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技術 フェルール用筒状体及びフェルール

出願人 セイコーインスツル株式会社
発明者 鎗田光男川嶋喜尚平淳司
出願日 2000年2月2日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-024955
公開日 2001年8月10日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2001-215357
状態 拒絶査定
技術分野 ライトガイドの機械的結合
主要キーワード マルチモ スリーブホルダ 凸球面状 レーザマーキング 光接続用スリーブ プラグ側 光コネクタ用アダプタ プラグハウジング
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年8月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

フェルール用筒状体に関する情報を目視により容易に確認することができると共にフェルール組立工程を簡略化することができるフェルール用筒状体及びフェルールを提供する。

解決手段

光ファイバが挿入される光ファイバ挿入孔21が形成されたフェルール用筒状体20であって、前記フェルール用筒状体20の外面に当該フェルール用筒状体20に関する情報24を表示する。

概要

背景

概要

フェルール用筒状体に関する情報を目視により容易に確認することができると共にフェルール組立工程を簡略化することができるフェルール用筒状体及びフェルールを提供する。

光ファイバが挿入される光ファイバ挿入孔21が形成されたフェルール用筒状体20であって、前記フェルール用筒状体20の外面に当該フェルール用筒状体20に関する情報24を表示する。

目的

本発明はこのような事情に鑑み、フェルール用筒状体に関する情報を目視により容易に確認することができると共にフェルールの組立工程を簡略化することができるフェルール用筒状体及びフェルールを提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

光ファイバが挿入される光ファイバ挿入孔が形成されたフェルール用筒状体であって、前記フェルール用筒状体の外面には、当該フェルール用筒状体に関する情報が表示されていることを特徴とするフェルール用筒状体。

請求項2

請求項1において、前記情報が前記フェルール用筒状体の外径、前記光ファイバ挿入孔の内径偏心規格製造年月日及びメーカー名であることを特徴とするフェルール用筒状体。

請求項3

請求項1又は2において、前記情報が前記フェルール用筒状体の先端面又は側面の先端部側に表示されていることを特徴とするフェルール用筒状体。

請求項4

請求項1〜3の何れかのフェルール用筒状体と、前記フェルール用筒状体の後端部に設けられて前記光ファイバの外周に被覆を有する光ファイバ心線挿入可能な光ファイバ心線挿入孔を有すると共に外周には光コネクタ用ハウジングとの位置決め用キー溝を有するつば部材とを有することを特徴とするフェルール

技術分野

0001

本発明は、光接続するための光コネクタを構成するプラグ側の一部であるフェルール用筒状体及びフェルールに関する。

0002

現在、通信用に用いられる光コネクタは、内径外径とを高精度に加工したフェルール内に光ファイバを挿入して固定した後、その接続部の端面を凸球面状研磨し、光ファイバ同士物理的に接触させて光ファイバの軸を合わせて光接続するようにしている。

0003

この光ファイバを挿入保持するフェルールは、通常、ジルコニアなどの硬いセラミックガラス等で形成された光ファイバ挿入孔を有するフェルール用筒状体と、フェルール用筒状体の後端部に設けられて前記光ファイバ挿入孔の後端部と連通する中空孔を有するステンレス等の金属で形成されたつば部材とで構成されており、このフェルール用筒状体の内部に設けられた光ファイバ挿入孔に、光ファイバ心線の先端の被覆を除去した光ファイバを挿通して接着剤等で光ファイバとフェルールとを接着する。

0004

このようなフェルールは、フェルール用筒状体の外径、光ファイバ挿入孔の内径、偏心規格製造年月日及びメーカー名等の情報がつば部材のフェルール用筒状体側の端面にマーキングされることによって表示されている。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、つば部材の端面は微小なため、マーキングされたフェルール用筒状体に関する情報を確認するのに、顕微鏡等を使用しなくてはならず、煩雑であるという問題がある。

0006

また、フェルール用筒状体のみでは、フェルール用筒状体の各種情報が分からず、フェルール用筒状体につば部材を固定した後につば部材にフェルール用筒状体の情報をマーキングしなくてはならないため、つば部材を固定するまでフェルール用筒状体に関する情報をストックしておく必要があるという問題がある。

0007

本発明はこのような事情に鑑み、フェルール用筒状体に関する情報を目視により容易に確認することができると共にフェルールの組立工程を簡略化することができるフェルール用筒状体及びフェルールを提供することを課題とする。

0008

上記課題を解決する本発明の第1の態様は、光ファイバが挿入される光ファイバ挿入孔が形成されたフェルール用筒状体であって、前記フェルール用筒状体の外面には、当該フェルール用筒状体に関する情報が表示されていることを特徴とするフェルール用筒状体にある。

0009

本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記情報が前記フェルール用筒状体の外径、前記光ファイバ挿入孔の内径、偏心、規格、製造年月日及びメーカー名であることを特徴とするフェルール用筒状体にある。

