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技術 ゴム型を備えたコンクリート型枠

出願人 株式会社ヤマックス化成工業株式会社株式会社アイケイ工販
発明者 米村正継田中邦男掛橋範宣
出願日 2000年5月31日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2000-161850
公開日 2001年12月11日 (18年11ヶ月経過) 公開番号 2001-341115
状態 特許登録済
技術分野 型;中子;マンドレル
主要キーワード シールジョイント 位置決め棒 加減圧装置 アンカー板 横断面形 金属丸棒 固着構造 方形環状
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この項目の情報は公開日時点(2001年12月11日)のものです。
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図面 (15)

課題

コンクリート製品成形する既存の型枠の簡単な改造により、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品の成形を可能にすることである。

解決手段

字ブロック(コンクリート製品)Bの端面Baにシールジョイント溝31を形成するためのゴム型M1Rが妻型枠M1Wの成形面21に装着されたコンクリート型枠M1 において、前記妻型枠M1Wの成形面21に、前記シールジョイント溝31の全体形状に対応したゴム型固定板5を固着して、該ゴム型固定板5に前記ゴム型M1Rを接着固定する。

概要

背景

上記したコンクリート製品据え付けて、相接続するもの同志を連結する構造の一つとして、成形時において、コンクリート製品の端面に、アンダーカット状奥部の幅が手前側部の幅よりも広くなった形状をいう)をしたシールジョイント溝を成形しておいて、コンクリート製品の接続時において、対向端面の各シールジョイント溝にシールジョイント材(一種の可撓継手)を略半分ずつ挿入して、シール連結する工法がある。この工法は、現場に据え付けられた複数のコンクリート製品を、プレストレスを加えたPC鋼棒剛体連結する工法と対峙するものであって、連結部が可撓構造であるために、耐振性を備え、不同沈下等に対応できる利点を有している。

コンクリート製品の端面に前記シールジョイント溝を成形するには、妻型枠の成形面に中空構造ゴム型を一体に固着したコンクリート型枠が使用される。即ち、成形時においては、前記ゴム型の中空型部を加圧して、コンクリート投入圧に対して形状を保持し得るようにして成形し、養生時においては、前記加圧を解除して通気状態にし、更に、脱型時においては、前記ゴム型の中空型部を減圧させて収縮させることにより、成形されたシールジョイント溝から脱型させることにより、コンクリート製品の端面にシールジョイント溝を成形している。

コンクリート製品を成形する型枠は、その中空部を成形する中子型と、その端面を除く外周部を成形する側型枠と、その端面を成形する妻型枠とで構成され、前記ゴム型は、前記妻型枠の成形面に固着される。妻型枠の成形面にゴム型を固着する従来の構造の一つとして、図14に示されるものが知られている。即ち、中空型部51を有するゴム型M'Rの基端部のアンカー部52の両側面に、銅板製のアンカー板53の凸部53aを挿入するための溝部52aが全長に亘って設けられ、前記溝部52aにアンカー板53の凸部53aを嵌合させて、該アンカー板53を複数本ボルト55を介して妻型枠M'Wの成形面54に固定していた。このため、妻型枠M'Wの成形面54の全面に前記アンカー板53を敷き詰める必要があると共に、該アンカー板53を妻型枠M'Wに固定するためのボルト55の貫通孔を該妻型枠M'Wに穿孔する必要もあった。

上記のようにして、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品を成形するには、既存の型枠を改造して行うことが多く、上記した従来のゴム型の固着構造であると、既存の型枠の改造のために、妻型枠M'Wの成形面全面にアンカー板53を敷き詰め、しかも固定用のボルト55の貫通孔を妻型枠M'Wに穿孔する必要があるために、その改造費が嵩むという問題があった。また、既存のコンクリート型枠を上記のように改造した場合には、成形されるコンクリート製品の全長は、前記アンカー板53の厚さの2倍だけ短くなるという問題もあった。

概要

コンクリート製品を成形する既存の型枠の簡単な改造により、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品の成形を可能にすることである。

