの上部に前記飛び跳ね防止用の突出部9と下側で係合する切欠部14を有するますぶた本体2とを備えてなる。

概要

背景

一般道路高速道路等を問わず、道路等の路側部には雨水を排水するために側溝、あるいは埋設した排水管が設けられ、これら側溝あるいは排水管路要所々々には集水ますぶたが取付けられている。そして、この集水ますぶたによって溝や管内を詰まらせるような大きなごみなどを堆積させるようになっている。

上記集水ますぶたには、コンクリート製や鉄板製のますぶた本体を用いたものもあるが、近年は開口部が多く水はけが良い上に、集水ます内にごみが詰まっているのが容易に確認できるなどの利点のあるグレーチング格子形式のますぶた本体が多用されている。この格子形式のますぶた本体は、外枠内主部材横部材を格子状に形成してなるものであって、このますぶた本体をコンクリートにアンカーを埋設して取付けた受枠内に落とし込んで、あるいは蝶番機構により開閉可能に取付け、更にはアンカーボルトナットにより固定して取付けますぶたとして構成されている。

概要

高速道路はもとより一般道路においても、車の走行でますぶた本体が受枠内で簡単には飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることがない上に、清掃のし易い集水ますぶたを提供する。

道路3の路側部4に設けられる集水ますぶたであって、四角枠組みされ且つ道路側枠板8の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部9を有する受枠1と、外枠11a,11b,12a,12b内に主部材11と横部材13とで格子状に形成され且つ道路側に位置し主部材11と平行を成す外枠11bの上部に前記飛び跳ね防止用の突出部9と下側で係合する切欠部14を有するますぶた本体2とを備えてなる。

目的

本発明は、上記の如き事情に基づいてなしたものであって、その目的は、高速道路はもとより一般道路においても、車の走行でますぶた本体が受枠内で簡単には飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることがない上に、清掃のし易い集水ますぶたを提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

道路の路側部に設けられる集水ますぶたであって、四角枠組みされ且つ道路側枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部を有する受枠と、外枠内主部材横部材とで格子状に形成され且つ道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の上部に前記飛び跳ね防止用の突出部と下側で係合する切欠部を有するますぶた本体とを備えてなることを特徴とする集水ますぶた。

請求項2

道路の路側部に設けられる集水ますぶたであって、四角く枠組みされ且つ道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部を、また反道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部片をそれぞれ有する受枠と、外枠内に主部材と横部材とで格子状に形成され且つ道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の上部に前記飛び跳ね防止用の突出部と下側で係合する切欠部を、また反道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の外側に前記飛び跳ね防止用の突出部片と下側で重なり合う飛び跳ね防止用の突出部片をそれぞれ有するますぶた本体とを備えてなり、更に前記突出部の少なくとも一方の側にその突出部より厚みの薄いストッパが枠板の内側に沿って回動可能に設けられるとともに、前記ますぶた本体の反道路側の外枠の外側上部に蓋板が設けられてなることを特徴とする集水ますぶた。

請求項3

道路の路側部に設けられる集水ますぶたであって、四角く枠組みされ且つ反道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部を、また道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部片をそれぞれ有する受枠と、外枠内に主部材と横部材とで格子状に形成され且つ反道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の上部に前記飛び跳ね防止用の突出部と下側で係合する切欠部を、また道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の外側に前記飛び跳ね防止用の突出部片と下側で重なり合う飛び跳ね防止用の突出部片をそれぞれ有するますぶた本体とを備えてなり、更に前記突出部の少なくとも一方の側にその突出部より厚みの薄いストッパが枠板の内側に沿って回動可能に設けられるとともに、前記ますぶた本体の道路側の外枠の外側上部に蓋板が設けられてなることを特徴とする集水ますぶた。

技術分野

0001

本発明は、集水ますぶたに関し、特には高速道路等の路側部に設置され、ますぶた本体が外枠内主部材横部材格子状に形成したものであって、そのますぶた本体が受枠内で飛び跳ねたり、更には飛び出たりするのを防止した集水ますぶたに関するものである。

背景技術

0002

一般道路、高速道路等を問わず、道路等の路側部には雨水を排水するために側溝、あるいは埋設した排水管が設けられ、これら側溝あるいは排水管路要所々々には集水ますぶたが取付けられている。そして、この集水ますぶたによって溝や管内を詰まらせるような大きなごみなどを堆積させるようになっている。

