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技術 ネットワーク管理システム及びそれに用いるアラーム管理方法

出願人 日本電気株式会社
発明者 石井勝恵
出願日 2000年5月24日 (20年7ヶ月経過) 出願番号 2000-152297
公開日 2001年11月30日 (19年0ヶ月経過) 公開番号 2001-333063
状態 特許登録済
技術分野 計算機・データ通信 広域データ交換 デジタル伝送の保守管理
主要キーワード wait状態 アラーム生成 障害対象 装置障害情報 アラームリスト アラームデータ タイムアウト監視 アラーム処理
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年11月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

整合処理を効率的に行い、ネットワーク監視するオペレータに対して正確な情報を迅速的に伝えることが可能なネットワーク管理システムを提供する。

解決手段

状態収集部21は管理対象の装置に対して各装置で記憶部に保存するアラーム情報を収集する。アラーム生成部23は各装置から送信されるアラーム情報を受信し、アラーム管理で必要な付加情報を追加した形でアラームデータを生成する。故障検出部22はネットワークを構成する全装置について、ネットワーク管理システム間の通信路障害について、監視手段としてpingを用いて監視を行う。状態収集要求部31はアラーム受信部32から収集要求を受取り、状態収集部21に収集要求を行う。アラーム受信部33はアラーム生成部23で生成されたアラームを受信し、アラームの発生及び復旧の管理を行う。

概要

背景

ネットワーク管理システムにおいては、定期的に管理装置との間の通信路監視することで、装置からのアラームがネットワーク管理システムに未到達になるのを防いでいる。通信路の監視手段としては、装置にpingコマンド実装されている場合、pingを利用している。

一方、通信路の監視によって通信路の障害が確認された場合、通信路の回復時に、ネットワーク管理システムで管理する装置のアラームリストと装置の記憶部に保存されているアラーム情報との不整合を調整する必要がある。従来は、装置の記憶部に保存されるアラーム情報を取得し、個々のアラーム情報について、システム内で管理するアラームリスト上のアラーム情報と照合し、それらの整合をとっている。

概要

整合処理を効率的に行い、ネットワークを監視するオペレータに対して正確な情報を迅速的に伝えることが可能なネットワーク管理システムを提供する。

状態収集部21は管理対象の装置に対して各装置で記憶部に保存するアラーム情報を収集する。アラーム生成部23は各装置から送信されるアラーム情報を受信し、アラーム管理で必要な付加情報を追加した形でアラームデータを生成する。故障検出部22はネットワークを構成する全装置について、ネットワーク管理システム間の通信路障害について、監視手段としてpingを用いて監視を行う。状態収集要求部31はアラーム受信部32から収集要求を受取り、状態収集部21に収集要求を行う。アラーム受信部33はアラーム生成部23で生成されたアラームを受信し、アラームの発生及び復旧の管理を行う。

目的

そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、整合処理を効率的に行うことができ、ネットワークを監視するオペレータに対して正確な情報を迅速的に伝えることができるネットワーク管理システム及びそれに用いるアラーム管理方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
1件

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請求項1

一つ以上の情報伝送装置から構成される通信ネットワークを、通信回線を通して遠隔地から監視するネットワーク管理システムであって、管理対象の情報伝送装置を監視する故障検出手段と、前記故障検出手段で通信路障害が認識された時にその復旧を待って当該障害対象の情報伝送装置で保有するカレントアラーム情報収集する状態収集手段と、前記状態収集手段で収集されたカレントアラーム情報を基に当該情報伝送装置におけるアラームの発生及び復旧を管理するアラーム受信手段とを有し、当該情報伝送装置のカレントアラーム情報と前記アラーム受信手段で管理するアラームリストとの整合処理を開始するようにしたことを特徴とするネットワーク管理システム。

請求項2

前記状態収集手段で収集されたカレントアラーム情報を基に疑似的なアラームを生成する生成手段を含み、前記生成手段で生成された疑似的なアラームを前記アラーム受信手段に送信することで、前記アラーム受信手段で前記アラームリスト上のアラームデータと同じフォーマットで照合を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理システム。

請求項3

前記生成手段は、発生中のアラームに対する疑似アラームのみを生成するようにしたことを特徴とする請求項2記載のネットワーク管理システム。

請求項4

前記アラーム受信手段は、前記アラームリスト上に前記疑似アラームと同一のアラームが存在する場合に発生中の状態が継続しているアラームと認識し、重複する疑似アラームを廃棄するようにしたことを特徴とする請求項3記載のネットワーク管理システム。

