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技術 浴用化粧料

出願人 花王株式会社
発明者 齋藤雅人
出願日 2000年2月14日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-034782
公開日 2001年8月21日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2001-226254
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 名平均 要介護人 乾燥ミョウバン ポリバケツ ハイドログラフ バケット式 活性化ゼオライト バニリルアルキルエーテル
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

皮膚に対し刺激性がなく、血行を促進して発汗作用を高め、保温効果にも優れ、且つ保湿効果に優れた浴用化粧料を提供する。

解決手段

無機塩類を用いる粉末浴用化粧料において、(a)粒径が4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級された粒塩を含有することを特徴とする浴用化粧料。

概要

背景

概要

皮膚に対し刺激性がなく、血行を促進して発汗作用を高め、保温効果にも優れ、且つ保湿効果に優れた浴用化粧料を提供する。

無機塩類を用いる粉末浴用化粧料において、(a)粒径が4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級された粒塩を含有することを特徴とする浴用化粧料。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

無機塩類を用いる粉末浴用化粧料において、(a)粒径が4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級された粒塩を含有することを特徴とする浴用化粧料

請求項2

無機塩類を用いる粉末浴用化粧料において、(a)粒径が4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級された粒塩10〜85質量%を含有することを特徴とする浴用化粧料。

請求項3

さらに、(b)粒径が2.36mm(7.5メッシュ)から1.0mm(16メッシュ)にて分級された顆粒を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載された浴用化粧料。

請求項4

(b)粒径が2.36mm(7.5メッシュ)から1.0mm(16メッシュ)にて分級された顆粒が、温熱物質及び/又は冷却物質から選択される少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項3に記載された浴用化粧料。

請求項5

さらに、(c)油溶性物質を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載された浴用化粧料。

技術分野

0001

本発明は、皮膚に対し刺激性がなく、血行を促進して発汗作用を高め、保温効果に優れ、且つ保湿効果に優れた、均一に混合された浴用化粧料に関する。

0002

従来の浴用化粧料は、硫酸ナトリウム炭酸水素ナトリウム塩化ナトリウム等のいわゆる無機塩類を主成分とし、これに香料、油性成分、色素等の補助成分を適宜配合し、入浴時の気分を爽快にし、血行を促進させ、新陳代謝を高めるとして、多種多様のものが上市されている。

0003

また最近では、油性成分と界面活性剤成分とを主体とした自己乳化型、又は乳化型浴槽投入した際に白濁するミルク調のもので、保湿効果を高めた油溶性タイプの浴用化粧料が増加している。

0004

しかしながら、従来の浴用化粧料は、上記2つの効果を合わせ持つには不十分といった問題がある。

0005

無機塩類を主成分とする浴用化粧料において、その一般的な使用量は、浴槽のお湯200Lに対し25〜35gであるが、血行を促進し、新陳代謝を高め、十分な発汗作用、保温効果を得るためには、浴槽のお湯200Lに対しての使用量を増加するか、有効成分の1つである生薬成分の配合量を増加する等の方法が考えられる。しかしながら、使用量の増加や有効成分の配合量を増加すると、皮膚に対しての刺激が強かったり、無機塩類のアルカリ成分脱脂されたり、肌がザラついたりするという欠点があり、また風呂釜排水配管、又は自然環境に対する影響を考慮する必要が生じる。

0006

さらに、保湿効果を得るために油性成分の配合量を増加すると、入浴後肌がべたついたり、浴槽が汚れ掃除するのに手間がかかってしまう。また、粉末浴用化粧料の場合、組成物が固結してしまい流動性が悪くなり、製造時に扱いにくかったり、容器からスムーズに出にくく、さらに経日における安定性が悪くなり、製品外観が悪くなる。

0007

一方、保湿性を高めた油溶性タイプの浴用化粧料では、血行を促進し、新陳代謝を高めることによる発汗効果、及び保温効果を得るには不十分である。

0008

このように、皮膚に対し刺激性がなく、血行を促進し、新陳代謝を高めることによる発汗作用、保温効果を十分に得て、且つ優れた保湿効果を得ることができる浴用化粧料が求められている。

