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図面 (11)

課題

種々の機能操作に対応することができ、かつ操作の煩雑化を招くことのないリモートコントロール装置を提供すること。

解決手段

AV機器等を遠隔操作するリモートコントロール装置は、操作子31と、この操作子31に作用する押圧力に応じて、異なるレベルの信号を出力する抵抗体感圧素子35とを含んで構成されるアナログスイッチ部30を備えている。リモートコントロール装置の操作ボタンをアナログスイッチ部30で構成することにより、操作子31の押圧力に応じて異なる信号を出力することができ、複数の機能を設定して操作ボタンの数を低減して、操作の簡単化が図られる。

概要

背景

概要

種々の機能操作に対応することができ、かつ操作の煩雑化を招くことのないリモートコントロール装置を提供すること。

AV機器等を遠隔操作するリモートコントロール装置は、操作子31と、この操作子31に作用する押圧力に応じて、異なるレベルの信号を出力する抵抗体感圧素子35とを含んで構成されるアナログスイッチ部30を備えている。リモートコントロール装置の操作ボタンをアナログスイッチ部30で構成することにより、操作子31の押圧力に応じて異なる信号を出力することができ、複数の機能を設定して操作ボタンの数を低減して、操作の簡単化が図られる。

目的

本発明の目的は、上述した種々の機能操作に対応することができ、かつ操作の煩雑化を招くことのないリモートコントロール装置、およびエンタテインメント装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
5件

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請求項1

電子機器を操作するリモートコントロール装置であって、押圧操作可能な操作子と、この操作子に作用する押圧力に応じて、異なるレベルの信号を出力する抵抗体感圧素子とを含んで構成されるアナログスイッチ部を備えていることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項2

請求項1に記載のリモートコントロール装置において、前記アナログスイッチ部から出力されるアナログ出力信号を、デジタル変換するアナログ/デジタル変換部を備えていることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項3

請求項1または請求項2に記載のリモートコントロール装置において、前記アナログスイッチ部から出力されるアナログ出力信号の上限及び下限を、キャリブレーションされたレベルに補正するレベル補正部を備えていることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項4

請求項1〜請求項3のいずれかに記載のリモートコントロール装置において、前記抵抗体感圧素子は、押圧力に応じて導電特性が変化するものであることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項5

請求項1〜請求項3のいずれかに記載のリモートコントロール装置において、前記抵抗体感圧素子は、抵抗体と導電部材とを含んで構成され、当該抵抗体感圧素子は、押圧力に応じて、前記抵抗体と導電部材との接触面積が変化するものであることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項6

請求項1〜請求項5のいずれかに記載のリモートコントロール装置において、前記電子機器は、音声映像等の情報が記録された記録媒体再生、および/または、音声、映像等の情報を記録媒体に記録する情報再生記録機器であることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項7

請求項6に記載のリモートコントロール装置において、前記アナログスイッチ部は、前記記録媒体に記録された記録情報検索する検索操作タンに設けられていることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項8

請求項6に記載のリモートコントロール装置において、前記アナログスイッチ部は、前記記録媒体の再生または記録媒体への記録を停止させる停止操作ボタンに設けられていることを特徴とするリモートコントロール装置。

請求項9

操作装置により操作されるエンタテインメント装置であって、前記操作装置は、押圧操作可能な操作子と、この操作子に作用する押圧力に応じて、異なるレベルの信号を出力する抵抗体感圧素子とを含んで構成されるアナログスイッチ部を備えていることを特徴とするエンタテインメント装置。

技術分野

0001

本発明は、電子機器を操作するリモートコントロール装置、および操作装置により操作されるエンタテインメント装置に関し、例えば、ビデオステレオ等のAV機器を操作するリモートコントロール装置として利用することができる。