請求項5

前記アラーム受信手段は、前記アラームリストに含まれないアラームを新規の発生アラームとして前記アラームリストに追加するようにしたことを特徴とする請求項3または請求項4記載のネットワーク管理システム。

請求項6

前記アラーム受信手段は、前記アラームリスト上のアラームにおいて前記重複する疑似アラーム及び前記新規の発生アラームのどちらにも当てはまらない時に当該アラームの障害が復旧されかつ復旧アラームが送信されているものと認識して復旧処理を行うことで整合をとるようにしたこと特徴とする請求項5記載のネットワーク管理システム。

請求項7

前記情報伝送装置との通信路の監視にpingコマンドを使用する際に、前記pingコマンドに対する応答待ちに用いるタイマ処理スレッドを利用するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載のネットワーク管理システム。

請求項8

一つ以上の情報伝送装置から構成される通信ネットワークを、通信回線を通して遠隔地から監視するネットワーク管理システムのアラーム管理方法であって、管理対象の情報伝送装置を監視し、通信路障害が認識された時にその復旧を待って当該障害対象の情報伝送装置で保有するカレントアラーム情報を収集し、その収集されたカレントアラーム情報を基に当該情報伝送装置におけるアラームの発生及び復旧を管理する際に、当該情報伝送装置のカレントアラーム情報と前記アラームの発生及び復旧を管理するためのアラームリストとの整合処理を開始するようにしたことを特徴とするアラーム管理方法。

請求項9

前記収集されたカレントアラーム情報を基に疑似的なアラームを生成し、その生成された疑似的なアラームを基に前記アラームリスト上のアラームデータと同じフォーマットで照合を行うようにしたことを特徴とする請求項8記載のアラーム管理方法。

請求項10

前記疑似的なアラームを生成する際に、発生中のアラームに対する疑似アラームのみを生成するようにしたことを特徴とする請求項9記載のアラーム管理方法。

請求項11

前記アラームリスト上に前記疑似アラームと同一のアラームが存在する場合に発生中の状態が継続しているアラームと認識し、重複する疑似アラームを廃棄するようにしたことを特徴とする請求項10記載のアラーム管理方法。

請求項12

前記アラームリストに含まれないアラームを新規の発生アラームとして前記アラームリストに追加するようにしたことを特徴とする請求項10または請求項11記載のアラーム管理方法。

請求項13

前記アラームリスト上のアラームにおいて前記重複する疑似アラーム及び前記新規の発生アラームのどちらにも当てはまらない時に当該アラームの障害が復旧されかつ復旧アラームが送信されているものと認識して復旧処理を行うことで整合をとるようにしたこと特徴とする請求項12記載のアラーム管理方法。

請求項14

前記情報伝送装置との通信路の監視にpingコマンドを使用する際に、前記pingコマンドに対する応答待ちに用いるタイマ処理にスレッドを利用するようにしたことを特徴とする請求項8から請求項13のいずれか記載のアラーム管理方法。

技術分野

0001

本発明はネットワーク管理システム及びそれに用いるアラーム管理方法に関し、特に定期的に管理装置との間の通信路監視し、装置からのアラームがネットワーク管理システムに未到達になるのを防ぐ方法に関する。

背景技術

0002

ネットワーク管理システムにおいては、定期的に管理装置との間の通信路を監視することで、装置からのアラームがネットワーク管理システムに未到達になるのを防いでいる。通信路の監視手段としては、装置にpingコマンド実装されている場合、pingを利用している。

0003

一方、通信路の監視によって通信路の障害が確認された場合、通信路の回復時に、ネットワーク管理システムで管理する装置のアラームリストと装置の記憶部に保存されているアラーム情報との不整合を調整する必要がある。従来は、装置の記憶部に保存されるアラーム情報を取得し、個々のアラーム情報について、システム内で管理するアラームリスト上のアラーム情報と照合し、それらの整合をとっている。

発明が解決しようとする課題

0004

上述した従来のアラーム管理方法では、pingを利用した場合、ping実行中にシステムがブロックされるため、ping応答タイムアウト監視時間だけ待たされるという問題がある。

0005

また、装置の記憶部に保存されるアラーム情報を取得し、個々のアラーム情報について、システム内で管理するアラームリスト上のアラーム情報と照合する方法の場合、アラームの照合に多くの時間がかかるという問題がある。