字ブロック(コンクリート製品)Bの端面Baにシールジョイント溝31を形成するためのゴム型M1Rが妻型枠M1Wの成形面21に装着されたコンクリート型枠M1 において、前記妻型枠M1Wの成形面21に、前記シールジョイント溝31の全体形状に対応したゴム型固定板5を固着して、該ゴム型固定板5に前記ゴム型M1Rを接着固定する。

目的

本発明は、上記事情に鑑み、コンクリート製品を成形する既存の型枠の簡単な改造により、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品の成形を可能にすることである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

コンクリート製品の端面にシールジョイント溝を形成するためのゴム型妻型枠成形面に固着されたコンクリート型枠であって、前記妻型枠の成形面に、前記シールジョイント溝の全体形状に対応したゴム型固定板が固着され、該ゴム型固定板に前記ゴム型が接着固定されていることを特徴とするゴム型を備えたコンクリート型枠。

請求項2

前記ゴム型固定板は、点溶接により妻型枠の成形面に固着されていることを特徴とする請求項1に記載のゴム型を備えたコンクリート型枠。

請求項3

前記ゴム型のアンカー部には、奥部よりも手前側の部分が狭幅となったアンダーカット状の嵌着溝が形成されて、前記ゴム型固定板には、その長手方向に沿って、前記嵌着溝の形状に対応した横断面を有する位置決め棒が固着されて、前記ゴム型は、その嵌着溝に前記位置決め棒が嵌着されて、前記ゴム型固定板に接着固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴム型を備えたコンクリート型枠。

請求項4

前記位置決め棒は、丸棒状であることを特徴とする請求項3に記載のゴム型を備えたコンクリート型枠。

請求項5

前記妻型枠を貫通して設けられた空気管挿通孔は、ねじ孔で構成されて、ボルトにより閉塞可能になっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のゴム型を備えたコンクリート型枠。

技術分野

0001

本発明は、U字ブロックボックスカルバート等のコンクリート製品の端面にシールジョイント溝を成形するためのゴム型を備えたコンクリート型枠に関するものである。

背景技術

0002

上記したコンクリート製品を据え付けて、相接続するもの同志を連結する構造の一つとして、成形時において、コンクリート製品の端面に、アンダーカット状奥部の幅が手前側部の幅よりも広くなった形状をいう)をしたシールジョイント溝を成形しておいて、コンクリート製品の接続時において、対向端面の各シールジョイント溝にシールジョイント材(一種の可撓継手)を略半分ずつ挿入して、シール連結する工法がある。この工法は、現場に据え付けられた複数のコンクリート製品を、プレストレスを加えたPC鋼棒剛体連結する工法と対峙するものであって、連結部が可撓構造であるために、耐振性を備え、不同沈下等に対応できる利点を有している。

0003

コンクリート製品の端面に前記シールジョイント溝を成形するには、妻型枠の成形面に中空構造のゴム型を一体に固着したコンクリート型枠が使用される。即ち、成形時においては、前記ゴム型の中空型部を加圧して、コンクリート投入圧に対して形状を保持し得るようにして成形し、養生時においては、前記加圧を解除して通気状態にし、更に、脱型時においては、前記ゴム型の中空型部を減圧させて収縮させることにより、成形されたシールジョイント溝から脱型させることにより、コンクリート製品の端面にシールジョイント溝を成形している。

0004

コンクリート製品を成形する型枠は、その中空部を成形する中子型と、その端面を除く外周部を成形する側型枠と、その端面を成形する妻型枠とで構成され、前記ゴム型は、前記妻型枠の成形面に固着される。妻型枠の成形面にゴム型を固着する従来の構造の一つとして、図14に示されるものが知られている。即ち、中空型部51を有するゴム型M'Rの基端部のアンカー部52の両側面に、銅板製のアンカー板53の凸部53aを挿入するための溝部52aが全長に亘って設けられ、前記溝部52aにアンカー板53の凸部53aを嵌合させて、該アンカー板53を複数本ボルト55を介して妻型枠M'Wの成形面54に固定していた。このため、妻型枠M'Wの成形面54の全面に前記アンカー板53を敷き詰める必要があると共に、該アンカー板53を妻型枠M'Wに固定するためのボルト55の貫通孔を該妻型枠M'Wに穿孔する必要もあった。