0009

また最近では、浴槽に浸からずシャワーのみで全身洗浄すること、又は浴槽にお湯を投入する時に泡立てて使用するバブルバス等の欧米型の生活様式習慣が高まるとともに増加している。そんな中、シャワー時に全身に塗布し、洗い流すことで清涼感やしっとり感が得られる浴用化粧料の需要が高まりつつある。

0010

また高齢化社会が進む一方で寝たきりになり介護が必要とされる要介護人口が増加し、その中で入浴と同様重要視されている足浴の効果が注目され、普及しつつある。さらに最近の冷暖房の完備や仕事日常ストレスによる脚のむくみを除去する方法として足浴の需要が高まり、足浴剤の開発が強く望まれている。

0011

したがって本発明は、皮膚に対し刺激性がなく、血行を促進して発汗作用を高め、保温及び保湿効果に優れ、且つ脚のむくみを改善する効果を有する浴用化粧料を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

本発明者等は上記問題点を解決するために鋭意研究した結果、無機塩類を用いる粉末浴用化粧料において、(a)粒径が4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級された粒塩を含有することを特徴とする浴用化粧料が上記欠点をことごとく解決することを見出し、本発明を完成したものである。

発明を実施するための最良の形態

0013

本発明に用いられる無機塩類は、通常浴用化粧料に用いられるものであれば特に制限されないが、例えば、塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムホウ酸、ほう砂、硫酸ナトリウム、硫化ナトリウム硫化カリウム硝酸ナトリウム硝酸カルシウム硫酸アンモニウムチオ硫酸ナトリウムリン酸水素カルシウム塩化カリウム塩化アンモニウムリン酸ナトリウム次亜硫酸ナトリウムチオ硫酸カルシウムセスキ炭酸ナトリウム硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、ミョウバン硫酸水素ナトリウム等を挙げることができる。

0014

本発明に用いられる粒塩は、海塩岩塩等の天然塩飽和食塩水にて洗浄し、ごみ、砂等の不純物を除去し、これを乾燥し、4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級、さらに外観上不純物を含むものを選別したものが好ましい。原料となる食塩は、通常浴用化粧料に用いられるものであれば特に制限されないが、海塩、岩塩等の天然塩は、塩化ナトリウム以外の成分を含み、入浴効果が高まるので好ましい。また海塩は、オーストラリアメキシコチリフランス等から輸入されたものを用いることができる。

0015

本発明に用いられる粒塩の配合量は、本発明の効果を発現させるためには当該浴用化粧料の総量を基準として、10〜85質量%が好ましく、特に40〜85質量%が好ましい。配合量が10質量%より少ないと、本発明の効果の発現性が十分でなく、粉末顆粒との分離が起り易く、使用上及び外観上好ましくない。また配合量が85質量%より多いと、使用上及び外観上好ましくなく、さらに溶解性の点からも好ましくない。

0016

さらに顆粒を含有すると、本発明の浴用化粧料は、入浴効果が高められ、及び外観上も優れたものになるため好ましい。

0017

本発明に用いられる顆粒は、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム等の無機塩類(好ましくは30〜70質量%)と、ゼオライトデキストリンサイクロデキストリンデンプンポリエチレングリコール類等の増量剤又は賦型剤(好ましくは20〜60質量%)、及びヒドロキシプロピルセルロースカルボキシメチルセルロースナトリウム等の粘結剤(好ましくは0.1〜3質量%)と、さらに好ましくは色素を用い造粒し、乾燥し、2.36mm(7.5メッシュ)から1.0mm(16メッシュ)にて分級したものが好ましい。

