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課題

迅速な操作性によって歯科技工所内における他の作業を効率的に遂行するのを可能にする歯科装置を提供する。

解決手段

歯科加工を実施する歯科装置は、加工中において歯科装置(10)の少なくとも1つのパラメータ曲線を制御するプログラム制御機構(40)を備えている。この装置は、さらに加工の終了に際して加工の開始から一定の時間間隔をおいて歯科装置(10)をスイッチオフするスイッチオフ装置を備えている。プログラム制御機構(40)は加工の終了に時間的に近接するかあるいは加工の終了と同時に付勢される、特に無線方式個人呼出装置(24)に接続されている。

概要

背景

この種の歯科装置は、歯科加工を効率的に実施することができれば広く使用される。その例としては、義歯の製造に際して使用するワックス熱湯処理装置、または義歯を洗浄するための蒸気噴射装置等が挙げられる。熱湯処理装置は、ワックスの融点より高いが義歯の製造に使用されるその他の材料の融点よりは大幅に低い温度で型材を加熱する。

熱湯処理工程が終了した後冷却が行われるが、操作者が取り出さなければ型材はその後も比較的高温の熱湯処理装置内に残留し、これによって型材に負担がかかるかあるいは損傷を受けることもある。そのため、操作者は適時に型材を取り出すために熱湯処理工程の終了を待つことが必要である。他方、熟練した歯科技工士がその作業時間を待機することで浪費しないことが好適であり、技工士は通常歯科装置を監視する必要が無ければ他の作業を行うことができる。

歯科分野における多くの装置において同様な状況が生じる可能性があり、例えば殺菌装置予備加熱、蒸気噴射装置、さらに、メッキ装置鋳造装置切削装置、ならびに重合装置においても生じることがある。

さらに、例えば歯冠ブリッジ等のセラミック補綴材をいわゆるマッフル内焼くために、例えば圧力窯等の窯が歯科装置として今日広く使用されている。焼結するマッフル内のセラミックを窯の中に入れ、正確な数値をもって圧力および温度管理した精密な焼結工程によって処理される。補綴材の製造技術は今日極めて繊細なものとなっており、これは好適な整合形状を得るために高い精度を達成する必要があるためである。雌型の設計、型取り、および製造、ならびに鋳型の製造に必要なその他の工程を実施する必要がある場合も、燃焼窯は特殊な制御および圧力密封等の高コストな技術が必要となり歯科技工室においても大量に購入することができない高価な設備となるため、圧力窯の使用は義歯加工に際して制約的なものとなる。

処理効率を改善するため、およびその他の理由により、セラミックに圧力をかける際にしばしばいわゆる予備加熱窯を用意し、この中においてマッフルを例えば700℃の予備加熱温度まで過熱する。マッフルは既に加熱された状態で圧力窯内に入れることができ、従って燃焼サイクルを適宜に短縮することができる。

歯科技工所は通常複数の部屋からなっており、例えば圧力窯と予備加熱窯等の機能的に関連性が高い装置は近接して配置されている。歯科技工士は、これらの装置、またはその他の同じ部屋に配置された装置を使用している間、この(通常高温の)部屋に留まり、その後退室する。

歯科技工士が燃焼窯を常に見ている必要がないよう、燃焼窯は燃焼工程の終了に際して自動的に開放され、従ってここで既にマッフルの冷却が開始する。加えて、窯は自律的な冷却を開始する。温度低下ならびにこれにともなった再加熱損失は時間の浪費につながるものであるが必要なことであり、これはマッフルを焼き過ぎないことが重要であるためであり、すなわちマッフルを燃焼工程の終了後閉鎖されかつ高温になっている燃焼窯内に放置することはできない。

このため、燃焼窯に燃焼工程の終了を知らせる音響信号装備することが提案されている。この種の音響信号は、適宜な音量に調節された場合にのみ有効である。歯科技工士が別の部屋で例えば混合機等の大きな騒音を発生する別の装置を使用している場合、前記の音響信号が相当に大きく歯科技工士がいる別の部屋に到達する場合にのみ認識することができる。このような大音量の信号は、歯科技工士が圧力窯のある部屋にいる場合は不快なものとなる。

さらに、アルミニウム熔融窯等の鋳造技術の領域において、窯の誤動作および早過ぎる再始動を警告または防止するための特殊な警報装置が提案されている。アルミニウム製造プラントは大きな面積を有するものであるため、警告信号を例えば電話回線無線回線、または専用線を使用して遠隔的に伝達することが提案されている。しかし、これは本発明との関連性が薄いものである。