0005

上記のようにして、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品を成形するには、既存の型枠を改造して行うことが多く、上記した従来のゴム型の固着構造であると、既存の型枠の改造のために、妻型枠M'Wの成形面全面にアンカー板53を敷き詰め、しかも固定用のボルト55の貫通孔を妻型枠M'Wに穿孔する必要があるために、その改造費が嵩むという問題があった。また、既存のコンクリート型枠を上記のように改造した場合には、成形されるコンクリート製品の全長は、前記アンカー板53の厚さの2倍だけ短くなるという問題もあった。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、上記事情に鑑み、コンクリート製品を成形する既存の型枠の簡単な改造により、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品の成形を可能にすることである。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するための請求項1の発明は、コンクリート製品の端面にシールジョイント溝を形成するためのゴム型が妻型枠の成形面に固着されたコンクリート型枠であって、前記妻型枠の成形面に、前記シールジョイント溝の全体形状に対応したゴム型固定板が固着され、該ゴム型固定板に前記ゴム型が接着固定されていることを、その特徴としている。請求項1の発明によれば、既存の型枠を構成する妻型枠の成形面にゴム型固定板を固着して、該ゴム型固定板にゴム型のアンカー部を接着固定するという簡単な改造によって、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品の成形が可能となる。

0008

また、請求項2の発明は、請求項1の発明を前提として、前記ゴム型固定板は、点溶接により妻型枠の成形面に固着されていることを、その特徴としている。このため、妻型枠にボルトの挿通孔を穿孔することなく、該妻型枠にゴム型固定板を固着できると共に、妻型枠の成形面に点溶接されたゴム型固定板に衝撃力を加えると、該ゴム型固定板は簡単に取り外されるために、コンクリート型枠を、端面にシールジョイント溝を有しないコンクリート製品の成形に簡単に戻すことができる。

0009

また、請求項3の発明は、請求項1の発明を前提として、前記ゴム型のアンカー部に、奥部よりも手前側の部分が狭幅となったアンダーカット状の嵌着溝が形成されて、前記ゴム型固定板に、その長手方向に沿って、前記嵌着溝の形状に対応した横断面を有する位置決め棒が固着されて、前記ゴム型は、その嵌着溝に前記位置決め棒が嵌着されて、前記ゴム型固定板に接着固定されていることを、その特徴としている。かかる構成によれば、ゴム型固定板に固定された位置決め棒によって、ゴム型の長手方向に沿った位置が定められるために、ゴム型固定板に対してゴム型を蛇行することなく、正規の位置に固定できると共に、ゴム型の嵌着溝に位置決め棒が嵌着されるために、この嵌着構造自体によっても、ゴム型固定板に対するゴム型の固定強度も高められる。

