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技術 延伸仮撚加工機

出願人 TMTマシナリー株式会社
発明者 種植史夫内藤俊三西村芳英阿部幹夫
出願日 2000年2月16日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 2000-038796
公開日 2001年8月31日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2001-234439
状態 特許登録済
技術分野 糸;糸またはロープの機械的な仕上げ
主要キーワード 自動切替装置 設置効率 プレヒーティング 作業者通路 走行スペース パイプ端 原糸パッケージ 接触ヒータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年8月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

一人の作業者によってプレヒータ、第1フィードローラ、第1ヒータおよび第2ヒータへの糸掛けをすることができ、極めて作業性がよく、また、設置効率のよい延伸仮撚装置のレイアウトを提供する。

解決手段

糸条Yを予熱するプレヒータ23および原糸パッケージ11から糸条Yを引出す第1フィードローラ27からなる給糸装置と、第1フィードローラ27の周速より速い周速の第2フィードローラ、糸条Yに撚掛けする仮撚具31および仮撚糸条Yを弛緩熱処理する第2ヒータ35からなる仮撚・弛緩熱処理装置とが、作業者通路Aを挟んで対向配置されており、給糸装置から仮撚・弛緩熱処理装置の上方に糸条Yに沿って遡及した撚を熱固定する第1ヒータ41および冷却プレートが配置されており、仮撚・弛緩熱処理装置の反作業者通路A側に自動切替装置具備した巻取装置51が配置されている。

概要

背景

延伸仮加工機においては、原糸パッケージから引出した糸条延伸と同時に仮撚加工し、または延伸した後に仮撚加工してパッケージ巻上げるようにしている。

典型的なこのような装置を図2(a)に示す。この装置においては、クリール架台10に原糸パッケージ11が担持されている。仮撚・弛緩熱処理装置30に仮撚具31、第2フィードローラ32およびチューブ式の第2ヒータ35が担持され、それらと背中合わせに自動切替装置具備した巻取装置51が設けられている。

巻取装置51と原糸パッケージを載置するクリール架台10との間に作業者通路Aが設けられており、この作業者通路Aに立った作業者はクリール架台10の原糸パッケージ11から引出した糸条Yを第1フィードローラ27で引出し、サクションガン(図示せず)を用いて第2フィードローラ32を経て巻取装置51の奥側に位置するチューブ式の第2ヒータ35に送込む。これにより、糸条は第2ヒータ35を経て巻取装置51に糸掛けされる。ついで、作業者は第1フィードローラ27から第2フィードローラ32へ連なっている糸条Yを第1ヒータ41、冷却プレート43を経て、三軸多板仮撚装置などからなる仮撚具31に糸掛けする。第1フィードローラ27と第2フィードローラの間で糸条Yに所定の倍率で延伸するとともに、仮撚具31から糸条Yに沿って遡及した撚を第1ヒータ41によって熱固定し、冷却プレート43で冷却した後、仮撚具31において解撚し、その後、第2ヒータ35を経て巻取装置51で巻取っている。

このような装置においては、巻取装置51が作業者通路Aに面しているために、この巻取装置51で巻上げたパッケージPをオートドッファーによって自動的に玉揚することが極めて困難である。

この対策として、図2(b)に示すような配置が考えられる。すなわち、仮撚具31および第2ヒータ35を担持した仮撚・弛緩熱処理装置30に対面して巻取装置51を設け、その間に作業者通路Aを設けるとともに、巻取装置51とクリール架台10の間に自動的玉揚するオートドッファーが走行可能な通路Bを設けることである。

図2(b)に示す装置においては、第2ヒータ35で処理された糸条Yは、作業者通路Aの作業床の下を走行した後、巻取装置51でボビンに巻かれている。また、図示した装置にあっては、第1フィードローラ27は巻取装置51の上部に設置されており、作業者は作業者通路Aに立って糸掛け作業をすることができる。

しかし、図2(b)に示す装置においては、例えば第1ヒータ41で熱固定する前の糸条Yをプレヒーティングするような特殊加工が要求されるような場合には、対応することができない。このような場合においては、例えば、図2(c)に示すような装置とすることになる。図2(c)に示す装置においては、第1フィードローラ27の上流側に第1プレフィードローラ21およびピンタイププレヒータ23が設けられている。

