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技術 電気掃除機

出願人 株式会社東芝東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社東芝ライフスタイル株式会社
発明者 竹本律雄村上実田中正俊鳥澤陽江部清土屋善弘市野雄之濱崎雄一高橋孝輔
出願日 2000年4月28日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-131118
公開日 2001年11月6日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2001-309879
状態 特許登録済
技術分野 電気掃除機(1) 吸引掃除機の構造 電気掃除機(ノズル) 電気掃除機(2)
主要キーワード 先端外周縁 本体排気 基板室 二重ホース 回路室 整流室 ノズルケース 補助フィルタ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年11月6日)のものです。
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図面 (6)

課題

吸塵効率が向上し排気風による掃除作業性の低下および騒音の発生を防止する電気掃除機を提供する。

解決手段

ホース69を集塵室13に連通するホース内管71と電動送風機14の排気側に連通するホース外管72との二重管構造に形成する。ホース69と連結管60を構成する延長管を、ホース内管に連通する延長管内管とホース外管に連通する延長管外管との二重管構造に形成する。ホース外管72および延長管外管に小径排気孔76を複数設けて通気性とする。排気孔76は、先端に従って、単位面積当たり分布密度を高くして単位面積当たりの開口面積を大きく設ける。排気風は排気孔76から一部排気して吸込口本体に循環する。吸込口本体が床面に吸い付かず、周囲の塵埃を吸塵し、掃除性を向上できる。宙に浮き表面積の大きい連結管60から排気し、排気風の風速が低減し、塵埃の吹き上げおよび騒音を防止できる。

概要

背景

従来、この種の電気掃除機としては、例えば、実公昭39−36553号公報に記載の構成が知られている。

そして、実公昭39−36553号公報に記載の電気掃除機は、床面から塵埃を吸い込む吸込口体吸込口から二重管構造二重ホース内管および集塵室を介して電動送風機吸気側に連通する吸込風路を設けるとともに、電動送風機の正圧側から二重ホースの外管を介して吸込口近傍に開口する吹出口を連通する排気風路を設けている。そして、排気風路を流れる電動送風機からの排気風を、吸込口体の吹出口から吹き出して床面上の塵埃を吹き上げ、この吹き上げた塵埃とともに吹き出した吹出風を吸込口から吸い込んで集塵室にて塵埃を捕捉し、電動送風機からの吹出風を排気風として排気することによる不快感騒音の発生、吸込口を開口する下面の大気圧に対する負圧が増大して吸込口体が床面に吸い付いて操作性が低下するなどを防止して、掃除環境や掃除作業性の向上を図る循環式の構成が採られている。

概要

吸塵効率が向上し排気風による掃除作業性の低下および騒音の発生を防止する電気掃除機を提供する。

ホース69を集塵室13に連通するホース内管71と電動送風機14の排気側に連通するホース外管72との二重管構造に形成する。ホース69と連結管60を構成する延長管を、ホース内管に連通する延長管内管とホース外管に連通する延長管外管との二重管構造に形成する。ホース外管72および延長管外管に小径排気孔76を複数設けて通気性とする。排気孔76は、先端に従って、単位面積当たり分布密度を高くして単位面積当たりの開口面積を大きく設ける。排気風は排気孔76から一部排気して吸込口本体に循環する。吸込口本体が床面に吸い付かず、周囲の塵埃を吸塵し、掃除性を向上できる。宙に浮き表面積の大きい連結管60から排気し、排気風の風速が低減し、塵埃の吹き上げおよび騒音を防止できる。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、吸塵効率が向上し排気風による掃除作業性の低下および騒音の発生を防止する電気掃除機を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

電動送風機を収容する電動送風機室およびこの電動送風機室の吸気側集塵室を有し本体吸込口を備えたケース体と、このケース体の本体吸込口に基端着脱可能に接続され前記集塵室に連通する吸込風路および前記電動送風機の排気側に連通し外部との間で通気性を有する排気風路を備えた連結管と、この連結管の先端に着脱可能に接続され被掃除面と対向する面に前記連結管の吸込風路を介して前記集塵室に連通する吸込口を開口するとともに前記連結管の排気風路に連通する排気口を開口する吸込口体とを具備したことを特徴とした電気掃除機

