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技術 道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法

出願人 株式会社ワイ・ビー・ケイ工業
発明者 山田茂人
出願日 2000年1月26日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-017712
公開日 2001年7月31日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2001-204272
状態 特許登録済
技術分野 植物の保護 捕獲、駆除 街路・軌道・海岸の清掃
主要キーワード まさ土 緑地帯 ホタテ貝 サザエ ハマグリ シジミ 散水量 硬化材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年7月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

緑地帯雑草繁殖するのを防止して、木を好ましい生育環境とする。緑地帯の表面で光を反射して視認性を向上する。施工コストを低減する。

解決手段

貝殻破砕した貝殻粉粒体セメントを含む硬化材3を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程、敷設された硬化材3の表面に散水する散水工程、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装4で被覆する硬化工程とからなる。

概要

背景

高速道路等の中央分離帯1の断面図を図1に示す。中央分離帯1は、図の断面図に示すように、快適にドライブできるように木等の植物2を植え付けている。木等の植物を植生させるために、中央分離帯1の上面は土が表出している。このため、中央分離帯1は、木の周囲に雑草繁殖する。雑草が道路にはみだすと、交通の妨害となるので、一定の期間ごとに人手除草している。さらに、雑草は除草剤で除去することもできる。ただ、除草剤を使用すると、植生させている木に悪い影響を与えることがある。このため、実際には、非常に手間をかけて人手で除草しているのが実状である。道路は、中央分離帯に限らず、両側に緑地帯を設けることもある。ここに設けた緑地帯も、木等の植物を植生させているので雑草が繁殖する。

概要

緑地帯に雑草が繁殖するのを防止して、木を好ましい生育環境とする。緑地帯の表面で光を反射して視認性を向上する。施工コストを低減する。

貝殻破砕した貝殻粉粒体セメントを含む硬化材3を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程、敷設された硬化材3の表面に散水する散水工程、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装4で被覆する硬化工程とからなる。

目的

本発明の第1の目的はこの欠点を解消することにある。すなわち、本発明の第1の大切な目的は、緑地帯に雑草が繁殖するを防止して、しかも木を好ましい環境で生育できる道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法を提供することにある。

本発明の第2の目的はこの欠点を解消すること、すなわち、緑地帯の表面で光を反射させて視認性を向上でき、さらに、この状態を極めて簡単かつ容易に、しかも安価に実現できる道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
2件

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請求項1

貝殻破砕した貝殻粉粒体セメントを含む硬化材(3)を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程と、敷設された硬化材(3)の表面に散水する散水工程と、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装(4)で被覆する硬化工程とからなる道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法

請求項2

貝殻を破砕した貝殻粉粒体と、青石粉砕した青石粉粒体と、セメントを含む硬化材(3)を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程と、敷設された硬化材(3)の表面に散水する散水工程と、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装(4)で被覆する硬化工程とからなる道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法。

請求項3

貝殻を破砕した貝殻粉粒体と土砂とセメントを含む硬化材(3)を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程と、敷設された硬化材(3)の表面に散水する散水工程と、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装(4)で被覆する硬化工程とからなる道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法。

請求項4

散水工程が、硬化材(3)の表面を湿潤な状態とする程度に散水する第1散水工程と、第1散水工程の後、硬化材(3)の表面を硬化させた後に第1散水工程よりも多量の水を散水する第2散水工程とからなる請求項1ないし3のいずれかに記載される道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法。

技術分野

0001

本発明は、道路中央分離帯や、側溝に沿って設けられる緑地帯等に雑草が生えるのを防止する表面処理方法に関する。

背景技術

0002

高速道路等の中央分離帯1の断面図を図1に示す。中央分離帯1は、図の断面図に示すように、快適にドライブできるように木等の植物2を植え付けている。木等の植物を植生させるために、中央分離帯1の上面は土が表出している。このため、中央分離帯1は、木の周囲に雑草が繁殖する。雑草が道路にはみだすと、交通の妨害となるので、一定の期間ごとに人手除草している。さらに、雑草は除草剤で除去することもできる。ただ、除草剤を使用すると、植生させている木に悪い影響を与えることがある。このため、実際には、非常に手間をかけて人手で除草しているのが実状である。道路は、中央分離帯に限らず、両側に緑地帯を設けることもある。ここに設けた緑地帯も、木等の植物を植生させているので雑草が繁殖する。