0018

また本発明に用いられる顆粒は、温熱物質及び/又は冷却物質を含有したものが、発汗作用、保温効果をさらに得るために好ましい。温熱物質としては、トウガラシチンキトウガラシエキストウガラシ末ショウキョウチンキショウキョウエキスショウキョウ末ウイキョウエキス、ウイキョウ末、カプサイシンカプサイシン誘導体イソバニリン誘導体トコフェロール類ニコチン酸類バニリルアルキルエーテルシナモンネギエキス、ニンニクエキス塩化亜鉛硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム、海水乾燥物活性化ゼオライト乾燥ミョウバン、塩化マグネシウム、塩化カルシウム塩化アルミニウム塩化第二鉄硫酸第一鉄硫酸アルミニウム硫酸カルシウム酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム炭酸カリウムノニル酸バニリルアミド、5−(ブトキシメチル)−2−メトキシフェノール、4−(ブトキシメチル)−2−エトキシフェノールブチル−〔(3,4−ジメトキシベンジルエーテル、ブチル−〔(3,4−メチレンジオキシ)ベンジル〕エーテル、4−〔(2−エチルヘキシルオキシ)メチル〕−2−メトキシフェノール、2−メトキシ−4−〔(2−メトキシエトキシ)メチル〕フェノール、ショウガオール等を挙げることができる。

0019

また冷却物質については、l-メントールペパーミント油スペアミント油、l-メンタンdl-カンフル樟脳マルチトールソルビトール等を挙げることができる。

0020

これらの温熱物質及び/又は冷却物質の配合量は、それを配合する顆粒の総量を基準として、0.001〜10質量%が好ましい。

0021

本発明に用いられる顆粒の配合量は、当該浴用化粧料の総量を基準として、0.5〜10質量%が好ましく、特に2〜5質量%が好ましい。配合量が0.5質量%より少ないと、本発明の効果の発現性が十分でなく、また10質量%より多いと、製剤安定性の点、製造上の作業性、製剤の外観の点から好ましくない。

0022

本発明に用いられる油溶性物質としては、例えば、グリセリンプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノオレイン酸ポリエチレングリコールモノステアリン酸ポリエチレングリコールモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)等が好ましい。その配合量は、当該浴用化粧料の総量を基準として、0.1質量%以上が好ましく、特に好ましくは0.1〜5質量%である。配合量が0.1質量%より少ないと、粉末浴用化粧料中で、粒塩及び顆粒が均一に分散された状態を維持することが難しく、5質量%より多いと、入浴後肌がべたついたりする場合がある。

0023

本発明において、粒塩は、粒径が4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級されたもの、及び顆粒は、粒径が2.36mm(7.5メッシュ)から1.0mm(16メッシュ)にて分級されたものを用いるが、それぞれ粒径が範囲外のものを用いた場合、粉末浴用化粧料中で、粒塩及び顆粒が均一に分散された状態を維持することができず、外観上好ましくない。

0024

本発明における浴用化粧料の使用量としては、入浴剤の場合、一般浴槽200L当たり25〜35g、足浴剤の場合、5L当り2.5〜10gが好ましいがこれに限ったことではない。

0025

本発明におけるその他の浴用化粧料成分としては、通常浴用化粧料に使用されているものなら全て使用できるが、効能、効果に応じ以下の物質から適宜選択できる。

0026

1)無機酸類及びその塩
メタケイ酸、ホウ酸、珪酸等及びそれらの塩。

0027

2)有機酸類及びその塩
安息香酸クエン酸フマル酸酒石酸リンゴ酸サリチル酸等及びそれらの塩。

0034

さらに、本発明の浴用化粧料は、上記のもの以外にも、必要に応じてその他の成分として、殺菌剤ビタミン類アミノ酸及び流動化剤尿素硫黄医薬品、医薬部外品並びに化粧品用タール系色素等を適宜配合できる。

0035

以下、実施例及び比較例に基づき本発明を詳細に説明する。

0036

粉末浴用化粧料は、通常の製法に準じて作成した。塩化ナトリウム8.5質量%、硫酸ナトリウム79.7質量%、塩化カリウム10質量%、青色1号0.02質量%を3分間混合し、1,3−ブチレングリコール0.2質量%、香料0.7質量%、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)0.1質量%、ウコン抽出液0.1質量%、高麗人参エキス0.1質量%、アロエエキス0.1質量%、ゴボウエキス0.1質量%、海藻粉末0.1質量%、シルクプロテインエキス0.1質量%、ショウブ根エキス0.1質量%を添加し15分間混合し、無水珪酸0.1質量%を加え2分間混合し粉末浴用化粧料を得た。(以下、粉末化粧料と記す)