請求項2

排気風路は、外部に連通する複数の排気孔を有することを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。

請求項3

複数の排気孔のうち排気風路の基端側端部に位置する排気孔の単位面積当たり開口面積が前記排気風路の先端側より小さいことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。

請求項4

複数の排気孔は、略同径に形成されて排気風路の軸方向の単位面積当たりの分布密度が先端側で大きいことを特徴とした請求項3記載の電気掃除機。

請求項5

排気孔を覆う通気性を有した緩衝材を備えたことを特徴とした請求項2ないし4いずれか一記載の電気掃除機。

技術分野

0001

本発明は、電動送風機からの排気風排気風路を介して吸込口の近傍から吹き出して再び吸込口から吸い込む循環式電気掃除機に関する。

背景技術

0002

従来、この種の電気掃除機としては、例えば、実公昭39−36553号公報に記載の構成が知られている。

0003

そして、実公昭39−36553号公報に記載の電気掃除機は、床面から塵埃を吸い込む吸込口体の吸込口から二重管構造二重ホース内管および集塵室を介して電動送風機の吸気側に連通する吸込風路を設けるとともに、電動送風機の正圧側から二重ホースの外管を介して吸込口近傍に開口する吹出口を連通する排気風路を設けている。そして、排気風路を流れる電動送風機からの排気風を、吸込口体の吹出口から吹き出して床面上の塵埃を吹き上げ、この吹き上げた塵埃とともに吹き出した吹出風を吸込口から吸い込んで集塵室にて塵埃を捕捉し、電動送風機からの吹出風を排気風として排気することによる不快感騒音の発生、吸込口を開口する下面の大気圧に対する負圧が増大して吸込口体が床面に吸い付いて操作性が低下するなどを防止して、掃除環境や掃除作業性の向上を図る循環式の構成が採られている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、この実公昭39−36553号公報に記載のような循環式の電気掃除機では、排気風が循環するので、吸込口体の下面に大気圧に対する負圧が小さく、吸込口体の周囲に位置する床面上の塵埃をほとんど吸い込まないので、例えば壁際などに位置する塵埃をほとんど吸塵できない。

0005

そこで、掃除機本体に開口する排気孔から排気風の一部を排気させ、吸込口における大気圧に対して負圧となる状況を形成し、吸込口体の周囲に位置する床面上の塵埃や絨毯の毛の根本入り込んだ塵埃を吸塵可能とする構成が考えられる。

0006

しかしながら、床面上に載置されて床面の近くに位置する掃除機本体から排気すると、床面上の塵埃を巻き上げるおそれがあり、掃除作業が煩雑となるとともに、掃除機本体に形成される排気孔の面積は限られており、排気孔から排気される排気風は集中的に流れ風速が高く、これにより騒音が発生するおそれもある。

0007

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、吸塵効率が向上し排気風による掃除作業性の低下および騒音の発生を防止する電気掃除機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

請求項1記載の電気掃除機は、電動送風機を収容する電動送風機室およびこの電動送風機室の吸気側に集塵室を有し本体吸込口を備えたケース体と、このケース体の本体吸込口に基端着脱可能に接続され前記集塵室に連通する吸込風路および前記電動送風機の排気側に連通し外部との間で通気性を有する排気風路を備えた連結管と、この連結管の先端に着脱可能に接続され被掃除面と対向する面に前記連結管の吸込風路を介して前記集塵室に連通する吸込口を開口するとともに前記連結管の排気風路に連通する排気口を開口する吸込口体とを具備したものである。

