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技術 口腔用組成物

出願人 小林製薬株式会社
発明者 吉川秀一山口能宏中島賢治
出願日 2000年1月19日 (20年1ヶ月経過) 出願番号 2000-010446
公開日 2001年7月24日 (18年7ヶ月経過) 公開番号 2001-199855
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード ケイヒアルデヒド mL投入 垢除去剤 モノ硫酸塩 食べかす エデト酸四ナトリウム二水塩 掃除具 練り状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年7月24日)のものです。
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課題

歯面の汚れ、特に喫煙によって歯に付着したヤニ除去効果に優れた口腔用組成物を提供する。また当該汚れを洗口という簡便な作業によって効果的に除去し得る液状口腔用組成物を提供する。

解決手段

アニオン性界面活性剤アルコールを含有することを特徴とする口腔用組成物。口腔内投与あたり、アニオン性界面活性剤を0.2〜2重量%、アルコールを2〜30重量%の割合で含む口腔用組成物。

概要

背景

従来より口腔内洗浄ペースト状の歯磨き剤や液状の洗口液液体歯磨き等が広く使用されている。特に近年においては、生活様式の変化に伴って、液状の洗口液や液体歯磨き等の需要が高まりつつある。

かかる液状の口腔用組成物は、口を濯ぐことによって簡単に洗口できるという利便はあるものの、該組成物に含まれる成分の働きを利用した化学的洗浄では口腔内の十分な洗浄は望めず、歯ブラシ等の口腔用掃除具材の助剤として使用されることが多い。

しかしながら、口腔内の汚れ、特に喫煙によって歯に付着したタールの汚れ(ヤニ)は、歯ブラシを使用して掃除しても除去しにくく、より効果的な口腔用組成物が必要とされている。

概要

歯面の汚れ、特に喫煙によって歯に付着したヤニ汚垢の除去効果に優れた口腔用組成物を提供する。また当該汚れを洗口という簡便な作業によって効果的に除去し得る液状口腔用組成物を提供する。

アニオン性界面活性剤アルコールを含有することを特徴とする口腔用組成物。口腔内投与あたり、アニオン性界面活性剤を0.2〜2重量%、アルコールを2〜30重量%の割合で含む口腔用組成物。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、歯面の汚れの除去効果に優れた口腔用組成物を提供することを主たる目的とするものである。また本発明の第2の目的は、歯面の汚れを洗口という簡便な作業によって効果的に除去し得る液状口腔用組成物を提供することである。また本発明の第3の目的は、喫煙によって歯に付着したヤニ汚垢に対する除去効果に優れた口腔用組成物を提供することである。さらに本発明の第4の目的は、清涼感刺激性などにおいて使用感に優れた口腔用組成物を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

アニオン性界面活性剤アルコールを含有することを特徴とする口腔用組成物

請求項2

口腔内投与あたり、アニオン性界面活性剤を0.2〜2重量%、アルコールを2〜30重量%の割合で含む請求項1記載の口腔用組成物。

請求項3

アニオン性界面活性剤が硫酸エステル型界面活性剤である請求項1又は2記載の口腔用組成物。

請求項4

アニオン性界面活性剤がアルキル基炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステル水溶性塩である請求項3記載の口腔用組成物。

請求項5

アルコールが炭素数2〜4の低級アルコールである請求項1乃至4のいずれかに記載の口腔用組成物。

技術分野

計 100.00

背景技術

0001

本発明は、口腔内洗浄に好適に使用される口腔用組成物に関する。詳細には本発明は、食べかすタバコヤニなど、歯面に付着・沈着した汚除去効果に優れた口腔用組成物に関し、より詳細には歯面の汚垢を口を濯ぐことで簡便に洗浄可能な液状口腔用組成物に関する。

0002

従来より口腔内の洗浄にペースト状の歯磨き剤や液状の洗口液液体歯磨き等が広く使用されている。特に近年においては、生活様式の変化に伴って、液状の洗口液や液体歯磨き等の需要が高まりつつある。

