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技術 プリント基板材の重合装置

出願人 豊和工業株式会社株式会社丸五技研
発明者 田中隆司草野高志安藤裕治
出願日 2000年6月6日 (21年8ヶ月経過) 出願番号 2000-168351
公開日 2001年12月11日 (20年2ヶ月経過) 公開番号 2001-341842
状態 未査定
技術分野 物品の積み重ね及び付属装置
主要キーワード 幅方向ずれ 各動作ユニット 各供給位置 プリント基板材 揺動ロッド 基準側面 重ね動作 各供給装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年12月11日)のものです。
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図面 (9)

課題

プリント基板材の幅変更に対応できる基板材重合装置を得る。

解決手段

ハンドル21を回転して調整軸17を正転するとギヤボックス12内のギヤ機構により各動作ユニットA〜Cの各一対の駆動ロッド13a,13bが幅方向に移動し、最大幅板材側面を案内する位置にあった幅規制レール7a,7bは搬送中心線CL1に対して幅方向で同じ量だけ近づき、搬送すべき板材の幅に合わせた位置となったところで停止させる。小さい幅の板材は、その幅に対応して間隔調整された幅規制レール7a,7bに幅方向両側面を案内されるから、板材(下ボード、あるいはボードと基板材の重合体)は搬送レール6A上を搬送移動中に幅方向ずれを生じず、後側面も搬送爪39で押されるので、重なった板材は、搬送方向でもずれることなく揃えられる。

概要

背景

このようなプリント基板材重合装置として、例えば、特公平3−49698号には、敷板とプリント基板材、当て板とを順次恒温室を通してスライドアンドキャリー式のピッチコンベア上に供給し、敷板上にプリント基板を、そのプリント基板の上に当て板を重ねてストレージユニットへ排出するものが開示されている。

概要

プリント基板材の幅変更に対応できる基板材の重合装置を得る。

ハンドル21を回転して調整軸17を正転するとギヤボックス12内のギヤ機構により各動作ユニットA〜Cの各一対の駆動ロッド13a,13bが幅方向に移動し、最大幅板材側面を案内する位置にあった幅規制レール7a,7bは搬送中心線CL1に対して幅方向で同じ量だけ近づき、搬送すべき板材の幅に合わせた位置となったところで停止させる。小さい幅の板材は、その幅に対応して間隔調整された幅規制レール7a,7bに幅方向両側面を案内されるから、板材(下ボード、あるいはボードと基板材の重合体)は搬送レール6A上を搬送移動中に幅方向ずれを生じず、後側面も搬送爪39で押されるので、重なった板材は、搬送方向でもずれることなく揃えられる。

目的

前記従来技術では、ワーク材の幅が変更された場合、ピッチコンベアにおいてワーク材が搬送されるときに、ワーク材の幅方向位置位置規制をどのように行うのかが開示されていない。プリント基板材の大きさ(幅寸法)は、そのプリント基板材が実装される筐体に応じて多種存在し、各種の幅に対応してワーク材の幅方向位置を規制して搬送しないと、重ねられる部材間でずれが生じる問題がある。この発明の課題は、寸法の異なるワーク材の幅に応じて、簡単に段取り替えを行って、重ねられる部材間でのずれを無くして確実に重合させることのできるプリント基板材の重合装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

下ボード上に所要枚数プリント基板材を重ね、その重なったプリント基板材の上に、上ボードを重ねるプリント基板材の重合装置において、上下ボード及びプリント基板材の幅方向左右規制する幅規制部材を、幅方向に調整可能に設けたことを特徴とするプリント基板材の重合装置。

請求項2

搬送方向に沿って下ボードが載置案内される搬送レールを設け、その搬送レール上に下ボードを供給載置し、その下ボードを所定距離水平搬送してプリント基板材を下ボード上に重ね、その重合体を所定距離水平搬送してその上に上ボードを重ねるようにしたプリント基板材の重合装置において、搬送レール上を下ボード若しくは重合体が移動する時に、それらのボード、重合体の幅方向位置を規制する搬送レールと平行な幅規制部材を互いに幅方向に近接離反可能に設け、その幅規制部材の幅方向間隔を調整する調整手段を設けたことを特徴とするプリント基板の重合装置。

