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技術 網状体接続構造

出願人 JFE建材フェンス株式会社株式会社北浦工業
発明者 堀内博典花形里美北浦和雄
出願日 2000年4月13日 (20年10ヶ月経過) 出願番号 2000-111473
公開日 2001年10月26日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2001-295511
状態 特許登録済
技術分野 囲い 棒・管の相互結合
主要キーワード 各網状体 ネジ挿通穴 横断面円弧状 ステンレス鋼線材 曲げ片 左右両側端 鋼線材 締め付け作業
関連する未来課題
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図面 (20)

課題

一対の接続具につき一本の雄ネジのみを用いて、縦線2および横線3を備えた網状体を互いに回転しないように接続できる網状体接続構造を提供する。

解決手段

第一の接続具12に設けられた溝状部13を各網状体の横線3(縦線2)に嵌合するとともに、第二の接続具17に設けられた凹部16内に各網状体の縦線2(横線3)が侵入するようにし、第一または第二の接続具12,17に設けられたネジ挿通穴15に挿通した雄ネジ10を他方の接続具に設けられたネジ穴18または別途に用意したナット螺合して締め付け、第一の接続具12の溝状部13が横線3(縦線2)に、第二の接続具17の一部が縦線2(横線3)にそれぞれ押圧されるようにして、各接続具12,17間に各網状体を挾持させる。

概要

背景

図1〜4は、フェンス門扉等を構成する網状体同士を接続する従来の網状体接続構造を示している。互いに接続すべき2つの網状体1a,1bは、それぞれ、鋼線材またはステンレス鋼線材からなる縦方向に延びる複数の縦線2とやはり鋼線材またはステンレス鋼線材からなる複数の横線3とを格子状をなすように互いに溶接することにより構成されている。接続具4および5は、平面状部6と、この平面状部6の左右両側端から直角方向に折り曲げられた折り曲げ片7とをそれぞれ備えている。図3および4に示されるように、一方の接続具4は平面状部6にネジ挿通穴8を設けられており、他方の接続具5は平面状部6にネジ穴9を設けられている。

2つの網状体1a,1bは、それらの両端の縦線2を、図2〜4に示されるように、接続具4および5の平面状部6で表側および裏側から挟むとともに、ネジ挿通穴8に挿通した雄ネジ10をネジ穴9に螺合して締め付けることにより接続されていた(このとき、図4に示されるように、2つの網状体1a,1bの両端の縦線2は、各接続具4,5の両側端に設けられた折り曲げ片7間に位置される)。

なお、この従来の接続構造の場合、雄ネジ10を締め付けた状態でも、折り曲げ片7と、接続具4,5の上下端部にそれぞれ設けられた横断面円弧状湾曲部11の内面とは、それぞれ縦線2および横線3に押圧されないようになっていた。

概要

一対の接続具につき一本の雄ネジのみを用いて、縦線2および横線3を備えた網状体を互いに回転しないように接続できる網状体接続構造を提供する。

第一の接続具12に設けられた溝状部13を各網状体の横線3(縦線2)に嵌合するとともに、第二の接続具17に設けられた凹部16内に各網状体の縦線2(横線3)が侵入するようにし、第一または第二の接続具12,17に設けられたネジ挿通穴15に挿通した雄ネジ10を他方の接続具に設けられたネジ穴18または別途に用意したナットに螺合して締め付け、第一の接続具12の溝状部13が横線3(縦線2)に、第二の接続具17の一部が縦線2(横線3)にそれぞれ押圧されるようにして、各接続具12,17間に各網状体を挾持させる。

目的

本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、一対の接続具につき一本の雄ネジのみを用いて、網状体を互いに回転しないように接続することができる網状体接続構造を提供することにある。

本発明の他の目的は、網状体が横方向(または縦方向)にずれ、接続具間から網状体が抜け出てしまう虞もない網状体接続構造を提供することにある。

本発明の他の目的は、2つの網状体の縦線または横線間の間隔に大きなばらつきが生じても、網状体を良好に接続することができる網状体接続構造を提供することにある。

本発明の他の目的は、網状体の表側からも裏側からもネジの挿入および締め付け作業を行うことができる網状体接続構造を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