この場合に、第1プレフィードローラ21およびプレヒータ23を設置することにより、第1フィードローラ27からの糸道が仮撚・弛緩熱処理装置30向けて作業者通路A内にプレヒータ23等の設置分だけ突出する。また、ピンタイプのプレヒータ23にあっては、プレヒーティングする場合に、糸条Yをオーバーフィード状態とすることができず、その適用条件が制限される。

このような対策として、図2(d)に示すように、ピンタイプでないプレヒータ23を別途設けることが考えられ、このプレヒータ23は巻取装置51とクリール架台10との間に設置されることになる。

この装置にあっては、プレヒータ23においてオーバーフィード状態とすることもできるが、プレヒータ23の近傍において作業する人と、第1ヒータ41回りで作業をする人と、2人の作業者が連携をして糸掛け作業をする必要があり、作業性が極めて悪くなる。それとともに設置面積も極めて大きくなるため設備の有効利用ができない。

概要

一人の作業者によってプレヒータ、第1フィードローラ、第1ヒータおよび第2ヒータへの糸掛けをすることができ、極めて作業性がよく、また、設置効率のよい延伸仮撚装置のレイアウトを提供する。

糸条Yを予熱するプレヒータ23および原糸パッケージ11から糸条Yを引出す第1フィードローラ27からなる給糸装置と、第1フィードローラ27の周速より速い周速の第2フィードローラ、糸条Yに撚掛けする仮撚具31および仮撚糸条Yを弛緩熱処理する第2ヒータ35からなる仮撚・弛緩熱処理装置とが、作業者通路Aを挟んで対向配置されており、給糸装置から仮撚・弛緩熱処理装置の上方に糸条Yに沿って遡及した撚を熱固定する第1ヒータ41および冷却プレートが配置されており、仮撚・弛緩熱処理装置の反作業者通路A側に自動切替装置を具備した巻取装置51が配置されている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

原糸パッケージから糸条引出す第1フィードローラからなる給糸装置と、前記第1フィードローラの周速より速い周速の第2フィードローラ、糸条に撚掛けする仮撚具および仮撚糸条弛緩熱処理する第2ヒータからなる仮撚・弛緩熱処理装置とが、作業者通路を挟んで対向配置されており、前記給糸装置から前記仮撚・弛緩熱処理装置の上方に糸条に沿って遡及した撚を熱固定する第1ヒータおよび冷却プレートが配置されており、前記仮撚・弛緩熱処理装置の反作業者通路側に自動切替装置具備した巻取装置が配置されていることを特徴とする延伸仮加工機

請求項2

前記原糸パッケージと前記第1フィードローラの上流位置との間に給糸パイプが設置されており、該給糸パイプの第1フィードローラ側端部の近傍に糸カッタが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の延伸仮撚加工機。

請求項3

前記巻取装置は各に吸糸口を有し、前記第2ヒータの下流位置から該巻取装置の吸糸口の近傍の間に糸搬送装置が設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の延伸仮撚加工機。

請求項4

前記第2ヒータが最高600℃まで加熱可能な高温非接触式ヒータであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の延伸仮撚加工機。

請求項5

糸条を予熱するプレヒータ糸パッケージから糸条を引出す第1プレフィードローラおよび第1フィードローラからなる給糸装置と、前記第1フィードローラの周速より速い周速の第2フィードローラ、糸条に撚掛けする仮撚具および仮撚糸条を弛緩熱処理する第2ヒータからなる仮撚・弛緩熱処理装置とが、作業者通路を挟んで対向配置されており、前記給糸装置から前記仮撚・弛緩熱処理装置の上方に糸条に沿って遡及した撚を熱固定する第1ヒータおよび冷却プレートが配置されており、前記仮撚・弛緩熱処理装置の反作業者通路側に自動切替装置を具備した巻取装置が配置されていることを特徴とする延伸仮撚加工機。

請求項6

前記原糸パッケージと前記プレヒータの上流位置との間に給糸パイプが設置されており、該給糸パイプのプレヒータ側端部の近傍に糸カッタが設置されていることを特徴とする請求項5に記載の延伸仮撚加工機。