さらに、既知歯科材料用燃焼窯において、歯科技工士が燃焼工程中に他の作業に従事している場合においても、燃焼工程の終了を見逃さないよう、または音響信号を聞き逃さないよう一定の注意を向ける必要があることが難点である。歯科技工士は、時間を予測するための補助器具として短時間タイマを使用することもできるが、この種のタイマは歯科技工室においては通常必要でないものなので、別途に購入する必要がある。この点に関して重要なことは、タイマと燃焼開始との間の時間合わせにおいて不確実性が生じることであり、これは異なった各プログラムが異なった稼働時間を有し、これは部分的に開始温度にも依存しており、歯科技工士が正確に予測することができないためである。従って、短時間タイマはこの点に関して不充分なものである。

概要

迅速な操作性によって歯科技工所内における他の作業を効率的に遂行するのを可能にする歯科装置を提供する。

歯科加工を実施する歯科装置は、加工中において歯科装置(10)の少なくとも1つのパラメータ曲線を制御するプログラム制御機構(40)を備えている。この装置は、さらに加工の終了に際して加工の開始から一定の時間間隔をおいて歯科装置(10)をスイッチオフするスイッチオフ装置を備えている。プログラム制御機構(40)は加工の終了に時間的に近接するかあるいは加工の終了と同時に付勢される、特に無線方式個人呼出装置(24)に接続されている。

目的

従って、本発明の目的は、迅速な操作性によって歯科技工所内における他の作業を効率的に遂行するのを可能にする、請求項1前段記載の歯科加工を実施する歯科装置を提供することである。歯科装置の再使用も従来に比べて迅速に可能にすることも必要である。処理材料の適時的な取り出しも確実なものとする必要がある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

加工中において歯科装置の少なくとも1つのパラメータ曲線を制御するプログラム制御機構と、加工の終了に際して加工の開始から一定の時間間隔をおいて歯科装置をスイッチオフするスイッチオフ装置とを備える歯科加工を実施する歯科装置であり、プログラム制御機構(40)は加工の終了に時間的に近接するかあるいは加工の終了と同時に付勢される、特に無線方式個人呼出装置(24)に接続されることを特徴とする歯科装置。

請求項2

無線方式の個人呼出装置(24)は加工の終了の少し前に付勢し得ることを特徴とする請求項1記載の歯科装置。

請求項3

無線方式の個人呼出装置(24)はプログラム制御機構(40)の出力に結合された送信装置(26)を備えることを特徴とする請求項1または2記載の歯科装置。

請求項4

無線方式の個人呼出装置(24)は音響および/または光警報または振動警報機能を有し電池または充電池によって駆動される携帯型の受信装置(30)を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の歯科装置。

請求項5

無線方式の個人呼出装置の送信装置(26)は符号化装置を備えるとともに受信装置(30)は復号装置を備えており、受信装置(30)は信号を発信している歯科装置(10)の特定を可能にすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の歯科装置。

請求項6

無線方式の個人呼出装置(24)はさらに発生し得る歯科装置の誤作動を、特に加工の終了を知らせる信号とは異なった信号をもって警告することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の歯科装置。

請求項7

無線方式の個人呼出装置(24)は既存の歯科装置に対して取り付け可能なモジュール式送信装置(26)を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の歯科装置。

請求項8

無線方式の個人呼出装置の受信装置(30)は使用者が警告を確認した後停止するための停止キーを備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の歯科装置。

請求項9

送信装置(26)の送信出力は500mW未満、特に50mWであり、到達距離は100mに制限されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の装置。

請求項10

歯科装置は歯科セラミック材料用の燃焼または圧力窯、または歯科セラミック材料の予備加熱として構成されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の歯科装置。

請求項11

歯科装置は歯科補綴材硬化するための重合装置、または義歯製造のための熱湯処理あるいは蒸気噴射装置として構成されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の歯科装置。

請求項12

歯科装置は特にCADCAM技術を使用する切削装置、または歯科補綴材を製造するためのメッキ装置として構成されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の歯科装置。

請求項13

歯科装置は複数の歯または歯科補綴材を製造するための計量、混合、鋳造殺菌装置として構成されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の歯科装置。

請求項14

加工開始と加工終了との間の時間間隔は10分ないし10時間、特に15分ないし2時間であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の歯科装置。

請求項15

個人呼出装置(24)は例えば屋内ネットワーク等の配線源とその情報伝達機能を介して加工の終了を警告する情報伝送装置として形成することを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の歯科装置。

