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技術 農園芸用殺菌組成物

出願人 大塚化学株式会社
発明者 田中敏房大岡朗浅原健彦則武智哉大日田聡
出願日 2000年1月25日 (20年5ヶ月経過) 出願番号 2000-015715
公開日 2001年7月31日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2001-206806
状態 特許登録済
技術分野 農薬・動植物の保存
主要キーワード サブロール 硫酸二アンモニウム サリチル酸亜鉛三水和物 フミン 水溶性亜鉛塩 無機質微粉体 硫酸亜鉛七水和物 硫酸アンモニウムアルミニウム
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

本発明は、農園芸用殺菌活性化合物金属塩類とを有効成分とする農園芸用殺菌組成物を提供することを課題とする。

解決手段

本発明の農園芸用殺菌組成物は、農園芸用殺菌活性化合物と金属塩類とを有効成分とするものである。

概要

背景

農園芸作物栽培では、農園芸作物病原菌による栽培植物,農生産物品質の低下,収量の減少などを防ぐために、種々の農園芸用殺菌活性化合物(以下、「殺菌活性化合物」とも称す。)が使用されているが、気象,環境,誤用などが原因となって作物薬害が発生することがある。そのため、例えば、特公昭47−640号公報では、「殺菌活性化合物であるマンネブ(maneb)」と「水溶性亜鉛塩又は水溶性カドミウム塩」とを含有する組成物とすることによって、殺菌活性化合物の作物に対する薬害を軽減した農園芸用殺菌組成物を得られることが記載されている。しかし、金属塩類が、ステロール類生合成阻害する農園芸用殺菌活性化合物(以下、「SBI剤」とも称する。)の作物に対する薬害を軽減できることは知られていなかった。

概要

本発明は、農園芸用殺菌活性化合物と金属塩類とを有効成分とする農園芸用殺菌組成物を提供することを課題とする。

本発明の農園芸用殺菌組成物は、農園芸用殺菌活性化合物と金属塩類とを有効成分とするものである。

目的

本発明の課題は、SBI剤(ステロール類生合成を阻害する農園芸用殺菌活性化合物)と金属塩類とを有効成分とする農園芸用殺菌組成物を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

ステロール類生合成阻害する農園芸用殺菌活性化合物金属塩類とを有効成分とすることを特徴とする農園芸用殺菌組成物

請求項2

ステロール類の生合成を阻害する農園芸用殺菌活性化合物が、オキスポコナゾールフマレートヘキサコナゾールミクロブタニルプロピコナゾールトリアジメフォンエポキシコナゾールフェンプロピジンピリフェノクスペフラゾエートイプコナゾールフルシラゾールプロクロラズ及びフェナリモルから選ばれたものである請求項1の農園芸用殺菌組成物。

請求項3

ステロール類の生合成を阻害する農園芸用殺菌活性化合物が、オキスポコナゾール−フマレート,ヘキサコナゾール,ミクロブタニル,プロピコナゾール,トリアジメフォン,エポキシコナゾール,フェンプロピジン,ピリフェノックス,ペフラゾエート,イプコナゾール,フルシラゾール,プロクロラズ及びフェナリモルから選ばれたものであり;金属塩類が、塩化鉄(III)六水和物硫酸銅(II)五水和物硫酸亜鉛七水和物及び硫酸鉄(II)七水和物から選ばれたものである請求項1の農園芸用殺菌組成物。

請求項4

ステロール類の生合成を阻害する農園芸用殺菌活性化合物と金属塩類とを施用することを特徴とする農園芸用病原菌殺菌方法

請求項5

ステロール類の生合成を阻害する農園芸用殺菌活性化合物が、オキスポコナゾール−フマレート,ヘキサコナゾール,ミクロブタニル,プロピコナゾール,トリアジメフォン,エポキシコナゾール,フェンプロピジン,ピリフェノックス,ペフラゾエート,イプコナゾール,フルシラゾール,プロクロラズ及びフェナリモルから選ばれたものである請求項4の農園芸用病原菌の殺菌方法。

請求項6

ステロール類の生合成を阻害する農園芸用殺菌活性化合物が、オキスポコナゾール−フマレート,ヘキサコナゾール,ミクロブタニル,プロピコナゾール,トリアジメフォン,エポキシコナゾール,フェンプロピジン,ピリフェノックス,ペフラゾエート,イプコナゾール,フルシラゾール,プロクロラズ及びフェナリモルから選ばれたものであり;金属塩類が、塩化鉄(III)六水和物,硫酸銅(II)五水和物,硫酸亜鉛七水和物及び硫酸鉄(II)七水和物から選ばれたものである請求項4の農園芸用殺菌組成物。