背景技術

0002

従来より、テレビジョン受像機ビデオ再生録画機ステレオ再生録音機等のAV機器を遠隔操作するために、リモートコントロール装置が利用されている。このようなAV機器を操作するリモートコントロール装置には、電源スイッチボタン音量調整ボタンチャンネル変更タンの他、例えばビデオ再生機であれば、ビデオ再生ボタン、ビデオ早送りボタン、ビデオ巻き戻しボタン等の種々の機能操作ボタンが設けられている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、このような従来のリモートコントロール装置では、上述した種々の機能操作ボタンは、基本的に操作ボタンを押した、押さないというデジタル的な信号しか出力することができない。従って、例えば、巻き戻し機能等を多段階で設定する場合、標準巻き戻し、倍速巻き戻し、4倍速巻き戻し等、巻き戻しの程度に応じて操作ボタンを設定しなければならず、リモートコントロール装置の操作ボタンが増加するため、操作が煩雑になるという問題がある。特に、テレビジョン受像機、ビデオ再生機等複数の電子機器を1つで操作できるリモートコントロール装置では、操作の煩雑化が著しい。このような問題は、操作装置により操作されるエンタテインメント装置についても同様の問題がある。

0004

本発明の目的は、上述した種々の機能操作に対応することができ、かつ操作の煩雑化を招くことのないリモートコントロール装置、およびエンタテインメント装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

前記目的を達成するために、本発明に係るリモートコントロール装置は、電子機器を操作するリモートコントロール装置であって、押圧操作可能な操作子と、この操作子に作用する押圧力に応じて、異なるレベルの信号を出力する抵抗体感圧素子とを含んで構成されるアナログスイッチ部を備えていることを特徴とする。

0006

このような本発明によれば、アナログスイッチ部が抵抗体感圧素子を含んで構成されているので、機能操作ボタンをアナログスイッチ部で構成することで、操作子の押圧力に応じて複数の機能を設定することができ、これにより、リモートコントロール装置の操作ボタンの数を低減し、操作の簡単化が図られる。例えば、上述の巻き戻しボタンの場合、アナログスイッチ部を採用することにより、軽く押した状態では標準巻き戻し、中程度の押圧力の場合倍速巻き戻し、最も強い押圧力の場合4倍速巻き戻し等の設定をすることができ、操作ボタンの数を低減して、操作の簡単化が図られる。なお、抵抗体感圧素子としては、例えば、押圧力により素子自体の導電率導電特性)を変える構造のものや、抵抗体と導電部材とを含んで構成され、押圧力により、抵抗体と導電部材との接触面積を変える構造のもの等がある。

0007

以上において、上述したリモートコントロール装置は、アナログスイッチ部から出力されるアナログ出力信号を、デジタル変換するアナログ/デジタル(A/D)変換部を備えているのが好ましい。具体的には、押圧力により連続的に変化する抵抗体感圧素子からの電圧出力信号を、所定の電圧レベル区分けしてA/D変換部でデジタル変換することにより、リモートコントロール装置から出力される出力信号を、段階的なデジタル出力信号とすることができる。すなわち、リモートコントロール装置から出力される信号を、このようにA/D変換部により段階的なデジタル出力信号とすることができるので、ノイズ等の影響を受けることなく、操作子の押圧状態に応じた正確な出力信号を電子機器に出力することができる。

0008

さらに、上述のリモートコントロール装置は、アナログスイッチ部から出力されるアナログ出力信号の上限及び下限をキャリブレーションされたレベルに補正するレベル補正部を備えていることが好ましい。具体的には、抵抗体感圧素子に対して並列可変抵抗を配置し、この可変抵抗値を設定して抵抗体感圧素子の出力レベル補正を行えば、抵抗値の変動や偏りがあっても、押圧力の程度に応じて所定段階のレベル信号を出力することが可能となる。従って、A/D変換部の前段にレベル補正部を配置すれば、押圧力に対応して更に正確な出力信号が得られる。

0009

また、上述したリモートコントロール装置は、種々の電子機器を対象とすることができるが、好ましくは、音声映像等の情報が記録された記録媒体再生、および/または、音声、映像等の情報と記録媒体に記録する情報再生記録機器に採用するのがよい。

