図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2001年9月11日)のものです。
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図面 (5)

課題

剛性を高めることができるとともに、トランスミッションケース3上に塵埃等の侵入を良好に防止することができる走行車輛フェンダ構造5を提供する。

解決手段

前輪1aと後輪1bを有する走行機体1cに設置される座席シート2bを、トランスミッションケース3に直付け可能な取付部6,6aを介して取付けるとともに、左右の後輪1bを覆う車輪カバー部50とトランスミッションケース3を覆うケースカバー部51とを一体的に形成したフェンダー5とし、このケースカバー部51に取付部を設置させるだけの取付部孔8,8aを開口した走行車輛の操縦部構造

概要

背景

従来、トラクタフェンダーは、左右の後輪を覆う車輪カバー部と、この車輪カバー部と、トランスミッションケースを覆うケースカバー部とを合成樹脂によって一体成形したものが知られている。

また、このようなフェンダーを備えたトラクタにおいては、運転席座席シートをトランスミッションケース上に設置された取付枠によって運転者座着位置の前後方向の調節と、座席シートの前方への回動を行わせている。そしてこの座席シートの後部底面に前記取付枠に接当させる防振ゴムを設けており、このような取付枠をトランスミッションケース上に設置するにあたり、フェンダーのケースカバー部をトランスミッションケース上で大きく切除した構成にしている。

概要

剛性を高めることができるとともに、トランスミッションケース3上に塵埃等の侵入を良好に防止することができる走行車輛フェンダ構造5を提供する。

前輪1aと後輪1bを有する走行機体1cに設置される座席シート2bを、トランスミッションケース3に直付け可能な取付部6,6aを介して取付けるとともに、左右の後輪1bを覆う車輪カバー部50とトランスミッションケース3を覆うケースカバー部51とを一体的に形成したフェンダー5とし、このケースカバー部51に取付部を設置させるだけの取付部孔8,8aを開口した走行車輛の操縦部構造

目的

効果

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請求項1

前輪1aと後輪1bを有する走行機体1cに設置される座席シート2bを、トランスミッションケース3に直付け可能な取付部6,6aを介して取付けるとともに、左右の後輪1bを覆う車輪カバー部50とトランスミッションケース3を覆うケースカバー部51とを一体的に形成したフェンダー5とし、該ケースカバー部51に取付部を設置させるだけの取付部孔8,8aを開口してなる走行車輛操縦部構造

請求項2

座席シート2bをトランスミッションケース3に対して防振支持する防振部材7を、トランスミッションケース3側に取付ける請求項1記載の走行車輛の操縦部構造。

技術分野

0001

本発明は、トラクタ又は建設作業車走行車輛などの操縦部構造の改良に関する。

背景技術

0002

従来、トラクタのフェンダーは、左右の後輪を覆う車輪カバー部と、この車輪カバー部と、トランスミッションケースを覆うケースカバー部とを合成樹脂によって一体成形したものが知られている。

0003

また、このようなフェンダーを備えたトラクタにおいては、運転席座席シートをトランスミッションケース上に設置された取付枠によって運転者座着位置の前後方向の調節と、座席シートの前方への回動を行わせている。そしてこの座席シートの後部底面に前記取付枠に接当させる防振ゴムを設けており、このような取付枠をトランスミッションケース上に設置するにあたり、フェンダーのケースカバー部をトランスミッションケース上で大きく切除した構成にしている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、上記従来のような構成によるトラクタは、合成樹脂の薄板からなるフェンダーのケースカバー部をトランスミッションケースの上方において大きな穴に切除した構成としていることから、フェンダーは全体として剛性が弱くなり、撓みや変形を生じ易いものであるとともに、大きく開口した切除部から塵埃や雨水がトランスミッションケース側に侵入し易い等の欠点がある。また、切除部を成形するために、大型で複雑な形状を成形する金型が必要であることから、フエンダー製作コストが増大する等の問題があった。