技術分野

0001

この発明は、請求項1前段に記載の歯科加工を実施するための歯科装置に関する。

背景技術

0002

この種の歯科装置は、歯科加工を効率的に実施することができれば広く使用される。その例としては、義歯の製造に際して使用するワックス熱湯処理装置、または義歯を洗浄するための蒸気噴射装置等が挙げられる。熱湯処理装置は、ワックスの融点より高いが義歯の製造に使用されるその他の材料の融点よりは大幅に低い温度で型材を加熱する。

0003

熱湯処理工程が終了した後冷却が行われるが、操作者が取り出さなければ型材はその後も比較的高温の熱湯処理装置内に残留し、これによって型材に負担がかかるかあるいは損傷を受けることもある。そのため、操作者は適時に型材を取り出すために熱湯処理工程の終了を待つことが必要である。他方、熟練した歯科技工士がその作業時間を待機することで浪費しないことが好適であり、技工士は通常歯科装置を監視する必要が無ければ他の作業を行うことができる。

0004

歯科分野における多くの装置において同様な状況が生じる可能性があり、例えば殺菌装置予備加熱、蒸気噴射装置、さらに、メッキ装置鋳造装置切削装置、ならびに重合装置においても生じることがある。

0005

さらに、例えば歯冠ブリッジ等のセラミック補綴材をいわゆるマッフル内焼くために、例えば圧力窯等の窯が歯科装置として今日広く使用されている。焼結するマッフル内のセラミックを窯の中に入れ、正確な数値をもって圧力および温度管理した精密な焼結工程によって処理される。補綴材の製造技術は今日極めて繊細なものとなっており、これは好適な整合形状を得るために高い精度を達成する必要があるためである。雌型の設計、型取り、および製造、ならびに鋳型の製造に必要なその他の工程を実施する必要がある場合も、燃焼窯は特殊な制御および圧力密封等の高コストな技術が必要となり歯科技工室においても大量に購入することができない高価な設備となるため、圧力窯の使用は義歯加工に際して制約的なものとなる。

0006

処理効率を改善するため、およびその他の理由により、セラミックに圧力をかける際にしばしばいわゆる予備加熱窯を用意し、この中においてマッフルを例えば700℃の予備加熱温度まで過熱する。マッフルは既に加熱された状態で圧力窯内に入れることができ、従って燃焼サイクルを適宜に短縮することができる。

0007

歯科技工所は通常複数の部屋からなっており、例えば圧力窯と予備加熱窯等の機能的に関連性が高い装置は近接して配置されている。歯科技工士は、これらの装置、またはその他の同じ部屋に配置された装置を使用している間、この(通常高温の)部屋に留まり、その後退室する。

0008

歯科技工士が燃焼窯を常に見ている必要がないよう、燃焼窯は燃焼工程の終了に際して自動的に開放され、従ってここで既にマッフルの冷却が開始する。加えて、窯は自律的な冷却を開始する。温度低下ならびにこれにともなった再加熱損失は時間の浪費につながるものであるが必要なことであり、これはマッフルを焼き過ぎないことが重要であるためであり、すなわちマッフルを燃焼工程の終了後閉鎖されかつ高温になっている燃焼窯内に放置することはできない。

0009

このため、燃焼窯に燃焼工程の終了を知らせる音響信号装備することが提案されている。この種の音響信号は、適宜な音量に調節された場合にのみ有効である。歯科技工士が別の部屋で例えば混合機等の大きな騒音を発生する別の装置を使用している場合、前記の音響信号が相当に大きく歯科技工士がいる別の部屋に到達する場合にのみ認識することができる。このような大音量の信号は、歯科技工士が圧力窯のある部屋にいる場合は不快なものとなる。

0010

さらに、アルミニウム熔融窯等の鋳造技術の領域において、窯の誤動作および早過ぎる再始動を警告または防止するための特殊な警報装置が提案されている。アルミニウム製造プラントは大きな面積を有するものであるため、警告信号を例えば電話回線無線回線、または専用線を使用して遠隔的に伝達することが提案されている。しかし、これは本発明との関連性が薄いものである。

0011

さらに、既知歯科材料用燃焼窯において、歯科技工士が燃焼工程中に他の作業に従事している場合においても、燃焼工程の終了を見逃さないよう、または音響信号を聞き逃さないよう一定の注意を向ける必要があることが難点である。歯科技工士は、時間を予測するための補助器具として短時間タイマを使用することもできるが、この種のタイマは歯科技工室においては通常必要でないものなので、別途に購入する必要がある。この点に関して重要なことは、タイマと燃焼開始との間の時間合わせにおいて不確実性が生じることであり、これは異なった各プログラムが異なった稼働時間を有し、これは部分的に開始温度にも依存しており、歯科技工士が正確に予測することができないためである。従って、短時間タイマはこの点に関して不充分なものである。

