図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2001年10月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

水虫のような真菌症治療に有用な医薬組成物並びに殺菌および消臭剤の提供の提供。

解決手段

ソルビン酸と、グアイアズレンとの組み合わせが真菌症、とりわけ水虫、に対して極めて高い治療効果を有する。更に、この組み合わせは、殺菌作用および消臭作用にも優れる。従って、ソルビン酸と、グアイアズレンとを含んでなる組成物を、抗真菌剤殺菌剤または消臭剤として用いる。

概要

背景

概要

水虫のような真菌症治療に有用な医薬組成物並びに殺菌および消臭剤の提供の提供。

ソルビン酸と、グアイアズレンとの組み合わせが真菌症、とりわけ水虫、に対して極めて高い治療効果を有する。更に、この組み合わせは、殺菌作用および消臭作用にも優れる。従って、ソルビン酸と、グアイアズレンとを含んでなる組成物を、抗真菌剤殺菌剤または消臭剤として用いる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ソルビン酸もしくはその誘導体またはそれらの塩と、グアイアズレンもしくはその誘導体またはそれらの塩とを少なくとも含んでなる、医薬組成物

請求項2

抗真菌剤である、請求項1に記載の医薬組成物。

請求項3

局所抗真菌薬または全身的抗真菌薬である、請求項2に記載の医薬組成物。

請求項4

ソルビン酸を0.01〜0.5重量%、グアイアズレンを0.01〜0.5重量%含んでなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項5

チオグリコール酢酸アンモニウムを更に含有してなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬組成物。

請求項6

チオグリコール酢酸アンモニウムを3.0〜10.0重量%含有してなる、請求項5に記載の医薬組成物。

請求項7

ソルビン酸もしくはその誘導体またはそれらの塩と、グアイアズレンもしくはその誘導体またはそれらの塩とを少なくとも含んでなる、殺菌剤

請求項8

ソルビン酸もしくはその誘導体またはそれらの塩と、グアイアズレンもしくはその誘導体またはそれらの塩とを少なくとも含んでなる、消臭剤

背景技術

0001

発明の分野
本発明は、特に水虫のような真菌症治療に有用な医薬組成物並びに殺菌および消臭剤に関する。

0002

背景技術
真菌症、とりわけ水虫の治療は長期間を要し、その完治は極めて難しいものと言われている。従来多くの抗真菌活性を有する化合物が提案されてきているが、治療効果の高い薬剤の開発が依然として望まれている。

発明の概要

0003

本発明者らは、今般、ソルビン酸と、グアイアズレンとの組み合わせが真菌症、とりわけ水虫、に対して極めて高い治療効果を有するとの知見を得た。更に、この組み合わせは、殺菌作用および消臭作用にも優れるとの知見を得た。

0004

従って、本発明は、水虫のような真菌症の治療に有用な医薬組成物並びに殺菌および消臭剤の提供をその目的としている。

0005

そして、本発明による医薬組成物は、ソルビン酸もしくはその誘導体またはそれらの塩と、グアイアズレンもしくはその誘導体またはそれらの塩とを少なくとも含んでなるものである。

0006

また、本発明による殺菌剤または消臭剤は、ソルビン酸もしくはその誘導体またはそれらの塩と、グアイアズレンもしくはその誘導体またはそれらの塩とを少なくとも含んでなるものである。

0007

本発明による医薬組成物の活性成分であるソルビン酸と、グアイアズレンとは、それぞれ抗黴活性および抗炎症活性を有する化合物として公知である。これら公知の化合物を組み合わせることで、意外にも治療効果の極めて高い抗菌剤を得ることが出来た。また、これら二つの成分を組み合わせは、殺菌作用および消臭作用にも優れ、殺菌剤および消臭剤としての用途も有する。以下、本明細書において、「ソルビン酸と、グアイアズレンとを組み合わせて含む組成物」あるいは単に「本発明による組成物」と言及した場合には、これら医薬組成物並びに殺菌剤および消臭剤を、特に断らない限り意味するものとする。

0008

本発明による医薬組成物は抗真菌剤であり、局所的抗真菌剤または全身的抗真菌剤として有用である。特に、本発明による医薬組成物は、表在性真菌感染症、すなわち角質層扁平上皮粘膜、または角膜局在するような真菌感染症の治療に有用である。このような真菌感染症は、皮膚糸状菌症白癬)、カンジダ症、澱風、砂毛、黒癬、および真菌性角膜炎が含まれ、いわゆる水虫と呼ばれる疾患も含まれる。