0010

また、請求項4の発明は、請求項3の発明を前提として、前記位置決め棒が丸棒状となったものであって、入手が容易で、しかも安価な丸棒によって、ゴム型固定板に対してゴム型を蛇行することなく固定できる。更に、請求項5の発明は、妻型枠を貫通して設けられた空気管の挿通孔をねじ孔で構成したものであって、妻型枠の成形面にゴム型を固着しない場合には、前記ねじ孔をボルトにより閉塞すると、通常の型枠として使用できる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、U字ブロックBを成形するためのコンクリート型枠M1 の非成形状態の斜視図であり、図2は、成形面21にゴム型M1Rが固着された妻型枠M1Wの斜視図であり、図3は、妻型枠M1Wの成形面21に対するゴム型M1Rの固着構造を示す斜視図であり、図4は、一対の妻型枠M1Wが成形面21に固着された各ゴム型M1Rを加減圧する装置の全体模式図であり、図5は、図4の「X」で示される部分のゴム型M1Rの加圧状態の拡大横断面図であり、図6は、同じく減圧状態の拡大横断面図であり、図7は、同じく加圧状態の拡大縦断面図である。図1及び図2において、U字ブロックBを成形するためのコンクリート型枠M1 は、3つの側型枠M1Sと、中央に位置する側型枠(「底型枠」とも称することができる)M1Sの成形面の中央部に長手方向に全長に亘って突設された中子型M1Cと、中央の側型枠M1Sの長手方向の両端部にヒンジ結合された一対の妻型枠M1Wとで構成される。前記した3つの側型枠M1Sのうち中央の側型枠M1Sは、接地面に固定されていて、その幅方向の両端部にそれぞれ別の側型枠M1Sがヒンジ結合されている。一対の妻型枠M1Wと、接地面に固定された側型枠M1Sに対してヒンジ結合された一対の側型枠M1Sとが起立して、型枠が閉じた状態において、その空間部である成形部の横断面は、成形対象であるU字ブロックの横断面形状と一致するようになっている。このコンクリート型枠M1 は、成形状態において、U字ブロックの底板部が上面側となる。

0012

そして、一対の妻型枠M1Wの内面の成形面21には、本発明に係る構造によって、それぞれ中空構造のゴム型M1Rが固着されている。このゴム型M1Rは、図9に示されるように、U字ブロックBの端面Baにシールジョイント溝31を成形するための型であって、図3に示されるように、断面略台形状をしたアンカー部1の上端に中空型部2が一体成形された構成であって、前記アンカー部1の接着面である底面には、丸棒状の位置決め棒3に対応したアンダーカット状の横断面を有する嵌着溝4が形成されている。また、妻型枠M1Wの成形面21には、U字ブロックBの端面に成形されるシールジョイント溝31の全体形状に対応した金属板から成るゴム型固定板5が点溶接Wによって固着されており、前記ゴム型固定板5の幅方向の中央部には、金属丸棒から成る位置決め棒3が、該ゴム型固定板5の全長に亘って同じく点溶接Wによって固着されている。これにより、一対の妻型枠M1Wの成形面21には、図1ないし図3に示されるように、ゴム型固定板5を介して位置決め棒3が固着され、ゴム型M1Rのアンカー部1に成形された嵌着溝4に前記位置決め棒3が嵌着されることにより、該ゴム型M1Rは、蛇行することなく、ゴム型固定板5における前記位置決め棒3によって定められた位置に接着固定される。ゴム型M1Rのアンカー部1の底面には、接着剤が塗布され、該接着剤を介してアンカー部1の底面は、ゴム型固定板5の上面に接着固定される。このため、位置決め棒3は、ゴム型固定板5に対して嵌着構造と接着との双方によって固定される。なお、U字状をしているゴム型M1Rの両端部は、閉塞されている。

0013

また、前記ゴム型M1Rの中空型部2は、その中空部2aが加圧されることにより、コンクリート投入圧に抗して、その形状を維持する(図5参照)と共に、減圧されることにより、U字ブロックBの端面Baに成形されたシールジョイント溝31から、ゴム型M1Rの全体が脱型可能となる(図6参照)構造になっている。即ち、図4ないし図7に示されるように、前記ゴム型固定板5の長手方向の中央部には、空気管挿通孔6が形成されていると共に、妻型枠M1Wにおける前記空気管挿通孔6に対応する位置には、該挿通孔6よりも内径の大きなねじ孔7が形成され、更に、前記位置決め棒3における前記空気管挿通孔6に対応する部分は、空気管8を挿通可能にするために所定長だけ欠落された欠落部9(図7参照)となっている。