請求項7

前記巻取装置は各錘に吸糸口を有し、前記第2ヒータの下流位置から該巻取装置の吸糸口の近傍の間に糸搬送装置が設置されていることを特徴とする請求項5または6に記載の延伸仮撚加工機。

請求項8

前記第2ヒータが最高600℃まで加熱可能な高温非接触式ヒータであることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の延伸仮撚加工機。

請求項9

前記プレヒータが最高600℃まで加熱可能な高温非接触式ヒータであることを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の延伸仮撚加工機。

請求項10

前記プレヒータと第1プレフィードローラとの間に第2プレフィードローラが設けられていることを特徴とする請求項5〜9の何れか1項に記載の延伸仮撚加工機。

技術分野

0001

本発明は延伸仮加工機に関する。より詳しくは本発明は、各において自動的にパッケージ切替える自動玉揚切替装置装備した巻取装置を有する延伸仮撚加工機のレイアウトの改善に関する。なお。巻取装置で巻き上げられた満巻パッケージは適宜オートドッファ等により玉揚げされる。

背景技術

0002

延伸仮撚加工機においては、原糸パッケージから引出した糸条延伸と同時に仮撚加工し、または延伸した後に仮撚加工してパッケージに巻上げるようにしている。

0003

典型的なこのような装置を図2(a)に示す。この装置においては、クリール架台10に原糸パッケージ11が担持されている。仮撚・弛緩熱処理装置30に仮撚具31、第2フィードローラ32およびチューブ式の第2ヒータ35が担持され、それらと背中合わせに自動切替装置具備した巻取装置51が設けられている。

0004

巻取装置51と原糸パッケージを載置するクリール架台10との間に作業者通路Aが設けられており、この作業者通路Aに立った作業者はクリール架台10の原糸パッケージ11から引出した糸条Yを第1フィードローラ27で引出し、サクションガン(図示せず)を用いて第2フィードローラ32を経て巻取装置51の奥側に位置するチューブ式の第2ヒータ35に送込む。これにより、糸条は第2ヒータ35を経て巻取装置51に糸掛けされる。ついで、作業者は第1フィードローラ27から第2フィードローラ32へ連なっている糸条Yを第1ヒータ41、冷却プレート43を経て、三軸多板仮撚装置などからなる仮撚具31に糸掛けする。第1フィードローラ27と第2フィードローラの間で糸条Yに所定の倍率で延伸するとともに、仮撚具31から糸条Yに沿って遡及した撚を第1ヒータ41によって熱固定し、冷却プレート43で冷却した後、仮撚具31において解撚し、その後、第2ヒータ35を経て巻取装置51で巻取っている。

0005

このような装置においては、巻取装置51が作業者通路Aに面しているために、この巻取装置51で巻上げたパッケージPをオートドッファーによって自動的に玉揚することが極めて困難である。

0006

この対策として、図2(b)に示すような配置が考えられる。すなわち、仮撚具31および第2ヒータ35を担持した仮撚・弛緩熱処理装置30に対面して巻取装置51を設け、その間に作業者通路Aを設けるとともに、巻取装置51とクリール架台10の間に自動的玉揚するオートドッファーが走行可能な通路Bを設けることである。

0007

図2(b)に示す装置においては、第2ヒータ35で処理された糸条Yは、作業者通路Aの作業床の下を走行した後、巻取装置51でボビンに巻かれている。また、図示した装置にあっては、第1フィードローラ27は巻取装置51の上部に設置されており、作業者は作業者通路Aに立って糸掛け作業をすることができる。

0008

しかし、図2(b)に示す装置においては、例えば第1ヒータ41で熱固定する前の糸条Yをプレヒーティングするような特殊加工が要求されるような場合には、対応することができない。このような場合においては、例えば、図2(c)に示すような装置とすることになる。図2(c)に示す装置においては、第1フィードローラ27の上流側に第1プレフィードローラ21およびピンタイププレヒータ23が設けられている。