発明が解決しようとする課題

0003

中央分離帯や道路の両側に設けた緑地帯を除草するとき、道路を完全に通行止めにすることは非常に難しい。このため、中央分離帯や両側の緑地帯の付近自動車通行しないようにして、除草しているのが実状である。この状態での除草は非常に危険な作業となる。この欠点は、緑地帯の上面を、コンクリート被覆して少なくできる。ただ、緑地帯の上面をコンクリートで被覆する方法は、ここに植生させている木の生育環境を著しく悪化させる。それは、表面を被覆しているコンクリートが、緑地帯の土砂への雨水の供給を阻止するからである。さらに、コンクリートで被覆した緑地帯は、木の部分に貫通孔を設けてここに木を植え付けているが、貫通孔のない部分には木を植え付けできなくなる欠点もある。このため、木が生育して大きくなると、貫通孔が小さくなることも、木の生育を悪くする。貫通孔を大きく開口すると、開口部で雑草が繁殖する弊害がある。このため、緑地帯の表面の一部をコンクリートで被覆する方法は、たとえば、交通量が非常に多いために除草が極めて危険な状態となる、特別な例外を除いて採用できないのが実状である。

0004

本発明の第1の目的はこの欠点を解消することにある。すなわち、本発明の第1の大切な目的は、緑地帯に雑草が繁殖するを防止して、しかも木を好ましい環境で生育できる道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法を提供することにある。

0005

さらに、表面を地面とする緑地帯は、雨の夜に視認性が極めて悪くなる欠点もある。それは、緑地帯の表面に表出している地面が、自動車のライトを吸収して真っ暗に見えるからである。道路面も、ライトを吸収して真っ暗になるので、視認性が極めて悪くなる。このため、雨の夜間には、ドライバーは非常に慎重運転する必要があって、疲れやすく、また事故の発生しやすくなる弊害がある。

0006

本発明の第2の目的はこの欠点を解消すること、すなわち、緑地帯の表面で光を反射させて視認性を向上でき、さらに、この状態を極めて簡単かつ容易に、しかも安価に実現できる道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法は、貝殻破砕した貝殻粉粒体セメントを含む硬化材3を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程と、敷設された硬化材3の表面に散水する散水工程と、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装4で被覆する硬化工程とからなる。

0008

以上の方法で、道路の緑地帯の表面に設けられた通水性除草舗装4は、雑草が生えるのを確実に防止して、しかも、雨水を通過させる。このため、緑地帯に植え付けている植物の生育を阻害することなく、ここに雑草が繁殖するのを防止する。

0009

本発明の請求項2の道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法は、貝殻を破砕した貝殻粉粒体と、青石粉砕した青石粉粒体と、セメントを含む硬化材3を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程と、敷設された硬化材3の表面に散水する散水工程と、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装4で被覆する硬化工程とからなる。

0010

本発明の請求項3の道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法は、貝殻を破砕した貝殻粉粒体と土砂とセメントを含む硬化材3を地表面に所定の厚さで敷きならしする敷設工程と、敷設された硬化材3の表面に散水する散水工程と、散水された水でセメントを硬化させて、緑地帯の表面を通水性除草舗装4で被覆する硬化工程とからなる。

0011

さらに、本発明の請求項4の道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法は、散水工程を、硬化材3の表面を湿潤な状態とする程度に散水する第1散水工程と、第1散水工程の後、硬化材3の表面を硬化させた後に第1散水工程よりも多量の水を散水する第2散水工程とする。第1散水工程で表面を硬化させた硬化材3は、その後に散水される多量の水で全体を硬化させる。第1硬化材3は、好ましくは、敷設された硬化材3の表面から1〜5mmに水を補給する。さらに、第1散水工程と第2散水工程との時間間隔は、30分〜4時間とする。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための表面処理方法を例示するものであって、本発明は表面処理方法を下記のものに特定しない。

0013

さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。

0014

本発明は、道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止するために表面処理する方法である。本発明の方法で表面処理するのは、自動車が通行する部分に隣接して設けている緑地帯であって、主として、道路の中央に設けられる中央分離帯と、道路の両側に沿って設けられる緑地帯である。

