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技術 ディスク記録方法およびディスク記録再生装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 佐竹一郎
出願日 2000年4月17日 (20年8ヶ月経過) 出願番号 2000-114882
公開日 2001年10月26日 (19年2ヶ月経過) 公開番号 2001-297531
状態 未査定
技術分野 デジタル記録再生の信号処理 記録担体の情報管理、編集
主要キーワード 過去記録 待機操作 開始エリア 録音位置 残記録 録音再生用 エアチェック 記録停止操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年10月26日)のものです。
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図面 (7)

課題

小容量の半導体メモリで長時間の過去記録を可能にする手段の提供。

解決手段

過去記録スタンバイ操作とともに第一のスタートアドレスAからディスク記録開始し、予め設定した時間Tまで記録するとTOC管理手段はその位置Bを第一のエンドアドレスとして記憶し、第一のスタートアドレスAと第一のエンドアドレスB間を周回的に上書き記録を行う。録音スタート操作により、新たな録音可能な録音アドレスB+1から録音を再開始するとTOC管理手段は録音スタート操作したディスク位置Cを第二のエンドアドレス、録音を再開始した位置B+1を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレス+1の位置を第二のスタートアドレスとして記憶し、第二のスタートアドレスから第一のエンドアドレスまでと第一のスタートアドレスから第二のエンドアドレスまでの録音に第三のスタートアドレス以降の録音をつないで一つの連続再生可能な曲とする。

概要

背景

現在、ユーザー音声信号などをデジタル信号として記録できるディスク記録再生装置の例として、ミニディスク(以下MDと略称する)システムがある。MDシステムは、記録媒体として書換可能な光磁気ディスクを使用し、オーディオ信号ならびに文字情報等を記録・再生するものである。

図5は録音再生用MD(ミニディスク)の要部断面構成を示す説明図である。録音再生用MD1では、ディスクの最内周よりリードインエリア15、ディスクの記録内容を示すTOCエリア16、プログラムエリア17、リードアウトエリア18に4分割されており、プログラムエリア17には音声信号等のデータ信号が記録され、TOCエリア16には曲番号やプログラムエリア内の各曲のスタートアドレスエンドアドレス曲名情報等の各種ID信号が記録される。このため録音時にTOCエリア16の曲番号とその曲のスタートアドレスとエンドアドレスを記録し、再生時にはそのアドレスを元に各曲の演奏が可能になる。

図6に従来のディスク記録再生装置のブロック図を示す。図において、2はアナログ音声信号が入力される音声入力端子であり、3は入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するA/D変換器、4は録音時には前記A/D変換器3が出力するデジタル音声信号を圧縮高能率符号化した音声圧縮信号に変換すると共に、再生時には後述のバッファRAM7からから送られてくる音声圧縮信号を伸張処理し元のデジタル音声信号に戻し後述するD/A変換器5に出力する音声圧縮エンコーダデコーダ回路、5はデジタル音声信号を元のアナログ音声信号に変換するD/A変換器、6は復調されたアナログ音声信号の音声出力端子である。

7は半導体メモリを使用したバッファRAMであり、録音時には音声圧縮エンコーダ/デコーダ回路4から送られてくる音声圧縮信号を一時的に記憶し、一定の間隔で高密度化した音声圧縮信号を後述のディスク記録再生制御手段8に送り、再生時にはディスクから読みとられた高密度化された音声圧縮信号を後述のディスク記録再生制御手段8から入力し、機器振動やディスクへのアクセスによって信号が読みとれない場合でもバッファRAM7が音声圧縮信号を記憶している間は、音声圧縮エンコーダ/デコーダ回路4に安定して音声圧縮信号を出力することにより、連続した音声の再生を可能にしている。

1は図示しないスピンドルモータによって回転される録音再生用MD、9はディスク記録再生制御手段8の制御により、記録時には録音再生用MD1に記録を行い、再生時には録音再生用MD1に記録されている信号を読み出すためのピックアップである。

8はディスク記録再生制御手段であり、ピックアップ9を用いて記録時はバッファRAM7から送られてくる高密度の音声圧縮信号(圧縮された音楽データ)を後述のTOC管理手段13のアドレス情報に従って、ディスクの記録位置を調整し、更に高密度の音声圧縮信号の録音終了後にTOC管理手段13で決定された録音アドレス情報をTOCエリアに記録し、再生時にはTOC管理手段13で管理されたアドレス情報を元にピックアップ9を再生制御することで、特定の曲へのアクセス又は再生を可能にし、ピックアップ9から読みとった高密度の音声圧縮信号をバッファRAM7に出力する。