線材からなる縦方向に延びる複数の縦線と線材からなる横方向に延びる横線とをそれぞれ有してなる2つの網状体を接続する網状体接続構造において、ネジ穴またはネジ挿通穴と、直線状に延びる溝状部とを有する第一の接続具と、ネジ挿通穴またはネジ穴と、凹部とを有する第二の接続具とを有してなり、前記第一の接続具の前記溝状部を各網状体の前記横線に嵌合するとともに、前記第二の接続具の前記凹部内に各網状体の前記縦線が侵入するようにし、前記ネジ挿通穴に挿通した雄ネジを前記ネジ穴または別途に用意したナット螺合し、前記第一の接続具および第二の接続具間の距離が小さくなる方向に締め付け、前記第一の接続具の前記溝状部が該溝状部に嵌合された前記横線に、前記第二の接続具の一部が前記凹部内に侵入した前記縦線にそれぞれ押圧されるようにして、前記第一の接続具と前記第二の接続具との間に各網状体を挾持させてなる網状体接続構造。

請求項2

線材からなる縦方向に延びる複数の縦線と線材からなる横方向に延びる横線とをそれぞれ有してなる2つの網状体を接続する網状体接続構造において、ネジ穴またはネジ挿通穴と、直線状に延びる溝状部とを有する第一の接続具と、ネジ挿通穴またはネジ穴と、凹部とを有する第二の接続具とを有してなり、前記第一の接続具の前記溝状部を各網状体の前記縦線に嵌合するとともに、前記第二の接続具の前記凹部内に各網状体の前記横線が侵入するようにし、前記ネジ挿通穴に挿通した雄ネジを前記ネジ穴または別途に用意したナットに螺合し、前記第一の接続具および第二の接続具間の距離が小さくなる方向に締め付け、前記第一の接続具の前記溝状部が該溝状部に嵌合された前記縦線に、前記第二の接続具の一部が前記凹部内に侵入した前記横線にそれぞれ押圧されるようにして、前記第一の接続具と前記第二の接続具との間に各網状体を挾持させてなる網状体接続構造。

請求項3

凹部は第二の接続具の両端部に設けられている請求項1または2記載の網状体接続構造。

請求項4

第一の接続具は溝状部を1対有し、これらの溝状部は互いに平行とされていて、これらの溝状部間にネジ穴またはネジ挿通穴が設けられており、これらの溝状部を各網状体の互いに対応する位置にある横線または縦線に嵌合する請求項1,2または3記載の網状体接続構造。

請求項5

第一の接続具および第二の接続具はともに溝状部および凹部の両方を有し、前記第一の接続具は第二の接続具としても使用可能であり、前記第二の接続具は第一の接続具としても使用可能である請求項1,2,3または4記載の網状体接続構造。

請求項6

一方の接続具はネジ穴、他方の接続具はネジ挿通穴を有する請求項1,2,3,4または5記載の網状体接続構造。

請求項7

溝状部の底面は大略V字状をなしている請求項1,2,3,4,5または6記載の網状体接続構造。

請求項8

網状体は、それぞれ、縦線と横線とを格子状をなすように互いに溶接してなる請求項1,2,3,4,5,6または7記載の網状体接続構造。

技術分野

0001

本発明は、網状体同士を接続する網状体接続構造係り、特にそれぞれ線材からなる縦方向に延びる複数の縦線と横方向に延びる複数の横線とを有してなる網状体同士を接続する網状体接続構造に関する。

背景技術

0002

図1〜4は、フェンス門扉等を構成する網状体同士を接続する従来の網状体接続構造を示している。互いに接続すべき2つの網状体1a,1bは、それぞれ、鋼線材またはステンレス鋼線材からなる縦方向に延びる複数の縦線2とやはり鋼線材またはステンレス鋼線材からなる複数の横線3とを格子状をなすように互いに溶接することにより構成されている。接続具4および5は、平面状部6と、この平面状部6の左右両側端から直角方向に折り曲げられた折り曲げ片7とをそれぞれ備えている。図3および4に示されるように、一方の接続具4は平面状部6にネジ挿通穴8を設けられており、他方の接続具5は平面状部6にネジ穴9を設けられている。

0003

2つの網状体1a,1bは、それらの両端の縦線2を、図2〜4に示されるように、接続具4および5の平面状部6で表側および裏側から挟むとともに、ネジ挿通穴8に挿通した雄ネジ10をネジ穴9に螺合して締め付けることにより接続されていた(このとき、図4に示されるように、2つの網状体1a,1bの両端の縦線2は、各接続具4,5の両側端に設けられた折り曲げ片7間に位置される)。

