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技術 緩衝機能付き仕切区画を備えた包装函

出願人 相互印刷株式会社
発明者 岩村清勝山田文雄
出願日 2000年3月3日 (20年0ヶ月経過) 出願番号 2000-058504
公開日 2001年9月11日 (18年6ヶ月経過) 公開番号 2001-247123
状態 特許登録済
技術分野 紙器 緩衝包装
主要キーワード 仕切区画 ワンタッチロック 半製品状態 内幅寸法 斜視状態 格納物 外蓋板 小物容器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年9月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

立体的緩衝機能を有し開封時の飛び出しを防止する仕切区画を備えた包装函を提供する。

解決手段

包装函29の内部に前右後左及び内前の五部材からなる中仕切板14,15,16,17,18で区画26を、その区画と内蓋板12,13及び後中仕切板16に連接した舌状突片19,20とで収納部27を形成して格納物を保持し、内蓋板を閉じる際に舌状突片を彎曲せしめ、舌状突片の彎曲部分で格納物の上下方向を規制しながら後方向を浮かせ、中抜きした中仕切板で左右及び前方向を支える立体的緩衝機能を備えしめ、蓋板の開封により保持機能解除する構造として、ジッパー開封時の格納物の飛び出しを防止した。

概要

背景

包装函の種類は無数であるが自動包装ラインに供給する函となると限定され、材質紙製で、展開形状ワンピース、構造を緩衝機能付きとし、サイズも大よりも寧ろ小が多くなる。紙製の函は大小を問わず回収後に再使用することは稀で殆どが使い捨てされる。低緩衝能力の函は格納物が損傷し難いか多少の損傷を厭わない物品に、高緩衝能力の函はガラス等の割れ易い物品に夫々使用する。

同一形状で多量の格納物を包装する時、製函組立及び充填の各作業の効率化の為に、包装函に自動包装適正が強く要求される。特に、アンプルバイアル瓶等の小物容器を使用した壊れ易い医薬品の場合は、移動時の衝撃から保護する目的の緩衝機能を重視するので函の構造が複雑化し、製函前の展開形状に様々な工夫が凝らされている。

大きな函の緩衝機能は段ボールの様な材料の選択で或る程度は叶えられるが、格納物が小さい時には使用材料が略板紙に特定され、その材料自体に緩衝機能を期待することが難しい為に、内部に仕切を設けたり必要部分を二重とする等の特殊構造を付加して対応するか、スポンジ発泡シートの様な緩衝材を併用して対応する。

通常、展開材料は折曲げ接着の複数工程を経て函となるが、工程を簡素化する為に蓋板回りを除いた部分を、予め仕上げ折畳んだ底ワンタッチロック形式半製品状態の函が使用されることが多い。この状態の函は製函範囲を区分できるので、防塵対策を必要とする自動包装ライン等では、製函工程の大部分を省き最終組立と充填の工程に止めることができる。また、開封簡易化の為にジッパー構造を採り入れた函も屡々使用される。

概要

立体的緩衝機能を有し開封時の飛び出しを防止する仕切区画を備えた包装函を提供する。

包装函29の内部に前右後左及び内前の五部材からなる中仕切板14,15,16,17,18で区画26を、その区画と内蓋板12,13及び後中仕切板16に連接した舌状突片19,20とで収納部27を形成して格納物を保持し、内蓋板を閉じる際に舌状突片を彎曲せしめ、舌状突片の彎曲部分で格納物の上下方向を規制しながら後方向を浮かせ、中抜きした中仕切板で左右及び前方向を支える立体的緩衝機能を備えしめ、蓋板の開封により保持機能解除する構造として、ジッパー開封時の格納物の飛び出しを防止した。

目的

包装函に望まれる緩衝機能は静荷重多段積)と動荷重(衝撃)の双方に対応することである。前者は材質や厚みを換え対処できるが、後者は構造と異質材料とを組み合わせで対処してきたが、環境改善の進行に伴い後処理から生ずる公害規制が厳しくなるに従い、樹脂製スポンジ等の異質材料の使用が敬遠され、緩衝機能の多方向への対応が難しくなってきた。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

