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課題

着呼側通信端末装置の通信状態に応じて公衆回線内の加入者交換機発呼側送出するのと同等の可聴音発呼側通信端末装置に対して送出することができるゲートウェイ装置を提供すること。

解決手段

着呼側通信端末装置の通信状態に応じて公衆回線における加入者交換機が発呼側に送出する可聴音と同等の疑似可聴音を発呼側通信端末装置に送出する疑似可聴音送出手段を備えたことを特徴とする。

概要

背景

G3ファクシミリ装置等の公衆回線を介して所定の伝送制御手順に基づいた制御信号やりとりによりデータ通信を行う通信端末装置は、送信側装置における送信処理受信側装置における受信処理とがリアルタイムに行われるため、インターネット等のネットワークを介した電子メールによる通信おいては避けられない、送信側装置における送信処理と受信側装置における受信処理との時間差がなく、送信側及び受信側が共に通信結果を確実に認識でき、確実性の高いデータ通信が行える利点がある。

しかし、インターネット等のネットワークを介した電子メールによるデータ通信は、公衆回線を介した通話や通信のように通話・通信時間に応じて課金されるものではなく、基本的に無料で通信が行える利点があり、その利点は、電子メールによる通信に限らず、インターネット等のネットワークを介した通信に共通の利点である。

そこで、ITU−T勧告H.225に従うリアルタイム型インターネットファックスのように、公衆回線を介したファクシミリ装置間の通信経路の中間をインターネット等のネットワークに置換し、公衆回線上でやりとりされるファクシミリ信号とネットワーク上でやりとりされるパケットデータとをゲートウェイ装置により相互変換することにより、公衆回線を介したデータ通信のリアルタイム性の利点と、ネットワークを介したデータ通信の低コスト性の利点とを両立した通信システムがある。

一方、公衆回線を介した通常のG3ファクシミリ通信では、発呼側ファクシミリ装置がオフフックして相手先発呼すると、着呼側ファクシミリ装置通信状態に応じた可聴音が、発呼側ファクシミリ装置が接続された発呼側加入者交換機から当該発呼側ファクシミリ装置に加入者回線を介して送出される。

具体的には、発呼側ファクシミリ装置がオフフックして着呼側ファクシミリ装置のファックス番号に対応した選択信号発呼側交換機送出して、着呼側ファクシミリ装置が話中(通信中)でなければ、呼び出し音が発呼側加入者交換機から発呼側ファクシミリ装置に送出され、着呼側ファクシミリ装置が話中ならば、話中音が発呼側加入者交換機から発呼側ファクシミリ装置に送出される。

そして、発呼側ファクシミリ装置では、発呼側加入者交換機から送出される呼び出し音や話中音を、回線信号可聴出力用スピーカ等により可聴出力して、着呼側ファクシミリ装置の通信状態をユーザが認識できるようにしている。

概要

着呼側通信端末装置の通信状態に応じて公衆回線内の加入者交換機が発呼側に送出するのと同等の可聴音を発呼側通信端末装置に対して送出することができるゲートウェイ装置を提供すること。

着呼側通信端末装置の通信状態に応じて公衆回線における加入者交換機が発呼側に送出する可聴音と同等の疑似可聴音を発呼側通信端末装置に送出する疑似可聴音送出手段を備えたことを特徴とする。

目的

本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、着呼側通信端末装置の通信状態に応じて公衆回線内の加入者交換機が発呼側に送出するのと同等の可聴音を発呼側通信端末装置に対して送出することができるゲートウェイ装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

