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技術 承認システム、承認方法、コンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体

出願人 株式会社東芝
発明者 川崎浩一
出願日 2000年4月7日 (20年8ヶ月経過) 出願番号 2000-106586
公開日 2001年10月19日 (19年2ヶ月経過) 公開番号 2001-290925
状態 未査定
技術分野 記憶装置の機密保護 特定用途計算機 伝票、表計算処理
主要キーワード 承認条件 操作クライアント 完了条件 運用側 LAN接続装置 イメージ入力装置 権限データベース 読み込み装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年10月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

グループウェアによる企業情報システム等に用いられる承認システムにおいて、見積書等の承認対象承認済みの判定を行うための承認完了条件の設定や変更をシステム運用サイドで容易かつ柔軟に行えるようにする。

解決手段

承認完了条件のユーザによる設定入力を促すための承認条件設定画面を表示し、この画面に対してユーザより入力された承認完了条件を記憶する。この記憶された承認完了条件と承認対象を承認したユーザに関する情報から当該承認対象の承認済みの判定を行う。また、一つの承認対象に対して複数の承認完了条件を設定したり、承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限ベルの組み合わせや、権限レベル毎のユーザ数、さらには権限レベルの組み合わせ方の設定を可能とすることで、システム運用サイドで発生する細かい要求に応じて承認完了条件を柔軟に設定することができる。

概要

背景

近年、企業情報システムにおける情報の共有化、情報伝達高速化を目的とする統合グループウェア利用度が高まりつつある。このようなグループウェアには、たとえば見積書タイムカード等の承認処理を行う承認システムが統合されている。

この承認システムは複数のクライアントサーバとで構成される。あるクライアントで作成された承認対象ファイルはサーバへアップロードされる。サーバにアップロードされた承認対象のファイルは別のクライアントのユーザによって確認を通して承認され、承認データとして当該ユーザのID等がサーバに通知される。サーバは、承認データであるユーザID等により特定される登録ユーザに与えられている承認の権限レベルと、あらかじめ定義された、承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件に基づいて当該承認対象が承認済みであるかどうかを判定する。

概要

グループウェアによる企業情報システム等に用いられる承認システムにおいて、見積書等の承認対象の承認済みの判定を行うための承認完了条件の設定や変更をシステム運用サイドで容易かつ柔軟に行えるようにする。

承認完了条件のユーザによる設定入力を促すための承認条件設定画面を表示し、この画面に対してユーザより入力された承認完了条件を記憶する。この記憶された承認完了条件と承認対象を承認したユーザに関する情報から当該承認対象の承認済みの判定を行う。また、一つの承認対象に対して複数の承認完了条件を設定したり、承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限ベルの組み合わせや、権限レベル毎のユーザ数、さらには権限レベルの組み合わせ方の設定を可能とすることで、システム運用サイドで発生する細かい要求に応じて承認完了条件を柔軟に設定することができる。

目的

本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、システムの運用サイドにおいて、容易に承認完了条件を変更することを可能とした承認システム、承認方法コンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体を提供することにある。

また、本発明の別の目的は、承認完了条件の柔軟な設定を可能とした承認システム、承認方法、コンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
7件

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請求項1

承認対象を記憶する承認対象記憶手段と、前記承認対象記憶手段に記憶された承認対象を承認したユーザに関する情報をユーザ承認情報として記憶するユーザ承認情報記憶手段と、前記承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件設定入力を促すための画面を表示する設定画面表示手段と、前記設定画面表示手段により表示された画面に対して入力された前記承認完了条件を記憶する承認完了条件記憶手段と、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶された前記ユーザ承認情報と前記承認完了条件記憶手段に記憶された承認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する判定手段とを具備することを特徴とする承認システム

請求項2

一つの承認対象に対して複数の承認完了条件の設定が可能とされ、前記判定手段は、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶されたユーザ承認情報が前記複数の承認完了条件のいずれかを満足するとき、前記承認対象記憶手段に記憶された承認対象が承認済みであることを判定することを特徴とする請求項1記載の承認システム。

