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技術 粘稠状殺菌剤組成物およびそれを用いた殺菌消毒材、ならびにその使用方法

出願人 ティーポールディバーシー株式会社
発明者 宮川賢一片桐史人
出願日 2000年2月4日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-028343
公開日 2001年8月14日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2001-220303
状態 特許登録済
技術分野 農薬・動植物の保存
主要キーワード 食品関連産業 セントラルキッチン B型粘度計 金属腐食抑制剤 食品製造業 多分岐状 手指用 芽胞形成菌
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

従来以上に高い殺菌力を有するとともにその殺菌力を持続でき、しかも肌にやさしく、実使用に適した粘稠殺菌剤組成物を提供する。

解決手段

低級アルコールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水とを含有する粘稠状殺菌剤組成物において、グルコン酸クロルヘキシジンと、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルコハク酸ジオクチルおよびコハク酸デシルからなる群から選ばれる少なくとも1種のエモリエント剤とを含有させるようにした。

概要

背景

手指用殺菌消毒剤は、殺菌力が強く、しかも手肌に対する刺激性が低いことが要求される。このようなものとしては、殺菌剤入り洗浄剤逆性せっけん消毒用アルコール等がある。

殺菌剤入り洗浄剤は、洗浄剤に各種殺菌剤を加え、手洗いと同時に殺菌を行うものであり、アニオン界面活性剤ベースとした洗浄剤では、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテルトリクロサン)、イソプロピルメチルフェノール等が使用される。また、ノニオン界面活性剤をベースとした洗浄剤では、これらの殺菌剤のほか、塩化ベンザルコニウム塩化ベンゼトニウム等のカチオン界面活性剤が使用されるが、これらのカチオン界面活性剤は使用後の手肌の感触が滑らかでないという欠点を有している。

逆性せっけんとしては、塩化ベンザルコニウムや塩化ベンゼトニウムがあり、これらは、食中毒菌を含む一般細菌に対し強い殺菌力を発揮し、毒性も低いため、食品衛生分野で広く利用されている。しかし、せっけんと一緒に使用したり、汚れ有機物等が存在すると殺菌効果が低下するので、手指洗浄した後、よくすすいでから使用しなければならないという欠点を有している。

消毒用アルコールは、エタノールが主成分であり、その殺菌作用は、有機物や金属イオンの影響を殆ど受けないという利点を有する。しかし、エタノール濃度が低下すると殺菌力が低下するため、手の水分を十分にふき取ってから使用しなければならないほか、アルコール蒸発により殺菌力を維持するのが困難であるという欠点を有している。

そこで、本出願人は、上記欠点を解消した、エタノールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水とが所定の割合で含有されてなる手指殺菌用粘稠殺菌剤組成物を提供している(特公平7−29884号公報)。このものは、殺菌力の持続性を備えるとともに、使用後の手肌の感触が滑らかであるという利点を有している。

概要

従来以上に高い殺菌力を有するとともにその殺菌力を持続でき、しかも肌にやさしく、実使用に適した粘稠状殺菌剤組成物を提供する。

低級アルコールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水とを含有する粘稠状殺菌剤組成物において、グルコン酸クロルヘキシジンと、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルコハク酸ジオクチルおよびコハク酸デシルからなる群から選ばれる少なくとも1種のエモリエント剤とを含有させるようにした。

目的

本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、従来以上に高い殺菌力を有するとともにその殺菌力を持続でき、しかも肌にやさしく、実使用に適した粘稠状殺菌剤組成物の提供をその目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

低級アルコールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水とを含有する粘稠殺菌剤組成物であって、グルコン酸クロルヘキシジンと、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルコハク酸ジオクチルおよびコハク酸デシルからなる群から選ばれる少なくとも1種のエモリエント剤とを含有することを特徴とする粘稠状殺菌剤組成物。

請求項2

アロエ抽出液およびヘチマ抽出液のうちの少なくとも1種の天然抽出液を含有する請求項1記載の粘稠状殺菌剤組成物。

請求項3

請求項1または請求項2記載の粘稠状殺菌剤組成物を不織布に含浸させてなることを特徴とする殺菌消毒材

請求項4

請求項3記載の殺菌消毒材を殺菌・消毒に使用することを特徴とする殺菌消毒材の使用方法

技術分野

0001

本発明は、手指等の皮膚等の殺菌・消毒に用いられる粘稠殺菌剤組成物およびそれを用いた殺菌消毒材、ならびにその使用方法に関するものであり、さらに詳しくは、特に、人体への安全性および環境安全性に優れ、セントラルキッチンスーパーバックヤード等の食品加工業、レストラン喫茶店,居酒屋等の飲食業、ホテル,学校給食等の食品関連産業に携わる従業員等の手指等の皮膚の殺菌・消毒に好適な粘稠状殺菌剤組成物およびそれを用いた殺菌消毒材、ならびにその使用方法に関するものである。