請求項3

下ボードにプリント基板材を重ねた重合体上に上ボードを重ねた重合体を更に水平搬送して排出するようにしてあり、幅規制部材は、排出位置まで伸びていることを特徴とする請求項2記載のプリント基板の重合装置。

請求項4

搬送方向に沿って下ボードが載置案内される搬送レールを設け、その搬送レール上に搬送方向の入り口側から出口側に向かって、下ボード供給位置、プリント基板材供給位置、上ボード供給位置とを機台長手方向に所定ピッチで設け、各供給位置に対応して、対応するボード若しくは基板材を供給する供給装置を夫々設け、下ボード供給位置に供給された下ボードをプリント基板材供給位置に搬送し、プリント基板材供給位置の下ボードとプリント基板材との重合体を上ボード供給位置に搬送し、上ボード供給位置の下ボード、プリント基板材、上ボードとの重合体を排出位置へ搬送する搬送手段を具備させ、搬送手段により搬送レール上を下ボード若しくは重合体が移動する時に、それらのボード、重合体の幅方向位置を規制する搬送レールと平行な幅規制部材を互いに幅方向に近接離反可能に設け、その幅規制部材の幅方向間隔を調整する調整手段を設けたことを特徴とするプリント基板の重合装置。

請求項5

下ボード供給位置に供給された下ボードをプリント基板材供給位置に搬送する搬送装置と、プリント基板材供給位置の下ボードとプリント基板材との重合体を上ボード供給位置に搬送する搬送装置と、上ボード供給位置の下ボード、プリント基板材、上ボードとの重合体を排出位置へ搬送する搬送装置を具備させ、これらの搬送装置により搬送レール上を下ボード若しくは重合体を移動させるようにしたことを特徴とする請求項4記載のプリント基板の重合装置。

請求項6

各供給装置は、対応するボード若しくはプリント基板材を積層状態ストックするストッカを備えており、そのストッカは、ボード若しくはプリント基板材の基準側面を当接させる背板を備えており、この背板は、幅規制部材の幅方向調整に従って、その位置がワークサイズに応じた位置に変更されるように調整手段と連繋されていることを特徴とする請求項4または5記載のプリント基板材の重合装置。

請求項7

調整手段は、回動可能に設けた調整軸を含み、その調整軸の正回転で前記幅規制部材が互いに接近し、逆回転で互いに離反するように構成されている請求項2〜6の何れかに記載のプリント基板の重合装置。

請求項8

搬送手段は、下ボード、あるいは重合体の搬送方向後側面を搬送方向前方へ押す搬送爪を備えていることを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載のプリント基板の重合装置。

技術分野

0001

この発明は、上ボード上にプリント基板材を重ね、そのプリント基板材上に上ボードを重ねるプリント基板材の自動重合装置に関し、特にプリント基板材の幅変更に対応できるものに関する。

背景技術

0002

このようなプリント基板材の重合装置として、例えば、特公平3−49698号には、敷板とプリント基板材、当て板とを順次恒温室を通してスライドアンドキャリー式のピッチコンベア上に供給し、敷板上にプリント基板を、そのプリント基板の上に当て板を重ねてストレージユニットへ排出するものが開示されている。

発明が解決しようとする課題

0003

前記従来技術では、ワーク材の幅が変更された場合、ピッチコンベアにおいてワーク材が搬送されるときに、ワーク材の幅方向位置位置規制をどのように行うのかが開示されていない。プリント基板材の大きさ(幅寸法)は、そのプリント基板材が実装される筐体に応じて多種存在し、各種の幅に対応してワーク材の幅方向位置を規制して搬送しないと、重ねられる部材間でずれが生じる問題がある。この発明の課題は、寸法の異なるワーク材の幅に応じて、簡単に段取り替えを行って、重ねられる部材間でのずれを無くして確実に重合させることのできるプリント基板材の重合装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0004