0009

そして、ケース体の本体吸込口および吸込口体間に接続し集塵室に連通する吸込風路を備えた連結管に、電動送風機の排気側に連通し外部との間で通気性を有する排気風路を設けることにより、電動送風機からの排気風がケース体の本体吸込口および吸込口体間の被掃除面から離間し宙に浮いた状態の表面積が大きい連結管から排気されるので、排気風が分散して風速が低減し、被掃除面上の塵埃の吹き飛ばしを防止するとともに、排気風の騒音が低減する。

0010

請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記載の電気掃除機において、排気風路は、外部に連通する複数の排気孔を有するものである。

0011

そして、排気風路に外部に連通する複数の排気孔を設けることにより、簡単な構造で通気性が得られ、製造性が向上するとともに、各排気孔を小さくできることから連結管からの音もれが低減される。

0012

請求項3記載の電気掃除機は、請求項2記載の電気掃除機において、複数の排気孔のうち排気風路の基端側端部に位置する排気孔の単位面積当たり開口面積が前記排気風路の先端側より小さいものである。

0013

そして、排気風路に外部に連通し単位面積当たりの開口面積が軸方向の先端に従って大きい複数の排気孔を設けることにより、簡単な構造で通気性が得られ、製造性が向上するとともに、圧力が高くなる基端側から集中的に排出されることを防止し、基端側での騒音を低減する。

0014

請求項4記載の電気掃除機は、請求項3記載の電気掃除機において、複数の排気孔は、略同径に形成されて排気風路の軸方向の単位面積当たりの分布密度が先端側で大きいものである。

0015

そして、略同径の複数の排気孔を排気風路の単位面積当たりの分布密度が軸方向の先端に従って大きくなるように形成して単位面積当たりの開口面積が排気風路の軸方向の先端に従って大きくなるようにすることにより、連結管の基端側から排気風が集中して排気することを防止しつつ、排気孔を小径に形成可能となり、排気孔から排気される排気風の騒音が低下する。

0016

請求項5記載の電気掃除機は、請求項2ないし4いずれか一記載の電気掃除機において、排気孔を覆う通気性を有した緩衝材を備えたものである。

0017

そして、排気孔を通気性を有した緩衝材にて覆うことにより、排気孔からの騒音を確実に吸音して騒音が低下する。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、本発明の一実施の形態における電気掃除機の構成について図面を参照して説明する。

0019

図1および図2において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1は、上面を開口した例えばアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)などにて形成された下部ケース2aと、この下部ケース2aの後部上面を閉塞する同材質の上部ケース2bとが、前面を含む周縁に図示しないバンパを挟持して接合されて前側上面部を開口したケース体としての本体ケース2を有し、この本体ケース2に前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支して形成されている。

0020

そして、本体ケース2は、進行方向の前側下面に旋回自在の旋回輪5が取り付けられ、本体ケース2の後側側面に大径の従動後輪6,6が回転自在に設けられ、掃除機本体1は旋回輪5と従動後輪6,6とにて図示しない床面上を走行可能となっている。また、本体ケース2の上部には、上下方向に回動自在のハンドル8が設けられている。

0021

一方、掃除機本体1内には、格子状に連通孔10を有した隔壁11が設けられ、この隔壁11の前側である掃除機本体1の進行方向の前側には上方が開放された集塵室13が区画形成されている。また、この隔壁11の後方には、この集塵室13の後方に位置する電動送風機14を収納した電動送風機室15が区画形成されている。そして、集塵室13内には、この集塵室13内に枢着されたホルダ16により集塵袋17が着脱自在に装着されている。

0022

また、隔壁11の前面には、格子状の連通孔10を覆う第1の補助集塵フィルタ18が着脱自在に装着されている。この第1の補助集塵フィルタ18は、格子状の枠体18a と、この枠体18a に着脱可能に装着される通気性を有する補助フィルタとしてのフィルタ体18b とから構成されている。なお、集塵袋17および第1の補助集塵フィルタ18は、集塵室13の上面開口を介して着脱される。そして、蓋体4は、上部ケース2bに後端部が枢着されており、集塵室13を上方から開閉自在に覆うように形成されている。