0004

なお、この従来の接続構造の場合、雄ネジ10を締め付けた状態でも、折り曲げ片7と、接続具4,5の上下端部にそれぞれ設けられた横断面円弧状湾曲部11の内面とは、それぞれ縦線2および横線3に押圧されないようになっていた。

発明が解決しようとする課題

0005

前記従来の網状体接続構造は、一対の接続具4,5につき一本の雄ネジ10のみを用いて2つの網状体1a,1bを接続することができる構成なので、接続具4,5の製造コストを低減するとともに、作業能率を向上し、作業コストも低減することができるという長所を有している。しかしながら、接続具4,5の2つの平面状部6間に縦線2を挾持することにより2つの網状体1a,1bを接続する構造なので、雄ネジ10をいくら強く締め付けても、網状体1a,1bが平面状部6と平行な面(図1と平行な面)内において回転したり、両端の縦線2を回転軸として回転してしまうのを防止できないという問題があった。

0006

本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の1つの目的は、一対の接続具につき一本の雄ネジのみを用いて、網状体を互いに回転しないように接続することができる網状体接続構造を提供することにある。

0007

本発明の他の目的は、網状体が横方向(または縦方向)にずれ、接続具間から網状体が抜け出てしまう虞もない網状体接続構造を提供することにある。

0008

本発明の他の目的は、2つの網状体の縦線または横線間の間隔に大きなばらつきが生じても、網状体を良好に接続することができる網状体接続構造を提供することにある。

0009

本発明の他の目的は、網状体の表側からも裏側からもネジの挿入および締め付け作業を行うことができる網状体接続構造を提供することにある。

0010

本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。

課題を解決するための手段

0011

本発明による網状体接続構造は、線材からなる縦方向に延びる複数の縦線と線材からなる横方向に延びる横線とをそれぞれ有してなる2つの網状体を接続する網状体接続構造において、ネジ穴またはネジ挿通穴と、直線状に延びる溝状部とを有する第一の接続具と、ネジ挿通穴またはネジ穴と、凹部とを有する第二の接続具とを有してなり、前記第一の接続具の前記溝状部を各網状体の前記横線(縦線)に嵌合するとともに、前記第二の接続具の前記凹部内に各網状体の前記縦線(横線)が侵入するようにし、前記ネジ挿通穴に挿通した雄ネジを前記ネジ穴または別途に用意したナットに螺合し、前記第一の接続具および第二の接続具間の距離が小さくなる方向に締め付け、前記第一の接続具の前記溝状部が該溝状部に嵌合された前記横線(縦線)に、前記第二の接続具の一部が前記凹部内に侵入した前記縦線(横線)にそれぞれ押圧されるようにして、前記第一の接続具と前記第二の接続具との間に各網状体を挾持させてなるものである。

0012

本発明の結合構造においては、第一の接続具の直線状に延びる溝状部に2つの網状体の横線(縦線)が嵌合された状態で、第一の接続具の溝状部が横線(縦線)に、第二の接続具の一部が縦線(横線)にそれぞれ押圧されるようにして、各網状体が第一の接続具と第二の接続具との間に挾持されていることにより、網状体の回転は溝状部によって強固に拘束されるので、2つの網状体が互いにいずれの方向にも回転しにくくなる。

0013

また、縦線(横線)が第二の接続具の凹部内に侵入しており、該凹部外に出ることできないので、網状体が横方向(または縦方向)にずれ、接続具間から抜け出てしまう虞もない。

0014

また、縦線(横線)が第二の接続具の凹部内に侵入しさえすれば、2つの網状体の縦線(横線)間のばらつきが大きくなっても網状体の接続に支障を生じることがない。

0015

また、一対の接続具につき一本の雄ネジのみを用いて2つの網状体を接続することができる構成なので、接続具の製造コストを低減するとともに、作業能率を向上し、作業コストも低減することができる。

0016

また、第一の接続具は第一の接続具としてのみ、第二の接続具は第二の接続具としてのみしか使用できないとすると、縦線と横線とを格子状をなすように互いに溶接してなる網状体等の場合のように、厳密に言うと縦線と横線とが同一平面状にない構成の網状体を接続する場合においては、例えば第一の接続具は網状体の表側にのみしか配置できず、第二の接続具は網状体の裏側にのみしか配置できないというような制約が生じ、さらにこれにより、いずれかの接続具にネジ穴を設ける場合は、網状体の表側または裏側の一方からしか雄ネジの挿入および締め付けが行えないという制約が生じてしまう。