発呼側通信端末装置からの所定の伝送制御手順に基づいた信号を公衆回線を介して受信し、その受信した信号を所定方式で変換したデータをネットワークを介して着呼側ゲートウェイ装置転送する一方、当該着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して転送されてくる、着呼側通信端末装置から前記公衆回線を介して受信した前記所定の伝送制御手順に基づいた信号を前記着呼側ゲートウェイ装置が前記所定方式で変換したデータを、前記所定方式で逆変換して得た信号を前記発呼側通信端末装置に前記公衆回線を介して送信することにより、前記発呼側通信端末装置と前記着呼側通信端末装置との間の前記ネットワークを介したリアルタイム通信を可能とするゲートウェイ装置において、前記着呼側通信端末装置の通信状態に応じて前記公衆回線における加入者交換機発呼側送出する可聴音と同等の疑似可聴音を前記発呼側通信端末装置に送出する疑似可聴音送出手段を備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。

請求項2

発呼側通信端末装置からの所定の伝送制御手順に基づいた信号を公衆回線を介して受信し、その受信した信号を所定方式で変換したデータをネットワークを介して着呼側ゲートウェイ装置に転送する一方、当該着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して転送されてくる、着呼側通信端末装置から前記公衆回線を介して受信した前記所定の伝送制御手順に基づいた信号を前記着呼側ゲートウェイ装置が前記所定方式で変換したデータを、前記所定方式で逆変換して得た信号を前記発呼側通信端末装置に前記公衆回線を介して送信することにより、前記発呼側通信端末装置と前記着呼側通信端末装置との間の前記ネットワークを介したリアルタイム通信を可能とするゲートウェイ装置において、前記発呼側通信端末装置からの着呼応答して回線接続した後、前記着呼側ゲートウェイ装置に対して前記ネットワークを介して接続要求し、その接続要求に呼応して、前記着呼側通信端末装置が前記着呼側ゲートウェイ装置からの発呼に応答して接続が完了した旨が前記着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して通知されるまでの間、回線接続されている前記発呼側通信端末装置に対して前記公衆回線における加入者交換機が発呼側に送出する呼び出し音と同等の疑似呼び出し音を送出する疑似呼び出し音送出手段を備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。

請求項3

発呼側通信端末装置からの所定の伝送制御手順に基づいた信号を公衆回線を介して受信し、その受信した信号を所定方式で変換したデータをネットワークを介して着呼側ゲートウェイ装置に転送する一方、当該着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して転送されてくる、着呼側通信端末装置から前記公衆回線を介して受信した前記所定の伝送制御手順に基づいた信号を前記着呼側ゲートウェイ装置が前記所定方式で変換したデータを、前記所定方式で逆変換して得た信号を前記発呼側通信端末装置に前記公衆回線を介して送信することにより、前記発呼側通信端末装置と前記着呼側通信端末装置との間の前記ネットワークを介したリアルタイム通信を可能とするゲートウェイ装置において、前記発呼側通信端末装置からの着呼に応答して回線接続した後、前記着呼側ゲートウェイ装置に対して前記ネットワークを介して接続要求し、その接続要求に呼応して、前記着呼側通信端末装置が通信中である旨が前記着呼側ゲートウェイ装置から通知された場合は、回線接続されている前記発呼側通信端末装置に対して前記公衆回線における加入者交換機が発呼側に送出する話中音と同等の疑似話中音を送出する疑似話中音送出手段を備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。

技術分野

0001

本発明は、ゲートウェイ装置に関し、特に、リアルタイム方式ネットワークファックス通信等の、本来公衆回線を介して通信を行う通信端末装置間のネットワークを介したリアルタイム通信に適用されるゲートウェイ装置に関する。

背景技術

0002

G3ファクシミリ装置等の公衆回線を介して所定の伝送制御手順に基づいた制御信号やりとりによりデータ通信を行う通信端末装置は、送信側装置における送信処理受信側装置における受信処理とがリアルタイムに行われるため、インターネット等のネットワークを介した電子メールによる通信おいては避けられない、送信側装置における送信処理と受信側装置における受信処理との時間差がなく、送信側及び受信側が共に通信結果を確実に認識でき、確実性の高いデータ通信が行える利点がある。