0023

さらに、隔壁11の後面側には、インデューサ部20が取り付けられている。このインデューサ部20は、略中央より一側に偏位した位置に略円形流通孔21を開口し一面側である集塵室13に向けてにラッパ状に拡開する壁状部22を有している。そして、この壁状部22の周縁には、壁状部22が拡開する側に向けて凹溝状に開口し隔壁11の周縁に密着する図示しないシール部材が取り付けられるシール装着部23が設けられている。また、壁状部22の拡開する側と反対側の面には、流通孔21の中心を中心として略円筒状に突出する支持リブ部24が設けられている。

0024

そして、インデューサ部20の上部には、図示しない圧力センサなどのセンサが装着されるセンサ保持部と、放熱板26がシール材を介して気密に装着される放熱板装着部とが、壁状部22の拡開する側に連通して設けられている。

0025

そして、インデューサ部20が本体ケース2内に組み付けられることにより、隔壁11およびインデューサ部20間に整流室28が区画形成され、インデューサ部20の支持リブ部24が突出する側に電動送風機室15および図示しないドラム室が本体ケース2の幅方向区画形成される。

0026

一方、電動送風機室15内には、電動送風機14が配設されている。この電動送風機14は、例えば図示しないファンロータ軸にて回転駆動する電動機としての電動部31と、ファンを覆う型である円錐台形状すなわちラッパ状のファンカバー32とを具備している。このファンカバー32の前面中央部には、図示しない略円形の吸気口が開口形成され、電動部31のフレーム33にはモータ排気孔34が開口形成されている。さらに、ファンカバー32には、吸気口の外側縁を囲む環状に形成されインデューサ部20の流通孔21の縁に当接する軟質部材35が取り付けられている。また、電動部31の後端面の略中央には、ファンを回転駆動させる図示しないロータ軸を支持する軸受が内設されたモータヘッド36が、後方に円柱状に突出形成されている。

0027

そして、電動送風機14の前端部には、前端の外周縁であるファンカバー32の周縁部分に、先端外周縁がインデューサ部20の支持リブ部24に係合する例えば環状のゴム製の支持体37が嵌合されている。また、電動送風機14の後端部のモータヘッド36には、ゴム製の緩衝体38がモータヘッド36を覆うように取り付けられている。そして、電動送風機14は、上部ケース2bの下面に突設された図示しない上リブ前部と下部ケース2aの下面に突設された下リブ前部40とにて支持体37を介してファンカバー32が径方向挟持固定され、上部ケース2bの下面に突設された上リブ後部41と下部ケース2aの下面に突設された下リブ後部42とにて緩衝体38を介してモータヘッド36が径方向で挟持固定され、電動送風機室15内に収容固定される。なお、電動送風機14の吸気口は、支持体37により、流通孔21、整流室28および連通孔10を介して集塵室13に気密に連通している。

0028

また、電動送風機室15の上部には回路室45が区画形成され、この回路室45内には電動送風機14の駆動状態を制御する制御手段を搭載した回路基板46が配設されている。そして、回路基板46には実装された各種回路部品47を放熱させる略L字状に折曲形成された放熱板26が取り付けられ、この放熱板26の下端部はインデューサ部20の図示しない放熱板装着部にシール材にて気密に装着されて整流室28側に露出して配設される。また、回路基板46には、インデューサ部20に取り付けられた図示しない圧力センサが接続され、電動送風機室15の吸気側である整流室28内の大気圧に対する負圧を検知するようになっている。

0029

一方、本体ケース2の前側略中央には、連結管60を着脱自在に接続する吸込部61が設けられ、この吸込部61は、内側開口61aと外側開口61bとが相対向されて形成されている。また、内側開口61aおよび外側開口61bに対向する中間には、円筒形状の本体吸込口61cが形成されている。この本体吸込口61cは、前部が掃除機本体1の前方へ開口しているとともに、後部が集塵室13へ開口している。さらに、吸込部61には、本体吸込口61cを開閉自在に閉塞する図示しないシャッタ摺動自在に支持されている。