折線を介して右横方向に左側板(1)と前板(2)と右側板(3)と後板(4)及び接続板(5)を連接し、上下方向に折線を介して左右側板袖板(6,7,8,9)を、前板に外蓋板(10,11)を、後板に内蓋板(12,13)を夫々連接した構成に於いて、接続板の右方向へ順に折線を介して前中仕切板(14)と右中仕切板(15)と後中仕切板(16)と左中仕切板(17)及び内前中仕切板(18)を追加して連接し、後中仕切板の上下方向に折線を介して舌状突片(19,20)を連接し、後中仕切板の左辺折線から右方向に連接する各中仕切板を前中仕切板と右中仕切板の上に重ねる様に内折して内前中仕切板と前中仕切板を接着し、前中仕切板の左辺折線から右方向に連接する各板を接続板と後板の上に重ねる様に内折して後中仕切板と後板を接着し、後板の左辺折線から後板と右方向に連接する各板を前板と右側板の上に重ねる様に内折し、前板に重ねた接続板の上に左側板を重ねて接着し、引き起こして折畳状態解除方形断面にすると、左右側板と前後板と接続板とで形成した外枠(25)内部に前右後左及び内前の五部材からなる中仕切板が区画(26)を形成し、袖板を閉じ後中仕切板の上下方向に連接した舌状突片の先端を内蓋板で押して全体を彎曲させながら閉じ、外枠表面から離れて格納物浮上状態に保持する構造の収納部(27)を形成し、内蓋板上に外蓋板を重ね接着する構成を特徴とする緩衝機能付き仕切区画を備えた包装函

請求項2

収納部(27)を形成する各中仕切板に於いて、前中仕切板(14)と右中仕切板(15)には双方に跨がる楕円形長方形を組み合わせた提灯型の中抜き(21)を付け、その長方形の上下端半円形の小突起(22,23)を設け、左中仕切板(17)と内前中仕切板(18)には双方に跨がる円形の中抜き(24)を設け、前と右及び左の各中仕切板の中抜き後に残る両端部分の弾力と半円形の小突起による弾力とで前と右及び左の三方向への緩衝機能を形成し、内蓋板(12,13)で舌状突片(19,20)を彎曲する際に生ずる弾力で上と下及び後の三方向への緩衝機能を形成し、収納部の左右方向を中仕切板で支え上下方向を舌状突片で規制し、前後方向を舌状突片で持ち上げながら半円形の小突起で支持することにより立体的な緩衝機能を構成したことを特徴とする請求項1に記載の緩衝機能付き仕切区画を備えた包装函。

請求項3

内蓋板(12.13)と舌状突片(19.20)及び中仕切板からなる区画(26)とで構成する収納部(27)の保持機能が、内蓋板を開封しない限り解除されない構造としたことを特徴とする請求項1か2に記載の緩衝機能付き仕切区画を備えた包装函。

請求項4

収納部(27)の三面を形成する前中仕切板(14)と右中仕切板(15)と左中仕切板(17)及び内前中仕切板(18)に設けた中抜き(21,24)位置を、収納部に挿入する格納物の胴部相当位置に設定し、格納物の取り出しを容易とした構成を特徴とする請求項1から3の何れかに記載の緩衝機能付き仕切区画を備えた包装函。

技術分野

ワンピース型の函とし、折曲げ方向を合わせ接着箇所を少なくしたので自動包装機適正が向上し、紙を主材料とするので公害等の心配なしにリサイクル等の後処理を進めることができる。

背景技術

0001

本発明は、立体的緩衝機能を備え開封時に格納物の飛び出しを防止した包装函に関する。

0002

包装函の種類は無数であるが自動包装ラインに供給する函となると限定され、材質紙製で、展開形状ワンピース、構造を緩衝機能付きとし、サイズも大よりも寧ろ小が多くなる。紙製の函は大小を問わず回収後に再使用することは稀で殆どが使い捨てされる。低緩衝能力の函は格納物が損傷し難いか多少の損傷を厭わない物品に、高緩衝能力の函はガラス等の割れ易い物品に夫々使用する。

0003

同一形状で多量の格納物を包装する時、製函組立及び充填の各作業の効率化の為に、包装函に自動包装適正が強く要求される。特に、アンプルバイアル瓶等の小物容器を使用した壊れ易い医薬品の場合は、移動時の衝撃から保護する目的の緩衝機能を重視するので函の構造が複雑化し、製函前の展開形状に様々な工夫が凝らされている。

0004

大きな函の緩衝機能は段ボールの様な材料の選択で或る程度は叶えられるが、格納物が小さい時には使用材料が略板紙に特定され、その材料自体に緩衝機能を期待することが難しい為に、内部に仕切を設けたり必要部分を二重とする等の特殊構造を付加して対応するか、スポンジ発泡シートの様な緩衝材を併用して対応する。