13はディスクのアドレス管理手段としてのTOC管理手段であり、再生時にはディスクの制御を管理するためのTOC情報をディスク記録再生制御手段8から読みとりシステム制御手段10を介して一時記憶し、記憶された情報に従い再生を行い、録音時には一時記録されたTOC情報を元に新たな録音スタートアドレス又は録音エンドアドレスを作成し、更に録音終了時にはディスク記録再生制御手段8を通じて録音再生用MD1のTOCエリアに録音終了時のTOC情報を上書き記録する。

10は操作キー部11の入力によりディスク記録再生制御手段8やTOC管理手段13やバッファRAM7や表示装置12を全体的に制御するシステムを制御するためのシステム制御手段である。11は操作キー部であり録音再生用MDや再生専用MDの再生操作、録音スタート操作や録音待機操作過去記録スタンバイ操作、停止操作をするための複数のキーを有する。12は表示装置であり、再生する曲の曲番や演奏時間や曲につけられるタイトル等を表示するための表示部を有している。

以下上記の従来の実施形態のディスク記録再生装置について、録音操作をする前の音声信号を記録する過去記録の制御について説明する。

まず、操作キー部11の過去記録スタンバイ操作により、音声入力端子2から入力してA/D変換器3でデジタル信号に変換された入力音声信号を音声圧縮エンコーダ/デコーダ回路4で音声圧縮信号に変換し、バッファRAM7に記憶開始する。この時はバッファRAM7に音声圧縮信号を記憶するのみでディスクには記録させない。バッファRAM7が音声圧縮信号で一杯になった後は、最初に記憶された音声圧縮信号を捨て、新たな音声圧縮信号を記憶し、以降この繰り返しを行う。

次に、操作キ−部11の録音スタート操作により、バッファRAM7に記憶されている音声圧縮信号の古い信号の順から記録再生制御手段8に出力し、ピックアップ9を介して録音再生用MD1の録音可能領域に記録開始する。こうすることによって、録音操作する前のバッファRAM7に記憶された音声信号がディスクに記録されることになり、過去記録が可能になる。

概要

小容量の半導体メモリで長時間の過去記録を可能にする手段の提供。

過去記録スタンバイ操作とともに第一のスタートアドレスAからディスクに記録開始し、予め設定した時間Tまで記録するとTOC管理手段はその位置Bを第一のエンドアドレスとして記憶し、第一のスタートアドレスAと第一のエンドアドレスB間を周回的に上書き記録を行う。録音スタート操作により、新たな録音可能な録音アドレスB+1から録音を再開始するとTOC管理手段は録音スタート操作したディスク位置Cを第二のエンドアドレス、録音を再開始した位置B+1を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレス+1の位置を第二のスタートアドレスとして記憶し、第二のスタートアドレスから第一のエンドアドレスまでと第一のスタートアドレスから第二のエンドアドレスまでの録音に第三のスタートアドレス以降の録音をつないで一つの連続再生可能な曲とする。

目的

本発明は、上記従来の問題点を改善するためのもので、記憶手段としてピックアップのアクセス時間中に記録出来ない信号のみを記憶するだけの小容量のバッファRAMを使用し、長時間の過去記録を可能にするディスク記録方法およびディスク記録再生装置を提供することを目的としてなされたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

過去記録スタンバイ操作によって、記録すべきデータをディスク記録媒体記録開始させると共に、記録開始したアドレスを第一のスタートアドレスとして記憶し、予め設定した過去記録時間までディスク記録媒体に記録しその位置を第一のエンドアドレスとして記憶し、その後記憶された前記第一のスタートアドレスと第一のエンドアドレス間で周回的に上書き記録を行い、記録スタート操作により、前記第一のエンドアドレスの次のアドレス又は新たな記録可能な記録アドレスから記録を再開始すると共に、前記の記録スタート操作された時点のディスクの位置を第二のエンドアドレス、記録を再開始した位置を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレスの次のアドレスを第二のスタートアドレスとして記憶し、前記第二のスタートアドレスから前記第一のエンドアドレスまでと前記第一のスタートアドレスから前記第二のエンドアドレスまでを結合し、更に前記第三のスタートアドレスを結合し、以降記録される信号を含めて一つの連続再生可能な記録単位とすることを特徴とするディスク記録方法