0010

ここで、情報再生記録機器としては、コンパクトディスクCD−ROM、DVD、DVD−ROM等の光ディスクを記録媒体として再生するCDプレーヤDVDプレーヤや、ビデオテープ等のテープ状記録媒体を再生、記録するビデオ再生記録機器等が考えられる。すなわち、このような情報再生記録機器において、テープ早送り、巻き戻し、コンパクトディスクに記録された楽曲スキップ等の種々の機能操作があるので、本発明の有用性が高い。

0011

さらに、電子機器が上述の情報再生記録機器である場合、本発明に係るアナログスイッチ部は、記録媒体に記録された記録情報検索、頭出しする検索操作ボタンや、記録媒体の再生または記録媒体への記録を停止する停止操作ボタンに設けられているのが好ましい。すなわち、検索操作としては、早送り操作、巻き戻し操作、スキップ操作等があり、これらの操作は通常2倍速、4倍速等多段階に設定されている。従って、このような操作ボタンにアナログスイッチ部を設ければ、押圧力に応じて検索速度を段階的に設定することができるので、操作の容易化を図ることができるうえ、操作感も自然なものとすることができる。また、停止操作ボタンにアナログスイッチ部を設けることにより、一時停止、完全停止等の段階的な停止状態を設定することができるので、前記と同様に操作の容易化を図ることができる。

0012

前記目的を達成するために、本発明に係るエンタテインメント装置は、操作装置により操作されるエンタテインメント装置であって、操作装置は、押圧操作可能な操作子と、この操作子に作用する押圧力に応じて、異なるレベルの信号を出力する抵抗体感圧素子とを含んで構成されるアナログスイッチ部を備えていることを特徴とする。ここで、エンタテインメント装置としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体に記録されたゲームソフトをロードするビデオゲーム装置や、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体に記録された映画をロードするビデオ再生機等が挙げられる。このような本発明によれば、例えば、ビデオゲーム装置をビデオ再生機として用いる場合、そのゲーム機本体に接続される操作装置の各操作ボタンに、再生、サーチ、スキップ、停止等の操作機能割り当てて、対応させておくことで、操作装置でビデオの再生等を行うことが可能となる。そして、この際、各操作ボタンをアナログスイッチ部で構成すれば、操作ボタンの押圧力に応じて抵抗値の変化に基づく出力電圧を変化させ、この変化に基づき操作機能を変化させることができる。例えば、停止ボタンを強く押せば完全な停止、弱く押せば一時停止とすることができ、第2、第3の操作部の操作ボタンを強く押せば倍速、弱く押せば定常速のサーチ、スキップとすることができるというような操作が可能となる。これにより、操作装置の操作ボタンの数を低減して、操作の簡単化が図られる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の第1実施形態に係るリモートコントロール装置1が示される。このリモートコントロール装置1は、テレビジョン受像機3およびビデオ再生録画機5を遠隔操作する装置であり、リモートコントロール装置1と、テレビジョン受像機3およびビデオ再生録画機5との間は、赤外発光ダイオードを用いた無線通信システムが用いられている。このため、リモートコントロール装置1には、装置前方部分に赤外発光ダイオードを含む送信側素子11が設けられ、テレビジョン受像機3およびビデオ再生録画機5の正面には、所定の赤外線を検出する受信側素子7が設けられている。そして、送信側素子11および受信側素子7の間でリモートコントロール装置1から出力される制御信号は、テレビジョン受像機3またはビデオ再生録画機5で受信され、該制御信号に基づいて動作するように構成されている。

0014

前記リモートコントロール装置1には、テレビジョン受像機3、ビデオ再生録画機5を操作するために、複数の機能操作ボタンが設けられている。具体的には、操作ボタンとしては、テレビジョン受像機3およびビデオ再生録画機5の電源スイッチのオンオフを操作する電源スイッチボタン12、テレビジョン受像機3およびビデオ再生録画機5のチャンネルを変更する複数のチャンネルボタン13、ビデオ再生録画機5によるビデオの再生を行う再生ボタン14、停止ボタン15、早送りボタン16、巻き戻しボタン17、録画ボタン18、およびテレビジョン受像機3に内蔵されるスピーカ音量調整を行う音量調整ボタン19がある。

