図面 (/)

技術 ドラムコアの受け渡し治具

出願人 日特エンジニアリング株式会社
発明者 岡村卓
出願日 2000年2月3日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 2000-026362
公開日 2001年8月7日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2001-213577
状態 特許登録済
技術分野 線材の巻戻し(繰り出し)一般 線材用巻芯等の交換,搬送,口出し
主要キーワード 被保持部材 開閉チャック ドラムヘッド スピンドル先端 スピンドル側 巻線ヘッド 保持姿勢 次行程
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年8月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

巻胴部を挟んで両側に位置する鍔部ベース部との中心軸のずれたドラムコアにおいて、受け渡し時にドラムコアの損傷を防止する受け渡し治具を提供することを目的とする。

解決手段

ドラムコア2を回転するスピンドル先端チャック20に受け渡すドラムコア2の受け渡し治具において、ドラムコア2の線材収装する巻胴部6を載置する受け部3と、ドラムコア2を受け部3に磁力で固定する磁石4とを備えたので受け渡し時にドラムコア2に損傷を与えることがない。

概要

背景

従来のドラムコア線材巻線する工程において、ドラムコアのベース部をチャックしたドラムコア保持治具から、ドラムコアを回転させるスピンドル部に設けられたコレットチャックにドラムコアを受け渡す場合には、ドラムコア保持治具によってベース部がチャックされた状態でドラムコア部の鍔部をコレットチャックによりチャックすることで受け渡しを行っていた。

概要

巻胴部を挟んで両側に位置する鍔部ベース部との中心軸のずれたドラムコアにおいて、受け渡し時にドラムコアの損傷を防止する受け渡し治具を提供することを目的とする。

ドラムコア2を回転するスピンドル先端のチャック20に受け渡すドラムコア2の受け渡し治具において、ドラムコア2の線材を収装する巻胴部6を載置する受け部3と、ドラムコア2を受け部3に磁力で固定する磁石4とを備えたので受け渡し時にドラムコア2に損傷を与えることがない。

目的

本発明は、このような問題点を解決するドラムコアの受け渡し治具を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

線材収装する巻胴部と線材を接続する端子部を有するドラムコアを回転するスピンドル先端チャックに受け渡すドラムコアの受け渡し治具において、ドラムコアの巻胴部を載置する受け部と、ドラムコアを受け部に磁力で固定する磁石とを備えたことを特徴とするドラムコアの受け渡し治具。

請求項2

ドラムコア巻胴部のスピンドル側に設けられた鍔部に対面する受け部の端面に凸部を設け、鍔部を押圧しチャックの中心軸に対する鍔部の垂直度補正することを特徴とする請求項1に記載のドラムコアの受け渡し治具。

技術分野

0001

本発明は、その胴部線材巻線するドラムコアの受け渡し治具に関する。

背景技術

0002

従来のドラムコアに線材を巻線する工程において、ドラムコアのベース部をチャックしたドラムコア保持治具から、ドラムコアを回転させるスピンドル部に設けられたコレットチャックにドラムコアを受け渡す場合には、ドラムコア保持治具によってベース部がチャックされた状態でドラムコア部の鍔部をコレットチャックによりチャックすることで受け渡しを行っていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながらこのような場合には、受け渡し時、一時的にドラムコアがドラムコア保持治具とコレットチャックの両者に保持される状態が生じる。ドラムコア保持治具に保持された被保持部材(すなわちドラムコア)とコレットチャックは同軸上に配置されるが、ドラムコアのベース部と鍔部は、その製造過程で、それぞれの中心線偏心する場合がある。偏心が生じたドラムコアをドラムコア保持治具とコレットチャックに同時にチャックさせると、ドラムコアの偏心によってドラムコアに外力が生じ、鍔部が割れるという問題がある。

0004

本発明は、このような問題点を解決するドラムコアの受け渡し治具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

第1の発明は、線材を収装する巻胴部と線材を接続する端子部とを有するドラムコアを回転するスピンドル先端のチャックに受け渡すドラムコアの受け渡し治具において、ドラムコアの巻胴部を載置する受け部と、ドラムコアを受け部に磁力で固定する磁石とを備える。

0006

第2の発明は、第1の発明において、ドラムコア巻胴部のスピンドル側に設けられた鍔部に対面する受け部の端面に凸部を設け、凸部によってチャックに鍔部を密着させるように、鍔部を押すようにしたので、チャックの中心軸に対する鍔部の垂直度補正する。