0003

しかし、インターネット等のネットワークを介した電子メールによるデータ通信は、公衆回線を介した通話や通信のように通話・通信時間に応じて課金されるものではなく、基本的に無料で通信が行える利点があり、その利点は、電子メールによる通信に限らず、インターネット等のネットワークを介した通信に共通の利点である。

0004

そこで、ITU−T勧告H.225に従うリアルタイム型インターネットファックスのように、公衆回線を介したファクシミリ装置間の通信経路の中間をインターネット等のネットワークに置換し、公衆回線上でやりとりされるファクシミリ信号とネットワーク上でやりとりされるパケットデータとをゲートウェイ装置により相互変換することにより、公衆回線を介したデータ通信のリアルタイム性の利点と、ネットワークを介したデータ通信の低コスト性の利点とを両立した通信システムがある。

0005

一方、公衆回線を介した通常のG3ファクシミリ通信では、発呼側ファクシミリ装置がオフフックして相手先発呼すると、着呼側ファクシミリ装置通信状態に応じた可聴音が、発呼側ファクシミリ装置が接続された発呼側加入者交換機から当該発呼側ファクシミリ装置に加入者回線を介して送出される。

0006

具体的には、発呼側ファクシミリ装置がオフフックして着呼側ファクシミリ装置のファックス番号に対応した選択信号発呼側交換機送出して、着呼側ファクシミリ装置が話中(通信中)でなければ、呼び出し音が発呼側加入者交換機から発呼側ファクシミリ装置に送出され、着呼側ファクシミリ装置が話中ならば、話中音が発呼側加入者交換機から発呼側ファクシミリ装置に送出される。

0007

そして、発呼側ファクシミリ装置では、発呼側加入者交換機から送出される呼び出し音や話中音を、回線信号可聴出力用スピーカ等により可聴出力して、着呼側ファクシミリ装置の通信状態をユーザが認識できるようにしている。

発明が解決しようとする課題

0008

しかし、発呼側ファクシミリ装置と着呼側ファクシミリ装置との間の中間の通信経路をネットワークに置換したリアルタイム方式のネットワークファクシミリ通信では、発呼側ファクシミリ装置との間で実質的なファクシミリ通信を行うのは、着呼側のファクシミリ装置であるものの、実際には、発呼側ゲートウェイ装置と着呼側ゲートウェイ装置が間に介在するため、発呼側ファクシミリ装置が発呼側ゲートウェイ装置に発呼して回線接続された後、発呼側ゲートウェイ装置からの指示をうけた着呼側ゲートウェイ装置が着呼側ファクシミリ装置に公衆回線を介して発呼してみるまで着呼側ファクシミリ装置が通信中か否かの通信状態は分からず、また、その着呼側ファクシミリ装置の通信状態に応じて加入者交換機から送出される可聴音は、着呼側ゲートウェイ装置に対して送出されるものであり、発呼側ファクシミリ装置へは単に発呼側ゲートウェイ装置の通信状態に応じた可聴音が送出されるに過ぎない。

0009

そのため、発呼側ファクシミリ装置においては、着呼側のファクシミリ装置の通信状態に応じて加入者交換機から送出される可聴音を直接聞くことができず、着呼側ファクシミリ装置における通信状態を発呼側ファクシミリ装置側で判断できないという問題点があった。

0010

本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、着呼側通信端末装置の通信状態に応じて公衆回線内の加入者交換機が発呼側に送出するのと同等の可聴音を発呼側通信端末装置に対して送出することができるゲートウェイ装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するため、請求項1記載のゲートウェイ装置は、発呼側通信端末装置からの所定の伝送制御手順に基づいた信号を公衆回線を介して受信し、その受信した信号を所定方式で変換したデータをネットワークを介して着呼側ゲートウェイ装置に転送する一方、当該着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して転送されてくる、着呼側通信端末装置から前記公衆回線を介して受信した前記所定の伝送制御手順に基づいた信号を前記着呼側ゲートウェイ装置が前記所定方式で変換したデータを、前記所定方式で逆変換して得た信号を前記発呼側通信端末装置に前記公衆回線を介して送信することにより、前記発呼側通信端末装置と前記着呼側通信端末装置との間の前記ネットワークを介したリアルタイム通信を可能とするゲートウェイ装置において、前記着呼側通信端末装置の通信状態に応じて前記公衆回線における加入者交換機が発呼側に送出する可聴音と同等の疑似可聴音を前記発呼側通信端末装置に送出する疑似可聴音送出手段を備えたことを特徴とする。