0037

粒塩は、オーストラリア、メキシコから輸入された海塩1tをごみ、砂等の不純物を除去し、さらに13000ガウスマグネットにて鉄等を取り除き、飽和食塩水にて洗浄し、脱水、乾燥し、4.75mm(4メッシュ)から1.7mm(10メッシュ)にて分級、さらに外観上不純物を含むものを選別したもの100kgを得た。(以下、粒塩Sと記す)

0038

顆粒は、硫酸ナトリウム34質量%、炭酸水素ナトリウム5質量%、デキストリン30質量%、ポリエチレングリコール6000、15質量%を5分間混合し、トウガラシチンキ10質量%、赤色106号0.01質量%を混合攪拌し、添加しさらに10分間混合、ヒドロキシプロピルセルロース5%水溶液6質量%を添加し5分間混合し、口径2mmのバケット式押出し造粒機にて造粒し、真空乾燥し、得られた顆粒を整粒し、2.00mm(8.6メッシュ)から1.0mm(16メッシュ)にて分級し、トウガラシ顆粒(温熱顆粒A)を得た。

0039

同様に、硫酸ナトリウム40質量%、サイクロデキストリン25質量%、ポリエチレングリコール6000、10質量%を5分間混合し、ショウキョウチンキ10質量%、黄色4号0.1質量%を混合攪拌し、添加しさらに10分間混合、ヒドロキシプロピルセルロース5%水溶液10質量%を添加し5分間混合し、口径2mmのバケット式押出し造粒機にて造粒し、真空乾燥し、得られた顆粒を整粒し、2.00mm(8.6メッシュ)から1.0mm(16メッシュ)にて分級し、ショウキョウ顆粒(温熱顆粒B)を得た。

0040

同様に、硫酸ナトリウム60質量%、炭酸ナトリウム5質量%、デンプン10質量%、ポリエチレングリコール6000、15質量%を5分間混合し、l−メントール粉砕物5質量%、青色1号0.01質量%を混合攪拌し、添加しさらに10分間混合、ヒドロキシプロピルセルロース10%アルコール溶液10質量%を添加し5分間混合し、口径2mmのバケット式押出し造粒機にて造粒し、真空乾燥し、得られた顆粒を整粒し、2.00mm(8.6メッシュ)から1.0mm(16メッシュ)にて分級し、メントール顆粒(冷却顆粒)を得た。

0041

[実施例1、比較例1]表1の組成からなる浴用化粧料について実施例1と比較例1とを比べ評価した。

0042

(製法)実施例1は、粒塩S、粉末化粧料、及び温熱顆粒Aを回転混合機(糖衣パン)に投入し10分間混合し、さらに無水珪酸を加え、均一に分散させた。また、比較例1は、粒塩S、温熱顆粒Aを添加しないこと以外は実施例1と同様とした。

0043

ID=000002HE=005 WI=014 LX=0530 LY=1350
ID=000003 HE=040 WI=070 LX=1150 LY=0300

0044

評価方法は、冷え症及び乾燥肌で悩まされている社内パネラー10人に対し、入浴中感触入浴後の感触及び1週間連用した後の皮膚の状態について評価した。

0045

40℃のお湯を浴槽に約200L入れ、実施例1、比較例1の浴用化粧料を各々30gずつ投入し、5分間入浴、5分休憩、5分間入浴の反復浴をした。それぞれの評価項目について5段階で評価を行い点数記入し、その平均を取った。点数が高いほど評価が高い。その結果を、表2に示す

0046

(表2)
評 価 項 目 実施例1 比較例1
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(入浴中)
においだち 3.5 3.2
皮膚のしっとり感(保湿性) 3.9 2.7
入浴中の皮膚への感触(刺激なし) 4.2 2.5
(入浴後)
皮膚のしっとり感(保湿性) 4.1 3.4
発汗作用3.9 3.6
保温持続効果4.0 3.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(連用後の効果)
肌のしっとり感 3.5 2.5
乾燥肌解消度合い 3.8 2.9
冷え症解消度合い 3.6 3.2

0047

表2より、明らかに実施例1は、比較例1に比べ入浴中の皮膚に対する感触が良く、刺激も無く、入浴後のしっとり感(保湿性)を与え発汗作用、保温持続効果に優れていることは明らかである。また、連用試験による肌のしっとり感、乾燥肌解消度合い、冷え症解消度合いも実施例1は、比較例1よりも優れていた。