0003

上記集水ますぶたには、コンクリート製や鉄板製のますぶた本体を用いたものもあるが、近年は開口部が多く水はけが良い上に、集水ます内にごみが詰まっているのが容易に確認できるなどの利点のあるグレーチング(格子)形式のますぶた本体が多用されている。この格子形式のますぶた本体は、外枠内に主部材と横部材を格子状に形成してなるものであって、このますぶた本体をコンクリートにアンカーを埋設して取付けた受枠内に落とし込んで、あるいは蝶番機構により開閉可能に取付け、更にはアンカーボルトナットにより固定して取付けますぶたとして構成されている。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、近年、新聞等で、高速道路において排水口鉄蓋跳ね上がり乗用車に当たり人身事故が発生し、その事故発生メカニズム調査され、その調査結果として変形などにより、鉄蓋と排水ますの間で「がたつき」が出た車が鉄蓋を高速で踏みつけ、蓋が外れたさらに鉄蓋を別の車両が跳ね上げた------などと事故の原因を推定した。と報じられ、その改善が望まれている。

0005

そこで、本発明者等は、その改善案を種々検討したが、上記したような、ますぶた本体を受枠内に落とし込んでアンカーボルト・ナットにより固定する形式の集水ますぶたでは、当初はしっかりとした固定ができる反面、ごみなどを取り除く際にはその開閉に時間を要し作業性が悪いことなどの問題のあることが判明した。

0006

また、蝶番機構によりますぶた本体を受枠に対して開閉可能に構成した集水ますぶたでも、跳ね上がるなどして変形するおそれがあり、改善の余地のあることが判明した。更に集水ます内を清掃するのに、開けた状態のますぶた本体が清掃の邪魔になる場合があり、着脱形式にして完全にますぶた本体を取り外して清掃する方が清掃がし易く作業性の良い場合があることも判明した。この蝶番機構形式の集水ますぶたの場合、設置する位置を道路の路側部に限った場合には、蝶番機構部を道路側に位置するように設置することで跳ね上がり難くなることも判明した。

0007

本発明は、上記の如き事情に基づいてなしたものであって、その目的は、高速道路はもとより一般道路においても、車の走行でますぶた本体が受枠内で簡単には飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることがない上に、清掃のし易い集水ますぶたを提供するものである。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するために、本発明(請求項1)に係る集水ますぶたは、道路の路側部に設けられる集水ますぶたであって、四角枠組みされ且つ道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部を有する受枠と、外枠内に主部材と横部材とで格子状に形成され且つ道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の上部に前記飛び跳ね防止用の突出部と下側で係合する切欠部を有するますぶた本体とを備えてなるものである。

0009

上記構成では、受枠の道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部に、ますぶた本体の道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の上部に形成した切欠部を下側で係合させて、受枠内にますぶた本体を着脱可能に取付け得るので、受枠内にますぶた本体を設置した状態では、受枠の道路側の枠板の内側上部に設けた飛び跳ね防止用の突出部の下にますぶた本体の切り欠かれた外枠下部が位置するため、受枠の突出部がますぶた本体の切り欠かれた外枠下部を上から押さえることになり、ますぶた本体が受枠内で飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることが防止できる。しかもこの集水ますぶたは道路の路側部用として設けられるもので、且つ、前記突出部は道路側に位置して設けられるので、その上を車が走行するにしても、その走行頻度が少ない上に、万一走行したとしても、前記の如き作用効果により飛び跳ねたり、飛び出したりすることが防止できる。また、清掃の際は、ますぶた本体の反道路側から持ち上げるようにして取り外すことができ、集水ます内の清掃がし易く、清掃作業性がよい。

0010

また、本発明(請求項2)に係る集水ますぶたは、道路の路側部に設けられる集水ますぶたであって、四角く枠組みされ且つ道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部を、また反道路側の枠板の内側上部に飛び跳ね防止用の突出部片をそれぞれ有する受枠と、外枠内に主部材と横部材とで格子状に形成され且つ道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の上部に前記飛び跳ね防止用の突出部と下側で係合する切欠部を、また反道路側に位置し主部材と平行を成す外枠の外側に前記飛び跳ね防止用の突出部片と下側で重なり合う飛び跳ね防止用の突出部片をそれぞれ有するますぶた本体とを備えてなり、更に前記突出部の少なくとも一方の側にその突出部より厚みの薄いストッパが枠板の内側に沿って回動可能に設けられるとともに、前記ますぶた本体の反道路側の外枠の外側上部に蓋板が設けられてなるものである。なお、この請求項2の集水ますぶたの道路側と反道路側の構成が入れ代わった構成であってもよい(請求項3)。