0012

請求項2記載のゲートウェイ装置は、発呼側通信端末装置からの所定の伝送制御手順に基づいた信号を公衆回線を介して受信し、その受信した信号を所定方式で変換したデータをネットワークを介して着呼側ゲートウェイ装置に転送する一方、当該着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して転送されてくる、着呼側通信端末装置から前記公衆回線を介して受信した前記所定の伝送制御手順に基づいた信号を前記着呼側ゲートウェイ装置が前記所定方式で変換したデータを、前記所定方式で逆変換して得た信号を前記発呼側通信端末装置に前記公衆回線を介して送信することにより、前記発呼側通信端末装置と前記着呼側通信端末装置との間の前記ネットワークを介したリアルタイム通信を可能とするゲートウェイ装置において、前記発呼側通信端末装置からの着呼応答して回線接続した後、前記着呼側ゲートウェイ装置に対して前記ネットワークを介して接続要求し、その接続要求に呼応して、前記着呼側通信端末装置が前記着呼側ゲートウェイ装置からの発呼に応答して接続が完了した旨が前記着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して通知されるまでの間、回線接続されている前記発呼側通信端末装置に対して前記公衆回線における加入者交換機が発呼側に送出する呼び出し音と同等の疑似呼び出し音を送出する疑似呼び出し音送出手段を備えたことを特徴とする。

0013

請求項3記載のゲートウェイ装置は、発呼側通信端末装置からの所定の伝送制御手順に基づいた信号を公衆回線を介して受信し、その受信した信号を所定方式で変換したデータをネットワークを介して着呼側ゲートウェイ装置に転送する一方、当該着呼側ゲートウェイ装置から前記ネットワークを介して転送されてくる、着呼側通信端末装置から前記公衆回線を介して受信した前記所定の伝送制御手順に基づいた信号を前記着呼側ゲートウェイ装置が前記所定方式で変換したデータを、前記所定方式で逆変換して得た信号を前記発呼側通信端末装置に前記公衆回線を介して送信することにより、前記発呼側通信端末装置と前記着呼側通信端末装置との間の前記ネットワークを介したリアルタイム通信を可能とするゲートウェイ装置において、前記発呼側通信端末装置からの着呼に応答して回線接続した後、前記着呼側ゲートウェイ装置に対して前記ネットワークを介して接続要求し、その接続要求に呼応して、前記着呼側通信端末装置が通信中である旨が前記着呼側ゲートウェイ装置から通知された場合は、回線接続されている前記発呼側通信端末装置に対して前記公衆回線における加入者交換機が発呼側に送出する話中音と同等の疑似話中音を送出する疑似話中音送出手段を備えたことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。

0015

先ず、図1に、本発明の実施の形態に係るゲートウェイ装置10が適用されるITU−T勧告H.225に従うリアルタイム方式のインターネットファックス通信システムについて示す。

0016

同図において、実質的なG(グループ)3ファクシミリ通信を行うのは、発呼側ファクシミリ装置30a及び着呼側ファクシミリ装置30bである。

0017

しかし、そのG3ファクシミリ通信は、実際には、発呼側ファクシミリ装置30aと発呼側ゲートウェイ装置10aとの公衆回線を介したG3ファクシミリ通信、インターネット等のIP(インターネットプロトコル)ネットワークを介した発呼側ゲートウェイ装置10aと着呼側ゲートウェイ装置10bとのパケット通信、着呼側ゲートウェイ装置10bと着呼側ファクシミリ装置30bとの公衆回線を介したG3ファクシミリ通信の3つの通信部分から構成される。