請求項2

TOCデータを元にディスク記録媒体への記録とそれからの再生を管理するディスク記録再生装置であって、過去記録スタンバイ操作や記録スタート操作や記録停止操作を行う為の操作手段と、過去記録時間を設定する過去記録時間設定手段と、記録時と再生時に記録内容のデータを一時的に記憶する記憶手段と、ディスクのTOCデータを一時的に管理するTOC管理手段と、前記操作手段と過去記録時間設定手段と記憶手段とTOC管理手段とを一括管理するシステム制御手段とを有し、前記システム制御手段は前記操作手段の過去記録スタンバイ操作によって、記録すべきデータをディスク記録媒体に記録開始させると共に、前記TOC管理手段に記録開始したアドレスを第一のスタートアドレスとして記憶させ、前記過去記録時間設定手段で予め設定した過去記録時間までディスク記録媒体に記録しその位置を前記TOC管理手段に第一のエンドアドレスとして記憶させ、その後前記TOC管理手段で記憶された第一のスタートアドレスと第一のエンドアドレス間で周回的に上書き記録を行い、前記操作手段の記録スタート操作により、前記第一のエンドアドレスの次のアドレス又は新たな記録可能な記録アドレスから記録を再開始すると共に、前記TOC管理手段に前記操作手段の記録スタート操作された時点のディスクの位置を第二のエンドアドレス、記録を再開始した位置を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレスの次のアドレスを第二のスタートアドレスとして記憶させ、前記第二のスタートアドレスから前記第一のエンドアドレスまでと前記第一のスタートアドレスから前記第二のエンドアドレスまでを結合し、更に前記第三のスタートアドレスを結合し、以降記録される信号を含めて一つの連続再生可能な記録単位とすることを特徴とするディスク記録再生装置。

請求項3

過去記録時間設定手段は、ディスク記録媒体の記録可能時間内で自由に時間を設定出来ることを特徴とする請求項2記載のディスク記録再生装置。

請求項4

システム制御手段は、過去記録スタンバイ状態で周回的に上書き記録を行う回数を制限し、過去記録スタンバイ状態で一定回数上書き記録を行った後、過去記録スタンバイ状態を停止させる事を特徴とする請求項2記載のディスク記録再生装置。

請求項5

システム制御手段は、過去記録スタンバイ状態の総時間を制限し、過去記録スタンバイ状態を一定時間継続した後、過去記録スタンバイ状態を停止させる事を特徴とする請求項2記載のディスク記録再生装置。

請求項6

システム制御手段は、過去記録スタンバイ操作ごとの第一のスタートアドレスを毎回異なったものにできる事を特徴とする請求項2記載のディスク記録再生装置。

技術分野

0001

本発明は、音声映像信号記録再生などに利用されるディスク記録方法およびディスク記録再生装置に関するものであり、さらに詳しくは記録操作を開始する前の入力信号をあらかじめ一定時間分先に記録しておくいわゆる過去記録のできるディスク記録方法およびディスク記録再生装置に関するものである。

背景技術

0002

現在、ユーザー音声信号などをデジタル信号として記録できるディスク記録再生装置の例として、ミニディスク(以下MDと略称する)システムがある。MDシステムは、記録媒体として書換可能な光磁気ディスクを使用し、オーディオ信号ならびに文字情報等を記録・再生するものである。

0003

図5録音再生用MD(ミニディスク)の要部断面構成を示す説明図である。録音再生用MD1では、ディスクの最内周よりリードインエリア15、ディスクの記録内容を示すTOCエリア16、プログラムエリア17、リードアウトエリア18に4分割されており、プログラムエリア17には音声信号等のデータ信号が記録され、TOCエリア16には曲番号やプログラムエリア内の各曲のスタートアドレスエンドアドレス曲名情報等の各種ID信号が記録される。このため録音時にTOCエリア16の曲番号とその曲のスタートアドレスとエンドアドレスを記録し、再生時にはそのアドレスを元に各曲の演奏が可能になる。