0011

上記請求項2の構成では、受枠内にますぶた本体を設置した状態において、道路側ではますぶた本体に形成した切欠部が受枠に設けた飛び跳ね防止用の突出部の下側で係合し、また反道路側ではますぶた本体に設けた飛び跳ね防止用の突出部片が受枠に設けた飛び跳ね防止用の突出部片と下側で重なり合うとともに、その状態において更に、道路側においてはますぶた本体と受枠との間に前記突出部の少なくとも一方の側に枠板の内側に沿って回動可能に設けた突出部より厚みの薄いストッパを回動させて装着するので、ますぶた本体が受枠内で飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることが防止できる。しかもこの集水ますぶたは道路の路側部用として設けられるもので、その上を車が走行するにしても、その走行頻度が少ない上に、万一走行したとしても、前記の如き作用効果により飛び跳ねたり、飛び出したりすることが防止できる。また、清掃の際は、ますぶた本体と受枠との間に装着したストッパを回動させて上方に位置させた後、その間隔を無くすようにますぶた本体を受枠内で道路側に移動させるとともに、反道路側から持ち上げるようにして取り外すことができ、集水ます内の清掃がし易く、清掃作業性がよい。なお、請求項3に係る集水ますぶたにおいても、受枠に対するますぶた本体の着脱方向は逆になるが同様の作用効果が得られる。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明(請求項1)に係る集水ますぶたの説明図であって、aは正面図、bはaのX−X断面図、cはaのY−Y断面図、図2は、本発明に係る受枠の突出部とますぶたの切欠部の説明図であって、aは受枠の突出部の拡大正面図、bはaの突出部中央部での断面示側面図、cはますぶたの切欠部の拡大正面図である。図において、1は受枠、2はますぶた本体、3は道路、4は道路の路側部を示す。なお、以下の説明において、前後とは図面に向かって上を前、下を後とし、左右とは図面に向かってのもので、本例では右が道路側である。

0013

受枠1は、山形鋼からなる前後の受枠部材(枠板)5,7と平鋼からなる左右の受枠部材(枠板)6,8により四角く枠組みされ、この内の右受枠部材8の中央部の内側上部には飛び跳ね防止用の棒状の突出部9が設けられている。なお、符号10は集水ますであって、本例では前記受枠1とこの集水ます10が一体に鋳鉄で製造されている場合を例示しているが、受枠1と集水ます10が別々であってもよい。

0014

ますぶた本体2は、平鋼からなる主部材11を幅方向を上下にして所定間隔に配設し、その長手方向両端エンドプレート12a,12bを溶接固定し、更に主部材11に交差させてスクリューバーからなる横部材13を主部材11同様に所定間隔に配設するとともに、プロジェクション溶接により横部材13を主部材11の間に押し込むように且つ面一となるように溶接して製造したものである。そして、前後のエンドプレート12a,12bと左右端の主部材11a,11bとにより外枠が構成され、その外枠を構成する主部材11a,11bの中の右主部材11bの中央部には、上記飛び跳ね防止用の突出部9に係合する切欠部14が形成されている。

0015

上記構成からなる本発明に係る集水ますぶたは、次の要領で受枠1内にますぶた本体2を設置する。すなわち、切欠部14を上面側にして、まずますぶた本体2の切欠部14側の右主部材11bを受枠1の前後の受枠部材5,7間に載置する。次いで、右主部材11bを受枠1の前後の受枠部材5,7間上で右方向にずらしながら、左主部材11a側を受枠1の前後の受枠部材5,7間に弧を描くようにして降ろすことにより設置する。

0016

上記設置の過程で切欠部14の下部に位置する右主部材11bが飛び跳ね防止用の突出部9の下に装入されるため、受枠1の突出部9がますぶた本体2の切り欠かれた外枠下部を上から押さえることになり、ますぶた本体2が受枠1内で飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることが防止できる。また、清掃の際は、上記設置手順とは逆の手順により、ますぶた本体2の左主部材11a側から持ち上げるようにして受枠1内からますぶた本体2を取り外すことができる。