0010

本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記情報が前記フェルール用筒状体の先端面又は側面の先端部側に表示されていることを特徴とするフェルール用筒状体にある。

0011

本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様のフェルール用筒状体と、前記フェルール用筒状体の後端部に設けられて前記光ファイバの外周に被覆を有する光ファイバ心線を挿入可能な光ファイバ心線挿入孔を有すると共に外周には光コネクタ用ハウジングとの位置決め用キー溝を有するつば部材とを有することを特徴とするフェルールにある。

0012

かかる本発明では、フェルール用筒状体の情報をフェルール用筒状体を目視することにより容易に確認することができるため、フェルールの組立工程を簡略化することができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。

0014

(実施形態)図1(a)は、本発明の実施形態1にかかるフェルール用筒状体の斜視図、図1(b)は、フェルール用筒状体の断面図である。

0015

図示するように、フェルール用筒状体20は、ジルコニアなどのセラミックで形成された円筒形状を有し、その内方には、軸方向に貫通して光ファイバを挿入保持する光ファイバ挿入孔21が形成されている。なお、本実施形態では、例えば、フェルール用筒状体20の外径を2.499mmとし、光ファイバ挿入孔21の内径を0.125mmとした。

0016

このフェルール用筒状体20の先端部には、外径が先端部側に向かって漸小する第1テーパ部22が形成されており、フェルール用筒状体20の後端部には、外径が後端部側に向かって漸小する第2テーパ部23が形成されている。また、光ファイバ挿入孔21は、その後端部が開口側に向かって漸大する第3テーパ部21aを有している。

0017

このようなフェルール用筒状体20の先端面には、このフェルール用筒状体20の情報を表示する標識24が設けられている。この標識24のマーキング方法は、目視で確認できれば特に限定されず、例えば、インクジェット印刷によっても、レーザマーキングによってもよく、また、ポンチ等による機械加工によってもよい。また、標識24は、フェルール用筒状体20に関する情報であれば、特に限定されず、例えば、外径、光ファイバ挿入孔21の内径、偏心、規格、製造年月日及びメーカー名等を表示する。ここで偏心とは、例えば、偏心の程度により分別してそれを暗号化したもの、規格とは、例えば、シングルモード用とマルチモード用との区別した記号をいう。なお、本実施形態では、標識24によって光ファイバ挿入孔21の内径が表示されているが、フェルール用筒状体20の先端面にそれぞれの情報を同時に表示するようにしてもよい。

0018

このように、フェルール用筒状体の外面に標識24によってフェルール用筒状体20に関する情報を表示することで、目視によりフェルール用筒状体に関する情報を容易に確認することができる。

0019

なお、標識24は、フェルール用筒状体20の外面上で目視により確認できれば特に限定されず、例えば、図2に示すように、フェルール用筒状体20の後端面に設けてもよく、図3に示すように、フェルール用筒状体20の側面に設けてもよい。また、図4に示すように、フェルール用筒状体20の第1テーパ部22上に設けてもよい。さらに、これらの位置にフェルール用筒状体20に関する情報を併設して表示するようにしてもよい。

0020

このようなフェルール用筒状体20は、その後端部につば部材30が嵌合して固定されることでフェルール10を構成する。

0021

この例を図5に示す。なお、図5は、フェルールの斜視図及び断面図である。

0022

図5に示すように、フェルール用筒状体20の後端部には、つば部材30が嵌合している。つば部材30は、光ファイバ挿入孔21と連通して光ファイバ心線を挿入保持する光ファイバ心線挿入孔31を有する。この光ファイバ心線挿入孔31は、先端部側がフェルール用筒状体20の後端部に嵌合する大径部32を有し、後端部側は内径が後端部側に向かって漸大する第4テーパ部33を有する。また、つば部材30の外周面には後述するプラグフレーム42の係合突起44と係合するキー溝34が4つ形成されている。

0023

このつば部材30の大径部32がフェルール用筒状体20の後端部に嵌合して圧入もしくは接着等により固定され、フェルール10が形成されている。

0024

ここで、上述したフェルール10を具備する光コネクタプラグの平面図及び断面図と、アダプタの概略斜視図とを図6及び図7に示す。

0025

図6及び図7に示す光コネクタはSC型光コネクタであり、このSC型光コネクタは、上述したフェルールを具備するSC型光コネクタプラグ40と、SC型光コネクタプラグ40を対向する双方から嵌合するSC型光コネクタ用アダプタ50とで構成されている。

0026

図6に示すように、このSC型光コネクタプラグ40は、SC型光コネクタ用アダプタ40に嵌合するSC型プラグハウジング41と、このプラグハウジング41内に嵌合するSC型のプラグフレーム42とを具備し、このプラグフレーム42内には、上述したフェルール用筒状体20及びつば部材30からなるフェルール10と、つば部材30の後端の外周部に装着される圧縮ばね46と、この圧縮ばね46を介してつば部材30の後端に嵌合するストッパ47とを有している。