0004

図6に従来のディスク記録再生装置のブロック図を示す。図において、2はアナログ音声信号が入力される音声入力端子であり、3は入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するA/D変換器、4は録音時には前記A/D変換器3が出力するデジタル音声信号を圧縮高能率符号化した音声圧縮信号に変換すると共に、再生時には後述のバッファRAM7からから送られてくる音声圧縮信号を伸張処理し元のデジタル音声信号に戻し後述するD/A変換器5に出力する音声圧縮エンコーダデコーダ回路、5はデジタル音声信号を元のアナログ音声信号に変換するD/A変換器、6は復調されたアナログ音声信号の音声出力端子である。

0005

7は半導体メモリを使用したバッファRAMであり、録音時には音声圧縮エンコーダ/デコーダ回路4から送られてくる音声圧縮信号を一時的に記憶し、一定の間隔で高密度化した音声圧縮信号を後述のディスク記録再生制御手段8に送り、再生時にはディスクから読みとられた高密度化された音声圧縮信号を後述のディスク記録再生制御手段8から入力し、機器振動やディスクへのアクセスによって信号が読みとれない場合でもバッファRAM7が音声圧縮信号を記憶している間は、音声圧縮エンコーダ/デコーダ回路4に安定して音声圧縮信号を出力することにより、連続した音声の再生を可能にしている。

0006

1は図示しないスピンドルモータによって回転される録音再生用MD、9はディスク記録再生制御手段8の制御により、記録時には録音再生用MD1に記録を行い、再生時には録音再生用MD1に記録されている信号を読み出すためのピックアップである。

0007

8はディスク記録再生制御手段であり、ピックアップ9を用いて記録時はバッファRAM7から送られてくる高密度の音声圧縮信号(圧縮された音楽データ)を後述のTOC管理手段13のアドレス情報に従って、ディスクの記録位置を調整し、更に高密度の音声圧縮信号の録音終了後にTOC管理手段13で決定された録音アドレス情報をTOCエリアに記録し、再生時にはTOC管理手段13で管理されたアドレス情報を元にピックアップ9を再生制御することで、特定の曲へのアクセス又は再生を可能にし、ピックアップ9から読みとった高密度の音声圧縮信号をバッファRAM7に出力する。

0008

13はディスクのアドレス管理手段としてのTOC管理手段であり、再生時にはディスクの制御を管理するためのTOC情報をディスク記録再生制御手段8から読みとりシステム制御手段10を介して一時記憶し、記憶された情報に従い再生を行い、録音時には一時記録されたTOC情報を元に新たな録音スタートアドレス又は録音エンドアドレスを作成し、更に録音終了時にはディスク記録再生制御手段8を通じて録音再生用MD1のTOCエリアに録音終了時のTOC情報を上書き記録する。

0009

10は操作キー部11の入力によりディスク記録再生制御手段8やTOC管理手段13やバッファRAM7や表示装置12を全体的に制御するシステムを制御するためのシステム制御手段である。11は操作キー部であり録音再生用MDや再生専用MDの再生操作、録音スタート操作や録音待機操作、過去記録スタンバイ操作、停止操作をするための複数のキーを有する。12は表示装置であり、再生する曲の曲番や演奏時間や曲につけられるタイトル等を表示するための表示部を有している。

0010

以下上記の従来の実施形態のディスク記録再生装置について、録音操作をする前の音声信号を記録する過去記録の制御について説明する。

0011

まず、操作キー部11の過去記録スタンバイ操作により、音声入力端子2から入力してA/D変換器3でデジタル信号に変換された入力音声信号を音声圧縮エンコーダ/デコーダ回路4で音声圧縮信号に変換し、バッファRAM7に記憶開始する。この時はバッファRAM7に音声圧縮信号を記憶するのみでディスクには記録させない。バッファRAM7が音声圧縮信号で一杯になった後は、最初に記憶された音声圧縮信号を捨て、新たな音声圧縮信号を記憶し、以降この繰り返しを行う。

0012

次に、操作キ−部11の録音スタート操作により、バッファRAM7に記憶されている音声圧縮信号の古い信号の順から記録再生制御手段8に出力し、ピックアップ9を介して録音再生用MD1の録音可能領域に記録開始する。こうすることによって、録音操作する前のバッファRAM7に記憶された音声信号がディスクに記録されることになり、過去記録が可能になる。