0030

そして、本体ケース2の底部には、一端に電動送風機室15に向けて開口する循環上流孔65を有し他端に吸込部61の本体吸込口61c の略中央に開口する循環下流孔66を有した本体排気風路67が設けられている。

0031

また、連結管60は、ホース69とこのホース69に着脱可能に接続される延長管70とを備えている。そして、ホース69は、可撓性を有するホース内管71およびこのホース内管71を間隙を介して同軸上に内包する可撓性および通気性を有するホース外管72を備えたホース部73と、このホース部73の一端に設けられ掃除機本体1の吸込部61に嵌合接続される接続管74と、ホース部73の他端に設けられた把持部75とを備えている。

0032

そして、ホース部73のホース外管72は、例えばメッシュ状のシートを用いて形成され、図1および図3に示すように、内面が外面に連通する小径の複数の排気孔76,76を有して通気性に形成されている。これら排気孔76,76は、基端の接続管74から先端の把持部75に従ってホース外管72の単位面積当たりの分布密度が高くなり、相対的に先端に従ってホース外管72の単位面積当たりの開口面積が大きくなるように設けられている。

0033

また、接続管74は、ホース外管72が外周面に嵌着固定され、吸込部61に嵌合する側である一端側の内周面にホース内管71を同軸上に気密に嵌合固定する取付リブ77を設けている。さらに、接続管74には、取付リブ77より他端側に位置して接続循環孔78が開口形成されている。この接続循環孔78は、接続管74を吸込部61に接続した際に、接続循環孔78が吸込部61の循環下流孔66に対向して連続する位置に設けられている。そして、取付リブ77にホース内管71が取り付けられることにより、接続管74の先端にホース内管71が開口する状態となる。

0034

さらに、把持部75は、図3に示すように、ホース内管71に接続される内管80およびホース外管72に接続され内管80を間隙を介して同軸上に内包する外管81を備えた連通管部82と、この連通管部82から後方に向けて分岐して設けられた握り部83とを備えている。また、握り部83の基端には、掃除機本体1内の電動送風機14、および、後述する連結管60の先端に接続される吸込口体である吸込口本体85内に配設された回転清掃体86などを回転させる電動機87の駆動を設定する操作部88が設けられている。この操作部88は、例えばメンブレンスイッチにて形成されたスイッチ基板89を備え、ホース69のホース外管72にスパイラル状に設けられた伝送線90を介して掃除機本体1の回路基板46に接続される。この伝送線90により、ホース外管72が蛇腹状に形成され、排気孔76は連結管60の軸方向における伝送線90間の凹溝状の部分に位置して形成される。

0035

そして、把持部75の先端には、延長管70の基端が着脱可能に接続される。この延長管70は、図2ないし図4に示すように、把持部75の連通管部82の内管80に着脱可能に接続される延長管内管92および連通管部82の外管81に着脱可能に接続される通気性を有した延長管外管93を間隙を介して同軸上に備えている。

0036

この延長外管93は、例えばホース部73のホース外管72と同様にメッシュ状のシートを用いて形成され、内面が外面に連通する小径の複数の排気孔76,76を有して通気性に形成されている。これら排気孔76,76は、ホース69の把持部75に接続される基端から先端に従って延長外管93の単位面積当たりの分布密度が高くなり、相対的に先端に従って延長外管93の単位面積当たりの開口面積が大きくなるように設けられている。さらに、排気孔76,76は、把持部75に接続される基端部分での単位面積当たりの開口面積が、ホース外管72の先端である把持部75側の部分における排気孔76,76の単位面積当たりの開口面積より大きく形成されている。すなわち、連結管60は、先端に従って排気孔76,76の単位面積当たりの分布密度が高くして、先端に従って単位面積当たりの開口面積が大きくなるように構成される。

0037

また、延長管70の先端には、吸込口体である吸込口本体85が着脱可能に接続される。なお、把持部75の先端には、延長管70のみならず、吸込口本体85あるいは図示しない鶴口や家具ブラシ隙間ノズルなどの付属品が取り付け可能となっている。