背景技術

0002

手指用殺菌消毒剤は、殺菌力が強く、しかも手肌に対する刺激性が低いことが要求される。このようなものとしては、殺菌剤入り洗浄剤逆性せっけん消毒用アルコール等がある。

0003

殺菌剤入り洗浄剤は、洗浄剤に各種殺菌剤を加え、手洗いと同時に殺菌を行うものであり、アニオン界面活性剤ベースとした洗浄剤では、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテルトリクロサン)、イソプロピルメチルフェノール等が使用される。また、ノニオン界面活性剤をベースとした洗浄剤では、これらの殺菌剤のほか、塩化ベンザルコニウム塩化ベンゼトニウム等のカチオン界面活性剤が使用されるが、これらのカチオン界面活性剤は使用後の手肌の感触が滑らかでないという欠点を有している。

0004

逆性せっけんとしては、塩化ベンザルコニウムや塩化ベンゼトニウムがあり、これらは、食中毒菌を含む一般細菌に対し強い殺菌力を発揮し、毒性も低いため、食品衛生分野で広く利用されている。しかし、せっけんと一緒に使用したり、汚れ有機物等が存在すると殺菌効果が低下するので、手指を洗浄した後、よくすすいでから使用しなければならないという欠点を有している。

0005

消毒用アルコールは、エタノールが主成分であり、その殺菌作用は、有機物や金属イオンの影響を殆ど受けないという利点を有する。しかし、エタノール濃度が低下すると殺菌力が低下するため、手の水分を十分にふき取ってから使用しなければならないほか、アルコール蒸発により殺菌力を維持するのが困難であるという欠点を有している。

0006

そこで、本出願人は、上記欠点を解消した、エタノールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水とが所定の割合で含有されてなる手指殺菌用粘稠状殺菌剤組成物を提供している(特公平7−29884号公報)。このものは、殺菌力の持続性を備えるとともに、使用後の手肌の感触が滑らかであるという利点を有している。

発明が解決しようとする課題

0007

最近、需要者の清潔志向の高まり等に伴い、医療業界や食品製造業界等から、殺菌力の高い手指用殺菌消毒剤の開発が望まれている。特に、医療業界では、社会問題となっている院内感染を防止する必要性に迫られており、高い殺菌力を有する殺菌消毒剤への関心は非常に高い。一方、いくら殺菌力が高くても、手肌に対して刺激が強かったり、肌荒れ等の不都合が生じたり、低粘度等であるために実使用に適さないものであれば、需要者のニーズ応えたものとはならない。

0008

本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、従来以上に高い殺菌力を有するとともにその殺菌力を持続でき、しかも肌にやさしく、実使用に適した粘稠状殺菌剤組成物の提供をその目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記の目的を達成するため、本発明は、低級アルコールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水とを含有する粘稠状殺菌剤組成物であって、グルコン酸クロルヘキシジンと、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルコハク酸ジオクチルおよびコハク酸デシルからなる群から選ばれる少なくとも1種のエモリエント剤とを含有する粘稠状殺菌剤組成物を第1の要旨とする。

0010

また、本発明は、上記粘稠状殺菌剤組成物を不織布に含浸させてなる殺菌消毒材を第2の要旨とする。

0011

さらに、本発明は、上記殺菌消毒材を殺菌・消毒に使用する殺菌消毒材の使用方法を第3の要旨とする。

0012

すなわち、本発明者らは、本出願人が提案している上記手指殺菌用粘稠状殺菌剤組成物(以下「従来の殺菌剤組成物」という)について殺菌力をさらに向上させることを主目的として鋭意研究を重ねた。その過程で、従来の殺菌剤組成物中に、エタノール以外の殺菌剤と、エモリエント剤とを添加することを想起した。そこで、まず、殺菌剤である塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸ジアミノエチルグリシンを添加してみたところ、殺菌力の向上は見られるが、粘度が低下したり、白濁が生じる等の欠点が見られ、実使用に適さないことが判明した。つぎに、上記塩化ベンザルコニウム等より殺菌力は劣るが、エタノール水溶液では殺菌しにくいグラム陽性芽胞形成菌枯草菌等)に対し良好な殺菌力を示すグルコン酸クロルヘキシジンについて検討したところ、エモリエント剤等の各種の共存物質により殺菌力が低下したり、低粘度化、白濁化が生じたりするとの知見を得た。そこで、グルコン酸クロルヘキシジンと組み合わせても殺菌力が低下しないエモリエント剤を発見すべく実験研究を重ねた結果、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステル,コハク酸ジオクチルおよびコハク酸デシルからなる群から選ばれる少なくとも1種のエモリエント剤であれば、低粘度化や白濁化が生じないことを突き止めると同時に、殺菌力の低下防止を実現できるにとどまらず、殺菌力が向上することを突き止め、本発明に到達した。