0018

発呼側ゲートウェイ装置10aは、発呼側ファクシミリ装置30aから受信したG3ファクシミリプロトコルに基づいた信号をパケットデータに変換して着呼側ゲートウェイ装置10bに転送し、その着呼側ゲートウェイ装置10bは、発呼側ゲートウェイ装置10aから転送されたパケットデータを元のG3ファクシミリプロトコルに基づいた信号に逆変換して着呼側ファクシミリ装置30bに送信する。

0019

逆に、着呼側ゲートウェイ装置10bは、着呼側ファクシミリ装置30bから受信したG3ファクシミリプロトコルに基づいた信号をパケットデータに変換して発呼側ゲートウェイ装置10aに転送し、その発呼側ゲートウェイ装置10aは、着呼側ゲートウェイ装置10bから転送されたパケットデータを元のG3ファクシミリプロトコルに基づいた信号に逆変換して発呼側ファクシミリ装置30aに送信する。

0020

そのように、発呼側ゲートウェイ装置10aが、発呼側ファクシミリ装置30aにとっての着呼側のファクシミリ装置にみせかけてG3ファクシミリ通信を行うと共に、着呼側ゲートウェイ装置10bが、着呼側ファクシミリ装置30bにとっての発呼側のファクシミリ装置にみせかけてG3ファクシミリ通信を行う一方、発呼側ゲートウェイ装置10a及び着呼側ゲートウェイ装置10b間で、G3ファクシミリ制御信号のIPパケットへの変換/逆変換を伴うパケット通信を行うことで、本来公衆回線を介したG3ファクシミリ通信しか行えない発呼側ファクシミリ装置30aと着呼側ファクシミリ装置30bとが通信経路の一部をネットワークに置換したデータ通信を行えるようになる。

0021

しかし、そのような従来のリアルタイム方式のインターネットファックス通信システムでは、音声通信サポートは必須ではないため、着呼側ゲートウェイ装置10bからの発呼に対して着信側ファクシミリ装置30bが応答するまで聞こえるはずの、公衆回線の加入者交換機からの呼び出し音や、着信側ファクシミリ装置30bが通信中であるとき聞こえるはずの、公衆回線の加入者交換機からの話中音は、着呼側ゲートウェイ装置10bに対して送出されるのみで、発呼側ファクシミリ装置30aに対しては送出されない。

0022

発呼側ファクシミリ装置30aに送出されるのは、発呼側ファクシミリ装置30aにとっての最終的な通信相手先ではない発呼側ゲートウェイ装置10aに発呼した場合に、発呼側ゲートウェイ装置10aの通信状態に応じて公衆回線の加入者交換機から送出される、着呼側ファクシミリ装置30bの通信状態とは無関係の呼び出し音や話中音に過ぎない。

0023

そこで、本実施の形態に係るゲートウェイ装置10が発呼側ゲートウェイ装置10aとして、発呼側ファクシミリ装置30aからの着呼を受ける場合には、公衆回線の加入者交換機が、着呼側端末の通信状態に応じて発呼側端末に送出するのと同等の疑似的な呼び出し信号や話中音等の可聴音を発呼側ファクシミリ装置30aに送出できるようにする。

0024

図2にゲートウェイ装置10のブロック構成について示す。

0025

同図において、CPU11は、ROM12に書き込まれた制御プログラムに従って、RAM13を作業領域として使用しながら、装置各部を制御してITU−T勧告H.225に従ったリアルタイムインターネットファックス通信のゲートウェイ処理等を行うものである。

0026

ROM3は、前述したように、CPU11が装置各部を制御するための制御プログラムが記憶されているリードオンリメモリである。RAM4は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリである。