0017

なお、上記例では、受枠1を、山形鋼からなる前後の受枠部材5,7と平鋼からなる左右の受枠部材6,8により四角く枠組みして形成した例を説明したが、左右の受枠部材6,8の何れか一方又は両方共山形鋼としてもよい。また、上記例では、飛び跳ね防止用の棒状の突出部9を右受枠部材8の中央に、この飛び跳ね防止用の突出部9に係合する切欠部14を右主部材11bの中央にそれぞれ一つ設ける例を説明したが、前後にそれぞれ一つ計二つ、あるいは前後と中央にそれぞれ一つ計三つ設けるようにしてもよい。

0018

図3は、本発明(請求項2)に係る集水ますぶたの説明図であって、aは正面図、bはaのA−A断面図、cはaのB−B断面図、図4は、本発明に係る受枠の突出部とますぶたの切欠部の説明図であって、aは受枠の突出部の拡大正面図、bはaのC−C断面図、cはますぶたの切欠部の拡大正面図、図5は、本発明に係る受枠の突出部片の説明図であって、aは拡大正面図、bはaのD−D断面図、図6は、本発明に係るますぶたの突出部片の説明図であって、aはますぶたの突出部片の拡大正面図、bはaのE−E断面図である。図において、15は受枠、16はますぶた本体、3は道路、4は道路の路側部を示す。

0019

受枠15は、山形鋼からなる前後の受枠部材(枠板)17,19と平鋼からなる左右の受枠部材(枠板)18,20により四角く枠組みされ、この内の左受枠部材18の前後端部の内側中央部には飛び跳ね防止用の突出部片(板状部片)21が設けられている。また、右受枠部材20の中央部の内側上部には飛び跳ね防止用の棒状の突出部22が設けられるとともに、この突出部22には、その両側にピン23を介して突出部22より厚みの薄いストッパ24が右受枠部材20の内側に沿って回動可能に設けられている。なお、ストッパ24は上方位置では二点鎖線で示すように突出部22にもたれて留まるように構成されている。また、符号25は集水ますであって、本例では前記受枠15とこの集水ます25が一体に鋳鉄で製造されている場合を例示しているが、受枠15と集水ます25が別々であってもよい。

0020

ますぶた本体16は、平鋼からなる主部材26を幅方向を上下にして所定間隔に配設し、その長手方向両端にエンドプレート27a,27bを溶接固定し、更に主部材26に交差させてスクリューバーからなる横部材28を主部材26同様に所定間隔に配設するとともに、プロジェクション溶接により横部材28を主部材26の間に押し込むように且つ面一となるように溶接して製造したものである。そして、前後のエンドプレート27a,27bと左右端の主部材26a,26bとにより外枠が構成されている。

0021

上記外枠を構成する左主部材26aの前後端の外側中央部には上記飛び跳ね防止用の突出部片21に下側で係合する飛び跳ね防止用の突出部片(ピン状部片)29が設けられ、また右主部材26bの中央部には上記飛び跳ね防止用の突出部22に係合する切欠部30が形成されている。また、左主部材26aの外側上部には、受枠15内にますぶた本体16を取付けた際に左受枠部材18と左主部材26aとの間に生じる間隙を塞ぐための蓋板31が山形鋼によって取付けられている。

0022

上記構成からなる本発明に係る集水ますぶたは、次の要領で受枠15内にますぶた本体16を設置する。すなわち、切欠部30を上面側にして、まずますぶた本体16の切欠部30側の右主部材26bを受枠15の前後の受枠部材17,19間に載置する。次いで、右主部材26bを受枠15の前後の受枠部材17,19間上で右方向にずらしながら、左主部材26a側を受枠15の前後の受枠部材17,19間に弧を描くようにして降ろす。この降ろした状態では、ますぶた本体16の切欠部30は受枠15の飛び跳ね防止用の突出部22の下で係合し、一方ますぶた本体16の飛び跳ね防止用の突出部片(ピン状部片)29の先端と受枠15の飛び跳ね防止用の突出部片(板状部片)21の先端は、僅かに開いて位置しているので、その後、ますぶた本体16を受枠15内で左側へずらし移動する。この移動で、前記飛び跳ね防止用の突出部片(ピン状部片)29は飛び跳ね防止用の突出部片21の下側で係合し、また前記切欠部30は前記飛び跳ね防止用の突出部22の下で係合したままで右主部材26bと右受枠部材20の間に隙間が生じるので、その隙間に、突出部22の両側に回動可能に設けたストッパ24を下側へ回動させて装入する。このようにして設置される。