請求項3

前記承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限ベルの組み合わせの設定が可能とされ、前記判定手段は、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶された前記ユーザ承認情報と、前記承認条件記憶手段に記憶された、前記ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせを含む承認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定することを特徴とする請求項1または2記載の承認システム。

請求項4

前記承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせと権限レベル毎のユーザ数の設定が可能とされ、前記判定手段は、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶されたユーザ承認情報と、前記承認条件記憶手段に記憶された、前記ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせと権限レベル毎のユーザ数を含む承認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定することを特徴とする請求項1または2記載の承認システム。

請求項5

前記承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ、権限レベル毎のユーザ数、並びに前記権限レベルの組み合わせ方の設定が可能とされ、前記判定手段は、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶されたユーザ承認情報と、前記承認条件記憶手段に記憶された、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ、権限レベル毎のユーザ数、並びに前記権限レベルの組み合わせ方を含む承認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定することを特徴とする請求項1または2記載の承認システム。

請求項6

承認対象を承認したユーザに関する情報をユーザ承認情報として入力し、記憶する段階と、前記承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件の設定入力を促すための画面を表示し、この画面に対して入力された承認完了条件を記憶する段階と、記憶された前記ユーザ承認情報と記憶された前記承認完了条件とに基づいて前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する段階とを有することを特徴とする承認方法

請求項7

一つの承認対象に対して複数の承認完了条件の設定が可能とされ、記憶された前記ユーザ承認情報が、設定された前記複数の承認完了条件のいずれかを満足するとき、前記承認対象が承認済みであることを判定することを特徴とする請求項6記載の承認方法。

請求項8

前記承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせの設定が可能とされ、記憶された前記ユーザ承認情報と、設定された前記ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせを含む承認完了条件に基づいて、記承認対象が承認済みであるかどうかを判定することを特徴とする請求項6または7記載の承認方法。

請求項9

前記承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせと権限レベル毎のユーザ数の設定が可能とされ、記憶された前記ユーザ承認情報と、設定された前記ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせと権限レベル毎のユーザ数を含む承認完了条件に基づいて、前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定することを特徴とする請求項6または7記載の承認方法。

請求項10

前記承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ、権限レベル毎のユーザ数、並びに前記権限レベルの組み合わせ方の設定が可能とされ、記憶された前記ユーザ承認情報と、設定された前記ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ、権限レベル毎のユーザ数、並びに前記権限レベルの組み合わせ方を含む承認完了条件に基づいて、記憶された前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定することを特徴とする請求項6または7記載の承認方法。

請求項11

コンピュータを動作させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体において、前記コンピュータを、承認対象を記憶する承認対象記憶手段と、前記承認対象記憶手段に記憶された承認対象を承認したユーザに関する情報をユーザ承認情報として記憶するユーザ承認情報記憶手段と、前記承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件の設定入力を促すための画面を表示する設定画面表示手段と、前記設定画面表示手段により表示された画面に対して入力された前記承認完了条件を記憶する承認完了条件記憶手段と、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶された前記ユーザ承認情報と前記承認完了条件記憶手段に記憶された承認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する判定手段として機能させるためのプログラムが記憶されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は、グループウェアによる企業情報システム等に用いられる承認システム承認方法、およびコンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体に関するものである。

背景技術

0002

近年、企業情報システムにおける情報の共有化、情報伝達高速化を目的とする統合型グループウェアの利用度が高まりつつある。このようなグループウェアには、たとえば見積書タイムカード等の承認処理を行う承認システムが統合されている。

0003

この承認システムは複数のクライアントサーバとで構成される。あるクライアントで作成された承認対象ファイルはサーバへアップロードされる。サーバにアップロードされた承認対象のファイルは別のクライアントのユーザによって確認を通して承認され、承認データとして当該ユーザのID等がサーバに通知される。サーバは、承認データであるユーザID等により特定される登録ユーザに与えられている承認の権限レベルと、あらかじめ定義された、承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件に基づいて当該承認対象が承認済みであるかどうかを判定する。