0017

しかるに、各接続具が溝状部および凹部の両方を有し、いずれの接続具も、第一の接続具としても第二の接続具としても使用可能なようにすれば、どちらの接続具も網状体の表側および裏側のいずれにも配置することができ、したがっていずれかの接続具にネジ穴を設ける場合も、網状体の表側または裏側のいずれからも雄ネジの挿入および締め付けが行えるようになる。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、本発明を実施例に基づいて説明する。

0019

図5〜17は、本発明の一実施例を示し、この実施例は、フェンスや門扉等として用いられる網状体1a,1b(図15参照)同士を接続する網状体接続構造に本発明を適用した例である。互いに接続すべき2つの網状体1a,1bは、それぞれ、鋼線材またはステンレス鋼線材等の金属線材からなる縦方向に延びる複数の縦線2とやはり鋼線材またはステンレス鋼線材等の金属線材からなる複数の横線3とを格子状をなすように互いに溶接してなっている。図15〜17等に示されるように、厳密に言うと前記縦線2と横線3とは同一平面状にない。本実施例では、縦線2より横線3の方が突出している側(図15における表側、図16および18における左側、かつ図17および19における下側)を網状体1a,1bの表側、横線3より縦線2の方が突出している側(図15における裏側、図16および18における右側、かつ図17および19における上側)を網状体1a,1bの裏側とする。

0020

図5〜9は、本実施例における第一の接続具12を示しており、この第一の接続具12は鋼板ステンレス鋼板等の金属板プレス加工してなり、互いに平行に直線状に延びる1対の溝状部13と、これらの溝状部13間に設けられた平面状部14とを一体的に有している。図8および9によく示されるように、前記溝状部13の底部の横断面は、大略交角が大きいV字状をなしている。前記平面状部14の中央部にはネジ挿通穴15が設けられている。前記第一の接続具12の溝状部13が延在する両端部(本実施例における上下端部)には、溝状部13の外側斜面13aに侵入する凹部16が設けられている。なお、この第一の接続具12は上下対称かつ左右対称形状とされている。

0021

図10〜14は、本実施例における第二の接続具17を示しており、この第二の接続具17は、鋼板、ステンレス鋼板等の金属板をプレス加工してなり、ネジ挿通穴15の代わりにネジ穴18を設けられている以外は、第一の接続具12と同一形状とされている。すなわち、この第二の接続具17は、互いに平行に直線状に延びる1対の溝状部13と、これらの溝状部13間に設けられた平面状部14とを一体的に有している。図13および14によく示されるように、前記溝状部13の底部の横断面は、大略交角が大きいV字状をなしている。前記平面状部14の中央部にはネジ穴18が設けられており、このネジ挿通穴15の周囲は図13および14に示されるようにバーリング加工されている。前記第二の接続具17の溝状部13が延在する両端部(本実施例における上下端部)には、溝状部13の外側斜面13aに侵入する凹部16が設けられている。この第二の接続具17も上下対称かつ左右対称形状とされている。

0022

図15〜17は、本実施例の接続構造を示している。図16および17に示されるように、第一の接続具12の2つの溝状部13を2つの網状体1a,1bの互いに対応する位置にあるそれぞれ2本の横線3に、表側から嵌合する一方、第二の接続具17の2つの凹部16内に各網状体1a,1bの側端の縦線2が侵入するようにして、網状体1a,1bの裏側に第二の接続具17を当接し、表側から第一の接続具12のネジ挿通穴15に挿通した雄ネジ10を第二の接続具17のネジ穴18に螺合して締め付けることにより、第一の接続具12の溝状部13が該溝状部13に嵌合された横線3に、第二の接続具17の平面状部14および凹部16の周縁部が該凹部16内に侵入した縦線2にそれぞれ押圧された状態で、各網状体1a,1bが第一の接続具12と第二の接続具17との間に挾持されており、それによって2つの網状体1a,1bが互いに接続されている。