0015

以下、緑地帯を中央分離帯とする例を詳述するが、道路の両側に設けた緑地帯も同じようにして表面処理できる。

0016

前処理工程図2に示すように、緑地帯の表面の土面5をほぼ平滑な面にならす。緑地帯の表面の土面は水平状にならすことも、あるいは多少傾斜するようにならすこともできる。緑地帯の土面は、必ずしも完全な平滑面にならす必要はない。ただ、薄い通水性除草舗装の表面を平滑面とするためには、緑地帯の土面をできるかぎり平滑面にならす。通水性除草舗装は、必ずしも上面を平滑面とする必要はない。平滑面に仕上げない通水性除草舗装を施工する場合、緑地帯の土面を必ずしも平滑面にならす必要はない。ただ、土面を平滑面として、この上に、表面を凹凸面とする通水性除草舗装を設けることもできる。通水性除草舗装を施工する土面は、雑草等を除去する。

0017

この前処理工程において、土面の上にコーヒーのかすを敷設することができる。コーヒーのかすを敷設して、その上に通水性除草舗装を設けると、雑草を繁殖をより効果的に防止できる。

0018

[敷設工程]図3に示すように、土面5の表面に、硬化材3を所定の厚さに敷きならす。硬化材3は、貝殻の破砕した貝殻粉粒体とセメントを混合している。硬化材3は水を添加しないで、貝殻粉粒体とセメントを混合したものである。貝殻粉粒体は、カキホタテ貝アサリハマグリアワビサザエシジミ等の貝殻を、平均粒径が5mm以下となるように破砕したものである。貝殻粉粒体は、貝殻を破砕した後、5mm目フルイを通過させて、5mm以上の貝殻を除いたものが最適である。この貝殻粉粒体は、平均粒径を1〜5mmとするものが混在したものである。貝殻粉粒体の平均粒径が小さいと、施工された通水性除草舗装の通水性が低下する。反対に、貝殻粉粒体の平均粒径が大きすぎると、通水性除草舗装の表面にできる凹凸が大きくなると共に、強度が低下する。

0019

貝殻粉粒体は、通水性除草舗装の通水性と強度と凹凸の程度とを考慮して、好ましくは平均粒径を1〜5mmとする。ただし、貝殻粉粒体には、平均粒径を0.5〜10mmとするものも使用できる。

0020

硬化材3に添加されるセメントは、貝殻粉粒体の接触点を結合する。セメントの添加量は、全体の約10重量%とする。ただ、セメントの添加量は、3〜30重量%、好ましくは5〜20重量%とすることもできる。セメントの添加量を多くすると、通水性除草舗装の強度を向上できる。セメントの添加量を少なくすると、通水性を向上させて、施工コストを低減できる。セメントの添加量は、通水性除草舗装の強度と、通水性と、施工コストを考慮して用途に最適な量とする。

0021

硬化材3には、貝殻粉粒体に加えて、青石を粉砕した青石粉粒体を混合することもできる。添加される青石粉粒体は、貝殻粉粒体とほぼ同じ粒度のものを使用する。青石粉粒体を添加して施工した通水性除草舗装は、表面を緑色に着色できる。さらに、青石粉粒体で着色された通水性除草舗装は、極めて耐久性があって、長期間にわたって変色しない特長がある。青石粉粒体の添加量を多くすると、通水性除草舗装の表面はより濃い緑色になる。青石粉粒体の添加量は、貝殻粉粒体100重量部に対して、たとえば10〜200重量部、好ましくは50〜150重量部とする。さらに、青石粉粒体に加えて、緑色の顔料を添加して、通水性除草舗装の表面を緑色に着色することもできる。青石粉粒体と顔料を添加して通水性除草舗装は、より濃い緑色に着色できる。

0022

さらに、硬化材3は、貝殻粉粒体と土砂とセメントを混合したものとすることもできる。この硬化材は、表面を土色に着色できる。貝殻粉粒体に添加される土砂も、貝殻粉粒体と同じ程度の粒度のものを使用する。土砂には細骨材まさ土等が使用できる。