前記課題解決の為、本願では、下ボード上に所要枚数のプリント基板材を重ね、その重なったプリント基板材の上に、上ボードを重ねるプリント基板材の重合装置において、上下ボード及びプリント基板材の幅方向左右を規制する幅規制部材を、幅方向に調整可能に設けたことを特徴とする(請求項1)。これによれば、重ね合わされるボード、プリント基板材の幅方向位置が幅規制されるので、幅方向における重ね合わせのずれをなくすことができ、しかも、その幅規制部材が幅方向に位置調整できるので、幅の異なるボード、プリント基板材を重合する際にも簡単に適用できる。搬送方向に沿って下ボードが載置案内される搬送レールを設け、その搬送レール上に下ボードを供給載置し、その下ボードを所定距離水平搬送してプリント基板材を下ボード上に重ね、その重合体を所定距離水平搬送してその上に上ボードを重ねるようにしたプリント基板材の重合装置において、搬送レール上を下ボード若しくは重合体が移動する時に、それらのボード、重合体の幅方向位置を規制する搬送レールと平行な幅規制部材を互いに幅方向に近接離反可能に設け、その幅規制部材の幅方向間隔を調整する調整手段を設けたことを特徴とする(請求項2)。下ボードにプリント基板材を重ねた重合体上に上ボードを重ねた重合体を更に水平搬送して排出するようにしてあり、幅規制部材は、排出位置まで伸びている(請求項3)。

0005

また、本願は搬送方向に沿って下ボードが載置案内される搬送レールを設け、その搬送レール上に搬送方向の入り口側から出口側に向かって、下ボード供給位置、プリント基板材供給位置、上ボード供給位置とを機台長手方向に所定ピッチで設け、各供給位置に対応して、対応するボード若しくは基板材を供給する供給装置を夫々設け、下ボード供給位置に供給された下ボードをプリント基板材供給位置に搬送し、プリント基板材供給位置の下ボードとプリント基板材との重合体を上ボード供給位置に搬送し、上ボード供給位置の下ボード、プリント基板材、上ボードとの重合体を排出位置へ搬送する搬送手段を具備させ、搬送手段により搬送レール上を下ボード若しくは重合体が移動する時に、それらのボード、重合体の幅方向位置を規制する搬送レールと平行な幅規制部材を互いに幅方向に近接離反可能に設け、その幅規制部材の幅方向間隔を調整する調整手段を設けたことを特徴とする(請求項4)。搬送手段は、下ボード供給位置に供給された下ボードをプリント基板材供給位置に搬送する搬送装置と、プリント基板材供給位置の下ボードとプリント基板材との重合体を上ボード供給位置に搬送する搬送装置と、上ボード供給位置の下ボード、プリント基板材、上ボードとの重合体を排出位置へ搬送する搬送装置とから成る(請求項5)。搬送手段は、下ボード若しくは重合体の、搬送方向後側端面を搬送方向前方へ押す形式となっている(請求項8)。

0006

各供給装置は、対応するボード若しくはプリント基板材を積層状態ストックするストッカを備えており、そのストッカは、ボード若しくはプリント基板材の幅方向の基準側面を当接させる背板を備えており、この背板は、幅規制部材の幅方向調整に従って、その位置がワークサイズに応じた位置に変更されるように調整手段と連繋されている(請求項6)。調整手段は、回動可能に設けた調整軸を含み、その調整軸正回転で前記幅規制部材が互いに接近し、逆回転で互いに離反するように構成されている(請求項7)。これらの構成によれば、重ね合わされるボード、プリント基板材は、重ね合わされるときも、また、搬送中にも幅方向位置が幅規制されるので、幅方向の重ね合わせ位置のずれをなくすことができ、しかも、その幅規制部材が調整手段により簡単に幅方向に位置調整できるので、幅の異なるボード、プリント基板材を重合する場合でも段取り替えが容易である。また、重ね合わされたボード、プリント基板材の搬送方向後端面を搬送爪で押すようにしたので、重なった板材の後側端面が揃えられる。

発明を実施するための最良の形態

0007

図1に示すプリント基板材の重合装置100において、この実施形態では、第1〜第3の、3つの動作ユニットA,B,Cが結合して構成されている。各ユニットA,B,Cは、搬送装置の取付位置、搬送レール要素の長さなどが僅かに違うのみで、概ね同一構造であるから、搬送方向で最も入り口側に配置される第1の動作ユニットAを用いて説明する。図2〜5に示す動作ユニットAにおいて、4本の脚1a〜1dは、前後に対向する脚(1a,1b)(1c,1d)同士が側枠2a,2bで結合され、側枠2a,2b間は前端と後端とが前後枠3a,3bで結合されてフレーム4を構成している。前後枠3a,3bには、幅方向に所定間隔で搬送レール支持体5が取付けてあり、前後方向で対向する前記搬送レール支持体5の上端間には、夫々搬送レール要素6が側枠2a,2bと平行に掛け渡してある。この搬送レール要素6に対して幅方向外側位置には、幅規制部材(幅規制レール)7a,7bが搬送レール要素6と平行に配置されている。左右の幅規制レール7a,7bは、夫々プレート部材8a,8bと連結してある(図2、7)。