0013

上記粘稠状殺菌剤組成物のなかでも、アロエ抽出液およびヘチマ抽出液のうちの少なくとも1種の天然抽出液を含有するものであれば、上記効果に加えて、保湿効果や抗炎症効果も奏するため、手指用の粘稠状殺菌剤組成物として特に好ましいことを突き止めた。

0014

なお、本発明の粘稠状殺菌剤組成物は、主として手指等の皮膚用を想定しているが、これに限定するものではない。

発明を実施するための最良の形態

0015

つぎに、本発明の実施の形態について説明する。

0016

本発明の粘稠状殺菌剤組成物(以下単に「殺菌剤組成物」という)は、低級アルコールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水と、グルコン酸クロルヘキシジンと、特定のエモリエント剤とを用いて得られるものである。

0017

本発明に用いられる低級アルコールとしては、エタノール、イソプロパノール変性アルコール等があげられる。変性アルコールとしては、例えば、ゲラニオール,八アセチル化蔗糖フェニルエチルアルコールブルシン,リナノール,ジエチルフタレート,リナリールアセテート,ベンジルアセテート,10質量%安息香酸デナトニウムアルコール溶液フレーバーH−No.14等の変性剤により変性された各種変性エタノール等があげられる。これらは単独で用いても、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、市販品であれば、アルコール濃度が60〜100質量%(以下「%」と略す)のものが好ましく用いられる。特に、安全性、経口毒性の点からエタノールが好適に用いられる。

0018

そして、上記低級アルコールの配合割合は、殺菌力、乾燥性の点から、殺菌剤組成物全体中の30〜95%の範囲に設定されていることが好ましい。すなわち、30%未満では、殺菌力、速乾性に乏しくなる傾向があり、95%を超えると、臭い、安全性、肌低刺激性の点で好ましくない傾向があるからである。なお、殺菌力、乾燥性、臭い、安全性、肌低刺激性等のバランスを考慮して、50〜80%の範囲に設定されていることが好ましい。

0019

本発明に用いられるカルボキシビニルポリマーとしては、例えば、多分岐状の主鎖にカルボキシル基が結合した酸性高分子量化合物等があげられる。

0020

このものは、低級アルコール水溶液増粘剤ゲル化剤)であって、使用性に優れ、べたつき感が残らないという利点を有する。そして、殺菌剤組成物の殺菌力の持続性と肌低刺激性の観点から用いられる。また、手指等の体温による殺菌剤組成物中のアルコールの揮発性言い換えれば、手指等との接触時間を適宜制御する作用を果たす。

0021

上記カルボキシビニルポリマーの数平均分子量は、80万〜500万の範囲が好ましく、特に好ましくは100万〜400万の範囲である。すなわち、上記範囲内のものであれば、得られる殺菌剤組成物の粘稠性が特に良好となるからである。

0022

また、上記カルボキシビニルポリマー分子中のカルボキシル基の存在量は、分子全体中の55.0〜65.0%の範囲が好ましく、特に好ましくは57.7〜63.4%の範囲である。

0023

そして、上記カルボキシビニルポリマーの配合割合は、殺菌剤組成物の安定性、使用性、使用後の手指の滑らかさ等を考慮して、殺菌剤組成物全体中の0.1〜2.0%の範囲が好ましく、特に好ましくは使用性、使用後の手指の滑らかさの点から、0.15〜0.70%の範囲である。

0024

本発明に用いられるアルカノールアミンとしては、例えば、モノエタノールアミンジエタノールアミントリエタノールアミンジイソプロパノールアミン等があげられる。これらは単独で用いても、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、殺菌力の持続性、殺菌剤組成物の粘稠性の観点から、トリエタノールアミンが好適である。

0025

これらのアルカノールアミンは、カルボキシビニルポリマーの中和剤であり、適度の粘稠性を保持しつつカルボキシビニルポリマーの中和を行うことができる。

0026

そして、上記アルカノールアミンの配合割合は、殺菌剤組成物全体中の0.01〜2.0%の範囲が好ましく、特に好ましくは0.06〜1.50%の範囲である。すなわち、本発明の殺菌剤組成物のpH値は、殺菌力の向上、肌低刺激性、粘稠性の観点から、5〜8程度、特に5〜7程度に設定されていることが好ましいため、酸性を示すカルボキシビニルポリマーの配合量等を考慮して、上記範囲に設定することが好ましい。