0027

網制御部14は、網制御部12は、公衆回線の直流ループ閉結解放や、回線極性反転の検出、回線解放の検出、発信音、話中音、呼び出し音等の加入者交換機から送出される可聴音(トーン信号)の検出等の回線との接続制御や、発呼番号に応じたダイヤルパルスの生成を行うものである。また、網制御部14は、ファックスモデム15または音声コーデック部16の公衆回線の接続切換制御も行う。

0028

ファックスモデム15は、網制御部14を介して公衆回線に接続され、G3ファクシミリモデムであり、網制御部14を介して公衆回線に送出する制御信号やデータを変調する一方、網制御部12を介して公衆回線から受信した信号を復調して元の制御信号やデータに復元するものである。また、ファックスモデム15は、入力されたダイヤル番号に対応してDTMF信号の送出も行う。

0029

音声コーデック部16は、公衆回線の加入者交換機が発呼側端末に送出する呼び出し音や話中音と同等の擬似的な呼び出し音や話中音を生成して網制御部14を介して公衆回線に送出するものである。

0030

公衆回線の加入者交換機が発呼側端末に送出する、呼び出し音は、400Hzの信号を15Hz以上20Hz以下で変調した信号をメーク率約33%で1分当たり20回断続させた信号であり、話中音は、400Hzの信号をメーク率約50%で1分当たり60回断続させた信号である。音声コーデック部16は、そのような加入者交換機が発呼側端末に送出する呼び出し信号や話中音を模擬送出する。

0031

LAN制御部17は、ルータ装置等を介してIPネットワークに接続されるLANに接続され、IPパケット通信を制御するものである。システムバス18は、上記各部がデータをやり取りするための信号ラインである。

0032

以上の構成のゲートウェイ装置10が発呼側ゲートウェイ装置10aとして行われるリアルタイム方式のインターネットファックス通信の通信シーケンスについて、図3図4に示す。

0033

図3に示す通信シーケンスは、着呼側ファクシミリ装置30bが通信中でない場合のものであり、図4に示す通信シーケンスは、着呼側ファクシミリ装置30bが通信中の場合のものである。なお、図3図4において、左側に示す「ファックス」、「ゲートウェイ」が、図1における発呼側ファクシミリ装置30a、発呼側ゲートウェイ装置10aに相当し、右側に示す「ファックス」、「ゲートウェイ」が、図1における着呼側ファクシミリ装置30b、着呼側ゲートウェイ装置10bに相当する。

0034

先ず、図3において、発呼側ファクシミリ装置30aが、公衆回線で発呼側ゲートウェイ装置10aに発呼すると(フェーズF1)、発呼側ゲートウェイ装置10aは直ちに回線をオフフックして発呼側ファクシミリ装置30aと回線接続して応答し、同時に疑似呼び出し音の、回線接続された発呼側ファクシミリ装置10aに対する送出を開始する(フェーズF2)。

0035

発呼側ファクシミリ装置10aに送出される呼び出し音は、発呼側ファクシミリ装置10aが備えるスピーカ等から可聴出力され、発呼側のユーザは、現在着呼側端末を呼び出し中であることを呼び出し音を聞くことにより認識できる。

0036

発呼側ゲートウェイ装置10aは、フェーズF2の疑似呼び出し音の送出を開始した後、勧告H.225に従い、着呼側ゲートウェイ装置10bに対して、IPネットワークを介してSetupメッセージを送信する(フェーズF3)。Setupメッセージを受信した着呼側ゲートウェイ装置10bは、着呼側ファクシミリ装置30bに公衆回線を介して発呼する(フェーズF4)。

0037

そして、着呼側ゲートウェイ装置10bは、着呼側ファクシミリ装置30bからの着信応答を、公衆回線の加入者交換機からの極性反転で検出するか、または、着呼側ファクシミリ装置30bから送信されてくる被呼局識別信号CED等のGファクシミリ制御信号で検出する(フェーズF5)。