0003

かかる液状の口腔用組成物は、口を濯ぐことによって簡単に洗口できるという利便はあるものの、該組成物に含まれる成分の働きを利用した化学的洗浄では口腔内の十分な洗浄は望めず、歯ブラシ等の口腔用掃除具材の助剤として使用されることが多い。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、口腔内の汚れ、特に喫煙によって歯に付着したタールの汚れ(ヤニ汚垢)は、歯ブラシを使用して掃除しても除去しにくく、より効果的な口腔用組成物が必要とされている。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、歯面の汚れの除去効果に優れた口腔用組成物を提供することを主たる目的とするものである。また本発明の第2の目的は、歯面の汚れを洗口という簡便な作業によって効果的に除去し得る液状口腔用組成物を提供することである。また本発明の第3の目的は、喫煙によって歯に付着したヤニ汚垢に対する除去効果に優れた口腔用組成物を提供することである。さらに本発明の第4の目的は、清涼感刺激性などにおいて使用感に優れた口腔用組成物を提供することである。

0006

本発明者は、上記目的を達成するための鋭意検討を重ねていたところ、アニオン性界面活性剤アルコールを併用した口腔用組成物に優れた歯牙汚垢除去作用があることを見出し、当該口腔用組成物の歯牙汚垢除去作用は、アニオン性界面活性剤またはアルコールをそれぞれ単独で含む口腔用組成物や他の界面活性剤カチオン性界面活性剤非イオン性界面活性剤両性界面活性剤)とアルコールを併用した口腔用組成物に比べて顕著に優れていることを確認した。さらに本発明者らは、アニオン性界面活性剤とアルコールを併用した口腔用組成物によれば、従来単に洗口しただけでは除去が難しかったヤニ汚垢を、洗口処理によって有意に除去できることを見出し、ヤニ汚垢除去剤の有効成分として有用であることを確認した。本発明はかかる知見に基づいて開発されたものである。

発明を実施するための最良の形態

0007

すなわち、本発明は下記(1)〜(5)に掲げる口腔用組成物である:
(1)アニオン性界面活性剤とアルコールを含有することを特徴とする口腔用組成物。
(2)口腔内投与あたり、アニオン性界面活性剤を0.2〜2重量%、アルコールを2〜30重量%の割合で含む1記載の口腔用組成物。
(3)アニオン性界面活性剤が硫酸エステル型界面活性剤である1又は2記載の口腔用組成物。
(4)アニオン性界面活性剤がアルキル基炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステル水溶性塩である3記載の口腔用組成物。
(5)アルコールが炭素数2〜4の低級アルコールである1乃至4のいずれかに記載の口腔用組成物。

0008

本発明の口腔用組成物は、アニオン性界面活性剤とアルコールを歯面汚垢除去のための有効成分として、とりわけヤニ汚垢除去に有効な成分として含有することを特徴とするものである。

0009

ここで、本発明の口腔用組成物に用いられるアニオン性界面活性剤としては、当業界で使用されるアニオン性界面活性剤を広く使用することができ、例えばアルキル基の炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩等の高級アルコール硫酸エステル塩水素ヤシ油脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム等の水溶性高級脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸塩ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキルアリールスルホン酸塩や高級アルキルスルホン酸塩;1,2−ジヒドロキシプロパスルホン酸塩の高級脂肪酸エステルポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウムなどのポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸及びその水溶性塩等を挙げることができる。

0010

好ましくはアルキル基の炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩である。ここで水溶性塩としてはナトリウムカリウムなどのアルカリ金属塩を好適に例示することができ、特にナトリウムが好ましい。より具体的にはラウリル硫酸ナトリウムミリスチル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、及びオレイル硫酸ナトリウムを例示することができる。好ましくはラウリル硫酸ナトリウムである。

0011

またアルコールとしては、炭素数2〜6、好ましくは2〜4の低級アルコールが好ましく、具体的にはエタノールプロパノールイソプロパノール及びブタノールを挙げることができる。より好ましくはエタノールである。

0012

前述するアニオン性界面活性剤及びアルコールは、それらを組み合わせて医薬部外品又は医薬品などの各種口腔用組成物の成分として配合されることにより、口腔内に付着・沈着した各種の汚垢除去剤、特にタバコのタールやヤニ汚垢の除去剤として有効に利用することができる。

0013

歯面の汚垢除去に有効に作用する上記除去剤の口腔用組成物への配合割合は、特に制限されないが、アニオン性界面活性剤の配合割合として0.2〜2重量%、好ましくは0.5〜1.3重量%、より好ましくは0.6〜1重量%;またアルコールの配合割合として2〜30重量%、好ましくは6〜20重量%、より好ましくは8〜15重量%を挙げることができる。