0038

そして、吸込口本体85は、図4および図5に示すように、上面を開口する下ケース95に、上面を閉塞して上ケース96がバンパ97を周縁に挟持して取り付けられた左右方向に長手状ノズルケース98を有している。そして、ノズルケース98内には、リブ100にて、左右方向に長手状に区画形成され下面に吸込口101を開口する吸込室102と、この吸込室102の略中央後方にラッパ状に連通して区画形成された吸込風路室103と、この吸込風路室103の両側に区画形成された吹出風路室104と、吸込室102の一側に区画形成され電動機87を収容する電動機室105と、吹出風路室104の一側に区画形成され電動機87が接続される図示しない回路基板を収容する基板室106と、吸込室102の上方に位置し吹出風路室104に連通して区画形成された吹出ダクト室107とが設けられている。この吹出ダクト室107には、吸込室102に連通する吹出孔108を開口形成している。なお、吹出孔108は、吹出ダクト室107から吹き出される排気風を吸込口101に向けて吹き出して被掃除面である床面上の塵埃を吹き上げ、吸込風路室103から吸塵するようになっている。

0039

そして、ノズルケース98には、一端が吸込風路室103に位置して吸込室102に向けて開口する略円筒状の回動管110が他端側を上下方向に回動自在に設けられている。この回動管110は、径方向に一対突設され外周面がノズルケース98のリブ100に軸支され内周側がノズルケース98の吹出風路室104に連通する円筒状の回動軸111を有しこの回動軸111の内周に一端が連通する回動外管112と、この回動外管112内に同軸上に設けられ吸込風路室103に対向する一端がラッパ状に拡開する回動内管113とを備えている。

0040

また、回動管110の回動外管112の外周面には、先端に向けて開口し延長管70の延長外管93あるいはホース69の把持部75の外管81を嵌合する略円筒状の嵌合管部115が同軸上に設けられている。なお、回動外管112は延長管70の延長内管92あるいはホース69の把持部75の内管80を嵌挿し、回動内管113あるいは把持部75の内管80と延長内管92とが気密に連通するようになっている。

0041

そして、回動管110に延長管70を介してホース69が接続されることにより、吸込口本体85の吸込口101は、吸込風路室103、回動管110の回動内管113、延長管70の延長内管92、把持部75の内管80、ホース部73のホース内管71および集塵室13を介して電動送風機14の吸気側となる吸気口に連通し、空気が吸い込まれる吸込風路120を構成する。また、電動送風機14の正圧側である電動送風機14のモータ排気孔34が開口する電動送風機室15は、本体循環風路67、接続管74、ホース部73のホース外管72、把持部75の外管81、延長管70の延長外管93、回動管110の回動外管112、吹出風路室104および吹出ダクト室107を介して吸込室102に開口する吹出孔108に連通し、排気風路121を構成する。

0042

また、ノズルケース98には、前部縁の両端側に図示しない従動前輪が回転自在に配設される従動前輪室125,125が設けられ、後部の回動管110の両側に位置して従動後輪126,126が回転自在に軸支され、吸込口本体85が床面上を走行可能となっている。

0043

次に、上記実施の一形態の掃除動作を説明する。

0044

まず、蓋体4を閉じておき、図示しない電源コードを引き出して商用交流電源を供給し、シャッタを摺動して本体吸込口61cを開口させ、この本体吸込口61cにホース69、延長管70および吸込口本体85を順次接続し、掃除待機状態とする。

0045

そして、ホース69の把持部75に配設された操作部88のスイッチ基板89にて電動送風機14あるいは電動機87を駆動状態を設定し、供給された電力で電動送風機14あるいは電動機87を所定の駆動状態で駆動させ、把持部75を前後方向に押し引きして吸込口本体85を床面上で走行させて掃除する。