0027

本発明で用いられる水としては、純水、精製水蒸留水軟水水道水等があげられる。なかでも、純水、精製水が好ましく用いられる。

0028

そして、上記水の配合割合は、殺菌剤組成物全体中の5〜50%の範囲が好ましく、特に好ましくは30〜50%の範囲である。

0029

本発明に用いられるグルコン酸クロルヘキシジンとしては、特に制限はなく各種のものが用いられる。なお、グルコン酸クロルヘキシジン濃度が20%のもの(例えば、相互薬工社製のグルコン酸クロルヘキシジン20)が市販されており、好適に用いられる。

0030

このものは、塩化ベンザルコニウム,塩化ベンゼトニウムよりも殺菌力に劣るものであるが、エタノール水溶液では殺菌しにくいグラム陽性芽胞形成菌(枯草菌)に対し良好な殺菌力を示すものである。したがって、従来の殺菌剤組成物の殺菌力を補完するという側面がある。

0031

そして、上記グルコン酸クロルヘキシジンの配合割合は、有効成分濃度が20%のものを用いた場合、殺菌剤組成物全体中の0.05〜0.50%の範囲が好ましい。すなわち、0.05%未満であると、枯草菌のようなグラム陽性芽胞形成菌に対する殺菌効果が乏しい傾向があり、0.50%を超えると、コスト面等で好ましくないからである。なお、殺菌効果やコスト等を考慮して、手指用として用いる場合は、通常、0.10〜0.25%の範囲で用いられる。

0032

本発明に用いられる特定のエモリエント剤は、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステル、コハク酸ジオクチル、コハク酸デシルである。これらは、単独で用いても、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、肌低刺激性、殺菌力の観点から、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステル、コハク酸ジオクチルが好適に用いられる。

0033

上記特定のエモリエント剤のうちのコハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルは、ポリプロピレングリコールとコハク酸とのオリゴエステルであって、例えば、下記の化学式(1)で表されるコスモール102(日本油脂社製、数平均分子量:2451.1)等があげられる。

0034

0035

また、上記特定のエモリエント剤のうちのコハク酸ジオクチルは、下記の化学式(2)で表されるものである。

0036

CH3CH(CH2CH3)(CH2)3CH2-OCOCH2CH2COO-CH2(CH2)3CH(CH2CH3)CH3 …(2)

0037

また、上記特定のエモリエント剤のうちのコハク酸デシルは、下記の化学式(3)で表されるものである。

0038

CH3(CH2)3CH2-OCOCH2CH2COO-H …(3)

0039

これら特定のエモリエント剤は、手指等の肌を滑らかにし、皮脂成分給剤として働くものである。そして、本発明の殺菌剤組成物中に配合されることにより、殺菌力を向上させる作用も果たす。また、これら特定のエモリエント剤であれば、本発明の殺菌剤組成物を浮遊物沈殿物等が生じていない濁りのないものにできる。さらに、染料等の着色剤によって着色しない限り、無色透明であり、所望の粘稠状を有し、所望の殺菌力を発揮する殺菌剤組成物となる。

0040

そして、上記特定のエモリエント剤の配合割合は、殺菌剤組成物全体中の0.05〜5.0%の範囲が好ましく、特に好ましくは0.15〜0.25%の範囲である。すなわち、0.05%未満であると、十分な肌低刺激性、殺菌力の効果が得られない傾向があり、5.0%を超えるとコスト面等から好ましくないからである。

0041

本発明の殺菌剤組成物には、上記各成分のほかに、本発明の目的を損なわない範囲で、皮膚刺激緩和剤香料,染料,金属腐食抑制剤酸化防止剤等の任意の成分を添加してもよい。

0042

上記皮膚刺激緩和剤としては、例えば、アロエ抽出液、ヘチマ抽出液、シソ抽出液セージ抽出液等があげられる。なかでも、アロエ抽出液およびヘチマ抽出液は、保湿効果,抗炎症効果を付与できるため、好適である。そして、これらの天然抽出液の配合割合は、殺菌剤組成物全体中の0.03〜0.30%の範囲が好ましく、特に好ましくは0.05〜0.20%の範囲である。

0043

上記各成分を用いて得られる本発明の殺菌剤組成物は、低級アルコールおよびグルコン酸クロルヘキシジン由来の殺菌力が発揮され、しかもその殺菌力が、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステル,コハク酸ジオクチルおよびコハク酸デシルからなる群から選ばれる少なくとも1種のエモリエント剤によって増強されたものである。したがって、従来以上に高い殺菌力を有するものとなる。また、殺菌力が増強された結果、殺菌対象の拡大をも実現できる。しかも、粘度が低下したり、白濁が発生するといった欠点が生じず、実使用に適したものとなる。そして、カルボキシビニルポリマーとアルカノールアミンとの中和によるカルボキシビニルポリマーのアルカノールアミン塩皮膜が、手指等の肌の表面に形成されることになるため、低級アルコールの蒸発が抑制される結果、高い殺菌力を持続することができるものとなる。また、上記特定のエモリエント剤によって、手指等の肌に対する刺激が低減され、肌荒れ等の不都合が防止されたものとなる。さらに、グルコン酸クロルヘキシジンによって、粘稠性を維持させることができ、カルボキシビニルポリマーの配合量を少なくすることも可能となる。