0038

フェーズF5で着呼側ファクシミリ装置30bからの応答を検出した着呼側ゲートウェイ装置10bは、発呼側ゲートウェイ装置10aに、Connect信号を返す(フェーズF6)。

0039

フェーズF6でConnect信号を受信した発呼側ゲートウェイ装置10aは、発呼側ファクシミリ装置30aに対して送出し続けていたフェーズF2の疑似呼び出し音の送出を停止し、着呼側ゲートウェイ装置10bがフェーズF5で受信した被呼局識別信号CED+被呼端末識別信号CSI+ディジタル識別信号DISを対応するパケットに変換して送出してくる、CED+CSI+DISのパケットを受信し(フェーズF7)、その受信したパケットをG3ファクシミリ制御信号に逆変換して、発呼側ファクシミリ装置30aに送出する(フェーズF8)。以降は、ITU−T勧告T.30に基づいたG3ファクシミリ通信手順に従ったファックス通信が行われる(フェーズF9)。

0040

次に、図4において、発呼側ファクシミリ装置30aが、公衆回線で発呼側ゲートウェイ装置10aに発呼すると(フェーズF10)、発呼側ゲートウェイ装置10aは直ちに回線をオフフックして発呼側ファクシミリ装置30aと回線接続して応答し、同時に疑似呼び出し音の、回線接続された発呼側ファクシミリ装置10aに対する送出を開始する(フェーズF11)。

0041

発呼側ゲートウェイ装置10aは、フェーズF2の疑似呼び出し音の送出を開始した後、勧告H.225に従い、着呼側ゲートウェイ装置10bに対して、IPネットワークを介してSetupメッセージを送信する(フェーズF12)。Setupメッセージを受信した着呼側ゲートウェイ装置10bは、着呼側ファクシミリ装置30bに公衆回線を介して発呼する(フェーズF13)。

0042

フェーズF13の発呼に対して、着呼側ファクシミリ装置30bが通信中であると、着呼側ゲートウェイ装置10bは、公衆回線の加入者交換機から話中音の送出をうけることになる(フェーズF14)。

0043

着呼側ゲートウェイ装置10bは、話中音を検出すると、直ちに発呼側ゲートウェイ装置10aに対し、着呼側ファクシミリ装置30bが通信中で回線接続できないために通信を中断することを示す、Release_Completeメッセージを送出する(フェーズF15)。

0044

Release_Completeメッセージを受信した発呼側ゲートウェイ装置10aは、フェーズF11の疑似呼び出し音の送出の発呼側ファクシミリ装置30aに対する送出を停止すると同時に、疑似話中音の、発呼側ファクシミリ装置10aに対する送出を開始する(フェーズF16)。

0045

フェーズ16の疑似話中音の送出開始後しばらく経過すると、疑似話中音を検出した発信側ファクシミリ装置30aは呼を切断する。その結果公衆回線の加入者表示器9hからは話中音が送出され、さらに数十秒後に公衆回線の加入者回線が無電圧となる。この無電圧を検出することにより発呼側ゲートウェイ装置10aも呼切断を行う。

0046

図3図4に示した通信シーケンスに対応した発呼側ゲートウェイ装置10aにおける着信処理手順について図5に示す。

0047

同図において、発呼側ゲートウェイ装置10aは、発呼側ファクシミリ装置10aからの着信監視し(判断101)、着信を検出すると(判断101のYes)、疑似呼び出し音の発呼側ファクシミリ装置10aに対する送出を開始する(処理102)。

0048

そして、Setupメッセージを着呼側ゲートウェイ装置10bに送出して(処理103)、そのSetupメッセージに呼応してConnect信号またはRelease_Completeメッセージを受信するかを監視する(判断104のNo、判断109のNoループ)。