0015

これらの複数の機能操作ボタンのうち、ビデオ再生録画機5の操作を行う停止ボタン15、早送りボタン16、巻き戻しボタン17は、抵抗体感圧素子を含むアナログスイッチ部を備えた多段階操作可能なボタンとされている。尚、これ以外の機能操作ボタンは、基本的に「操作する」、「操作しない」の2水準の信号しか出力されないデジタルスイッチが採用されている。

0016

上述した抵抗体感圧素子を含む操作ボタンは、図2に示すように、アナログスイッチ部30を有し、操作子31、弾性体33、および抵抗体感圧素子35を備えている。操作子31は、頭部がリモートコントロール装置1の本体1Aの上面から露出し、かつ軸方向に移動自在な状態で本体1Aに組み込まれている。弾性体33は、絶縁性ゴム等で形成してあり、上方に突出した弾力部34を有し、この弾力部34の上面部分で操作子31の下端を支持している。そして、操作子31が軸方向に押し込まれると、この弾力部34の斜面部分が撓んで該弾力部34の上面部分が操作子31とともに押し込まれる。一方、操作子31への押圧力が解除されると、撓んでいた弾力部34の斜面部分が弾力的に復元し、操作子31を押し上げる。すなわち、弾性体33は、押圧操作により押し込まれた操作子31をもとの位置まで復元させるための付勢手段として機能している。

0017

抵抗体感圧素子35は、薄い絶縁シート36上に複数形成され、各抵抗体感圧素子35は、操作子31および弾力部34の上面部分と略同一線上に配置され、操作子31を押圧操作した際の押圧力は、弾力部34を介して抵抗体感圧素子35に作用するようになっている。抵抗体感圧素子35は、例えば、感圧導電ゴムから構成することができ、絶縁シート36上で対称位置にある電極35A、35Bを備えている。電極35A、35B間の電気的な抵抗値は、抵抗体感圧素子35に作用する押圧力に応じて変化する。

0018

ここで、感圧性導電ゴムの例を述べる。感圧性導電ゴムとしては、例えばカーボン粒子金属粒子等の導電性粒子を含有する非導電性ゴムがある。この感圧性導電ゴムは、押圧時のゴム圧縮にて上記導電性粒子の密度が増大し全体としては抵抗値が低下し、また、押圧解除時のゴムの復元にて導電性粒子の密度が戻り抵抗値が元の抵抗値に復帰するという特性を有する。すなわち、図3に示すように押圧力(応力)がLevel1からLevel5に向かって増大すると、破線の如く抵抗値が減少特性を示すと共に、図8に示す回路における抵抗体感圧素子35(ここでは感圧性導電ゴム)の出力電圧すなわちレベル補正回路531への入力電圧が、上記抵抗値の減少特性とは逆に増大する。

0019

また、感圧性導電ゴムを利用した素子として、図4に示す特性を有する場合も考えられる。すなわち、押圧力により抵抗体感圧素子35に作用する応力が増加するに従って、前述の図3に示す特性とは逆に抵抗値が増加する特性の抵抗体感圧素子を用いることもできる。つまり、図4に示されるように、押圧力がLevel1からLevel5に向かって増大すると、破線の如く抵抗値が増大すると共に、図8に示す回路の抵抗体感圧素子35の出力電圧すなわちレベル補正回路531への入力電圧が、上記抵抗値の増大特性とは逆に減少するという抵抗体感圧素子も適用することができる。

