図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2001年8月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

牛乳中への薬物残留等の問題の無い乳牛乳房炎治療剤を提供することである。

解決手段

酸性多糖を含有する乳牛の乳房炎治療剤を提供する。

概要

背景

乳牛乳房炎においては、牛乳品質管理目安として採用されている体細胞数が増加することが知られている。体細胞数の多い牛乳は、ペナルティーとして低価格で取引きされ、酪農家の間では大きな問題になっている。

また乳房炎における牛乳中体細胞組成は、乳腺上皮細胞および血球成分であり、細菌が検出される感染性の乳房炎の場合は血球成分の割合が多いと言われている。

そのため治療法としては、細菌が検出された場合は抗菌剤により細菌を抑え炎症を緩和白血球を減少させる方法が採られ、細菌が検出されない場合は頻回搾乳により炎症産物と乳腺上皮細胞を主とする体細胞を洗い出すことにより対応しているのが現状である。

しかし、抗菌剤による薬物療法残留薬物の乳汁中への移行人体に及ぼす影響や、チーズ等の乳製品への影響が指摘されており、牛乳中への薬物残留量も厳しく規制されている。

さらに、頻回搾乳には種々の制約もあり実行は必ずしも容易ではない。

そこで、本発明者らは、上記の問題点に鑑み、乳房炎の薬物療法について鋭意研究し本発明に到達した。

概要

牛乳中への薬物残留等の問題の無い乳牛の乳房炎治療剤を提供することである。

酸性多糖を含有する乳牛の乳房炎治療剤を提供する。

目的

本発明の目的は、物理的搾乳の代わりに体細胞の洗い出しおよび破壊された細胞新生を目的とした乳牛の乳房炎治療剤を提供すること、及び牛乳中への薬物残留等の問題の無い乳牛の乳房炎治療剤を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

請求項2

該酸性多糖がグリコサミノグリカンであることを特徴とする請求項1に記載の乳房炎治療剤。

請求項3

該酸性多糖が、ウロン酸及びアミノ糖構成糖とすることを特徴とする請求項1に記載の乳房炎治療剤。

請求項4

該酸性多糖がコンドロイチン硫酸またはその塩、あるいはヒアルロン酸またはその塩であることを特徴とする請求項1に記載の乳房炎治療剤。

請求項5

注射剤であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の乳房炎治療剤。

技術分野

0001

本発明は、乳牛乳房炎治療剤に関する。

背景技術

0002

乳牛の乳房炎においては、牛乳品質管理目安として採用されている体細胞数が増加することが知られている。体細胞数の多い牛乳は、ペナルティーとして低価格で取引きされ、酪農家の間では大きな問題になっている。

0003

また乳房炎における牛乳中体細胞組成は、乳腺上皮細胞および血球成分であり、細菌が検出される感染性の乳房炎の場合は血球成分の割合が多いと言われている。

0004

そのため治療法としては、細菌が検出された場合は抗菌剤により細菌を抑え炎症を緩和白血球を減少させる方法が採られ、細菌が検出されない場合は頻回搾乳により炎症産物と乳腺上皮細胞を主とする体細胞を洗い出すことにより対応しているのが現状である。

0005

しかし、抗菌剤による薬物療法残留薬物の乳汁中への移行人体に及ぼす影響や、チーズ等の乳製品への影響が指摘されており、牛乳中への薬物残留量も厳しく規制されている。

0006

さらに、頻回搾乳には種々の制約もあり実行は必ずしも容易ではない。

0007

そこで、本発明者らは、上記の問題点に鑑み、乳房炎の薬物療法について鋭意研究し本発明に到達した。

発明が解決しようとする課題

0008

本発明の目的は、物理的搾乳の代わりに体細胞の洗い出しおよび破壊された細胞新生を目的とした乳牛の乳房炎治療剤を提供すること、及び牛乳中への薬物残留等の問題の無い乳牛の乳房炎治療剤を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

すなわち本発明は、酸性多糖を含有する乳牛の乳房炎治療剤である。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明の酸性多糖とは、多糖のうち特に、ウロン酸エステル硫酸等を多く含むものをいう。