発明が解決しようとする課題

0013

このような従来のディスク記録再生装置においては、過去記録時間は記憶手段としてのバッファRAM7の容量で制限されてしまい、長時間過去記録させようとした場合は大容量のバッファRAM7が必要になり、バッファRAMのコストが高くなるという課題があった。

0014

本発明は、上記従来の問題点を改善するためのもので、記憶手段としてピックアップのアクセス時間中に記録出来ない信号のみを記憶するだけの小容量のバッファRAMを使用し、長時間の過去記録を可能にするディスク記録方法およびディスク記録再生装置を提供することを目的としてなされたものである。

課題を解決するための手段

0015

この課題を解決するために本発明のディスク記録方法は、過去記録スタンバイ操作によって、記録すべきデータをディスク記録媒体に記録開始させると共に、記録開始したアドレスを第一のスタートアドレスとして記憶し、予め設定した過去記録時間までディスク記録媒体に記録しその位置を第一のエンドアドレスとして記憶し、その後記憶された前記第一のスタートアドレスと第一のエンドアドレス間で周回的に上書き記録を行い、記録スタート操作により、前記第一のエンドアドレスの次のアドレス又は新たな記録可能な記録アドレスから記録を再開始すると共に、前記の記録スタート操作された時点のディスクの位置を第二のエンドアドレス、記録を再開始した位置を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレスの次のアドレスを第二のスタートアドレスとして記憶し、前記第二のスタートアドレスから前記第一のエンドアドレスまでと前記第一のスタートアドレスから前記第二のエンドアドレスまでを結合し、更に前記第三のスタートアドレスを結合し、以降記録される信号を含めて一つの連続再生可能な記録単位とすることを特徴とすることを特徴とするものである。

0016

これによって過去記録スタンバイ操作によって、記録すべきデータをディスク記録媒体に記録開始させ、あらかじめ設定した過去記録時間の間ディスク記録媒体に記録させ、記録スタート操作により新たに記録可能な領域に記録を開始させ、過去記録時間分の記録に、記録スタート後の記録内容をつないで一つの連続再生可能な記録単位とすることができるように作用する。

0017

また本発明のディスク記録再生装置は、TOCデータを元にディスク記録媒体への記録とそれからの再生を管理するディスク記録再生装置であって、過去記録スタンバイ操作や記録スタート操作や記録停止操作を行う為の操作手段と、過去記録時間を設定する過去記録時間設定手段と、記録時と再生時に記録内容のデータを一時的に記憶する記憶手段と、ディスクのTOCデータを一時的に管理するTOC管理手段と、前記操作手段と過去記録時間設定手段と記憶手段とTOC管理手段とを一括管理するシステム制御手段とを有し、前記システム制御手段は前記操作手段の過去記録スタンバイ操作によって、記録すべきデータをディスク記録媒体に記録開始させると共に、前記TOC管理手段に記録開始したアドレスを第一のスタートアドレスとして記憶させ、前記過去記録時間設定手段で予め設定した過去記録時間までディスク記録媒体に記録しその位置を前記TOC管理手段に第一のエンドアドレスとして記憶させ、その後前記TOC管理手段で記憶された第一のスタートアドレスと第一のエンドアドレス間で周回的に上書き記録を行い、前記操作手段の記録スタート操作により、前記第一のエンドアドレスの次のアドレス又は新たな記録可能な記録アドレスから記録を再開始すると共に、前記TOC管理手段に前記操作手段の記録スタート操作された時点のディスクの位置を第二のエンドアドレス、記録を再開始した位置を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレスの次のアドレスを第二のスタートアドレスとして記憶させ、前記第二のスタートアドレスから前記第一のエンドアドレスまでと前記第一のスタートアドレスから前記第二のエンドアドレスまでを結合し、更に前記第三のスタートアドレスを結合し、以降記録される信号を含めて一つの連続再生可能な記録単位とすることを特徴とするものである。

