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技術 分光光度計

出願人 株式会社島津製作所
発明者 山本孝一
出願日 2000年5月11日 (21年0ヶ月経過) 出願番号 2000-137937
公開日 2001年11月16日 (19年6ヶ月経過) 公開番号 2001-317997
状態 拒絶査定
技術分野 予め定められた時間間隔の測定 各種分光測定と色の測定
主要キーワード 測定エネルギー 重水素放電管 設定エネルギー 点灯積算 エネルギー変動 水素放電管 エネルギー低下 設定基準
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年11月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

使用者が簡単に、かつ確実に適当な光源交換時期を把握することができる分光光度計を提供する。

解決手段

光源エネルギー判定部5は、光源エネルギー測定部3からの測定エネルギーと、光源の劣化を示す設定エネルギーとを比較し、測定エネルギーが設定エネルギー以下のときに自動で警告を表示部15に表示させる。点灯積算時間判定部9は、点灯積算時間積算部7からの点灯積算時間と、光源の劣化を示す設定基準時間とを比較し、点灯積算時間が設定基準時間を越えているときに警告を自動で表示部15に表示させる。記憶部11は測定エネルギーと点灯積算時間とを対応付けて記憶する。グラフ作成部13は、記憶部11に記憶された測定エネルギー及び点灯積算時間に基づいて、測定エネルギーと点灯積算時間の関係を表す時間−エネルギー変化曲線を作成し、表示部15に表示する。

概要

背景

分光光度計において、光源は、新品の状態からある使用時間を過ぎると緩やかに劣化し、それにともなってエネルギーも低下していく。そして最後には点灯しなくなる。光源のエネルギーが低下するということは、検出される信号が小さくなるということなので、いわゆるS/N比(信号の値と雑音の値との比)が低下する。そのため、分光光度計を長期間に渡って使用するとき、光源の劣化程度の把握、適切な交換時期の判断、故障かどうかの判断などが必要である。

概要

使用者が簡単に、かつ確実に適当な光源の交換時期を把握することができる分光光度計を提供する。

光源エネルギー判定部5は、光源エネルギー測定部3からの測定エネルギーと、光源の劣化を示す設定エネルギーとを比較し、測定エネルギーが設定エネルギー以下のときに自動で警告を表示部15に表示させる。点灯積算時間判定部9は、点灯積算時間積算部7からの点灯積算時間と、光源の劣化を示す設定基準時間とを比較し、点灯積算時間が設定基準時間を越えているときに警告を自動で表示部15に表示させる。記憶部11は測定エネルギーと点灯積算時間とを対応付けて記憶する。グラフ作成部13は、記憶部11に記憶された測定エネルギー及び点灯積算時間に基づいて、測定エネルギーと点灯積算時間の関係を表す時間−エネルギー変化曲線を作成し、表示部15に表示する。

目的

そこで本発明は、使用者が簡単に、かつ確実に適当な光源の交換時期を把握することができる分光光度計を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

少なくとも装置起動時に自動で、光源エネルギーを測定する光源エネルギー測定部と、前記光源エネルギー測定部からの測定エネルギーと、光源の劣化を示す予め設定された設定エネルギーとを比較し、前記測定エネルギーが前記設定エネルギー以下のときに自動で警告を表示させる光源エネルギー判定部と、光源の点灯積算時間を積算する点灯積算時間積算部と、前記点灯積算時間積算部からの点灯積算時間と、光源の劣化を示す予め設定された設定基準時間とを比較し、前記点灯積算時間が前記設定基準時間を越えているときに自動で警告を表示させる点灯積算時間判定部と、前記光源エネルギー測定部からの測定エネルギーと前記点灯積算時間積算部からの点灯積算時間とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された測定エネルギー及び点灯積算時間に基づいて、測定エネルギーと点灯積算時間の関係を表す時間−エネルギー変化曲線を作成するグラフ作成部と、前記光源エネルギー判定部及び前記点灯積算時間判定部に基づく前記警告、並びに前記時間−エネルギー変化曲線を表示する表示部と、を備えた分光光度計