0006

そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、整合処理を効率的に行うことができ、ネットワークを監視するオペレータに対して正確な情報を迅速的に伝えることができるネットワーク管理システム及びそれに用いるアラーム管理方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明によるネットワーク管理システムは、一つ以上の情報伝送装置から構成される通信ネットワークを、通信回線を通して遠隔地から監視するネットワーク管理システムであって、管理対象の情報伝送装置を監視する故障検出手段と、前記故障検出手段で通信路障害が認識された時にその復旧を待って当該障害対象の情報伝送装置で保有するカレントアラーム情報を収集する状態収集手段と、前記状態収集手段で収集されたカレントアラーム情報を基に当該情報伝送装置におけるアラームの発生及び復旧を管理するアラーム受信手段とを備え、当該情報伝送装置のカレントアラーム情報と前記アラーム受信手段で管理するアラームリストとの整合処理を開始するようにしている。

0008

本発明によるアラーム管理方法は、一つ以上の情報伝送装置から構成される通信ネットワークを、通信回線を通して遠隔地から監視するネットワーク管理システムのアラーム管理方法であって、管理対象の情報伝送装置を監視し、通信路障害が認識された時にその復旧を待って当該障害対象の情報伝送装置で保有するカレントアラーム情報を収集し、その収集されたカレントアラーム情報を基に当該情報伝送装置におけるアラームの発生及び復旧を管理する際に、当該情報伝送装置のカレントアラーム情報と前記アラームの発生及び復旧を管理するためのアラームリストとの整合処理を開始するようにしている。

0009

すなわち、本発明のネットワーク管理システムは、一つ以上の情報伝送装置から構成される通信ネットワークを、通信回線を通して遠隔地から監視するネットワーク管理システムにおいて、伝送装置から装置障害情報として送信されるアラームの発生と復旧とを管理するアラーム管理に関し、ネットワーク管理システムと伝送装置間の通信路に障害が発生した場合のアラーム管理方法に関する。

0010

本発明のネットワーク管理システムは、装置から収集したアラーム情報を基に疑似的なアラームを生成し、そのアラームをアラーム受信部に送信することで、アラーム受信部ではアラームリスト上のアラームデータと同じフォーマットで照合を行うことを特徴としている。

0011

また、本発明のネットワーク管理システムでは、生成する疑似アラームを発生中のもののみとし、疑似アラームの生成に要する時間を短縮している。アラーム受信部ではアラームリスト上に疑似アラームと同一のアラームが存在する場合、発生中の状態が継続しているアラームと認識し、重複する疑似アラームを廃棄する。アラームリストに含まれないものは新規の発生アラームとしてリストに追加する。アラームリスト上のアラームで、上記のどちらの場合にも当てはまらないものは障害が復旧され、復旧アラームが送信されているものと認識し、復旧処理を行うことで整合をとっている。

0012

上記の如く、ネットワーク管理システムで管理するアラームリストと伝送装置で保持するアラーム情報との整合において、疑似アラームを生成することで、整合処理を効率的に行うことが可能となり、ネットワークを監視するオペレータに対して正確な情報を迅速的に伝えることが可能となる。

0013

より具体的に、本発明のネットワーク管理システムは、管理対象のネットワークを構成する伝送装置を監視する故障検出部と、伝送装置で保有するカレントアラーム情報を収集する状態収集部と、アラームの発生及び復旧を管理するアラーム受信部とを備えている。

0014

故障検出部で通信路障害が認識されると、その復旧を待って、状態収集部において障害の対象装置からカレントのアラーム情報の取得を行い、取得したアラーム情報を基にアラーム受信部で管理するアラームリストとの整合処理を開始する。

0015

また、伝送装置との通信路の監視にpingコマンドを使用する際に、タイマ処理スレッドを利用することで、多数の伝送装置で構成される大規模なネットワークの管理においても、個々の装置間の通信路の監視にかかる負荷を削減することが可能となる。

0016

さらに、上記のように、アラーム生成部と、アラーム受信部とを設けることによって、通信路障害に伴う装置障害アラーム処理、アラームの整合時の疑似アラーム処理を通常の装置から発生するアラームの伝達経路と同じ経路で行うことが可能となり、アラーム管理処理の複雑さを抑え、システムの流用性を高めることが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0017

次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるネットワーク管理システムの構成を示すブロック図である。図において、本発明の一実施例によるネットワーク管理システムはアラーム管理装置1を、情報伝送装置(A)4−1、情報伝送装置(B)4−2、情報伝送装置(C)4−3とからなる通信ネットワークに接続して構成されている。