0023

貝殻粉粒体や顔料を添加して通水性除草舗装を緑色に着色し、あるいは土砂を添加して表面を土色にするかは、通水性除草舗装の用途に適したように選択される。

0024

硬化材3は、図3の断面図に示すように、土の上に、たとえば、10〜100mm、好ましくは15〜80mm、さらに好ましくは20〜50mmの厚さに敷きならされる。硬化材3を、厚く敷きならすと、通水性除草舗装を厚くして強固にできる。また、雑草の繁殖をより確実に長期間にわたって阻止できる。雑草の繁殖は、10mm以上の通水性除草舗装で有効に阻止できる。さらに、20mm以上の通水性除草舗装4は、極めて長期間にわたって雑草の繁殖を確実に阻止できる。

0025

硬化材は、土の上に供給されて、こてのようなもので平滑にならして、所定の厚さに敷きならされる。硬化材は、土の上に敷きならした状態で、必ずしも上面を転圧する必要はないが、転圧して表面を綺麗な平滑面とすることもできる。

0026

[散水工程]図4に示すように、敷設された硬化材3の表面に散水する。散水はジョロを使用し、あるいは噴霧ノズルから水を噴射して散水する。散水量は、土の上に敷設した硬化材の全体に、水を補給できる量を理想とする。散水量が多すぎると、セメントが流失して結合強度が低下する。散水量が少なすぎると、敷設している硬化材3の全体に水を補給できず、セメントが硬化する強度が低下する。散水された状態で、セメント7は、図5の拡大断面図に示すように、貝殻粉粒体等の粉粒体6の接点を結合する。このとき、散水された水は、敷設された硬化材の上表面に分布している貝殻粉粒体の表面に付着しているセメントを洗い流し、貝殻粉粒体の表面を表出させる状態で結合する。このため、硬化した通水性除草舗装4の表面は、上面に分布している貝殻粉粒体や青石粉粒体を突出させる凹凸面となり、貝殻粉粒体の表面で光を反射して、青石粉粒体で着色できる状態とする。

0027

散水工程は、複数回に散水して、理想的な状態で硬化材3を硬化できる。たとえば、第1散水工程と第2散水工程とで散水して、敷設された硬化材3を硬化させる。第1散水工程は、硬化材3の表面を湿潤な状態とする程度に散水して、敷設された硬化材3を表面から1〜5mmの厚さに水を補給する。第1散水工程の散水量が多すぎると、セメントが流失して硬化材3を強固に硬化できない。第1散水工程は、敷設している硬化材3の表面のみを固める。第1散水工程の後、たとえば、30分〜4時間、好ましくは1〜2時間経過すると、硬化材3の表面が固まる。

0028

この状態になると、第2散水工程で固まった状態で、第1散水工程よりも多量の水を散水する。第2散水工程は、硬化材3の上面に水が浮き上がる程度にたっぷりと散水する。第2散水工程で散水された水は、貝殻粉粒体等の粉粒体6の隙間を通過して硬化材3の内部に浸透する。第1散水工程で表面を固めている硬化材3は、表面の固くなっている層が、散水される水の透過量を調整して、硬化材3の内部に水を補給する。このため、多量の水を散水しても、硬化材3に含まれるセメントが流失することはない。

0029

散水工程において、硬化材3に混合しているセメント7が硬化して、貝殻粉粒体等の粉粒体6を結合する。貝殻粉粒体に加えて、青石粉粒体を添加し、あるいは、土砂を添加している硬化材3は、セメントで青石粉粒体や土砂も結合される。

0030

[硬化工程]以上の状態で、散水された硬化材3は、含有しているセメント7が硬化して、貝殻粉粒体等の粉粒体6の接点を結合する。貝殻粉粒体等の粉粒体の接点が結合されて、土の上に敷設された硬化材3は通水性除草舗装4となる。第2散水工程の後、硬化材3を硬化させるとき、好ましくは、1週間の間に2〜3回散水して、上面を湿潤な状態にして養生する。この状態で硬化された通水性除草舗装4は、クラック等が少なく、強固な層となる。