技術分野

0001

本発明は、紫外光可視光赤外光などを照射する光源を備えた分光光度計に関するものである。

背景技術

0002

分光光度計において、光源は、新品の状態からある使用時間を過ぎると緩やかに劣化し、それにともなってエネルギーも低下していく。そして最後には点灯しなくなる。光源のエネルギーが低下するということは、検出される信号が小さくなるということなので、いわゆるS/N比(信号の値と雑音の値との比)が低下する。そのため、分光光度計を長期間に渡って使用するとき、光源の劣化程度の把握、適切な交換時期の判断、故障かどうかの判断などが必要である。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、通常は初期化におけるエネルギーチェックエラーになったときに初めて光源の劣化を疑い、再度確認してから光源を交換する。このように、従来の分光光度計では、光源の劣化に関して断片的な情報しかなく、曖昧な時期に使用者独自の判断で光源の劣化を確認し、光源を交換していた。そのため、突発的なエネルギー変動などによって、まだ新しいうちに光源を取り替えてしまったりするような無駄があった。

0004

そこで本発明は、使用者が簡単に、かつ確実に適当な光源の交換時期を把握することができる分光光度計を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0005

図1は、本発明の主要部を示すブロック図である。本発明にかかる分光光度計は、少なくとも装置起動時に自動で、光源1のエネルギーを測定する光源エネルギー測定部3と、光源エネルギー測定部3からの測定エネルギーと、光源の劣化を示す予め設定された設定エネルギーとを比較し、測定エネルギーが設定エネルギー以下のときに自動で警告を表示させる光源エネルギー判定部5と、光源1の点灯積算時間を積算する点灯積算時間積算部7と、点灯積算時間積算部7からの点灯積算時間と、光源の劣化を示す予め設定された設定基準時間とを比較し、点灯積算時間が設定基準時間を越えているときに自動で警告を表示させる点灯積算時間判定部9と、光源エネルギー測定部3からの測定エネルギーと点灯積算時間積算部7からの点灯積算時間とを対応付けて記憶する記憶部11と、記憶部11に記憶された測定エネルギー及び点灯積算時間に基づいて、測定エネルギーと点灯積算時間の関係を表す時間−エネルギー変化曲線を作成するグラフ作成部13と、光源エネルギー判定部5及び点灯積算時間判定部9に基づく警告、並びに時間−エネルギー変化曲線を表示する表示部15とを備えているものである。

0006

ここで、光源1が複数の光源から構成される場合は、光源エネルギー測定部3は各光源のエネルギーをそれぞれ測定するものであり、光源エネルギー判定部5は各光源についてそれぞれ判定するものであり、点灯積算時間積算部7は各光源ごとに点灯積算時間を積算するものであり、点灯積算時間判定部9は各光源についてそれぞれ判定するものである。

0007

本発明によれば、使用者が意識しなくても、自動的に1又は複数の光源の点灯積算時間や時間的なエネルギーの変化を記憶しており、予め設定された交換時期の目安とされる点灯積算時間(設定基準時間)を越えた場合、又は光源のエネルギーが予め設定された設定エネルギー以下になった場合に表示部15に警告を表示し、使用者に注意を促す。使用者はその警告を確認した後、光源交換初期からの光源の劣化経過を示す時間−エネルギー変化曲線を表示部15に表示させて確認し、時間−エネルギー変化曲線の形に応じて、光源を交換するなどの対応を行なう。設定基準時間及び設定エネルギーは使用者側で自由に変更可能であるようにしておくことが好ましい。また、警告の表示とともに、時間−エネルギー変化曲線を表示部15に自動で表示させるようにしておいてもよい。

0008

図2は本発明の動作の一実施例を示すフローチャートである。装置が起動されると、光源1を点灯し、装置の初期化を実行する(ステップS1)。このとき、光源エネルギー測定部3は、光源1のエネルギーを測定し、点灯積算時間積算部7は、光源1の点灯積算時間の積算を開始し、表示部15は装置設定画面を表示する。光源1の点灯積算時間は、光源1が光源交換初期から点灯している状態の時間を積算した時間である。光源エネルギー測定部3からの測定エネルギーと点灯積算時間積算部7からの点灯積算時間とを対応付けて記憶部11に記憶する(ステップS2)。