0011

該酸性多糖としては、例えばアミノ糖とウロン酸からなる二糖の繰返し長鎖構造を有するグリコサミノグリカン等が挙げられる。グルコサミノグリカンは、ムコ多糖と呼ばれることもある。

0012

該グリコサミノグリカンは、硫酸化されていてもよく、例えばヒアルロン酸コンドロイチンコンドロイチン硫酸デルマタン硫酸ヘパリンヘパラン硫酸、及びケラタン硫酸等を挙げることができる。これらのなかでも、コンドロイチン硫酸を好ましいものとして挙げることができる。また、該グリコサミノグリカンを薬学的に許容される塩として用いてもよい。

0013

このような塩としては例えば、カリウム塩ナトリウム塩が挙げられる。

0014

本発明の乳房炎治療剤は、例えば、薬学的に許容される担体とからなる医薬組成物とし、該医薬組成物を種々の剤形成型して経口あるいは非経口によって投与することができる。

0015

該医薬組成物の剤形としては、例えば経口投与剤の場合は、錠剤丸剤顆粒剤散剤液剤懸濁剤シロップ剤カプセル剤等が挙げらる。

0016

非経口投与の場合は、例えば、静脈、皮下、筋肉経皮直腸経鼻等への投与が挙げられ、その剤形としては静脈、皮下、筋肉内へ投与する場合は注射剤経皮投与する場合は軟膏剤クリーム剤直腸投与する場合はゼラチンソフトカプセルを用いた座剤をそれぞれ挙げることができる。

0017

これらの剤形の中でも注射剤が好ましい。この場合、通常用いられる方法で注射剤を調製することができる。液剤、乳剤および懸濁剤を調製するに際しては、希釈剤としてこの分野において汎用されているもの、例えば、水、エタノールマクロゴールプロピレングリコールエトキシ化イソステアリルアルコールポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類食用油等が使用できる。

0018

また、さらに防腐剤湿潤剤乳化剤分散剤、安定剤のような補助剤を含むことができる。

0019

また固形製剤を製造し、使用直前に通常用いられる注射用溶媒に溶解して使用することもできる。

0020

本発明の乳房炎治療剤の投与量は、有効治療量であれば良い。具体時には、投与経路、症状、乳牛の体重や年齢等により異なるが、例えば注射投与では10〜1000mg/日/頭程度が好ましく、特に200mg/日/頭以上が好ましい。特に好ましい用法・用量は200mg/日/頭×3日以上である。

0021

以下に本発明を実施例により説明する。

0022

[実施例1]乳房炎により牛乳中の体細胞数が上昇した乳牛44頭に、コンドロイチン硫酸ナトリウム注射剤(200mg/20ml/管)を20mlまたは40ml、すなわち薬物量として200mgまたは400mgを1日1回、1〜5日間投与して、体細胞数を追跡した。結果は表1の通りである。

0023

体細胞数の測定はホソマチック(Fossomatic)法によった。

0024

尚、ホソマチック法とは、フローサイトメトリー原理を利用した牛乳中の体細胞数測定方法である。

0025

表1において、効果判定は、体細胞数の投与前値から追跡最終日の値の変動により下記の基準によった。
著効:50%以上の低下
有効:低下したが50%に至らない
不変:変動なし
悪化:明らかな上昇

0026

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 森永乳業株式会社の「 エネルギー消費促進用組成物」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題・解決手段】エネルギー消費を促進させることが可能な技術を提供する。平均分子量が220ダルトン以上かつ1000ダルトン以下である乳タンパク質分解物、又はMet−Lys−Proからなるペプチド、又は... 詳細

  • 国立研究開発法人理化学研究所の「 網膜組織の製造方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題・解決手段】本発明は、視細胞前駆細胞及び/又は視細胞を含む神経網膜組織における神経節細胞、アマクリン細胞、水平細胞、及び/又は双極細胞の分化抑制方法等を提供することを課題とする。神経網膜前駆細胞... 詳細

  • 国立大学法人鳥取大学の「 抗炎症活性を有するシソ科植物の葉の発酵物」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】炎症抑制効果が大きく、かつ安全性の高い食品組成物、医薬組成物、化粧品および医薬部外品を得る。【解決手段】シソ科植物の葉の糸状菌発酵物またはその抽出物、それを含む食品組成物、医薬組成物、化粧品お... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