発明が解決しようとする課題

0004

従来より、各ユーザのもつ承認の権限レベルや承認完了条件をコンパイルしたプログラムによって実現される承認システムが多く見受けられるが、このような承認システムでは、ユーザ毎の承認の権限レベルや承認完了条件をシステム運用サイドで自由に設定したり変更したりすることが基本的に不可である。

0005

また、会社組織等においては組織変更が度々あり、その都度プログラムの修正によって対応することはコスト増に繋がるし、また、ユーザ毎の承認の権限レベルや承認完了条件を一時的に変更したいような場合の早急な対応が困難であった。

0006

さらに、従来の承認システムでは、承認完了条件の決め方に制限があり、多くのものは、たとえば、課長以上、部長以上といった単純な形式で承認完了条件を定義できるものに過ぎず、システム運用側の細かい要求に応じた、より複雑な形式の承認完了条件は設定できなった。

0007

本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、システムの運用サイドにおいて、容易に承認完了条件を変更することを可能とした承認システム、承認方法、コンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体を提供することにある。

0008

また、本発明の別の目的は、承認完了条件の柔軟な設定を可能とした承認システム、承認方法、コンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、本発明の承認システムは、承認対象を記憶する承認対象記憶手段と、前記承認対象記憶手段に記憶された承認対象を承認したユーザに関する情報をユーザ承認情報として記憶するユーザ承認情報記憶手段と、前記承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件の設定入力を促すための画面を表示する設定画面表示手段と、前記設定画面表示手段により表示された画面に対して入力された前記承認完了条件を記憶する承認完了条件記憶手段と、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶された前記ユーザ承認情報と前記承認完了条件記憶手段に記憶された承認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する判定手段とを具備してなるものである。

0010

すなわち、本発明は、承認完了条件の設定入力を促すための画面を表示し、この画面に対して承認完了条件を入力して設定することができるので、システムの運用サイドにおいて、随時、承認完了条件を設定、変更することができる。また、これにより承認完了条件の一時的な変更にも容易に対処できるようになる。

0011

また、本発明は、一つの承認対象に対して複数の承認完了条件を設定したり、承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限ベルの組み合わせや、権限レベル毎のユーザ数、さらには権限レベルの組み合わせ方の設定を可能としたことで、システム運用サイドで発生する細かい要求に応じて承認完了条件を柔軟に設定することができる。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。

0013

図1は本発明の実施の形態に係る承認システムの構成図である。

0014

同図に示すように、この承認システムは、データベースサーバ10と、複数の操作クライアント20と、これらを接続するLAN30とからなるコンピュータネットワークにより構成される。

0015

データベースサーバ10および操作クライアント20は、演算処理装置、読み書き可能な外部記憶装置マンマシンインターフェースである入力装置および出力装置LAN接続装置記憶媒体読み込み装置などのハードウェアと、これらを組織的に動作させるためのOS(オペレーティングシステム)、アプリケーションプログラム等のソフトウェアにより構成されるコンピュータシステムである。演算処理装置は、少なくともCPU、このCPUの作業領域である高速メモリ、プログラムやデータが固定的に格納されたROM、および各種周辺機器とのインターフェース部を有する。読み書き可能な外部記憶装置としては、例えばフロッピー登録商標ディスクドライブハードディスクドライブ等が備えられている。入力装置は、たとえばマウスキーボード音声入力装置イメージ入力装置等である。出力装置は、たとえばCRT、LCD等の表示装置スピーカ等の音声出力装置印刷装置等である。記憶媒体読み込み装置は、例えば、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラム等の情報を読み出す装置である。

0016

なお、本実施形態のデータベースサーバ10、操作クライアント20は前記の構成のコンピュータシステムに限定されるものではなく、以下説明する承認システムの機能を実現するものではあればよい。