0023

この網状体接続構造においては、第一の接続具12の直線状に延びる溝状部13に2つの網状体1a,1bの横線3が嵌合された状態で、第一の接続具12の溝状部13が横線3に、第二の接続具17の一部(平面状部14および凹部16の周縁部)が縦線2にそれぞれ押圧されるようにして、各網状体1a,1bが第一の接続具12と第二の接続具17との間に挾持されていることにより、網状体1a,1bの回転は第一の接続具12の溝状部13によって強固に拘束されるので、2つの網状体1a,1bが互いにいずれの方向にも回転しにくくなる。

0024

また、縦線2が第二の接続具17の凹部16内に侵入しており、該凹部16外に出ることできないので、網状体1a,1bが横方向にずれ、接続具12,17間から抜け出てしまう虞もない。

0025

また、横線3間の間隔は、工場における網状体1a,1bの製造工程においてばらつきが少なくなるようにすることができるが、2つの網状体1a,1bの側端の縦線2間の間隔は、フェンスや門扉等として用いる場合、現場における施工上、ばらつきが大きくなるのを避けることができない。しかるに、この網状体接続構造においては、前記縦線2が第二の接続具17の凹部16内に侵入していさえすれば、前記縦線2間のばらつきが大きくなっても網状体1a,1bの接続に支障を生じることがない。

0026

また、一対の接続具につき一本の雄ネジ10のみを用いて2つの網状体1a,1bを接続することができる構成なので、接続具12,17の製造コストを低減するとともに、作業能率を向上し、作業コストも低減することができる。

0027

また、図15〜17では、第一の接続具12は網状体1a,1bの表側、第二の接続具17は網状体1a,1bの裏側にそれぞれ配し、雄ネジ10を表側から挿入し、かつ締め付けているが、網状体1a,1bの設置環境によっては、雄ネジ10を表側から挿入して締め付けることが困難または不可能な場合がある。

0028

本実施例においては、そのような場合、図18および19に示されるように、逆に第一の接続具12を網状体1a,1bの裏側、第二の接続具17を網状体1a,1bの表側にそれぞれ配し、雄ネジ10を裏側から挿入して締め付けすることもできる。すなわち、第二の接続具17の2つの溝状部13を2つの網状体1a,1bの互いに対応する位置にあるそれぞれ2本の横線3に、表側から嵌合する一方、第一の接続具12の2つの凹部16内に各網状体1a,1bの側端の縦線2が侵入するようにして、網状体1a,1bの裏側に第一の接続具12を当接し、裏側から第一の接続具12のネジ挿通穴15に挿通した雄ネジ10を第二の接続具17のネジ穴18に螺合して締め付けることにより、第二の接続具17の溝状部13が該溝状部13に嵌合された横線3に、第一の接続具12の一部(平面状部14および凹部16の周縁部)が該凹部16内に侵入した縦線2にそれぞれ押圧された状態で、各網状体1a,1bが第一の接続具12と第二の接続具17との間に挾持されるようにし、それによって2つの網状体1a,1bを互いに接続することもできる。

0029

そして、各接続具12,17はネジ挿通穴15を設けられているか、ネジ穴18を設けられているかが相違するのみで、その他は同じ形状とされているので、もし第一の接続具12が表側、第二の接続具17が裏側にそれぞれ配される組み合わせと、第一の接続具12が裏側、第二の接続具17が表側にそれぞれ配されると組み合わせとが混在しても、外観上はほとんど相違は認められないので、何ら違和感を与えることがなく、美観を損ねることがない。

0030

このように本実施例では、各接続具12,17が溝状部13および凹部16の両方を有している(このことは、言い換えれば、本実施例における接続具12,17は、いずれも、請求項に規定する第一の接続具としても第二の接続具としても使用可能であるということである)ので、どちらの接続具12,17も網状体1a,1bの表側および裏側のいずれにも配置することができ、網状体1a,1bの表側または裏側のいずれからも雄ネジ10の締め付けが行えるようになる。

0031

なお、前記実施例においては、第一の接続具12(および第二の接続具17)に、互いに平行に直線状に延びる1対の溝状部13を設け、これらの1対の溝状部13を2つの網状体1a,1bの互いに対応する位置にある横線3に嵌合するようにしているが、本発明においては、第一の接続具に溝状部を1つのみ設けてもよい。ただし、前記実施例のように第一の接続具12に1対の溝状部13を設けるとともにこれらの溝状部13間にネジ挿通穴15(またはネジ穴)を設け、これらの溝状部13を各網状体1a,1bの互いに対応する位置にあるそれぞれ2本の横線3に嵌合するようにした方が、より強固に2つの網状体1a,1bの回転を拘束することができる。