0009

光源エネルギー測定部3は測定エネルギーを光源エネルギー判定部5に送る。光源エネルギー判定部5には使用者側で自由に設定することができる設定エネルギーが設定されており、この実施例では、光源1が光源交換初期におけるエネルギー(初期値)の半分とする。光源エネルギー判定部5は、測定エネルギーと初期値とを比較し、光源1の測定エネルギーが初期値の半分以下か否かを判定する(ステップS3)。測定エネルギーが初期値の半分以下のとき、表示部15は、図3に示す警告画面17を表示する(ステップS4)。測定エネルギーが初期値の半分よりも大きいときは、次のステップS7へ移行する。

0010

警告画面17には、時間−エネルギー変化曲線(以下、E−時間曲線という)を表示するためのボタン17aと、装置設定画面に戻るためのボタン17bが表示されている。ボタン17aが選択されたとき(ステップS5)、グラフ作成部13は記憶部11から測定エネルギー及び点灯積算時間を読み出し、E−時間曲線を作成し、表示部15は、図4に示すE−時間曲線画面19を表示する(ステップS6)。

0011

E−時間曲線画面19には、横軸に時間(年月日)、縦軸にエネルギーを示してE−時間曲線19aが表示されている。また、装置設定画面に戻るためのボタン19bやE−時間曲線19aを印刷するための印刷ボタン19c、E−時間曲線19aを複写するためのコピーボタン19d、時間及びエネルギーの数値を表にして表示するためのテキスト表示ボタン19eも表示されている。

0012

E−時間曲線19aは、光源1のエネルギー低下が光源1の劣化によるものであれば、図4に示すように、緩やかなカーブを描く。一方、光源以外の装置部分の故障など、エネルギーの低下が光源1の劣化以外の原因によるものであれば、エネルギーが急激に低下したE−時間曲線になる。E−時間曲線画面19を表示することにより、オペレータはE−時間曲線19aを見て光源1の劣化の経過及び程度を判断することができる。

0013

警告画面17でボタン17b選択され、又はE−時間曲線画面19でボタン19bが選択されると装置設定画面に戻り、測定を中断するか否かが選択される(ステップS7)。測定中止が選択された場合は「終了」へ移行し、測定中止が選択されなかった場合は次のステップS8へ移行する。

0014

点灯積算時間積算部7は点灯積算時間を点灯積算時間判定部9に送る。点灯積算時間判定部9には使用者側で自由に設定することができる設定基準時間が設定されている。設定基準時間は、例えば光源1が重水素放電管の場合は500時間、水素放電管又はタングステン灯の場合は2000時間に設定される。この実施例では、設定基準時間を500時間とする。点灯積算時間判定部9は、点灯積算時間と設定基準時間とを比較する(ステップS8)。点灯積算時間が設定基準時間を越えているとき、表示部15は図5に示す警告画面21を表示する(ステップS9)。点灯積算時間が設定基準時間を越えていないとき、次のステップS12へ移行する。

0015

警告画面21には、E−時間曲線画面19を表示するためのボタン21aと、装置設定画面に戻るためのボタン21bが表示されている。ボタン21aが選択されたとき(ステップS10)、グラフ作成部13は記憶部11から測定エネルギー及び点灯積算時間を読み出し、E−時間曲線を作成し、表示部15は、図4に示すE−時間曲線画面19を表示する(ステップS11)。

0016

E−時間曲線画面19を表示することにより、オペレータはE−時間曲線19aを見て光源1の劣化の経過及び程度を判断することができ、光源1を交換するか否かを判断することができる。また、光源1のエネルギー状態の経過を把握することができ、それにより光源以外の装置の故障などの不具合を判断することもできる。

0017

警告画面21でボタン21b選択され、又はE−時間曲線画面19でボタン19bが選択されると装置設定画面に戻り、測定を中断するか否かが選択される(ステップS12)。測定中止が選択された場合は「終了」へ移行し、測定中止が選択されなかった場合は次のステップS13へ移行する。装置設定画面で測定が選択されると測定を行ない(ステップS13)、測定が終了した後、さらに測定を行なうか否かが選択される(ステップS14)。さらに測定を行なう場合は、ステップS8へ戻り、測定を終了する場合は「終了」へ移行する。使用者は、装置に不具合があると判断してステップS7又はS12で測定中止を選択した場合、一旦電源切り、再度電源を立ち上げて不具合が再現することを確認して、光源の交換やサービスへの連絡など、適切な処置を行なう。