0014

本発明の口腔用組成物は、その形態並びに剤形を特に制限されず、種類に応じて任意に定めることができるが、具体的には歯磨剤練り状液体状),マウススプレーなどの口中清涼剤咀嚼剤、うがい剤、シロップ剤等の医薬品又は医薬部外品;マウスウォッシュマウスリンスなどの口腔内化粧品を挙げることができる。好ましくは、液状歯磨剤,うがい剤、マウスウォッシュ及びマウスリンスなどの、剤型が液体である液状口腔用組成物である。

0015

また、本発明の口腔用組成物には、前述するアニオン性界面活性剤及びアルコールに加えて、組成物の種類や剤形及び使用目的等に応じて当業界で通常使用される成分を適宜配合することができる。

0016

例えば液状口腔用組成物の場合、グリセリンエチレングリコールプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールポリエチレングリコールポリプロピレングリコールソルビトールキシリトールマルチトールラクチトールなどの粘稠剤;サッカリンナトリウムステビオサイド類、ネオヘスペリジジヒドロカルコングリチルリチンペリルチンタウマチンアスパラチルフェニルアラニンメチルエステル、p−メトキシシンナミックアルデヒド乳糖果糖サイクラミン酸ナトリウムなどの甘味剤イプシロンアミノカプロン酸トラネキサム酸デキストラナーゼアミラーゼプロテアーゼムタナーゼリゾチーム溶菌酵素、リテックエンザイム等の酵素モノフルオロリン酸ナトリウムモノフルオロリン酸カリウムなどのアルカリ金属モノフルオロホスフェートフッ化ナトリウム、フッ化アンモニウム、フッ化第1錫等のフッ化物酒石酸水酸化ナトリウムリン酸一水素ナトリウムリン酸二水素ナトリウムリン酸ナトリウムクエン酸又はその水溶性塩、希塩酸等のpH調整剤;N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウムアスコルビン酸アルギン酸ナトリウムエデト酸二ナトリウムエデト酸四ナトリウム二水塩塩化亜鉛塩化ナトリウム、酒石酸、セチル硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム銅クロロフィリンナトリウム乳酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、クエン酸ナトリウム等の緩衝剤中性塩メントールチモールカルバクロールアネトールユーカリオイルメチルサリシレートケイヒアルデヒドオイゲノールd−ボルネオール等の香料成分;その他、結晶セルロース酸化アルミニウム歯磨リン酸水素カルシウムメチルセルロース流動パラフィン、リン酸水素カルシウム、リン酸マグネシウムピロリン酸カルシウム重質炭酸カルシウムジヒドロコレステロール、グリチルリチン塩類グリチルレチン酸クロロフィル、カロペプタイドビタミン類歯石防止剤歯垢防止剤、抗う蝕剤、防腐剤などの成分を1種又は2種以上配合することができる。

0017

またノニオン性界面活性剤や両性界面活性剤等の他の界面活性剤を配合してもよい。ノニオン性界面活性剤としては、特に制限されないが、ラウロイルジエタノールアミド等のアルキロイルエタノールアミドショ糖モノ及びジラウレート等の脂肪酸基の炭素数が12〜18であるショ糖脂肪酸エステルラクトース脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、オレイン酸モノグリセライドステアリン酸モノグリセライドポリオキシエチレンソルビタンモノオレートポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートポリオキシエチレン硬化ヒマシ油POE硬化ヒマシ油)、エチレンオキサイドプロピレンオキサイド重合物及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンモノラウリルエステル等のポリエチレンオキサイド脂肪酸脂肪アルコール多価アルコール及びポリプロピレンオキサイドとの縮合生成物などが例示できる。好ましくはPOE硬化ヒマシ油である。両性界面活性剤としては2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等といった各種ベタイン型及びアミノ酸型の界面活性剤を例示することができる。