0010

本発明による組成物に含まれるグアイアズレンの誘導体とは、その低級(例えば、C1−6)アルキル置換体、ハロゲン置換体、アミノ置換体、ニトロ置換体、シアノ置換体等が挙げられる。また、グアイアズレンまたはその誘導体の塩とは、薬学上許容される非毒性塩が挙げられ、好適にはナトリウム塩、カリウム塩またはカルシウム塩のようなアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩、フッ化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩のようなハロゲン化水素塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩などの無機酸塩、メタスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩のような低級アルキルスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩のようなアリールスルホン酸塩、フマール酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩などの有機酸塩、および、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のようなアミノ酸塩を挙げることができる。

0011

本発明による組成物中におけるソルビン酸もしくはその誘導体またはそれらの塩の添加量は本発明による効果が得られる範囲で適宜決定されてよいが、0.01〜20重量%程度が好ましく、より好ましくは0.01〜0.5重量%程度であり、より好ましくは0.02〜0.1重量%程度である。また、グアイアズレンもしくはその誘導体またはそれらの塩の添加量もまた本発明の効果が得られる範囲で適宜決定されてよいが、0.01〜20重量%程度が好ましく、より好ましくは0.01〜0.5重量%程度であり、より好ましくは0.02〜0.1重量%程度である。

0012

さらに、本発明による組成物は、チオグリコール酢酸アンモニウムを含有してなることができる。チオグリコール酢酸アンモニウムにはタンパク質分子間の結合を切断する作用があり、あるいはその添加によって組成物がアルカリ性となるため、本発明による組成物の有効成分であるソルビン酸およびグアイアズレンを皮膚に対して効果的に浸透させることが出来るものと考えられる。チオグリコール酢酸アンモニウムの添加量は適宜決定されてよいが、3.0〜10.0重量%程度が好ましく、より好ましくは4.0〜8.0重量%程度である。

0013

本発明の好ましい態様によれば、本発明による組成物は、さらにエチレンジアミン四酢酸および/またはパラオキシ安息香酸エステルを含んでなることが出来る。エチレンジアミン四酢酸は、本発明による組成物の分離や分解などを防止するための安定剤としての作用が期待でき、また、パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)は防腐剤としての作用が期待できる。本発明による組成物への添加量は適宜決定されてよいが、エチレンジアミン四酢酸は0.005〜0.02重量%の微量でよく、好ましくは約0.01重量%であり、また、パラオキシ安息香酸エステルの添加量は0.01〜0.2重量%程度が好ましく、より好ましくは0.02〜0.1重量%である。

0014

更に本発明による組成物には、皮膚への有効成分の浸透を促す浸透剤、炎症または痒みを抑制する薬剤、他の抗真菌剤を添加することも可能である。

0015

本発明による組成物は、その用途に応じた剤形として用いる。例えば、不活性な非毒性の薬学的に好適な賦形剤または溶媒を用いて、慣用されている方法により慣用の製剤、例えば錠剤コーティング剤丸薬顆粒剤エアロゾル剤シロツプ剤、乳剤懸濁剤、または溶液剤とする。さらに、抗菌剤として用いられる場合、局所外用剤の形態することが好ましく、そのような剤形としては、液剤エアゾール剤クリーム剤ゲル剤粉剤軟膏剤パップ剤リニメント剤膣坐剤などの坐剤などが挙げられ、液剤、エアゾール剤、クリーム剤、ゲル剤、軟膏剤、パップ剤、坐剤が好ましい。これら製剤中のソルビン酸およびグアイアズレンの添加量は適宜決定されてよく、一般的には0.01〜50重量%程度であり、好ましくは0.1〜10重量%程度である。

0016

本発明による組成物の投与量は、経口または非経口、特に局所投与、などの投与経路および剤形により適宜選択され、さらに医薬組成物として用いられる場合最終的には医師薬剤師の指示のもと決定されることが好ましい。一般的な投与量は0.001mg〜500mg/kg/日程度であり、好ましくは0.1mg〜50mg/kg/日程度であろう。皮膚への局所投与の場合、例えば、一日一回または数回に分けて適用することが好ましい。殺菌剤または消臭剤の場合、ヒト、動物、または物に、適当量適用する。