0018

図4に示されるE−時間曲線画面19において、E−時間曲線19aの横軸は時間(年月日)を尺度としているが、図6に示されるように、横軸の尺度を点灯積算時間(時間)としてもよい。図6に示されるE−時間曲線画面23には、横軸に点灯積算時間(時間)、縦軸にエネルギーを示してE−時間曲線23aが表示されている。また、E−時間曲線画面19と同様に、装置設定画面に戻るためのボタン23bや印刷ボタン23c、コピーボタン23d、テキスト表示ボタン23eが表示されている。

0019

交換するまで使用した光源についての記憶部11の測定エネルギー及び点灯積算時間、ひいてはE−時間曲線を保存しておくことが好ましい。E−時間曲線は、同じ光源であっても使用する装置によって異なるが、劣化するまで使用した光源のE−時間曲線を保存しておくことにより、次に同じ光源を使用する際の劣化の目安となる。さらに、使用中の光源のE−時間曲線を過去のE−時間曲線と比較することにより、光源以外の装置の不具合を判断することができる。また、設定エネルギー及び劣化積算時間を使用者により設定できるようにしているので、使用者の目的に応じた用途に対応することができる。

0020

この実施例では初期化時のみに光源のエネルギーを測定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに任意の時期に光源のエネルギー測定を行なえるようにすることが好ましい。この実施例では測定の直前においてのみ点灯積算時間の判定を行なっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の時期に点灯積算時間の判定を行なえるようにすることが好ましい。この実施例では、警告表示があったときにE−時間曲線を表示できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の時期にE−時間曲線を表示できるようにすることが好ましい。

0021

この実施例では、1つの光源について光源のエネルギーの判定及び点灯積算時間の判定を行なっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の光源を用いた場合にも適用することができる。この実施例では、横軸に時間(年月日)又は点灯積算時間(時間)を示してE−時間曲線19a,23aを表示しているが、横軸の尺度はこれに限定されるものではなく、点灯積算時間に関する尺度であればよい。この実施例では、警告画面19,23について同じE−時間曲線画面19を表示するようにしているが、警告画面19,23によって表示するE−時間曲線画面を区別してもよい。この実施例では、光源の劣化の目安となる設定エネルギーは光源エネルギー判定部5に記憶され、設定基準時間は点灯積算時間判定部9に記憶されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、設定エネルギー及び設定基準時間は記憶部11に記憶してもよいし、装置内又は装置外の他の記憶媒体に記憶するようにしてもよい。

発明の効果

0022

本発明にかかる分光光度計では、光源エネルギー判定部により、光源エネルギー測定部からの測定エネルギーと、光源の劣化を示す予め設定された設定エネルギーとを比較し、測定エネルギーが設定エネルギー以下のときに自動で警告を表示部に表示させ、点灯積算時間判定部により、点灯積算時間積算部からの点灯積算時間と、光源の劣化を示す予め設定された設定基準時間とを比較し、点灯積算時間が設定基準時間を越えているときに自動で警告を表示部に表示させ、光源エネルギー測定部からの測定エネルギーと点灯積算時間積算部からの点灯積算時間とを対応付けて記憶部に記憶し、グラフ作成部により、記憶部に記憶された測定エネルギー及び点灯積算時間に基づいて、測定エネルギーと点灯積算時間の関係を表す時間−エネルギー変化曲線を作成し、表示部に表示するようにしたので、使用者は簡単に、かつ確実に適当な光源の交換時期を把握することができる。また、光源のエネルギーが低下したときや測定値が不安定になったとき、光源の劣化が原因かどうかをすぐに判断することができる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明の主要部を示すブロック図である。
図2動作の一実施例を示すフローチャートである。
図3光源のエネルギーに関する警告表示を示す図である。
図4時間−エネルギー変化曲線画面の一例を示す図である。
図5光源の点灯積算時間に関する警告表示を示す図である。
図6時間−エネルギー変化曲線画面の他の例を示す図である。

--

0024

1光源
3 光源エネルギー測定部
5 光源エネルギー判定部
7点灯積算時間積算部
9 点灯積算時間判定部
11 記憶部
13グラフ作成部
15 表示部
17,21警告画面
19,23 時間−エネルギー変化曲線画面(E−時間曲線画面)
19a,23a 時間−エネルギー変化曲線(E−時間曲線)

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