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技術 油圧緩衝器

出願人 株式会社日立製作所
発明者 村田広志橋本純二高木雄右松野亮
出願日 2000年2月29日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-054940
公開日 2001年9月7日 (19年2ヶ月経過) 公開番号 2001-241483
状態 拒絶査定
技術分野 建築環境 異常な外部の影響に耐えるための建築物 防振装置 流体減衰装置
主要キーワード 取付け環 ボトムバルブ 取付けプレート ピストン径 ディスクバルブ ロッドガイド 減衰性能 油漏れ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年9月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

油圧緩衝器減衰性能を落とすことなく、幅の狭い空間に設けることが可能な油圧緩衝器を提供することを目的とする。

解決手段

油圧緩衝器1の外筒2の中間部には、幅Wが外筒2の外径R以下となる突起部9が上方に向けて突出して形成されている。この突起部9内部には、ポリエステル製で内部にガス封入された袋体10が設けられリザーバ8を構成する。この構成により、外筒の径を小さくせざるをえず、内筒4の径と外筒2の径が近づいた場合であっても、リザーバ容量を充分に確保でき減衰性能を確保できるる。

概要

背景

従来、建築物壁面内油圧緩衝器を設け、建物振動減衰させるようにする技術が、特開昭49−111415号に示されている。

また、このような技術を一般木造住宅制振装置として用いた場合を図5に示す。

基礎20には、柱21,22が立てられ、柱の上端には梁23が設けられている。基礎20には基礎20の水平方向の移動を伝える下部パネル24が、梁23には梁23の水平方向の移動を伝える上部パネル25が固定されている。

この下部パネル24と上部パネル25との間には、油圧緩衝器28が取付けプレート26、27により取付けられている。

そして、地震が発生した場合には、基礎20と梁23とが水平方向の相対移動し、下部パネル24と上部パネル25も略同量に水平方向に相対移動する。このとき、下部パネル24には、外筒29側が、上部パネル25にはピストンロッド30側が取付けられているので、ピストンロッド30が伸縮動し、図示しない油圧緩衝器内の減衰力発生機構により、減衰力を発生する。この減衰力により制振し、建物が共振することを抑え、建物の崩壊を阻止する。

概要

油圧緩衝器の減衰性能を落とすことなく、幅の狭い空間に設けることが可能な油圧緩衝器を提供することを目的とする。

油圧緩衝器1の外筒2の中間部には、幅Wが外筒2の外径R以下となる突起部9が上方に向けて突出して形成されている。この突起部9内部には、ポリエステル製で内部にガス封入された袋体10が設けられリザーバ8を構成する。この構成により、外筒の径を小さくせざるをえず、内筒4の径と外筒2の径が近づいた場合であっても、リザーバ容量を充分に確保でき減衰性能を確保できるる。

目的

本発明は、減衰性能を落とすことなく、幅の狭い空間に設けることが可能な油圧緩衝器を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

外筒内筒との間にリザーバが設けられ、ピストンロッドに固着されたピストンが前記内筒内に摺動可能に設けられた複筒式の油圧緩衝器において、前記外筒の側部に、径方向の幅が該外筒の外径以下となる突起部を塑性変形させて形成し、該突起部内に内部にガスを有する袋体を設けたことを特徴とする油圧緩衝器。

技術分野

0001

本発明は、複筒式の油圧緩衝器に関する。

背景技術

0002

従来、建築物壁面内に油圧緩衝器を設け、建物振動減衰させるようにする技術が、特開昭49−111415号に示されている。

0003

また、このような技術を一般木造住宅制振装置として用いた場合を図5に示す。

0004

基礎20には、柱21,22が立てられ、柱の上端には梁23が設けられている。基礎20には基礎20の水平方向の移動を伝える下部パネル24が、梁23には梁23の水平方向の移動を伝える上部パネル25が固定されている。

0005

この下部パネル24と上部パネル25との間には、油圧緩衝器28が取付けプレート26、27により取付けられている。

0006

そして、地震が発生した場合には、基礎20と梁23とが水平方向の相対移動し、下部パネル24と上部パネル25も略同量に水平方向に相対移動する。このとき、下部パネル24には、外筒29側が、上部パネル25にはピストンロッド30側が取付けられているので、ピストンロッド30が伸縮動し、図示しない油圧緩衝器内の減衰力発生機構により、減衰力を発生する。この減衰力により制振し、建物が共振することを抑え、建物の崩壊を阻止する。