技術分野

0001

本発明は、農園芸用殺菌活性化合物金属塩類とを有効成分とする農園芸用殺菌組成物に関するものである。

背景技術

0002

農園芸作物栽培では、農園芸作物病原菌による栽培植物,農生産物品質の低下,収量の減少などを防ぐために、種々の農園芸用殺菌活性化合物(以下、「殺菌活性化合物」とも称す。)が使用されているが、気象,環境,誤用などが原因となって作物薬害が発生することがある。そのため、例えば、特公昭47−640号公報では、「殺菌活性化合物であるマンネブ(maneb)」と「水溶性亜鉛塩又は水溶性カドミウム塩」とを含有する組成物とすることによって、殺菌活性化合物の作物に対する薬害を軽減した農園芸用殺菌組成物を得られることが記載されている。しかし、金属塩類が、ステロール類生合成阻害する農園芸用殺菌活性化合物(以下、「SBI剤」とも称する。)の作物に対する薬害を軽減できることは知られていなかった。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明の課題は、SBI剤(ステロール類生合成を阻害する農園芸用殺菌活性化合物)と金属塩類とを有効成分とする農園芸用殺菌組成物を提供することである。

課題を解決するための手段

0004

本発明者らは、前記の課題を解決するために検討した結果、SBI剤と金属塩類とを有効成分とする農園芸用殺菌組成物が、農園芸作物病原菌による栽培植物,農生産物の品質の低下,収量の減少などを顕著に防ぐことができることがわかった。即ち、本発明は、次の通りである。第1の発明は、SBI剤と金属塩類とを有効成分とする農園芸用殺菌組成物に関するものである。第2の発明は、SBI剤と金属塩類とを施用することを特徴とする農園芸用病原菌の殺菌方法に関するものである。

0005

以下、本発明を詳細に説明する。本発明の農園芸用殺菌組成物において使用できるSBI剤は、ステロール類生合成を阻害する農園芸用殺菌活性を有する化合物であれば特に制限されない。SBI剤としては、例えば、チルト(Propiconazole/一般名),バイトン(Triadimefon/一般名),エピック(Epoxiconazole/一般名),ラリー(Myclobutanil/一般名),トリフミン(Trifurumizole/一般名),アンビル(Hexaconazole/一般名),Punch(Flusilazole/一般名),サブロール(Triforin/一般名),ルビゲン(Fenarimol/一般名),バイコラール(Bitertanol/一般名),スポタック(Prochloraz/一般名),マネージ(Imibenconazole/一般名),ボジクロール(Pyrifenox/一般名),ヘルシード(Pefurazoate/一般名),アルト(Cyproconazole/一般名),シルバキュア(Tebuconazole/一般名),テクリード(Ipconazole/一般名),スコア(Difenconazole/一般名),オーシャイン(Oxspoconazole−fumalate[オキスポコナゾールフマレート]/一般名),Fungaflor(Imazalil/一般名),Baytan(Triadimenol/一般名),SUMI−8(Diniconazole/一般名),Trimidal(Nuarimol/一般名),Rodewod(Azaconazole/一般名),Topas(Penconazole/一般名),Impact(Flutriafol/一般名),Enable(Fenbuconazole/一般名),Arpege(Tetraconazole/一般名),Triticonazole(Premis/一般名),Granit(Bromuconazole/一般名),Castellan(Fluquinconazole/一般名),Caramba(Metoconazole/一般名),Malprex(Fenarimol/一般名),Corona(Pyrifenox/一般名),Corbel(Fenpropimorph/一般名)などを挙げることができる。