発明が解決しようとする課題

0012

従って、本発明の目的は、迅速な操作性によって歯科技工所内における他の作業を効率的に遂行するのを可能にする、請求項1前段記載の歯科加工を実施する歯科装置を提供することである。歯科装置の再使用も従来に比べて迅速に可能にすることも必要である。処理材料の適時的な取り出しも確実なものとする必要がある。

課題を解決するための手段

0013

前記の課題は、本発明に従って請求項1によって解決される。下位請求項には好適な追加構成が記載されている。

0014

本発明に係る歯科装置は、歯科技工士またはその他の操作者の生産性を損なうことなく時間的に見て最適に稼動させ得る点が好適である。これによって、歯科装置の停止後に歯科材料をその中に放置し、場合によっては損傷を与えることが防止される。

0015

本発明に係る解決方式によって、常に歯科技工士に対して歯科装置の処理終了が適時に知らされることが保持され、従って歯科技工士は燃焼工程に注意を払う必要がなくその作業位置に留まって邪魔されずに作業することができる。本発明によれば、このために無線個人呼出装置が使用され、これは歯科装置のプログラム制御機構交信するとともに加工終了時または加工終了に近づいた際に付勢される送信機を備えている。

0016

送信機は、無線機応答する特定の符号化を有している。受信機は歯科技工士が携帯するものであり、例えば僅か数cmの長さ等極めて小型に形成することができる。加工終了を音響、光および/または振動によって信号化する。意外なことに、この簡便な方式によって、歯科装置の使用ばかりでなくエネルギ消費が最適化される。歯科技工士が認識することなく、窯が数分にわたって開放されたままになりその結果冷えてしまうことが防止される。

0017

本発明の好適な追加的特徴によれば、本発明に係る無線個人呼出装置を備えた歯科装置は、呼出をする歯科装置の明確な識別を実現する。このために符号化が使用される。例えば、監視している歯科装置の近くに別の歯科技工士が使用している別の歯科装置が設置されている場合、符号化によって歯科技工士の受信機は彼が使用する歯科装置の送信機にのみ応答する。

0018

好適な構成によれば、2つの異なった符合を受信して異なった警報を発生させる同一の受信機を使用して加工が終了した各歯科装置を識別することによって、複数の歯科装置を同時に監視することが可能になる。

0019

さらに、異なった警報によって加工状況を知らせることが可能となる。従って、操作者は、加工が順調に進行しているか、または誤動作が発生しているかどうかについての情報を得ることができる。

0020

本発明のその他の詳細、特徴、ならびに利点は、添付図面を参照しながら以下に記述する実施例の説明によって明らかにされる。歯科装置の例として、セラミック材料の圧力窯について説明する。

0021

図1に示された窯10は、燃焼室天蓋12と基台部14とからなる。点線で示されたマッフル16は基台部14の燃焼物板上に設置され燃焼室天蓋12によって包囲されている。燃焼室天蓋12はその内部に既知の方式の加熱装置を備えており、これはマッフルを全方向から包囲し加熱する。

0022

図1に示された窯10は、2つの作業面18と20を備えており、これらは次のマッフルを準備するとともに完了したマッフルを押出すよう作用する。このため、燃焼室天蓋12が持ち上げられ、これによってマッフル16を露出させる。このことは、窯10に装備されたプログラム制御によって自動的に実施される。このプログラム制御は窯の前面部に装備された操作盤22によって操作され、例えばプログラムされた所要の燃焼曲線グラフィック表示等の種々の表示を行うことができる。

0023

燃焼工程の終了に際して燃焼室天蓋12は自動的に開放され、この際まず軽く持ち上げられるとともにその後上方に旋回させられる。この状態においてマッフル16は既に冷却が始まり、これを取り出して作業面20上で冷却させ、次のマッフルを作業面18から押し込むことが可能である。

0024

本発明によれば、個人呼出装置24が設けられ、その送信機26が図1に概略的に示されている。送信機26はプログラム制御と結合しており、燃焼窯10が燃焼工程を終了して燃焼室天蓋12が開放される少し前に付勢される。実際の燃焼工程の終了までの時間間隔は必要に応じて広範囲に調節し得ることは勿論である。例えば、マイナス5秒の時間間隔、すなわち燃焼室天蓋12が開放される5秒前に設定することができる。圧力窯においては加工の終了が直接知らされる。