0017

図2に、データベースサーバ10および操作クライアント20のシステム構成を示す。同図に示すように、データベースサーバ10は、操作クライアント20で作成された見積書、タイムカード(以降、これらを「承認対象」と称する)のファイルが蓄積される承認対象データベース11と、操作クライアント20のユーザである社員一人一人のユーザID、パスワード、権限レベルの値の組み合わせが登録される社員データベース12と、承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件等が登録される権限データベース13と、これらのデータベース11,12,13の作成、更新、削除等の管理を行うデータベース管理部14と、承認対象データベース11に登録された承認対象について社員データベース12および権限データベース13の情報に基づいて承認処理を行う承認処理部15と、操作クライアント20との間で承認対象ファイルの転送を行うファイル転送処理部16とを備えて構成される。

0018

一方、操作クライアント20は、見積書、タイムカード等の承認対象のファイルの作成、承認のための確認等の処理を行う承認対象ファイル処理部21と、LAN30を通じてデータベースサーバ10との間で承認対象ファイルの転送を行うファイル転送処理部22とを備えて構成されている。操作クライアント20で作成された承認対象のファイルはLAN30を通じてデータベースサーバ10にアップロードされる。また、操作クライアント20はデータベースサーバ10から目的の承認対象ファイルをダウンロードしてその内容を確認し、承認する場合は自身のユーザIDおよびパスワードを承認データとしてデータベースサーバ10へ通知する。

0019

次に、この承認システムの動作を説明する。

0020

前処理として、データベースサーバ10では、データベース管理部14によって、社員データベース12と権限データベース13の作成が行われる。これら社員データベース12と権限データベース13の作成は、その権限が与えられた特定の管理者によってのみ許されるようユーザIDとパスワードによるユーザ認証を経て行われる。

0021

図3に社員データベース12の例を示す。社員データベース12には、当該承認システムに参加可能なユーザの氏名、ユーザID、パスワード、権限レベルの値の組み合わせが登録される。権限レベルの値はたとえば1−20の範囲で割り当てられる。権限の強さは20が最大で1を最小とする。

0022

図4に、権限データベース13の例を示す。権限データベース13には、見積書、タイムカード等の承認対象別に、これを承認済みと判定するための必要条件である承認完了条件が登録される。承認完了条件は、たとえば部長/課長/係長で区分される権限レベルによって定義される。この部長/課長/係長で区分される権限レベルと、前述した社員データベース12に登録される1−20の範囲の権限レベルの値との関係については後述する。

0023

ここで、部長/課長/係長の各権限レベルはAND論理、OR論理により複数組み合わせて利用することができる。また、部長/課長/係長の各権限レベルには人数による条件を付加することも可能である。さらに、一つの承認対象に対して複数の種類の承認完了条件を定義することもできる。たとえば図4の例において、見積書を承認済みとしてみなすには、それぞれ一名ずつの部長、課長、係長による承認を要するか、あるいは、二名の課長と一名の係長の承認を要する、という二種類の承認完了条件が定義されている。なお、これら複数の種類の承認完了条件はOR論理で適用される。また、タイムカードの承認完了の条件としては、係長か課長のいずれかの承認を要するといった条件が定義されている。

0024

本実施形態の承認システムでは、上記の権限データベース13を作成するために、次のような承認条件設定画面が用いられる。

0025

図5に、この承認条件設定画面の例を示す。40はメインウィンドウである。このメインウィンドウ40内には、承認対象名の表示欄41、部長権限の設定欄42、課長権限の設定欄43、係長権限の設定欄44が設けられている。部長権限、課長権限、係長権限の各設定欄41−43には、それぞれ、これが必須条件である場合にチェックされるチェックボックス50と、人数の値を入力する人数値入力エリア52が設けられている。また、メインウィンドウ40の右側には、部長、課長、係長それぞれに対する権限レベルの値の範囲を設定するための権限値入力ボックス54が設けられている。この権限値入力ボックス54で入力された部長、課長、係長それぞれの権限レベルの値の範囲は、たとえば権限データベース13等の記憶部に権限レベル変換テーブルとして登録される。この例では、部長に11−20、課長に5−10、係長に1−4の権限レベルの値の範囲が与えられている。権限の強さは20が最大で1が最小である。