0044

本発明の殺菌剤組成物の25℃における粘度は、通常、2,000〜50,000mPa・sの範囲が好ましく、特に好ましくは、2,000〜30,000mPa・sの範囲である。すなわち、低粘度であると、手指用の殺菌剤組成物として使用する場合、手のひらに載せても、サラサラ液体であるために、こぼれ落ちたり、指の間から流れ落ちてしまい、不経済であると同時に、手のひら,手の,指の間にまんべんなく殺菌剤組成物を行き渡らせることが難しく、高い殺菌力を充分に発揮できないからである。なお、粘度は、通常、カルボキシビニルポリマーの種類,配合量等によって調整される。

0045

本発明の殺菌剤組成物は、適宜の方法により使用することができ、例えばディスペンサー等を用いて使用することができる。具体的には、本発明の殺菌剤組成物を内填した専用のディスペンサーを、厨房内台所トイレ洗面化粧台等に配置し、使用時毎に、約1〜2mlを手のひらに載せて両手を揉み擦ることにより、手のひら,手の甲,指,指の間,手首等の皮膚にまんべんなく行き渡らせ、、殺菌・消毒を行うことができる。

0046

また、本発明の殺菌剤組成物は、プラスチック容器ポンプ付き容器パウチチューブ等に充填されて提供される。また、1回毎に使用される相当量(1〜2ml)で、個包装し、携帯性をもたせて提供することもできる。

0047

そして、本発明の殺菌剤組成物は不織布に含浸させて殺菌消毒材とすることができ、これを殺菌消毒を行うものに対してふき取り作業を行うことにより、殺菌・消毒ができる。殺菌消毒を行うものとしては、食品工場、喫茶店、レストラン、ホテル、居酒屋、学校給食、セントラルキッチン、スーパーのバックヤード等の調理台冷蔵庫保管庫のほか、テーブル、、洗面化粧台、便座等の硬表面を有するもの等があげられる。また、本発明の殺菌消毒材は、おしぼり濡れティッシュ等としても利用可能である。

0048

本発明の殺菌消毒材を構成する不織布の原材料としては、木綿のようなセルロース系材料羊毛またはのようなタンパク質系材料、レーヨンポリエステルアクリル等の化学重合系材料等があげられる。なかでも、セルロース系材料、化学重合系材料が好ましい。

0049

つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。

0050

グルコン酸クロルヘキシジンと、特定のエモリエント剤の配合の有無について検討するため、後記の表1、表2に示すとおり所定の成分を所定割合で配合することにより、目的とする殺菌剤組成物を調製した。そして、得られた実施例および比較例の殺菌剤組成物について、下記に示すようにして、外観(透明性,浮遊物)、殺菌力試験A,B、使用後の手肌の滑らかさ、粘度を測定評価し、その結果を同表に併せて示した。

0051

〔外観〕殺菌剤組成物の外観について、その透明性と、浮遊物の有無によりつぎのように評価した。
*:透明性
○:無色透明なもの。
×:白濁しているもの。
*:浮遊物
○:浮遊物や沈殿物が認められないもの。
×:浮遊物や沈殿物が認められるもの。

0052

〔殺菌力試験A〕供試菌として大腸菌エシェリヒアコリ(Escherichia coli)IFO-12734 〕を用い、キャリアー法に準拠し、下記の手順のとおり行った。
1.供試菌
大腸菌(Escherichia coli IFO-12734)
2.操作および評価方法
2-1.NB(Nutrient Broth)培地にて、供試菌を約24時間培養する。
2-2.試験液菌数を測定し、供試菌液(このときの菌液濃度は、2.46×108 個/ml)とした。
2-3.メンブラン濾過器に、メンブランフィルター(0.45μm GRIDDED DUREPORE STERILE SPAK ,Millipore Corporation )を敷き、予め滅菌水50mlを入れた後、供試菌液の10,000倍希釈液を0.1mlとり、濾過する。
2-4.濾過後のメンブランフィルターを滅菌シャーレ上に移し、供試薬剤0.1mlをメンブランフィルターにまんべなくコンラージ棒ですりあわせ1分間接触させる。
2-5.上記フィルターを、SCD−LP(Soybean-Casein Digest Agar with Lecithin & Polysorbate 80)寒天培地上に配置し、24時間培養する。
2-6.培養後、発育したコロニー数カウントし、供試薬剤接触後の菌数とする。
2-7.殺菌力は、次式により算出する。
殺菌力(%)=〔(供試薬剤接触前の菌数−発育したコロニー数)/供試薬剤接触前の菌数〕×100
2-8.殺菌力は、つぎのように表に示す。
◎:殺菌力が、おおむね70%を超えているもの。
○:殺菌力が、おおむね60〜70%であるもの。
△:殺菌力が、おおむね50〜60%であるもの。
×:殺菌力が、おおむね40〜50%であるもの。
××:殺菌力が、おおむね40%未満であるもの。