0009

この場合に、第1プレフィードローラ21およびプレヒータ23を設置することにより、第1フィードローラ27からの糸道が仮撚・弛緩熱処理装置30向けて作業者通路A内にプレヒータ23等の設置分だけ突出する。また、ピンタイプのプレヒータ23にあっては、プレヒーティングする場合に、糸条Yをオーバーフィード状態とすることができず、その適用条件が制限される。

0010

このような対策として、図2(d)に示すように、ピンタイプでないプレヒータ23を別途設けることが考えられ、このプレヒータ23は巻取装置51とクリール架台10との間に設置されることになる。

0011

この装置にあっては、プレヒータ23においてオーバーフィード状態とすることもできるが、プレヒータ23の近傍において作業する人と、第1ヒータ41回りで作業をする人と、2人の作業者が連携をして糸掛け作業をする必要があり、作業性が極めて悪くなる。それとともに設置面積も極めて大きくなるため設備の有効利用ができない。

0012

本発明は、上述したような従来の装置に付随する問題点に鑑みて、一人の作業者によって第1フィードローラ、第1ヒータおよび第2ヒータへの糸掛けをすることができ、極めて作業性がよい延伸仮撚装置のレイアウトを提供することを目的とする。

0013

更に、本発明は、プレヒータを具備する場合にも、同様に一人の作業者によってプレフィードローラ、プレヒータ、第1フィードローラ、第1ヒータおよび第2ヒータへの糸掛けをすることができ極めて作業性がよく、また、設置効率のよい延伸仮撚装置のレイアウトを提供することを目的とする。

0014

また本発明は、プレヒータにおいてオーバーフィード状態でプレヒーティングすることができるようにした延伸仮撚装置を提供することを目的とする。

0015

更に本発明においてはプレヒーティングと第2ヒータの両方を同時に使うこともできる延伸仮撚装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0016

本発明においては、請求項1に記載のように、原糸パッケージから糸条を引出す第1フィードローラからなる給糸装置と、前記第1フィードローラの周速より速い周速の第2フィードローラ、糸条に撚掛けする仮撚具および仮撚糸条を弛緩熱処理する第2ヒータからなる仮撚・弛緩熱処理装置とが、作業者通路を挟んで対向配置されており、前記給糸装置から前記仮撚・弛緩熱処理装置の上方に糸条に沿って遡及した撚を熱固定する第1ヒータおよび冷却プレートが配置されており、前記仮撚・弛緩熱処理装置の反作業者通路側に自動切替装置を具備した巻取装置が配置されていることを特徴とする延伸仮撚加工機により、上述の第1番目の目的を達成する。

0017

更に本発明においては、請求項5に記載のように、糸条を予熱するプレヒータ、原糸パッケージから糸条を引出す第1プレフィードローラおよび第1フィードローラからなる給糸装置と、前記第1フィードローラの周速より速い周速の第2フィードローラ、糸条に撚掛けする仮撚具および仮撚糸条を弛緩熱処理する第2ヒータからなる仮撚・弛緩熱処理装置とが、作業者通路を挟んで対向配置されており、前記給糸装置から前記仮撚・弛緩熱処理装置の上方に糸条に沿って遡及した撚を熱固定する第1ヒータおよび冷却プレートが配置されており、前記仮撚・弛緩熱処理装置の反作業者通路側に自動切替装置を具備した巻取装置が配置されていることを特徴とする延伸仮撚加工機装置により、上述した第1番目〜第4番目の目的を達成する。

0018

また、本発明においては、請求項2または6に記載のように、原糸パッケージと第1フィードローラまたはプレヒータの上流位置との間に給糸パイプが設置されており、給糸パイプの反原糸パッケージ側(すなわち、第1フィードローラまたはプレヒータ側)端部の近傍に糸カッタが設置されていたもよい。

0019

この構成とすることにより、最初の糸掛け時には、作業者はクリール架台に載置された原糸パッケージから引出した糸端を原糸パッケージ側の給糸パイプ端部に置いておく。次いで、同じ作業者が作業者通路に行き、または作業者通路にいる別の作業者が、反原糸パッケージ側(すなわち、第1フィードローラまたはプレヒータ側)の給糸パイプ端部からサクションガンで吸引することにより、容易にクリール架台の原糸パッケージから糸端を引出し、第1フィードローラまたはプレヒータに糸掛けすることができる。