0020

一方、図5に示されるように、図2とは異なる構造のアナログスイッチ部を設けることもできる。この図5に示すアナログスイッチ部は、図2に示す構造と比較すると、操作子31と同じ機能を有する操作ボタン41と、弾性体33と同様の弾性体42と、前述の抵抗体感圧素子35と同じ機能を有するとともに、導電部材44及び抵抗体40を含んで構成される抵抗体感圧素子との組み合わせを備えている。導電部材44は、例えば、弾力性を有する導電ゴムからなり、中央を頂部とする山形形状に形成してある。この導電部材44は、弾性体42に形成した弾力部42aの内側天井面に接着してある。また、抵抗体40は、導電部材44と対向して、例えば内部基板43上に設けてあり、操作ボタン41の押圧操作に伴い、導電部材44が抵抗体40に接触する構成としてある。導電部材44は、操作ボタン41の押圧力(すなわち、抵抗体40との接触圧)に応じて変形し、図5の(B),(C)に示されるように、抵抗体40への接触面積を変える。すなわち、操作ボタン41の押圧力が弱いときは、同図(B)に示されるように、山形形状をした導電部材44の頂部付近が接触する。そして、さらに操作ボタン41の押圧力を強めていくと、同図(C)に示されるように、導電部材44が頂部から徐々に変形していき接触面積が広がる。

0021

図6は、抵抗体40、導電部材44、およびその周辺素子回路構成を示す図である。同図に示すように、可変抵抗40eは、図5の導電部材44と抵抗体40との組み合わせに相当するとともに、固定抵抗40dは、図5には示されていないが、抵抗体40に接続されている。これにより、直列接続された可変抵抗40eと固定抵抗40dとに対し、電極40a、40b間に電圧印加される。

0022

可変抵抗40eは、導電部材44と抵抗体40との組み合わせに相当し、抵抗体40に対する導電部材44の接触面積に応じて抵抗値が変化する。すなわち、抵抗体40に導電部材44が接触すると、抵抗体40に対して導電部材44がバイパスとなって電流が流れるため、その接触部分は実質的に抵抗体40が短絡することになり、その結果、抵抗体40の抵抗値が減少する。従って、導電部材44の接触面積が大きくなるほど、抵抗体40の抵抗値は減少する。

0023

電極40a、40b間に印加された電源電圧Vccは、この操作ボタン41の押圧力に従って抵抗値が減少する可変抵抗40eと、所定の抵抗値を有する固定抵抗40dとによって分圧されているので、可変抵抗40eと固定抵抗40dとの間の出力端子40cから得られる出力電圧は、可変抵抗40eが小さくなるほど小さくなり、反対に可変抵抗40eが大きくなるほど大きくなる。

0024

図7は、この抵抗体40と導電部材44とからなる抵抗体感圧素子の出力端子40cから出力されるアナログ信号(電圧)の特性を示す図である。まず、電源投入時に抵抗体40に電圧Vccが印加されるため、操作ボタン41が押されていなくとも、出力端子40cからは一定のアナログ信号(電圧)Vmaxが出力される(図中aの位置)。次いで、操作ボタン41が押圧操作されても、導電部材44が抵抗体40に接触するまでは、該抵抗体40における可変抵抗40eの抵抗値が変化しないため、アナログ信号の出力はVmaxのまま変化しない。

0025

さらに操作ボタン41が押圧されて、導電部材44が抵抗体40に接触すると(図中bの押圧位置)、その後は操作ボタン41の押圧力に対応して抵抗体40に対する導電部材44の接触面積が増加するため、抵抗体40における可変抵抗40e部分の抵抗が減少し、出力端子40cから出力されるアナログ信号(電圧)が減少する。そして、導電部材44がもっとも変形したところで、出力端子40cから出力されるアナログ信号(電圧)が最小Vminとなる(図中cの押圧位置)。こうして、押圧力が増大すると抵抗値が減少し出力電圧も減少するという特性の抵抗体感圧素子35を得ることができる。これまで、図2図5の例に基づいて、アナログスイッチ部30を述べてきた。このようなアナログスイッチ部30での抵抗体感圧素子35は、図3図4図7に示されるように、それぞれ異なる押圧力−抵抗特性を有した素子で実現できる。

0026

このような抵抗体感圧素子35の押圧力の変化による抵抗値の変化は、図8に示されるように、リモートコントロール装置1の内部に設けられる信号処理回路50で電気的に処理される。信号処理回路50は、前記抵抗体感圧素子35と、この抵抗体感圧素子35に並列に接続される2つの可変抵抗51の直列体と、抵抗体感圧素子35の出力電圧が入力されるマイコン53とを備え、抵抗体感圧素子35の一方の電極35A(図6における電極40a)には電源電圧Vccが印加される。