0014

また、図5ないし図7に示されるように、空気管8は、前記ねじ孔7、前記空気管挿通孔6、及び前記欠落部9に挿通され、更に、ゴム型M1Rのアンカー部1を貫通して中空型部2に達した状態で、固定具11を介して妻型枠M1Wの外面側に固定されている。また、図4に示されるように、一対の妻型枠M1Wにそれぞれ固定されて、ゴム型M1R内に挿通された2本の空気管8は、それぞれ分岐ゴムホース12に連結され、2本の分岐ゴムホース12は、T型継手13を介して主ゴムホース14に接続されている。この主ゴムホース14は、加減圧装置15を介してコンプレッサ16に接続されていて、加減圧装置15を切り替えることにより、前記ゴム型M1Rの中空型部2を加圧したり、減圧したりするようになっている。なお、図5ないし図7において、10は、空気管8と分岐ゴムホース12との接続部を堅締するためのゴムバンドを示す。

0015

そして、成形時には、ヒンジ結合された一対の側型枠M1Sと、一対の妻型枠M1Wとを起立させた状態にして、図5に示されるように、妻型枠M1Wの成形面21に固着されたゴム型M1Rの中空型部2内を加圧して、コンクリートCの投入圧に耐えられるようにしておく。この状態で、コンクリート型枠M1 内にコンクリートを投入して、所定時間養生させる。型枠M1 内に投入されたコンクリートCが硬化を開始した時点で、ゴム型M1Rの中空型部2内の加圧を解除して通気状態とする。また、脱型時には、ゴム型M1Rの中空型部2内を減圧させると、図6に示されるように、該中空型部2が収縮して、成形されたU字ブロックBの端面Baのシールジョイント溝31内から脱出可能となる。最後に、ヒンジ結合された一対の側型枠M1Sと、一対の妻型枠M1Wとを僅かに外方に傾斜させて、コンクリート型枠M1 内から、成形されたU字ブロックBを吊り上げて取り出す。

0016

そして、図9及び図10に示されるように、接続すべきU字ブロックBの各端面Baを対向させて、各シールジョイント溝31にシールジョイント材32の両端部をそれぞれ挿入して、各U字ブロックBの対向端面Baに形成された隙間のうち、前記シールジョイント材32よりも外側の部分にグラウト剤充填して、前記隙間を塞ぐと、2つのU字ブロックBは、シールジョイント材32を介して水密を保持して連結される。また、上記コンクリート型枠M1 は、これを構成する一対の妻型枠M1Wの成形面21にゴム型固定板5を介してゴム型M1Rが固着されていて、成形時において、U字ブロックBの端面Baには、前記ゴム型固定板5に対応した凹部が形成されるが、U字ブロックBの端面Baの残りの部分は、妻型枠M1Wの成形面21によって成形される。この結果、既存のコンクリート型枠を改造しても、端面にシールジョイント溝31を有するU字ブロックBの長さは、該シールジョイント溝31を有しないものと同一となる。

0017

また、コンクリート型枠M1 を使用して、端面にシールジョイント溝31を有しない本来のU字ブロックBを成形する場合には、図8に示されるように、一対の妻型枠M1Wの内面の成形面に点溶接Wされているゴム型固定板5に衝撃力を加えて取り外した後に、妻型枠M1Wに貫通して設けられたねじ孔7にボルト17をねじ込んで、該ねじ孔7を塞げばよい。このように、本発明によれば、コンクリート型枠を構成する一対の妻型枠M1Wの成形面21にゴム型固定板5を介してゴム型M1Rを接着固定するという簡単な改造によって、端面にシールジョイント溝31を有するU字ブロックBの成形が可能になると共に、前記ゴム型固定板5を取り外すことにより、端面にシールジョイント溝31を有しない通常のU字ブロックの成形に戻すこともできる。

0018

引き続いて、図11ないし図13を参照にして、本発明の別の実施例について説明する。図11に示されるコンクリート型枠M2 は、四角筒状をしたボックスカルバートを成形するためのものであって、上下一対の妻型枠M2Wと、下方の妻型枠M2Wにヒンジ結合された周囲4つの側型枠M2Sと、下方の妻型枠M2Wの成形面に一体に設けられた中子型M2Cとで構成される。上下一対の妻型枠M2Wの成形面22には、上記コンクリート型枠M1 と同様に、4つの各コーナー部が4分円弧状となった方形状のゴム型固定板18が点溶接により固定されて、該ゴム型固定板18に位置決め棒(図示せず)が点溶接により固着され、この位置決め棒と接着剤とによって、該ゴム型固定板18に、全体形状がこれと同一であるゴム型M2Rが接着固定されている。なお、ゴム型M2Rは、方形環状であるために、全長に亘って閉塞部を有しておらず、しかもその横断面形状は、前記ゴム型M1Rのそれと同一である。