0005

更に、座席シートは取付枠を使用していることから、この取付枠の構造が複雑になるとともに、この取付枠分だけ座着姿勢が高くなる等の問題がある。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る走行車輛の操縦部構造は、前記したような従来の問題点を解決するためになされたものであって、前輪1aと後輪1bを有する走行機体1cに設置される座席シート2bを、トランスミッションケース3に直付け可能な取付部6,6aを介して取付けるとともに、左右の後輪1bを覆う車輪カバー部とトランスミッションケースを覆うケースカバー部とを一体的に形成したフェンダー5とし、このケースカバー部51に取付部を設置させるだけの取付部孔8,8aを開口している。

0007

また、座席シート2bをトランスミッションケース3に対して防振支持する防振部材7を、トランスミッションケース3側に取付けるようにしている。

0008

下図面を参照して本発明の走行車輛の操縦部構造の形態につき説明する。

0009

1は、走行車輛の一実施形態としてのトラクタであり、前輪1aと後輪1bを左右に有する走行機体1cに、前方からボンネット10で覆ったエンジン(図示せず)を搭載するとともに、後方にハンドル2aと座席シート2b並びに各種の操作レバー2c等からなる操縦部2を設置し、機体1cの後部には図示しない耕耘装置等を装着可能な作業部を備えて構成されている。

0010

そして、前記トラクタ1は、走行機体1cの後部に走行変速駆動や作業機駆動を司るトランスミッションケース3を、座席シート2bの直下で左右の後輪1b間に設置し、この後輪1bを伝動可能に支持するとともに、操縦部2及び後輪1b並びにトランスミッションケース3の上方を以下の構成により一体的に形成したフェンダ5で走行機体1cに対して着脱可能に覆っている。

0011

このフェンダー5は、左右の後輪1bを覆う車輪カバー部50と上記トランスミッションケース3を座席シート2b間で覆う、後述する座席シート2bの取付孔8,8aを有するケースカバー51とを一体的に形成している。

0012

そしてこれらと座席シート2bの前方でトランスミッションケース3とエンジン側とを連結する機体フレーム11(図1)を下向きコ字状に覆いながらハンドル2aの基部側からボンネット10の後端部の周囲を覆う機体カバー部52を形成し、更にこの機体カバー部52の下辺から両側に向けて延設して操縦部2のステップとなるステップカバー部53とを一体的に成形している。

0013

なお、この実施形態におけるフェンダー5は、合成樹脂を金型で成形しているが、FRP成形によっても製作が可能であり、更に場合によっては鉄板加工等によって製作することも可能である。

0014

また、フェンダー5は、ボンネット10部分をも前記機体カバー部52又はステップカバー部53まで一連に成形することも可能である。更に、上記機体カバー部52及びステップカバー部53はボンネット10とケースカバー部51とから分割した構成とすることもできる。

0015

次に前記操縦部2を構成する座席シート2bの取付構造について説明する。

0016

座席シート2bは図3及び図4に示すように、その前側底部をトランスミッションケース3の前部に設けた取付部6に回動可能に枢支させ、後側底部をトランスミッションケース3の上面に設けた取付部6aに支受させるように構成している。

0017

前側の取付部6は、トランスミッションケース3の前側中央部に突出させた突起部60に取付軸61を挿脱可能に嵌挿する軸孔62を横向きに開口し、座席シート2bの底部の両側から突設した一方のブラケット63側から前記軸孔62と他方のブラケット63側に前記取付軸61を嵌挿して抜けを防止した構造を採用して、座席シート2bをトランスミッションケース3に直付け状に直接的に取付ける構成としている。

0018

なお、図示例のブラケット63は図3に示すように前後に複数の軸支孔65を開口しておくことにより、この複数の軸支孔65を択一的に選択して取付軸61に枢支することにより、座席シート2bの座着位置の前後方向の位置の調節を簡単に行う構成にしている。

0019

また、このトランスミッションケース3は、図4に示すように左右2分割状に形成した伝動ケース3aを突合わせで固定し、それぞれの接合端側に2分割状の突起部60を形成しており、ドリル等による軸孔62の孔あけ加工を簡単に行うことができ、また突起部60が二つ合わせになっていることから、軸孔62を長く形成することが可能になり、取付軸61を安定よく軸支することができる等の利点を有している。