0027

マイコン53は、レベル補正部531およびアナログ/デジタル(A/D)変換部532を備えている。このマイコン53は、ユーザの操作によって最大応力が発生した際の抵抗体感圧素子35から出力される信号レベル監視し、この際の信号レベルと電源電圧Vccとの間を分割して、抵抗体感圧素子35に作用する押圧力に応じた信号レベルを設定する。具体的には、図9に示すように、まず、マイコン53は、最大応力が作用した際の抵抗体感圧素子35の出力電圧を検出し、その際の信号レベルを、図4および図7の特性例において、Level5(最大レベル)と設定した後、このLevel5における電圧と、電源電圧Vccとの間を分割してLevel1〜Level4という信号レベルを設定する。この結果、ユーザが操作子31(図5における操作ボタン41)をわずかに押圧した場合、Level1の信号レベルが出力され、以下押圧力が増加するに従って、Level2〜LeveL4の信号レベルを出力する。

0028

レベル補正部531は、上述した信号レベルの設定に先立って、抵抗体感圧素子35の出力のレベル補正を行う部分であり、キャリブレーションされたレベルに抵抗体感圧素子35の出力の上限、下限を補正する。本実施形態では、このレベル補正部531から可変抵抗51に制御信号が出力され、可変抵抗51の抵抗値を設定することにより、抵抗体感圧素子35の出力レベル補正が行われる。すなわち、出力レベル補正は、この可変抵抗51による最大値及び最小値に基づいて抵抗体感圧素子35の最大レベル及び最小レベルを補正し、抵抗体感圧素子35の出力レベルの各段階を決定することにより行う。

0029

このようにマイコン53で検出された信号レベルは、A/D変換部532でデジタル変換され、デジタル出力信号としてリモートコントロール装置1の送信側素子11に出力される。A/D変換部532によるデジタル変換に際しては、設定されたLevel1〜Level5の信号レベルに応じて適当な値を割り当てる。例えば、0x00〜0x9fでデジタル変換するのであれば、Level1を0x00〜0x1f、Level2を0x20〜0x3f、Level3を0x40〜0x5f、Level4を0x60〜0x7f、Level5を0x80〜0x9fに割り当てればよく、Level1〜Level5に向かうに従って、デジタル出力信号は大きくなる。

0030

上述したリモートコントロール装置1の送信側素子11から送信されるデジタル出力信号は、ビデオ再生録画機5の受信側素子7で受信され、CPU(Central Processing Unit)を含む制御回路部分で処理され、この制御回路部分からビデオ再生録画機5の再生録画系に制御信号が出力され、ユーザがリモートコントロール装置1で行った操作がビデオ再生録画機5に反映される。

0031

前記アナログスイッチ部30を備えた機能操作ボタンでは、ユーザの操作子31(図5における操作ボタン41)への押圧状態に応じて異なるレベルの信号が出力されるため、制御回路部分では、表1に示されるテーブル情報を参照し、各レベルに応じた制御信号を再生記録系に出力する。

0032

0033

例えば、ユーザが巻き戻しボタン17を軽く押すと、Level1またはLevel2のデジタル信号が出力され、ビデオ再生録画機5では、定常速巻き戻し操作が行われる。また、中程度の力で巻き戻しボタン17を押すと、Level3のデジタル信号により倍速巻き戻し、さらに力を入れて押すとLevel4のデジタル信号により4倍速巻き戻し、8倍巻き戻し操作を1つの操作ボタンで多段階の操作を行うことができる。尚、本実施形態では、信号レベルを5段階に設定していたが、その信号レベルの段階は、図9に示される方法で任意に設定できる。また、信号レベルが5段階に設定されていても、表1中の停止ボタン15のように、複数のレベルに亘って同一の操作に係る制御信号を出力するように構成しておけば、本例の抵抗体感圧素子35を備えた操作ボタンの段階的な操作は、必要に応じて任意に設定できる。