0053

〔殺菌力試験B〕供試菌として黄色ブドウ球菌スタフィロコッカスオウウス(Staphylococcus aureus)IFO-12732 〕を用い、キャリアー法に準拠し、下記の手順のとおり行った。
1.供試菌
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus IFO-12732)
2.操作および評価方法
2-1.NB(Nutrient Broth)培地にて、供試菌を約24時間培養する。
2-2.試験液の菌数を測定し、供試菌液(このときの菌液濃度2.24×108個/ml)とした。
2-3.メンブラン濾過器に、メンブランフィルター(0.45μm GRIDDED DUREPORE STERILE SPAK ,Millipore Corporation )を敷き、予め滅菌水50mlを入れた後、供試菌液の1000倍希釈液を0.1mlとり、濾過する。
2-4.濾過後のメンブランフィルターを滅菌シャーレ上に移し、供試薬剤0.1mlをメンブランフィルターにまんべなくコンラージ棒ですりあわせ1分間接触させる。
2-5.上記フィルターを、SCD−LP(Soybean-Casein Digest Agar with Lecithin & Polysorbate 80)寒天培地上に配置し、24時間培養する。
2-6.培養後、発育したコロニー数をカウントし、供試薬剤接触後の菌数とする。
2-7.殺菌力は、次式により算出する。
殺菌力(%)=〔(供試薬剤接触前の菌数−発育したコロニー数)/供試薬剤接触前の菌数〕×100
2-8.殺菌力は、つぎのように表に示す。
◎:殺菌力が、おおむね99%を超えているもの。
○:殺菌力が、おおむね98〜99%であるもの。
△:殺菌力が、おおむね97〜98%であるもの。
×:殺菌力が、おおむね95〜97%であるもの。
××:殺菌力が、おおむね95%未満であるもの。

0054

〔使用後の手肌の滑らかさ〕
◎:非常にすべすべした感触が感じられるもの。
○:良好なすべすべした感触が感じられるもの。
△:少しすべすべした感触が感じられたもの。
×:すべすべした感触が全く感じられないもの。

0055

粘度測定〕供試薬剤(実施例および比較例の殺菌剤組成物)の25℃における粘度の測定は、B型粘度計型式BL〔トキメック社製(旧東京計器社製)〕を用い、JIS Z 8803「単一円筒形回転粘度計による粘度測定法」に準じて行った。

0056

0057

0058

表1、表2の結果から、グルコン酸クロルヘキシジンと特定のエモリエント剤とを併用している実施例1品〜4品の殺菌剤組成物は、両方とも用いていない比較例1品の殺菌剤組成物や、いずれか片方しか用いていない比較例2品,3品,4品の殺菌剤組成物に比べ、殺菌力が特に良好であることがわかる。また、実施例品の殺菌剤組成物の外観や使用後の手肌の滑らかさ、粘度についても良好な結果が得られていることがわかる。

0059

低級アルコールとして、エタノール、イソプロパノール、ゲラニオール変成エタノール、フレーバーH−No.14変成エタノールを用いた場合を検討するため、下記の表3に示すとおり所定の成分を所定割合で配合することにより、目的とする殺菌剤組成物を調製した。そして、得られた実施例の殺菌剤組成物について、上記と同様にして、外観(透明性,浮遊物)、殺菌力試験A,B、使用後の手肌の滑らかさ、粘度を測定評価し、その結果を同表に併せて示した。

0060

0061

表3の結果から、低級アルコールとして、エタノール、イソプロパノール、ゲラニオール変成エタノールまたはフレーバーH−No.14変成エタノールを用いた実施例1品,5品〜7品の殺菌剤組成物はすべて、殺菌剤組成物の外観、殺菌力、使用後の手肌の滑らかさ、粘度について、良好な結果が得られていることがわかる。

0062

グルコン酸クロルヘキシジンと各種のエモリエント剤との関係を検討するため、下記の表4、表5に示すとおり所定の成分を所定割合で配合することにより、目的とする殺菌剤組成物を調製した。そして、得られた実施例および比較例の殺菌剤組成物について、上記と同様にして、外観(透明性,浮遊物)、殺菌力試験A,B、使用後の手肌の滑らかさ、粘度を測定評価し、その結果を同表に併せて示した。