0006

好ましいSBI剤は、オキスポコナゾール−フマレート,ヘキサコナゾールミクロブタニルプロピコナゾールトリアジメフォンエポキシコナゾールフェンプロピジンピリフェノクスペフラゾエートイプコナゾールフルシラゾールプロクロラズ及びフェナリモルである。オキスポコナゾール−フマレート(一般名)(商品名;オーシャイン)は、特開平7−304774に記載の合成方法によって入手することができる。ヘキサコナゾール(一般名)(商品名;アンビル),ミクロブタニル(一般名)(商品名;ラリー),プロピコナゾール(一般名)(商品名;チルト),トリアジメフォン(一般名)(商品名;バイレトン),エポキシコナゾール(一般名)(商品名;エピック),フェンプロピジン(一般名)(商品名;ターン),ピリフェノックス(一般名)(商品名;ポジグロール),ペフラゾエート(一般名)(商品名;ヘルシード),イプコナゾール(一般名)(商品名;テクリード),フルシラゾール(一般名)(商品名;ナスター),プロクロラズ(一般名)(商品名;スポルタック),フェナリモル(一般名)(商品名;ルビゲン)などは、市販品を入手して使用することができる。

0007

本発明の農園芸用殺菌組成物において使用できる金属塩類とは、典型元素或いは遷移元素アルカリ金属アルカリ土類金属ハロゲン元素などから構成される金属塩類を総称するものである。金属塩類の具体例としては、例えば、塩化鉄(III)六水和物,塩化鉄(II)四水和物,くえん酸アンモニウム鉄(III),硫酸アンモニウム鉄(II)六水和物,乳酸鉄(II)三水和物硝酸鉄(III)九水和物,しゅう酸鉄(II)二水和物硫酸鉄(II)七水和物,硫酸銅(II)五水和物酢酸銅(II)一水和物塩化銅(II)二水和物,水酸化銅(II),硝酸銅(II)三水和物,塩基性硫酸銅(II),硫化銅(II),臭化銅(II),よう化銅(I),塩化亜鉛酢酸亜鉛二水和物塩基性炭酸亜鉛,よう化亜鉛乳酸亜鉛三水和物,硝酸亜鉛六水和物,硫酸亜鉛七水和物サリチル酸亜鉛三水和物りん酸亜鉛四水和物,酢酸マンガン(II)四水和物,炭酸マンガン(II),塩化マンガン(II)四水和物,ぎ酸マンガン(II)二水和物,硝酸マンガン(II)六水和物,硫酸マンガン(II)五水和物,硫酸アンモニウムマンガン(II)六水和物,りん酸マンガン(II)一塩基性四水和物,ほう酸マンガン(II),しゅう酸マンガン(II)0.5水和物,過マンガン酸カリウム硫酸アンモニウムアルミニウム十二水和物,塩化アルミニウム(III)六水和物,水酸化アルミニウム硝酸アルミニウム九水和物,硫酸カリウムアルミニウム十二水和物硫酸ナトリウムアルミニウム十二水和物,ぎ酸銅(II)四水和物,クエン酸第二鉄クエン酸銅(II)2.5水和物,シュウ酸銅(II)0.5水和物,フマル酸鉄(II),リン酸鉄(III),塩化第二鉄六水和物,塩化二アンモニウム銅(II)二水和物,塩基性硫酸銅,酢酸マンガン四水和物,酢酸銅,二リン酸鉄(III)溶性硫酸第二鉄硫酸二アンモニウム鉄(II)六水和物,硫酸マンガン(II)五水和物,ぎ酸銅(II)四水和物など挙げることができるが;好ましくは、塩化鉄(III)六水和物,硫酸銅(II)五水和物,硫酸亜鉛七水和物及び硫酸鉄(II)七水和物である。

0008

本発明における金属塩類と殺菌活性化合物とを施用する方法は、殺菌活性化合物の薬害が施用農作物に現れない時期までに金属塩類を施用しておけばよいが;好ましくは、殺菌活性化合物を施用農作物に施用するまでに金属塩類を施用するのがよく;さらに好ましくは、殺菌活性化合物と金属塩類とを有効成分とする殺菌組成物として施用するのがよい。殺菌組成物として施用する時の殺菌活性化合物と金属塩類との使用割合は、本発明の目的を達成できる限り特に限定されず、本発明で使用する農園芸用殺菌活性化合物の種類,施用農作物の種類に応じてそれぞれ最適な重量比を選択できるが;好ましくは、殺菌活性化合物:金属塩類=(1重量部:500重量部)〜(500重量部:1重量部)である。

0009

本発明で、殺菌活性化合物と金属塩類とを製剤時混合または施用時混合して処理する場合には、各種の界面活性剤添加剤等を加用し、水和剤液剤乳剤顆粒水和剤顆粒水溶剤懸濁剤乳濁剤,サスポエマルジョンマイクロエマルジョン粉剤粒剤ゲル剤などの剤型にして使用することができる。本発明において使用できる農園芸作物は、特に制限されず、例えば、インゲンエンドウアズキダイズピーマンハクサイバラレタスゴボウキクチャ,ナス,タバココムギライムギトウモロコシキャベツナタネダイコンブロッコリーカブ,ナバナ,カボチャテンサイホウレンソウサツマイモキュウリイチゴメロンブドウスイカなどを挙げることができる。