0034

前述のような本実施形態によれば、以下のような効果がある。すなわち、アナログスイッチ部30が抵抗体感圧素子35を含んで構成されているので、機能操作ボタン15〜17をアナログスイッチ部30で構成することで、操作子31の押圧力に応じて複数の機能を設定することができ、これにより、リモートコントロール装置1の操作ボタン12〜19の数を低減し、操作の簡単化が図られる。

0035

また、リモートコントロール装置1の送信側素子11から出力される信号を、A/D変換部532により段階的なデジタル出力信号としているので、ノイズ等の影響を受けることなく、操作子31の押圧状態に応じた正確な出力信号をビデオ再生録画機5に出力し、ビデオ再生録画機5でリモートコントロール装置1の操作に応じた適切な処理を行える。

0036

更に、上述のリモートコントロール装置1は、アナログスイッチ部30から出力されるアナログ出力信号の上限及び下限をキャリブレーションされたレベルに補正するレベル補正部531を備えて、抵抗体感圧素子35の出力レベル補正を行っているので、抵抗値の変動や偏りがあっても押圧力の程度に応じて所定段階のレベル信号を出力することができ、これにより、押圧力に対応して更に正確な出力信号を得ることができる。

0037

さらに、アナログスイッチ部30を備えた操作ボタンを有するリモートコントロール装置1がビデオ再生録画機5等のAV機器に用いられているので、早送り、巻き戻し等、段階的な速度設定が行われる機能操作において、操作の容易化を図ることができるうえ、ユーザの操作感も自然なものとすることができる。そして、リモートコントロール装置1がテレビジョン受像機3およびビデオ再生録画機5の遠隔操作を行うことができるようになっているので、アナログスイッチ部30を備えた操作ボタンを採用することにより、リモートコントロール装置1の複雑化を少なくして、操作の容易化を図ることができる。

0038

図10には、本発明の第2実施形態に係るエンタテインメント装置であるビデオゲーム装置が示されている。なお、前記第1実施形態と同一または相当構成品には同じ符号を付し、説明を省略もしくは簡略する。本実施形態は、前記第1実施形態の操作される電子機器をビデオゲーム装置としたものである。詳しくは、このビデオゲーム装置は、CD−ROM,DVD−ROM等の記録媒体に記録されたゲームを実行するほか、例えば、CD−ROM,DVD−ROM等の記録媒体に記録された映画や音楽等を再生することが可能となっている。

0039

ビデオゲーム装置は、ディスプレイとして使用するテレビジョン受像機に接続されるゲーム機本体100と、このゲーム機本体100に接続された操作装置200とを備えている。ゲーム機本体100には、ゲームプログラムが記録された光ディスクを再生するディスク駆動部101や、光ディスクに記録されたゲームプログラムにしたがって画像処理を行う画像処理装置等が内蔵されている。また、ゲーム機本体100には、実行中のゲームをリセットするリセットスイッチ102、電源スイッチ103、ディスク駆動部101のディスク装着部を開閉する蓋体104を開放操作する蓋体開放操作ボタン105が設けられている。

0040

操作装置200のゲーム機本体100への接続は、操作装置200から引き出された接続コード202を介して行われる。この接続コード202の先端にはコネクタ203が設けられ、このコネクタ203をゲーム機本体100の一側面に設けたジャック106に接続することで、操作装置200がゲーム機本体100に接続される。操作装置200の装置本体201には、上面に第1,第2の操作部210、220が設けてあり、また側面には第3,第4の操作部230,240が設けてある。

0041

ビデオゲーム装置で、DVD−ROM等の記録媒体に記録された映画見る場合、ディスク装着部に装着したDVD(digital video disk或いはdigital versatile disk) から、例えば、映画の圧縮された映像情報音声情報等を解凍(伸張)し、映画の再生を行うようになっている。この際、映画の再生時には、再生、サーチ、スキップ、停止等の操作が必要になる。この操作は、スタートボタン252、第2の操作部220の操作ボタン221、第3の操作部230、第4の操作部240が割り当てられ、スタートボタン252を再生ボタン、第3,第4の操作部230及び240を、スキップボタン及びサーチボタン、第2の操作部220の識別マーク「×」の操作ボタン221を、停止ボタンにそれぞれ対応させている。