0063

0064

0065

表4、表5の結果から、上記特定のエモリエント剤ではないエモリエント剤を用いた比較例5品〜13品の殺菌剤組成物は、特定のエモリエント剤を用いた実施例1品の殺菌剤組成物と比べ、殺菌力等の面で劣ることがわかる。詳しく説明すると、エモリエント剤として、イソノナン酸イソノニルイソノナン酸イソトリデシル,ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール加水分解コラーゲンを用いた場合(比較例5品,6品,7品,12品)は、浮遊物や沈殿物等を生じず、濁りのない透明で粘稠性あるものを得ることができるが、その殺菌力は乏しく、実用性欠けることがわかる。また、乳酸オクチルドデシルモノイソステアリン酸ポリグリセリルを用いた場合(比較例8品,11品)は、浮遊物や沈殿物等を生じないが、白濁した不透明な粘稠性あるものとなり、その殺菌力も乏しく、実用性に欠けることがわかる。また、アジピン酸ジイソプロピルヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルを用いた場合(比較例9品,10品)は、浮遊物や沈殿物等を生じた透明で粘稠性あるものとなり、その殺菌力は甚だ乏しく、実用性に欠けることがわかる。また、ヤシ油脂肪酸コラーゲンペプチドカリウムを用いた場合(比較例13品)は、浮遊物や沈殿物等を生じ、白濁した不透明な粘稠性あるものとなり、その殺菌力は甚だ乏しく、きわめて実用性に欠けることがわかる。

0066

コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルの配合割合を検討するため、下記の表6に示すとおり所定の成分を所定割合で配合することにより、目的とする殺菌剤組成物を調製した。そして、得られた実施例および比較例の殺菌剤組成物について、上記と同様にして、外観(透明性,浮遊物)、殺菌力試験A,B、使用後の手肌の滑らかさ、粘度を測定評価し、その結果を同表に併せて示した。

0067

0068

表6の結果から、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステルが所定の割合で配合されている実施例1品,8品,9品の殺菌剤組成物は、上記特定のエモリエント剤が配合されていない比較例1品,2品の殺菌剤組成物と比べて、高い殺菌力を有していることがわかる。また、実施例品の殺菌剤組成物の外観や使用後の肌の滑らかさ、粘度についても良好な結果が得られていることがわかる。

0069

グルコン酸クロルヘキシジンの配合割合を検討するため、後記の表7に示すとおり所定の成分を所定割合で配合することにより、目的とする殺菌剤組成物を調製した。そして、得られた実施例および比較例の殺菌剤組成物について、上記と同様にして、外観(透明性,浮遊物)、殺菌力試験A,B、使用後の手肌の滑らかさ、粘度を測定評価し、その結果を同表に併せて示した。また、下記に示す殺菌力試験Cを行い、その結果を同表に示した。

0070

〔殺菌力試験C〕供試菌として、枯草菌(芽胞)〔バチルスサブチルス(Bucillus subtilis)IFO-13722 〕を用い、キャリアー法に準拠し、下記の手順のとおり行った。
1.供試菌
枯草菌(芽胞)(Bucillus subtilis IFO-13722)
2.操作および評価方法
2-1.SCD(Tripto-Soya Broth )培地で、供試菌を15日間培養する。
2-2.試験液の菌数を測定し、供試菌液(このときの菌液濃度は2.47×107 個/ml)であった。
2-3.メンブラン濾過器に、メンブランフィルター(0.45μm GRIDDED DUREPORE STERILE SPAK ,Millipore Corporation )を敷き、予め滅菌水50mlを入れた後、供試菌液の10,000倍希釈液を0.1mlとり、濾過する。
2-4.濾過後のメンブランフィルターを滅菌シャーレ上に移し、供試薬剤0.1mlをメンブランフィルターにまんべなくコンラージ棒ですりあわせ1分間接触させる。
2-5.上記フィルターを、SCD−LP(Soybean-Casein Digest Agar with Lecithin & Polysorbate 80)寒天培地上に配置し、24時間培養する。
2-6.培養後、発育したコロニー数をカウントし、供試薬剤接触後の菌数とする。
2-7.殺菌力は、次式により算出する。
殺菌力(%)=〔(供試薬剤接触前の菌数−発育したコロニー数)/供試薬剤接触前の菌数〕×100
2-8.殺菌力は、つぎのように表に示す。
◎:殺菌力が、おおむね80%を超えているもの。
○:殺菌力が、おおむね60〜80%であるもの。
△:殺菌力が、おおむね40〜60%であるもの。
×:殺菌力が、おおむね20〜40%であるもの。
××:殺菌力が、おおむね20%未満であるもの。