0018

アラーム管理装置1は情報伝送装置(A)4−1、情報伝送装置(B)4−2、情報伝送装置(C)4−3から情報を取得する装置情報取得部2と、アラームを管理するアラーム管理部3とから構成されている。

0019

装置情報取得部2は状態収集部21と、故障検出部22と、アラーム生成部23とから構成されており、状態収集部21は管理対象の情報伝送装置(A)4−1、情報伝送装置(B)4−2、情報伝送装置(C)4−3に対して各装置で記憶部(図示せず)に保存するアラーム情報を収集する機能を備えている。

0020

アラーム生成部23は情報伝送装置(A)4−1、情報伝送装置(B)4−2、情報伝送装置(C)4−3から送信されるアラーム情報を受信し、アラーム管理で必要な付加情報を追加した形でアラームデータを生成する機能を備えている。故障検出部22はネットワークを構成する全装置について、ネットワーク管理システム間の通信路障害について、監視手段としてpingを用いて監視を行う機能を備えている。

0021

アラーム管理部3は状態収集要求部31と、アラーム受信部32とから構成されている。状態収集要求部31はアラーム受信部32から収集要求を受取り、状態収集部21に収集要求を行う機能を備えている。アラーム受信部33はアラーム生成部23で生成されたアラームを受信し、アラームの発生及び復旧の管理を行う機能を備えている。

0022

図2は本発明の一実施例によるアラーム管理方法において装置からアラームを受信した時の基本的な動作の流れを示す図である。図2において、通常、装置から送信される故障情報はアラーム生成部23で受信する(図2のS1参照)。

0023

アラーム生成部23ではアラーム管理で必要な付加情報を付けてアラームデータを生成し、アラーム受信部32に送信する(図2のS2参照)。アラーム受信部32ではアラーム生成部23から送られてきたアラームの発生及び復旧の管理を行う。

0024

図3図1の故障検出部22で通信路障害が検出された場合の処理の流れの一例を示す図である。図3において、故障検出部22はネットワークを構成する全装置に対して定期的にpingコマンドを送信し(図3のS3〜S5)、その応答の有無によって通信路故障を判定する。

0025

S5は情報伝送装置(C)4−3に対して送信したpingコマンドの応答がネットワーク管理システムで管理するある一定時間返らなかったことを示している。この場合、故障検出部22では装置障害としてアラーム生成部23にアラームの生成を依頼する(図3のS6参照)。

0026

アラーム生成部23では装置障害発生に対応するアラームを生成し、アラーム受信部32に送信する(図3のS7参照)。アラーム受信部32では受信したアラームを発生アラームとして管理する。

0027

故障検出部22では定期的に装置監視を行う。S5で通信路障害として認識された情報伝送装置(C)4−3に対して通信路の復旧が確認された場合には、装置障害復旧アラームとして、そのアラームの発生時と同様に、アラーム生成部23に復旧アラームの生成を依頼する。

0028

アラーム生成部23では生成した装置障害復旧アラームをアラーム受信部32に送信し、アラーム受信部32によって発生に対する復旧処理が行われる。また、アラーム受信部32では装置障害に対する復旧アラームを受信すると、状態収集要求部31に対してその旨を通知する(図3のS8参照)。

0029

図4図1の状態収集要求部31で復旧通知トリガとして状態収集を行う場合の動作の流れの一例を示す図である。図4において、状態収集要求部31では状態収集部21に装置障害が復旧した装置に対する状態収集を依頼する(図4のS9参照)。

0030

状態収集部21では依頼された処理を実行し、装置の記憶部に保存されている発生及び復旧の全カレントアラーム情報を取得する(図4のS10参照)。状態収集部21では取得したアラーム情報のうち、状態が発生中のものについてのみアラーム生成部23にアラームの生成を依頼する(図4のS11参照)。

0031

アラーム生成部23ではアラーム管理部3で管理するフォーマットで擬似的なアラームを生成し、アラーム受信部32に送信する(図4のS12参照)。アラーム受信部32では保有するアラームリストと受信した疑似アラームとを比較し、同一のものについてはflagでマークを行い、疑似アラームを廃棄する(廃棄アラーム)。

0032

アラーム受信部32は同一アラームが存在しない場合、新規発生アラームとして疑似アラームをリストに追加する(追加アラーム)。アラーム受信部32は全ての疑似アラームについて照合した後、リスト上にあるアラームのうち廃棄アラーム及び追加アラーム以外のアラームについて、アラームが復旧したものとして復旧時の処理を行う。