0008

幅方向両側の側枠2a,2bの長手中間部には、上方に向けて支持部材10が夫々一対設けてあり、幅方向で対向する支持部材10の上端間には、夫々水平な案内ロッド11が横架され、固定されている。図7に示すように、案内ロッド11は、フレーム4の中央に配置されたギヤケース12を貫通し、ギヤケース12と一体になっている。ギヤケース12には、前記案内ロッド11に対して内側となる位置に、一対の駆動ロッド13a,13bが案内ロッド11と平行に幅方向移動可能に設けてある。駆動ロッド13a,13bの下面にはラック14が形成され、一方の駆動ロッド13aの先端は、幅方向一方側に配置された前記プレート部材8aと連結され、他方の駆動ロッド13bの先端は、幅方向他方側に配置された他方のプレート部材8bと連結されている。これら左右のプレート部材8a,8bには、夫々一対の案内ブッシュ15が取付けてあり、各案内ブッシュ15を前記案内ロッド11が軸方向に摺動可能に貫通している。

0009

ギヤケース12内には、これらの案内ロッド11、駆動ロッド13の下方となる位置に、これらのロッド11,13と直交する方向の従動軸16が回動自在に設けてある。この従動軸16と平行に調整軸17がギヤケース12を回動自在に貫通しており、ギヤケース12の外側で調整軸17に設けた入力ギヤ18と、従動軸16の従動ギヤ19とが噛み合っている。また、調整軸17と一体に設けた駆動ギヤ20bと前記駆動ロッド13bのラック14とが噛み合い、従動軸16と一体に設けた駆動ギヤ20aと他方の駆動ロッド13aのラック14が噛み合っている。調整軸17は第2、第3の動作ユニットB、Cの各ギヤケース12を貫通して伸びている(図1)。調整軸17の一端にはハンドル21が固着されており、例えば図7の状態(幅規制レール7a,7bが最大幅位置にある)から、このハンドル21を正転すると調整軸17は正転して、その調整軸17と一体の入力ギヤ18の正転で従動ギヤ19(従動軸16)が逆転し、また、調整軸17、従動軸16と一体の駆動ギヤ20b,20aと対応するラック14の噛み合いで一対の駆動ロッド13a,13bが互いに幅方向内側に引き込まれ、これによって、案内ロッド11によって幅方向に移動自在に案内されているプレート部材(即ち幅規制レール7a,7b)8a,8bが幅方向でギヤケース12に対して等距離接近する。また、そのように幅規制レール7a,7bが幅方向で接近した状態(図5)から、ハンドル21を前記と逆転させると、調整軸17、従動軸16の回転が前記と反対になり、幅規制レール7a,7bは、幅方向の外側にギヤケース12から等距離だけ移動する。調整軸17の回転を、一対の駆動ロッド13a,13bの、幅方向における互いに逆方向の進退移動とするこれらの機構は、本願の幅規制レール7a,7bの幅方向間隔を調整する調整手段である。

0010

次に、搬送装置30について説明する。図4,5に示すように、前記搬送方向前後に対向する搬送レール支持体5の内、搬送方向に向かって右側の対には、揺動ロッド31の両端が揺動回転自在に支持されている。この揺動ロッド31には、後枠3bに近い位置に、一対のL字型連結ブラケット32の中間部が一体固着されている。連結ブラケット32の連結部33には、ロッドレスシリンダ34のチューブ35が一体連結してあり、ロッドレスシリンダ34は、第1の動作ユニットAの前記ギヤケース12に達する位置から、図1に示すように、第2の動作ユニットBのギヤケース12を超えた位置まで搬送方向に延びている。ロッドレスシリンダ34は、チューブ35の略全長に渡ってスリットを有し、内部のピストンの移動をスリットを通る力伝達部材を介してチューブ35の外側に配置した外部移動体36に伝達し、前記スリットはシールバンドにより封緘されるようになっている周知の構造のものである。外部移動体36には、板材を搬送するための搬送部材37が一体に取付けてある。搬送部材37は、搬送方向に延びる基部38とその基部38の長手両端から上方に向かって延びる搬送爪39とから構成されている。搬送爪39の搬送方向間隔は、最大搬送方向長さの板材の前後側面が丁度その内側に入り込むことのできる間隔となっている。また、前記揺動ロッド31には、前後枠3a,3bの夫々内側となる位置にアーム40が固着してあり、アーム40下端には、位置決め片41が取付けてある。位置決め片41の搬送方向間隔は、後述のストッカ50から、搬送方向寸法が最大寸法の板材が第1の動作ユニットAに供給されてきたときに、その板材の前後側面がその内側に丁度嵌まり込む間隔となっている。