0018

これにより、前記操作手段の過去記録スタンバイ操作によって、記録データをディスク記録媒体に記録開始させると共に、前記TOC管理手段は記録開始したアドレスを第一のスタートアドレスとして記憶し、前記過去記録時間設定手段で予め設定された過去記録時間まで記録した後、その位置を第一のエンドアドレスとして記憶し、その後前記TOC管理手段で記録された第一のスタートアドレスと第一のエンドアドレス間で周回的に上書き記録を行い、前記操作手段の記録スタート操作により、前記第一のエンドアドレスの次のアドレス又は新たな記録可能な記録アドレスから記録を再開始すると共に、前記TOC管理手段は前記操作手段の記録スタート操作された時点の記録位置を第二のエンドアドレス、記録を再開始した位置を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレスの次のアドレスを第二のスタートアドレスとして記憶し、前記第二のスタートアドレスから前記第一のエンドアドレスまでと前記第一のスタートアドレスから前記第二のエンドアドレスまでを結合し、更に前記第三のスタートアドレスを結合し、以降記録されるデータを一つの連続再生可能な単位にする事ができ、ディスクの記録可能領域以内で記録スタート操作以前の長時間の信号データをディスクに記録することができるように作用する。

0019

また本発明のディスク記録再生装置において、前記過去記録時間設定手段は、ディスク記録媒体の記録可能時間内で自由に時間を設定出来る構成にすることにより、記録スタート以前の音声データの記録時間を自由に調整でき、ディスクの記録可能領域を有効に使用できるように作用する。

0020

さらに本発明のディスク記録再生装置において、前記システム制御手段は、過去記録スタンバイ状態で周回的に上書き記録を行う回数又は過去記録スタンバイ状態の総時間を制限することができ、この手段によりディスクの記録回数押さえることができ、記録の信頼性を高め、消費電力の削減もできるように作用する。

0021

またシステム制御手段は、過去記録スタンバイ操作ごとの第一のスタートアドレスを毎回異なったものにすることもでき、この手段により、ディスクの特定の部分が部分的に消耗することを防ぎ、記録の信頼性を高めるように作用する。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下本発明の実施の形態について、MDに音声信号を録音する場合の例について図1から図4を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態におけるディスク記録再生装置のブロック図を示し、従来例の図6と異なる点は、システム制御手段10a内部に、過去記録時間を設定する過去記録時間設定手段14を構成している点であり、その他の構成は図6と同様であるので同じ符号を付けて説明を省略する。

0023

図2は同じくそのディスク記録再生装置の過去記録時の制御フロチャート図3は同じくそのディスク記録再生装置の過去記録時のピックアップの動作を示す説明図で、図3において、(a)は過去記録スタンバイ操作時のピックアップの録音位置A点を示す。図3(b)は過去記録中のピックアップの録音位置を示し録音位置A点から録音位置B点までを周回的に記録している様子を示し、Tは過去記録時間設定手段14で設定された時間を表す。図3(c)は録音スタート操作時のピックアップの録音位置Cを示す。

0024

図4は同じくそのディスク記録再生装置の過去記録時のTOC管理手段のTOC情報の管理状態の模式図を示し、図4において、(a)は過去記録スタンバイ操作時のTOC管理状態を表し、(b)は過去記録終了時のTOC管理状態を表す。図において20はディスクの未記録部開始エリアテーブルポインタ(=P−FRA)であり、未記録領域となるセグメント(=トラック部)が示された1つのパーツテーブル又は複数のパーツテーブル内の先頭のパーツテーブルのアドレスを格納している。図4(a)の例では(03h)のアドレスが格納されている。

0025

21は未記録部開始エリアのテーブルポインタ20が示す先頭のパーツテーブルを示し、22はパーツテーブル21の開始位置を示すスタートアドレス記憶エリアであり録音後は録音されたトラックのスタートアドレスを示すことになり、23はパーツテーブル21の終了位置を示すエンドアドレス記憶エリアであり録音後は各トラックのエンドアドレスを示すことになる。

0026

24はパーツテーブル21を複数繋ぎ合わせて1つの連続した記録単位である1つのトラック(=曲)を形成させるためのリンクポインタである。例えばある1曲がディスク上で複数の部分に離散的に記録されている場合は、その曲の記録位置を示すために各部分を時間的な順序で繋ぎ合わせなくてはならず、そのため各パーツテーブルにリンクポインタを設け、そのリンクポインタの情報で他のパーツテーブルを順次時間的な順序で繋げ、リンクポインタの値が(00h)となるパーツテーブルまで連結させ1つの曲を形成するようにしている。リンクポインタが(00h)の場合は、そのパーツテーブルでトラックが終了する事を意味する。