0020

また、上述の構成とすることにより、本発明に係る延伸仮撚装置の定常運転中に第1フィードローラまたはプレヒータより下流において支障が生じた場合には、糸カッタが作動して糸条を切断し、切断した糸端を給糸パイプの第1フィードローラ側端部の近傍に位置させておくことになり、糸カッタの作動(すなわち、延伸仮撚装置出の支承の発生)を知った作業者は通常の糸掛け手順に従い容易に再糸掛けを行うことができる。

0021

また、本発明においては、請求項2または6に記載のように、巻取装置は各錘に吸糸口を有し、第2ヒータの下流位置から巻取装置の吸糸口の近傍の間に糸搬送装置が設置されていてもよい。作業者通路の作業者は、第2ヒータから引出した糸条を糸搬送装置の第2ヒータの下流位置側で糸搬送装置にもたらす。糸搬送装置は、圧縮空気の作用により、糸条を吸糸口へ搬送し、吸糸口に吸引された糸条は巻取装置が具備している自動切替装置により自動的に巻取装置に糸掛けされ、ボビンに巻取られる。

0022

更に、請求項4、7または8に記載のように、本発明の第2ヒータおよび/またはプレヒータは、最高600℃まで加熱可能な高温非接触式ヒータであることが好ましい。

0023

以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示し、図1において10はクリール架台10であり、このクリール架台10には多数の原糸パッケージ11が担持されている。クリール架台10と近接して給糸・プレヒーティング架台20が設けられている。

0024

給糸・プレヒーティング架台20は、下部に第1プレフィードローラ21、第1プレフィードローラ21の上方にプレヒータ23、更にプレヒータ23の上側に第2プレフィードローラ25が設けられ、第2プレフィードローラ25の上に第1フィードローラ27が設けられている。

0025

クリール架台10と第1プレフィードローラ21との間に給糸パイプ13が設けられており、作業者は原糸パッケージ11から引出した糸条Yの端部を給糸パイプ13のクリール架台10側入口に置く。この作業者が後述する作業者通路Aに移動し、または作業者通路Aに居る別の作業者が、給糸パイプ13の反対側からサクションガンによって吸引することにより、糸条Yを給糸パイプ13を通して引出すことができるようになっている。

0026

給糸・プレヒーティング架台20に対向して、その間に作業者通路Aを挟んで仮撚・弛緩熱処理架台30が設けられている。

0027

仮撚・弛緩熱処理架台30には、その上部に三軸多板仮撚装置などからなる仮撚具31、第2フィードローラ32、糸条Yを交絡して集束性を付与するインターレースノズル33、第3フィードローラ34が設けられ、第3フィードローラ34の下側に第2ヒータ35が設けられている。更に第2ヒータ35の下側に第4フィードローラ36が設けられている。

0028

この実施例においては、第2フィードローラ32の周速は前述した第1フィードローラ27の周速に対して高速となっており、その間で糸条Yを延伸するようになっている。

0029

給糸・プレヒーティング架台20と仮撚・弛緩熱処理架台30の間の上方の位置には、第1ヒータ41および冷却プレート43が設けられており、仮撚具3により付与され糸条Yに沿って遡及する撚を第1ヒータ41により熱固定し、その糸条Yを仮撚具31との間で冷却プレート43で冷却するようになっている。なお、45a、45bは第1フィードローラ27と第1ヒータ41との間の糸道を案内するための糸ガイドである。

0030

上述した実施例においては、第1ヒータ41および冷却プレート43が給糸・プレヒーティング架台20の上方から仮撚・弛緩熱処理架台30に向けて下方に傾斜して設けられているが、第1ヒータ41および冷却プレート43の設置方法は給糸・プレヒータ架台20と仮撚・弛緩熱処理装置30までの上方に設けられていれば特に限定されず、例えば、第1ヒータ41を給糸・プレヒーティング架台20の延長線上に垂直に設けてもよいし、また第1ヒータ41を両架台20、30の上方でほぼ水平に設けるようなことも可能である。