0025

本発明の追加構成において、時間間隔を選択的に設定することができ、従って使用者はどれくらいの警告余裕時間を設定するか、あるいは警告余裕時間自体を必要とするかどうかを自身で選択することができる。

0026

送信機は符号化された信号を発信する。このため、キャリア信号振幅変調周波数変調、または例えばパルス幅変調することができ、この際例えば複数の窯を同時に稼動させることを可能にするために設定された符号を必要に応じて変更可能に形成することができる。

0027

図2には、個人呼出装置24の受信機30が示されている。受信機30は、例えば長さ2cm、幅1cm、厚さ5mmの極めて小型のユニットとすることができる。これは送信機26の符号化装置に対応する復号装置を備えており、従って送信機が受信機30を特定する信号を発信した際に付勢される。図示された実施例において、警報は光ダイオード32による光学効果ならびにブザー34による音響効果の両方によって実施される。さらに、小さなボタン36が設けられており、これはブザーおよび光ダイオードによる警報を停止するためのキーに作用する。受信機30はバッテリーで駆動され、その小さな寸法にもかかわらず発信された情報を所定の距離をおいても受信することができる小型のアンテナを備えている。

0028

歯科技工士が受信機の警報を検知すると、技工士は信号を停止させて呼出を行っている窯へと向かい、マッフル16を取り出すとともに必要に応じて次のマッフルを挿入する。その後、技工士は中断した作業を続けることができる。このことは、技工士が既に窯の部屋内にいた場合においても同様である。

0029

変更された受信機の構成形態においては、振動装置が内蔵されており、これは受信機を例えばシャツポケット内に携帯している際に警報として作用する。

0030

別の変更された構成形態において、ボタン36を複数回操作することによって警告方式を、音響、光、音響+光、のように周回的に切り換えることができる。

0031

図3には、本発明に係る個人呼出装置の基本回路図が示されている。プログラム制御機構40は、送信アンテナに接続された送信機26を制御する。警告と燃焼終了との間に予備時間を設定する必要がある場合、送信機の制御信号を直接プログラムの終了によって得るのではなく、プログラム制御機構自体によって適宜なプログラムロジックならびに時間計測を使用して形成することが好適である。

0032

受信機30は、受信アンテナ44に接続された受信回路42を備えている。その出力は、光ダイオード32とブザー34の両方に接続されている。ブザー34に代えて小型のスピーカを使用し得ることは勿論である。受信回路42はさらに復号装置を備えている。さらに、受信回路はボタン36によって操作することができるキー46に接続されている。ボタン36を付勢すると警告は一定時間、例えば10秒間中断され、歯科技工士はこの間に窯上で必要な処理を行うための充分な時間を有する。送信信号は、本発明に従って、歯科技工士が窯上で行う任意の操作によって停止される。例えば、燃焼工程を継続する必要がないため技工士が窯を停止すると、送信装置の信号も停止される。このことは、次のマッフルに対して燃焼サイクルを開始する場合にも該当する。両方のケースにおいて、本発明によれば、該当する工程に対する通常の操作時間が経過した場合に初めて受信機が再度付勢されすなわち“応答可能”になることが好適であり、これによって誤報を防止することができる。

0033

本発明の範囲を逸脱することなくその他の設計変更をなし得ることは勿論である。例えば、本発明に係る解決方式は、燃焼および圧力窯以外の、効率的な加工が必要とされるとともに歯科補綴材が当該装置内に長時間滞留するとともに自動的に加工される、他の歯科装置にも容易に適用することができる。

0034

本発明の特に好適な別の構成形態によれば、加工の終了を既存の接続源を使用して警告することができる。例えば、既存のPCのネットワーク情報伝達システムをこれに適用することができる。別の可能性としては、歯科装置が相互にデータを交換することができる特別な回線を用いて警告を発信することができる。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明に係る歯科装置の例として、本発明に係る個人呼出装置が取り付けられた窯を示した概略構成図である。
図2個人呼出装置の受信機を示す概略構成図である。
図3個人呼出装置を備える窯の基本回路図である。

--

0036

10窯
12燃焼室天蓋
14基台部
16マッフル
18,20 作業面
22操作盤
24個人呼出装置
26送信機
30受信機
32光ダイオード
34ブザー
36 ボタン
40プログラム制御機構
42受信回路
44受信アンテナ
46 キー

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