0042

この際、これら各操作ボタンは、前述のアナログスイッチ部30で構成されている。つまり、操作ボタンの押圧力に応じて抵抗値の変化に基づく出力電圧を変化させ、この変化に基づき操作機能を変化させることができるようになっている。このため、例えば、操作ボタン221を強く押せば完全な停止、弱く押せば一時停止とすることができ、第3,第4の操作部230、240を強く押せば倍速、弱く押せば定常速のサーチ、スキップとすることができるという操作が可能となっている。この場合、操作装置200の操作により、制御信号がビデオゲーム装置に送られることで、当該制御信号に応じた処理がされるようになっている。

0043

このような本発明によれば、前記実施形態と同様の効果が得られるうえ、ゲーム機本体100(ビデオゲーム装置)で映画等を見る際に、操作装置200を有線のリモートコントロール装置とすることができる。

0044

尚、本発明は、前記実施形態に限られず、以下に示すような変形をも含むものである。前記第1実施形態では、リモートコントロール装置1は、テレビジョン受像機3およびビデオ再生録画機5の両方を操作するように構成されていたが、これに限られない。すなわち、いずれか一方の電子機器を操作するリモートコントロール装置に本発明を採用してもよく、さらには、CDプレーヤ、ステレオ再生等の他の電子機器を操作するリモートコントロール装置に、本発明を採用してもよい。

0045

また、前記第1実施形態では、リモートコントロール装置1は、赤外発光ダイオードを用いた無線通信システムを採用していたが、これに限らず、ケーブル接続されたリモートコントロール装置に本発明を採用してもよい。さらに、無線通信システムも赤外発光ダイオードを用いたものだけでなく、光、超音波を利用したシステムであってもよい。

0046

さらに、前記第2実施形態では、操作装置200は、接続コード202を介してゲーム機本体100に接続されていたが、これに限らず、例えば、ビデオゲーム装置と操作装置200とを、赤外線を用いて無線にしてもよい。このようにすれば、当該操作装置200は、図1と同じようなリモートコントロール装置とすることができる。その他、本発明の実施の際の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。

発明の効果

0047

前述のような本発明によれば、リモートコントロール装置の操作ボタンに抵抗体感圧素子を含むアナログスイッチ部を備えたものを採用しているので、操作子の押圧力に応じて1つのボタンで複数の機能を設定することができ、操作ボタンの数を低減して操作の簡単化を図ることができる。

図面の簡単な説明

0048

図1本発明の第1実施形態に係るリモートコントロール装置および電子機器の構成を表す模式図である。
図2前記実施形態におけるアナログスイッチ部の一例の構造を表す分解斜視図である。
図3前記実施形態における抵抗体感圧素子に作用する押圧力と抵抗値との関係の一例を表すグラフである。
図4前記実施形態における抵抗体感圧素子に作用する押圧力と抵抗値との関係の他の例を表すグラフである。
図5前記実施形態におけるアナログスイッチ部の他の例の各操作状態を示す断面図である。
図6前記実施形態における抵抗体感圧素子が挿入される電源ラインを示す図である。
図7前記実施形態における抵抗体感圧素子の出力を示すアナログ電圧特性図である。
図8前記実施形態におけるアナログスイッチ部の信号処理回路を表す模式図である。
図9前記実施形態におけるアナログスイッチ部を備えた操作ボタンによる信号レベルの設定方法を説明するためのグラフである。
図10本発明の第2実施形態に係るエンタテインメント装置の概念を示す平面図である。

--

0049

1リモートコントロール装置
3テレビジョン受像機(電子機器)
5ビデオ再生録画機(電子機器)
30アナログスイッチ部
31操作子
35抵抗体感圧素子
531レベル補正部
532 アナログ/デジタル変換部

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