0026

このような承認条件設定画面において、権限データベース13の操作権限を有する特定管理者によって、上記必須条件チェックボックス50や人数値入力エリア52への入力が行われることによって、図4に示したような内容を有する権限データベース13が作成される。なお、承認条件設定画面の必須条件チェックボックス50にチェックが入った項目はAND論理で適用される条件、必須条件チェックボックス50にチェックが入っていないが人数値入力エリア52に値がセットされている項目はOR論理で適用される条件である。

0027

また、権限データベース13の操作権限を有する管理者によって、部長、課長、係長の権限レベルの値の範囲が権限値入力ボックス54に入力されることによって前述した権限レベル変換テーブルが作成される。

0028

続いて、この承認システムによる、承認対象データベース11への承認対象ファイルの登録から承認済み判定までの動作を説明する。

0029

図6に、承認対象データベース11への承認対象ファイルの登録の流れを示す。操作クライアント20では、見積書、タイムカード等の承認対象の作成が行われる。操作クライアント20のユーザは、承認対象ファイルの転送前にファイルのアップロード要求を自身のユーザIDおよびパスワードとともに入力してデータベースサーバ10に通知する。データベースサーバ10では、データベース管理部14によって、操作クライアント20から通知されたユーザIDとパスワードについて、図3に示す社員データベース12を参照してユーザ認証を行い(ステップ61,62)、正規の登録ユーザならば、操作クライアント20より転送された承認対象ファイルをユーザIDおよびパスワードとともに承認対象データベース11に登録する(ステップ63)。正規の登録ユーザでない場合、アップロード要求はキャンセルされる。

0030

図7に、承認対象データベース11に登録された承認対象ファイルに対する操作クライアント20のユーザによる承認の流れを示す。承認対象データベース11に登録された承認対象ファイルを承認のための確認しようとしているユーザは、まず操作クライアント20から承認対象ファイルのダウンロード要求を自身のユーザIDおよびパスワードとともに入力してデータベースサーバ10に通知する。データベースサーバ10では、データベース管理部14によって、操作クライアント20から通知されてきたユーザIDとパスワードについて、図3に示す社員データベース12を参照してユーザ認証を行い(ステップ71,72)、正規の登録ユーザならば、承認対象データベース11内の該当する承認対象ファイルを要求元の操作クライアント20に転送する(ステップ73)。正規の登録ユーザでない場合、ダウンロード要求はキャンセルされる。

0031

操作クライアント20のユーザは承認対象の内容を確認した後、承認の意思を自身のユーザIDとパスワードをデータベースサーバ10に送ることによって通知する。データベースサーバ10は、当該操作クライアント20からの承認通知を受信すると(ステップ74)、該ユーザIDとパスワードを承認データとして、該当する承認対象ファイルと対応付けて承認対象データベース11に登録する(ステップ75)。

0032

当該承認対象ファイルは、別の操作クライアント20のユーザによっても同様にその内容が確認され、操作クライアント20から承認通知としてユーザIDとパスワードがデータベースサーバ10に送られることによって、承認対象データベース11に登録される。

0033

続いて、データベースサーバ10の承認処理部15による、承認対象ファイルの承認処理の動作を説明する。

0034

データベースサーバ10の承認処理部15は、あらかじめ設定された時間周期で、あるいは特定のユーザからの判定要求に応じて、あるいは、操作クライアント20のユーザからの承認通知を受け取る度に、承認対象データベース11に蓄積された承認対象が承認完了の条件を満足しているかどうかの判定を行う。以下に、この判定処理の詳細を図8フローチャートにより説明する。

0035

データベースサーバ10の承認処理部15は、まず判定したい承認対象ファイルを承認対象データベース11より検索し(ステップ81)、この承認対象ファイルについて、これに対応付けて承認対象データベース11に登録されたユーザIDとパスワードを読み込み(ステップ82)、この読み込んだユーザIDとパスワードを基に社員データベース12から、該当する個々のユーザの権限レベルの値を取得する(ステップ83)。

0036

続いて、データベースサーバ10の承認処理部15は、この読み込んだ各ユーザの権限レベルの値を、権限データベース13内の権限レベル変換テーブルを参照して部長/課長/係長からなる区分の権限レベルにそれぞれ置き換える(ステップ84)。