0027

27は各パーツテーブルのアドレス番号であり、MDでは(01h)から(FFh)のパーツテーブルを有している。

0028

以上のように構成されたディスク記録再生装置について、図1図4を用いて説明する。まず、操作キー部11から過去記録時間Tを設定する。またはあらかじめ過去記録設定手段14に固定の過去記録時間Tが設定されていてもよい。設定しない場合は記録再生MD1の残記録時間が過去記録時間Tとなる。

0029

過去記録を開始するために、操作キー部11で図2のステップS1に示す過去記録スタンバイ操作を行う。するとステップS2に移り、TOC管理手段13で一時記憶されているP−FRAが示すパーツテーブル21のスタートアドレス、この例では03hを第一のスタートアドレス22として録音を開始する。その時のピックアップ9の位置を図3(a)のA点とする。

0030

過去記録スタンバイ状態で録音を継続し、ステップS4で過去記録時間設定手段14で設定された過去記録設定時間Tまで録音するとその位置を第一のエンドアドレス23としてパーツテーブル21に登録する。その時のピックアップ9の位置は図3(b)のB点となる。

0031

次に、ステップS5に進みピックアップ9を再度第一のスタートアドレス22に戻し、以降同様にオーバーライト録音を繰り返す。ピックアップ9を第一のスタートアドレス22に戻すアクセスの間は録音再生MD1への録音がとぎれるので、この間のデータは一時的にバッファRAM7に記憶させ、第一のスタートアドレス22すなわちA点にピックアップ9が到達すると記録速度を上げて一時的にメモリされたデータを録音再生用MD1に書き込む。

0032

次に、ピックアップ9がA点からB点へ録音中のC点まで移動したとき、操作キー部11でステップS3に示す録音スタート操作を行うとステップS6に移りピックアップ9を第一のエンドアドレスの次のアドレス、またはそこが録音できなければ新たな録音可能領域に移動し録音を再開させる。TOC管理手段13はステップS7でこの新たな録音可能領域のスタートアドレスを第三のスタートアドレスとし、TOC内容を図4の(b)に示すパーツテーブル21のように書き換える。すなわちC点の次のアドレスを第二のスタートアドレスとして、P−FRA20の値(03h)が指すパーツテーブル21のスタートアドレスの値を書き換え、パーツテーブル21のリンクポインタの値を次のパーツテーブル25につながるよう(04h)に設定する。更にパーツテーブル25のスタートアドレスを第一のスタートアドレスとして記憶し、パーツテーブル25のエンドアドレスをC点のアドレスである第二のエンドアドレスとして記憶する。

0033

さらに、パーツテーブル25のリンクポインタの値を次のパーツテーブル26につながるように(05h)に設定し、第三のスタートアドレスをパーツテーブル26のスタートアドレス位置に記憶する。

0034

以後は、操作キー部11でステップS8に示す録音停止操作を行うまで通常の録音を行う。ステップS8で録音停止操作を行うとステップS9に進む。ステップS9では録音停止した位置のアドレスを第三のエンドアドレスとしてパーツテーブル26のエンドアドレス位置に記憶しリンクポインタを(00h)とする。更にP−FRAを新たな未記録部開始エリアを示すパーツテーブルのアドレス(06h)として記憶して次の録音に備え、最後にTOC管理手段に記憶されたTOCデータをディスクのTOCエリアに記録し、ステップS10で録音が終了する。

0035

以上のように本実施形態によれば、録音スタート操作前の過去の音声データが図3(c)に示す(1)+(2)の領域に記録され、続いて録音スタート後の音声データが図の(3)に示す領域に録音されることになる。

0036

また、過去記録時間設定手段14で操作キー11によって過去記録時間をディスクの空きアリア内で自由に設定する事により、図3のTに示す領域の大きさを自由に調整することが出来る。

0037

また、上記実施形態では過去記録されたトラックと録音操作開始以降のトラックを同一トラックとして説明したが、図3の(c)で示す過去記録したトラック(1)+(2)と録音スタート操作以後のトラック(3)を分けて2つのトラック(=曲)にしても良い。

0038

また、TOC管理手段13は独自に構成したが、システム制御手段10a内部又はバッファRAM7内部の一部のメモリに割り当てても良い。また例示したアドレス等の数値は一例であり、これに限定されるものではない。