0046

この電動送風機14の駆動により、吸込口101から空気とともに塵埃が吸込室102内に吸い込まれ、吸込口本体85の吸込風路室103、回動管110の回動内管113、延長管70の延長内管92、ホース69の把持部75の内管80、ホース69のホース部73のホース内管71および吸込部61を介して集塵室13内に装着された集塵袋17内に捕捉される。また、この集塵袋17により濾過された空気は、第1の補助集塵フィルタ18を介して電動送風機14の吸気口から吸い込まれ、電動送風機14内を通って電動送風機14のモータ排気孔34から電動送風機室15内に排気風として排出される。

0047

そして、電動送風機14の駆動により電動送風機室15内に排出された排気風は、循環上流孔65から本体循環風路67、吸込部61、接続管74、ホース部73のホース外管72、把持部75の外管81、延長管70の延長外管93、吸込口本体85の回動管110に至る。このホース部73のホース外管72および延長管70の延長外管93を流通する排気風は、ホース外管72および延長外管93に設けられた排気孔76から一部が外気に排気される。

0048

また、吸込口本体85の回動管110に至った排気風は、回動管110の回動外管112、回動軸111、吹出風路室104、吹出ダクト室107を介して吹出孔108から吸込室102内に向けて吹き出され、吸込口101に望む床面から塵埃を吹き上げる。なお、把持部75の操作部88の設定操作により電動機87が駆動して回転清掃体86が回転する場合には、この回転清掃体86により床面から塵埃が掻き出される。そして、この吹き上げられあるいは掻き出された塵埃は、排気風とともに再び吸込風路室103から吸い込まれて集塵室13内の集塵袋17に捕捉され、排気風の一部は循環する。

0049

この排気風の一部の循環により、吸込口本体85が床面に吸い付くような状態となって走行性が低下するなどなく、容易に掃除できる。また、ホース外管72および延長外管93に設けられた排気孔76から排気風の一部が排気される分、吸込口101から空気が吸気されるので、吸込口本体85の下面にある程度の大気圧に対する負圧が生じ、吸込口本体101が位置する周囲の床面上の塵埃も吸い込んで、効率よく吸塵でき、掃除性を向上できる。

0050

上述したように、上記実施の一形態によれば、電動送風機14の排気風を吸込口本体85に循環させる排気風路121を構成する連結管60のホース69のホース外管72および延長管70の延長外管93を、複数の排気孔76を設けて通気性としたため、循環する排気風の一部が床面から離間して宙に浮いた状態でかつ表面積の大きい連結管60から排気されるので、一部循環する排気風にて吸込口本体85が床面に吸い付く状態を防止しつつ排気される分を吸込口101から吸気することにより吸込口本体85の周囲の塵埃も吸い込みでき、吸塵効率を向上できるとともに、一部排気される排気風が分散して風速が低減し、床面上の塵埃の吹き飛ばしを防止でき、掃除効率を向上でき、排気風の騒音も低減できる。

0051

さらに、連結管60に複数の排気孔76を設けるため、簡単な構造で排気風路121が通気性に形成され、通気性を有した排気風路121を備えた連結管60を容易に形成でき、また、メッシュ部材を利用して形成するので、製造性を向上できる。

0052

そして、排気孔76を連結管60の軸方向の先端に従って単位面積当たりの開口面積が大きくなるように形成したため、圧力が高くなる基端側から集中的に排気することを防止して、表面積の大きい連結管60の排気風路121の全体で略均等に排気風を排気でき、排気風の風速が確実に低減して、床面上の塵埃の吹き飛ばしおよび排気風の騒音の発生を確実に防止できる。

0053

また、連結管60の軸方向の先端に従って排気孔76の単位面積当たりの開口面積が大きくなる構成として、複数の略同径の排気孔76を、連結管60の軸方向の先端に従って単位面積当たりの分布密度が高くなるようにしたため、圧力が高くなる基端側から集中的に排気することを防止して、排気孔76を小径に形成でき、排気孔から排気される排気風の騒音を確実に低減できる。

0054

そして、排気風の一部は吸込口本体85に循環させるので、確実に吸込口本体85が床面に吸い付く状態を防止して吸込口本体85の床面上の走行性を向上して掃除性を向上できる。