0032

また、前記実施例は本発明をフェンスや門扉として用いられる網状体1a,1b同士を接続する網状体接続構造に適用した例であるが、本発明は、フェンスや門扉として用いられる網状体1a,1b以外の網状体の接続構造にも適用できるものである。

0033

また、前記実施例は縦線2と横線3とを溶接してなる網状体1a,1bに本発明を適用した例であるが、本発明は縦線と横線とを溶接しない形式の網状体にも適用できるものである。

0034

また、前記実施例においては、第一の接続具12(または第二の接続具17)の溝状部13を横線3に嵌合するとともに、第二の接続具17(または第一の接続具12)の凹部16内に縦線2が侵入するようにしているが、2つの網状体1a,1bを上下方向に接続する場合等においては、縦と横との関係を逆にしてもよい。すなわち、第一の接続具12(または第二の接続具17)の溝状部13を縦線2に嵌合するとともに、第二の接続具17(または第一の接続具12)の凹部16内に横線3が侵入するようにしてもよい。

0035

また、前記実施例においては、第一の接続具12の方にネジ挿通穴15、第二の接続具17の方にネジ穴18を設けているが、本発明においては逆に第一の接続具の方にネジ穴、第二の接続具の方にネジ挿通穴を設けてもよい。また、両方ともネジ挿通穴とし、別途に用意するナットを用いて雄ネジの締め付けを行うようにしてもよい。

発明の効果

0036

以上のように本発明は、(イ)一対の接続具につき一本の雄ネジのみを用いて、2つの網状体を相互に回転しないように接続することができる、(ロ)網状体が横方向(または縦方向)にずれ、接続具間から網状体が抜け出てしまう虞もない、(ハ)2つの網状体の縦線または横線間の間隔に大きなばらつきが生じても、網状体を良好に接続することができる、(ニ)各接続具がともに溝状部および凹部の両方を有し、第一の接続具としても、第二の接続具としても使用可能なようにすることにより、網状体の表側からも裏側からもネジの挿入および締め付け作業を行うことができる、等の優れた効果を得られるものである。

図面の簡単な説明

0037

図1従来の網状体接続構造を示す正面図である。
図2図1のII−II線における断面図である。
図3図1のIII−III線における断面図である。
図4図1のIV−IV線における断面図である。
図5本発明の一実施例における第一の接続具を背面側斜め方向から見て示す斜視図である。
図6前記第一の接続具を示す正面図である。
図7前記第一の接続具を示す平面図である。
図8前記第一の接続具を示す側面図である。
図9図6のIX−IX線における断面図である。
図10前記実施例における第二の接続具を正面側斜め方向から見て示す斜視図である。
図11前記第二の接続具を示す背面図である。
図12前記第二の接続具を示す平面図である。
図13前記第二の接続具を示す側面図である。
図14図11のXIV−XIV線における断面図である。
図15前記実施例の網状体接続構造を示す正面図である。
図16図15のXVI−XVI線における断面図である。
図17図15のXVII−XVII線における断面図である。
図18網状体の裏表に対する第一の接続具と第二の接続具の配置を逆にした場合の図16に対応する断面図である。
図19網状体の裏表に対する第一の接続具と第二の接続具の配置を逆にした場合の図17に対応する断面図である。

--

0038

1a,1b網状体
2縦線
3横線
10雄ネジ
12 第一の接続具
13 溝状部
14 平面状部
15ネジ挿通穴
16 凹部
17 第二の接続具
18 ネジ穴

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    【課題】採光性、美観性、及び剛性(断面剛性)に優れた横断面形状が凹凸状のパネルを使用するにも拘わらず、フェンスの奥行方向の設置幅のコンパクト化(縮小)を実現することにより前記課題を緩和した目隠しフェン... 詳細

  • 株式会社杉孝グループホールディングスの「 緊結装置」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題】仮設足場の組立及び解体の作業性を向上させることができる緊結装置を提供する。【解決手段】支柱12のフランジ16と連結部材14とを連結する緊結装置10に関し、連結部材14に設けられ、上顎部26と、... 詳細

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