0010

以下に本発明を実施例,試験例及び比較例によって具体的に説明する。なお、これらの実施例は、本発明の範囲を限定するものではない。

0011

実施例1
オキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピルオキサゾリジン−3−イルカルボニルイミダゾリウム]〕フマレート剤20重量部、塩化鉄(III)六水和物8重量部、界面活性剤商品名:ハイマール2026、本油脂製薬(株))4重量部、界面活性剤(商品名:SUN-X P-252、日本製紙(株))2重量部、界面活性剤(商品名:マーベリンW-50、松本油脂製薬(株))2重量部、無機質微粉体(商品名:カオリンクレーNo.15、カナヤ興産(株))59重量部、珪藻土(昭和化学工業(株))5重量部を添加後、分析用粉砕器を用いて混合粉砕し、100重量部の水和剤を製造した。

0012

実施例2
オキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート剤20重量部、硫酸銅(II)五水和物0.7重量部、界面活性剤商品名:ハイマール2026、松本油脂製薬(株))4重量部、界面活性剤(商品名:SUN-X P-252、日本製紙(株))2重量部、界面活性剤(商品名:マーベリンW-50、松本油脂製薬(株))2重量部、無機質微粉体(商品名:カオリンクレーNo.15、カナヤ興産(株))66.3重量部、珪藻土(昭和化学工業(株))5重量部を添加後、分析用粉砕器を用いて混合粉砕し、100重量部の水和剤を製造した。

0013

実施例3
オキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート剤20重量部、界面活性剤(商品名:Sorpol5096、東邦化学(株))2重量部、界面活性剤(商品名:SOPROPHORS40/p、ローディア日華(株)製)10重量部、界面活性剤(商品名:サンエキスp−252 日本製紙(株))7重量部、無機質微粉体(商品名:カオリンクレーNo.15、カナヤ興産(株))60重量部、珪藻土(昭和化学工業(株)製)1重量部を添加後、分析用粉砕器を用いて混合粉砕し、100重量部の水和剤を製造した。

0014

〔試験例〕本発明の効果を試験例にて説明する。但し、試験例で用いた殺菌剤組成物は実施例1〜実施例3に従って製剤したものである。
試験例1
実施例3に示した組成のオキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように量した。次ぎに、塩化鉄(III)六水和物,硫酸銅(II)五水和物,硫酸亜鉛七水和物及び硫酸鉄(II)七水和物をそれぞれ所定濃度となるように秤量して加えた後、展着剤(商品名:ネオエステリン、クミアイ化学工業株式会社製)60ppmを含む水道水を用いて十分に混合して散布液を作成した。ポット植え1.5葉期キュウリ(品種:Sharp 1)にポットあたり散布液15mlを1回散布し、散布後7日目における薬害の発生状況を次に示す調査基準に従って判定した。なお、試験は3反復で行い、その試験結果の平均値を算出して判定した。

0015

〔薬害の調査基準〕
−:未試験
0:薬害なし
1:わずかな葉枯れネクロシス)、展開葉の奇形、実用上問題なし。
2:若干の葉枯れ(ネクロシス)、展開葉の奇形、実用上問題なし。
3:実用上問題となる葉枯れ(ネクロシス)、展開葉の奇形。
4:明かな葉枯れ(ネクロシス)、展開葉の奇形、実用上問題となる。
5:著しい葉枯れ(ネクロシス)、展開葉の奇形、実用上問題となる。
その結果を表1に示す。

0016

0017

試験例2
実施例3に示した組成のオキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート水和剤、市販アンビル(ヘキサコナゾール/一般名)フロアブル剤及びラリー(ミクロブタニル/一般名)水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量した。次ぎに、塩化鉄(III)六水和物,硫酸銅(II)五水和物をそれぞれ所定濃度となるように秤量して加えた後、展着剤(商品名:ネオエステリン、クミアイ化学工業株式会社製)60ppmを含む水道水を用いて十分に混合して散布液を作成した。比較例として、金属塩を添加しない各SBI剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量して、実施例と同様に散布液を作成した。ポット植え1.5葉期キュウリ(品種:Sharp 1)にポットあたり散布液15mlを1回散布し、散布後7日目における薬害の発生状況を判定した。なお、試験は3反復で行ない、薬害の調査基準は試験例1に準ずる。その結果を表2に示す。