0039

また本実施形態において1回の過去記録スタンバイ操作ごとの過去記録のできる回数または過去記録できる合計時間を制限することもできる。これはシステム制御手段10aまたはディスク記録再生制御手段8でそのように設定すればよい。これによって無制限に記録が続けられることによるディスクの記録回数を押さえディスクの消耗による記録の信頼性劣化を防ぎ、更に消費電力を削減することができる。

0040

また本実施形態において、1回の過去記録スタンバイ操作ごとの過去記録を開始する第一のスタートアドレスの位置を変えることができる。この方法としては、たとえば乱数などを用いてそのたびに異なったアドレスを発生してもよく、また前回の第一のエンドアドレスを記憶しておき、次回はその次に記録可能なアドレスを第一のスタートアドレスにしてもよく、さらにはあらかじめ複数のアドレス値を決めておき、過去記録スタンバイ操作ごとに順次その値を変えて、そのアドレスまたはその後の記録可能なアドレスに変えていってもよい。これもシステム制御手段10aまたはディスク記録再生制御手段8でそのように設定すればよい。これによってディスクの特定の部分のみが消耗することを防ぎ、ディスクの消耗による記録の信頼性劣化を防ぐことができる。

0041

また、上記実施形態では音声信号を記録する場合について説明したが、記録するのは音声に限らず映像信号やデータでも差し支えなく、図1のブロック図にそれらの信号処理ブロックを加えればよい。

0042

またディスク媒体として光磁気ディスクを用いたMDの場合を例示したが、MDに限らず各種の光ディスク磁気ディスクでも利用できるのはもちろんである。

0043

さらにディスク記録再生装置としたが、記録だけを行う装置、再生だけを行う装置においても適用できることは当然である。

発明の効果

0044

以上のように本発明によれば、過去記録スタンバイ操作によって、記録すべきデータを直接ディスク記録媒体に記録開始させると共に、記録開始したアドレスを第一のスタートアドレスとして一時記憶し、予め設定された過去記録時間まで記録した後、その位置を第一のエンドアドレスとして記憶し、その後第一のスタートアドレスと第一のエンドアドレス間で周回的に上書き記録を行い、記録スタート操作により、第一のエンドアドレスの次のアドレス又は新たな記録可能な記録アドレスから記録を再開始し、記録スタート操作された時点のディスク位置を第二のエンドアドレス、記録を再開始した位置を第三のスタートアドレス、第二のエンドアドレスの次のアドレスを第二のスタートアドレスとして記憶し、第二のスタートアドレスから第一のエンドアドレスまでと第一のスタートアドレスから第二のエンドアドレスまでを結合し、更に第三のスタートアドレスを結合し、以降記録される内容を一つの連続再生可能な単位の記録データになるように制御し、過去記録スタンバイ時はディスクの空き領域を繰り返し記録に使用する事により、大容量の記憶手段を使用することなく長時間の過去記憶が可能になり、過去記録スタンバイにしておくことで会議ラジオエアチェック等で重要な部分が記録出来なかったということが解消され、経済性・操作性が非常に向上するという有利な効果が得られる。

0045

更に、過去記録スタンバイ状態でディスクに周回的に上書き記録を行う回数又は過去記録スタンバイ状態の総時間を制限する事により、ディスクの記録回数を押さえ記録の信頼性劣化が防げ、更に消費電力の削減にもなり、また過去記録スタンバイごとに記録する部分を変更することによりディスクの部分的な消耗を防げるという効果が得られる。

図面の簡単な説明

0046

図1本発明の一実施の形態におけるディスク記録再生装置のブロック図
図2同じくそのディスク記録再生装置の過去記録時の制御フローチャート
図3同じくそのディスク記録再生装置の過去記録時のピックアップの動作を示す説明図
図4同じくそのディスク記録再生装置の過去記録時のTOC管理手段のTOC情報の管理状態の模式図
図5録音再生用MD(ミニディスク)の要部断面構成を示す説明図
図6従来の実施形態のディスク記録再生装置のブロック図

--

0047

1録音再生用MD
2音声入力端子
3 A/D変換器
4音声圧縮エンコーダ/デコーダ回路
5 D/A変換器
6音声出力端子
7バッファRAM
8ディスク記録再生制御手段
9ピックアップ
10aシステム制御手段
11操作キー部
12表示装置
13TOC管理手段
14過去記録時間設定手段

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