0027

プラグフレーム42には、光ファイバを保持したフェルール10と、予め光ファイバ心線100に挿入した圧縮ばね46及びストッパ47とが順次挿入され、ストッパ47の係止爪47aがプラグフレーム42の係止孔43に係止することで、このストッパ47がプラグフレーム42に固定され、フェルール10はプラグフレーム42内に圧縮ばね46を介して軸方向に付勢保持されている。また、プラグフレーム42内に保持されたフェルール10は、つば部材30に設けられたキー溝34がプラグフレーム42に設けられた2つの係合突起44と係合することで回転が規制されている。

0028

また、プラグフレーム42の外周には、プラグハウジング41と係合する係合凸部45が設けられており、プラグハウジング41の係合凹部41aと係合することでプラグハウジング41内にプラグフレーム42が保持されている。

0029

一方、図7に示すように、光コネクタ用アダプタ50には、光ファイバを内蔵したフェルール10同士を対向して整列させて光ファイバ同士を光結合するための光接続用スリーブ51が内蔵されている。また、光接続用スリーブ51は、軸方向に二分割されたスリーブホルダ52により保持され、このスリーブホルダ52は軸方向に二分割されるハウジング53により保持されている。

0030

このようなアダプタの開口部54及び55の双方から上述したフェルール10を有する光コネクタプラグ40を挿入し、光接続用スリーブ51内でフェルール10の端面同士を当接させることにより光接続を行う。

0031

(他の実施形態)以上、本発明の実施形態を説明したが、フェルール用筒状体及びフェルールの基本的構成は上述したものに限定されるものではない。

0032

例えば、上述した実施形態では、フェルール10をフェルール用筒状体20の後端部につば部材30を嵌合して固定することによって形成していたが、これに限定されず、例えば、フェルール用筒状体の後端部につば部材を一体的に成形により設けるようにしてもよい。

0033

また、上述した実施形態では、フェルール用筒状体20の軸方向に亘って光ファイバを挿入保持する光ファイバ挿入孔21を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、光ファイバ挿入孔の軸方向の長さを短くしてフェルール用筒状体内に光ファイバ及び光ファイバ心線が挿入保持されるようにしてもよい。このような例を図8に示す。なお、図8は、一実施形態に係るフェルールの他の例を示す断面図である。

0034

図示するように、フェルール用筒状体20Aは、軸方向に貫通した貫通孔25を有し、先端部側が光ファイバ挿入孔21Aとなっている。また、貫通孔25の後端部側は、つば部材30の光ファイバ心線挿入孔31の内径と略同径の第2の光ファイバ心線挿入孔26となっており、光ファイバ挿入孔21Aと第2の光ファイバ心線挿入孔26との間は第5テーパ部27となっている。

0035

このようなフェルール用筒状体20Aで構成されたフェルール10を光ファイバに取り付ける場合、光ファイバ心線の被覆を除去した光ファイバの長さが短くて済み、また、光ファイバを第2の光ファイバ心線挿入孔26及び光ファイバ挿入孔21Aへ挿入する作業も非常に容易である。

0036

さらに、例えば、上述した実施形態では、本発明のフェルール10を搭載する光コネクタをSC型光コネクタとしたが、これに限定されず、FC型及びST型等の光コネクタとしてもよい。また、上述した実施形態では、フェルール用筒状体20の外径を2.499mmとしたが、MU型光コネクタに搭載される外径が1.25mmのフェルール用筒状体としてもよい。この場合、フェルール用筒状体の端面が微小なため、マーキングを側面に施すようにすればよい。

発明の効果

0037

以上説明したように本発明のフェルール用筒状体及びフェルールによると、フェルール用筒状体の外面にフェルール用筒状体に関する情報を表示するようにしたため、容易にフェルール用筒状体に関する情報を確認することができる。また、フェルール用筒状体につば部材を固定する前であっても、フェルール用筒状体のみでフェルール用筒状体に関する情報を確認することができるため、フェルールの組み立て工程を簡略化することができる。

図面の簡単な説明

0038

図1本発明の一実施形態に係るフェルール用筒状体の斜視図及び断面図である。
図2本発明の一実施形態に係る標識の他の例を示すフェルール用筒状体の斜視図及び平面図である。
図3本発明の一実施形態に係る標識の他の例を示すフェルール用筒状体の斜視図及び平面図である。
図4本発明の一実施形態に係る標識の他の例を示すフェルール用筒状体の斜視図である。
図5本発明の一実施形態に係るフェルールの斜視図及び断面図である。
図6本発明の一実施形態に係る光コネクタプラグの平面図及び断面図である。
図7本発明の一実施形態に係るアダプタの一部を切り欠いた斜視図である。
図8本発明の他の実施形態に係るフェルールの断面図である。

--

0039

10フェルール
20、20Aフェルール用筒状体
24 標識
30つば部材
40光コネクタプラグ
50光コネクタ用アダプタ
100 光ファイバ心線

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