0018

0019

試験例3
実施例1に示した組成のオキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量した。次ぎに、展着剤(商品名:ネオエステリン、クミアイ化学工業株式会社製)60ppmを含む水道水を用いて十分に混合して散布液を作成した。比較例として、金属塩を添加しない実施例3に示したオキスポコナゾールフマレート水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量して、実施例と同様に散布液を作成した。ポット植え1.5葉期キュウリ(品種:Sharp 1)にポットあたり散布液15mlを1回散布し、散布後7日目における薬害の発生状況を判定した。なお、試験は3反復で行ない、薬害の調査基準は試験例1に準ずる。その結果を表3に示した。

0020

0021

試験例4
実施例3に示した組成のオキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量した。次ぎに、塩化鉄(III)六水和物を所定濃度となるように秤量して加えた後、展着剤(商品名:ネオエステリン、クミアイ化学工業株式会社製)60ppmを含む水道水を用いて十分に混合して散布液を作成した。比較例として、塩化鉄(III)六水和物を添加しない実施例3に示したオキスポコナゾール−フマレート水和剤Iを散布液中濃度が400ppmとなるように秤量して、実施例と同様に散布液を作成した。ポット植えの5葉期キヌサヤエンドウ(品種:成三十日)、4.5葉期エンドウ(品種:仏国大)及び2.5葉期ハクサイ(品種:野崎2号)にポットあたり散布液15mlを1回散布し、散布後7日目における薬害の発生状況を判定した。なお、試験は3反復で行ない、薬害の調査基準は試験例1に準ずる。その結果を表4に示す。

0022

0023

試験例5
実施例3に示した組成のオキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート水和剤、市販チルト(プロピコナゾール/一般名)乳剤,市販バイレトン(トリアジメフォン/一般名)水和剤,市販エピック(エポキシコナゾール/一般名)フロアブル剤,市販ターン(フェンプロピジン/一般名)乳剤,市販ポジグロール(ピリフェノックス/一般名)水和剤,市販ヘルシード(ペフラゾエート/一般名)乳剤,市販テクリード(イプコナゾール/一般名)フロアブル剤,市販ナスター(フルシラゾール/一般名)乳剤,市販スポルタック(プロクロラズ/一般名)乳剤及び市販ルビゲン(フェナリモル/一般名)水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量した。次ぎに、塩化鉄(III)六水和物,硫酸銅(II)五水和物及び硫酸亜鉛七水和物をそれぞれ所定濃度となるように秤量して加えた後、展着剤(商品名:ネオエステリン、クミアイ化学工業株式会社製)60ppmを含む水道水を用いて十分に混合して散布液を作成した。比較例として、金属塩を添加しない各SBI剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量して、実施例と同様に散布液を作成した。ポット植え1.5葉期キュウリ(品種:Sharp 1)にポットあたり散布液15mlを1回散布し、散布後7日目における薬害の発生状況を判定した。なお、試験は3反復で行ない、薬害の調査基準は試験例1に準ずる。その結果を表5に示す。

0024

0025

試験例6
実施例2に示した組成のオキスポコナゾール〔ビス[(RS)−3−[2,4,4−トリチメル−2−(3−クロロフェニルプロピル)オキサゾリジン−3−イルカルボニル]イミダゾリウム]〕フマレート水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量した。次ぎに、展着剤(商品名:ネオエステリン、クミアイ化学工業(株))60ppmを含む水道水を用いて十分に混合して散布液を作成した。比較例として、無機金属塩を添加しない実施例3に示したオキスポコナゾール-フマレート水和剤を散布液中濃度が400ppmとなるように秤量して、実施例と同様に散布液を作成した。ポット植え1.5葉期キュウリ(品種:Sharp 1)にポットあたり散布液15mlを1回散布し、散布後7日目における薬害の発生状況を判定した。なお、試験は3反復で行ない、薬害の調査基準は試験例1に準ずる。その結果を表6に示した。

0026

発明の効果

0027

本発明の農園芸用殺菌組成物は、農園芸作物病原菌による栽培植物,農生産物の品質の低下,収量の減少などを顕著に防ぐことができるものである。

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