0011

一対の連結ブラケット32の下方に延びる腕部42の間には、ヘッド側を側板2bに取り付けたブラケットに上下方向揺動自在に軸支した進退シリンダ43のピストンロッド44がピン連結され、そのピストンロッド44を所定量進退して揺動ロッド31が自体の軸線周りに所定量正逆揺動することで連結ブラケット32を揺動させて、ロッドレスシリンダ34ごと搬送部材37が揺動して搬送高さよりより搬送爪39の先端が上方に突出したときには、前記位置決め片41は搬送レール要素6のレール上面6aより下方に没入し、反対に搬送爪39がレール上面6aより下方に没入したときには、位置決め片41は搬送高さより上方に突出するように関係付けてあり、また、ロッドレスシリンダ34の一方のストローク端にあった外部移動体36が他方のストローク端に移動すると、位置決め片41と搬送方向に同じ位相で位置していた搬送爪39は、その位置からユニット間の配置ピッチだけ搬送方向に移動して、第1の動作ユニットAにおいて、搬送レール要素6上に設定されている下ボード供給位置A1から、第2の動作ユニットBにおいてその搬送レール要素6上に設定されているプリント基板材供給位置B1まで下ボードW1を搬送レール要素6上を滑らせながら搬送するようになっている。前記搬送高さは、この実施形態では、動作ユニットCで上ボードW3を重ねた最終の重合体の上ボードW3の上面高さ位置である。

0012

次に、動作ユニットAの右側枠2aの側方には、板材(ここでは下ボードW1、第2の動作ユニットBで扱うプリント基板材W2、第3の動作ユニットCで扱う上ボードW3も板材と記すことがある)をストックしておくストッカ50が配置されている。ストッカ50は、後述のピックアップ装置70と共に、ワークの供給装置を構成する。ストッカ50において、一対の昇降板51が脚1a,1bを幅方向両側から挟むガイドローラ52で脚1a,1bに対して昇降自在となっている。昇降板51の上端には、水平に載置板53が取付けてある。図6に示すように、脚1a,1bに取り付けたモータ支持枠54間には、両軸タイプ駆動モータ55が取り付けてある。駆動モータ55の出力軸と一体のスプロケット56とその鉛直下方の従動スプロケット57との間に周回チェン58が巻回してあり、そのチェン58の中間部が前記一対の昇降板51に連結してある(図2)。そして、載置板53上の下ボードW1が一枚ずつ供給位置A1に供給される毎に、駆動モータ55が一定量回転されて、チェン58を介して前記載置板53が一定量上昇し、載置板53上の下ボードW1の最も上方に位置する下ボードW1の高さ位置が絶えず一定の高さ位置(ここでは搬送レール要素6上に載置状態の下ボードW1高さ)になるようになっている。図8に示すように、背板61に、この最上位の下ボードW1(他のユニットB、Cでは、プリント基板材W2、あるいは、上ボードW3)の側面と対向する位置に空気吹き出しノズル100を設け、そのノズル100から下ボードW1の側面に圧空を吹き出すようにすると、ストッカに板材相互が重ねられて密着しているような場合であっても、重なった板材の間に薄い空気層ができ、後述の吸着パッドで最上位の板材を吸着して持ち上げるときに、そのすぐ下側の板材が持ち上げられる板材にくっついて持ち上がるというような不都合が回避できる。尚、このように空気層を形成するとき、空気の流れで板材が背板から離れる方向に移動する恐れがあるので、背板61と接する側面と反対側の側面を位置決めする位置決め部材101を設けておくことが好ましい。