0018

また、練歯磨等の固形もしくはペースト状の歯磨類の場合には、上記成分に加えて第2リン酸カルシウム・2水和物及び無水物、第1リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、酸化チタンアルミナ水酸化アルミニウム沈降性シリカ、その他のシリカ系研磨剤ケイ酸アルミニウム不溶性メタリン酸ナトリウム、不溶性メタリン酸カリウム、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム硫酸カルシウムベントナイトケイ酸ジルコニウム合成樹脂等の研磨剤カラギーナンカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースナトリウムなどのセルロース誘導体、アルギン酸ナトリウムなどのアルギン酸塩アルギン酸プロピレングリコールエステルキサンタンガムトラガカントガム、カラギーナン、アラビアガムなどのガム類ポリビニルアルコールポリアクリル酸ナトリウムカルボキシビニルポリマーポリビニルピロリドンなどの合成粘結剤ゲル化性シリカ、ゲル化性アルミニウムシリカビーガムラポナイトなどの無機粘結剤等といった各種粘結剤を配合することができる。

0019

本発明の口腔用組成物は、そのpHを特に制限されないが、通常pH5〜9、好ましくはpH6〜8の範囲になるように調整されるのが望ましい。

0020

なお、本発明には下記の態様が含まれる:
1)アニオン性界面活性剤とアルコールを含有することを特徴とする口腔用組成物。
2)口腔内投与あたり、アニオン性界面活性剤を0.2〜2重量%、アルコールを2〜30重量%の割合で含む1)記載の口腔用組成物。
3)アニオン性界面活性剤が硫酸エステル型界面活性剤である1)又は2)記載の口腔用組成物。
4)アニオン性界面活性剤がアルキル基の炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩である3)記載の口腔用組成物。
5)アニオン性界面活性剤がラウリル硫酸塩、ミリスチル硫酸塩、セチル硫酸塩、及びオレイル硫酸塩よりなる群から選択される少なくとも1種である4)記載の口腔用組成物。
6)アニオン性界面活性剤がラウリル硫酸ナトリウムである5)記載の口腔用組成物。
7)アルコールが炭素数2〜6、好ましくは2〜4の低級アルコールである1)乃至6)のいずれかに記載の口腔用組成物。
8)アルコールがエタノール、プロパノール、イソプロパノール及びブタノールよりなる群から選択される少なくとも1種である7)に記載の口腔用組成物。
9)アルコールがエタノールである8)に記載の口腔用組成物。
10)洗口液である上記1)〜9)のいずれかに記載の口腔用組成物。

0021

11)アニオン性界面活性剤とアルコールを含有することを特徴とするヤニ汚垢除去剤。
12)口腔内投与形態あたり、アニオン性界面活性剤を0.2〜2重量%、アルコールを2〜30重量%の割合で含むように用いられる11)記載のヤニ汚垢除去剤。
13)アニオン性界面活性剤が硫酸エステル型界面活性剤である11)又は12)記載のヤニ汚垢除去剤。
14)アニオン性界面活性剤がアルキル基の炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステルの水溶性塩である13)記載のヤニ汚垢除去剤。
15)アニオン性界面活性剤がラウリル硫酸塩、ミリスチル硫酸塩、セチル硫酸塩、及びオレイル硫酸塩よりなる群から選択される少なくとも1種である14)記載のヤニ汚垢除去剤。
16)アニオン性界面活性剤がラウリル硫酸ナトリウムである15)記載のヤニ汚垢除去剤。
17)アルコールが炭素数2〜6、好ましくは2〜4の低級アルコールである11)乃至16)のいずれかに記載のヤニ汚垢除去剤。
18)アルコールがエタノール、プロパノール、イソプロパノール及びブタノールよりなる群から選択される少なくとも1種である17)に記載のヤニ汚垢除去剤。
19)アルコールがエタノールである18)に記載のヤニ汚垢除去剤。

0022

20) 上記11)〜19)記載のヤニ汚垢除去剤を含有する口腔用組成物。
21) 上記11)〜19)記載のヤニ汚垢除去剤をアニオン性界面活性剤が0.2〜2重量%、アルコールが2〜30重量%の割合で含まれるように含有する20)記載の口腔用組成物。
22)洗口液である上記20)又は21)に記載の口腔用組成物。