0020

一方、図3に示すように後側の取付部6aは、トランスミッションケース3の上面の左右に突出させた部分に形成した取付穴66内にゴム材等からなる防振部材7をそれぞれ嵌入して止めリブ67で固定している。

0021

従って、座席シート2bをトランスミッションケース3の上面において前後に移動させたいずれの座着位置でも、その後部左右の底面を安定よく支受することができるようになっている。なお、図示例においては前記取付穴66の上縁を穴内周にやや突出させた止めリブ67を形成しており、この取付穴66内に防振部材7を圧入することによって簡単に固定でき、また、上方に強くこじることによって簡単に脱出させることができるので、硬度の異なる防振部材7と交換が可能である。

0022

そして、図3及び図2に示すように前記取付部6,6aをトランスミッションケース3の直上を覆うフェンダー5のケースカバー部51の前後に開口した取付部孔8,8a内に挿通して位置させるとともに、この取付部孔8,8aは取付部6,6aを設置する上で可及的に小さな孔に開口し、この部のフェンダー5に対する開口率を低減させている。

0023

以上のように構成した座席シート2bをトランスミッションケース3に直付けする取付構造を備えたフェンダー5は、左右の車輪カバー部50を取付部6用の取付部孔8と、2個の取付部6a用の取付部孔8aを各別に開口させることにより、開口面積を必要最小限に可及的に小さくしたケースカバー部51によって一体的に連設形成される。

0024

従って、フェンダー5の剛性及び強度を座席シート2b取付用の大きな切欠を有する従来の装置のように損なうことなく構成することができ、フェンダー5のねじれや変形等を防止することができるとともに、成形加工においては座席シート2bを固定する取付枠を使用した従来のもののように、大きな開口部を形成する必要がなくなり、その結果、切除孔を形成する金型が不要となり、簡潔成形金型を使用して製作コストを低減することができるものである。

0025

また、上記のように開口面積を可及的に小さくしたケースカバー部51は、車輪カバー部50から滑らかな形状を以って一体的に形成することが容易である。そしてトランスミッションケース3の上方を広い面積で良好に覆うことができるので、このトランスミッションケース3上や後輪1bとの間に塵埃や雨水の侵入を的確に防止することができ、また洗車水等の侵入も防止するので洗車作業も煩雑さを伴うことなく、簡単に行うことができる等の利点がある。

0026

そして上記の取付構造からなる座席シート2bは、トランスミッションケース3に、前側の取付部6と後側の取付部6aを形成し、この取付部6aに防振部材7を直付けしているので取付枠を必要とせず、従って低い座着姿勢をとることが可能となり、安定性のよい運転を行うことができる。

0027

そして座席シート2bの後側を支持する防振部材7の取付けも簡単であり、また、座席シート2bを前側の取付軸61を中心として前方へ回動した際に、防振部材7は取付部孔8aを塞ぐように残置することができる等の利点がある。更に防振部材7をトランスミッションケース3側に固定したから、座席シート2b側は平坦な受け面を形成するだけで良く、この座席シート2bの構造を簡略化できる効果もある。

発明の効果

0028

以上の説明から明らかなように本発明による走行車輛のフェンダ構造は、トランスミッションケース3から座席シート2bを直付けの取付部によって取付け、フェンダー5のケースカバー部51に取付部を設置するだけの取付部孔を開口させたので、フェンダー5を剛性を高めながら安価に製作することができるとともに、塵埃や水等のトランスミッションケース3側への侵入を良好に防止することができる。

図面の簡単な説明

0029

図1トラクタの側面図である。
図2図1のトラクタの平面図である。
図3座席シート及びフェンダーの要部構造を示す側断面図である。
図4座席シートの前側の取付部の構造を示す正断面図である。

--

0030

1トラクタ(走行車輛) 2運転席
2b座席シート3トランスミッションケース
5フェンダー6,6a取付部
7防振部材 8,8a 取付部孔
50車輪カバー部 51ケースカバー部
52機体カバー部

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