0071

0072

表7の結果から、グルコン酸クロルヘキシジンを所定の割合で配合されている実施例1品,10品,11品の殺菌剤組成物は、比較例1品,2品の殺菌剤組成物と比べて、高い殺菌力を有していることがわかる。特に、枯草菌(芽胞)に対しては、顕著に相違していることがわかる。また、実施例品の殺菌剤組成物の外観や使用後の手肌の滑らかさ、粘度についても良好な結果が得られていることがわかる。

0073

グルコン酸クロルヘキシジン、各種エモリエント剤、各種天然抽出液との関係を検討するため、下記の表8,表9に示すとおり所定の成分を所定割合で配合することにより、目的とする殺菌剤組成物を調製した。そして、得られた実施例および比較例の殺菌剤組成物について、上記と同様にして、外観(透明性,浮遊物)、殺菌力試験A,B、使用後の手肌の滑らかさ、粘度を測定評価し、その結果を同表に併せて示した。また、保湿作用,抗炎症効果について下記の基準で評価し、その結果を同表に併せて示した。

0074

〔保湿作用,抗炎症効果〕
◎:保湿作用,抗炎症効果が顕著に得られたもの。
○:保湿作用,抗炎症効果が得られたもの。
×:保湿作用,抗炎症効果が得られなっかったもの。

0075

0076

0077

表8,表9から、実施例12〜15品の殺菌剤組成物は、特定のエモリエント剤とともにアロエ抽出液,ヘチマ抽出液等の天然抽出液が配合されていない実施例1品の殺菌剤組成物とは異なり、保湿作用,抗炎症作用を顕著に奏していることがわかる。また、殺菌力等については、実施例1品と同様に良好な結果が得られていることがわかる。これに対して、特定のエモリエント剤を配合せず、アロエ抽出液,ヘチマ抽出液等の天然抽出液が配合されている比較例14品〜17品の殺菌剤組成物は、殺菌力が劣っていることがわかる。

発明の効果

0078

以上のように、本発明の殺菌剤組成物は、低級アルコールと、カルボキシビニルポリマーと、アルカノールアミンと、水と、グルコン酸クロルヘキシジンと、コハク酸ポリプロピレングリコールオリゴエステル,コハク酸ジオクチルおよびコハク酸デシルからなる群から選ばれる少なくとも1種のエモリエント剤とを含有するものである。そのため、低級アルコールとグルコン酸クロルヘキシジン由来の殺菌力に加えて、上記特定のエモリエント剤の使用による殺菌力の向上効果が得られ、従来の殺菌剤組成物よりも高い殺菌力を発揮するものとなる。また、殺菌力の増強によって、殺菌対象の拡大をも実現できる。また、本発明の殺菌剤組成物は、低粘度化や白濁化といった不具合を生じないため、実使用に適したものとなる。そして、カルボキシビニルポリマーとアルカノールアミンとを含有しているため、その殺菌力を持続することができ、また、上記特定のエモリエント剤を含有しているため、手指等の肌に対して特に優しいものとなり、また、グルコン酸クロルヘキシジンを含有しているため、良好な粘稠性を維持させることができる。

0079

特に、殺菌剤組成物中に、アロエ抽出液,ヘチマ抽出液等の天然抽出液が配合されている場合には、上記効果に加えて、保湿効果や抗炎症効果も奏する。

0080

本発明の殺菌剤組成物は、特に、人体への安全性および環境安全性に優れ、更に詳しくは、セントラルキッチン、スーパーのバックヤード等の食品加工業、レストラン、喫茶店、居酒屋等の飲食業、ホテル、学校給食等の食品関連業界に携わる従業員等の手指等の皮膚の殺菌・消毒に好適であり、これら殺菌剤組成物は専用のディスペンサーに内填され、厨房内、台所、トイレ、洗面化粧台等に配置されて使用される。例えば、使用時毎に約1〜2mlを手のひらに載せて両手を揉み擦ることにより、手のひら,手の甲,指,指の間,手首等の皮膚にまんべんなく行き渡らせ、殺菌・消毒を行うことができる。

0081

また、本発明の殺菌剤組成物を不織布に含浸させた殺菌消毒材は、食品工場、喫茶店、レストラン、ホテル、居酒屋、学校給食、セントラルキッチン、スーパーのバックヤード等の調理台、冷蔵庫、保管庫に対して、ふき取り作業による殺菌・消毒に使用できる。このほか、テーブル、机、洗面化粧台、便座等の硬表面の殺菌・消毒にも利用される。また、おしぼり、濡れティッシュ等としても利用は可能である。

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