0023

23)アニオン性界面活性剤とアルコールからなる組成物のヤニ汚垢除去剤としての使用。
24) アニオン性界面活性剤とアルコールからなる組成物のヤニ汚垢除去剤としての口腔用組成物への使用。
25) アニオン性界面活性剤とアルコールからなる組成物のヤニ汚垢除去剤としての洗口液への使用。
26) 組成物に含まれるアニオン性界面活性剤の割合が0.2〜2重量%、アルコールの割合が2〜30重量%である、23)乃至25)のいずれかに記載のヤニ汚垢除去剤の使用。

0024

以下、試験例及び実施例により本発明をより詳細に説明する。ただし、本発明はかかる試験例等によって何ら制限されるものではない。
<試験例>表1に記載の処方に従って各種の口腔用組成物を調製し(実施例1、比較例1〜5)、その洗浄力について評価した。具体的には、各口腔用組成物の洗浄力の評価はモデル汚垢として下記の方法によって調製したタール汚垢を使用し、下記の洗浄試験に従って該タール汚垢の除去力を見ることによって行った。

0025

1)タール汚垢付着標品の調製
たばこのフィルター部分切除した上で、市販フィルターを付け吸引機を用いて模擬的喫煙状態を作り、たばこの主流煙に含まれるタール成分トラップする。
フィルターに吸着したタールをエタノールで抽出し、これをタール汚垢とする。
タール汚垢はエタノールで2500倍に希釈した時、吸光度(317nm)が約0.2付近の値を示すようにする。
調製したタール汚垢液100μlをスライドガラスに塗布し、約1時間室温乾燥した後、乾燥機に入れて50℃でさらに2時間乾燥する。
次いで、スライドガラスを乾燥機から取り出し、約30分間室温放置し、これをタール汚垢付着標品とする。

0026

2)洗浄力試験
上記で調製したタール汚垢付着標品(スライドガラス)を、50mL容キャップ付き遠心管慎重に挿入し、処方例1〜6の各口腔用組成物を45mL投入する。
リストハンドシェイカーにて1分間振盪後(約300rpm)、タール汚垢付着標品を引き上げ、軽く蒸留水で濯ぐ。
これを約1時間室温乾燥した後、スライドガラス上に残ったタール汚垢を溶解する。具体的には、エタノール45mLを50mL容遠心チューブに入れ、これにスライドガラスを浸して蓋を閉じて10分間超音波洗浄機にかけてガラス表面の付着したタール汚垢を完全に溶解する。
スライドガラスに汚垢が残っていないことを確認して、溶出液の吸光度(317nm)を測定する。
得られた吸光度から汚垢の洗浄率を求めた。具体的には洗浄率(%)は下記の式に従って算出した。

0027

0028

3)試験結果
洗浄力試験の結果を表1に併せて示す。尚、評価は下記の基準に従って行った
。○○○:洗浄率が95%以上
○○:洗浄率が90%〜95%未満
○:洗浄率が80〜90%未満
△:洗浄率が70〜80%未満
×:洗浄率が50〜70%未満
××:洗浄率が50%未満

0029

0030

表1の結果からアニオン性界面活性剤とアルコールとの併用によってタール汚垢が有意に除去できることが示された。このことから、アニオン性界面活性剤とアルコールとの併用によるタール汚垢除去能力は、その他の界面活性剤(カチオン性ノニオン性両性)とアルコールとの併用の場合と比べて、顕著に優れていることがわかる。

0031

以下、本発明の口腔用組成物の処方を実施例として記載する。なお、各処方の単位は特に言及しない限り、重量部を意味するものである。
実施例2
ラウリル硫酸ナトリウム1.00
エタノール10.00
ポリオキシエチレン硬化ひまし油0.50
濃グリセリン8.00
メチルパラベン0.10
ブチルパラベン0.05
リン酸二水素ナトリウム0.50
香料0.10
色素0.001
精製水残 量
計 100.00
実施例3
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.90
エタノール 8.00
濃グリセリン 12.00
硬化ひまし油1.00
メチルパラベン 0.04
プロピルパラベン0.02
ブチルパラベン 0.02
安息香酸ナトリウム1.00
クエン酸ナトリウム0.50
香料 0.30
色素 0.001
精製水 残 量
計 100.00
実施例4
ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム1.2
エタノール 12.00
ポリエチレングリコール1.00
プロピレングリコール9.00
メチルパラベン 0.04
ブチルパラベン 0.04
リン酸0.10
サッカリンナトリウム0.01
香料 0.01
色素 0.20
精製水 残 量

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