0023

上記のように設置された集水ますぶたにおいては、切欠部30の下部に位置する右主部材26bが飛び跳ね防止用の突出部22の下に装入されるため、受枠15の突出部22がますぶた本体16の切り欠かれた外枠下部を上から押さえることになり、更にますぶた本体16の飛び跳ね防止用の突出部片(ピン状部片)29が受枠15の飛び跳ね防止用の突出部片(板状部片)21の下に装入されるため、受枠15の飛び跳ね防止用の突出部片21がますぶた本体16の飛び跳ね防止用の突出部片29を上から押さえることになり、上記図1の例と同様にますぶた本体16が受枠15内で飛び跳ねたり、更には飛び出たりすることを防止できる。また、清掃の際は、上記設置手順とは逆の手順により、右主部材26bと右受枠部材20の間の隙間に装入したストッパ24を上方に回動させて突出部22にもたれさせ、次いで前記隙間を閉じるようにますぶた本体16を移動させた後、ますぶた本体16の左主部材26a側から持ち上げるようにして受枠15内からますぶた本体16を取り外すことができる。なお、本例は、上記図1の例と異なり、道路側及び反道路側ともにますぶた本体16を受枠15で押さえており、またその押さえの解除は、右主部材26bと右受枠部材20の間の隙間に装入されているストッパ24を回動させて装入を解除することで行われるので、より効果的な飛び跳ね防止が図られる。

0024

なお、上記図3の例では、受枠15を、山形鋼からなる前後の受枠部材17,19と平鋼からなる左右の受枠部材18,20により四角く枠組みして形成した例を説明したが、左右の受枠部材18,20の何れか一方又は両方共山形鋼としてもよい。また、上記図3の例では、ストッパ24を飛び跳ね防止用の棒状突出部22の両側に設ける例を説明したが、何れか一方であってもよいし、また右受枠部材20の内側にピン23を介して取付けてもよい。この右受枠部材20の内側にピン23を介して取付ける場合には、突出部22の両側より離れた場所であってもよいが、この場合は上方に回動させた際にもたれ留めるための部片を別に設ける必要がある。

0025

また、上記図3の例の集水ますぶたでは、突出部22と切欠部30を道路側に、飛び跳ね防止用の突出部片21,29を反道路側にそれぞれ設けた場合を例に説明したが、突出部22と切欠部30を反道路側に、飛び跳ね防止用の突出部片21,29を道路側にそれぞれ設けるようにした集水ますぶた(請求項3)としても、上記図3の例の集水ますぶたと同様の作用効果が得られる。

発明の効果

0026

以上説明したように、本発明に係る集水ますぶたであれば、高速道路はもとより一般道路においても、車の走行でますぶた本体が受枠内で飛び上がったり、更には飛び出たりすることが防止できる。また、これにより、ますぶた本体が受枠から外れることによる、高速道路はもとより一般道路での交通事故などが防止できる。また、清掃の際には、請求項1及び2の集水ますぶたではますぶた本体を反道路側から持ち上げるようにして、また請求項3の集水ますぶたではますぶた本体を道路側から持ち上げるようにして取り外すことができ、集水ます内の清掃が容易にできる。

図面の簡単な説明

0027

図1本発明に係る集水ますぶたの説明図であって、aは正面図、bはaのX−X断面図、cはaのY−Y断面図である。
図2図1の受枠の突出部とますぶたの切欠部の説明図であって、aは受枠の突出部の拡大正面図、bはaの断面図、cはますぶたの切欠部の拡大正面図である。
図3本発明に係る別の例の集水ますぶたの説明図であって、aは正面図、bはaのA−A断面図、cはaのB−B断面図である。
図4図3の受枠の突出部とますぶたの切欠部の説明図であって、aは受枠の突出部の拡大正面図、bはaのC−C断面図、cはますぶたの切欠部の拡大正面図である。
図5図3受枠の突出部片の説明図であって、aは拡大正面図、bはaのD−D断面図である。
図6図3のますぶたの突出部片の説明図であって、aはますぶたの突出部片の拡大正面図、bはaのE−E断面図である。

--

0028

1:受枠2:ますぶた本体 3:道路
4:道路の路側部 5〜8:受枠部材9:棒状の突出部
10:集水ます11,11a,11b:主部材
12a,12b:エンドプレート13:横部材
14:切欠部 15:受枠 16:ますぶた本体
17〜20:受枠部材 21,29:突出部片22:突出部
23:ピン24:ストッパ25:集水ます
26,26a,26b:主部材 27a,27b:エンドプレート
28:横部材 30:切欠部 31:蓋板

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