0037

このように、社員データベース12上の権限レベルの値を権限データベース13上の部長/課長/係長からなる区分の権限レベルに置換する機能を設けることで、たとえば、組織の違いや、組織の変更に対して、プログラムの変更の伴うことなく柔軟な対応をとることができ、汎用的な承認システムを提供することができる。

0038

次に、承認処理部15は、これにより得られた個々のユーザの権限レベルと、権限データベース13に設定された承認完了条件とから、当該承認対象ファイルが承認完了条件を満足しているかどうかを判定する(ステップ85)。

0039

たとえば、見積書を例にとる。見積書の承認完了条件は、(部長1and課長1and 係長1)or(課長1and 係長2)であり、これは、部長、課長、係長によるすべての承認が得られた場合、あるいは、二名の係長と一人の課長による承認が得られた場合に、見積書が承認済みとなることを意味する。

0040

ここでもし、見積書が社員データベース12に登録されているA氏(部長)、B氏(課長)、C氏(係長)の承認を得ているものである場合は、当該見積書が承認完了条件(部長1and 課長1and 係長1)を満足するものと判定される。B氏(課長)、C氏(係長)、D氏(係長)による承認が得られている場合も、当該見積書が承認完了条件(課長1and 係長2)を満足するものとして判定される。

0041

以上詳述したように本実施形態によれば、図5に示したような承認条件設定画面によるグラフィカルユーザインターフェースを用いて承認の条件を承認システムの運用側で自由に設定、変更することができ、承認の条件の一時的な変更にも容易に対処できるようになる。

0042

また、本実施形態では、図4に示した見積書の例のように、一つの承認対象に対して複数の承認完了条件を設定できるとともに、承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ、権限レベル毎のユーザ数、並びに前記異なる権限レベルのAND論理、OR論理等の組み合わせ方の設定を可能としたことで、運用側の細かい要求に応じて、承認の条件を柔軟に設定することができる。

0043

さらに、本実施形態によれば、社員データベース12上の権限レベルの値を権限データベース13上の部長/課長/係長からなる区分の権限レベルに置換する機能を設けることで、たとえば、組織の違いや、組織の変更に対して、プログラムの変更の伴うことなく柔軟な対応をとることができ、汎用的な承認システムを提供することができる。

0044

さらに、以上説明した承認システムの機能は、記憶媒体読み込み装置によって読み取り可能なCD−ROM等の記憶媒体に記憶されたアプリケーションプログラムとしてコンピュータに提供されることが可能である。

発明の効果

0045

以上詳述したように、本発明によれば、承認完了条件の設定入力を促すための画面を表示し、この画面に対して承認完了条件を入力して設定することができるので、システム運用サイドにおいて、随時、承認完了条件を変更することができ、また、これにより承認完了条件の一時的な変更に容易に対処できるようになる。

0046

また、本発明では、一つの承認対象に対して複数の承認完了条件を設定したり、承認完了条件として、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせや、権限レベル毎のユーザ数、さらには権限レベルの組み合わせ方の設定を可能としたことで、システム運用サイドで発生する細かい要求に応じて承認完了条件を柔軟に設定することができる。

図面の簡単な説明

0047

図1本発明の実施の形態に係る承認システムの構成図。
図2図1のデータベースサーバおよび操作クライアントのシステム構成図。
図3図2の社員データベースの例。
図4図2の権限データベースの例。
図5承認条件設定画面の例。
図6承認対象データベースへの承認対象ファイルの登録の流れを示す図。
図7承認対象データベースに登録された承認対象ファイルに対する操作クライアントのユーザによる承認の流れを示す図。
図8データベースサーバの承認処理部による、承認対象ファイルの承認済み判定の流れを示す図。

--

0048

10…データベースサーバ
11…承認対象データベース
12…社員データベース
13…権限データベース
14…データベース管理部
15…承認処理部
16…ファイル転送処理部
20…操作クライアント
21…承認対象ファイル処理部
22…ファイル転送処理部
30…LAN

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