0013

図5に示すように、載置板53は、側板6に向く側に切り欠き60が形成してある。この切り欠き60には、下ボードW1の幅方向の基準側面(側枠2aに近い側面)を位置決めする背板61の下端部分が嵌まり込んでいる。背板61の背面側には、一対のガイドロッド62が固着してあり、ガイドロッド62は、前記脚1a,1bを軸方向摺動自在に貫通すると共に、前記プレート部材8aに一体に設けたガイドブッシュ63を軸方向摺動自在に貫通している。背板61には更に、進退動作伝達部材64が連結され、進退動作伝達部材64は、ストッカ50から幅方向に離れた側に位置する幅規制レール7bに接続してある駆動ロッド13bの他端に連結してある。この構成により、搬送レール要素6、6の中央となる搬送中心線(板材の幅中心線と一致している)CL1に対して、ストッカ50から幅方向に離れた側に位置する幅規制レール7bが一定量移動すると、前記背板61もその幅規制レール7bと同じ方向に同じ量だけ幅方向に移動する。例えば、板材の幅が最大幅から最小幅となったときには、背板61の位置は、図5二点鎖線位置(最大幅のワーク対応位置)P1から実線位置(最小幅のワーク対応位置)P2に移動するが、その移動量は、丁度変更された幅の差の半分となり、従って、載置板53上にストックされている下ボードW1の幅中心線位置CL2は、下ボードW1の幅が変更されても変化しない。そのため、載置板53上の下ボードW1を供給位置A1へ幅方向に運搬するときの幅方向移動ストロークSTは、下ボードW1の幅の如何にかかわらず、絶えず一定である。

0014

載置板53上の下ボードW1を供給位置に運搬するピックアップ装置70において、脚1aの上端にL字状の支持体71が一体に設けてある。その支持体71には側板2a上方へ突出する固定部材72が取り付けてある。固定部材72の突出側面には、昇降シリンダ73が下向きに取り付けてある。昇降シリンダ73のピストンロッド74下端には、幅方向に延びる横搬送用のロッドレスシリンダ75のチューブ76の長手の中央部が一体に取り付けてある。ロッドレスシリンダ75の長手両端には下方にブラケット77が垂下され、ブラケット77の間には、一対のガイドロッド78が水平に横架してある。ガイドロッド78には、ロッドレスシリンダ75の外部移動体79と連結したスライド体80が機台の幅方向に移動自在に案内されている。スライド体80の下端には、取付板81が固着され、取付板81下面には、4隅に真空式吸着パッド82が下向きに取り付けてある。前記支持体71からは載置板53方向にブラケット83が突出してあり、ブラケット83先端には、載置板53上に載置される下ボードW1の後側面の位置決めロッド84が取り付けてある。位置決めロッド84の位置決め面84aは、位置決め片41の位置決め面41a、搬送爪39の送り面39aと同一鉛直面内に位置している。

0015

第1の動作ユニットAに対して、第2の動作ユニットBでは、搬送装置の配置関係が、搬送中心線CL1に対して幅方向の反対側となっている点が異なっている。また、第3の動作ユニットCでは、搬送レール要素6、及び幅規制レール7a,7bが、排出位置D1まで延びている点で異なっている。これらの3つの動作ユニットA,B,Cが、所定間隔で配置されて基板材の重合装置100が構成され、各ユニットの搬送レール要素6、および、幅規制レール7a,7bは、その幅方向位置を同じくするように組付けられ、搬送レール要素6の互いに搬送方向で向かい合う端面間に僅かな隙間はあるものの、ほとんど連続して搬送レール6Aとなり、また幅規制レール7a,7bも同様の形態で搬送方向に連続する。前述のように、第1の動作ユニットAの搬送レール要素6上には、下ボード供給位置A1が設定され、第2の動作ユニットBの搬送レール要素6上には、プリント基板材供給位置B1が設定され、第3の動作ユニットCの搬送レール要素6上には、上ボード供給位置C1が設定される。いうまでもないことであるが、第2の動作ユニットBのストッカ50には、プリント基板材W2がストックされ、第3の動作ユニットCのストッカ50には、上ボードW3がストックされる。また、第1〜第3の搬送装置30は、同期動作して搬送手段を構成する。尚、第1の動作ユニットAの搬送装置30の搬送部材37と第2の動作ユニットBの搬送部材37、第2の動作ユニットBの搬送装置30の搬送部材37と第3の動作ユニットCの搬送部材37とは、夫々搬送爪39が機台の幅方向で重なる配置関係になっており、搬送方向後側に位置する搬送部材37が、搬送方向前方に位置する動作ユニットの搬送部材37を追い越すことのないようになっている。