0017

本発明による組成物を、表在性真菌感染症、とりわけ水虫の治療に用いる簡便な方法は以下の通りである。本発明による組成物を洗面器などに入れて患部を数分間浸し、その後洗面器から患部を出し、拭き取らずにそのまま自然乾燥させる。

0018

また、スポイト綿棒に本発明による組成物を染み込ませ、患部に塗ってもよい。または、スプレーなどで噴霧するようにしてもよい。本発明による組成物を適用した後は、自然乾燥させることが好ましい。1ヶ月ほど毎日続けることによって水虫を完治させることができ、かつ、足に付着する各種雑菌をも死滅させることができる。これによって、湿疹にともなう体液などの分泌物繁殖する雑菌をも死滅させることができるので、足の不快な臭いをなくすことができる点で遊離である。本発明による組成物は用時希釈して用いることができ、例えば、100倍液としておき、使用時に100倍希釈して使用してもよい。

0019

試験液の調製
蒸留水に、ソルビン酸を0.05重量%、グアイアズレンを0.05重量%、チオグリコール酢酸アンモニウムを6.0重量%、エチレンジアミン四酢酸を0.01重量%、そしてパラオキシ安息香酸エステルを0.05重量%の濃度で溶解して試験液とする。必要であればアンモニアによってPH調整を行う。

0020

上記試験液を用いて水虫の治療を以下の通り行った。

0021

例1
被験者:24男性
状 態:足の裏及び足の指の間及び足先水泡があった。特に左足の裏及び指の間がひどく、普通に歩くことが困難であった。

0022

治療方法:洗面器に調製液を入れ、風呂上がりに同洗面器に足のまでつかる程度に足を浸け、約5分間そのままとした。約5分後、洗面器から足を出してタオルに足をのせ、そのまま自然乾燥させた。

0023

治療期間と経過:1日1回、夜に上記治療を毎日行った。約20日程度で水泡が見られなくなり、皮膚状態が正常となった。さらに、足の臭いが消えた。約30日程度でかゆみもなくなり完治した。その後、治療を行わなかったが再発しなかった。

0024

例2
被験者:36歳男性
状態:両足に直径3〜5m程度の水泡ができ、全体的に湿疹のようになっていた。皮膚がめくれ、それを剥がすと次々にその剥がれが広がっていくような状態であった。

0025

治療方法:調製液にコットンを浸し、同コットンにより患部に調製液を丁寧に塗った。一通り患部に調製液を塗った後、自然乾燥させた。

0026

治療期間と経過:1日1回、夜に上記治療を毎日行った。約15日程度で水泡が見られなくなり、皮膚状態が正常となった。約20日程度でかゆみもなくなり完治した。その後、治療を行わなかったが再発しなかった。

0027

例3
被験者:56歳男性
状態:足の指と指の間の皮膚がポロポロと剥がれ、ただれたような状態となっていた。

0028

治療方法:綿棒に調製液をとり、足の指と指の間の患部に調製液を塗った。一通り患部に調製液を塗った後、自然乾燥させた。

0029

治療期間と経過:1日1回、夜に上記治療を毎日行った。約15日程度で皮膚の剥がれがなくなり、皮膚状態が正常となった。さらに、足の臭いが消ネた。約20日程度でかゆみもなくなり完治した。その後、治療を行わなかったが再発しなかった。

0030

例4
被験者:20歳女性
状態:足の指と指の問はもちろん、足の甲の部分まで皮膚が剥がれてただれたような状態となっており、かつ、足の指の間にも水虫があり、が履けない状態であった。

0031

治療方法:洗面器に調製液を入れ、風呂上がりに同洗面器に足首までつかる程度に足を浸け、5〜10分間そのままとした。5〜10分後、洗面器から足を出してタオルに足をのせ、そのまま自然乾燥させ、拭き取らずに日常生活を行った。

0032

治療期間と経過:1日1回、夜に上記治療を毎日行った。約10日程度でただれがおさまり靴を履けるようになった。約25日程度でただれが全くなくなり、皮膚状態が正常となった。さらに、足の臭いが消えた。約30日程度でかゆみもなくなり完治した。その後、治療を行わなかったが再発しなかった。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