発明が解決しようとする課題

0005

通常、展開材料は折曲げと接着の複数工程を経て函となるが、工程を簡素化する為に蓋板回りを除いた部分を、予め仕上げ折畳んだ底ワンタッチロック形式半製品状態の函が使用されることが多い。この状態の函は製函範囲を区分できるので、防塵対策を必要とする自動包装ライン等では、製函工程の大部分を省き最終組立と充填の工程に止めることができる。また、開封の簡易化の為にジッパー構造を採り入れた函も屡々使用される。

0006

包装函に望まれる緩衝機能は静荷重多段積)と動荷重(衝撃)の双方に対応することである。前者は材質や厚みを換え対処できるが、後者は構造と異質材料とを組み合わせで対処してきたが、環境改善の進行に伴い後処理から生ずる公害規制が厳しくなるに従い、樹脂製スポンジ等の異質材料の使用が敬遠され、緩衝機能の多方向への対応が難しくなってきた。

0007

包装形式の変化は、アンプルやバイアル瓶等の割れ易い容器を使用した医薬品を格納する場合、最小区分の函が立体的緩衝機能を具備する必要性を生んだ。この課題は、折曲げ底と函内部の緩衝部材とが折畳または組立の際に干渉しないことが必要条件となる底ワンタッチロック形式の函構造では、多方向の緩衝機能をを充たすことはできない。

課題を解決するための手段

0008

また、開封用ジッパーを備えた包装函では、開封時に屡々格納物が飛び出すことがある。この現象は格納物の内部固定が充分でないことに起因するが、固定を強化すると緩衝機能が低下するので、格納物が非常に割れ易いアンプルやバイアル瓶を容器とし汚染極端嫌う医薬品の時、函内部で格納物を固定するには工夫を必要とする。

0009

本発明は、既述の課題を解決した立体的な緩衝機能と飛び出し防止付きの仕切区画を備えた包装函の提供を目的とする。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明は、折線を介して右横方向に左側板前板右側板後板及び接続板連接し、上下方向に折線を介して左右側板袖板を、前板に外蓋板を、後板に内蓋板を夫々連接した構成に於いて、接続板の右方向へ順に折線を介して前中仕切板と右中仕切板と後中仕切板と左中仕切板及び内前中仕切板を追加して連接し、後中仕切板の上下方向に折線を介して舌状突片を連接し、後中仕切板の左辺折線から右方向に連接する各中仕切板を前中仕切板と右中仕切板の上に重ねる様に内折して内前中仕切板と前中仕切板を接着し、前中仕切板の左辺折線から右方向に連接する各板を接続板と後板の上に重ねる様に内折して後中仕切板と後板を接着し、後板の左辺折線から後板と右方向に連接する各板を前板と右側板の上に重ねる様に内折し、前板に重ねた接続板の上に左側板を重ねて接着し、引き起こして折畳状態解除方形断面にすると、左右側板と前後板と接続板とで形成した外枠内部に前右後左及び内前の五部材からなる中仕切板が区画を形成し、袖板を閉じ後中仕切板の上下方向に連接した舌状突片の先端を内蓋板で押して全体を彎曲させながら閉じ、外枠表面から離れて格納物を浮上状態に保持する構造の収納部を形成し、内蓋板上に外蓋板を重ね接着する構成を特徴とする緩衝機能付き仕切区画を備えた包装函である。

0011

本発明は、医薬品向けアンプルやバイアル瓶に相当する容器向けの包装函で、板紙を打ち抜いたワンピースの展開材料を折曲げと接着とで組み立て、中仕切板で区画を設け、舌状突片と内蓋板の働きを加えて区画内の格納物を浮上させる収納部を設け、左右と前後及び上下の各方向に持つ緩衝機能を収納部に集約させて立体的緩衝機能を付与した。

0012

立体的緩衝機能は函内部の中仕切板と舌状突片及び蓋板で格納物を浮上状態に保持することで生まれる。この為、前板と左右側板に向いた複数の中仕切板の中央部分を肉抜きし、後板に向く中仕切板は肉抜きに代えて舌状突片を連接し、格納物の上下両端を中仕切板の両端で支え、蓋板を閉じる際に舌状突片が押されて彎曲させて位置を規制し後板から浮かす構造の収納部を備える。