0016

次に動作を説明する。先ず、最大幅のワークを扱う場合を説明する。まず、ハンドル21を回転させて、各ユニットA,B,Cの幅方向両側の幅規制レール7a,7bをワーク幅に応じた最大幅位置にしておく。この調整作業で、背板61は図7の最大幅のワーク対応位置P1にある。また、各ユニットA,B,Cの各搬送装置30の搬送爪39は、進退シリンダ43を引き込んで位置決め片41と搬送方向位相を同じくして搬送レール上面6aより下方となっており、一方、位置決め片41は搬送高さより突出している。この状態でピックアップ装置70の昇降シリンダ73が下降動作し、最も上側にある下ボードW1を真空吸着パッド82で吸着し、上昇して、幅方向に所定ストロークST移動して下降して吸着を解除する。これにより、下ボードW1は、その幅方向両側面が幅規制レール7a,7bで規制され、前後側面が前後の位置決め片41により位置決めされ、搬送レール6A上の所定の下ボード供給位置A1に供給される。次に、進退シリンダ43が突出動作し、これにより、搬送装置30のロッドレスシリンダ34ごと搬送部材37が揺動して、搬送爪39が搬送高さより突出して、下ボードW1の前後側面を挟み込み、一方、位置決め片41はレール上面6aより没入する。

0017

次いで、ロッドレスシリンダ34が駆動され、外部移動体36が第1の動作ユニットA側端から第2の動作ユニットB側端へ移動する。この搬送動作は、第2の動作ユニットBによるプリント基板材W2の重ね動作の終了を待って行われる。即ち、第2の動作ユニットBでは、複数枚のプリント基板材W2を重ねる場合には、ピックアップ装置70が複数回作動するからである。尚、複数毎のプリント基板材W2を重ねるに際し、その複数毎とおなじ数の動作ユニットBをならべ、1つの動作ユニットBで1枚のプリント基板材W2を重ねる動作を行うようにすれば、このような待ち時間は発生せず、全体のサイクルタイムは短くできる。搬送動作が行われると、下ボードW1は、その後端面を搬送爪39で押されて搬送レール6A上を滑りながら、第2の動作ユニットBのプリント基板材供給位置B1に送り込まれる。下ボードW1を送り込むと、進退シリンダ43がピストンロッド44を後退させ、位置決め片41が搬送高さ位置となるように上方へ突出すると共に、搬送爪39がレール上面6aより下方に没入する。そして、ロッドレスシリンダ34の外側移動体36が第2の動作ユニットB側端から第1の動作ユニットA側端へ移動し、最初の状態に戻る。

0018

第2、第3の動作ユニットB、Cにおいても、進退シリンダ43による搬送爪39と位置決め片41の搬送高さ、レール上面6aに対する出没動作、および、ロッドレスシリンダ34による搬送動作は、前記した第1の動作ユニットAのそれらと全く同期して行われる。第2の動作ユニットBでは、第1の動作ユニットAから送り込まれ、第2の動作ユニットBの位置決め片41と幅規制レール7a,7bで位置決めされた下ボードW1上に、所要数のプリント基板材W2がストッカ50上からピックアップ装置70により重ねられ、その重合体は、第2の動作ユニットBのロッドレスシリンダ34の動作により搬送爪39で後端を押されて第3の動作ユニットCの上ボード供給位置C1に搬送され、第3の動作ユニットCでは、第2の動作ユニットBから送り込まれ、第3の動作ユニットCの位置決め片41と幅規制レール7a,7bで位置決めされた前記重合体の上に、ストッカ50上から上ボードW3が重ねられ、その重合体が第3の動作ユニットCのロッドレスシリンダ34の動作により搬送爪39で後端を押されて排出位置D1に搬送される。