0033

図5図1のアラーム受信部32で保有するアラームリストの一例を示す図である。図6において、アラーム受信部32で保有するアラームリストはアラームID(識別情報)「101」,「102」,「103」,「104」と、発生時刻「00/03/14:10:10:0200」,「00/03/14:11:10:0200」,「00/03/14:11:20:0400」,「00/03/15:15:22:0600」と、重要度「5」,「1」,「5」,「3」と、アラーム情報とから構成されている。

0034

図6図1の故障検出部22においてpingコマンドを発行した時の応答待ちタイムアウト処理の一例を示すシーケンスチャートである。図6を参照して故障検出部22での応答待ちのタイムアウト処理について説明する。

0035

故障検出部22では記憶部(図示せず)に保存された装置情報から管理ネットワークを構成する個々の装置アドレスを取得し(図6のT1参照)、pingスレッドを起動する(図6のT2参照)。

0036

その後、故障検出部22はwait状態遷移する(図6のT3参照)。Pingスレッドでは装置のIPアドレスに対して、pingコマンドを送信した後(図6のT4参照)、タイマスレッドを起動し(図6のT5参照)、pingの応答を待つ。

0037

タイマスレッドではタイマを開始し(図6のT6参照)、予め決められた時間が経過すると、タイムアウト処理として(図6のT7参照)、起動元のpingスレッドをキャンセルするとともに(図6のT8参照)、故障検出部22にキャンセルのsignalを送信し(図6のT9参照)、waitを解除する。waitが解除された故障検出部22ではアラーム生成部23に装置障害の発生アラームの生成を依頼する(図6のT10参照)。

0038

pingスレッドではpingコマンド送信後、タイマスレッドでのタイムアウトによってスレッドのキャンセルが実行される前にpingコマンドの応答を受信した場合には、起動したタイマスレッドのキャンセルを実行する。その後、他の装置に対してpingコマンドの送信を行い(図6のT4参照)、一連の動作を繰返す。

0039

このように、ネットワーク管理システムで管理するアラームリストと伝送装置で保持するアラーム情報との整合において、疑似アラームを生成することで、整合処理を効率的に行うことができる。これによって、ネットワークを監視するオペレータに対して正確な情報を迅速的に伝えることができる。

0040

また、伝送装置との通信路の監視にpingコマンドを使用する際に、タイマ処理にスレッドを利用することで、多数の伝送装置で構成される大規模なネットワークの管理においても、個々の装置間の通信路の監視にかかる負荷を削減することができる。

0041

さらに、疑似アラームを生成するアラーム生成部23と、その疑似アラームについての照合を行うアラーム受信部32とを設けることによって、通信路障害に伴う装置障害アラーム処理、アラームの整合時の疑似アラーム処理を、通常の装置から発生するアラームの伝達経路と同じ経路で行うことができ、アラーム管理処理の複雑さを抑え、システムの流用性を高めることができる。

発明の効果

0042

以上説明したように本発明によれば、一つ以上の情報伝送装置から構成される通信ネットワークを、通信回線を通して遠隔地から監視するネットワーク管理システムにおいて、管理対象の情報伝送装置を監視し、通信路障害が認識された時にその復旧を待って当該障害対象の情報伝送装置で保有するカレントアラーム情報を収集し、その収集されたカレントアラーム情報を基に当該情報伝送装置におけるアラームの発生及び復旧を管理する際に、当該情報伝送装置のカレントアラーム情報とアラームの発生及び復旧を管理するためのアラームリストとの整合処理を開始することによって、整合処理を効率的に行うことができ、ネットワークを監視するオペレータに対して正確な情報を迅速的に伝えることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0043

図1本発明の一実施例によるネットワーク管理システムの構成を示すブロック図である。
図2本発明の一実施例によるアラーム管理方法において装置からアラームを受信した時の基本的な動作の流れを示す図である。
図3図1の故障検出部で通信路障害が検出された場合の処理の流れの一例を示す図である。
図4図1の状態収集要求部で復旧通知をトリガとして状態収集を行う場合の動作の流れの一例を示す図である。
図5図1のアラーム受信部で保有するアラームリストの一例を示す図である。
図6図1の故障検出部においてpingコマンドを発行した時の応答待ちのタイムアウト処理の一例を示すシーケンスチャートである。

--

0044

1アラーム管理装置
2装置情報取得部
3アラーム管理部
4−1情報伝送装置(A)
4−2 情報伝送装置(B)
4−3 情報伝送装置(C)
21 状態収集部
22故障検出部
23アラーム生成部
31 状態収集要求部
32 アラーム受信部

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