0007

第1の発明では、ドラムコアはその巻胴部を受け渡し治具の受け部に置かれているだけでなく、磁石によって固定されているので、ドラムコアをスピンドルに受け渡す時に外れることを防止できる。またドラムコアをスピンドル先端のチャックに把持する時に、ドラムコアの鍔部の中心軸と巻胴部の中心軸がずれていても、端子が磁石の磁力によって固定されているのみなので、容易にドラムコアは受け渡し治具から外れ、ドラムコアに損傷を与えることなく、スピンドルに受け渡すことが可能となる。

0008

第2の発明では、巻胴部のスピンドル側に設けられた鍔部に対面する受け部の端面に凸部を設け、鍔部を押圧しチャックの中心軸に対する鍔部の垂直度を補正するので、鍔部がチャックの中心軸の軸直角方向に対して傾斜していたとしても補正されてスピンドルのチャックに把持されるので、保持姿勢が安定する。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。

0010

図1には、本発明の実施の形態のドラムコアの受け渡し治具の概要を示す。

0011

本発明の受け渡し治具は、前行程から送られてきたドラムコア2を載置する受け部3と、受け部3に置かれたドラムコア2を固定する磁石4とを備えた保持治具1とを備える。受け部3に置かれたドラムコア2がコレットチャック20を有するスピンドル部27に受け渡されることによってドラムコア2の受け渡しは完了する。

0012

次に図2から図4を用いてドラムコア2を保持するための保持治具1を詳細に説明する。

0013

ドラムコア2は線材を巻きつける円筒状の巻胴部6を備え、巻胴部6のスピンドル側(図2中左側)に巻胴部6と同心の、かつ直径の大きい鍔部9が所定の厚さを持って設けられる。また巻胴部6の右側にはベース部7が巻胴部6より大きい直径で形成される。ベース部7から軸方向内側(スピンドルと反対方向)に向けて複数の端子8(本実施形態では上側に3本、下側に2本計5本)がそれぞれ平行に設けられている。下側の端子8の下方には端子8を保持するように、磁石4がそれぞれ保持治具1に備えられており、ドラムコア2が載置された時に端子8と密着し、磁力によってドラムコア2を保持している。

0014

ドラムコア2の巻胴部6は、円筒状の巻胴部6の外形に対応するように凹部10が形成された保持装置1の受け部3に載置されている。

0015

したがって、ドラムコア2は保持治具1において、受け部3と磁石4の3点によって支持され、その中心線はコレットチャック20の中心線と同一線上にあるように設定される。

0016

本実施形態において、巻胴部6は円筒状としたが、これに限らず、たとえば、四角形等の多角形形状であってもよい。またドラムコア2の端子8を磁石4によって固定し、ドラムコア2を保持治具1に固定したが、これにとらわれることはなく、例えば受け部3に磁石4を備えることでドラムコアの芯だしと固定を受け部3で兼ねることができる。

0017

次に、保持治具1からドラムコア2を受け渡されるスピンドル部27について説明する。図1に示すようにスピンドル部27は、ドラムコア2の鍔部9に対面するように設置されており、コレットチャック20の中心軸がドラムコア2の中心軸と同一軸上になるように備えられている。コレットチャック20の凹部24は、その径がスピンドル部27の爪22の移動により変化し、開口したときには鍔部9の外径よりも大きく、閉口した時には鍔部9の外周を把持する寸法を有するように構成される。

0018

コレットチャック20はその爪22を図5に示すエアシリンダの腕34によって引くことで、斜面26に沿ってコレットチャック20の凹部24は開口し、鍔部9の外径を把持する状態となる。この状態で凹部24は鍔部9の外周を覆い、コレットチャック20がスプリング25により初期位置に戻されることで、凹部24は閉口し、鍔部9を外周側から把持する。

0019

なお図1では保持治具1とスピンドル部27とが軸方向に離れているが、把持時には鍔部9はコレクトチャックの受け面21に接した状態となるように、スピンドル部27が軸方向に移動する。さらに把持状態ではドラムコア2は軸方向に移動することは不可能であるため(ドラムコア2が受け部3に置かれた巻胴部6の両端に巻胴部6より直径の大きな鍔部9とベース部7を備えているため)、スピンドル部27を上下方向に移動して、ドラムコア2を軸方向に移動可能としてスピンドル部27への受け渡しを完了する。