0019

搬送途中において、下ボードW1が下ボード供給位置A1からプリント基板材供給位置B1へ移動するとき、プリント基板材供給位置B1で下ボードW1上にプリント基板材W2を重ねた重合体がプリント基板材供給位置B1から上ボード供給位置C1に移動するとき、更に、上ボード供給位置C1で上ボードW3を重ねた重合体が排出位置D1に搬送されるとき、下ボードW1、あるいは、これらの重合体は、その幅方向両側面が幅規制レール7a,7bに案内されるので、移動中に重ねられた板材が幅方向にずれることがない。また、重合体において、重なった板材の後側面が押されることから、搬送方向においても重なった板材がずれることなく揃えられる。

0020

次に、重ねる板材の幅寸法が変更された場合について説明する。ここでは、幅が小さく、また、搬送方向長さも短くなった場合で説明する。ハンドル21を正転させて調整軸17を正転すると、各ユニットA,B,Cの従動軸16が逆転し、これらの調整軸17、従動軸16と一体のピニオン20b,20aと駆動ロッド13a,13bのラック14の噛み合いにより、各ユニットA、B、Cにおいて、最大幅の板材側面を案内する位置に幅規制レール7a,7bを位置させていた一対の駆動ロッド13a,13bのプレート部材8a,8bとの連結側端は、夫々ギヤケース12側に移動し、これによって、幅規制レール7a,7bが搬送中心線CL1に対して幅方向で同じ量だけ近づき、搬送すべき板材の幅に合わせた位置で停止させる。この幅規制レール7a,7bの位置調整により、ストッカ50側から遠い側の幅規制レール7bを進退させる駆動ロッド13bの後端はストッカ50側に突出移動され、最大幅の板材の幅方向側面を位置決めしていた背板61が、幅規制レール7bの移動量と同じ量、幅方向外側に移動する。こうして、背板61の位置が、狭くなった幅の板材に応じた位置に移動するので、その背板61と位置決めロッド84とに、板材の幅方向の側面と後側面とを押し当てて板材を載置板53上に載置すると、載置板53上の、幅が小さくなった板材の中心線CL2は、幅を変更する前の板材の中心線と一致する。また、後側面は、幅の大小にかかわらず、位置決めロッド84により搬送方向の一定位置にあるから、このように位置決めされた板材を前述のピックアップ装置70で吸着して最大幅の板材を供給位置に運ぶ場合とおなじ幅方向ストロークSTで搬送レール6上に運び、その位置で搬送レール6上に降下させると、板材は、調整された幅規制レール7a,7bの間に入り込み、また、その後側面は、位置決め片41に押される位置となる。そして、搬送装置30により搬送されるときには、幅が小さくなった板材はその幅方向両側面が位置調整された幅規制レール7a,7bに案内されるから、板材(下ボードW1、重合体)は、搬送中に幅方向ずれを生じず、また、後側面を搬送爪39で押されることから、重なった板材は、搬送方向でもずれることなく揃えられる。

発明の効果

0021

以上のように本願の重合装置では、重ね合わされるボード、プリント基板材は、それらが重ね合わされるときも、また、搬送中にも幅方向位置が幅規制されるので、幅方向の重ね合わせ位置のずれをなくすことができ、しかも、その幅規制部材が調整手段により簡単に幅方向に位置調整できるので、幅の異なるボード、プリント基板材を重合する場合にも段取り替えが容易であって、一台の重合装置で幅の異なる板材を自動的に重ねることができる。また、本願では、重ね合わされたボード、プリント基板材の搬送方向後端面を搬送爪で押すようにしたので、重なった板材の後側端面が揃えられるから、搬送方向のずれも無くすことができる。

図面の簡単な説明

0022

図1本願重合装置の全体平面図である。
図2図1のII視拡大図である。
図3図1のIII視拡大図である。
図4図1のIV−IV拡大断面図である。
図5図3のV−V断面図であって、幅規制レール間を最小幅ワークに対応させたときの図である。
図6図2のVI−VI断面図である。
図7図2のVII−VII断面図である。
図8ストッカの他の好適な実施形態である。

--

0023

6A搬送レール
7a,7b 幅規制レール(幅規制部材)
12ギヤケース
13a,13b駆動ロッド
14 ラック
16従動軸
17調整軸
18入力ギヤ
19従動ギヤ
20b,20a駆動ギヤ
30搬送装置
39搬送爪
50ストッカ
61背板
A1 下ボード供給位置
B1プリント基板材供給位置
C1 上ボード供給位置
D1 排出位置
W1 下ボード
W2 プリント基板材
W3 上ボード

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