0031

以上の工程で緑地帯の表面に設けられた通水性除草舗装4は、粉粒体6を接点で結合しているので、通水性がある。さらに、通水性除草舗装は、モルタルやコンクリートを硬化させた層に比較して、強度が弱い。ただし、通水性除草舗装は、下の層を固くするかぎり、人が上を歩行できる程度の強度はある。とくに、通水性除草舗装を厚くすると、人が上を歩行して、十分に耐える強度がある。

0032

本発明の方法で施工された通水性除草舗装は、コンクリートやモルタルに比較して、強度が弱いが、このことは、緑地帯の表面に設ける層として好ましい物性である。それは、木を植え付けている緑地帯の表面を通水性除草舗装で被覆するとき、通水性除草舗装が木の成長を阻害しないからである。このため、木を植え付けている緑地帯の表面を、木との間に隙間ができないように、通水性除草舗装を設けることができる。木が太って成長するとき、通水性除草舗装を成長する木で破壊できるからである。とくに、木の周囲で通水性除草舗装を薄くすると、木は、通水性除草舗装に成長が阻害されることなく生育する。ただ、木の周囲に、通水性除草舗装を設けない空隙を設けて、通水性除草舗装を施工することもできるのはいうまでもない。

発明の効果

0033

本発明の表面処理方法は、道路の緑地帯に雑草が繁殖するのを有効に防止して、しかも、木を好ましい生育環境で生育できる特長がある。それは、緑地帯の表面に設けている通水性除草舗装が、雨水を通過させる状態で土の表面を被覆するからである。土の表面を被覆する通水性除草舗装は、雑草がこれを透過して繁殖するのを阻止する。雑草は、水分を含まない固い層があると、この層を通過して生育しない。このため、通水性除草舗装は、雑草が繁殖するのを有効に阻止できる。さらに、通水性除草舗装は、雨水を透過させるので、緑地帯の土に水分を補給できる。このため、緑地帯に植生している木等の植物には、快適な生育環境にできる。

0034

さらに、本発明の道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法は、通水性除草舗装の表面で光を反射させて、雨の夜間にドライバーの視認性を著しく向上できる特長がある。それは、通水性除草舗装に貝殻粉粒体を添加すると共に、この貝殻粉粒体の表面が通水性除草舗装の表面で外部に表出する状態で硬化できるからである。貝殻粉粒体とセメントを混合している硬化材を土に敷設し、この状態で表面に散水すると、水が貝殻粉粒体の表面に付着する異物を洗い流して、貝殻粉粒体を通水性除草舗装の表面に突出させる。この状態で貝殻粉粒体の接点を結合して硬化させるので、貝殻粉粒体は表面で光を効率よく反射できる状態で、通水性除草舗装の上面に一部を突出させて固定される。この状態で固定された貝殻粉粒体は、自動車のライトを効率よく反射する。このため、雨の夜等においても、緑地帯の表面を十分に視認でき、ドライバーはどこが緑地帯であるかを認識しながら、安全に疲れずに運転できる。とくに、緑地帯は、道路の両側や中央分離帯として設けられるので、緑地帯が明確に視認できると、道路のまがり具合いや幅が明確になって、ドライバーは極めて疲れないで安全運転できる。このため、極めて交通事故が発生しやすい、雨の夜間の事故を極減できる特長がある。

0035

さらにまた、本発明の道路の緑地帯に雑草が生えるのを防止する表面処理方法は、硬化材に貝殻粉粒体を添加して、しかもこれが光を効率よく反射できる状態で通水性除草舗装の表面に固定するので、雨の夜間に視認性を著しく向上できるにもかかわらず、この優れた通水性除草舗装を、簡単かつ容易に、しかも安価に施工できる特長がある。それは、廃棄するのに困っている貝殻を理想的な状態で有効利用して、通水性除草舗装に使用するからである。

図面の簡単な説明

0036

図1道路の中央分離帯を示す断面図
図2本発明の実施例の前処理工程を示す断面図
図3本発明の実施例の敷設工程を示す断面図
図4本発明の実施例の散水工程を示す断面図
図5本発明の実施例の方法で施工された通水性除草舗装の拡大断面図

--

0037

1…中央分離帯
2…植物
3…硬化材
4…通水性除草舗装
5…土面
6…粉粒体
7…セメント

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