0048

[実施例2〜4、比較例2、3]表3に示す組成の実施例2〜4、比較例2、3の浴用化粧料を、常法により作成した。そして実施例2〜4、比較例2、3及び浴槽に浴用化粧料を何も添加しない淡水浴について比較した。40℃のお湯を浴槽に約200L入れ、淡水浴はそのまま、実施例2〜4、比較例2、3は各々30gずつ投入し、入浴浴湯温度40℃にて、入浴時間は5分入浴、5分休憩、5分入浴の反復浴とし、25℃、60%の恒温恒湿室にて以下の効果を評価した。また、入浴後の皮膚のしっとり感について、実施例1と同様の評価方法で評価した。

0049

(1)発汗作用
発汗作用の評価は、額部の水分蒸散量発汗量とし、フォション社製ハイドログラフを用い、面積1cm2の換気カプセルを用い測定した。
(2)保温効果
保温効果の評価は、胸部の温度を日本電気三栄社製サーモグラフィーにて測定した。

0050

(表3)
組 成 実施例2 実施例3 実施例4 比較例2 比較例3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
粒塩S 75.0 37.5 50.0 99.5 −
粉末化粧料20.0 60.0 44.0 − 99.5
温熱顆粒A 2.5 1.0 2.0 − −
温熱顆粒B 2.0 1.0 2.0 − −
冷却顆粒 − − 1.0 − −
無水珪酸0.5 0.5 0.5 0.5 0.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

0051

(表4)
水分蒸散量入浴後の
(10名平均:入浴前を1とした比率) しっとり感
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
入浴前 浴後10分 浴後30分 浴後60分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例2 1 2.6 1.9 1.6 4.0
実施例3 1 2.9 2.3 1.2 4.2
実施例4 1 2.2 1.7 1.3 4.2
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
比較例2 1 1.9 1.5 1.1 2.3
比較例3 1 1.6 1.2 1.2 3.4
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
淡水浴1 1.6 1.1 0.8 −

0052

(表5)
皮膚表面温度経時変化(10名平均:℃)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
入浴前 浴後10分 浴後30分 浴後60分
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例2 33.5 35.9 34.5 33.9
比較例3 33.3 34.3 33.8 33.5
淡水浴33.6 34.0 33.4 33.1

0053

上表4、5の結果より、実施例2〜4は、比較例2、3及び淡水浴と比較して、入浴後60分においても、水分蒸散量が多いことから発汗作用高く、また皮膚表面温度についても、比較例3及び淡水浴と比較して、高いことから保温性に優れている。

0054

実施例5足浴用化粧料(質量%)
粒塩S 44.5
粉末化粧料50.0
温熱顆粒A 2.0
温熱顆粒B 2.5
無水珪酸1.0
合計 100.0

0055

上記組成からなる足浴用化粧料を常法により作成し、20Lのポリバケツに10Lの40℃のお湯に対し5g溶かし、10分間両足をつけた。パネラー10名に対しアンケート調査を行い何も入れない場合と比較したところ体が暖かくなり、保温持続性及び脚のむくみ改善効果が何も入れない場合に比べ良いと全員が回答した。

0056

実施例6バスリンス化粧料(質量%)
粒塩S 64.5
粉末化粧料30.0
温熱顆粒A 2.0
温熱顆粒B 2.5
無水珪酸1.0
合計 100.0

0057

上記組成からなるバスリンス化粧料を常法により作成し、5Lのポリ洗面器に2Lの40℃のお湯に対し5g溶かし、湯上がり時全身にかけるようにし、1週間(7回)使用した。パネラー10名に対しアンケート調査を行い何も入れない場合と比較したところ1週間の連用の結果、しっとり感が得られ、保温持続性が何も入れない場合に比べ良いと全員が回答した。

発明の効果

0058

上より、本発明の浴用化粧料は、従来の浴用化粧料に比べ、皮膚に対し刺激性がなく、血行を促進して発汗作用を高め、保温効果にも優れ、且つ保湿効果に優れた浴用化粧料を提供することは明らかである。

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