0013

この収納部が持ち合わせる弾性は、複数の中仕切板で区画を形成する際に、その中仕切板自体と中仕切板の一つに連接した舌状突片の、夫々が備える弾力の組み合せから得られ、中抜き部分と舌状突片は形状とサイズを変えることにより弾力の強弱の選択ができて、様々な格納物の形状に対応可能な緩衝と保持の両機能を備える。

0014

格納物の取り出し前に保持機能が解除されない様に、函の開封はジッパーで行い蓋板では行わない。従って、開封用ジッパーを形成する切取罫線の位置を、内部の中仕切板に触れない範囲で函の側板から前板にかけて設けると開封時に中から飛び出さない。また、格納物の両端を支持する中仕切板は中央部分を中抜きしている為に、格納物の周囲に指先入り易く開封後の取り出しを容易にした。

0015

函は中仕切板による区画と外枠の間に空間を備え、この空間に説明文書等を収納できる。本発明の包装函は開封後も格納物の保持機能が持続するので、医薬品のアンプルやバイアル瓶等の飛び出しを防止した。この効果は医薬品以外に用いても得られる。また、格納物の飛び出しを問題にしない時は蓋板を開封してもよいが開封時に保持機能は解除される。

0016

本発明は、包装函内の収納部に格納物を挿入し、彎曲した舌状突片で格納物の上下方向を規制しながら浮かせ外枠から離して緩衝機能を高め、収納部の保持機能で開封時の中身の飛び出しを防止する。

0017

図1は包装函を展開した裏面を、図2,3,4は折曲げと接着の順序を、図5は折曲げと接着で折畳が一段落する工程の包装函を、図6図5の折畳状態から引き起こしたe−e線に沿う断面を、図7図6の全体斜視を実線仮想線を交えて、図8完成状態の空函を図6のf−f線に沿う断面で、図9はバイアル瓶を格納した実函の斜視を実線と仮想線を交え夫々示した。尚、蓋板方面を上下方向、側板方面を左右方向、前後板方面を前後方向として説明した。

0018

図1に示す様に、折線を介して右横方向に連接した左側板1と前板2と右側板3と後板4及び接続板5と、折線を介して板の上下方向に対し、左右側板には袖板6,7,8,9を、前板には外蓋板10,11を、後板には内蓋板12,13を夫々連接した構成までは一般的な函と同じで、本発明は接続板以降に連接する部材から生まれる構造と機能にある。

0019

格納物の緩衝と保持の各機能は、接続板の右方向へ順に折線を介して連接した前中仕切板14と右中仕切板15と後中仕切板16と左中仕切板17及び内前中仕切板18で区画26を先ず形成し、その区画と後中仕切板の上下方向に折線を介して連接した舌状突片19,20を組み合わせて収納部27を形成し、その収納部に内蓋板12,13の動きを加えた構成から生まれる。

0020

収納部27を形成する各中仕切板の形状を方形とし、前中仕切板14と右中仕切板15の双方に跨がる楕円形長方形組合せた提灯型の中抜き21を付け、その中抜きの長方形部分の上下端半円形の小突起22,23を設け、左中仕切板17と内前中仕切板18の双方に跨がる円形の中抜き24を付け、各中抜きにより必要な弾力を生み出した。

0021

函の組立を順を追い説明すると、図1展開状態から図2に示す様に後中仕切板16の左辺折線から右方向に連接する各中仕切板を右中仕切板15と前中仕切板14の上に重ねる様に内折して前中仕切板に内前中仕切板18を接着した後、図3に示す様に前中仕切板の左辺折線から右方向に連接する各板を接続板5と後板4の上に重ねる様に内折して後板と後中仕切板を接着する。

0022

図4に示す様に後板4の左辺折線から右方向に連接する各板を前板2と右側板3の上に重ねる様に内折した後、図5に示す様に左側板1を前板に重ねた接続板5の上に重ねて接着すると内外蓋板10,11,12,13と袖板6,7,8,9の部分を除く残りが偏平に折畳まれた半製品状態の函になる。この段階で、函は未使用なら保管され使用なら包装機に供給し、図6に示す様に折畳状態から起こし方形断面に戻して格納物の充填を始める。