0055

なお、上記実施の形態において、掃除機本体1にホース69や延長管70、吸込口本体85を接続して掃除するキャニスタ型の電気掃除機について説明したが、掃除機本体1に延長管70を介して吸込口本体85が接続されたアップライト型でもできる。

0056

また、ホース69および延長管70の双方に排気孔76を設けて説明したが、いずれか一方のみに設けてもよい。

0057

そして、排気孔76を連結管60の軸方向の先端に従って排気孔76の単位面積当たりの開口面積が大きくなるように、連結管60の軸方向の先端に従って単位面積当たりの分布密度が高くなるように形成したが、例えば排気孔76の径寸法を異ならせて連結管60の軸方向の先端に従って単位面積当たりの開口面積が大きくなるようにしてもよい。

0058

また、排気孔76を連結管60の全長で略均等に設けて軸方向の先端に従って排気孔76の単位面積当たりの開口面積が略均等となるように設けてもよい。この構成によれば、連結管60を容易に形成できる。

0059

そして、排気孔76を設けて通気性を持たせたが、例えばスポンジ様の連通気孔を有する多孔質部材にて形成するなどしてもよい。

0060

また、連結管60に例えばスポンジなどの通気性を有した緩衝材を設けて排気孔76を閉塞するように覆ってもよい。この構成によれば、排気孔76からの騒音が吸音されて確実に騒音を低減できる。なお、緩衝材は、内面側に設けたり、伝送線90間の凹溝状の部分に埋めるように設けるなどすると、外部から触れにくくなり、緩衝材の損傷を防止できる。

発明の効果

0061

請求項1記載の電気掃除機によれば、本体吸込口および吸込口体間の吸込風路を備え被掃除面から離間し宙に浮いた状態で表面積が大きい連結管に、電動送風機の排気側に連通し外部との間で通気性を有する排気風路を設けるため、排気風路から排気される排気風が分散して風速が低減し、被掃除面上の塵埃の吹き飛ばしを防止できるとともに、排気風の騒音を低減できる。

0062

請求項2記載の電気掃除機によれば、請求項1記載の電気掃除機の効果に加え、排気風路に外部に連通する複数の排気孔を設けるため、簡単な構造で通気性が得られ、製造性を向上できるとともに、排気孔を小さくできることから連結管からの音もれを低減できる。

0063

請求項3記載の電気掃除機によれば、請求項2記載の電気掃除機の効果に加え、複数の排気孔を排気風路の軸方向の先端に従って単位面積当たりの開口面積を大きくなるように設けるため、簡単な構造で通気性が得られ、製造性を向上できるとともに、圧力が高くなる基端側から集中的に排気することを防止して、基端側での騒音を低減できる。

0064

請求項4記載の電気掃除機によれば、請求項3記載の電気掃除機の効果に加え、略同径の複数の排気孔を排気風路の軸方向の先端に従って単位面積当たりの分布密度が大きくなるように形成するため、圧力が高くなる基端側から集中的には排気することを防止しつつ、単位面積当たりの開口面積が排気風路の軸方向の先端に従って大きくなるように設ける排気孔を小径に形成でき、排気孔から排気される排気風の騒音を確実に低下できる。

0065

請求項5記載の電気掃除機によれば、請求項2ないし4いずれか一記載の電気掃除機の効果に加え、排気孔を通気性を有した緩衝材にて覆うため、緩衝材による吸音にて排気孔からの騒音を確実に低減できる。

図面の簡単な説明

0066

図1本発明の実施の一形態における電気掃除機の掃除機本体を示す側面断面図である。
図2同上電気掃除機の斜視図である。
図3同上ホースの把持部近傍を示す側面断面図である。
図4同上吸込口本体を示す側面断面図である。
図5同上平面断面図である。

--

0067

2ケース体である本体ケース
13集塵室
14電動送風機
15電動送風機室
60連結管
61c本体吸込口
76排気孔
85吸込口体である吸込口本体
101 吸込口
120吸込風路
121 排気風路

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