0049

Connect信号を受信した場合は(判断104のYes)、処理102で開始した疑似呼び出し音の送出を停止し(処理105)、着呼側ゲートウェイ装置からCED+CSI+DISのパケットを受信するのを待ち(判断106のNoループ)、受信すると(判断106のYes)、CED+CSI+DISのパケットをG3ファクシミリ制御信号に逆変換して発呼側ファクシミリ装置10aに送出して(処理107)、以後、ファックス通信を行う(処理108)。

0050

Release_Completeメッセージを受信した場合は(判断109のYes)、処理102で開始した疑似呼び出し音の送出を停止し(処理110)、話中音の発呼側ファクシミリ装置10aに対する送出を開始する(処理111)。

0051

そして、発呼側ファクシミリ装置10aの回線断が検出されるかを監視し(判断112のNoループ)、回線断が検出されると(判断112のYes)、処理111で開始したが話中音の送出を停止し(処理113)、自装置側も回線を切断して(処理114)、処理を終了する。

0052

このように本実施の形態によれば、着呼側ファクシミリ装置30bの通信状態に応じて発呼側に送出されるのと同様の可聴音を発呼側ファクシミリ装置30aに送出することができる。

0053

なお、以上説明した実施の形態においては、ファクシミリ装置間のリアルタイムインターネット通信に本発明に係るゲートウェイ装置を適用する場合について説明したが、本発明はそれに限らず、公衆回線を介して所定の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりにより通信を行う通信端末装置のインターネット等のネットワークを介したリアルタイム通信をゲートウェイ処理するゲートウェイ装置であれば、同様に適用可能なものである。

発明の効果

0054

請求項1に係る発明によれば、着呼側通信端末装置の通信状態に応じて公衆回線内の加入者交換機が発呼側に送出するのと同等の可聴音を発呼側通信端末装置に対して送出するため、着呼側の通信端末装置の通信状態を反映している可聴音を発呼側通信端末装置側に聞かせることができ、着呼側通信端末装置における通信状態を発呼側通信端末装置側で判断することが可能となる効果が得られる。

0055

請求項2に係る発明によれば、着呼側通信端末装置に発呼して呼び出し中に公衆回線内の加入者交換機が発呼側に送出するのと同等の呼び出し音を発呼側通信端末装置に対して送出するため、着呼側の通信端末装置が通信中でなく現在呼び出し中であることを示す呼び出し音を発呼側通信端末装置側に聞かせることができ、着呼側通信端末装置が通信可能状態で現在呼び出し中であることを発呼側通信端末装置側で判断することが可能となる効果が得られる。

0056

請求項3に係る発明によれば、着呼側通信端末装置に発呼して当該発呼側通信端末装置が通信中の場合に公衆回線内の加入者交換機が発呼側に送出するのと同等の話中音を発呼側通信端末装置に対して送出するため、着呼側の通信端末装置が通信中であることを示す話中音を発呼側通信端末装置側に聞かせることができ、着呼側通信端末装置が通信不可能状態で現在話中であることを発呼側通信端末装置側で判断することが可能となる効果が得られる。

図面の簡単な説明

0057

図1本発明の実施の形態に係るゲートウェイ装置が適用されるリアルタイム方式のインターネットファックス通信システムについて示す図である。
図2本発明の実施の形態に係るゲートウェイ装置のブロック構成について示す図である。
図3本発明の実施形態に係るゲートウェイ装置を含むリアルタイム方式のインターネットファックス通信システムにおける通信シーケンスについて示す図である。
図4本発明の実施形態に係るゲートウェイ装置を含むリアルタイム方式のインターネットファックス通信システムにおける通信シーケンスについて示す図3とは別の図である。
図5本発明の実施形態に係るゲートウェイ装置における着信処理手順について示すフローチャートである。

--

0058

10、10a、10bゲートウェイ装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14網制御部
15ファックスモデム
16音声コーデック部
17 LAN制御部
18システムバス
30a、30b ファクシミリ装置

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