発明が解決しようとする課題

0007

このような、制振装置に用いられる油圧緩衝器にあっては、微小ストロークに対し、安定した減衰力を発生するために、油圧緩衝器内のピストンの直径を可能な限り大きくし、ピストンが移動した際に生じる油液流動する量を多くする必要がある。

0008

しかし、ピストン径を大きくすると、油圧緩衝器の直径が大きくなり狭い壁面内に設けることができないという問題点があった。

0009

本発明は、減衰性能を落とすことなく、幅の狭い空間に設けることが可能な油圧緩衝器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するため、本発明は、以下のような特徴を有する。

0011

本発明は、外筒と内筒との間にリザーバが設けられ、ピストンロッドに固着されたピストンが前記内筒内に摺動可能に設けられた複筒式の油圧緩衝器において、 前記外筒の側部に、径方向の幅が該外筒の外径以下となる突起部を塑性変形させて形成し、該突起部内に内部にガスを有する袋体を設けたことを特徴とする。

0012

したがって、本発明によれば、ピストン径を可能な限り大きくし、かつ、油圧緩衝器の径方向の幅は、最小限とすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

本発明を用いた一実施の形態としての油圧緩衝器1を図1に側面図、図2ボトムから見た図、図3に軸方向の断面図、図4にA−A端面図を示し説明する。

0014

この油圧緩衝器1は、通常、軸方向が水平になるように設置される。円筒状の外筒2の一端からは、ロッドガイド11やシール12を貫通しピストンロッド3が伸縮可能にと突出している。

0015

このピストンロッド3の一端には、内筒4に摺動するピストン5が設けられ、このピストン5には、ディスクバルブオリフィスとからなり、ピストンロッド3の伸縮動時に減衰力を発生する減衰力発生機構6が設けられている。

0016

外筒2の他端側には、ディスクバルブやオリフィスからなるボトムバルブ7が設けられ、このボトムバルブ7を介して、外筒2と内筒4との間に形成されたリザーバ8と内筒4内とを連通させている。そして、ピストンロッド3の伸張時には、リザーバ8から内筒4内に、ほとんど減衰力を発生せずに油液を流入させ、ピストンロッド3の短縮時には、内筒4内からリザーバ8へ減衰力を発生させて油液を流出させる。

0017

前記外筒2の中間部には、幅Wが外筒2の外径R以下となる突起部9が上方に向けて突出して形成されている。

0018

この突起部9内部には、ポリエステル製で内部にガスが封入された円筒状の袋体10が設けられている。

0019

ここで、突起部9の上部9Aは、内部が袋体10の外径と略同径となるような円形となっており、袋体10は、突起部9の上部9Aと嵌合している。

0020

この袋体10により、ピストンロッド3の侵退の補償温度補償油漏れの補償を行うことができる。

0021

前記突起部9は、円筒管の中間部をプレス加工や、円筒管の外部に型を設け、内部に流体圧を加えて形成する流体圧によるプレス加工等により外筒を塑性変形させることにより形成される。そして、外筒2の上端は、円形となっている。

0022

上記実施の形態の油圧緩衝器にあっては、内筒4の径を外筒2の径と近い値ととしても、全体の幅Wが大きくすることなく、突起部9の内部で、十分なリザーバの容積を確保することができる。よって、図5のうように壁面空間内に設けた場合等、取付スペース制約がある場合であっても減衰性能を犠牲にすることがない。

0023

また、袋体10を筒状とすることができ、袋体10が製造しやすく、さらに、突起部9の幅Wが外筒2の外径R以下なので、袋体10を円筒形状する際には、袋体の外径が幅W以下、すなわち、外筒2の略内径以下となるので、外筒2内に容易に挿入ができる。

発明の効果

0024

上記のごとく、本発明によれば、外筒の側部に、径方向の幅が該外筒の外径以下となる突起部を塑性変形させて形成し、該突起部内に内部にガスを有する袋体を設けたので、油圧緩衝器の幅を大きくすることなく、内筒の径を大きくすることができ、幅の狭い取付け環境にあっても、十分な減衰性能を得ることができる。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明による実施の形態を示す油圧緩衝器の側面図である。
図2図1の油圧緩衝器をボトム方向から見た図である。
図3図1の油圧緩衝器の軸方向断面図である。
図4図1の油圧緩衝器のA−A端面図である。
図5本発明の従来技術の油圧緩衝器が、制振装置として壁面内に設けられた状態を示す図である。

--

0026

1油圧緩衝器
2外筒
3ピストンロッド
4内筒
8リザーバ
9突起部
10 袋体

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