0023

図6に示す様に左右側板1,3と前後板2,4と接続板5からなる外枠25の内部に、前右後左及び内前の五部材からなる中仕切板14,15,16,17,18で区画26を形成し、図7は区画のみ実線とした全体斜視である。図8に示す様に袖板6,7,8,9を閉じ、内蓋板12,13を閉じると舌状突片19,20は内蓋板に押されて彎曲し、その舌状突片と区画及び内蓋板で格納物を保持する収納部27を形成し、外蓋板10,11を閉じて包装函29に仕上げる。

0024

図9はバイアル瓶30を挿入した収納部27を実線とした全体斜視である。左右及び前の三方向の緩衝機能は区画26を構成する左右中仕切板の中抜き後の両端部と半円形の小突起22,23の夫々の弾力が、上下及び後の三方向の緩衝機能は彎曲した舌状突片19,20の弾力が対応し、バイアル瓶の左右方向を中仕切板が支え、上下方向を舌状突片が規制し、前後方向を舌状突片で浮かせ半円形の小突起で支え、各方向の効果の相乗で立体的緩衝機能を生み出す。

0025

この様に内蓋板12,13と区画26及び舌状突片19,20の組合せで形成した収納部27は、区画の内幅寸法包装物自動充填に支障を来さない範囲で僅かに格納物の外回りより大き目とするので、格納物を充填後に蓋板を閉じ舌状突片の彎曲部で浮かせた時、半円形の小突起22,23と舌状突片の夫々の弾力が有効に作用する。

0026

内蓋板12,13の何れかの開封で、収納部27の保持機能が解除されることを防ぎ、格納物の取り出し易さを考慮して、蓋板を固定した儘とし蓋板の開封機能をジッパー28で補った。ジッパーの位置は前中仕切板14から離れた右側板3から前板4にかけて形成するので、開封動作の影響により保持機能が解除されることはない。

0027

ジッパー28で包装函29を開封すると、開封面直下に収納部27で保持したバイアル瓶30が現れる。バイアル瓶の上下端を半円形の小突起22,23が弾力的に抑え、前右左及び内前の各中仕切板14,15,17,18に設けた中抜き23,24がバイアル瓶の胴部分に隙間をつくるので、バイアル瓶の胴回りに指先を差し込むと容易に取り出しができる。

0028

展開図に示す折線は押し罫線aと切込付罫線b及びジッパー28を形成する切取罫線cからなり、ハッチング部分dは糊代である。曲げ方向は左中仕切板17と内前中仕切板18の間の折線のみ折畳状態から引き起こす際に自動的に外折する以外は内折とした。本実施例はバイアル瓶を格納物としたが、収納部の寸法を代えることでアンプル等にも対応する。また板紙を使用するのでリサイクル等の後処理も楽である。

図面の簡単な説明

0029

本発明になる緩衝機能付き仕切区画を備えた包装函は下記の効果を備える。
外枠内部に収納部を構成する各部材が格納物を中空状態に支え、各部材の持つ弾力による立体的緩衝機能で、壊れ易い格納物の包装に威力を発揮した。
蓋板を開封しない限り収納部の保持機能が維持され、ジッパーによる開封動作にも格納物の飛び出しが解消した。
中仕切板と側板を連結したので、折畳状態から引き起こす際に外枠と区画は同時に起き上がり外枠に対し区画が変形することがない。
区画を形成する中仕切板の中抜きで格納物の取り出しがスペースができた。

--

0030

図1展開した包装函を示した。
図2図1の状態から始まる折曲げと接着の開始状態を示した。
図3図2の状態に続く折曲げと接着の状態を示した。
図4図3の状態に続く折曲げの状態を示した。
図5図4の状態から続く折曲げと接着の状態を示した。
図6図5の折畳状態の包装函を引き起こしe−e線に沿う断面で示した。
図7図6の包装函を斜視状態で示した。
図8図7の状態から折曲げと接着を経て完成した空函を、図6のf−f線に沿う断面で示した。
図9図8はバイアル瓶を保持した包装函の斜視状態を示した。

0031

1左側板
2前板
3右側板
4後板
5接続板
6,7,8,9袖板
10,11外蓋板
12,13内蓋板
14 前中仕切板
15 右中仕切板
16 後中仕切板
17 左中仕切板
18 内前中仕切板
19,20舌状突片
21,24 中抜き
22,23半円形の小突起
25外枠
26区画
27収納部
28ジッパー
29包装函
30バイアル瓶
a,b,c 押し・切込付・切取各罫線
d 糊代

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