0019

また、図13に示されるように、上下一対の妻型枠M2Wの成形面22に固着された各ゴム型M2Rは、前記ゴム型M1Rと同様にして、加減圧装置15とコンプレッサ16とによって、その中空型部が加減圧される構成になっている。よって、図11に示される状態において、コンクリート投入時、養生時及び脱型時において、各ゴム型M2Rを加減圧させて、その成形空間部にコンクリートを投入して、その上部開口を妻型枠M2Wで覆って、所定時間養生させると、両端面にシールジョイント溝が形成されたボックスカルバートが成形される。このコンクリート型枠M2 においても、点溶接されているゴム型固定板18を衝撃力によって取り外すと、端面にシールジョイント溝を有しない通常のボックスカルバートの成形が可能となる。

0020

また、上記したいずれの実施例においても、妻型枠の成形面に対してゴム型固定板を固着するのに点溶接によっているために、妻型枠に穿孔することなく、しかも衝撃力によってゴム型固定板を容易に取り外すことのできる利点があるが、妻型枠に対するゴム型固定板の固着手段は、ボルトであってもよい。また、ゴム型固定板に対してゴム型を直接に接着固定することも可能である。

発明の効果

0021

本発明は、コンクリート製品の端面にシールジョイント溝を形成するためのゴム型が妻型枠の成形面に固着されたコンクリート型枠において、前記妻型枠の成形面に、前記シールジョイント溝の全体形状に対応したゴム型固定板が固着され、該ゴム型固定板に前記ゴム型が接着固定された構成であるので、コンクリート製品を成形する既存の型枠の簡単な改造によって、端面にシールジョイント溝を有するコンクリート製品の成形が可能となる。

図面の簡単な説明

0022

図1U字ブロックBを成形するためのコンクリート型枠M1 の非成形状態の斜視図である。
図2成形面21にゴム型M1Rが固着された妻型枠M1Wの斜視図である。
図3妻型枠M1Wの成形面21に対するゴム型M1Rの固着構造を示す斜視図である。
図4U字ブロック成形用のコンクリート型枠M1 を構成する一対の妻型枠M1Wの成形面21に固着された各ゴム型M1Rを加減圧する装置の全体模式図である。
図5図4の「X」で示される部分のゴム型M1Rの加圧状態の拡大横断面図である。
図6同じく減圧状態の拡大横断面図である。
図7同じく加圧状態の拡大縦断面図である。
図8妻型枠M1Wに穿孔されたねじ孔7をボルト17で塞いだ状態の断面図である。
図9接続すべき2つのU字ブロックBとシールジョイント材32との分解斜視図である。
図10シールジョイント材32を用いて連結された2つのU字ブロックBの連結部の拡大断面図である。
図11ボックスカルバートを成形するためのコンクリート型枠M2 の成形状態の斜視図である。
図12コンクリート型枠M2 を構成する妻型枠M2Wの拡大斜視図である。
図13ボックスカルバート成形用のコンクリート型枠M2 を構成する一対の妻型枠M2Wの成形面22に固着された各ゴム型M2Rを加減圧する装置の全体模式図である。
図14妻型枠M'Wの成形面54にゴム型M'Rを固着する従来構造の斜視図である。

--

0023

B:U字ブロック(コンクリート製品)
Ba:U字ブロックの端面
M1,M2 :コンクリート型枠
M1W ,M2W:妻型枠
M1R ,M2R:ゴム型
1:ゴム型枠のアンカー部
2:ゴム型枠の中空型部
3:位置決め棒
4:嵌着溝
7:ねじ孔
8:空気管
5,18:ゴム型固定板
21,22:妻型枠の成形面
31:シールジョイント溝

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