0020

また、図2から4に示すようにドラムコア2の鍔部9の端面9aに接するように受け部3のスピンドル側の端面3aに凸部5が設けられる。凸部5はドラムコア2の巻胴部6の中心を挟んで水平に2箇所設けられる。

0021

凸部5の鍔部9の端面9aとの接触面5aは、ドラムコア2の中心軸に対して直角を形成し、かつそれぞれが同一平面上に設けられる。よって受け部3の凸部5がドラムコア2の鍔部9の端面9aを押し、コレットチャック20の凹部24内に挿入することで、ドラムコア2の鍔部9のスピンドル側の端面9bがコレットチャック20の受け面21に密着する。

0022

次に作用につき説明する。

0023

前行程から送られてきたドラムコア2は、保持治具1の受け部3に載置されるとともに、その端子8が保持治具1に設けられた磁石4によって保持される。よって次行程に送られる時、コレットチャック20に把持されたドラムコア2の鍔部9の中心軸と、たとえば巻胴部6の中心軸がずれていたとしても、コレットチャック20に把持されたドラムコア2は、保持治具1に磁石4の磁力によって保持されているだけなので容易に磁石4から外れることができる。よって、コレットチャック20と保持治具1との同時把持によるドラムコア2の鍔部9の損傷を防止することができる。

0024

また鍔部9の端面9bをコレットチャック20の受け面21に押付ける際に、保持治具1の受け部3のスピンドル側の端面3aをドラムコア2の鍔部9の端面9aに全面で押付けるようになっていると、鍔部9の端面9aの角度が軸直角に対して少しでも傾斜した場合、反対側の端面9bがコレットチャック20の受け面21に傾いて接触し、傾いたまま取り付けられる場合がある。

0025

しかしながら本発明では、保持治具1の受け部3のスピンドル側の端面3aに凸部5を設け、この凸部5の端面5aによってコレットチャック20の受け面21に鍔部9の端面9bを密着させるように、鍔部9の端面9aを押すようにした。よって鍔部9の端面9bの傾斜を吸収することができ、コレットチャック20の受け面21に鍔部9の端面9bを密着させて、ドラムコア2を把持することができるので、ドラムコア2の保持姿勢を安定させることができる。

0026

図5にはドラムコアの受け渡し行程の全体構成を示してあり、これについて説明する。

0027

まずコレットチャック20を備えたスピンドル部27は、巻線ヘッド28を介して各駆動モータ(40、41等)によって3軸方向に移動可能なテーブル30に固定されている。コレットチャック20は、スピンドル31に接続されており、スピンドルモータ32によって回転可能となっている。

0028

また巻線ヘッド28上には、コレットチャック20を開閉するための開閉シリンダ33が備えられている。開閉チャックシリンダ33はその伸縮する腕34によって、コレットチャック20の爪22をスピンドル側に引っ張り、コレットチャック20を開口させるようになっている。コレットチャック20を閉じるには、爪22から腕34をはずし、コレットチャック20に内蔵されたバネ25のドラムコア側への付勢力によって、コレットチャック20が初期位置に復帰することでコレットチャック20は閉口する。

0029

一方、ドラムコア2は保持治具1に固定された状態で、パレット35に乗せられ、コンベア36のベルト37によって所定位置まで運ばれてくる。所定位置はベルト37の脇に備えられたストッパ38によって規定されており、所定位置に停止することでドラムコア2の中心軸とコレットチャック20の中心軸とが同一軸上にあるように制御される。

0030

この状態からテーブル30がドラムヘッド2方向に移動し、ドラムヘッド2を把持できる所定位置にコレットチャック20を移動させると共に、コレットチャック20は開口する。この後、前述したようにコレットチャック20がドラムコア2を把持し、テーブル30が初期位置に戻って、ドラムコア2の受け渡しが完了する。

図面の簡単な説明

0031

図1本発明の実施の形態を示す概略図である。
図2本発明の保持治具の平面図である。
図3本発明の保持治具の側面図である。
図4本発明の保持治具の正面図である。
図5本発明のドラムコア受け渡し工程全体図である。

--

0032

1保持治具
2ドラムコア
3 受け部
4磁石
5 凸部
6巻胴部
7ベース部
8端子
9 鍔部

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