0031

上述した仮撚・弛緩熱処理架台30と対向して、反作業者通路A側に巻取架台50が設けられている。巻取架台50に巻取装置51が多段に設けられている。巻取装置51はトラバース装置55および巻取ボビンを把持するクレードル53からなっており、自動切替装置(図示せず)を具備している。

0032

各巻取装置51の近傍には吸糸口57が設けられている。吸糸口57と第2ヒータ35の出口の下方に設けられた第4フィードローラ36との間に、圧縮空気の作用により糸条を搬送する糸パイプのような搬送装置59が設けられている。第2ヒータ35の下流において搬送装置59の入口にもたらされた糸は圧縮空気の作用によって吸糸口57まで送られるようになっている。吸糸口57に送られた糸条Yは巻取装置51の具備している自動切替装置によって自動的に糸掛けされるようになっている。

0033

図1に図示した実施例においては、プレヒータ23および第2ヒータ35は共に600℃以上の温度に加熱可能であり、且つ糸条Yに非接触で加熱する高温非接触式ヒータが用いられている。なお、場合によっては、高温非接触式ヒータに代えて、ピンタイプのヒータによってプレヒーティングするようにしてもよい。また、第2ヒータ35として、上述した高温非接触式ヒータに代えてパイプ式第2ヒータ35を採用してもよい。このパイプ式第2ヒータ35では最高温度を250℃位とする。

0034

更に、本発明装置は、図1において実線で示すように第1フレフィードローラ21、プレヒータ23および第2プレフィードローラ25を経て第1フィードローラ27へ走行させプレヒーティングした糸条Yと、図1において2点鎖線で示すようにクリール架台10から第1フィードローラ27へ直接走行させプレヒーティングしていない糸条Yを、引き揃えて供給するようにしてもよい。この場合に、適宜インターレースノズルを設置して、引き揃えた両糸条Yを交絡してもよい。

0035

更に本実施例においては、第1プレフィードローラ21と給糸パイプ13との間に糸カッタ15が設けられており、糸カッタ15の下流の延伸仮撚装置の何れかの箇所において支障があった場合には、糸カッタ15が作動して糸条Yを切断し、糸条Yの送給を止めるようになっている。このような場合には、作業者は作業者通路Aに立ち、サクションガン(図示せず)を用いて糸カッタ15のところにある糸端を吸引し延伸仮撚装置の各部材に順次糸掛けすればよい。

発明の効果

0036

本発明によれば、作業者通路Aに立った一人の作業者が原糸パッケージから引出した糸条を第1フィードローラから第2ヒータに糸掛けすることができる。また、本発明では、巻取装置が自動切替装置を具備しているので、作業者通路の作業者のみで巻取装置まで糸掛けすることができる。更に、プレヒータを使用する場合にも、1人の作業者で糸掛け作業をすることができるため非常に作業性がよい。

0037

本発明装置においては、機台の大きさも大幅に拡大することがなく、プレヒータを設置することができ、設置面積効率がよい延伸仮撚加工機が提供される。また、本発明装置では、巻取装置を仮撚・弛緩熱処理装置の反作業者通路側に設置しているので、オートドッファの走行スペースが確保でき、巻取装置からのパッケージの玉揚げのためにオートドッファを容易に導入できる。

0038

本発明においてプレヒータとして高温非接触式ヒータを採用した場合には、この高温接触ヒータの箇所においてオーバーフィールド状態とすることができ、低張力熱処理が可能であり、ピンタイプヒータに比べて高速加工の可能性が高まる。

0039

また同様に第2ヒータを高温非接触ヒータを採用した場合には、従来のパイプ式接触ヒータに比べ高速加工ポテンシャルが高くなる。

図面の簡単な説明

0040

図1本発明の一実施例の概略正面図である。
図2(a)〜(d)は、それぞれ従来の装置を示す概略図である。

--

0041

10クリール架台1
11原糸パッケージ
13給糸パイプ
15糸カッタ
21 第1プレフィードローラ
23プレヒータ
25 第2プレフィードローラ
27 第1フィードローラ
41 第1ヒータ
43冷却プレート
31 仮撚具
32 第2フィードローラ
35 第2ヒータ
57 吸糸口
51巻取装置
59 搬送装置

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